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元スレ傭兵「……どこだここは」

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みんなの評価 : ★★★
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401 :



402 :

もしかして魔法国の勇者って傭兵より先に未来から送られた人だったりする?

403 :

傭兵め・・・
フラグ立たしやがったなw

404 = 370 :

中庭

騎士団長「そうか、よくやってくれたな」

傭兵「それはあいつに言ってやれ。俺一人だったら川に引きずり込まれて終わっていた」

騎士団長「そうだな。しっかり君の役に立ってくれたらしい」

傭兵「ああ。意外と銃の扱いに向いているのかもしれんな。まあ、まぐれ当たりの可能性も否定できんが」

騎士団長「しかしあの銃が役に立つとは、分からんものだ」

傭兵「騎士団で銃を使うやつは一人もいないのか?」

騎士団長「はっきり言って剣の方が威力があるからな。対人でも対魔物でも、弓兵を連れて行った方が援護には役立つからな」

傭兵「まあ、確かにあの威力に見合わないあの反動じゃ使う気にならんか」

騎士団長「試し撃ちしたものが皆軽くよろめいていたからな。私は平気だったが、使う気にはならないな」

傭兵「確かにあんたには銃は似合わなさそうだ」

406 = 370 :

傭兵「さて、それじゃあそろそろ寝るとするか」

騎士団長「おお、お待ちかねだな。あのベッドは中々寝心地がいいぞ、期待しておくといい」

傭兵「俺は寝床に期待はしない性質だがな。そういうなら、一応期待しておこう」


個人宿舎

傭兵「ふむ……」ポフッ

傭兵(……なるほど、これは今までで一番寝心地のいい布団だ)

傭兵(これに慣れてしまうのが怖いな……)

傭兵「……zzz」

407 :

しえん

408 = 370 :

翌朝

傭兵「……」

??「……」ソローリ……

傭兵「……」

??「……」ス……

   ……ガシッ!

??「へええっ!?」

   グイッ ドサッ!

??「い、痛い痛い痛い!」

傭兵「何者だお前は……ん?お前はこの間覗き見をしていた……」

使用人?「ご、ごめんなさいごめんなさい!ただ起こそうとしただけなんです、悪意とかそういうのはないんです!」

傭兵(……なんなんだこいつは?)

風呂入ってくる 

410 :

使用人は女か?男か?

412 :

しえんぬ

413 :

おはよう。
しぇん

414 :

眠い明日も仕事
でも支援

415 :

厨二心をくすぐられるいいss

416 = 371 :

風呂長いな

417 = 370 :

ただいま 女騎士は巨乳の方が浪漫を感じないか?

使用人?「うう、手首痛い……」

傭兵「……で、お前は何者なんだ?」

使用人?「あ、はい!わたし、今日から貴方のお世話をさせていただく世話役です!よろしくお願いします!」

傭兵「……」

世話役「……よ、よろしくお願いします!」

傭兵「……」

世話役「……な、なんか言ってくださいよぉ!!」

傭兵(やかましい女だ……苦手なタイプだ)

418 = 380 :

おかえり

419 :

おかえりしえん

420 :

じゃあチェンジすればいいじゃん

421 = 370 :

傭兵「……とりあえず、いくつか質問がある」

世話役「あ、はい!なんでも聞いてください!こういうのは最初に信頼関係を築くのが大事ですからね!多分!」

傭兵「……まず一つ目だ。どうして俺に世話役が付けられるんだ?」

世話役「え、だって個人宿舎を使う人には世話役が一人付けられる決まりなんですよ?
   この宿舎を使う人は大抵忙しい身で、身の回りの世話をする人がいないと大変だからってことらしいです」

傭兵(団長め、そんなこと一言も言っていなかったぞ……)
  「じゃあ次の質問だ。この前、なぜ俺を覗き見していた?」

世話役「ああ、あれはわたしが貴方の世話役になるだろうって言われたんで、どんな人か気になったからちょっと……」

傭兵(なるほど、全て予定通りってわけか)

422 = 370 :

傭兵「それじゃあ3つ目、お前は大丈夫なのか?」

世話役「え、大丈夫って何がですか?」

傭兵「お前は恐らく新人だろうと団長が言っていた。新人が一人で俺の世話をできるのか?」

世話役「あ、わたしのこと舐めてますね。わたし確かに新人ですけど、こう見えてそれなりの教育はすでに施されているんですよ」

傭兵「ほう?」

世話役「何せお城の使用人なんて、ちょっとやそっとじゃなれない職業ですからね。家事に加えて、一人で回復魔法を扱えることまで要求されるんですから」

傭兵「なるほど、腕には自信があるわけだ」

世話役「ええ、もちろんです」

傭兵「なら早速、軽い朝食でも作ってもらおうか」

世話役「ええ、お安い御用です!ちょっと待っててくださいね!」タタタ

423 = 370 :

世話役「お待たせしました!ベーコンエッグです、どうぞ!」

傭兵(見た目は悪くないな……)
  「それじゃ、いただこう」パク

世話役「どうですか!?」

傭兵(……少ししょっぱい)
  「そこそこだ」

世話役「ほんとですか!?やったー!」

傭兵「そこそこと言われた程度で喜ぶようでは、一流には程遠いな」

世話役「う……おっしゃるとおりです。で、でも、身の回りをする分には問題ないですよね!?」

傭兵「……まあ、そうだな。一応認めてやる」

世話役「そうですか!それじゃあこれからよろしくお願いしますね、ご主人様!」

傭兵「……ちょっと待て」

世話役「はい?」

426 :

寝れない

427 = 370 :

傭兵「その、ご主人様っていうのは何だ」

世話役「え、だってこれからお世話をすることになるんですから、ご主人様って呼ばないとですよね?」

傭兵「気持ちが悪い。却下だ」

世話役「ええ~~!?ご主人様って呼ぶの、ちょっと夢だったのに……」

傭兵「悪いが俺は気に入らん。他の呼び方にしろ」

世話役「ええ~。じゃあ一体どう呼ばれるのがいいんですか?」

傭兵「呼ばれ方か……」

世話役「うーん、マスター……悪くないけど、なんか違うなあ……」

傭兵(…………)

世話役「あるじ様……いやいや、ご主人……はたまたヒューラー……」

傭兵「……ボスでいい」

世話役「え?」

傭兵「俺のことはボスと呼べばいい」

世話役「ボス、ですか……分かりました。それじゃあこれからよろしくお願いします、ボス!」

傭兵「ああ」
  (…………)

428 = 401 :

>>427
ますますスネークになってきたな

429 = 426 :

完全スネークじゃねえか

430 = 407 :

ビッグボス!

431 = 401 :

敵方の勇者は時代的にオセロットか?
魔法=跳弾とかかな

432 = 370 :

中庭

傭兵「おい。あんなのが来るなんて聞いてなかったぞ」

騎士団長「なんだ、殿下から聞いていなかったのか。てっきりそこまで了承したものかと思っていた」

傭兵「全くどいつもこいつも説明不足なやつらだ……ところで、あいつから聞いた話だと、お前にも世話役がいるらしいな」

騎士団長「ん?ああ、そうだが」

傭兵「そのあんたの世話役とやらを、俺は見かけたことがないんだが」

騎士団長「ああ、それは仕方ない。彼女には大抵宿舎の執務室で書類の処理をしてもらっているからね」

傭兵「なんだと?世話役に書類処理?」

騎士団長「ああ。本来この国には第一から第三までの騎士団がいるんだが、現在第二、第三騎士団は戦争に駆り出されていてね。
    おかげで町の治安関係の書類やらが全て私に回ってきてしまって、とても騎士団長の仕事をやっていられる状態ではないのだ」

傭兵「で、書類整理をやってもらっていると?」

騎士団長「ああ。その上家事その他諸々もやってもらっていて、迷惑をかけてしまっているとは思うがね」

傭兵(随分と哀れな世話役だ……)

433 = 410 :

明日テストなのにこのスレが気になって勉強してない……
とりあえず明日の朝まで残ってますように

434 :

まだあったのか

435 :

そろそろ安定してスネークに思えてくる

436 = 370 :

騎士団長「さて今日のことだが、君と女騎士は被害報告が出る前に魔物を討伐するという素晴らしい働きを見せてくれたということで、
    今日は君たちに休暇を与えたい」

傭兵「ほう」

騎士団長「晩餐会やら魔物討伐やらで疲れが溜まっているだろう、羽根を伸ばしてくるといい。城内を散歩するもよし、
    城下に繰り出して遊ぶのもよしだ」

傭兵「……そうだな。ではお言葉に甘えて今日は自由に過ごさせてもらおう」

騎士団長「ああ。ついこの前給料日だったから、金は十分あるだろう?」

傭兵「まあな。それじゃあちょっとその辺りをぶらついてくるか」

437 :

>>428
アメリカじゃ一番上の奴をボスと呼ぶのは普通じゃね?

438 = 370 :

市街

傭兵(ふむ……そういえばこうしてゆっくり街を歩くのは初めてか)

傭兵(店の品揃えが工業都市とは大分違うな。街の性質が違うから当然だが)

傭兵(特に買いたいものもないな……適当に店を冷やかして回るか)


酒場

傭兵「ふう。随分歩き回った……もう昼になるか」

傭兵(後は特にすることもないし、食事を済ませて宿舎にでも戻るか……ん?)

傭兵「あれは……女騎士か。鎧をつけてはいないが、銃と剣を持っているな……追ってみるか」

439 = 419 :

おもしろいしえん

440 :

ザ・ボス

441 = 370 :

街外れ

騎士「……よし」

傭兵「せっかくの休暇に鍛錬か?」

騎士「え?ああ、傭兵殿。ええ、私はまだまだ力不足ですので」

傭兵「休めるときにしっかり休めないと、どれだけ鍛えても大事な場面で倒れて無駄になるぞ」

騎士「ですが……正直、一日だけ休暇をもらっても他にすることも思いつかないので」

傭兵「……なるほど、それは理解できなくもないな。よし、なら俺も少しだけ付き合ってやる」

騎士「え、本当ですか?」

傭兵「ああ。俺も他にやることもないから戻ってのんびり過ごすかと考えていたところだからな」

騎士「そうでしたか。では、どうかご指導の程よろしくお願いします」

442 = 370 :

傭兵「で、何を訓練するつもりなんだ?」

騎士「とりあえず、銃の扱いを覚えようかと。あの時は運が良かっただけですし、まともに扱えるようになったら
   私も騎士団の皆様に追いつけるかと……」

傭兵「なるほど。なら、そうだな……」ゴト
  「まずは、そこからこのレンガを撃ってみろ」

騎士「分かりました。しっかり構えて、狙いを定めて……」スチャ

   ……ダァン!
   チッ!

騎士「ああ、、惜しい……」

傭兵「いや、十分だ。扱いなれてもないのにその反動のでかい銃でかすらせることができるのは、十分誇っていい」

騎士「ほ、本当ですか?」

傭兵「ああ。後は十発撃って半分もかすらせられたら、お前には銃を扱う才能があると思っていい」

騎士「そ、そうですか……よし……!」

444 = 370 :

騎士「ど、どうでしょう?」

傭兵「十発中七発、内二発は命中……見事だ」

騎士「や、やった!」

傭兵「……ちょっとこれを使ってみろ」スチャ

騎士「え?これって、傭兵殿の……」

傭兵「試しに撃ってみる程度でいい。やってみろ」

騎士「は、はい。持ち方はこうでいいんですか?」スチャ

傭兵「ああ。後は狙いを定めて引き金を引けばいい」

騎士「はい……」

   ……ダン!

傭兵「ほう……」

騎士「あ、当たった……」

傭兵(どうやらいいものを持っているらしい……磨けば光るな)

445 = 370 :

傭兵「すっかり日も暮れたな」

騎士「ええ、そうですね……っ!」

傭兵「痛むか。あの反動のでかいやつを撃ち続けたんだ、当然か」

騎士「はははは……せっかくの休暇なのに、無駄に体を痛めつけてしまいましたね」

傭兵「その分今日は残りの時間をゆっくり休めばいいさ。俺はもう戻るが、お前はどうする?」

騎士「そうですね、私も戻ることにします。一緒に帰りましょうか」

傭兵「ああ、そうだな」

446 = 420 :

何が反動だよ
軍でそんなの常用するかカス

447 :

裕司・・・?

448 = 370 :

城内

傭兵「ふむ……夕食も済ませたし、後はどうするか……」

皇子「傭兵、ちょっといいか?」

傭兵「ん?ああ、皇子」

皇子「少し話に付き合ってほしい。駄目か?」

傭兵「ああ、別に構いませんが」

皇子「そうか。ではちょっと付いてきてくれ」


テラス

傭兵「それで、どんな話をされるつもりで?」

皇子「その前に、その敬語はやめてくれないか?余とお前の間には主従関係は成立していないのだし、
  できればお前とは気楽に話したい」

傭兵「……分かった。普通に話そう」

449 = 370 :

>>446 傭兵の銃を撃ったのはあれだけで後はまた出来損ないのやつを撃ったってことで

皇子「お前はこの国をどう思う?」

傭兵「……悪くない国だ。それなりに文明も発達しているようだし、戦時中だというのに治安もそれほど悪くない」

皇子「そうか……異世界の人間から見ても、そういう感想を抱ける国でいられているか……」

傭兵「やはり戦争が続いているのが不安なのか?」

皇子「ああ。できることなら止めたいが……皇帝である父上の決めたことだ。それに兄上も戦争に肯定的であられる。
  余が少し意見を述べたところで、この流れは変えられない」

傭兵「……なるほど」

皇子「止められないなら、せめて勝利したい。しかし、敵方の勇者は我が軍が総力を挙げても止めきれない存在だ……。
  もし勝算があるとしたら……お前だ」

傭兵「俺が?」

皇子「お前なら、もしかしたら……勇者とも渡り合えるかもしれない」

傭兵「よしてくれ。俺は一人で戦況を変えられるようなビックリ人間じゃない」

皇子「それはまだ分からないさ。実際にやってみなければ」

傭兵(……)

450 = 370 :

皇子「お前は元の世界に帰る方法が見つかったら、やはり戻るつもりなのか?」

傭兵「……さあ、分からないな。もし元の世界に戻ったとしても、俺はまた傭兵として戦い続けるだけだからな」

皇子「そうか。まあ、まだお前が帰る方法も分かっていないのだ、焦って考える必要もないか」

傭兵「だが、やはりその方法が分からないに越したことはない」

皇子「……確かにな」

傭兵「やはりこの世界に俺のような人間が来るのは珍しいのか?」

皇子「珍しいどころか、そんな人間はお前が始めてだ。一体どうしてお前がこの世界に来ることになったのか、何も分からない」

傭兵「そうか……」


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