私的良スレ書庫
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元スレ億泰「学園都市つってもよォ~」
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初春「フフッ」
佐天「ん? どしたの?」
初春「いえ…今の口調がなんだか虹村さんみたいでおかしくて」
そう言ってクスクスと笑う初春。
佐天「え? い、いやそれはっ! えっとあの…」
思わぬことを初春に指摘されてアタフタとする佐天。
そんな佐天をおかしそうに見ていた初春がふと気付いた。
初春「佐天さん…アレって?」
初春の視線の先には壁にかかっている億泰の学ラン。
佐天「あ、あれは…」
ゴニョゴニョと恥ずかしげに呟く佐天を尻目に、真剣な顔をした初春がその学ランを手にとる。
佐天「ん? どしたの?」
初春「いえ…今の口調がなんだか虹村さんみたいでおかしくて」
そう言ってクスクスと笑う初春。
佐天「え? い、いやそれはっ! えっとあの…」
思わぬことを初春に指摘されてアタフタとする佐天。
そんな佐天をおかしそうに見ていた初春がふと気付いた。
初春「佐天さん…アレって?」
初春の視線の先には壁にかかっている億泰の学ラン。
佐天「あ、あれは…」
ゴニョゴニョと恥ずかしげに呟く佐天を尻目に、真剣な顔をした初春がその学ランを手にとる。
初春「…これ虹村さんの制服…ですよね?」
佐天「う、初春?」
真面目な初春を見て佐天がおそるおそる親友の名前を呼ぶ。
初春「佐天さんっ!」
佐天「わっ! なっなに? 初春?」
初春「ほんっとぉーにっ! 何処にも怪我は無いんですか!?」
泣きそうな顔でそう佐天に問い詰める初春飾利。
佐天「怪我? いや、あたしは全然? っていうかどうしたの?」
訳がわからず怪訝な顔をする佐天に向かい、初春が学ランを握っていた手をひろげた。
佐天「!?」
初春の手にベットリとこびりついているのは赤黒い液体。
初春「じゃ、じゃあ! この血は!?」
佐天「う、初春?」
真面目な初春を見て佐天がおそるおそる親友の名前を呼ぶ。
初春「佐天さんっ!」
佐天「わっ! なっなに? 初春?」
初春「ほんっとぉーにっ! 何処にも怪我は無いんですか!?」
泣きそうな顔でそう佐天に問い詰める初春飾利。
佐天「怪我? いや、あたしは全然? っていうかどうしたの?」
訳がわからず怪訝な顔をする佐天に向かい、初春が学ランを握っていた手をひろげた。
佐天「!?」
初春の手にベットリとこびりついているのは赤黒い液体。
初春「じゃ、じゃあ! この血は!?」
佐天「……嘘」
ボソリと呟く佐天。
…何故気づかなかったのだろうか?
スキルアウトの一人が投げたナイフが億泰の肩を切り裂いたのを佐天はその目で見ていたはずだった。
だというのに。
自分はそんな怪我を負っている億泰におんぶをせがみ、背中の上で暴れた。
想像を絶する体験をした佐天がそのことに気づかなかったのも無理はない。
薄暗いビルの中だったというのもあっただろう。
しかし、佐天は億泰が負った傷に最後まで気付くことが出来なかった。
佐天「……だって 全然痛がってる素振りもなくて…」
ボソリと呟く佐天。
…何故気づかなかったのだろうか?
スキルアウトの一人が投げたナイフが億泰の肩を切り裂いたのを佐天はその目で見ていたはずだった。
だというのに。
自分はそんな怪我を負っている億泰におんぶをせがみ、背中の上で暴れた。
想像を絶する体験をした佐天がそのことに気づかなかったのも無理はない。
薄暗いビルの中だったというのもあっただろう。
しかし、佐天は億泰が負った傷に最後まで気付くことが出来なかった。
佐天「……だって 全然痛がってる素振りもなくて…」
ナイフで肩えぐられる前に学ラン佐天さんに預けてね?
ってツッコミはしないほうがいい?
ってツッコミはしないほうがいい?
うつろな目をした佐天の頬がペチンと音をたてた。
佐天「…いひゃい」
佐天の頬を両手で挟み込んだのは真剣な顔をした初春飾利だった。
初春「佐天さん! 悩んでたってしょうがないです!」
佐天「ういはる…!?」
初春「今の私達にできることは何も無いかもしれません! でもっ!」
初春「明日があるんです! 私達だけじゃなくて! 白井さんだって! 虹村さんだって!」
佐天「…初春」
初春「明日一緒にジャッジメントの支部に行きましょう! もし明日虹村さんが来ないなら…」
佐天「…いひゃい」
佐天の頬を両手で挟み込んだのは真剣な顔をした初春飾利だった。
初春「佐天さん! 悩んでたってしょうがないです!」
佐天「ういはる…!?」
初春「今の私達にできることは何も無いかもしれません! でもっ!」
初春「明日があるんです! 私達だけじゃなくて! 白井さんだって! 虹村さんだって!」
佐天「…初春」
初春「明日一緒にジャッジメントの支部に行きましょう! もし明日虹村さんが来ないなら…」
>>662
御託はいい!早くかきたまえ
御託はいい!早くかきたまえ
>>662
おk
おk
億泰って腹に穴開けられて数秒放置されても生還したよな。
ナイフかすったぐらいどうってことないだろ。
ナイフかすったぐらいどうってことないだろ。
>>667
億泰に限らずジョジョ勢は重症でも気合いで動くからな
億泰に限らずジョジョ勢は重症でも気合いで動くからな
初春「私が書庫(バンク)から情報抜き取っちゃいます! そして一緒にお見舞いに行きましょう!」
佐天「…」
初春「今の私達に出来ることはそれしかない…違いますか? 佐天さん!」
初春の言葉を聞き、佐天がゆっくりと顔をあげた。
佐天「…そう…だよね。 グジグジしててもはじまらないよね…」
初春「そうですよ! いじけちゃった佐天さんなんて佐天さんらしくないです!」
断言する初春飾利を見て佐天が安心したように呟く。
佐天「…言うじゃない 初春の癖に」
初春「エヘヘ…何たって佐天さんの親友ですからね!」
薄い胸を張りながら佐天の呟きに答える初春。
初春「そうと決まったなら…私達がすることは一つですよ佐天さん!」
佐天「…そだね。 私達まで辛そうな顔してたら…白井さんや億…アイツだって困っちゃうもんね!」
初春「そうです! この学生服は私がクリーニングに出しておきますから…佐天さんは早く休んじゃってください!」
佐天「うん…よーっし! 寝るぞー!」
佐天「…」
初春「今の私達に出来ることはそれしかない…違いますか? 佐天さん!」
初春の言葉を聞き、佐天がゆっくりと顔をあげた。
佐天「…そう…だよね。 グジグジしててもはじまらないよね…」
初春「そうですよ! いじけちゃった佐天さんなんて佐天さんらしくないです!」
断言する初春飾利を見て佐天が安心したように呟く。
佐天「…言うじゃない 初春の癖に」
初春「エヘヘ…何たって佐天さんの親友ですからね!」
薄い胸を張りながら佐天の呟きに答える初春。
初春「そうと決まったなら…私達がすることは一つですよ佐天さん!」
佐天「…そだね。 私達まで辛そうな顔してたら…白井さんや億…アイツだって困っちゃうもんね!」
初春「そうです! この学生服は私がクリーニングに出しておきますから…佐天さんは早く休んじゃってください!」
佐天「うん…よーっし! 寝るぞー!」
■翌日・風紀委員第一七七支部
佐天「……来ない」
初春「来ませんねー」
椅子にまたがりブラブラと足を揺らしながらドアを見つめる佐天と初春。
「……お二方?」
背後から険しい声がかかる。
だが。
佐天「やっぱ休んでる…のかな?」
初春「かもしれません… 昨夜男性の学生を収容した病院は無いみたいなので…」
佐天と初春はその声を完全に無視していた。
黒子「まったくいつまでボンヤリしてるんですの! 佐天さんはともかく初春! あなたは仕事が山ほどあるはずですわよ!」
堪忍袋の緒が切れたように白井黒子が二人を叱りつけた。
佐天「……来ない」
初春「来ませんねー」
椅子にまたがりブラブラと足を揺らしながらドアを見つめる佐天と初春。
「……お二方?」
背後から険しい声がかかる。
だが。
佐天「やっぱ休んでる…のかな?」
初春「かもしれません… 昨夜男性の学生を収容した病院は無いみたいなので…」
佐天と初春はその声を完全に無視していた。
黒子「まったくいつまでボンヤリしてるんですの! 佐天さんはともかく初春! あなたは仕事が山ほどあるはずですわよ!」
堪忍袋の緒が切れたように白井黒子が二人を叱りつけた。
世紀末リーダーたけしで血かっけえ!みたいなシーン思い出したwww
>>669
ブチャラティェ……
ブチャラティェ……
初春「はっはいぃ!」
条件反射的に背筋を伸ばしキーボードに向かう初春。
黒子「ボヤボヤしてたら何時まで経ってもこの事件は解決しませんですわよ? まったくもう…」
ブツブツ言いながら書類をめくる黒子を見て、佐天が呆れたように呟いた。
佐天「白井さんって……タフですよねー」
ペラリと書類をめくりながら黒子が答える。
黒子「わたくし、麻痺には慣れてますもの」
佐天「そ、そんな問題!?」
黒子「…冗談ですわ。 今、こうしてここにいられるのは…あの男たちが使った薬品が即効性を重視したものだったからに過ぎませんわ」
そう言いながら更にページを捲る黒子。
黒子「レベルアッパーもですが…スキルアウトの無法な暴力の取締りも改めなければならないことを痛感しましたわ…」
トントンと書類の端を机で揃えながら続ける黒子。
黒子「……ところで。 さっきからなにをそんなにドアを気にしてるんですの?」
条件反射的に背筋を伸ばしキーボードに向かう初春。
黒子「ボヤボヤしてたら何時まで経ってもこの事件は解決しませんですわよ? まったくもう…」
ブツブツ言いながら書類をめくる黒子を見て、佐天が呆れたように呟いた。
佐天「白井さんって……タフですよねー」
ペラリと書類をめくりながら黒子が答える。
黒子「わたくし、麻痺には慣れてますもの」
佐天「そ、そんな問題!?」
黒子「…冗談ですわ。 今、こうしてここにいられるのは…あの男たちが使った薬品が即効性を重視したものだったからに過ぎませんわ」
そう言いながら更にページを捲る黒子。
黒子「レベルアッパーもですが…スキルアウトの無法な暴力の取締りも改めなければならないことを痛感しましたわ…」
トントンと書類の端を机で揃えながら続ける黒子。
黒子「……ところで。 さっきからなにをそんなにドアを気にしてるんですの?」
黒子「……虹村さんが? 重傷?」
目を丸くする黒子。
佐天「えっと…重傷かどうかはまだ判らないんですけど…」
初春「虹村さんが来なかったらお見舞いに行こうって昨夜二人で話してですね…」
そう口々に説明する初春と佐天だったが、ピシャリとした黒子の一言で遮られる。
黒子「何を言ってるんですの!」
佐天「だっだって…」
初春「そんな…放っておけって言うんですか?」
思わず反論しようとする佐天と初春。
だが。
黒子「何を悠長に待ってるんですの! 初春! さっさと書庫(バンク)にアクセスして情報をプリントなさい! 『三人分』ですのよ!」
返ってきたのは予想を超えた黒子の指示だった。
目を丸くする黒子。
佐天「えっと…重傷かどうかはまだ判らないんですけど…」
初春「虹村さんが来なかったらお見舞いに行こうって昨夜二人で話してですね…」
そう口々に説明する初春と佐天だったが、ピシャリとした黒子の一言で遮られる。
黒子「何を言ってるんですの!」
佐天「だっだって…」
初春「そんな…放っておけって言うんですか?」
思わず反論しようとする佐天と初春。
だが。
黒子「何を悠長に待ってるんですの! 初春! さっさと書庫(バンク)にアクセスして情報をプリントなさい! 『三人分』ですのよ!」
返ってきたのは予想を超えた黒子の指示だった。
>>680
眼科行け
眼科行け
呆気にとられた初春が思わず黒子に質問をする。
初春「…い、いいんですか? 風紀委員でも個人情報を検索するには許可が必要だって…」
黒子「非常事態になりかねませんのよ! そんなこと言ってる場合ではありません! さっさとなさい!」
初春「はっはいっ!」
パソコンに向かい豪雨のような音を鳴らしながらいくつものコンソールを操作しだす初春。
黒子「佐天さん!」
佐天「…はっはい!」
思わず背筋を伸ばし返事をする佐天。
黒子「虹村さんへのお見舞い品などは用意してますの?」
佐天「えっ? いえ、お見舞いっていうか…借りた学生服をクリーニングしただけですけど…」
黒子「わかりましたわ! すぐにでも出発するつもりですし、忘れないようにしてくださいですの!」
初春「プリント、終わりました!」
黒子の大きな声に負けじと叫ぶ初春の声。
手渡されたのは排出されたときの熱を保ったままのコピー用紙。
黒子「さぁ! 行きますわよ!」
初春「…い、いいんですか? 風紀委員でも個人情報を検索するには許可が必要だって…」
黒子「非常事態になりかねませんのよ! そんなこと言ってる場合ではありません! さっさとなさい!」
初春「はっはいっ!」
パソコンに向かい豪雨のような音を鳴らしながらいくつものコンソールを操作しだす初春。
黒子「佐天さん!」
佐天「…はっはい!」
思わず背筋を伸ばし返事をする佐天。
黒子「虹村さんへのお見舞い品などは用意してますの?」
佐天「えっ? いえ、お見舞いっていうか…借りた学生服をクリーニングしただけですけど…」
黒子「わかりましたわ! すぐにでも出発するつもりですし、忘れないようにしてくださいですの!」
初春「プリント、終わりました!」
黒子の大きな声に負けじと叫ぶ初春の声。
手渡されたのは排出されたときの熱を保ったままのコピー用紙。
黒子「さぁ! 行きますわよ!」
>>685
レズなのはプラス要素なのかマイナス要素なのか
レズなのはプラス要素なのかマイナス要素なのか
■第7学区・とある学生寮
黒子「ここで…間違いはないのですわね」
目の前のドアを見て黒子がそう問いかける。
初春「はい! 虹村さんの住居は間違いなくここです!」
佐天「…」ゴクリ
思わず唾を飲み込む佐天。
三人の少女たちの前には物言わぬ無機質な金属のドアが立ちふさがっていた。
黒子「………『押し』ます…わよ?」
インターホンに手を伸ばしたまま、そう確認をとる黒子。
初春「は、はい……『押しちゃって』…ください…」
佐天「お、お願い……します…」
不思議な緊張感が場を支配し、震える指で黒子はインターホンを…
押した。
黒子「ここで…間違いはないのですわね」
目の前のドアを見て黒子がそう問いかける。
初春「はい! 虹村さんの住居は間違いなくここです!」
佐天「…」ゴクリ
思わず唾を飲み込む佐天。
三人の少女たちの前には物言わぬ無機質な金属のドアが立ちふさがっていた。
黒子「………『押し』ます…わよ?」
インターホンに手を伸ばしたまま、そう確認をとる黒子。
初春「は、はい……『押しちゃって』…ください…」
佐天「お、お願い……します…」
不思議な緊張感が場を支配し、震える指で黒子はインターホンを…
押した。
>>691
ここはお前の全レススレじゃねぇんだよ
ここはお前の全レススレじゃねぇんだよ
>>687
ドアの向こうで鳴り響くチャイム音の残滓。
立ちすくむ三人の少女。
誰も口を開くこともなく、静まり返った数十秒が経過した。
佐天「出て…」
初春「きませんね…」
心配そうに呟く佐天と初春。
しかし。
黒子「…もう! 何をモタモタしてるんですの!」
逆に白井黒子はヒートアップ。 ドアホンをカチカチと連打しはじめた。
黒子「意識不明なら意識不明ってちゃんと言ってから倒れるべきじゃないですの!」
なんとも無茶苦茶なことを言いながら連打する黒子。
そんな黒子に自業自得ともいえる不幸が訪れた。
ドアの向こうで鳴り響くチャイム音の残滓。
立ちすくむ三人の少女。
誰も口を開くこともなく、静まり返った数十秒が経過した。
佐天「出て…」
初春「きませんね…」
心配そうに呟く佐天と初春。
しかし。
黒子「…もう! 何をモタモタしてるんですの!」
逆に白井黒子はヒートアップ。 ドアホンをカチカチと連打しはじめた。
黒子「意識不明なら意識不明ってちゃんと言ってから倒れるべきじゃないですの!」
なんとも無茶苦茶なことを言いながら連打する黒子。
そんな黒子に自業自得ともいえる不幸が訪れた。
「さっきからピンポンピンポンウルっせぇんだよぉ~!!!」
内側から蹴り破られるようにして開く金属のドア。
ドアに備え付けられているチャイムを連打していた黒子がそれを避けられるはずもなく。
黒子「プギャッ!」
盛大な音を立てて黒子の顔面にドアが直撃した。
億泰「ったくよぉ~! 人がグッスリ眠ってるのを邪魔しやがってよぉ~! 覚悟はできてんだろぉ~なぁ~!?」
声を荒らげる億泰だったが。
億泰「…あぁ? なんだぁ? なんでオメーらがいんだぁ~?」
目の前にいるのが見覚えのある少女だということに気付き不思議そうに首をひねった。
内側から蹴り破られるようにして開く金属のドア。
ドアに備え付けられているチャイムを連打していた黒子がそれを避けられるはずもなく。
黒子「プギャッ!」
盛大な音を立てて黒子の顔面にドアが直撃した。
億泰「ったくよぉ~! 人がグッスリ眠ってるのを邪魔しやがってよぉ~! 覚悟はできてんだろぉ~なぁ~!?」
声を荒らげる億泰だったが。
億泰「…あぁ? なんだぁ? なんでオメーらがいんだぁ~?」
目の前にいるのが見覚えのある少女だということに気付き不思議そうに首をひねった。
■とある学生寮・虹村億泰の部屋
見舞いに来たと告げる三人の少女を一瞥する億泰。
億泰「ふぅ~ん… まぁ、なんにもねぇ~とこだけどよぉ~ あがりたいならあがれよなぁ~」
そう言いながら一人自室の奥へと引っ込む億泰。
佐天「おっ…お邪魔しまーす」
初春「しっ白井さんっ? 大丈夫ですか?」
黒子「アイタタ…も、問題ありませんわ」
キョロキョロとあたりを見回しながら部屋の中に入っていく佐天。
涙目で顔をおさえる黒子を支えながら初春も佐天の後に続く。
たった数歩で踏破してしまう短い廊下を抜けた少女たちの目に飛び込んできたもの。
見舞いに来たと告げる三人の少女を一瞥する億泰。
億泰「ふぅ~ん… まぁ、なんにもねぇ~とこだけどよぉ~ あがりたいならあがれよなぁ~」
そう言いながら一人自室の奥へと引っ込む億泰。
佐天「おっ…お邪魔しまーす」
初春「しっ白井さんっ? 大丈夫ですか?」
黒子「アイタタ…も、問題ありませんわ」
キョロキョロとあたりを見回しながら部屋の中に入っていく佐天。
涙目で顔をおさえる黒子を支えながら初春も佐天の後に続く。
たった数歩で踏破してしまう短い廊下を抜けた少女たちの目に飛び込んできたもの。
まあこのスレの奴らならスルーなんてせずに
また議論とか始めるだろうよ
また議論とか始めるだろうよ
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