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元スレほむら「幻想殺し…?」
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電話のタイミング早くないか
上条さんの腕は願う前から生えて・・・
上条さんの腕は願う前から生えて・・・
>>401
その場合、契約は無効だから仕切り直しだね
その場合、契約は無効だから仕切り直しだね
翌日―――上条の回復は巴マミと暁美ほむらにも伝わることになった。
巴マミは純粋に回復を喜び、暁美ほむらは美樹さやかを屋上に呼び出していた。
さやか「何? 話って」
ほむら「上条当麻のことよ」
さやか「……当麻がどうしたのさ」
ほむら「とぼけないで」
ほむらがさやかを見る目は冷たい。
ほむら「あなた……キュゥべえと契約したわね」
さやか「……ま、そりゃバレバレか。この分じゃマミさんにもばれちゃってるかな」
ほむら「馬鹿な真似をしたものね」
さやか「なんですってぇ…!?」
ほむら「いい? これは忠告よ。心に留めておいて」
ほむら「彼のためを思って願ったあなたの思いは――――決して報われることは無い」
巴マミは純粋に回復を喜び、暁美ほむらは美樹さやかを屋上に呼び出していた。
さやか「何? 話って」
ほむら「上条当麻のことよ」
さやか「……当麻がどうしたのさ」
ほむら「とぼけないで」
ほむらがさやかを見る目は冷たい。
ほむら「あなた……キュゥべえと契約したわね」
さやか「……ま、そりゃバレバレか。この分じゃマミさんにもばれちゃってるかな」
ほむら「馬鹿な真似をしたものね」
さやか「なんですってぇ…!?」
ほむら「いい? これは忠告よ。心に留めておいて」
ほむら「彼のためを思って願ったあなたの思いは――――決して報われることは無い」
さやか「……ッ!! そんなの、言われなくてもわかってるよ!」
ほむら「そう。ならいいの。あなたがわかっているのなら、それでいい」
ほむら「……あなたは決して彼を救ったヒロインにはなれない」
さやか「わかってる!! 私は、別にアイツに感謝されたいわけじゃない!! アイツに恩を売りたいわけじゃない!!」
ほむら「『理解』と『実感』は別のものよ……いつか、あなたは私の言葉を実感する」
ほむら「その時に、決して絶望したりしないよう―――覚悟だけは、持っておいて」
ほむら「話はそれだけよ。それじゃ」
さやか「………」
ほむら「そう。ならいいの。あなたがわかっているのなら、それでいい」
ほむら「……あなたは決して彼を救ったヒロインにはなれない」
さやか「わかってる!! 私は、別にアイツに感謝されたいわけじゃない!! アイツに恩を売りたいわけじゃない!!」
ほむら「『理解』と『実感』は別のものよ……いつか、あなたは私の言葉を実感する」
ほむら「その時に、決して絶望したりしないよう―――覚悟だけは、持っておいて」
ほむら「話はそれだけよ。それじゃ」
さやか「………」
帰り道―――まどかは巴マミの後姿を見つけた。
この方向は、上条が入院する病院に向かう方向だ。
巴マミは回復した上条の下に顔を出すつもりなのだろう。
さやかは学校の途中でどこかへ行ってしまったし、仁美は今日も習い事だ。
まどかはマミと一緒に上条の病院へ行くことにした。
まどか「マミさん!」
マミ「あら、鹿目さん」
まどか「上条くんの病院に行くんですよね? 私も一緒に行っていいですか?」
マミ「ええ、もちろんよ」
この方向は、上条が入院する病院に向かう方向だ。
巴マミは回復した上条の下に顔を出すつもりなのだろう。
さやかは学校の途中でどこかへ行ってしまったし、仁美は今日も習い事だ。
まどかはマミと一緒に上条の病院へ行くことにした。
まどか「マミさん!」
マミ「あら、鹿目さん」
まどか「上条くんの病院に行くんですよね? 私も一緒に行っていいですか?」
マミ「ええ、もちろんよ」
まどか「あの…マミさん」
マミ「……なぁに?」
まどか「この間の、その魔法少女になるって話なんですけど、その……」
マミ「……うん、いいのよ。あんなところを見ちゃったら、誰だって怖くなっちゃうわよね」
まどか「ホントにごめんなさい……私……」
マミ「ううん、いいの。本当にいいのよ……きっと、私ももう、戦えないから」
まどか「え…?」
マミ「………病院、見えてきたわね」
マミ「……なぁに?」
まどか「この間の、その魔法少女になるって話なんですけど、その……」
マミ「……うん、いいのよ。あんなところを見ちゃったら、誰だって怖くなっちゃうわよね」
まどか「ホントにごめんなさい……私……」
マミ「ううん、いいの。本当にいいのよ……きっと、私ももう、戦えないから」
まどか「え…?」
マミ「………病院、見えてきたわね」
これって、さやかの願いで右手復活?
禁書の原作どおりにはえてきたのか?
禁書の原作どおりにはえてきたのか?
上条「あ、マミさん! それに鹿目も!」
マミ「上条くん、本当に良くなったのね。よかったわ」
まどか「上条くん、本当に大丈夫? 痛いところ無い?」
上条「おう。体はもう完全復活だぞ。ただ、どうしても気になることがあるんだよなー」
まどか「なに? どうしたの?」
上条「いや、病院の皆がな? 何かお化けを見たような目で俺を見るんだよ」
上条「主治医の先生に至っては『君は親戚にピッコロでもいるのかね?』って言ってくるしさぁ」
まどか「あ、あはは……」
上条「でさあ、俺も何かおぼろげにしか覚えてないんだけど、俺の右手って魔女にさあ」
マミ「それは気のせいよ。上条くん」
マミ「上条くん、本当に良くなったのね。よかったわ」
まどか「上条くん、本当に大丈夫? 痛いところ無い?」
上条「おう。体はもう完全復活だぞ。ただ、どうしても気になることがあるんだよなー」
まどか「なに? どうしたの?」
上条「いや、病院の皆がな? 何かお化けを見たような目で俺を見るんだよ」
上条「主治医の先生に至っては『君は親戚にピッコロでもいるのかね?』って言ってくるしさぁ」
まどか「あ、あはは……」
上条「でさあ、俺も何かおぼろげにしか覚えてないんだけど、俺の右手って魔女にさあ」
マミ「それは気のせいよ。上条くん」
上条「き、気のせいかなあ? でも確かに…」
マミ「気のせいよ」
上条「いや、でも」
マミ「気のせいよ」
上条「気のせいですね、ハイ」
さやか『お願いしますマミさん! 私が願いで治したってこと、当麻には言わないで下さい!!』
マミ(心配しなくても、言えないわよ。こんなこと……)
上条「今日はさやかは来てないのか?」
まどか「うん、今日は学校早退しちゃった」
上条「マジでか。昨日見たときは元気そうだったけどな~」
マミ「気のせいよ」
上条「いや、でも」
マミ「気のせいよ」
上条「気のせいですね、ハイ」
さやか『お願いしますマミさん! 私が願いで治したってこと、当麻には言わないで下さい!!』
マミ(心配しなくても、言えないわよ。こんなこと……)
上条「今日はさやかは来てないのか?」
まどか「うん、今日は学校早退しちゃった」
上条「マジでか。昨日見たときは元気そうだったけどな~」
上条「あ、マミさん! それに鹿目も!」
マミ「上条くん、本当に良くなったのね。よかったわ」
まどか「上条くん、本当に大丈夫? 痛いところ無い?」
上条「おう。体はもう完全復活だぞ。ただ、どうしても気になることがあるんだよなー」
まどか「なに? どうしたの?」
上条「いや、病院の皆がな? 何かお化けを見たような目で俺を見るんだよ」
上条「主治医の先生に至っては『君は親戚にピッコロでもいるのかね?』って言ってくるしさぁ」
まどか「あ、あはは……」
上条「なんで先生知ってるんだろうな、俺の母方の伯父がピッコロだってこと」
マミ「……え?」
マミ「上条くん、本当に良くなったのね。よかったわ」
まどか「上条くん、本当に大丈夫? 痛いところ無い?」
上条「おう。体はもう完全復活だぞ。ただ、どうしても気になることがあるんだよなー」
まどか「なに? どうしたの?」
上条「いや、病院の皆がな? 何かお化けを見たような目で俺を見るんだよ」
上条「主治医の先生に至っては『君は親戚にピッコロでもいるのかね?』って言ってくるしさぁ」
まどか「あ、あはは……」
上条「なんで先生知ってるんだろうな、俺の母方の伯父がピッコロだってこと」
マミ「……え?」
上条さんレベルのチートになると、いっそ清々しい
聖闘士星也読んでるような気分
聖闘士星也読んでるような気分
さやか「はぁっ!!」
握り締めた剣を振り下ろす。
剣はずぶずぶと魔女の頭部にめり込み、そのまま一刀のもとに体を縦に断ち切った。
さやか「はぁっ…はぁっ……」
魔女の結界が消失する。
QB「うん、戦い方もようやく様になってきたね」
QBがさやかの肩によじ登る。
カランとグリーフシードの落ちる音。
さやか「これがアンタの言ってたグリーフシード?」
QB「そう、ソウルジェムに魔力を取り戻す魔女の卵。魔女と戦い続けようと思ったら、これは確実に回収しなければならない」
さやか「マミさんと一緒に退治に行った時はこんなの無かったけど……」
QB(そう。それが最大の問題なんだよね)
握り締めた剣を振り下ろす。
剣はずぶずぶと魔女の頭部にめり込み、そのまま一刀のもとに体を縦に断ち切った。
さやか「はぁっ…はぁっ……」
魔女の結界が消失する。
QB「うん、戦い方もようやく様になってきたね」
QBがさやかの肩によじ登る。
カランとグリーフシードの落ちる音。
さやか「これがアンタの言ってたグリーフシード?」
QB「そう、ソウルジェムに魔力を取り戻す魔女の卵。魔女と戦い続けようと思ったら、これは確実に回収しなければならない」
さやか「マミさんと一緒に退治に行った時はこんなの無かったけど……」
QB(そう。それが最大の問題なんだよね)
QB(僕の最大の目標である鹿目まどかに連なる親友、美樹さやかを魔法少女に出来たのはよかったけど……)
QB(代わりに、彼に厄介なあの能力が戻ってしまった)
QB(魔女という存在を、生み出されたエネルギーを、有無を言わさず無に帰してしまう右手)
QB(何とかして排除しないとなぁ)
QB(代わりに、彼に厄介なあの能力が戻ってしまった)
QB(魔女という存在を、生み出されたエネルギーを、有無を言わさず無に帰してしまう右手)
QB(何とかして排除しないとなぁ)
種にもエネルギーつまってるんじゃないか
わざわざ食べるくらいだし
わざわざ食べるくらいだし
翌日、上条当麻は退院し、学校に復帰した。
まどか「おはよう上条くん!」
仁美「おはようございます、上条さん」
上条「おう、おはよー。あれ? さやかは?」
まどか「今日はお休みって」
上条(……俺の見舞いとかで色々無理させちまったのが影響してるのかな?)
上条「そっか…じゃあ見舞いに行かないとなあ」
まどか「うん、きっとさやかちゃん喜ぶよ」
仁美「その時は私にも同行させてくださいね」
まどか「おはよう上条くん!」
仁美「おはようございます、上条さん」
上条「おう、おはよー。あれ? さやかは?」
まどか「今日はお休みって」
上条(……俺の見舞いとかで色々無理させちまったのが影響してるのかな?)
上条「そっか…じゃあ見舞いに行かないとなあ」
まどか「うん、きっとさやかちゃん喜ぶよ」
仁美「その時は私にも同行させてくださいね」
帰り道――――
上条「んあ~! 病院でも学校でも退屈なのは変わんねえな~」
上条「あれ、あそこにいるのは……おーいマミさーん!」
マミ「あら、上条くん。元気そうでよかったわ」
上条「ありがとうございます。そういや、さやかのこと何か聞いてません? 昨日の午後から学校来てないらしくって」
マミ「え、ええ……いえ、わからないわ。ごめんなさい」
上条「あー、そうですか。ですよねー…」
マミ(美樹さんは…おそらく魔法少女として……今も……)
マミ(それに引き換え…こんなところで私は、何を……!)ギリギリ…!
上条「あ、そうだマミさん。教えて欲しいことがあったんですけど」
マミ「な、何かしら?」
上条「魔女の結界って、どうやって探すんですか?」
上条「んあ~! 病院でも学校でも退屈なのは変わんねえな~」
上条「あれ、あそこにいるのは……おーいマミさーん!」
マミ「あら、上条くん。元気そうでよかったわ」
上条「ありがとうございます。そういや、さやかのこと何か聞いてません? 昨日の午後から学校来てないらしくって」
マミ「え、ええ……いえ、わからないわ。ごめんなさい」
上条「あー、そうですか。ですよねー…」
マミ(美樹さんは…おそらく魔法少女として……今も……)
マミ(それに引き換え…こんなところで私は、何を……!)ギリギリ…!
上条「あ、そうだマミさん。教えて欲しいことがあったんですけど」
マミ「な、何かしら?」
上条「魔女の結界って、どうやって探すんですか?」
マミ「そんなこと聞いてどうするの?」
上条「いや…折角体の調子も戻ったんだから、やるべきことをやろうと思って」
マミ「無理よ。魔女の探索にはソウルジェムが必要……普通の人間には、魔女の結界は探知できない」
上条「ならお願いします……ソウルジェムを貸してもらえませんか?」
マミ「バ…! 何言ってるのよ! そんなこと出来るわけないじゃない!!」
マミ「それに、それはあなたのやるべきことではないわ! それは私たち……魔法少女のやるべきことよ」
上条「……それは、魔法少女しか、魔女と戦う力を持てないからだ。でも、俺は違う。違うんです」
マミ「駄目よ…それでも…駄目……!」
マミ(体が治ったことで、また体を壊されに行くのなら……美樹さんの祈りは何のために……!)
上条「いや…折角体の調子も戻ったんだから、やるべきことをやろうと思って」
マミ「無理よ。魔女の探索にはソウルジェムが必要……普通の人間には、魔女の結界は探知できない」
上条「ならお願いします……ソウルジェムを貸してもらえませんか?」
マミ「バ…! 何言ってるのよ! そんなこと出来るわけないじゃない!!」
マミ「それに、それはあなたのやるべきことではないわ! それは私たち……魔法少女のやるべきことよ」
上条「……それは、魔法少女しか、魔女と戦う力を持てないからだ。でも、俺は違う。違うんです」
マミ「駄目よ…それでも…駄目……!」
マミ(体が治ったことで、また体を壊されに行くのなら……美樹さんの祈りは何のために……!)
上条「マミさん!」
マミ「駄目よ!!」
食い下がる上条に、マミはっきりと拒絶の意思を示す。
マミ「安心して……この世界に、魔法少女はたくさんいる。たとえ私が戦わなくても、上条くんが戦わなくても、他の魔法少女が魔女を退治してくれるわ」
上条「違う…それじゃ駄目なんだ」
マミ「え…?」
上条の視線に、今度はマミの方が黙殺されてしまった。
苦悩の顔を見せる上条当麻の瞳には、しかしこの上ないほどの強い意思が込められている。
上条「俺は…そうやって戦い続ける魔法少女を救いたいんですよマミさん!!」
マミ「…ッ!!」
自分が何故こんなにも魔法少女に拘ってしまうのか、上条当麻にもわからない。
ただ、それが出来なければ―――今の自分に存在価値など無いとすら思ってしまうのだ。
マミ「駄目よ!!」
食い下がる上条に、マミはっきりと拒絶の意思を示す。
マミ「安心して……この世界に、魔法少女はたくさんいる。たとえ私が戦わなくても、上条くんが戦わなくても、他の魔法少女が魔女を退治してくれるわ」
上条「違う…それじゃ駄目なんだ」
マミ「え…?」
上条の視線に、今度はマミの方が黙殺されてしまった。
苦悩の顔を見せる上条当麻の瞳には、しかしこの上ないほどの強い意思が込められている。
上条「俺は…そうやって戦い続ける魔法少女を救いたいんですよマミさん!!」
マミ「…ッ!!」
自分が何故こんなにも魔法少女に拘ってしまうのか、上条当麻にもわからない。
ただ、それが出来なければ―――今の自分に存在価値など無いとすら思ってしまうのだ。
マミ「……わかったわ」
上条「それじゃあ…!」
マミ「ううん、ソウルジェムは貸せない。これはキュゥべえから肌身離さず持つように言われているの」
マミ「だから……魔女の結界探しに、私が協力してあげるわ」
上条「いや、でもそれじゃ……」
それでは結局マミを魔女と戦わせる結果になってしまう。
マミ「上条くんが、私のことを気遣ってくれてるのは知ってる。暁美さんが教えてくれた」
マミ「あなたの思っている通りよ上条くん。私は弱い。本当は、死ぬのが怖くて仕方が無い」
マミ「だから…もし魔女が現れたら……その時は、私を守ってね」
上条「……約束します」
??「ちょぉ~っと待ちなよ」
上条「それじゃあ…!」
マミ「ううん、ソウルジェムは貸せない。これはキュゥべえから肌身離さず持つように言われているの」
マミ「だから……魔女の結界探しに、私が協力してあげるわ」
上条「いや、でもそれじゃ……」
それでは結局マミを魔女と戦わせる結果になってしまう。
マミ「上条くんが、私のことを気遣ってくれてるのは知ってる。暁美さんが教えてくれた」
マミ「あなたの思っている通りよ上条くん。私は弱い。本当は、死ぬのが怖くて仕方が無い」
マミ「だから…もし魔女が現れたら……その時は、私を守ってね」
上条「……約束します」
??「ちょぉ~っと待ちなよ」
なんだソウルジェムに触ってマミさんが死んで上条が発狂する展開じゃないんだ
上条「…ッ!?」
マミ「だれ!?」
??「キュゥべえのやつから話だけは聞いてたけどさ~、アンタにそういう風に動かれるとこっちはすごい困っちゃうんだよね」
マミ「あなたは確か……佐倉杏子!!」
杏子「嬉しいねえ。覚えていてくれたのかいマミ。一度か二度会っただけなのに」
上条「マミさん、あいつは……?」
マミ「ええ、彼女の名前は佐倉杏子。彼女もまた…魔法少女よ」
上条「それで、その魔法少女が俺達に何の用なんだ?」
杏子「いやあ用事は単純明快、簡単さ」
杏子「ねえアンタ。その右腕、置いていきなよ」
マミ「だれ!?」
??「キュゥべえのやつから話だけは聞いてたけどさ~、アンタにそういう風に動かれるとこっちはすごい困っちゃうんだよね」
マミ「あなたは確か……佐倉杏子!!」
杏子「嬉しいねえ。覚えていてくれたのかいマミ。一度か二度会っただけなのに」
上条「マミさん、あいつは……?」
マミ「ええ、彼女の名前は佐倉杏子。彼女もまた…魔法少女よ」
上条「それで、その魔法少女が俺達に何の用なんだ?」
杏子「いやあ用事は単純明快、簡単さ」
杏子「ねえアンタ。その右腕、置いていきなよ」
上条さんが魔法少女に変身したマミさんたちを右手で触ったらどうなるの?
上条「な…に…?」
上条は戦慄する。佐倉杏子の手には既に槍が握られている。
そしてポッキーを咥えたその顔は、しかし冗談を言っているようにはまったく見えない。
杏子「困るんだよね、アンタに魔女を退治されちゃさ。アンタの右腕、魔女のグリーフシードごと無くしちゃうんだろ?」
杏子「グリーフシードは私たち魔法少女の生命の糧だ。それをほいほい消し去られちゃ、こっちはたまんないんだっての」
マミ「だからって、何も右腕をなくすことなんて…!」
杏子「いやあ私もそこまでするつもりは無かったけどさ。様子見てたら何か魔女退治にやる気出しちゃってるし」
杏子「しかも理由が私たち魔法少女のためってんだ。全く気に入らないね。願いは誰かのためじゃなく、自分自身のために持つもんだ」
杏子「こりゃ、キッツイお灸が必要だなって思ったわけさ」
マミ「させると思う?」
マミの姿が魔法少女の物へと変わる。
杏子「出来ねえと思ってんのかよ」
佐倉杏子もまた、赤い闘衣をその身に纏わせた。
上条は戦慄する。佐倉杏子の手には既に槍が握られている。
そしてポッキーを咥えたその顔は、しかし冗談を言っているようにはまったく見えない。
杏子「困るんだよね、アンタに魔女を退治されちゃさ。アンタの右腕、魔女のグリーフシードごと無くしちゃうんだろ?」
杏子「グリーフシードは私たち魔法少女の生命の糧だ。それをほいほい消し去られちゃ、こっちはたまんないんだっての」
マミ「だからって、何も右腕をなくすことなんて…!」
杏子「いやあ私もそこまでするつもりは無かったけどさ。様子見てたら何か魔女退治にやる気出しちゃってるし」
杏子「しかも理由が私たち魔法少女のためってんだ。全く気に入らないね。願いは誰かのためじゃなく、自分自身のために持つもんだ」
杏子「こりゃ、キッツイお灸が必要だなって思ったわけさ」
マミ「させると思う?」
マミの姿が魔法少女の物へと変わる。
杏子「出来ねえと思ってんのかよ」
佐倉杏子もまた、赤い闘衣をその身に纏わせた。
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