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    元スレ傭兵「……どこだここは」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
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    601 = 387 :

    602 :

    どっかで似た雰囲気を感じたことがあると思ったらゲート読んでる時の感覚に似てる

    あとイヤンクックとかジンオウガとかちらつくけど同じ人なら喜びを持って、違う人なら期待をして保守する

    603 = 403 :

    試演!私怨!紫煙!

    604 :

    銃剣はどうすんの?

    606 = 370 :

    ただいま

    傭兵「で、これが前線に届くのはいつになるんだ?」

    騎士団長「そうだな……量産までに微調整を行って、弾もより量産に適したものを模索中とのことだから、早くても2週間はかかると……」

    傭兵「2週間か……前線は大丈夫なのか?」

    騎士団長「それが、ここのところ戦況の報告が入っていないのだ。よほど切羽詰っているのか……」

    兵士「き、騎士団長殿!すぐに会議室へ!」

    騎士団長「どうした、何かあったのか?」

    兵士「そ、それが、ついさっき前線から連絡が……第一皇子が、戦死なされたと……」

    騎士団長「何だと!?」

    607 :

    おかえり

    608 :

    SS速報で末長くやって欲しいなぁ
    つ④

    609 = 585 :

    私怨

    610 = 370 :

    会議室

    宰相「な、なんという事態に……だからわしは、あれほど第一皇子殿下が出征なさるのに反対したというのに……」

    騎士団長「同行していた第二騎士団長は何をやっていたのだ!あの戦闘狂め、戦に夢中で殿下を忘れたとでもいうつもりか!」

    貴族「しかしまずいですな。前線は殿下が指揮を取ることで士気を保っていたと聞いておりますが、その殿下が戦死なさったとあっては……」

    宰相「そういう問題ではない!この国の第一帝位継承者がいなくなってしまったのだぞ!」

    騎士団長「しかし貴族殿の言うとおり、これで士気が下がればただでさえ押され気味の戦線がさらに……」


    会議室前

    傭兵「随分大変な事態になったようだな」

    騎士「そんな言葉で済まされるものではございません。殿下は国民の人気も高く、次期皇帝に即位される日を誰もが楽しみにしていたのに……」

    傭兵「だがその第一皇子はもういない。つまり帝位を継ぐのは、その弟である第二皇子というわけだ。
      だがその皇子も今は会議室の中心で青ざめているばかり……どうにも悪い状況だ」

    612 = 370 :

       ガチャ

    騎士団長「……」

    傭兵「会議は終わりか」

    騎士団長「ああ……」

    傭兵「で、どうなったんだ?」

    騎士団長「殿下が戦死なさったことで、前線の士気を保つのが難しくなっているらしい。それを持ち直させるために、
        我々第一騎士団と第二皇子殿下が前線へ増援として送られることが決定した」

    騎士「我々が、前線に……」

    騎士団長「すぐに騎士団の皆に伝えなくてはならない。二人とも、付いてきてくれ」

    傭兵「ああ、分かった」

    614 = 529 :

    負け戦じゃねえか

    615 = 574 :

    >>590
    1911が出来て100年たったが、当時から基本は変わって無いな。

    ベースは100年前で既に出来てた。


    617 = 370 :

    訓練所

    騎士団長「……というわけだ。明日までに準備を整え、二日後に前線へ向けて出発する」

    「そんな、まさかこんな事態に……」 「いつか前線に出ることになるとは思ってたけど、まさかこんな形で……」

    騎士団長「各自準備を怠ることのないよう。以上だ」

    傭兵(とうとう、俺も久々に戦場に出ることになるか。この世界の戦争は、一体どんなものか……)

    騎士団長「君も抜かりのないように頼む。君の銃の弾は今のところ工業都市でしか生産していないから、前線で補給が間に合うか分からない。
        必要な数を言ってくれたら、出発までに揃えるように発注する」

    傭兵「ああ、分かった。それじゃあ後で数ははっきり指定するが……それより、向こうに製造を注文したい」

    騎士団長「製造?」

    傭兵「ああ。待っていてくれ、すぐに描き起こしてくる」

    618 :

    追いついたけどこのスレじゃ終わんねえだろこれ

    619 = 370 :

    傭兵「待たせたな。これだ」

    騎士団長「これは?」

    傭兵「もしかしたら必要になるかもしれないからな。俺の持っている知識の限りに、俺の世界の武器の設計図を描いてみた。
      このくらいのものを渡せば、彼らなら俺の知識の足りていない部分を補って開発してくれるだろう」

    騎士団長「すごいな……分かった、すぐに届けさせよう。恐らく彼らなら優先的に作ってくれるはずだ」

    傭兵「無理を言って済まない。それと、これが必要な数の弾薬のリストだ」

    騎士団長「ああ、これも一緒に届けよう。では君に必要なものはこれで全部だな?」

    傭兵「ああ。残りの銃の整備などは自分でやっておく。そちらは頼んだ」

    騎士団長「任せておけ。皆が心置きなく戦えるようにするのも私の役目だ」

    620 = 568 :

    単純に相手を傷つけるのであれば軟頭弾等が有効だろう。
    完全被甲弾や徹甲弾弾は目標を貫通することに弾丸の持つエネルギーを消費する。
    しかし軟頭弾やホロ―ポイント弾は目標に命中すると潰れ変形する。
    そして変形した弾丸は本来貫通に消費されるエネルギーを使って目標の内部を進む。
    変形したまま目標内部を進むため、
    その破壊力は完全被甲弾が貫通した場合よりはるかに強力で、人体に当たれば傷口を酷くし致命的な傷を与える。
    これはあまりにひどいためハーグ陸戦条約で軍用使用が禁止されている。
    しかし目標を一撃で倒し、且つ貫通による流れ弾の危険を少なくするため狩猟・警察任務で使用されている。
    一時期完全被甲弾に傷を入れれば同じような効果を持つダムダム弾が製造できるとされたが、これ間違いである。
    下手をすると銃身内で変形する恐れもある。決して真似しないように。
    また現代主力軍用弾である5.56ミリNATO弾等の小口径弾は、昔の7.62ミリと比べ威力がない。
    貫通力も少なく、弾が軽いので人体に命中するとまっすぐ付きぬけず、蛇行しながら進み内臓を傷つけ体内に残る。
    昔のものなら衝撃で即死していても、この弾は即死刺さるような威力はない。
    死体は後で回収すればよいが
    被弾し苦しむ戦友は見捨てられないので、負傷者の搬送に人手を要し敵部隊の行動力を激減させる効果がある。
    ホント、戦争は地獄である。

    ってばっちゃが言ってた。


    ってばっちゃが言ってた。




    621 :

    >>620
    もう臭いからその辺にしとけ

    622 :

    ババアいいかげんうるせえ

    623 :

    >>620
    こいつ苦しんで死んでくれないかな

    624 = 616 :

    >>621
    的確な助言だ

    625 = 608 :

    >>620
    支援と保守がわりにはちょうど良い気もするけど
    ひいひいお婆ちゃんまで戦闘員だったのか

    626 = 370 :

    中庭

    皇子「傭兵殿……」

    傭兵「ん?ああ……」

    皇子「大変なことになってしまったよ……」

    傭兵「ああ、知っている」

    皇子「兄上……どうして死んでしまわれたのだ……」

    傭兵「どうしてなんて言葉が出るということは、人が戦争に行くことの意味をしっかり理解していなかったようだな」

    皇子「……そうかもしれない。余は心のどこかで、兄上なら平気だと楽観視していたのかもしれない」

    傭兵「だがあんたの兄は死んだ。そしてあんたはその代わりに戦争に出向くことになる」

    皇子「何かないのだろうか、この戦争を止める方法は……」

    傭兵「あったとしても今のあんたには無理だ。どちらも戦いを続ける意志を明確にしているうえに、こちらが明らかに負けている状況だ。
      こちらが優勢ならまだしも、向こうが勝てる戦をやめる気になるとは思えないな」

    皇子「っ……」

    627 = 370 :

    傭兵「覚悟を決めろ。あんたはもう戦うしかない」

    皇子「しかし……!」

    傭兵「戦わずに済むならそれに越したことはないんだろう。だが他人に自分たちの安全が脅かされているなら、
      それを守るためには戦わないといけない」

    皇子「……」

    傭兵「あんたは自分の国を守りたいんだろう?」

    皇子「……そう、だな。余は……この国を守りたい。そのために剣を取らなければいけないなら、余は……」

    628 = 549 :

    >>620
    解説脱線しすぎ
    どうせならこのssにふさわしい兵器の歴史的解説してよ

    629 = 574 :

    >>620
    今、その.223が問題だね。
    国家間戦争が無く、ゲリラ相手や宗教紛争で戦う場合にストッピングパワーが足りない。

    ゲリラは仲間が倒れても所詮は使い捨てのコマだから助け無いし、戦闘前に薬物を打つから痛みが失くなる。

    しかも、市街戦のような近距離・中距離で撃ち合った場合、7.62のAKシリーズのほうが5.56のAR15シリーズより、ストッピングパワーに優れる。


    630 = 371 :

    >>628 解説自体投下中にいらねーよ

    631 = 616 :

    >>630
    的確な助言だ

    632 = 370 :

    個人宿舎

    傭兵「……というわけで、俺は明後日から戦場に行くことになった」

    世話役「そうですか……それじゃあわたしも、しっかり準備しないとですね!」

    傭兵「……は?ちょっと待て、どうしてそういう話になる」

    世話役「どうしてって、当たり前じゃないですか。ボスが遠出をするなら、お世話のためについていくのが世話役の役目ですから!」

    傭兵「そういうものなのか?」

    世話役「そういうものなんです。大丈夫ですよ、わたしなら衛生兵としてお役に立つことも出来ますし。
       というか元々、戦時中に衛生兵を兼任するように回復魔法を扱えることが要求されているんです」

    傭兵「なるほど……案外考えられているわけだ」

    世話役「はい!というわけで、向こうでもよろしくお願いします!」

    傭兵(やれやれ、随分にぎやかになりそうだ……)

    633 = 574 :

    >>628
    ライフリングすら切られていない。
    とあるんで、おそらくアメリカ南北戦争以前。
    先込め式の銃で、射程はおよそ60~200m程。

    当時の銃の使い方は隊列を横に並べ、ラッパを鳴らしながら一斉射撃。
    を繰り返して、剣が届く位置まで前進し白兵戦。

    支援砲撃では、いわゆる臼砲。
    今の榴弾砲に近いもので、平たくいうと爆弾を飛ばすか城壁壊すのに削った岩や鉄の玉を飛ばす。

    当時は弓の方が速射性も良く安価であったが、銃は腕や体格差、又は性別まで関係無く殺傷力があった。

    634 = 623 :

    軍ヲタうぜえ・・・

    636 = 525 :

    ミリヲタって怖い

    637 = 370 :

    二日後

    騎士団長「全員揃っているな!それではこれより前線へ向けて出発する!全員輸送車に乗り込め!」

    騎士団員『はっ!』

    騎士団長「君は殿下の計らいで、私と一緒に指揮官用の輸送車に乗り込むことになっている」

    傭兵「ああ、了解した」

    騎士団長「運転手は例の彼が勤めてくれる。それと、この機会に紹介しよう。私の世話役……というより、ほとんど秘書だが」

    秘書「宜しく」

    傭兵「ああ、よろしく」
      (やさぐれた目をしている……よほど書類整理が辛かったのだろうか)

    騎士団長「それでは行こう。時は一刻を争う」

    傭兵「ああ。おい、行くぞ」

    世話役「あ、はい!」

    638 = 584 :

    ある一定の知識がある厨二病患者ならだれでも知っている知識を
    ドヤ顔で解説するなよ

    639 = 370 :

          ・
          ・
          ・

       ガタガタガタ……

    世話役「ひゃぁ、揺れるぅ」

    運転手「おっと、すみませんね」

    傭兵「仕方ないさ。どうも道が荒れ始めたようだからな」

    騎士団長「前線までは、飛ばしても大体4日はかかる。ここからはずっとこの悪路だろうから、覚悟しておいてくれ」

    世話役「そ、そうですか……なんかわたし、気持ち悪くなってきました……」

    傭兵「おいおい、大丈夫か?この輸送車にエチケット袋はあるのか?」

    騎士団長「エチケット袋?」

    傭兵「車酔いしたときに嘔吐を入れるための袋だ」

    騎士団長「ああ、それならこれを使うといい。一応渡しておこう」

    傭兵「ああ、済まない。ほら、持っておけ」

    世話役「あ、ありがとうごじゃいます……うっぷ」

    641 = 525 :

    世話役は女ですかああああああああショタですかあああああああああああ
    どっちかと言うとおおおおおおおおおおおおお
    ロリが良いですううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

    642 = 384 :

    >>640
    まじかよ糞箱売ってくる

    643 = 410 :

    俺はショタがいいな

    645 :

    ロリに決まってんだろjk

    646 :

    ふつうのおねえさんでいいです

    647 :

    >>640
    チャンバー内正常化圧中

    649 = 370 :

    夜 テント

    世話役「うひぃ、帰りたい……」

    傭兵「やれやれ、一日目からこれじゃ、先が思いやられる」

    世話役「だって、こんなに揺れるなんて思ってなかったんですもん……」

    傭兵「その一言でお前の未来が見えた。負傷兵の押し込められたテントの中で、『こんなに血なまぐさいなんて思わなかったんですもん……』
      とぶつぶつ言いながら、端っこでうずくまっている」

    世話役「そ、そんなことないです!」

    傭兵「戦場に付いてくるんだ、それなりの覚悟をしてもらわないとただの足手まといだ」

    世話役「うう、ごめんなさい……」

    騎士団長「はははは。まあ、戦場についた途端ばてられても困るし、今日はしっかり休みたまえ」

    世話役「はい……わたし世話役なのに、なんかお世話焼かれちゃってる気が……」


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