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元スレインデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」
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予想考察止めようぜ
>>1の文章で聞きたい
>>1の文章で聞きたい
土御門「無くなる」
あっさりと土御門は言い切った。
土御門「番外個体の時とは状況がまるで違うんだ」
何せ、戻すのは学園都市第一位の頭脳を持つ一方通行の複雑に過ぎる脳構造だ。
その中で、戻すものと残すものの選別など、出来るはずがない。
特に、思い出なんてあやふやなものなら、なおさら。
一方通行「……そォかよ」
そう言って、一方通行は立ち上がる。
報いなのかもしれないな、と一方通行は考えていた。
一万人も殺して、殺したことを忘れて、のうのうと生きてきた報い。
一方通行だって記憶を失いたくはない。
だけど、それよりも失いたくないものが、今の彼にはあるから。
打ち止め「駄目ぇ!!」
打ち止めが立ち上がり、一方通行に向かって腕を伸ばした。
だが、今まで度重なる負荷にさらされてきた体はひとつも言うことを聞いてはくれず、打ち止めは足をもつらせて倒れた。
あっさりと土御門は言い切った。
土御門「番外個体の時とは状況がまるで違うんだ」
何せ、戻すのは学園都市第一位の頭脳を持つ一方通行の複雑に過ぎる脳構造だ。
その中で、戻すものと残すものの選別など、出来るはずがない。
特に、思い出なんてあやふやなものなら、なおさら。
一方通行「……そォかよ」
そう言って、一方通行は立ち上がる。
報いなのかもしれないな、と一方通行は考えていた。
一万人も殺して、殺したことを忘れて、のうのうと生きてきた報い。
一方通行だって記憶を失いたくはない。
だけど、それよりも失いたくないものが、今の彼にはあるから。
打ち止め「駄目ぇ!!」
打ち止めが立ち上がり、一方通行に向かって腕を伸ばした。
だが、今まで度重なる負荷にさらされてきた体はひとつも言うことを聞いてはくれず、打ち止めは足をもつらせて倒れた。
記憶無くなる→状況把握できない→打ち止めたちを【守る】って意思も消えないか?これ…
>>856
インデックスを救う、という意思は当時のまま残る
インデックスを救う、という意思は当時のまま残る
打ち止め「止めて! お願い、あの人を止めてよぉ!」
ミサカ「くっ…!」
ボシュッ、とミサカの左手が伸び、一方通行に向かう。
だが、その手は一方通行の『反射』に弾かれ、呆気なく地面に落ちた。
ミサカ「止めさせてもくれないんですか…! 縋らせてもくれないんですか…!!」
一方通行「ったくよォ、オマエラ」
一方通行は呆れたように振り返る。
一方通行「もォわかっただろォが。化けの皮はとっくに剥がれちまっただろォが」
一方通行「俺はクソッタレだ。悪党以下のクソヤロウだ。一万人も殺しといて、そのことを忘却して、のうのうとオマエラの傍に居続けた」
打ち止め「いいよ! そんなのどうでもいい! あんな凄惨な記憶、忘れられるのなら忘れたほうがいい!!」
打ち止めはぼろぼろと零れる涙を拭おうともしないまま、叫び続ける。
打ち止め「だからお願い…! ミサカ達のこと、忘れないでぇ…!」
最後は嗚咽にまみれて、言葉にならなかった。
ミサカ「くっ…!」
ボシュッ、とミサカの左手が伸び、一方通行に向かう。
だが、その手は一方通行の『反射』に弾かれ、呆気なく地面に落ちた。
ミサカ「止めさせてもくれないんですか…! 縋らせてもくれないんですか…!!」
一方通行「ったくよォ、オマエラ」
一方通行は呆れたように振り返る。
一方通行「もォわかっただろォが。化けの皮はとっくに剥がれちまっただろォが」
一方通行「俺はクソッタレだ。悪党以下のクソヤロウだ。一万人も殺しといて、そのことを忘却して、のうのうとオマエラの傍に居続けた」
打ち止め「いいよ! そんなのどうでもいい! あんな凄惨な記憶、忘れられるのなら忘れたほうがいい!!」
打ち止めはぼろぼろと零れる涙を拭おうともしないまま、叫び続ける。
打ち止め「だからお願い…! ミサカ達のこと、忘れないでぇ…!」
最後は嗚咽にまみれて、言葉にならなかった。
>>862
なんにも知らねえんだなお前
なんにも知らねえんだなお前
>>863
保守支援とでもいいたいの?
保守支援とでもいいたいの?
>>862
さるよけという優しさだ
さるよけという優しさだ
>>862
これは酷い
これは酷い
>>871
IDがSS
IDがSS
>>870
マジごめん半年ROMって来ます
マジごめん半年ROMって来ます
一方通行「……テメエラ、本当に甘ちゃンだなァ」
一方通行はその顔に、少女達も初めて見るような―――優しげな笑みを浮かべた。
一方通行「ホント、目も当てられねェくらいお人好しだ」
一方通行は、初めて少女達の存在が自分の心をどれ程大きく占有していたかを知った。
だからこそ。それを自覚したからこそ、一方通行の足は止まらない。
ミサカ「……ッ!」
ミサカが駆け出し、一方通行の体を抱きしめた。
一方通行は『反射』を切っていない。
弾かれそうになる体を、回した左手で右手の手首を掴むことで耐える。
びきびきと、ミサカの腕から嫌な音が鳴った。
一方通行「バ…!」
慌てて一方通行が『反射』を切ろうとするよりも早く。
バヂン、と。
番外個体がミサカに電流を流し、その体の自由を奪っていた。
ミサカ「こ…の…ばか…」
番外個体「ごめんね。でも、行かせてやらなきゃ。ここで引き止めるのは、野暮すぎるよ」
一方通行はその顔に、少女達も初めて見るような―――優しげな笑みを浮かべた。
一方通行「ホント、目も当てられねェくらいお人好しだ」
一方通行は、初めて少女達の存在が自分の心をどれ程大きく占有していたかを知った。
だからこそ。それを自覚したからこそ、一方通行の足は止まらない。
ミサカ「……ッ!」
ミサカが駆け出し、一方通行の体を抱きしめた。
一方通行は『反射』を切っていない。
弾かれそうになる体を、回した左手で右手の手首を掴むことで耐える。
びきびきと、ミサカの腕から嫌な音が鳴った。
一方通行「バ…!」
慌てて一方通行が『反射』を切ろうとするよりも早く。
バヂン、と。
番外個体がミサカに電流を流し、その体の自由を奪っていた。
ミサカ「こ…の…ばか…」
番外個体「ごめんね。でも、行かせてやらなきゃ。ここで引き止めるのは、野暮すぎるよ」
どさり、と崩れ落ちるミサカの体を番外個体は優しく受け止める。
番外個体「安心しなよ。ちょっと痺れてもらっただけ」
一方通行「……悪ィな」
番外個体「いいよ。今のところ、ミサカにとってはあなたへの情より恩の方が深かったってだけだから」
歩み去ろうとする一方通行に、ミサカは縋る様に手を伸ばす。
ミサカ「…待っ…て…」
一方通行「なァ」
首だけで振り返って、本当に、いつものような気軽さで、一方通行は言った。
一方通行「ちょっとだけ留守にすっからよォ、そこのガキの世話…頼むわ」
その言葉を受けて――――ミサカは、観念した様に手を下ろし、そして微笑んだ。
ミサカ「任務遂行のご褒美として……帰ってきたら、頭なでなでして下さい」
その言葉に、『覚えてたらな』なんて、いつもならどうってことのない軽口を。
一方通行は、どうしても口にすることが出来なかった。
番外個体「安心しなよ。ちょっと痺れてもらっただけ」
一方通行「……悪ィな」
番外個体「いいよ。今のところ、ミサカにとってはあなたへの情より恩の方が深かったってだけだから」
歩み去ろうとする一方通行に、ミサカは縋る様に手を伸ばす。
ミサカ「…待っ…て…」
一方通行「なァ」
首だけで振り返って、本当に、いつものような気軽さで、一方通行は言った。
一方通行「ちょっとだけ留守にすっからよォ、そこのガキの世話…頼むわ」
その言葉を受けて――――ミサカは、観念した様に手を下ろし、そして微笑んだ。
ミサカ「任務遂行のご褒美として……帰ってきたら、頭なでなでして下さい」
その言葉に、『覚えてたらな』なんて、いつもならどうってことのない軽口を。
一方通行は、どうしても口にすることが出来なかった。
これだけは言わせてくれ
こんなフラグの折り方があったとは……!
こんなフラグの折り方があったとは……!
一方通行「なァ…10分だけ、時間くンねェか?」
土御門「ん? どうした」
一方通行「手紙…っつゥのをよォ……残しときてェンだ」
土御門「……わかったよ。好きにしろ」
インデックスと御坂美琴の前に、ひらひらとパラシュートが降りてきた。
あまりにも無用心な、あまりにも隙だらけなその登場に、逆に美琴もインデックスも固まってしまう。
上条「あ~あ、ったく……風に流されて、たどり着いた先が敵のドまん前なんてなぁ」
自身の体を支えていた御坂妹の腕を解き、上条はふらふらと前に出る。
上条「今までずっと何回も何回も思ってきたことだけど……やっぱり、どうしても口にでちまうよ」
その背に御坂妹を庇うように、その背に御坂美琴を庇うように。
その背に―――『窓のないビル』を庇うように。
上条当麻はインデックスの前に立つ。
上条「俺はなんて幸福なんだろう、ってな。おかげでこうやって、皆を守ることが出来る」
頭から零れる血を拭おうともしないまま、上条当麻はそう言って笑った。
あまりにも無用心な、あまりにも隙だらけなその登場に、逆に美琴もインデックスも固まってしまう。
上条「あ~あ、ったく……風に流されて、たどり着いた先が敵のドまん前なんてなぁ」
自身の体を支えていた御坂妹の腕を解き、上条はふらふらと前に出る。
上条「今までずっと何回も何回も思ってきたことだけど……やっぱり、どうしても口にでちまうよ」
その背に御坂妹を庇うように、その背に御坂美琴を庇うように。
その背に―――『窓のないビル』を庇うように。
上条当麻はインデックスの前に立つ。
上条「俺はなんて幸福なんだろう、ってな。おかげでこうやって、皆を守ることが出来る」
頭から零れる血を拭おうともしないまま、上条当麻はそう言って笑った。
上条「美琴、御坂妹。お前らは窓のないビルの中に入れ」
美琴「そんな…! 馬鹿言うんじゃないわよ! アンタ一人残して尻尾巻いて逃げろって言うの!?」
上条「そうだ」
美琴「~~~~~!! ふざっけんじゃないわよ!!」
上条「自分でわかってるはずだ。お前がここに居ても何も出来ないって」
美琴「なら! ならアンタも一緒に!!」
上条「駄目なんだよ、美琴。俺はあの中には行けない」
その言葉に、美琴ははっとしたようにして上条の右手を見る。
あらゆる異能を無効化してしまう右手。最後の逃走手段である『テレポート』すら無効化してしまう。
『幻想殺し』の少年は、もう戻れない。
美琴「……ひとつだけ約束しなさいよ」
上条「…なんだ?」
美琴「絶対に死なないで……絶対に、帰ってきて」
上条「ああ…約束するよ。俺は、絶対に生きて帰る」
美琴「……うそつき」
とん、と上条の手刀が美琴の首筋に振るわれた。
意識を失うその刹那――――美琴の瞳から、一筋の涙が流れ落ちた。
美琴「そんな…! 馬鹿言うんじゃないわよ! アンタ一人残して尻尾巻いて逃げろって言うの!?」
上条「そうだ」
美琴「~~~~~!! ふざっけんじゃないわよ!!」
上条「自分でわかってるはずだ。お前がここに居ても何も出来ないって」
美琴「なら! ならアンタも一緒に!!」
上条「駄目なんだよ、美琴。俺はあの中には行けない」
その言葉に、美琴ははっとしたようにして上条の右手を見る。
あらゆる異能を無効化してしまう右手。最後の逃走手段である『テレポート』すら無効化してしまう。
『幻想殺し』の少年は、もう戻れない。
美琴「……ひとつだけ約束しなさいよ」
上条「…なんだ?」
美琴「絶対に死なないで……絶対に、帰ってきて」
上条「ああ…約束するよ。俺は、絶対に生きて帰る」
美琴「……うそつき」
とん、と上条の手刀が美琴の首筋に振るわれた。
意識を失うその刹那――――美琴の瞳から、一筋の涙が流れ落ちた。
神条 ←今この辺
↑
上条
↓
中条
↓
下条
↓
――ダークサイド――
闇条
↓
カス条
↓
ゲス条
↑
上条
↓
中条
↓
下条
↓
――ダークサイド――
闇条
↓
カス条
↓
ゲス条
上条「あと、頼む」
上条は御坂妹と、彼自身もよく知る美琴の後輩、白井黒子に向かってそう呼びかける。
白井黒子は神妙に頷き、御坂妹は言いたかった言葉をぐっと飲み込んで。
御坂美琴、御坂妹、白井黒子の三人は、窓のないビルの中へ消えた。
インデックス『お別れの挨拶は済んだのかな?』
インデックスの口から、人には理解出来ない言葉が発せられる。
上条「なんだよ、空気読んでくれたのか?」
人には理解できないはずの言葉を受け、上条は返答する。
インデックス『面白いね。本当に面白いよ』
『神上』たるインデックスは『上条』を見て、笑う。
インデックス『その名前にその右手……本来、“神浄”の役目を担い、私の前に立つのはあなただったはずなんだよ』
インデックス『なのにどうしてなのか、今のあなたにはそのために必要な“決定的な何か”が欠けている』
インデックス『一体、どこで歴史の歯車は狂ってしまったんだろうね?』
上条は御坂妹と、彼自身もよく知る美琴の後輩、白井黒子に向かってそう呼びかける。
白井黒子は神妙に頷き、御坂妹は言いたかった言葉をぐっと飲み込んで。
御坂美琴、御坂妹、白井黒子の三人は、窓のないビルの中へ消えた。
インデックス『お別れの挨拶は済んだのかな?』
インデックスの口から、人には理解出来ない言葉が発せられる。
上条「なんだよ、空気読んでくれたのか?」
人には理解できないはずの言葉を受け、上条は返答する。
インデックス『面白いね。本当に面白いよ』
『神上』たるインデックスは『上条』を見て、笑う。
インデックス『その名前にその右手……本来、“神浄”の役目を担い、私の前に立つのはあなただったはずなんだよ』
インデックス『なのにどうしてなのか、今のあなたにはそのために必要な“決定的な何か”が欠けている』
インデックス『一体、どこで歴史の歯車は狂ってしまったんだろうね?』
インデックス『それで、そんな不完全な状態で私の前に立って、あなたは何をしようというの?』
上条「決まってんだろ。守るんだよ」
インデックス『そんなぼろぼろの体を張って、一体何を守ろうと言うの?』
上条「約束したんだよ。本当に、肝心な時に何も出来ない俺だけど、それでも、壁の役くらいはやってみせるって」
インデックス『そうやって、勝ち目のない戦いを耐え忍んで……あなたは一体何を待っているの?』
上条「ハッ! その言葉はそっくりそのままお前に返すぜインデックス!」
上条は笑い、拳を握る。
上条「やろうと思えば一瞬で終わらせることが出来たはずの裁きってやつを、ここまでぐだぐだだらだらと引き伸ばして、お前は一体誰を待ってんだ!?」
上条の右手から『竜王の顎(ドラゴン・ストライク)』が顕現し、咆哮する。
インデックス『何を…言っているの…?』
上条「わからねえなら教えてやるぜ、インデックス! 安心しろ、お前の願いは必ず叶う!!」
上条「アイツは――――必ずお前を救いにやってくる!!」
上条「決まってんだろ。守るんだよ」
インデックス『そんなぼろぼろの体を張って、一体何を守ろうと言うの?』
上条「約束したんだよ。本当に、肝心な時に何も出来ない俺だけど、それでも、壁の役くらいはやってみせるって」
インデックス『そうやって、勝ち目のない戦いを耐え忍んで……あなたは一体何を待っているの?』
上条「ハッ! その言葉はそっくりそのままお前に返すぜインデックス!」
上条は笑い、拳を握る。
上条「やろうと思えば一瞬で終わらせることが出来たはずの裁きってやつを、ここまでぐだぐだだらだらと引き伸ばして、お前は一体誰を待ってんだ!?」
上条の右手から『竜王の顎(ドラゴン・ストライク)』が顕現し、咆哮する。
インデックス『何を…言っているの…?』
上条「わからねえなら教えてやるぜ、インデックス! 安心しろ、お前の願いは必ず叶う!!」
上条「アイツは――――必ずお前を救いにやってくる!!」
>>898
えっそれ原作いらねーじゃん
えっそれ原作いらねーじゃん
>>898
これ原作じゃないの?
これ原作じゃないの?
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