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元スレ初春「一方通行?顔は知りませんね」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - bleach + - とある魔術の禁書目録 + - 一方通行 + - 初春 + - 垣根帝督 + - 木原数多 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

とりあえず、一方通行と初春の話が読んでみたくて

2 :

15巻のあれから膨らませるのか。
誰かガンガレ。

3 :


―病院―

ガチャッ
佐天「うーいっはる~ん!怪我はどーぉ?」

初春「あ…佐天さん!えへへ、もうほとんどいいんですよぉ」

佐天「いっやぁ~良かった良かった!ほんとホッとしたよ。初春ってば連絡つかないと思ったら入院してるんだもんねぇ」

初春「あはは、それもう3度目ですよ?聞くの」

佐天「ん~、そんだけびっくりしたってことよ。ねねね、退院はいつになりそう?」

初春「ありがとうございます、佐天さん。ええと、退院は多分明後日くらいですかね?検査が色々あるらしくて」

4 = 3 :

佐天「そっかぁ…早く学校きてよね。寂しいよ」

初春「わたしもですよ。お見舞いに来てくれなかったら、暇で暇で…パソコンも禁止だし」

佐天「そりゃぁ、肩にひびはいってるのにパソコンなんかやらせるわけないじゃん」

初春「うう…やりたいことがあるんですけどぉ」

佐天「今は我慢我慢!早く完治させて、それから思いっきりやんなよ!じゃなきゃ私が寂しくてエラーになっちゃうよ」

初春「へへ、もし佐天さんがエラー起こしたら、この天才ハッカー初春飾利がばっちり修復してあげますよー」

5 = 3 :

佐天「ちっがーう!エラーを未然に防いでよぉ。ちゃんと治してさっさと学校に来るの!」

初春「あ、そっか」

佐天「も~、初春ってば…ズレてるんだからぁ」

初春「へへ…」

佐天「でも、やりたいことって?」

初春「あの…0930事件のことで…」

佐天「初春を怪我させた犯人についてでも調べるの?」

初春「いえ、違うんです。私は…」

7 = 3 :


初春「ふぅ、やっぱりこの花飾りをつけると落ち着きますね」

初春「よし、忘れ物もないし」

初春「久しぶりの学校…うーん、日常ですねぇ」ジーン

初春「…あっ、浸ってたら遅刻しちゃう。急がなくちゃ」

――ガチャッ バタン――

8 = 3 :


初春「あちゃ~、バスに間に合わないかもしれないです…」タタタタタタ

初春「まあ乗り逃しても、あと二本は大丈夫だし…」タタタタタタ

初春「……っ!?」ピタッ

初春(今さっき、あの角を曲がって行ったひと…似てる!)

初春(あの白い人に…)ジリジリ

初春「う、うう…学校…でも、もう見つからないかもしれないしっ…」

初春「…ええーい!!」

初春(行ってやる…絶対もう一度会うんだから!!)

9 = 3 :


初春(あの時…私を助けてくれたひと…
   あちこち調べてようやくたどり着いた名前は、私なんかが手を伸ばしても絶対に届かない高みだった
   …学園都市第一位の超能力者(レベル5)…一方通行(アクセラレータ)
   向こうには助けるつもりなんかなかったかもしれない
   それでも……)

初春(もう一度会って、お礼がしたい…!)

初春(ごめんなさい佐天さん!でも私、今じゃなきゃいけない気がするんです…!)

10 :

ま、支援しときます

11 :

またもや一方さんスレか

いいぞもっとやれ

12 = 3 :

初春「はっ…はっ…!」タッタッタッタッ

初春(く…私って…体力がない…)

初春(あっ、また曲がる…!やだ、見失っちゃいます!)

初春「っ…あ、あの!!一方通行さんっ!!」

一方「…あン?」

初春(振り向いた…!やっぱりあの人!間違いない。白い髪白い服白い肌、真っ赤な瞳に灰色の杖!)

13 = 3 :

一方「誰だてめェ。どっかの組織のヤツ…じゃなさそうだな」

初春「あっあの私っ、貴方に助けてもらったんです!」

一方「記憶にねェな。夢でも見てたンじゃねェのか」

初春「いいえ!貴方ですっ…9月30日に、学園都市第二位垣根帝督に、殺されかけてた私を…助けてくれたのは貴方です」

初春は自信を込めて一方通行を見つめた。

一方「…垣根だとォ」

初春「調べたんです。貴方に会いたかったから!会ってお礼がしたかったからっ…だからあの」

14 = 3 :

一方「あァそうかよ。良かったな。ンじゃな」

初春「待って下さいッ」ガシッ

一方「ギャッっ、」ズベシ

初春「あっ…すみません…!」

一方「い…ツ…テメェ…死にてェのかこのガキがァ!!」ギンッ

初春「ひっ…」

一方「ビビってンじゃねェよ…ったく、メンドクセェ」

15 = 3 :

初春「あっ行かないでください、お礼がしたいんです…!」

一方「チッうるせェな…。
   いいか、俺は別にお前を助けた訳じゃねェ。あのメルヘン野郎が気に入らなかったからボコったらたまたまお前が助かっただけだ」

初春「わかってま…」

一方「分かってねェよ。俺はお前の顔も名前も知らねェし知るつもりもネェ。知り合うなンて論外だ。
   テメェは俺に関わるっつーのが何を意味すンのか全く分かってねェよ」

初春「でもお礼くらいいいじゃないですかっ!?」

一方「感謝の押しつけなンざいらねェな」

初春「うっ…」

独り善がりな行動を厳しく指摘され、涙が浮かんだ。
唇を噛み締めて俯く初春。

16 = 3 :

一方「とっとと帰れよ、ガキは学校の時間だろォが」

一方「じゃあな」

初春「わた、わたしは…!……あれ」

顔を上げると、もうそこに一方通行は居なかった。

初春「杖をついてたのに…いつの間に…?」
初春「うう…お礼、言えませんでした」

初春「ありがとうって…最初に言えば良かったのに…」

初春「もう会えないんでしょうか…」グスッ…

17 :

見てるよ

19 = 17 :

>>18
初春の下についてるのはAIM拡散力場で出来た偽骸

20 = 3 :

佐天「初春?珍しいじゃん、こんなギリギリに来るなんて」

初春「えへ…へへ、学校が楽しみで昨日眠れなかったんです…よ」

佐天「…初春?」

初春「…う…うぅ…」

佐天「初春!あたしにまで強がらなくていいよ…親友でしょ?」

初春「ふえ…佐天さぁん…私…」

佐天「よしよし、話きいてあげる。一時間目はさぼっちゃおう」

佐天「屋上に行く抜け道があるんだよん♪…だから…ね?」

初春「佐天さん…ありがとうございます…」

21 = 3 :


・・・・・・・・・


初春「それで、そのひとがアホ毛ちゃんを狙ってるのがわかったから、知らないっていったんです」

佐天「うんうん」

初春「そしたら急に豹変して、殺されそうになって…」

佐天「ええっ?」

初春「肩を怪我したのは野次馬のせいじゃなくて、その人に…」

佐天「聞いてないよ~!」

初春「すみません…それでそのとき、颯爽と現れて私を助けてくれたのが、第一位の一方通行っていう人なんですよ」

佐天「だ、第一位…すっごいじゃない!それってカリスマ、カリスマだよぉ!」

22 = 3 :

初春「さ、佐天さん声大きい…見つかっちゃいますよ」

佐天「あ、ごめんごめ~ん…。で?どうなったの?」

初春「そのときはそれっきりで。でも、今朝一方通行さんを見かけて、お礼をしようと思って追いかけたんです」

佐天「へぇ。やるじゃん初春」

初春「でも…でも…」ウルウル

佐天「わわっ、何があったのよ~?だーいじょうぶ、私がちゃんと聞いてあげるし!ほら、ハンカチ」

初春「ズビィィィ!うう、ありがとうございます佐天さん」

佐天(…洗って返してね?)

初春「ありがとうも言えなくて…お礼をしたいって言ったら…押し付けがましいって」

23 :

帝督の羽は似合ってるよな

24 = 3 :

佐天「ありゃ…」

初春「迷惑がられていつの間にか居なくなってて…やっちゃった私、ふええええん!!」

佐天「あわわ、お、落ち着きなよ初春!」

佐天「そんなに泣かなくたっていいんじゃない?二度と逢えないわけじゃないしさ…」

初春「でもでも今朝みたいな偶然がそうあるとは思えないです!」

佐天「そうかなあ?だって、偶然助けてもらって、偶然また会えたんでしょ」

佐天「それって縁があるんじゃないかなあ。…学園都市で縁なんてのもおかしな感じだけど…」

佐天「二度あることは三度あるとも言うし…また会えると思うなあ」

初春「佐天さん…」

25 = 3 :

佐天「次会えたら、今回のことも挽回出来るくらいに頑張れば大丈夫だよ!」

初春「挽回出来るくらい…」

佐天「そう。失敗したって、取り返せるよ。初春がこれだけ必死になってるんだもん。うまくいかないわけないって!」

初春「失敗を取り返すくらい、次こそ…」

佐天「そうそう!あたしも協力するしさ!」

初春「…はいっ!ありがとうございます!私、頑張ってみます」ニコッ

佐天「その調子その調子!応援してるよ、こ・く・は・く」

初春「ふえっ!??さ、ささささ佐天さん何を…」カーッ

佐天「んん?好きなんでしょ~その白馬の王子様♪普段からポヤ~ンとした初春がさらにポヤポヤ~ンとなってたもんわかるよ」

初春「へぇぇ!?そんなんじゃないですよぅ!」カァァ

佐天「あっはっは!照れない照れない!でも初春ももうお年頃なんだね~」

初春「だからそんなんじゃないですってばぁ!佐天さんっ!もう~っ!」ポカポカ

佐天「やーん初春真っ赤で可愛いー♪」ギュウウ

初春「さーてーんーさーん~!!」ジタバタ

26 = 6 :

白髪の王子様だな

27 = 3 :

おやすみ

28 :

はい

29 :

保守っちゃう

31 :

就寝・・・・・・だと・・・・・・!

32 :

>>27
やるじャン

33 = 3 :

明日も仕事なのに寝られない



土御門「一方通行」

一方「…なンか用ですかァ。先輩」

土御門「子供に随分好かれてるみたいだな」

一方「は?」

土御門「花飾りの中学生のことだ。お前は子供に妙に優しいからな」

一方「あァ…朝から何か喚いてたガキか…」

土御門「大丈夫だとは思うが、期待させるようなことはするなよ…俺たちは…」

一方「わかってンよ。つゥかガキには興味ねェ」

34 = 3 :

土御門「……………( ゚Д゚)

    ……………( ゚Д゚ )」

一方「なンだその目はァァァ!!!」

土御門「…ドンマイ」ポン

一方「なンだなンだよなンですかその台詞ってかそもそも何に対して慰めてンだよコラ待て逃げてンじゃねェェェ!!!」

海原「相変わらず元気ですね」

結標「高校生なんて五月蝿いだけだわ…」

海原「…自分はそういう意味で言ったわけではありませんが」

結標「…なによ道端で全裸晒したいわけ?」

海原「めっそうもない」


35 = 31 :

キターーーーー

36 = 3 :


一方(子供に優しい、ね)

一方(優しかねェだろ。今朝だって思いきり切り捨ててやった)

一方「…泣いてたな」

お礼がしたいと言った少女。
感謝を押し売りするなとは言ったが、あの少女にそんなつもりは無かっただろう。
おそらく純粋に、自分に伝えたかっただけだ。ありがとうと。

一方(わかっちゃいるがな…だが…)

一方通行は0930事件の時、別にあの少女個人を認識していたわけではなかった。
打ち止めが誘拐されるかもしれない、その実行者が未元物質であると、それだけが理由であの場に駆け付けた。
助けたのは少女ではなく打ち止めで、倒したのは少女の敵ではなく打ち止めに害を為す悪党で。
未元物質に踏み抜かれようとしているのが誰であろうと関係は無かったのだ。
だから、あの感謝や好意を受け取る理由が無かった。

37 = 3 :



一方「それに…暗部の怪物なンかに関わるもンじゃねェしな」

結標「何か言った?」

一方「いーえ、なンも」ガタ

結標「どっか行くの?」

一方「コーヒー」

結標「あっそ」

ガチャッ…パタン…

結標「……なによやっぱりロリコンじゃない」

海原「邪推しすぎじゃないですか?」

結標「往来で全裸と靴下一枚になるのだったらどっちをお望みかしら」

海原「せめてエプロン下さい」

38 :

んん・・・の言ってた通りだ
立て逃げや空気読まない乗っ取りがまかり通ってSSスレ全体のレベルが著しく落ちてる
もうvipでSSスレを立てる意味が無い

39 = 32 :

海原が変態すぎるww

40 = 30 :

海原wwwwwwwwww





そこはネクタイだろうに

41 :

とある組織のロリショタ愛好会

43 :

44 :

やべ・・・一方通行のスレは嬉しいしこの組み合わせも良いけど、
原作8巻までしか読んでない俺は避けたほうがいいのか・・

45 :

>>3
怪我が怪力に見えた

46 :

やはり海原は古泉で再生される

49 :

貴重な一方通行さんスレ保守
他のはいつのまにか百合子スレになってるし…まあそれはそれで好きだけど

50 :

ほっほー


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