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元スレほむら「幻想殺し…?」
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>>198
幻想殺しを理解してないんだろ
幻想殺しを理解してないんだろ
上条さんが来た以上、ハッピーハーレムエンドしか想像出来ない
だが、それが良い!!
だが、それが良い!!
>>203
その幻想をぶち殺す!
その幻想をぶち殺す!
>>203
ハッピーはともかくハーレムはいらん普通にさやかとくっつけ
ハッピーはともかくハーレムはいらん普通にさやかとくっつけ
その魔女の姿を目にしたとき、上条がイメージしたのはナメクジだった。
ナメクジに蝶の羽が生えて、さらにヘンテコな頭部がくっついている。
頭部にあしらわれているのは薔薇…だろうか。
上条(一体どの辺が魔女だっていうんだ…?)
目の前にいる怪物は、どうにも上条の頭の中にある魔女のイメージと一致しない。
というか、何故あれで性別を女だと断定しているのか、理解に苦しむ。
そんな風に上条が魔女を観察していると、いつの間にか上条、まどか、さやかの三人を奇妙な光の壁が包み込んでいた。
マミ「防御結界を張ったわ。激しい戦いになるかもしれないから、ここから動かないで」
まどか「激しい戦いって…大丈夫なんですか?」
マミ「平気よ。見てて」
マミはその顔に余裕の笑みを湛えたまま、魔女の下へと降り立つ。
まどか「マミさん……」
さやか「へ、へーきだよ! マミさんなら、きっと……!」
上条「………」
上条は考えていた。
本当に、一人で平気なのかと。
ナメクジに蝶の羽が生えて、さらにヘンテコな頭部がくっついている。
頭部にあしらわれているのは薔薇…だろうか。
上条(一体どの辺が魔女だっていうんだ…?)
目の前にいる怪物は、どうにも上条の頭の中にある魔女のイメージと一致しない。
というか、何故あれで性別を女だと断定しているのか、理解に苦しむ。
そんな風に上条が魔女を観察していると、いつの間にか上条、まどか、さやかの三人を奇妙な光の壁が包み込んでいた。
マミ「防御結界を張ったわ。激しい戦いになるかもしれないから、ここから動かないで」
まどか「激しい戦いって…大丈夫なんですか?」
マミ「平気よ。見てて」
マミはその顔に余裕の笑みを湛えたまま、魔女の下へと降り立つ。
まどか「マミさん……」
さやか「へ、へーきだよ! マミさんなら、きっと……!」
上条「………」
上条は考えていた。
本当に、一人で平気なのかと。
上条が行くには防御結界壊さないといけないから行っちゃだめだろ・・・
>>2066話展開でさやか殺す
>>2066話展開でさやか殺す
ハーレムだけはやめてほしい
まぁ俺個人の考えだからだからどうこうってわけじゃないけど
まぁ俺個人の考えだからだからどうこうってわけじゃないけど
どうしてここまで無茶をしたくなってしまうのか、上条自身にもわからない。
しかし、何故か奇妙な確信がある。
自分なら―――巴マミの力になることができる、と。
上条「………」
上条は、自分の右手に視線を落とす。
自惚れ、ではないと思う。
泳げる人間が、泳ぐことを躊躇わないように―――それを成す能力がある人間は、それを成すことに抵抗感を持たない。
そんな自然さで、上条当麻は巴マミを助けに赴きたいと思っている。
まどか「ああ! マミさん!!」
まどかの悲鳴に顔を上げる。
巴マミが、魔女の触手によって拘束されていた。
そしてそのまま―――マミの体が壁に叩きつけられる。
上条「――――ッ!!!!」
それが切欠だった。
上条はある種の確信を持ってその右手をマミが拵えた結界に突き出し――ー――
キュゥーン―――――と甲高い音が響き、結界は砕け散った。
しかし、何故か奇妙な確信がある。
自分なら―――巴マミの力になることができる、と。
上条「………」
上条は、自分の右手に視線を落とす。
自惚れ、ではないと思う。
泳げる人間が、泳ぐことを躊躇わないように―――それを成す能力がある人間は、それを成すことに抵抗感を持たない。
そんな自然さで、上条当麻は巴マミを助けに赴きたいと思っている。
まどか「ああ! マミさん!!」
まどかの悲鳴に顔を上げる。
巴マミが、魔女の触手によって拘束されていた。
そしてそのまま―――マミの体が壁に叩きつけられる。
上条「――――ッ!!!!」
それが切欠だった。
上条はある種の確信を持ってその右手をマミが拵えた結界に突き出し――ー――
キュゥーン―――――と甲高い音が響き、結界は砕け散った。
上条「やっぱり、右手か!!!!」
どうして自分にそんな力が宿っているのかわからない。
いつから宿っているのかもわからない。
能力の正体なんて、もう皆目見当もつかない。
でも、ある。
魔女のような存在を、この世の理から外れた存在を問答無用で無に帰す力。
あらゆる異能の力を打ち消す『幻想殺し(イマジンブレイカー)』。
脳裏に浮かんだその名前を、上条は疑問も持たず飲み込んだ。
上条「『幻想殺し』……それが、俺の右手に宿った力……」
上条「はは…いいぜ…! なら、その名前に相応しく!!」
上条「魔女! テメエが罪もない人々に不幸を撒き散らす存在だって言うんなら―――」
上条「――――まずは、その幻想をぶっ殺す!!!!」
どうして自分にそんな力が宿っているのかわからない。
いつから宿っているのかもわからない。
能力の正体なんて、もう皆目見当もつかない。
でも、ある。
魔女のような存在を、この世の理から外れた存在を問答無用で無に帰す力。
あらゆる異能の力を打ち消す『幻想殺し(イマジンブレイカー)』。
脳裏に浮かんだその名前を、上条は疑問も持たず飲み込んだ。
上条「『幻想殺し』……それが、俺の右手に宿った力……」
上条「はは…いいぜ…! なら、その名前に相応しく!!」
上条「魔女! テメエが罪もない人々に不幸を撒き散らす存在だって言うんなら―――」
上条「――――まずは、その幻想をぶっ殺す!!!!」
とある知らないけどなんか背筋がゾクゾクってした
こう・・・昔のノートを見た時のような
こう・・・昔のノートを見た時のような
>>219
この上条さんが魔女の事実をしったらどうなるのだろうか
この上条さんが魔女の事実をしったらどうなるのだろうか
上条さんが前に出りゃ敵は脳欠損で棒立ちの豆腐メンタル化するから楽勝やで
握り締めた拳を叩きつける。
左手で使い魔を殴った時とは違う、確かな手ごたえ。
果たして、魔女の体から眩い光が発生し―――直後、魔女の存在は跡形も無く消え去っていた。
まどか「……」ポカーン
さやか「……」ポカーン
マミ「……」ポカーン
さやか「ね、ねえ当麻……」
上条「ん?」
さやか「あんたって……何者なのさ?」
上条「……何者なんでせうね?」
ほむら(魔女を一撃で葬り去った……)
ほむら(上条当麻……あなたなら、もしかして……)
左手で使い魔を殴った時とは違う、確かな手ごたえ。
果たして、魔女の体から眩い光が発生し―――直後、魔女の存在は跡形も無く消え去っていた。
まどか「……」ポカーン
さやか「……」ポカーン
マミ「……」ポカーン
さやか「ね、ねえ当麻……」
上条「ん?」
さやか「あんたって……何者なのさ?」
上条「……何者なんでせうね?」
ほむら(魔女を一撃で葬り去った……)
ほむら(上条当麻……あなたなら、もしかして……)
>>229
やべえな
やべえな
マミ「……凄い。本当に、何者なのあの子……」
QB「早急に彼のことを調べる必要がありそうだね」
マミ「……キュゥべえ?」
QB「気付かないかい? マミ。今ここには、本来あるべきものが欠けてしまっているんだ」
そう、魔女の存在は、上条当麻の右手によって”跡形も無く”消えてしまったのだ。
マミ「え? ……あ! グリーフシードがない!!」
QB(もし彼の能力が僕の想像している通りの特性を持っているとしたら……)
QB(早めに手を打つ必要があるかもしれないね)
QB「早急に彼のことを調べる必要がありそうだね」
マミ「……キュゥべえ?」
QB「気付かないかい? マミ。今ここには、本来あるべきものが欠けてしまっているんだ」
そう、魔女の存在は、上条当麻の右手によって”跡形も無く”消えてしまったのだ。
マミ「え? ……あ! グリーフシードがない!!」
QB(もし彼の能力が僕の想像している通りの特性を持っているとしたら……)
QB(早めに手を打つ必要があるかもしれないね)
夜、鹿目家――――
まどか「ふわあ……凄い一日だった……」ゴロン
まどか「まさかマミさんだけじゃなくて、上条くんまであんな力を持ってるなんて……」
まどか「上条くん、カッコよかったなぁ……」
まどか「私も、あんな風に魔女と戦えたら……」
QB「僕と契約すればすぐまどかも魔法少女になれるよ!」
まどか「うーん、やっぱりもう少し待って」
QB「ちぇっ」
まどか「ふわあ……凄い一日だった……」ゴロン
まどか「まさかマミさんだけじゃなくて、上条くんまであんな力を持ってるなんて……」
まどか「上条くん、カッコよかったなぁ……」
まどか「私も、あんな風に魔女と戦えたら……」
QB「僕と契約すればすぐまどかも魔法少女になれるよ!」
まどか「うーん、やっぱりもう少し待って」
QB「ちぇっ」
気付けば、ずっと少女たちの泣き声が聞こえていた。
だけど、周りを見渡しても泣いている少女は見当たらない。
日常を生きる周囲の人達も、泣き声に気付いた様子は無い。
ならばこれは幻聴なのだと一蹴する―――ことも出来たが、万が一のことを考えた。
もし、今本当に誰かが泣いているのなら、出来ることなら、その涙を止めてあげたい。
そう思った瞬間に気が付いた。
足元。地面の下に広がるもうひとつの世界。
誰にも気付かれず、気遣われず、ずっと泣いているたくさんの少女達。
幻覚だと一蹴することも出来た。でも、やっぱりそうはしなかった。
一人の少女が、必死にこちらに向かって手を伸ばしていたから。
薄い氷のような膜を蹴破って、その少女に向かって精一杯手を伸ばした。
だけど、周りを見渡しても泣いている少女は見当たらない。
日常を生きる周囲の人達も、泣き声に気付いた様子は無い。
ならばこれは幻聴なのだと一蹴する―――ことも出来たが、万が一のことを考えた。
もし、今本当に誰かが泣いているのなら、出来ることなら、その涙を止めてあげたい。
そう思った瞬間に気が付いた。
足元。地面の下に広がるもうひとつの世界。
誰にも気付かれず、気遣われず、ずっと泣いているたくさんの少女達。
幻覚だと一蹴することも出来た。でも、やっぱりそうはしなかった。
一人の少女が、必死にこちらに向かって手を伸ばしていたから。
薄い氷のような膜を蹴破って、その少女に向かって精一杯手を伸ばした。
上条「……変な夢だ」
寝癖で殊更にぼさぼさになった頭を掻き毟り、上条にとって馴染みのない部屋で目を覚ます。
ここは『上条』家。上条当麻とその家族が暮らす場所。
そのはずだ。
上条「いや、しかし…やっぱり慣れねえなぁ……」
上条の視線の先にあるのはあるひとつの楽器。
一般的な総称は、バイオリン、という。
そして壁に飾られたコンクール入賞の賞状の数々。
上条当麻はバイオリンの名手であったのだ。
上条「ほんっと、信じらんねー……」
上条「バイオリンって! 俺のイメージでバイオリンって!! いやいやありえませんって!!」
上条当麻には、過去の記憶が無い。
寝癖で殊更にぼさぼさになった頭を掻き毟り、上条にとって馴染みのない部屋で目を覚ます。
ここは『上条』家。上条当麻とその家族が暮らす場所。
そのはずだ。
上条「いや、しかし…やっぱり慣れねえなぁ……」
上条の視線の先にあるのはあるひとつの楽器。
一般的な総称は、バイオリン、という。
そして壁に飾られたコンクール入賞の賞状の数々。
上条当麻はバイオリンの名手であったのだ。
上条「ほんっと、信じらんねー……」
上条「バイオリンって! 俺のイメージでバイオリンって!! いやいやありえませんって!!」
上条当麻には、過去の記憶が無い。
ほむほむと杏子とはくっつかせないようにしてください>>1さん
>>241
いや、さすがにないだろうに
いや、さすがにないだろうに
交通事故にあったらしい。
居眠り運転していた乗用車が、道を歩いていた上条に突っ込んできた。
体に何の後遺症も残らなかったのは奇跡だった。
だが、代わりに脳に―――記憶に、後遺症は残った。
母「当麻ーごはんよー」
上条「今行くー」
母であるという女性の声に返事して、上条は仕度を始める。
父と母には、未だに馴染めていない。
上条はそこにどうしても疑念を拭えずにいる。
普通、記憶が無くなってゼロの状態に戻れば、もっとすんなりと父と母を受け入れられるのではないだろうか。
或いは、そう、記憶が残っているから、彼等を両親として認められないというような可能性はないのだろうか?
しかし、上条に彼等以外の両親の記憶は無い。勿論のことなのだが。
ふと思い出す、昨日のさやかの言葉。
『あんたって……何者なのさ?』
その答えを誰よりも知りたがっているのは、実は上条当麻自身なのかも知れなかった。
上条「今日は定期検診の日か……はあ、憂鬱……」
居眠り運転していた乗用車が、道を歩いていた上条に突っ込んできた。
体に何の後遺症も残らなかったのは奇跡だった。
だが、代わりに脳に―――記憶に、後遺症は残った。
母「当麻ーごはんよー」
上条「今行くー」
母であるという女性の声に返事して、上条は仕度を始める。
父と母には、未だに馴染めていない。
上条はそこにどうしても疑念を拭えずにいる。
普通、記憶が無くなってゼロの状態に戻れば、もっとすんなりと父と母を受け入れられるのではないだろうか。
或いは、そう、記憶が残っているから、彼等を両親として認められないというような可能性はないのだろうか?
しかし、上条に彼等以外の両親の記憶は無い。勿論のことなのだが。
ふと思い出す、昨日のさやかの言葉。
『あんたって……何者なのさ?』
その答えを誰よりも知りたがっているのは、実は上条当麻自身なのかも知れなかった。
上条「今日は定期検診の日か……はあ、憂鬱……」
交通事故から生還し、退院しても、記憶喪失という障害を残してしまった上条にとって、放課後の通院はルーチンワークだった。
それなのに気持ちがこんなに沈んでいるのは、月に一回行われるこの検診にかなり時間がかかることからか。
或いは、つい先程聞いた、マミが魔法少女になった『願い』を聞いてしまったからか。
交通事故からの生還。
それがマミの願いだった。
その話を聞いてから、ずっと上条の胸にはもやもやが溜まっている。
検診の時は一緒に病院に来てくれるさやかとまどかの声も、今は耳を素通りしてしまっていた。
さやか「こら! 聞いてるの!?」
上条「ああ、ごめん、聞いてなかった」
さやか「こんの~! 今日はずーっとぼーっとしてるじゃない! どうしたのよ!?」
上条「マミさんのこと考えてた」
さやか「んな!?」
上条「………」
さやか「んむぅ~……」
それなのに気持ちがこんなに沈んでいるのは、月に一回行われるこの検診にかなり時間がかかることからか。
或いは、つい先程聞いた、マミが魔法少女になった『願い』を聞いてしまったからか。
交通事故からの生還。
それがマミの願いだった。
その話を聞いてから、ずっと上条の胸にはもやもやが溜まっている。
検診の時は一緒に病院に来てくれるさやかとまどかの声も、今は耳を素通りしてしまっていた。
さやか「こら! 聞いてるの!?」
上条「ああ、ごめん、聞いてなかった」
さやか「こんの~! 今日はずーっとぼーっとしてるじゃない! どうしたのよ!?」
上条「マミさんのこと考えてた」
さやか「んな!?」
上条「………」
さやか「んむぅ~……」
看護士「上条さーん、上条当麻さーん」
上条「……」
さやか「ほら、呼ばれてるよ」
上条「あ、ああ、行ってくる」
さやか「はやく記憶、取り戻してね。それで……また私にバイオリンを聞かせて」
上条「………あぁ」
上条「……」
さやか「ほら、呼ばれてるよ」
上条「あ、ああ、行ってくる」
さやか「はやく記憶、取り戻してね。それで……また私にバイオリンを聞かせて」
上条「………あぁ」
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