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    元スレレッド「俺はただのポケモントレーナーさ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×10
    タグ : - ポケスペ ×3+ - ポケモン + - レッド + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    レッド「確かあんたは……」の続き
    レッドとナツメがロケット団再興を目指す話の第二部です。

    2 = 1 :

    【38番道路】

    レッド「……風が気持ちいい……」

    レッド「自転車でこうして走ってると……」

    レッド「昔を思い出すな……。まだ俺が一介のトレーナーでしかなかった頃の……」

    レッド「その時はチャンピオンになること、ポケモンマスターになることだけ目指してがむしゃらだった」

    レッド「……チャンピオンになって……、俺は……慢心していたんだろうな……」

    レッド「必ず、俺は強くなってみせる。……絶対に」

    レッド「……」

    レッド「それにしても……軽いな、自転車って……」

    レッド「いや……ナツメがいないからか……」

    3 = 1 :

    キャンプガールが勝負を仕掛けてきた!
    おとなのおねえさんが勝負を仕掛けてきた!
    とりつかいが勝負を仕掛けてきた!

    レッド「……勝った、けど……、違うんだろうな。やっぱり力だけで……」

    レッド「一度、自分自身と、みんなを見つめ直す必要がある……」

    レッド「……」

    レッド「次のアサギシティで、今の手持ちをいったん預けよう……」

    レッド「かつてそうしたように、もう一度……ゼロから始め直すのも悪くはない」

    5 = 1 :

    【39番道路】

    レッド「……ん? あれは……牧場、か」

    レッド「『栄養満点、モーモーミルク! 絞りたてどうぞ!』」

    レッド「少し喉も渇いたし、寄ってみるか」

    【モーモー牧場】

    アポロ「やはりこれに限る。モーモーミルクは欠かせん」

    レッド「あ、アポロ……?」

    アポロ「む……お前は、レッドか。もうここまで来たのだな」

    レッド「あ、ああ……」

    アポロ「ナツメはどうした」

    レッド「……別行動中だ」

    6 :

    ゴルゴはいつ出るの?

    7 = 1 :

    アポロ「ワケありか」

    レッド「ああ。もう一度自分の夢、目的を見つめ直すために、今は別行動だ」

    アポロ「そうか」

    レッド「……」

    アポロ「ならば、強くなれ。……チャンピオンであるお前に言うのもおかしい話だが」

    レッド「いや、俺はチャンピオン失格だ。今の俺は、ただのポケモントレーナー、レッドさ」

    アポロ「……そうか。お前はこれからアサギへと向かうのか」

    レッド「ん? ああ」

    アポロ「ならば途中まで共に行こう。……アサギで少しやることがある」

    レッド「あ、ああ……」

    8 :

    案外早かったな

    9 = 1 :

    【アサギシティ】

    レッド「……潮風が気持ちいいな」

    アポロ「港町だからな。クチバシティへの連絡船も通っている」

    レッド「灯台もあるのか」

    アポロ「……俺の用があるのは、あそこだ」

    レッド「何をするつもりなんだ?」

    アポロ「修行と……、もう一つ、ロケット団としての仕事だ」

    レッド「……?」

    アポロ「灯台の頂上には、守り神として奉られているデンリュウがいる」

    レッド「デンリュウ……」

    アポロ「……毒を盛るのだ」

    10 :

    再開随分と早いな

    支援

    11 = 1 :

    アポロ「俺はもう行こう。お前は……これからジムに挑むなりタンバへ向かうなり好きにするが良い」

    レッド「……」

    アポロ「ではな。また会おう」

    レッド「ああ……、またな」

    アポロ「……」

    レッド「……ジム、行くか……」

    12 = 1 :

    【アサギシティジム】

    おっさん「おーっす! おお、お前はチャンピオン!」

    レッド「よしてくれ。もう、俺にチャンピオンを名乗る資格はないんだからな」

    おっさん「何を言っているんだレッド! お前は立派なポケモントレーナーだろう!」

    レッド「三年前まではそうだったかもな。今は通りすがりのポケモントレーナーさ」

    おっさん「よくわからないが、お前にも何かあったと言うことか!」

    レッド「そういうことだな」

    おっさん「ところで、このジムに挑戦かレッド!」

    レッド「そのつもりだよ」

    おっさん「残念だが、ジムリーダーのミカンは留守だぞ!」

    レッド「……またか」

    13 = 1 :

    おっさん『ミカンは、この時間アサギのどこかを散歩している! 適当に探してみてくれ!』

    レッド「……なるほどね。適当に探してみて回る、か……」

    レッド「と、その前に……、ポケモンを預けておこう……」

    【アサギシティ・ポケモンセンター】

    レッド「リザードン、カメックス、フシギバナ、カビゴン、ラプラス、ピカチュウ……」

    レッド「悪いけど、少し我慢しておいてくれ。もう一度俺が自分自身を見つめ直せた時――」

    レッド「その時は……必ず迎えに来るからな」

    レッド「そして、ガーディ。俺はお前と修行に励む。よろしくな」

    ガーディ「ばう」

    14 = 1 :

    レッド「ミカン……、彼女ははがねタイプのポケモンを使う」

    ガーディ「ばう」

    レッド「はがねタイプは、ほのおに弱いんだ。ハッサムもそうだった」

    ガーディ「ばうっ」

    レッド「突破口はおそらくお前だ。頼むぜ」

    ガーディ「ばうばうっ」

    レッド「はは、可愛い奴だな」ナデナデ

    ガーディ「ばうぅ」

    「ポケモンと……仲が良いんですね」

    15 = 1 :

    レッド「ん……、君は……?」

    ミカン「私は、ミカンです。あなたがあまりにもガーディと仲よさげにしていたので、つい話しかけちゃいました」

    レッド「君が……アサギジムリーダーのミカンか」

    ミカン「あ、挑戦者の方ですか…………って、チャンピオンのレッドさん……!?」

    レッド「はは、今の俺にチャンピオンを名乗る資格はないから、それは少し違うな」

    ミカン「え……?」

    レッド「今はただのポケモントレーナーさ」

    ミカン「……?」

    レッド「ごめんごめん、上手く説明できないけど……」

    レッド「纏めると、とある人にバトルで負けて、色々考え直してるのさ」

    ミカン「そうなんですか……」

    16 = 1 :

    レッド「今は……、このガーディと一緒にレベルアップしようと思ってる」

    ガーディ「ばう!」

    ミカン「……あ、それじゃあ、その……」

    レッド「?」

    ミカン「あの、私、まだジムリーダーになりたてで……その、自信がないんです……」

    レッド「……」

    ミカン「だから、折角ですし……、一緒に、強くなりませんか……?」

    レッド「……」

    ミカン「あ……。すみません、レッドさんにこんなこと……」

    レッド「い、いや、違うんだ。まさかそんなこと頼まれるとは思っても見なかったからさ。俺なんかで良ければ、よろしく頼むよ」

    ミカン「は、はい……! よろしくお願いします!」

    17 :

    きたこれ

    18 = 1 :

    レッド「それで、どうするつもりなんだ?」

    ミカン「ま、まずは……」

    レッド「うん」

    ミカン「ご飯……食べませんか」

    レッド「……あ、ああ……良いけど」

    ミカン「ごめんなさい……」

    【アサギ食堂】

    ミカン「アサギシティは港町、美味しい魚もたくさんですし、アサギ牛も美味しいですよ」

    レッド(アサギ牛……。ミルタンク……なわけないか…………。ないよな?)

    ミカン「私はランチセットにします。レッドさんはどうしますか?」

    レッド「俺もミカンちゃんと同じのにするよ」

    ミカン「はいっ、わかりました。ランチセット二つお願いします」

    19 = 1 :

    レッド「いやぁ、美味しかったよ」

    ミカン「気に入ってもらえたようで、よかったです」

    レッド「こんなに美味しいとは思わなかったな……。毎日来ても良いくらいだ」

    ミカン「ふふ、そんなに美味しかったんですか?」

    レッド「ああ。カントーは言うほど美味しいものがないんだよ。だからかな」

    ミカン「そうなんですか……。カントーかぁ、どんなところなんでしょう」

    レッド「良いところだよ。ジョウトも良いところだけど、カントーも同じくらい良いところさ」

    ミカン「あ。そういえば、レッドさんはロケット団って悪の組織を壊滅させたんですよね」

    レッド「……昔の話だね」

    20 :

    このフラグ乱立男め

    21 :

    ミカン、シャキーンとか言ってみたり大食いしてみたり
    キャラが濃くなってきてるよな

    22 = 1 :

    ミカン「凄いなあ……。私だったら、怖くて何も出来ないと思います」

    レッド「凄くなんか無いよ……。ただ無鉄砲だっただけさ」

    ミカン「やっぱり、悪の組織と真っ向から戦うような……そんな強い意志を持った人だからこそチャンピオンなんですね……」

    レッド「……」

    ミカン「レッドさん……?」

    レッド「……二重の意味で、俺はチャンピオン失格だな」

    ミカン「それって……?」

    レッド「いや……なんでもないよ。それより、修行ってのはどうするんだい?」

    ミカン「あ、そうですね、忘れてました!」

    23 :

    DPtもにも出てたしな
    スッタフお気に入りなのかね?

    24 :

    支援

    この時を待ってたぜ…!!

    25 :

    前スレ何かに収録されてない?

    26 = 1 :

    レッド「なるほど。タンバシティか」

    ミカン「40番水道、41番水道を越えた先にある小さな街ですけど……」

    レッド「ここで修行するわけにはいかないのかな?」

    ミカン「それでも良いんですけど、タンバへは海を渡ることになりますよね。……自然の厳しさに触れることで、心身共に成長できるのではないかと……」

    レッド「……」

    ミカン「あ、レッドさんがいやなら勿論アサギでも大丈夫です! ここには修行に向いている灯台がありますから!」

    レッド「あ、いや違うよ。ミカンちゃんの意見に賛成だよ、俺は」

    ミカン「へ」

    レッド「俺と歳なんてそう変わらないだろうに、しっかり考えてるんだなって思ったのさ。凄いね」

    ミカン「そ、そんな……! 私なんて、まだまだ、です……」

    27 = 1 :

    レッド「それじゃあ、それで決まりだ。なみのりでタンバまで向かえば良いんだね」

    ミカン「はい、そうです」

    レッド「よし、それじゃ……、準備が終わり次第行こうか」

    ミカン「わかりました。……あの、よろしくお願いします」ペコリ

    レッド「うん、こちらこそ」

    ミカン「あ、レッドさん……、電話番号の交換しませんか……?」

    レッド「電話番号?」

    ミカン「はい、ポケギアの」

    レッド「ぽけ、ぎあ……?」

    ミカン「あれ、ポケギア……持ってないんですか!?」

    レッド「う、うん」

    ミカン「あると便利なんですよ。いつでも連絡取れるし……。あ、そうだ、買いましょう! ここで買いましょう、レッドさん!」

    レッド「別に良いけど、うわ、いきなり手を引かないでくれミカンちゃん!」

    29 = 1 :

    【ポケギアショップ】

    ミカン「数種類のポケギアがありますよ。アサギが誇るポケギアショップです!」

    レッド「はぁ……、すごいたくさんあるんだねぇ……。全部同じにしか見えない」

    ミカン「全然違いますよ。会話機能に特化しているものや、マップ機能特化、色々です」

    レッド「ミカンちゃんのはどんなの?」

    ミカン「私のは二世代前のです。少し古いですけど……これが?」

    レッド「じゃ、ミカンちゃんと同じ奴にしよう」

    ミカン「え……」

    レッド「いやぁ、俺よくわかんないし……」

    ミカン「あ、でも……もっと新しいのとか……」

    レッド「でも……ミカンちゃんと同じだったら、使い方教えてもらえるだろ?」

    ミカン「ぁ……はい、そうですねっ。じゃんじゃん、教えちゃいます!」

    30 :

    このスレでやきもちナツメが見れれば思い残すことはない

    31 = 1 :

    レッド「……よし、登録完了……なのかな?」

    ミカン「はい。ちゃんと登録できてます」

    レッド「それじゃ……、お互い準備することにしようか」

    ミカン「はいっ。私、ジムの仕事を少し処理してきますねっ」タタタタタッ

    レッド「うん、わかった。……さて……俺は……」

    レッド「なみのり出来るポケモンがいるな……」

    レッド「と、その前に」

    32 :

    プレイボーイのレッドがしょうぶをしかけてきた!

    33 :

    悪いが前スレのを最後まで見てないんだ
    あらすじを書いてくれないだろうか

    34 = 1 :

    【ポケギアショップ】

    レッド「んー……?」

    レッド「おお、これにしよう」

    レッド「よし、次はフレンドリィショップだ」

    【フレンドリィショップ】

    配達員「いらっしゃいませ」

    レッド「これを……届けて欲しいんですけど」

    配達員「どちらまででしょうか?」

    レッド「あ、はいはい――」

    >>33
    http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1253673362-0.html

    36 = 1 :

    【チョウジタウン】

    ナツメ「……ここが、アジトね」

    見張り「な、ナツメ様!?」

    ナツメ「中に入れてもらえるかしら」

    見張り「はっ、はいっ! どうぞ!」

    ナツメ(仏壇の裏に階段……?)

    見張り「このまま奥へお進み下さい!」

    ナツメ「わかったわ」

    38 = 1 :

    【アジト】

    ナツメ「……」

    ラムダ「ん? おや、ナツメじゃないか?」

    アテナ「なんですって? あら、随分と早いじゃないの」

    ランス「まだチョウジに来るとの連絡は受けていませんでしたが……長い道のりお疲れでしょう、どうぞこちらへ」

    ナツメ「……ありがとう」

    ラムダ「ヒヒヒッ、見ないうちになんだか女らしくなったな? ん?」

    ナツメ「……別に、大したことではないわ」

    アテナ「二人旅の中で何かがあったわね……」

    ランス「違いありません」

    ラムダ「ヒヒヒッ、甘酸っぱいねぇ!」

    39 = 1 :

    アテナ「って、レッドがいないじゃないの」

    ラムダ「ヒヒ……ありゃ? なんでいねぇんだ? まさか喧嘩別れか? マリッジブルーか」

    ナツメ「少し黙ってなさい。……ただ、お互いのために別行動を取っているだけよ」

    ランス「別行動ですか?」

    ナツメ「ええ。……私はチョウジへ……レッドはアサギへ、ね」

    アテナ「ふぅん、ま、あんたが来たならちょうど良いわ。ラムダの実験がやっと良い具合になってきたのよ」

    ナツメ「電波によるポケモンの進化……」

    ラムダ「ヒヒヒッ、もうすぐ本格的に電波を発生させる装置も完成するぜぇ」

    ナツメ「そう……。良い具合のようね」

    ランス「ええ、ラムダさんの実験が成功した暁には、強力なポケモン達が私たちの手中に……」

    アテナ「と、すると……、ロケット団が真に復活する日もそれだけ近くなるわ」

    40 = 1 :

    ナツメ「その装置とやら、見せてもらえるかしら」

    ラムダ「ヒヒヒッ、かまわねぇぜ……。俺の自信作だからよぉ」

    ナツメ「……そういえば、アポロはどうしたの」

    ランス「アポロさんは相も変わらず武者修行中ですね。彼からたまに連絡が入るだけですよ」

    アテナ「今はアサギにいるらしいわ」

    ナツメ「アサギ……」

    アテナ「ふぅん、その顔……」

    ナツメ「な、なに……?」

    アテナ「思い切り恋する乙女って感じだったわねぇ」

    ランス「ええ、見ました。確かに間違いなく、誰かに恋慕の情を寄せる人の瞳でしたよ」

    ナツメ「ば、馬鹿なことを……」

    41 = 1 :

    アテナ「否定はその実肯定よ。特に色恋沙汰に関してはね」

    ランス「まったく持ってその通りです」

    ナツメ「だから……違うわ。私は……サカキをもう一度ロケット団へと……。ただそれだけを目指す」

    ランス「サカキ様ですか」

    ナツメ「……ロケット団のトップには、やはり……サカキがいるべき」

    ラムダ「ヒヒヒッ、そりゃ賛成だなぁ。あのお方ほど、トップが似合う男もおるまい」

    アテナ「そうね。……三年前、サカキ様はロケット団の解散だけを告げて、どこかへと消えてしまわれた」

    ナツメ「だが……、だからこそ、私たち残党がこうして集まり、彼の帰還を待っている……」

    ナツメ「ここまで、来たわ。もう一歩も退かない」

    アテナ「勿論、そのつもりよ」

    42 = 1 :

    ナツメ「ラムダはこの電波発生装置が完成次第、ここから北にあるいかりのみずうみに向けて電波を流し続けて」

    ラムダ「コイキングだらけのみずうみをギャラドスまみれにってか」

    ナツメ「……それを捕獲すれば、戦力が大幅に強化される」

    ナツメ「加えて、ロケット団の力を誇示することにもなるわ」

    ラムダ「あいよ、了解したぜ、ヒヒヒッ。電力供給にはマルマインでも使うかね」

    ナツメ「任せるわ」

    アテナ「私はどうすればいいのかしら?」

    ナツメ「……特にないわ。ラムダの電波が影響を及ぼし始めるまではね」

    ランス「それでは準備でもしておくとしますか……。さすがに私のズバットでは力不足なのでね」

    ナツメ「どうする気なの?」

    ランス「せめてゴルバットまで進化させてあげませんと」

    ナツメ「そう。頑張って」

    45 = 1 :

    ナツメ「ここが私の部屋?」

    アテナ「そうよ。幹部には部屋が与えられているわ」

    ナツメ「なかなか良いところにアジトを作ったわね」

    アテナ「三年前からコツコツとやってきたのよ。奥にはサカキ様の部屋もあるわ」

    ナツメ「……準備が良いのね」

    アテナ「抜かりはないわ。……それにしても、少し見ないうちに本当に女になったわね」

    ナツメ「またその話? レッドとは何もないわ」

    アテナ「まぁ、良いじゃない、少し話しましょうよ。女と女だけの座談会だわ」

    ナツメ「な、何を……」

    アテナ「さぁ、いろいろ聞き出してあげるわよ」

    ナツメ「い、いらないわよ……!」

    46 = 44 :

    紫煙

    47 = 1 :

    【アサギシティ・ポケモンセンター】

    レッド「悪いなラプラス。預けてすぐに連れ出して」

    ラプラス「きゅう」

    レッド「今はお前くらいしかなみのりできる奴がいないんだ」

    レッド「さすがにメノクラゲやクラブに乗っていけるわけないし……」

    レッド「俺のわがままで、お前はバトルには出してやれないけど……」

    レッド「頼むな、ラプラス」

    ラプラス「きゅう♪」

    レッド「喜んでるのか、お前?」

    ラプラス「きゅう、きゅー!」

    レッド「可愛い奴だな」ナデナデ

    ラプラス「きゅう……」

    48 :

    前スレより静かでいいな!

    ガチャっ

    49 = 44 :

    ラスト支援

    50 = 1 :

    ミカン「はぁ……っ、はぁっ、レッドさん!」

    レッド「ミカンちゃん。早かったね」

    ミカン「人をあまり待たせるわけには行きませんから! ましてやチャンピオンの――」

    レッド「ああ、そのことなんだけどさ……」

    ミカン「はい」

    レッド「とりあえず、俺がチャンピオンであることは忘れていて欲しいんだ」

    ミカン「へ……?」

    レッド「……俺はただのポケモントレーナー……、それだけなんだよ」

    ミカン「レッドさん……」

    レッド「ごめんね、今は、チャンピオンと呼ばれたくはないんだ」

    ミカン「わかりました。レッドさんは、レッドさんってことですね」

    レッド「うん、まあ、そう言うことでお願いするよ」


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