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元スレインデックス「好きだよ、あくせられーた」一方通行「…はァ?」
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/ ヽ
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' i
′ , !
/ / 二≠z 斗 リ
/ ///V弋チ7ヘ tィ 乂
/// ィ ヽ/ 〈 ヘ从ソ
//∧ ィヽ 、 _'/ / 「この状況なら俺も出れるよな」
┌イィ彡//≠ >、 ̄ イ─‐┐
l (ノ `^i ) l
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../ | .|| .\
/ l D A R K .|ト、 \
r、 / .!〕 || \ \ ,、
) `ー''"´ ̄ ̄ / | M A T T E R || \  ̄` ー‐'´ (_
とニ二ゝソ____/ | || \____(、,二つ
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………
マギー様ァァァ!!
お客様の中にマーガレット=ガルシア様はいらっしゃいませんかァァァァ!!!
な状態になりやがった
マギー様ァァァ!!
お客様の中にマーガレット=ガルシア様はいらっしゃいませんかァァァァ!!!
な状態になりやがった
いやーけっこうぐっすり寝れた
再開するけど脳がシャッキリポンするまではちと遅いかもしれん
再開するけど脳がシャッキリポンするまではちと遅いかもしれん
天高く掲げられたインデックスの姿に、誰よりも早く気付いていたのは、実は炎の魔術師、ステイル=マグヌスだった。
それもそのはず、当然だ。
彼はずっと、ずっと、インデックスのためだけを思って生きてきたのだから。
ステイル「見つけた……」
彼がいるのは崩壊した一方通行のマンションだった。
その瓦礫の中から、ひとつのスーツケースを彼は拾い上げる。
ステイル=マグヌスの後ろには、ようやく元の服装に復帰し、歓喜にむせび泣く神裂火織の姿もある。
ステイル「大天使…『神の如き者(ミカエル)』、『神の力(ガブリエル)』、『神の火(ウリエル)』、『神の薬(ラファエル)』か」
ステイル「は、どいつもこいつもマネキンみたいなツラしてやがる」
彼は魔術師だ。だから、大天使の恐ろしさを知っている。
知っているのだ。だが。
ステイル「お前らみたいな奴らに裁かれてなるものか。お前らのような奴らに殺されてなるものか」
その心に恐怖はなく、ただ怒りの炎が燃えている。
ステイル「お前らなんぞに、あの子を使われてなるものか」
あの子が幸せに笑っていられるように。それだけが僕の生きる意味なんだ。
ステイル「邪魔をするな―――どけ、大天使」
それもそのはず、当然だ。
彼はずっと、ずっと、インデックスのためだけを思って生きてきたのだから。
ステイル「見つけた……」
彼がいるのは崩壊した一方通行のマンションだった。
その瓦礫の中から、ひとつのスーツケースを彼は拾い上げる。
ステイル=マグヌスの後ろには、ようやく元の服装に復帰し、歓喜にむせび泣く神裂火織の姿もある。
ステイル「大天使…『神の如き者(ミカエル)』、『神の力(ガブリエル)』、『神の火(ウリエル)』、『神の薬(ラファエル)』か」
ステイル「は、どいつもこいつもマネキンみたいなツラしてやがる」
彼は魔術師だ。だから、大天使の恐ろしさを知っている。
知っているのだ。だが。
ステイル「お前らみたいな奴らに裁かれてなるものか。お前らのような奴らに殺されてなるものか」
その心に恐怖はなく、ただ怒りの炎が燃えている。
ステイル「お前らなんぞに、あの子を使われてなるものか」
あの子が幸せに笑っていられるように。それだけが僕の生きる意味なんだ。
ステイル「邪魔をするな―――どけ、大天使」
なんか今日はすごいな。まろみの人といい、ここといい。
禁書フィーバー来てるな
禁書フィーバー来てるな
絹旗最愛と滝壺理后、そしてフレンダ――『アイテム』の三人は不運だった。
彼女達が暴れまわっていた場所は、大天使『神の薬(ラファエル)』に近すぎた。
そして彼女たちは余りにはしゃぎすぎた。
『神の薬』の翼が輝く。次の瞬間――絹旗最愛は吹っ飛ばされていた。
絹旗「が…!」
滝壺「きぬはた!」
フレンダ「何…? 今何されたの…!? 全然見えなかった」
絹旗「こ…ふ…」
震える足を押さえつけ、絹旗が立ち上がる。
絹旗「滝壺さん、フレンダ…超急いで私の後ろに回ってください。さっきの一撃、私以外の人間が受けたら間違いなく超死にます」
フレンダ「き、絹旗だって死にそうなわけよ!」
滝壺「なに…? 私の『能力追跡』でも攻撃の正体が掴めない……超能力じゃ、ない……?」
再び『神の薬』の翼が輝いた。
不意を突かれた先程とは違い、今度はその攻撃をはっきりと目に捉えることができた。
迫ってきたのは大雑把に表現してしまうと、巨大な風の塊だった。
彼女達が暴れまわっていた場所は、大天使『神の薬(ラファエル)』に近すぎた。
そして彼女たちは余りにはしゃぎすぎた。
『神の薬』の翼が輝く。次の瞬間――絹旗最愛は吹っ飛ばされていた。
絹旗「が…!」
滝壺「きぬはた!」
フレンダ「何…? 今何されたの…!? 全然見えなかった」
絹旗「こ…ふ…」
震える足を押さえつけ、絹旗が立ち上がる。
絹旗「滝壺さん、フレンダ…超急いで私の後ろに回ってください。さっきの一撃、私以外の人間が受けたら間違いなく超死にます」
フレンダ「き、絹旗だって死にそうなわけよ!」
滝壺「なに…? 私の『能力追跡』でも攻撃の正体が掴めない……超能力じゃ、ない……?」
再び『神の薬』の翼が輝いた。
不意を突かれた先程とは違い、今度はその攻撃をはっきりと目に捉えることができた。
迫ってきたのは大雑把に表現してしまうと、巨大な風の塊だった。
絹旗(やば…これ…死ぬかも……)
能力を全開に。手を大きく広げて『神の薬』の一撃の前に立ち塞がる。
絹旗(せめて、後ろの二人だけは……!)
「何馬鹿正直に受け止めようとしてんだ!! 避けろ馬鹿!!」
叫び声と共に、大型のワンボックスカーが絹旗の前に躍り出た。
後部座席から巨大と表現するしかない大男が絹旗、滝壺、フレンダを車内に引きずり込む。
風の塊が周囲の建物を飲み込んだ。砂の城を蹴り飛ばしたように、あっさりと鉄筋コンクリートの建物が瓦礫の山に変貌する。
「ぐおおおおおおおおおお!!!?」
とんでもない衝撃が車内を揺らす。
運転席に居た金髪の男はそれでも何とか車体を立て直そうと奮闘したが―――健闘虚しく、ワンボックスは豪快に横転した。
絹旗「ぎゃー!」
フレンダ「おきゃー!」
滝壺「わー」
車内で三人の男と三人の少女がもみくちゃになる。
能力を全開に。手を大きく広げて『神の薬』の一撃の前に立ち塞がる。
絹旗(せめて、後ろの二人だけは……!)
「何馬鹿正直に受け止めようとしてんだ!! 避けろ馬鹿!!」
叫び声と共に、大型のワンボックスカーが絹旗の前に躍り出た。
後部座席から巨大と表現するしかない大男が絹旗、滝壺、フレンダを車内に引きずり込む。
風の塊が周囲の建物を飲み込んだ。砂の城を蹴り飛ばしたように、あっさりと鉄筋コンクリートの建物が瓦礫の山に変貌する。
「ぐおおおおおおおおおお!!!?」
とんでもない衝撃が車内を揺らす。
運転席に居た金髪の男はそれでも何とか車体を立て直そうと奮闘したが―――健闘虚しく、ワンボックスは豪快に横転した。
絹旗「ぎゃー!」
フレンダ「おきゃー!」
滝壺「わー」
車内で三人の男と三人の少女がもみくちゃになる。
「なんですと?」
運転席に居た金髪の男――浜面仕上は何とも素っ頓狂な声を上げた。
大天使の力に慄くでもなく、己の無事を安堵するわけでもなく、こんな声を上げたのはいかなる理由によるものか。
簡単なことだ。奇跡が起きていたのである。
もみくちゃになった三人の少女達は何故か全員運転席に集中していた。
大型のワンボックスといえど運転席の広さなど知れている。
そこに浜面を含めて四人もの人間を突っ込むとどうなるか。
なんかもう、色んな肉と色んな肉がぐにゅんぐにゅんとえらいことになっていた。
具体的には絹旗の尻が浜面の顔に乗っていた。生パンツ直撃である。
浜面のごつごつした手のひらが滝壺の胸を思いっきり鷲掴みにしていた。
フレンダの右足が浜面の足の間に突っ込まれていた。スカートがずり上がってパンストが食い込んでもう凄いことになっている。
絹旗「ぎゃー!」バチーン!
フレンダ「おきゃー!」ゲシッ!
滝壺「わー」ポフッ
浜面「ぶげらっ!!」
まるでマンガの主人公のようなラッキースケベに見舞われる浜面仕上。
まあ、こんな状況になったのも駒場のせいで後部座席にスペースが無く。
フロントガラスにぶつかりそうになった少女たちを半蔵が咄嗟にクッション(浜面)に押し込んだからなのだが、少女達にはそんなことは関係ない。
運転席に居た金髪の男――浜面仕上は何とも素っ頓狂な声を上げた。
大天使の力に慄くでもなく、己の無事を安堵するわけでもなく、こんな声を上げたのはいかなる理由によるものか。
簡単なことだ。奇跡が起きていたのである。
もみくちゃになった三人の少女達は何故か全員運転席に集中していた。
大型のワンボックスといえど運転席の広さなど知れている。
そこに浜面を含めて四人もの人間を突っ込むとどうなるか。
なんかもう、色んな肉と色んな肉がぐにゅんぐにゅんとえらいことになっていた。
具体的には絹旗の尻が浜面の顔に乗っていた。生パンツ直撃である。
浜面のごつごつした手のひらが滝壺の胸を思いっきり鷲掴みにしていた。
フレンダの右足が浜面の足の間に突っ込まれていた。スカートがずり上がってパンストが食い込んでもう凄いことになっている。
絹旗「ぎゃー!」バチーン!
フレンダ「おきゃー!」ゲシッ!
滝壺「わー」ポフッ
浜面「ぶげらっ!!」
まるでマンガの主人公のようなラッキースケベに見舞われる浜面仕上。
まあ、こんな状況になったのも駒場のせいで後部座席にスペースが無く。
フロントガラスにぶつかりそうになった少女たちを半蔵が咄嗟にクッション(浜面)に押し込んだからなのだが、少女達にはそんなことは関係ない。
絹旗「責任とれーー!!」
フレンダ「金払えーー!!」
滝壺「手をはなせー」
浜面「くっそぉ! ピンチに颯爽と駆けつけたヒーローたる俺が何でこんな目に遭わにゃならんの!? あ、痛い痛い!!」
半蔵「遊ぶな! 急げ! 次がくるぞ!!」
車から飛び出し、走る。
二秒後に大型のワンボックスはただの鉄くずと化した。
衝撃で飛ばされてくる車や建物の残骸を絹旗と駒場が吹き飛ばす。
半蔵「ひゅう。やるなちっこい嬢ちゃん」
絹旗「こう見えてもLEVEL4です。超舐めた口を利かないでください」
滝壺「私もLEVEL4」
フレンダ「私は、」
駒場「……もしや、お前ら…『アイテム』…か…?」
フレンダ「金払えーー!!」
滝壺「手をはなせー」
浜面「くっそぉ! ピンチに颯爽と駆けつけたヒーローたる俺が何でこんな目に遭わにゃならんの!? あ、痛い痛い!!」
半蔵「遊ぶな! 急げ! 次がくるぞ!!」
車から飛び出し、走る。
二秒後に大型のワンボックスはただの鉄くずと化した。
衝撃で飛ばされてくる車や建物の残骸を絹旗と駒場が吹き飛ばす。
半蔵「ひゅう。やるなちっこい嬢ちゃん」
絹旗「こう見えてもLEVEL4です。超舐めた口を利かないでください」
滝壺「私もLEVEL4」
フレンダ「私は、」
駒場「……もしや、お前ら…『アイテム』…か…?」
絹旗「へえ、けっこう物知りですね。超何者ですか、あなた達は」
駒場「何者でもない……ただの無能力者だ……」
絹旗「もしかしてゴリラみたいなその巨体…スキルアウトリーダーの駒場利徳ですか!?」
フレンダ「じゃあこっちのバンダナは、忍者の末裔って噂の半蔵な訳!?」
半蔵「うげ、何でそんな情報まで持ってんだ。怖ぇな暗部」
浜面「そしてこの俺が!」
フレンダ「変態でしょ?」
絹旗「超変態ですね」
滝壺「大丈夫だよへんたい。応援しないけど」
浜面「せめて名前は言わせてください! 浜面仕上っていうんですよろしくお願いします変態はやめてマジで!!」
駒場「何者でもない……ただの無能力者だ……」
絹旗「もしかしてゴリラみたいなその巨体…スキルアウトリーダーの駒場利徳ですか!?」
フレンダ「じゃあこっちのバンダナは、忍者の末裔って噂の半蔵な訳!?」
半蔵「うげ、何でそんな情報まで持ってんだ。怖ぇな暗部」
浜面「そしてこの俺が!」
フレンダ「変態でしょ?」
絹旗「超変態ですね」
滝壺「大丈夫だよへんたい。応援しないけど」
浜面「せめて名前は言わせてください! 浜面仕上っていうんですよろしくお願いします変態はやめてマジで!!」
チリ…と空気が震えた。
何かが来る。浜面は反射的に空を見上げた。
パリ、と火花が散るのが見えた。
浜面「伏せろぉッ!!」
絶叫。同時に、六人の居た位置を直撃する光の柱。
放たれたそれは正真正銘の『神の雷(イカズチ)』、愚者を焼き尽くす裁きの光。
だが、神の怒りで焼かれるはずだった愚者たちは―――ピンピンしていた。
浜面「ふぃい~、あっぶねぇ~」
地に伏せた六人を水で出来たドームが囲んでいる。
浜面「電気ってヤマ張って正解だったな。しかし、不純物を一切含まない『純水』まで創れちまうなんて、今さらだけどホント何でもありだな」
フレンダ「確かに、不純物を一切含まない純水は絶縁体になるって話は聞いたことあるけど……」
絹旗「浜面は無能力者じゃなかったんですか!?」
浜面「なんだ? お前ら何も知らねえで戦ってたのかよ」
浜面は説明した。自身の望むとおりに街が姿を変える現状を。
この時、浜面は迂闊にも気を抜いた。水のドームへの意識を切ってしまった。
ドーム状に展開していた純水が形を失いばしゃりと六人を濡らす。
びしょびしょの透け透けである。
絹旗「つまり…これも浜面の超望み通りってわけですね……」ワナワナ…!
浜面「Nooooooooo!!!!」
何かが来る。浜面は反射的に空を見上げた。
パリ、と火花が散るのが見えた。
浜面「伏せろぉッ!!」
絶叫。同時に、六人の居た位置を直撃する光の柱。
放たれたそれは正真正銘の『神の雷(イカズチ)』、愚者を焼き尽くす裁きの光。
だが、神の怒りで焼かれるはずだった愚者たちは―――ピンピンしていた。
浜面「ふぃい~、あっぶねぇ~」
地に伏せた六人を水で出来たドームが囲んでいる。
浜面「電気ってヤマ張って正解だったな。しかし、不純物を一切含まない『純水』まで創れちまうなんて、今さらだけどホント何でもありだな」
フレンダ「確かに、不純物を一切含まない純水は絶縁体になるって話は聞いたことあるけど……」
絹旗「浜面は無能力者じゃなかったんですか!?」
浜面「なんだ? お前ら何も知らねえで戦ってたのかよ」
浜面は説明した。自身の望むとおりに街が姿を変える現状を。
この時、浜面は迂闊にも気を抜いた。水のドームへの意識を切ってしまった。
ドーム状に展開していた純水が形を失いばしゃりと六人を濡らす。
びしょびしょの透け透けである。
絹旗「つまり…これも浜面の超望み通りってわけですね……」ワナワナ…!
浜面「Nooooooooo!!!!」
半蔵「遊んでる場合じゃないってことは理解してるか?」
絹旗「超わかってますよ!!」
浜面「絶対わかってねぇだろ…」ボロ…!
フレンダ「でも、結局どうする訳? あんな化物達に勝てるわけないじゃん!!」
そうだ。今、世界は人々の思いのままにその姿を変えるという『陽炎の街』の属性を付与されている。
しかし、裏を返せばそれは、人の想像を超えるものは生み出せないということだ。
あそこにいる大天使たちは、どう考えても人間の想像の範疇を超えた存在だ。
対抗手段など、生み出せるわけが無い。
もしかしたら核兵器でもぶつけてやれば何とかなるかもしれないが、そうしたら間違いなく自分も死ぬし、周りの人間も大勢死ぬ。
そんなバンザイアタックは死んでも御免だった。
泥をすする様に生きてきた彼らにも、まだそれくらいの矜持は残っている。
駒場「……火力が足りん。奴らの存在を一撃で滅するような火力がいる。心当たりはないか?」
半蔵「ありゃ出し惜しみ無く使ってるよ、駒場のリーダー」
絹旗「どうして…どうしてそんな風に出来るんですか!? 勝てるわけないじゃないですか! 逃げるしかないじゃないですか!」
絹旗「どうしてわざわざ立ち向かおうとするのか、超理解不能です!!」
浜面「どうしてって、なあ?」
浜面は半蔵と駒場の顔を見やり、何でもないことのように言葉を続けた。
浜面「俺まだノルマ達成してねえんだよ。アイツが俺の10体目だ」
絹旗「超わかってますよ!!」
浜面「絶対わかってねぇだろ…」ボロ…!
フレンダ「でも、結局どうする訳? あんな化物達に勝てるわけないじゃん!!」
そうだ。今、世界は人々の思いのままにその姿を変えるという『陽炎の街』の属性を付与されている。
しかし、裏を返せばそれは、人の想像を超えるものは生み出せないということだ。
あそこにいる大天使たちは、どう考えても人間の想像の範疇を超えた存在だ。
対抗手段など、生み出せるわけが無い。
もしかしたら核兵器でもぶつけてやれば何とかなるかもしれないが、そうしたら間違いなく自分も死ぬし、周りの人間も大勢死ぬ。
そんなバンザイアタックは死んでも御免だった。
泥をすする様に生きてきた彼らにも、まだそれくらいの矜持は残っている。
駒場「……火力が足りん。奴らの存在を一撃で滅するような火力がいる。心当たりはないか?」
半蔵「ありゃ出し惜しみ無く使ってるよ、駒場のリーダー」
絹旗「どうして…どうしてそんな風に出来るんですか!? 勝てるわけないじゃないですか! 逃げるしかないじゃないですか!」
絹旗「どうしてわざわざ立ち向かおうとするのか、超理解不能です!!」
浜面「どうしてって、なあ?」
浜面は半蔵と駒場の顔を見やり、何でもないことのように言葉を続けた。
浜面「俺まだノルマ達成してねえんだよ。アイツが俺の10体目だ」
浜面「俺たちはスキルアウトだ。無能力者の集団だ。地べた這いずりまわりながら、能力者相手に戦ってきた」
半蔵「格上との戦いってのには、慣れてんのさ」
滝壺「心が押し潰されたりは、しないの?」
浜面「潰れたよ。何度も何度も潰れた。そこから再生して、どんどん強くなっていくのが雑草の強みって奴なのさ」
フレンダ「訳わかんない! ねえ逃げようよ絹旗、滝壺! こいつらと一緒に居たら死んじゃうよ!!」
浜面「何だ、『アイテム』っつってもやっぱり女の子なんだな。可愛いもんだ」
絹旗「何ですってぇ…!!」
浜面「構わねえよ。行け。尻尾を巻いて逃げ出しちまえ。LEVEL0の俺達が、LEVEL4のお前らを守ってやるよ」
滝壺「……っ!!」
フレンダ「ねえ! 行こうよぉ!!」
「……おい、童貞金髪野郎。テメエは一体誰の率いる組織に向かってそんな生意気な口きいてんだ?」
半蔵「格上との戦いってのには、慣れてんのさ」
滝壺「心が押し潰されたりは、しないの?」
浜面「潰れたよ。何度も何度も潰れた。そこから再生して、どんどん強くなっていくのが雑草の強みって奴なのさ」
フレンダ「訳わかんない! ねえ逃げようよ絹旗、滝壺! こいつらと一緒に居たら死んじゃうよ!!」
浜面「何だ、『アイテム』っつってもやっぱり女の子なんだな。可愛いもんだ」
絹旗「何ですってぇ…!!」
浜面「構わねえよ。行け。尻尾を巻いて逃げ出しちまえ。LEVEL0の俺達が、LEVEL4のお前らを守ってやるよ」
滝壺「……っ!!」
フレンダ「ねえ! 行こうよぉ!!」
「……おい、童貞金髪野郎。テメエは一体誰の率いる組織に向かってそんな生意気な口きいてんだ?」
殺意を隠そうともしない声に振り返る。
女だ。長い髪に、整ったスタイル。美人と言って差し支えない顔。
「とりあえず金髪。テメエはブチコロシ確定だ。そんでウチの金髪。お前も減点4ね。減点5でフレ/ンダだから」
それどういう状況!? とツッコミを飛ばすことも出来ない。
その女の正体にすぐに気付いた『アイテム』のメンバーはただあんぐりと口を開けている。
「絹旗、アンタも言わせっ放しにしてたから減点1。滝壺は…別にないや。久しぶりー」
男三人の中では駒場が一番先に気付いた。
ぽん、と駒場はその大きな手のひらで浜面の肩を優しく叩く。
浜面「おい、何だそのお前のこと忘れないよ的スキンシップは。やめろ! 俺は死亡フラグを立てた覚えはねえぞ!!」
三人の少女達が駆け出した。
彼女たちを率いていたリーダーの下へ。
「麦野ッ!!!!」
学園都市第四位のLEVEL5にして『アイテム』リーダー。
『原子崩し(メルトダウナー)』の麦野沈利が帰還した。
女だ。長い髪に、整ったスタイル。美人と言って差し支えない顔。
「とりあえず金髪。テメエはブチコロシ確定だ。そんでウチの金髪。お前も減点4ね。減点5でフレ/ンダだから」
それどういう状況!? とツッコミを飛ばすことも出来ない。
その女の正体にすぐに気付いた『アイテム』のメンバーはただあんぐりと口を開けている。
「絹旗、アンタも言わせっ放しにしてたから減点1。滝壺は…別にないや。久しぶりー」
男三人の中では駒場が一番先に気付いた。
ぽん、と駒場はその大きな手のひらで浜面の肩を優しく叩く。
浜面「おい、何だそのお前のこと忘れないよ的スキンシップは。やめろ! 俺は死亡フラグを立てた覚えはねえぞ!!」
三人の少女達が駆け出した。
彼女たちを率いていたリーダーの下へ。
「麦野ッ!!!!」
学園都市第四位のLEVEL5にして『アイテム』リーダー。
『原子崩し(メルトダウナー)』の麦野沈利が帰還した。
俺はこれを貼ることしかできないが
頑張れむぎのん
〇∧〃 関係ねえよ!!
/ > カァンケイねェェんだよォォォ!!
< \
〇/ テメェら天使なんざ、指一本動かさなくても
// 100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!!
/|
頑張れむぎのん
〇∧〃 関係ねえよ!!
/ > カァンケイねェェんだよォォォ!!
< \
〇/ テメェら天使なんざ、指一本動かさなくても
// 100回ブチ殺せんだよォぉぉぉぉぉッ!!
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