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元スレインデックス「行こ!あくせられーた!!」一方通行「…おォ」
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インデックス「ごっはん♪ ごっはん♪」
打ち止め「わーい! 新しい洋服でお出かけだよー! ってミサカはミサカは青いワンピースでくるくる回ってみたり!!」
打ち止め「あれ!? 今日の最高気温14℃!? それじゃワンピースじゃ肌寒いよーってミサカはミサカは何か羽織る物を探してみる!!」
インデックス「お肉! 私はお肉を御所望なんだよあくせられーた!!」
インデックス「分厚いステーキに噛み付いて、溢れる肉汁じゅんじゅわーなんだよ!!」
一方通行「わかったからてめェらハシャいでンじゃねえェェェええええええ!!!!」
打ち止め「わーい! 新しい洋服でお出かけだよー! ってミサカはミサカは青いワンピースでくるくる回ってみたり!!」
打ち止め「あれ!? 今日の最高気温14℃!? それじゃワンピースじゃ肌寒いよーってミサカはミサカは何か羽織る物を探してみる!!」
インデックス「お肉! 私はお肉を御所望なんだよあくせられーた!!」
インデックス「分厚いステーキに噛み付いて、溢れる肉汁じゅんじゅわーなんだよ!!」
一方通行「わかったからてめェらハシャいでンじゃねえェェェええええええ!!!!」
もしインデックスが上条さんより先に一方通行に会っていたらという妄想
『絶対能力進化計画』は一方さん自らの手により壊滅した設定
パート化うぜえって声が聞こえるよーだがこれで最後だ 勘弁してくれ
打ち止め「準備できたよ、早く行こう! ってミサカはミサカはあなたを急かしてみたり!!」
一方通行「まてコラ。てめェ何で俺のシャツ羽織ってンだ。ちゃンとそのワンピースと揃いのやつ買ってやっただろが」
打ち止め「う~ん、あっちよりミサカはこっちの方が好みなの。ってミサカはミサカはぶっちゃけてみる」
打ち止め「それに…このシャツ、あなたの香りとぬくもりが残ってて、あったかい……ってミサカはミサカは頬を赤らめてみたり…」
一方通行「脱げ」
打ち止め「えー、強引なのも嫌いじゃないけど…ミサカは初めてはもっと優しくしてもらったほうが……」
インデックス「ちょっと!! 何淫靡な空気をかもし出してるの!!!!」
一方通行「欠片も出てねェよンなモンはァァァあああああ!!!!」
『絶対能力進化計画』は一方さん自らの手により壊滅した設定
パート化うぜえって声が聞こえるよーだがこれで最後だ 勘弁してくれ
打ち止め「準備できたよ、早く行こう! ってミサカはミサカはあなたを急かしてみたり!!」
一方通行「まてコラ。てめェ何で俺のシャツ羽織ってンだ。ちゃンとそのワンピースと揃いのやつ買ってやっただろが」
打ち止め「う~ん、あっちよりミサカはこっちの方が好みなの。ってミサカはミサカはぶっちゃけてみる」
打ち止め「それに…このシャツ、あなたの香りとぬくもりが残ってて、あったかい……ってミサカはミサカは頬を赤らめてみたり…」
一方通行「脱げ」
打ち止め「えー、強引なのも嫌いじゃないけど…ミサカは初めてはもっと優しくしてもらったほうが……」
インデックス「ちょっと!! 何淫靡な空気をかもし出してるの!!!!」
一方通行「欠片も出てねェよンなモンはァァァあああああ!!!!」
多分今の時間はスクリプト犯がVIPにはりついてるんだと思われるから注意
もしこのシリーズは大好き完結を祈ってる
もしこのシリーズは大好き完結を祈ってる
一方通行「…わかった、もォいい。汚すンじゃねェぞ。それクッソ高ェんだからな」
打ち止め「りょーかい! ってミサカはミサカはビシッと敬礼のポーズをしてみたり!」
インデックス「もー、何してるの! 早く行こうよあくせられーた!!」
一方通行「うるっせェな。急かしてンじゃねェよ」
一方通行は舌打ちしながら玄関のドアを開ける。
玄関先にいた人影を確認し、さらにもう一度舌打ちした。
一方通行「何やってンの? オマエ」
ミサカ「おや、奇遇ですね、とミサカはしれっと答えます」
一方通行「玄関先でバッチリ待機してて何が奇遇だボケ」
※ミサカ:『妹達』の一人。検体番号は10020号。記憶を失った一方通行と共に計画を潰した。
『妹達』(打ち止め除く)の中で唯一一方通行に明確な好意を寄せる。
打ち止め「りょーかい! ってミサカはミサカはビシッと敬礼のポーズをしてみたり!」
インデックス「もー、何してるの! 早く行こうよあくせられーた!!」
一方通行「うるっせェな。急かしてンじゃねェよ」
一方通行は舌打ちしながら玄関のドアを開ける。
玄関先にいた人影を確認し、さらにもう一度舌打ちした。
一方通行「何やってンの? オマエ」
ミサカ「おや、奇遇ですね、とミサカはしれっと答えます」
一方通行「玄関先でバッチリ待機してて何が奇遇だボケ」
※ミサカ:『妹達』の一人。検体番号は10020号。記憶を失った一方通行と共に計画を潰した。
『妹達』(打ち止め除く)の中で唯一一方通行に明確な好意を寄せる。
まあ、また潰されたらそれはそれで運命 今日は諦めるぜよ
ミサカ「お出かけですか? とミサカはあなたに問いかけます」
打ち止め「今から皆でご飯食べて、それから遊びに行くんだよー、ってミサカはミサカはロンリーな下位個体に同情しつつ答えてみる」
ミサカ「……」シーン…
打ち止め「あれ?」
ミサカ「ミサカは『あなたに』問いかけます。とミサカは先ほどの言葉を復唱します」
一方通行「…このガキが言ったとォりだよ」
ミサカ「このガキが言った通りとは? 私には脳みその足りない鈴虫がちりんちりん鳴いてる音しか聞こえませんでしたが? とミサカは首を傾げます」
打ち止め「むっかちーーん!! ってミサカはミサカは本気でちょっと頭にきてみる!!」
インデックス「ちょっと! いい加減に私のお腹は限界なんだよ!!」
ミサカ「食しか頭に無い欠陥乙女は黙っていてください、とミサカは言い捨てます」
インデックス「な、なにをーーー!!!?」
一方通行「……」スタスタ…
ミサカ「お出かけですか? とミサカはあなたに問いかけます」
打ち止め「今から皆でご飯食べて、それから遊びに行くんだよー、ってミサカはミサカはロンリーな下位個体に同情しつつ答えてみる」
ミサカ「……」シーン…
打ち止め「あれ?」
ミサカ「ミサカは『あなたに』問いかけます。とミサカは先ほどの言葉を復唱します」
一方通行「…このガキが言ったとォりだよ」
ミサカ「このガキが言った通りとは? 私には脳みその足りない鈴虫がちりんちりん鳴いてる音しか聞こえませんでしたが? とミサカは首を傾げます」
打ち止め「むっかちーーん!! ってミサカはミサカは本気でちょっと頭にきてみる!!」
インデックス「ちょっと! いい加減に私のお腹は限界なんだよ!!」
ミサカ「食しか頭に無い欠陥乙女は黙っていてください、とミサカは言い捨てます」
インデックス「な、なにをーーー!!!?」
一方通行「……」スタスタ…
――とあるバイキング・レストラン
インデックス「ほ、ほんと!? ホントにここ食べ放題なの!?」
一方通行「…おォ」
打ち止め「うわぁー! 色んな料理が大きな皿で並んでるよ! ってミサカはミサカは目をキラキラさせてみる!!」
ミサカ「ふむ、正直ウエストが気になるお年頃なのですが、今日ばかりはリミッターを解除しなければなるまい、とミサカは悲壮な覚悟を胸に秘めました」
インデックス「いただきまーす!!」ガバ! ムシャムシャ!!
ウェイター「お、お客様!? 直接大皿から食べるのはご遠慮下さいってもうねえし!!」
インデックス「次ィ!!!!」
ウェイター「てんちょー! てんちょーー!!」
インデックス「ほ、ほんと!? ホントにここ食べ放題なの!?」
一方通行「…おォ」
打ち止め「うわぁー! 色んな料理が大きな皿で並んでるよ! ってミサカはミサカは目をキラキラさせてみる!!」
ミサカ「ふむ、正直ウエストが気になるお年頃なのですが、今日ばかりはリミッターを解除しなければなるまい、とミサカは悲壮な覚悟を胸に秘めました」
インデックス「いただきまーす!!」ガバ! ムシャムシャ!!
ウェイター「お、お客様!? 直接大皿から食べるのはご遠慮下さいってもうねえし!!」
インデックス「次ィ!!!!」
ウェイター「てんちょー! てんちょーー!!」
打ち止め「ちょっとやーだ、奥さん見まして? あの品位の欠片のない食べ方、ってミサカはミサカはコソコソ耳打ちしてみる」
ミサカ「ほんとほんと、最近の女の子は何を考えているのかわかりませんわー、とミサカは上位個体に追従します」
インデックス「む」ピタッ!
打ち止め「見て見て、あの人も呆れ顔。まあ、あんな獣みたいに食事する人なんて女の子として見れないよねー。ってミサカはミサカは声のボリュームを少し上げて言ってみる」
ミサカ「ほんとよねー、とミサカはもはやアピールするかのように声を張り上げます」
インデックス「う…」チラリ
一方通行「……」
インデックス「はう!」
インデックスは青ざめる。
彼は確かにこの上ない呆れ顔をインデックス『達』に向けていた。
インデックスは手に持っていた大皿を台に戻して、小皿に取り分けてから一方通行の対面に座る。
それからちょこちょこと皿の上のものを口に運び始めた。
インデックス(うう…も、物足りないんだよ…!!)グゥ~キュルルル~
一方通行(…なンでコイツは泣きそォな顔で飯食ってンだ?)
ミサカ「ほんとほんと、最近の女の子は何を考えているのかわかりませんわー、とミサカは上位個体に追従します」
インデックス「む」ピタッ!
打ち止め「見て見て、あの人も呆れ顔。まあ、あんな獣みたいに食事する人なんて女の子として見れないよねー。ってミサカはミサカは声のボリュームを少し上げて言ってみる」
ミサカ「ほんとよねー、とミサカはもはやアピールするかのように声を張り上げます」
インデックス「う…」チラリ
一方通行「……」
インデックス「はう!」
インデックスは青ざめる。
彼は確かにこの上ない呆れ顔をインデックス『達』に向けていた。
インデックスは手に持っていた大皿を台に戻して、小皿に取り分けてから一方通行の対面に座る。
それからちょこちょこと皿の上のものを口に運び始めた。
インデックス(うう…も、物足りないんだよ…!!)グゥ~キュルルル~
一方通行(…なンでコイツは泣きそォな顔で飯食ってンだ?)
ウェイター「あ、ありがとうございましたー」
引きつり顔のウェイターの言葉を背に受けて、一方通行たちは店を後にする。
その直後、店長が泣きながら小さな看板を入り口のドアに引っ掛けた。
その看板には『食材切れのため閉店いたします。大変申し訳ありません』と手書きされていた。
インデックス「うぅ~、ちょっと物足りなかったかも……」
打ち止め「ホント? ミサカは大満足だったよ! ってミサカはミサカはお腹をポンポン叩いてみる」
ミサカ(やばい、ウェストきつい。何であのシスターはあんだけ食って腹がでないんだとミサカは恨みがましい目を向けます)
インデックス「うぅ…何だか『みさか』の視線がちょっと怖いんだよ」
一方通行(…コイツらはもォ二度とバイキングにはつれていかねェ)
引きつり顔のウェイターの言葉を背に受けて、一方通行たちは店を後にする。
その直後、店長が泣きながら小さな看板を入り口のドアに引っ掛けた。
その看板には『食材切れのため閉店いたします。大変申し訳ありません』と手書きされていた。
インデックス「うぅ~、ちょっと物足りなかったかも……」
打ち止め「ホント? ミサカは大満足だったよ! ってミサカはミサカはお腹をポンポン叩いてみる」
ミサカ(やばい、ウェストきつい。何であのシスターはあんだけ食って腹がでないんだとミサカは恨みがましい目を向けます)
インデックス「うぅ…何だか『みさか』の視線がちょっと怖いんだよ」
一方通行(…コイツらはもォ二度とバイキングにはつれていかねェ)
一方通行「…ンで、これからどォすンだ?」
打ち止め「う~ん、どうしよっか? ってミサカはミサカは皆の顔を見回して聞いてみたり」
インデックス「私はこの街のことまだよくわからないから、お任せするんだよ」
ミサカ「ふむ、とミサカは頭を悩ませます」
一方通行「行きてェトコねェならもォ帰るぞ」
打ち止め「くっ! 明らかにもうメンドくさくなってる! ってミサカはミサカは何とかこの人を引き止めるための何かを探すため辺りをキョロキョロしつつ――」
インデックス「ねー! ここなに? すっごく面白そうなんだよ!!」
気付けばインデックスは一人先に進み、ある店を指差していた。
ミサカ「…ゲームセンター。またムードの無いところを…とミサカは頭を抱えます」
打ち止め「う~ん、どうしよっか? ってミサカはミサカは皆の顔を見回して聞いてみたり」
インデックス「私はこの街のことまだよくわからないから、お任せするんだよ」
ミサカ「ふむ、とミサカは頭を悩ませます」
一方通行「行きてェトコねェならもォ帰るぞ」
打ち止め「くっ! 明らかにもうメンドくさくなってる! ってミサカはミサカは何とかこの人を引き止めるための何かを探すため辺りをキョロキョロしつつ――」
インデックス「ねー! ここなに? すっごく面白そうなんだよ!!」
気付けばインデックスは一人先に進み、ある店を指差していた。
ミサカ「…ゲームセンター。またムードの無いところを…とミサカは頭を抱えます」
一方さんがかっこよくて超好き
このネタは終わってもいいけど、お前は引き続き何かを書いたりするべき
このネタは終わってもいいけど、お前は引き続き何かを書いたりするべき
インデックス「うわぁ~! うわぁ~!!」
一方通行「走り回るンじゃねェよ五歳児ですかてめェは」
インデックス「ねえ、あくせられーた! これなに!? これなに!?」
ミサカ「…まさかUFOキャッチャーも知らないとは、とミサカはあなたの無知さ加減にため息をつきます」
一方通行(…まァ、このガキにはこの一年以外の記憶がねェらしいからな……当然っちゃ当然かもな)
一方通行は思い出す。
記憶を失った彼に対し、インデックスは『お揃いだね』と言って笑った。
インデックス「あくせられーた! 私あれが欲しいんだよ!」
一方通行「クマのぬいぐるみたァ分かりやすい少女趣味だなオマエ。あっちの『ぱっかえびせん』じゃなくていいのかよ?」
インデックス「うぅ…凄く迷うけど、今はこのくまちゃんの瞳が私を捉えて離さないんだよ!!」
一方通行は小銭を機械に投入する。
何だかこの時の彼は妙に優しかった。
一方通行「走り回るンじゃねェよ五歳児ですかてめェは」
インデックス「ねえ、あくせられーた! これなに!? これなに!?」
ミサカ「…まさかUFOキャッチャーも知らないとは、とミサカはあなたの無知さ加減にため息をつきます」
一方通行(…まァ、このガキにはこの一年以外の記憶がねェらしいからな……当然っちゃ当然かもな)
一方通行は思い出す。
記憶を失った彼に対し、インデックスは『お揃いだね』と言って笑った。
インデックス「あくせられーた! 私あれが欲しいんだよ!」
一方通行「クマのぬいぐるみたァ分かりやすい少女趣味だなオマエ。あっちの『ぱっかえびせん』じゃなくていいのかよ?」
インデックス「うぅ…凄く迷うけど、今はこのくまちゃんの瞳が私を捉えて離さないんだよ!!」
一方通行は小銭を機械に投入する。
何だかこの時の彼は妙に優しかった。
一方通行の操るクレーンは一発でクマのぬいぐるみを掴み、穴に放り込んだ。
インデックス「うわあ凄い! 『能力』を使ったの?」
一方通行「こンなくだらねェことに使うかよ」
インデックス「えへへ、ありがとうあくせられーた!」
インデックスは嬉しそうにクマのぬいぐるみを抱きしめる。
一方通行「…ハシャいでンじゃねェよ。五歳児ですかてめェは」
一方通行は何だか無性にかゆくなってぼりぼりと頭を掻く。
ふと、なにやらジメジメした気配を感じ、振り返った。
打ち止め「……」ジトー…
ミサカ「……」ジトー…
一方通行「うォ!?」ビクッ!
インデックス「うわあ凄い! 『能力』を使ったの?」
一方通行「こンなくだらねェことに使うかよ」
インデックス「えへへ、ありがとうあくせられーた!」
インデックスは嬉しそうにクマのぬいぐるみを抱きしめる。
一方通行「…ハシャいでンじゃねェよ。五歳児ですかてめェは」
一方通行は何だか無性にかゆくなってぼりぼりと頭を掻く。
ふと、なにやらジメジメした気配を感じ、振り返った。
打ち止め「……」ジトー…
ミサカ「……」ジトー…
一方通行「うォ!?」ビクッ!
>>1の書く一方さんはめちゃめちゃカッコいいよな…
つかこれこそ一方さんだと言う気がする 痺れる
つかこれこそ一方さんだと言う気がする 痺れる
打ち止め「…ずるい」
ミサカ「…不公平」
亡霊のように二人は呟いている。
いつもの「ミサカは―」の口癖も忘れるほど、二人はジメっとした感情を一方通行にぶつけている。
一方通行「…なンだよ」
打ち止め「ずるいずるいずるいーー!! ってミサカはミサカは手足をバタバタさせて猛抗議ーー!!!!」
一方通行「暴れンじゃねえよ! 三歳児かてめェは!!」
打ち止め「さり気にインデックスより年齢下げられてるー!? もう怒った! ってミサカはミサカはポカポカあなたを殴ってみたりー!!」ポカポカ!
ミサカ「おお、上位個体の攻撃が届くということは今は『反射』は切っているということですね、とミサカはどさくさにまぎれてあなたにハグをあいたー反射されたー」
打ち止め「うわあ~」 ←巻き添え
ミサカ「…不公平」
亡霊のように二人は呟いている。
いつもの「ミサカは―」の口癖も忘れるほど、二人はジメっとした感情を一方通行にぶつけている。
一方通行「…なンだよ」
打ち止め「ずるいずるいずるいーー!! ってミサカはミサカは手足をバタバタさせて猛抗議ーー!!!!」
一方通行「暴れンじゃねえよ! 三歳児かてめェは!!」
打ち止め「さり気にインデックスより年齢下げられてるー!? もう怒った! ってミサカはミサカはポカポカあなたを殴ってみたりー!!」ポカポカ!
ミサカ「おお、上位個体の攻撃が届くということは今は『反射』は切っているということですね、とミサカはどさくさにまぎれてあなたにハグをあいたー反射されたー」
打ち止め「うわあ~」 ←巻き添え
打ち止め「ミサカにもぬいぐるみください、ってミサカはミサカはぶっちゃけ言ってみたり」
ミサカ「ミサカも欲しいです、とミサカは上位個体に追従します」
一方通行「…たく、てめえェら揃いも揃って夢見る少女趣味かよ」
ミサカ「そういうこっちゃないんですが、とミサカはため息をつきます」
打ち止め「ホント分かってないよねー、ってミサカはミサカは下位個体の言葉に頷いてみるー」
一方通行「……」イラ…
ガン、と音がした。
一方通行はUFOキャッチャーを蹴飛ばした音だ。
UFOキャッチャーの中のぬいぐるみがまるで意思を持っているかのように自ら穴の中に飛び込んでいく。
あっという間にぬいぐるみの取り出し口が詰まった。
一方通行「好きなモンとれよ」
打ち止め「違う…これは違うよ…ってミサカはミサカはほろほろ泣いてみる……」
ミサカ「心のこもってないプレゼントがこんなにも苦しいものなんて…とミサカはさめざめと涙を流します」
一方通行「けっ」
一方通行は二人を放ってUFOキャッチャーの前を立ち去る。
店員「てんちょー! てんちょーーー!!」
UFOキャッチャーの惨状を見かけた店員がヘルプミーを叫んだ。
ミサカ「ミサカも欲しいです、とミサカは上位個体に追従します」
一方通行「…たく、てめえェら揃いも揃って夢見る少女趣味かよ」
ミサカ「そういうこっちゃないんですが、とミサカはため息をつきます」
打ち止め「ホント分かってないよねー、ってミサカはミサカは下位個体の言葉に頷いてみるー」
一方通行「……」イラ…
ガン、と音がした。
一方通行はUFOキャッチャーを蹴飛ばした音だ。
UFOキャッチャーの中のぬいぐるみがまるで意思を持っているかのように自ら穴の中に飛び込んでいく。
あっという間にぬいぐるみの取り出し口が詰まった。
一方通行「好きなモンとれよ」
打ち止め「違う…これは違うよ…ってミサカはミサカはほろほろ泣いてみる……」
ミサカ「心のこもってないプレゼントがこんなにも苦しいものなんて…とミサカはさめざめと涙を流します」
一方通行「けっ」
一方通行は二人を放ってUFOキャッチャーの前を立ち去る。
店員「てんちょー! てんちょーーー!!」
UFOキャッチャーの惨状を見かけた店員がヘルプミーを叫んだ。
それからインデックス、打ち止め、ミサカの3人は大はしゃぎで、楽しく時を過ごしていった。
ただ、それと比例するように一方通行はげっそりと神経をすり減らしていく。
一方通行は自販機でコーヒーを買うと、手近なベンチに腰掛けた。
一方通行(…ククク、一体何してンだ俺は。ガキに振り回されて、まンざらでもねェ顔して……)
一方通行はブラックで買ったコーヒーに口を付ける。
苦味が口いっぱいに広がった。
一方通行(そンなタマかよ、クソッタレの悪党が……!)
その時。
一方通行の表情が変わった。
獲物を見つけた猛禽類の様に、彼の目が鋭く細くなっていく。
一方通行(…だよなァ。さァて、チッとばっかし戻るとするか)
一方通行はコーヒーを一気に飲み干して、空になった紙コップを潰す。
一方通行「ジメジメトとくっせェ、悪党の領域によ」
ただ、それと比例するように一方通行はげっそりと神経をすり減らしていく。
一方通行は自販機でコーヒーを買うと、手近なベンチに腰掛けた。
一方通行(…ククク、一体何してンだ俺は。ガキに振り回されて、まンざらでもねェ顔して……)
一方通行はブラックで買ったコーヒーに口を付ける。
苦味が口いっぱいに広がった。
一方通行(そンなタマかよ、クソッタレの悪党が……!)
その時。
一方通行の表情が変わった。
獲物を見つけた猛禽類の様に、彼の目が鋭く細くなっていく。
一方通行(…だよなァ。さァて、チッとばっかし戻るとするか)
一方通行はコーヒーを一気に飲み干して、空になった紙コップを潰す。
一方通行「ジメジメトとくっせェ、悪党の領域によ」
>>32
想像したらワロタ
想像したらワロタ
一方通行「おい」
ミサカ「なんでしょう? とミサカは首を傾げます」
一方通行「チッと出てくる。てめェはあのガキ共を見てろ」
ミサカ「あなたがミサカにお願いですか? とミサカは目を丸くせざるをえません」
一方通行「馬鹿言ってンじゃねェよ。これは命令だ。てめェに拒否権なンぞ与えられちゃいねェ」
ミサカ「分かりました。元々この命はあなたに与えられたようなもの。ミサカにはあなたがどんな要望をしようとも対応できる準備があります、とミサカは従順に頷きます」
一方通行「吐き気がするほどスバラシイ心がけだな」
ミサカ「どちらへ?」
一方通行「あァ、お掃除だ。きったねェクソを下水道に流してくンだよ」
ミサカ「なんでしょう? とミサカは首を傾げます」
一方通行「チッと出てくる。てめェはあのガキ共を見てろ」
ミサカ「あなたがミサカにお願いですか? とミサカは目を丸くせざるをえません」
一方通行「馬鹿言ってンじゃねェよ。これは命令だ。てめェに拒否権なンぞ与えられちゃいねェ」
ミサカ「分かりました。元々この命はあなたに与えられたようなもの。ミサカにはあなたがどんな要望をしようとも対応できる準備があります、とミサカは従順に頷きます」
一方通行「吐き気がするほどスバラシイ心がけだな」
ミサカ「どちらへ?」
一方通行「あァ、お掃除だ。きったねェクソを下水道に流してくンだよ」
ミサカ「また、何も言わずに…あなたは一人で背負おうとするのですね、とミサカは目を伏せます」
ミサカ「あなたの隣で戦いたい、思うミサカは傲慢なのでしょうか、身の程知らずなのでしょうか」
ミサカ「ミサカは自分の無力さを呪います」
ミサカはぐっと拳を握り締める。
ミサカ「いえ、彼の盾になれないのなら、せめて彼の願いだけは壊さぬようしなくては…とミサカはふんどしを締めなおします」
ミサカ「まあ、ふんどしっていうか、今ミサカがはいてるのはもしもに備えた勝負パンツなんですけどね、とミサカは一人ほくそ笑みます」
???「あれ? お前がこんなところにいるなんて珍しいな」
ミサカ「?」
背後からかけられた声に振り返る。
上条「よう御坂妹。元気にしてたか?」
そこにいたのはかつて一方通行をボッコボコにした黒髪の少年だった。
ミサカ「…あれ? もしかしてあの人逃げただけ? とミサカは芽生えた疑問を必死で否定します」
ミサカ「あなたの隣で戦いたい、思うミサカは傲慢なのでしょうか、身の程知らずなのでしょうか」
ミサカ「ミサカは自分の無力さを呪います」
ミサカはぐっと拳を握り締める。
ミサカ「いえ、彼の盾になれないのなら、せめて彼の願いだけは壊さぬようしなくては…とミサカはふんどしを締めなおします」
ミサカ「まあ、ふんどしっていうか、今ミサカがはいてるのはもしもに備えた勝負パンツなんですけどね、とミサカは一人ほくそ笑みます」
???「あれ? お前がこんなところにいるなんて珍しいな」
ミサカ「?」
背後からかけられた声に振り返る。
上条「よう御坂妹。元気にしてたか?」
そこにいたのはかつて一方通行をボッコボコにした黒髪の少年だった。
ミサカ「…あれ? もしかしてあの人逃げただけ? とミサカは芽生えた疑問を必死で否定します」
通称、『窓の無いビル』。
学園都市の統括理事長、『人間』アレイスター=クロウリーが君臨するそこに、一人の少年と一人の少女が集められていた。
アレイスター「よく来てくれたね」
奇妙なカプセルの中で逆さまに浮かぶアレイスターは優しい笑みを浮かべる。
だが、その笑みは決して相対する者を安心させず、むしろ極寒の地に放り出されたような寒々さを与える性質を持っていた。
しかし、その笑みに晒された少年と少女は全く泰然としている。
アレイスター「すばらしい。さすがは『第2位』と『第4位』だ」
『第2位』と呼ばれた少年、垣根帝督(かきねていとく)はつまらなそうに前髪をかきあげた。
垣根「世辞はいいんだよ。さっさと用件を言え統括理事長。てめえも知るとおり、俺はとても忙しいんだ」
『第4位』と呼ばれた少女、麦野沈利(むぎのしずり)も頷いた。
麦野「同感。というか、私はこのクソ野郎とは一秒だって同じ空気吸いたくないんだけど」
垣根「気が合うな、クソ女」
麦野「チャラ男が馴れ馴れしく話しかけないでくれる? 私そんな安い女に見えるかしら」
学園都市の統括理事長、『人間』アレイスター=クロウリーが君臨するそこに、一人の少年と一人の少女が集められていた。
アレイスター「よく来てくれたね」
奇妙なカプセルの中で逆さまに浮かぶアレイスターは優しい笑みを浮かべる。
だが、その笑みは決して相対する者を安心させず、むしろ極寒の地に放り出されたような寒々さを与える性質を持っていた。
しかし、その笑みに晒された少年と少女は全く泰然としている。
アレイスター「すばらしい。さすがは『第2位』と『第4位』だ」
『第2位』と呼ばれた少年、垣根帝督(かきねていとく)はつまらなそうに前髪をかきあげた。
垣根「世辞はいいんだよ。さっさと用件を言え統括理事長。てめえも知るとおり、俺はとても忙しいんだ」
『第4位』と呼ばれた少女、麦野沈利(むぎのしずり)も頷いた。
麦野「同感。というか、私はこのクソ野郎とは一秒だって同じ空気吸いたくないんだけど」
垣根「気が合うな、クソ女」
麦野「チャラ男が馴れ馴れしく話しかけないでくれる? 私そんな安い女に見えるかしら」
アレイスター「ふむ、この部屋でLEVEL5同士が戦争を始めても困る。では用件を手短に話そう」
アレイスター「君達も知っているかもしれないが、私はそこそこ大きな計画を抱えている。しかしこの計画に大幅なズレが生じ始めているんだ」
アレイスター「これがちょっと私独力では修正ができない程でね。そこで君達に助力を頼みたいんだよ」
垣根「……」
垣根帝督は憮然とした表情で黙って話を聞いている。
麦野「ふん…で、私達に何をしろって言うの?」
アレイスター「簡単なことだ。学園都市の『第1位』、『一方通行』を抹殺してもらいたい」
アレイスター「君達も知っているかもしれないが、私はそこそこ大きな計画を抱えている。しかしこの計画に大幅なズレが生じ始めているんだ」
アレイスター「これがちょっと私独力では修正ができない程でね。そこで君達に助力を頼みたいんだよ」
垣根「……」
垣根帝督は憮然とした表情で黙って話を聞いている。
麦野「ふん…で、私達に何をしろって言うの?」
アレイスター「簡単なことだ。学園都市の『第1位』、『一方通行』を抹殺してもらいたい」
麦野「…理由は?」
アレイスター「彼は私の計画の重要な『協力者』だった。しかし、どういうわけか彼は『協力』してくれなくなった」
アレイスター「それどころか、彼はもはや計画の『障害』でしかなにのだよ。そこで君達に処分をお願いしたいわけだ」
麦野「ふーん…まあ、個人的にアイツは目障りだったし、受けてもいいけど…条件があるわ」
アレイスター「聞こう」
麦野「あの化け物相手に『アイテム』のメンバーは使いたくない。結構替えのきかない人材なんだよね。いくらでも『使い捨て』出来る人員が欲しい」
アレイスター「なら『猟犬(ハウンド・ドッグ)』を貸そう。リーダーが死んでしまってどうにも部隊の再編に手間取っていたところだ」
垣根「……」
アレイスター「君も引き受けてもらえるかな、『未元物質(ダークマター)』」
垣根帝督はあくまで憮然とした表情のまま、黙って頷いた。
頷いて、麦野沈利に目を向ける。
垣根「協力するか?」
麦野「はあ?」
垣根「だろうな」
アレイスター「彼は私の計画の重要な『協力者』だった。しかし、どういうわけか彼は『協力』してくれなくなった」
アレイスター「それどころか、彼はもはや計画の『障害』でしかなにのだよ。そこで君達に処分をお願いしたいわけだ」
麦野「ふーん…まあ、個人的にアイツは目障りだったし、受けてもいいけど…条件があるわ」
アレイスター「聞こう」
麦野「あの化け物相手に『アイテム』のメンバーは使いたくない。結構替えのきかない人材なんだよね。いくらでも『使い捨て』出来る人員が欲しい」
アレイスター「なら『猟犬(ハウンド・ドッグ)』を貸そう。リーダーが死んでしまってどうにも部隊の再編に手間取っていたところだ」
垣根「……」
アレイスター「君も引き受けてもらえるかな、『未元物質(ダークマター)』」
垣根帝督はあくまで憮然とした表情のまま、黙って頷いた。
頷いて、麦野沈利に目を向ける。
垣根「協力するか?」
麦野「はあ?」
垣根「だろうな」
アレイスター「あとで『一方通行』に関して我々が知りうるデータを送ろう。何かの参考にしてくれ」
アレイスター「ああ、それと注意点がひとつ」
垣根「あ?」
麦野「なに?」
アレイスター「あとでデータを見てもらえればわかるが、彼の傍には『禁書目録』と呼ばれる少女と『打ち止め』と呼ばれる少女が居る」
アレイスター「彼女達は少しばかり特殊な立ち位置に居てね…彼女達だけは、殺してはいけないよ」
アレイスター「ああ、それと注意点がひとつ」
垣根「あ?」
麦野「なに?」
アレイスター「あとでデータを見てもらえればわかるが、彼の傍には『禁書目録』と呼ばれる少女と『打ち止め』と呼ばれる少女が居る」
アレイスター「彼女達は少しばかり特殊な立ち位置に居てね…彼女達だけは、殺してはいけないよ」
窓の無いビルを抜け、垣根帝督は転送されてきたデータに目を通す。
垣根「やっぱりな、クソッタレ」
??「どうしたの? 随分ご機嫌ナナメなようだけど」
垣根帝督を待ち構えていたかのように、ドレスのような服で身を包んだ少女が話しかけてきた。
??「統括理事長は何て言ってきたの?」
垣根「一方通行を抹殺しろ、だとよ」
少女はヒュゥ、と口を鳴らす。
??「与えられた課題が重すぎて沈んでるの?」
垣根「はらわた煮えくりかえってんだよ。なめられたことになぁ」
??「『原子崩し(メルトダウナー)』の第4位もいたんだよね? そいつに腹立ててるの?」
垣根「違ぇよ。ムカついてんのはアレイスターにだ」
??「ムカつくやつだったの?」
垣根「ああ、この上なくな……野郎は一方通行を殺す気なんてさらさらねえのさ」
垣根「やっぱりな、クソッタレ」
??「どうしたの? 随分ご機嫌ナナメなようだけど」
垣根帝督を待ち構えていたかのように、ドレスのような服で身を包んだ少女が話しかけてきた。
??「統括理事長は何て言ってきたの?」
垣根「一方通行を抹殺しろ、だとよ」
少女はヒュゥ、と口を鳴らす。
??「与えられた課題が重すぎて沈んでるの?」
垣根「はらわた煮えくりかえってんだよ。なめられたことになぁ」
??「『原子崩し(メルトダウナー)』の第4位もいたんだよね? そいつに腹立ててるの?」
垣根「違ぇよ。ムカついてんのはアレイスターにだ」
??「ムカつくやつだったの?」
垣根「ああ、この上なくな……野郎は一方通行を殺す気なんてさらさらねえのさ」
少女は首を傾げた。
??「殺せって言ったんでしょ?」
垣根「送られてきたデータに目を通した。確信したぜ。腑抜けた一方通行は計画の『障害』になんぞなりえねえ。本当に計画を邪魔して欲しくなけりゃ放っておけばいいんだよ」
??「でも、アレイスターは殺せといった」
垣根「そうだ。ヤツは『修正』という言葉を使った。俺たちを餌にして、一方通行を理想の形で計画に戻してえのさ」
??「…よくわかんないわね」
垣根「少なくとも『原子崩し(メルトダウナー)』を起用している時点で殺す気ねえのは明白だ。アイツの能力じゃ絶対に一方通行には勝てねえ」
垣根帝督は舌打ちして続ける。
垣根「どっちが強いかとかそれ以前の問題だ。『原子崩し』じゃ『一方通行』に勝てねえ。そういう『構造』になっちまってるんだ」
垣根「一方通行と『強弱』の問題まで持っていけるのはこの俺だけなんだよ。…まあ、あの訳わかんねえ『第7位』も、ひょっとしたらそこまで辿り着けるかもしれねえが」
??「ふーん、じゃあ結局どうするの?」
??「殺せって言ったんでしょ?」
垣根「送られてきたデータに目を通した。確信したぜ。腑抜けた一方通行は計画の『障害』になんぞなりえねえ。本当に計画を邪魔して欲しくなけりゃ放っておけばいいんだよ」
??「でも、アレイスターは殺せといった」
垣根「そうだ。ヤツは『修正』という言葉を使った。俺たちを餌にして、一方通行を理想の形で計画に戻してえのさ」
??「…よくわかんないわね」
垣根「少なくとも『原子崩し(メルトダウナー)』を起用している時点で殺す気ねえのは明白だ。アイツの能力じゃ絶対に一方通行には勝てねえ」
垣根帝督は舌打ちして続ける。
垣根「どっちが強いかとかそれ以前の問題だ。『原子崩し』じゃ『一方通行』に勝てねえ。そういう『構造』になっちまってるんだ」
垣根「一方通行と『強弱』の問題まで持っていけるのはこの俺だけなんだよ。…まあ、あの訳わかんねえ『第7位』も、ひょっとしたらそこまで辿り着けるかもしれねえが」
??「ふーん、じゃあ結局どうするの?」
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