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    元スレレッド「――俺はマサラタウンのレッドだッ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 魔界戦記 + - とらどら + - ゴークリ + - ゴールド + - ナツメ + - ハセヲ + - ポケモン + - リリカルなのは + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 201 :

     レッドが詰め寄ろうとすると、
     ナツメの〝パチン〟という指鳴らしと共に、
     ゲンガーの入ったボールが跳ねた。


     ナツメの手に吸い込まれたボールが開いた。

     ――ぽんッ。

     ゲンガーはレッドに変身すると、本物のレッドの頬を大きな舌で舐めた。

     悪寒が走ったあと、レッドは痺れて動けなくなった。

    352 :

    レッド×レッドとは……新しい

    353 = 246 :

    やらしい  もっとやれ

    354 :

    からあげクン「――俺はローソンのレッドだッ」

    355 :

    ゴールドのラスボスがレッドとか最高に胸熱

    356 = 201 :

    ナツメ「くくく、どうやらゲンガーは、おまえが気に入ったらしいな。
        どうも気に入ったヤツの変身ばかりする子でな」

     ナツメはレッドの頬を優しくなでた。


    レッド「――ッ」
    ナツメ「いっただろ?
        私の予知では、近い将来、おまえは私を殺すんだ。
        未来は、変わらない。今までだってそうさ
        そんなガキと女が、分かりあえるわけがない」

    レッド「……」
    ナツメ「なにッ? この私が寂しそうだ、と?」

    レッド「……」
    ナツメ「あはははははははははははははははは
        はははっはははははははははははははははは
        はははははははははははははははははははは」


     まるで慟哭のようなナツメの笑い声が響いた。

    357 = 201 :

     ナツメはレッドの頬を叩いた。
     動けないレッドが、床に転がった。

     一通り笑ったあと、

    ナツメ「――なァ、坊や」

     ひどく優しい声で、ナツメがいった。

    レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
        抗いがたい未来を壊してでも」

    レッド「……」

     地面に這った少年が見上げた先には、
     見たことのないナツメの、シニカルで柔らかい笑みがあった。

    358 = 201 :

    × レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
        抗いがたい未来を壊してでも」

    ○ ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
        抗いがたい未来を壊してでも」

     また喋りやがった……

    359 = 229 :

    ごめんなさい、>>357のレッドはナツメに変えてください
    ×レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
        抗いがたい未来を壊してでも」
    ○ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
        抗いがたい未来を壊してでも」

    360 = 201 :

    ナツメ「ユンゲラー!」

     ボールからユンゲラーが現れた。

    レッド「……」
    ナツメ「背中に打撲のあとがあるな。
        いまはゆっくり眠れ、レッド」


    ナツメ「ユンゲラー、催眠術!」

     眠りに落ちる中、頭をなでる感触をレッドは感じた……

    361 = 198 :

    ん?
    ヘリには乗ってないよな?

    寝かされたらレッド捕まるんじゃね??

    まぁいいや

    362 = 201 :

       ■■■

     ババババババババババババババッ……。


     ヘリの喧しい音に、私はうんざりした。
     戦士が休息中だ。その妨げになるじゃないかと。


    団員「ナツメ様。貨物とマチスを運び終えました。
       これよりタマムシのアジトに輸送します!」

    ナツメ「よろしい。
        私は作戦ナンバー13。
       『マサラの少年』を逃がしたのち、
        シオンタウンに向かう。ゆけェ!」

    団員一同「「「ハッ! すべてはロケット団の栄光の為に!!」」」

    363 = 201 :

     ――そう、すべてはロケット団の為に。
       私の命や、坊やの人生さえも、礎に。

     ババババババババッ……
     去っていくヘリを、船にいる全ての者が固唾を呑んで見送った。

     そして残された私と、倒れている少年に、乗客たちの注目がいった。

    364 = 201 :

    ナツメ「ふんッ。野次馬どもが」

     超能力を使って、レッドを引き寄せる。
     そっと眠るレッド。何も知らないレッド。


     乗客に向けて、私は演説する。 

    ナツメ「――聞くがいい。愚かなる偽善者共。
        我はロケット団の尖兵がひとり、ナツメ」

     がやがや、ざわざわ……。


     あの人、ヤマブキの……
     超能力で話題になった
     ロケット団だって?
     少年を人質にするのか?

    365 = 198 :

    >>361
    失礼
    黙って見てます

    366 = 201 :

    ナツメ「我々ロケット団が、近い未来、
        新たなる世界を切り開いてみせよう。
        遍く人間共が、ポケモンに平伏す未来をッ!」

     がやがや、わざわざ……。

    ナツメ「そして、この少年を覚えておくがいい!
        ――この少年がいずれ、人類の大いなる敵なるだろう」

    367 = 301 :

    わざわざ・・・

    368 = 201 :

     乗客すべてが、その眠っている少年を凝視した。
     遠ざかるヘリの轟音。私の演説。ロケット団登場による緊張感。
     それらすべてが作り上げた空気。それが一人の幼い少年に向けられる。

    ナツメ「怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すなッ――。
        この少年に試練を、ロケット団に栄光をッ!」

     その乗客の視線は、言うなれば『敵意』だった。

    369 = 246 :

    明日も学校だからもう寝る

    支援はまかせた

    370 = 201 :

     ――坊や、私は悪い女だろう?
       私を怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すな。
       おまえの同情めいた顔など、毛頭見たくもないんだよ。

     ――カッシャ。
     カメラのフラッシュの光と音が響いた。

    ナツメ「……」
     私は気弱そうな男を睨んだ。
     大方、写真をマスコミに売りつける魂胆なのだろう。

    理科系の「あの、いや、つい……あはは」

    ナツメ「ふんッ」

    371 = 201 :

    ナツメ「ユンゲラー、テレポート!」

     疑惑と恐怖を残し、
     ナツメはレッドと共に、
     サントアンヌ号から消え去った。

     少し荒れ始めてた波飛沫の音が、
     乗客たちの心をざわつかせていた。


       ■■■

    372 = 201 :

     波に揺られるような心地よい眠りから覚めた。

     ――ざざァん、ざざァん。
     
     夕焼けのオレンジに染まった海が、
     レッドの眼前に広がっていた。

     どうやら自分は、
     サントアンヌ号出港場所だった、
     クチバシティの港に戻っていることがわかった。

    373 = 201 :

     砂浜に捨てられたボロい軽トラックの荷台。
     そこでレッドに、しばらく眠っていたようだった。

     ナツメに眠らされた後から記憶がない。
     だれに、ここまで運ばれたのかも、不明。


     ただ、背中には治療の跡。
     ここへ運んでくれたヤツの優しさを感じとれた。

    レッド「……」


     ――ぽちゃん。

    374 = 201 :

     水が跳ねる音。
     
    レッド「……」

     波の中を、ポケモンが泳いでいた。
     ピンク色の皮膚の、ちょっとマヌケそうな顔。

     見たことのないポケモンに興味がわいた。、
     いつもどおりポケモン図鑑を出そうと手をポケットに―― 

    レッド「……」

     ポケモン図鑑は、もうなかった。

     ――ざざァん、ざざァん。

    375 = 201 :

     ロケット団幹部を倒した。

     それでも、ポケモンは逃がせなかった。
     サントアンヌ号襲撃で悪名はあがり、
     ナツメに裏切られ、
     グリーンへの誤解はどろ沼……

     
     心の弾力が、また失われていくのが分かる。

     ――ざざァん、ざざァん。

     ボールの中では、
     同じく故郷を失くした、
     二匹の仲間が心配してるのがわかった。

    376 = 201 :

     海の音。
     夕焼けに染まる、町、海、空。
     波と戯れるポケモン。
     レッドの心とは無関係に、
     今日も世界は美しくあり続ける。

     レッドは、ピカチュウ、スピアー、ギャラドスを、外にだした。
     
     ぽん、ぽん、ぽん。


     ――戦いは、また明日。
     正義に逃げるのか、悪に転がるのやら、分からない。
     いまはただ、仲間と夕焼けを眺めていよう。


      ― クチバは オレンジ ゆうやけの色 ―


      ■■ サントアンヌ号襲撃/了 ■■

    377 :

    おつ

    378 :

    なかなか面白いな

    379 :

    うーん…
    物書きとしてゆるせないんだが
    何この幼稚な文章
    文系なら堪えられるのかもしれないけどね、理系の俺には無理
    と、いうわけで退散します
    あとはネトウヨだけで楽しんでくれや(笑)

    380 = 198 :

    おつ

    ピンク色のマヌケそうなポケモンが思いつかん…

    381 = 328 :

    ナツメェ…許せん…

    383 :

    ヤドン

    384 = 198 :

    初代ならヤドンかな
    >>382-383サンクス

    385 = 290 :

    俺は張り付くぞ…ナツメの涙が見れるまで!

    386 :

    サニーゴ…

    388 :

    ナツメがかわいい

    389 :

    >>379
    キ モ す ぎ

    しえん

    390 :

    >>389

    391 = 201 :

    妹がPC占拠するから落ちます。
    保守、支援してくれた方、感謝です。

    392 = 289 :

    >>389

    >>389

    >>389

    >>389

    一生ROMってろよ

    393 = 198 :

    >>389

    395 :

    まだ途中までしか読んでないが
    この気持ち悪い全レスはこの後もずっとあるのか

    396 :

    >>395
    ポケモンスレだから仕方ないね

    397 :

    >>395
    一億と二千年間ROMってろ

    398 = 287 :

    http://tenhou.net/0/?4868
    保守
    暇な人は麻雀でも

    399 = 231 :





















    >>1000

    400 = 200 :

    せっかく面白いのに気の短い馬鹿共がたくさん


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