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元スレ佐天「蟲が見える能力かぁ」
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公式ガイドには「耳ふさいだ時の音を意識して聞く」のが大切、みたいに書いてあったな
「意識して」っていうのが一番大事なんだろ、きっと
「意識して」っていうのが一番大事なんだろ、きっと
保守ありがとうございやす。
言われた通りファンブック確認してきた。なるほど、そういうことか。
そして沖つ宮に出てきた蟲の名前が出てて驚いた。リュウグウって言うのかー。
それじゃ書きます。とは言っても、この蟲は治療法がわかっちゃえば大したことないから、
そんなに長い話にはならないと思うけれど。
言われた通りファンブック確認してきた。なるほど、そういうことか。
そして沖つ宮に出てきた蟲の名前が出てて驚いた。リュウグウって言うのかー。
それじゃ書きます。とは言っても、この蟲は治療法がわかっちゃえば大したことないから、
そんなに長い話にはならないと思うけれど。
一通「ふー……不味ィ、そろそろバッテリー切れちまうか」
一通「……仕方ねェ、少しの我慢だ」カチッ
――――――――――――――
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――――――――――――――
――――――――――――――
一通「……っ!くそがっ……なんだっつゥンだよこれは……!」
一通「(つい数日前からだ……いきなり馬鹿みてェに音が流れ込んでくるようになったのは)」
一通「(おかげでまともに眠れやしねェ……バッテリーが持つ間反射するくらいしか防ぐ方法はねェ)」
一通「どォしちまったンだ俺の耳は……」
一通「……仕方ねェ、少しの我慢だ」カチッ
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一通「……っ!くそがっ……なんだっつゥンだよこれは……!」
一通「(つい数日前からだ……いきなり馬鹿みてェに音が流れ込んでくるようになったのは)」
一通「(おかげでまともに眠れやしねェ……バッテリーが持つ間反射するくらいしか防ぐ方法はねェ)」
一通「どォしちまったンだ俺の耳は……」
打ち止め「―――――――――?」
一通「……(他の音がうるさくて聞こえねェ)」
打ち止め「――-、-――-」
一通「……(つーかうるせェ)」
打ち止め「?――-!――--!!」
一通「っ……静かにしやがれ!!」
打ち止め「っ?!」ビクッ
一通「ァ……悪ィ、ちょっと向こういっててくれ」
打ち止め「……」
一通「(くそっ、何やってンだ俺は……うるさくてイライラするからって打ち止めに当たっちまうなンざ)」
一通「(仕方ねェ……アイツンとこいくか)」
一通「……(他の音がうるさくて聞こえねェ)」
打ち止め「――-、-――-」
一通「……(つーかうるせェ)」
打ち止め「?――-!――--!!」
一通「っ……静かにしやがれ!!」
打ち止め「っ?!」ビクッ
一通「ァ……悪ィ、ちょっと向こういっててくれ」
打ち止め「……」
一通「(くそっ、何やってンだ俺は……うるさくてイライラするからって打ち止めに当たっちまうなンざ)」
一通「(仕方ねェ……アイツンとこいくか)」
―――――。
医者「それで僕のところへ来たというわけだね?」(筆談)
一通「そォいうことだ。なンか原因とかわかンねェか」(反射中)
医者「検査の結果いたって正常。最近こういう病気が多くて困るね?」
一通「アンタでもわかンねェのか?となると手の打ちようがねェな」
医者「そうでもないね?以前こういうモノに対処できる人と知り合ってね?」
医者「まあ待ってなさい、あっちに遮音室があるから。そこなら能力使わなくても問題ないだろうからね?」
一通「悪いな」
一通「ここか―――反射解除」
一通「……っ。あのクソ医者が……完全な遮音じゃねェじゃねェか……ガチャガチャうるせェ」
医者「それで僕のところへ来たというわけだね?」(筆談)
一通「そォいうことだ。なンか原因とかわかンねェか」(反射中)
医者「検査の結果いたって正常。最近こういう病気が多くて困るね?」
一通「アンタでもわかンねェのか?となると手の打ちようがねェな」
医者「そうでもないね?以前こういうモノに対処できる人と知り合ってね?」
医者「まあ待ってなさい、あっちに遮音室があるから。そこなら能力使わなくても問題ないだろうからね?」
一通「悪いな」
一通「ここか―――反射解除」
一通「……っ。あのクソ医者が……完全な遮音じゃねェじゃねェか……ガチャガチャうるせェ」
一通「だがまァ、確かに随分楽にはなったな」
一通「これなら少しは―――あ?」
一通「なンだこの頭のでっぱり」
医者「悪いね、彼女今学校だそうだから、夕方にこっちにきてくれるそうで―――なんだいその頭は?」
一通「俺が聞きてェよ。なンだこりゃ、角か?」
医者「皮膚が変化したものかな?ま、それも含めて彼女がくるのを待てばいいね」
一通「こンなトコ誰かに見られたくねェがな……」
土御門「残念もう見ちゃったにゃー」プークスクス
一通「土御門ォ!?」
一通「これなら少しは―――あ?」
一通「なンだこの頭のでっぱり」
医者「悪いね、彼女今学校だそうだから、夕方にこっちにきてくれるそうで―――なんだいその頭は?」
一通「俺が聞きてェよ。なンだこりゃ、角か?」
医者「皮膚が変化したものかな?ま、それも含めて彼女がくるのを待てばいいね」
一通「こンなトコ誰かに見られたくねェがな……」
土御門「残念もう見ちゃったにゃー」プークスクス
一通「土御門ォ!?」
一通「な、てめ、なンでここにいやがる!!」
土御門「ちょっと病院に用事があってにゃー。んで、この先生と会っておもむくままに」
一通「先生ェ……」
医者「いやぁ別に隠す程のことじゃないと思うけどね?うん、似合ってるにあって―――ぶふぉっ」
一通「先生ェ!!」カッ
土御門「ホントだにゃー、まるで鬼みたいだぜぃ」
一通「……鬼、か」
土御門「……ん?どうした?」
一通「いや―――て、テメェらもう用事済んだなら出てけよ!」
土御門「了解、お邪魔しましたにゃー」ケラケラ
土御門「ちょっと病院に用事があってにゃー。んで、この先生と会っておもむくままに」
一通「先生ェ……」
医者「いやぁ別に隠す程のことじゃないと思うけどね?うん、似合ってるにあって―――ぶふぉっ」
一通「先生ェ!!」カッ
土御門「ホントだにゃー、まるで鬼みたいだぜぃ」
一通「……鬼、か」
土御門「……ん?どうした?」
一通「いや―――て、テメェらもう用事済んだなら出てけよ!」
土御門「了解、お邪魔しましたにゃー」ケラケラ
一通「鬼、鬼ねェ……」
一通「懐かしなオイ……昔は能力のことで鬼子だなンだって言われたモンだ」
一通「あのころから俺は何か変わったか?―――変わったな」
一通「だってのに角なンざ生えてきちまって……って、何感傷にひたってンだか。だっせェ」
佐天「そんなわけでこんにちは。なんだ、患者の人って白髪の人だったんですね」
一通「白髪とか言うンじゃねェよ」
佐天「まぁまぁ。そういえば先日はありがとうございました」
一通「ありゃ別にオマエのためにやったもンじゃねェ―――って、さっきから何やってンだ?」
佐天「蟲払いの香を焚いてるんですよ。ちょっと前に友達が同じ蟲にかかっちゃいまして、その時と症状が同じだったので用意してきたんです」
佐天「珍しいんですけどね、阿にとりつかれるなんて。その割に吽の被害は全然聞きませんし―――っと、これで大丈夫です。反射?とかいうのを切っても大丈夫ですよ」
一通「懐かしなオイ……昔は能力のことで鬼子だなンだって言われたモンだ」
一通「あのころから俺は何か変わったか?―――変わったな」
一通「だってのに角なンざ生えてきちまって……って、何感傷にひたってンだか。だっせェ」
佐天「そんなわけでこんにちは。なんだ、患者の人って白髪の人だったんですね」
一通「白髪とか言うンじゃねェよ」
佐天「まぁまぁ。そういえば先日はありがとうございました」
一通「ありゃ別にオマエのためにやったもンじゃねェ―――って、さっきから何やってンだ?」
佐天「蟲払いの香を焚いてるんですよ。ちょっと前に友達が同じ蟲にかかっちゃいまして、その時と症状が同じだったので用意してきたんです」
佐天「珍しいんですけどね、阿にとりつかれるなんて。その割に吽の被害は全然聞きませんし―――っと、これで大丈夫です。反射?とかいうのを切っても大丈夫ですよ」
一通「……ン、随分音が消えたな」
佐天「ここは遮音室だから外の音はカットできますけれど、蟲はそんなのおかまいなしにその辺りにいますからね。
現代物理でも蟲の音まではカットしきれなかったみたいです」
一通「虫?」
佐天「蟲。ま、深く考える必要のないもんですよ。植物みたいなものです。さって、それじゃ治療しちゃいますか」
一通「そォいや、この角みてェなのはなンなンだ?」
佐天「この蟲につかれると生えてきたりするものですけど……(記憶にあるより早いんだよね。やっぱり、蟲の影響力が強くなってる?)」
佐天「ま、治療すればとれますから。それじゃ手で耳を塞いでください」
一通「舐めてンのか」
佐天「別にそんなつもりはないですよ。これが治療方法なんですってば」
一通「……」スッ
佐天「ここは遮音室だから外の音はカットできますけれど、蟲はそんなのおかまいなしにその辺りにいますからね。
現代物理でも蟲の音まではカットしきれなかったみたいです」
一通「虫?」
佐天「蟲。ま、深く考える必要のないもんですよ。植物みたいなものです。さって、それじゃ治療しちゃいますか」
一通「そォいや、この角みてェなのはなンなンだ?」
佐天「この蟲につかれると生えてきたりするものですけど……(記憶にあるより早いんだよね。やっぱり、蟲の影響力が強くなってる?)」
佐天「ま、治療すればとれますから。それじゃ手で耳を塞いでください」
一通「舐めてンのか」
佐天「別にそんなつもりはないですよ。これが治療方法なんですってば」
一通「……」スッ
佐天「どうですか?何か、地鳴りみたいな音が聞こえますよね」
一通「……ああ。筋肉と血流の音だな」
佐天「そんじゃあとはそれをじっと聞いていてください」
一通「はァ?ンなもンで治るわけねェだろォが」
佐天「いーから。ちゃんと治りますって」
一通「……ちっ」
どろり
一通「?なンか、手が濡れて―――っと、お?」
佐天「阿が死んだみたいですね。どうですか?もう普通に聞こえますよね」
一通「おォ」
一通「……ああ。筋肉と血流の音だな」
佐天「そんじゃあとはそれをじっと聞いていてください」
一通「はァ?ンなもンで治るわけねェだろォが」
佐天「いーから。ちゃんと治りますって」
一通「……ちっ」
どろり
一通「?なンか、手が濡れて―――っと、お?」
佐天「阿が死んだみたいですね。どうですか?もう普通に聞こえますよね」
一通「おォ」
―――。
一通「助かった、礼を言う」
佐天「なにそれ堅苦しい。白髪の人は何時も通り不遜な態度でいればいいんですよ」
一通「俺をなんだと思ってンだ」
佐天「えらそうな第一位。ほらほら、お迎えもきたことですし、私はこれで」
一通「お迎え?」
打ち止め「病気が治ったって聞いてはせ参じたよってミサカはミサカはアナタにとびついてみたり!」
一通「っと、この馬鹿、危ねェって何度も言ってンだろォが」
打ち止め「あ、ホントにまともに会話できるようになってる!ってミサカはミサカh」
一通「おォ。迷惑かけたなァ打ち止め」
一通「助かった、礼を言う」
佐天「なにそれ堅苦しい。白髪の人は何時も通り不遜な態度でいればいいんですよ」
一通「俺をなんだと思ってンだ」
佐天「えらそうな第一位。ほらほら、お迎えもきたことですし、私はこれで」
一通「お迎え?」
打ち止め「病気が治ったって聞いてはせ参じたよってミサカはミサカはアナタにとびついてみたり!」
一通「っと、この馬鹿、危ねェって何度も言ってンだろォが」
打ち止め「あ、ホントにまともに会話できるようになってる!ってミサカはミサカh」
一通「おォ。迷惑かけたなァ打ち止め」
―――。
打ち止め「からすがなくからかーえろーってミサカはミサカは科学的に全く意味のわからない歌をうたってみたり」
一通「―――」
打ち止め「?どうしたの、そんな難しい顔して、ってミサカはミサカはいつもの仏頂面よりさらに険しい顔になってるアナタにたずねてみる」
一通「―――いや。なァ打ち止め、ちょっと両手貸してくれ」
打ち止め「両手?こうでいいの?ってミサカはミサカは差し出したり」
一通「ん」ぴと
打ち止め「みっ、耳なんかにあててどうしたのかな?ってミサカはミサカはあんまりに意味不明な行動でちょっと同様してみたり」
一通「……いや、オマエの生きている音を聞いてみたかったンだよ」
打ち止め「えっ……それって、」
一通「……結婚しよう」
えんだあああああああああああああああああああああ
打ち止め「からすがなくからかーえろーってミサカはミサカは科学的に全く意味のわからない歌をうたってみたり」
一通「―――」
打ち止め「?どうしたの、そんな難しい顔して、ってミサカはミサカはいつもの仏頂面よりさらに険しい顔になってるアナタにたずねてみる」
一通「―――いや。なァ打ち止め、ちょっと両手貸してくれ」
打ち止め「両手?こうでいいの?ってミサカはミサカは差し出したり」
一通「ん」ぴと
打ち止め「みっ、耳なんかにあててどうしたのかな?ってミサカはミサカはあんまりに意味不明な行動でちょっと同様してみたり」
一通「……いや、オマエの生きている音を聞いてみたかったンだよ」
打ち止め「えっ……それって、」
一通「……結婚しよう」
えんだあああああああああああああああああああああ
佐天「さて、と。ほんとに蟲の影響力が強くなってきてる気がするなぁ」
佐天「阿なんて、数日で角まで生えてくるし」
佐天「これってどういうことなんだろ」
一方通行さんが他人の命をかみしめるようです おわり
一通さんが自分の音と打ち止めの音を聞いてる時に、今まで殺してきた妹達のことを回想さえようかと思ったけど面倒だからやめちまった。
なんだかんだで、命の重さを知ってそうな一通さんの話。
こんな感じでよければ>>586
こんな時間だし、ご飯たべつつ休憩しますわ。えんだあー
佐天「阿なんて、数日で角まで生えてくるし」
佐天「これってどういうことなんだろ」
一方通行さんが他人の命をかみしめるようです おわり
一通さんが自分の音と打ち止めの音を聞いてる時に、今まで殺してきた妹達のことを回想さえようかと思ったけど面倒だからやめちまった。
なんだかんだで、命の重さを知ってそうな一通さんの話。
こんな感じでよければ>>586
こんな時間だし、ご飯たべつつ休憩しますわ。えんだあー
大禍時とか、大好きな話なんだが
もういろいろやりきれない気持ちになるよねあれは。てか難しい、それじゃ話考える
もういろいろやりきれない気持ちになるよねあれは。てか難しい、それじゃ話考える
佐天「たはー、日直の仕事してたら遅くなっちゃった」
佐天「日も随分長くなってきたってのに夕暮れ時か。だいたい6時くらいかな?」
佐天「っとと、そうだ、ご飯買いにいかなきゃならなかったんだ。急がないと―――ん」
佐天「何あれー……影だけしか――――」
大禍時「」
佐天「?こっちに近づいて――――っ!あぶなっ!」ばっ
佐天「お、思い出した……大禍時、だ、あれ……あっぶない、もう少しで踏まれる所だった……」
大禍時「」
佐天「……あ、消えてった」
佐天「日も随分長くなってきたってのに夕暮れ時か。だいたい6時くらいかな?」
佐天「っとと、そうだ、ご飯買いにいかなきゃならなかったんだ。急がないと―――ん」
佐天「何あれー……影だけしか――――」
大禍時「」
佐天「?こっちに近づいて――――っ!あぶなっ!」ばっ
佐天「お、思い出した……大禍時、だ、あれ……あっぶない、もう少しで踏まれる所だった……」
大禍時「」
佐天「……あ、消えてった」
―――。
佐天「むー……大禍時までいるなんて」
佐天「それにしても、危ないなぁあれ。知らない人が好奇心で近寄ってったら不味いね」
佐天「……そういえば、考えたこともなかったけど」
佐天「なんだか、この街蟲多すぎな気がする……光脈筋にしかできない虚穴も出来てるし、なんだろ」
佐天「……なんだろう」
佐天「ま、それより今は大禍時の対処考えないと。白井さんに行って、風紀委員から呼びかけてもらおうかな?
姿のない影を見た場合近づかないように、とか。能力者の仕業とか言ってさ」
佐天「それくらいしないと危ないよね。とりこまれたら記憶失くしちゃうし」
佐天「明日にでも相談してみますか」
―――。
佐天「―――というわけでして」
白井「わかりましたの、一応あのお医者様を通して上へ報告しておきますの」
佐天「むー……大禍時までいるなんて」
佐天「それにしても、危ないなぁあれ。知らない人が好奇心で近寄ってったら不味いね」
佐天「……そういえば、考えたこともなかったけど」
佐天「なんだか、この街蟲多すぎな気がする……光脈筋にしかできない虚穴も出来てるし、なんだろ」
佐天「……なんだろう」
佐天「ま、それより今は大禍時の対処考えないと。白井さんに行って、風紀委員から呼びかけてもらおうかな?
姿のない影を見た場合近づかないように、とか。能力者の仕業とか言ってさ」
佐天「それくらいしないと危ないよね。とりこまれたら記憶失くしちゃうし」
佐天「明日にでも相談してみますか」
―――。
佐天「―――というわけでして」
白井「わかりましたの、一応あのお医者様を通して上へ報告しておきますの」
白井「とっ、ところで佐天さん、その、傷はもうよろしくって?」
佐天「問題なく完治しました。痕も残ってませんし―――って、まだそんなこと気にしてたんですか」
白井「そんなことって」
佐天「それより!御坂さんとはあのあとからどうなんですか?」ニヤニヤ
白井「何時も通りですのよ。お姉さまは仰りましたの、あれくらいの事件で変わっていまうようなあやふやで脆い関係ではない、と」
佐天「はぁん。御坂さんらしですねー。ま、それじゃお願いしますね」
白井「りょうかいですのー」
―――。
13577「全く、じゃんけんで負けて買い出しなんてとんでもない役目をおってしまいました、とミサカは超悪態をつきます」
13577「むむ、MNWから文句言うなと流れこんできます、とミサカは頭のなかの情報を疎ましく思います」
13577「全く―――おや」
13577「なんとも怪奇的な現象ですね、とミサカは姿は見えないのに影だけ見えていることを不思議に思います」
13577「どこかの研究所の発明かなにかでしょうか、とミサカは推察しますが、影が見えてちゃ意味ねーよともつっこみをいれます」
佐天「問題なく完治しました。痕も残ってませんし―――って、まだそんなこと気にしてたんですか」
白井「そんなことって」
佐天「それより!御坂さんとはあのあとからどうなんですか?」ニヤニヤ
白井「何時も通りですのよ。お姉さまは仰りましたの、あれくらいの事件で変わっていまうようなあやふやで脆い関係ではない、と」
佐天「はぁん。御坂さんらしですねー。ま、それじゃお願いしますね」
白井「りょうかいですのー」
―――。
13577「全く、じゃんけんで負けて買い出しなんてとんでもない役目をおってしまいました、とミサカは超悪態をつきます」
13577「むむ、MNWから文句言うなと流れこんできます、とミサカは頭のなかの情報を疎ましく思います」
13577「全く―――おや」
13577「なんとも怪奇的な現象ですね、とミサカは姿は見えないのに影だけ見えていることを不思議に思います」
13577「どこかの研究所の発明かなにかでしょうか、とミサカは推察しますが、影が見えてちゃ意味ねーよともつっこみをいれます」
13577「おや、近づいてきますね。ということは、何かスーツ的なものなのでしょうか、とミサカは―――――――――」
御坂妹「―――?」
19090「?13577の反応が突如途絶えました、とミサカは報告します」
10039「そんなこと言われなくとも同じ妹達なのですからわかります、とミサカはつっこみをいれます」
御坂妹「どういうことでしょう、とミサカは首をかしげます」
妹達「うーん?」
御坂妹「―――?」
19090「?13577の反応が突如途絶えました、とミサカは報告します」
10039「そんなこと言われなくとも同じ妹達なのですからわかります、とミサカはつっこみをいれます」
御坂妹「どういうことでしょう、とミサカは首をかしげます」
妹達「うーん?」
―――数日
御坂妹「あれから13577からの反応は途絶えたままかと思いきや、」
19090「夕暮れ時のみ、その反応を感知することに成功しました、」
10039「と、ミサカはリレーをしながら解説します」
佐天「で、どう考えても異常だから私を呼んだと」
御坂妹「いぐざくとりぃ、とミサカは流暢な英語で肯定します」
10039「流暢(笑)とミサカは馬鹿にしたような言い方で10032を馬鹿にし、おっと」
19090「13577との会話を試みたものの、一方的に向こうから『暗いよ怖いよ寂しいよ』としか返ってこないのです、と
ミサカは隣で馬鹿やってる二人とは違って真面目に対応します」
佐天「というかさ、スルーしてたけどどうして妹さんが4人もいるの?」
御坂妹「考えるな、感じるんだ、とミサカは便利な言葉をつかいます」
佐天「はぁ……まぁ、いいけどね」
御坂妹「あれから13577からの反応は途絶えたままかと思いきや、」
19090「夕暮れ時のみ、その反応を感知することに成功しました、」
10039「と、ミサカはリレーをしながら解説します」
佐天「で、どう考えても異常だから私を呼んだと」
御坂妹「いぐざくとりぃ、とミサカは流暢な英語で肯定します」
10039「流暢(笑)とミサカは馬鹿にしたような言い方で10032を馬鹿にし、おっと」
19090「13577との会話を試みたものの、一方的に向こうから『暗いよ怖いよ寂しいよ』としか返ってこないのです、と
ミサカは隣で馬鹿やってる二人とは違って真面目に対応します」
佐天「というかさ、スルーしてたけどどうして妹さんが4人もいるの?」
御坂妹「考えるな、感じるんだ、とミサカは便利な言葉をつかいます」
佐天「はぁ……まぁ、いいけどね」
佐天「ともあれ、それは大禍時って蟲につかまっちゃんだね」
御坂妹「オオマガトキ?とミサカは聞き返します」
佐天「夕暮れ時のみ現世へ現れる、不思議な蟲。とは言っても、ほとんど現象のようなものだし、蟲って言ってもいいか怪しい存在だね」
10039「蟲ってなんでしたっけ、とミサカはたずねます」ヒソヒソ
19090「ほら、以前10032の体が冷えていく病気があったでしょう。あれですよ、とミサカは答えます」ヒソヒソ
佐天「大禍時がどうして現世に現れるのか―――仮説としては、①人から栄養分を得ているため②現世に住む小さな蟲を食べるため。
とにかく、蟲のほとんどは生命に近い存在だから生きることを第一と考えてるし、だからこそ食欲のために動くものがほとんど。
①の人から栄養分を、ってのは、戻ってきた人の記憶がなくなってるとこから記憶を食べてるのかもしれないし」
御坂妹「……。えっと、よくわからないのですが、13577は助かるのですか?とミサカは本質的な質問をします」
佐天「……ん、っと。ちょっと、わかんない、かな」
御坂妹「えっ」
佐天「いや、助かると言えば助かるんだけどね。代わりに誰かが影をふめば、入れ替わるから。けど、それじゃ意味ないし」
佐天「ふーむ……ちょっと、いろいろ試してみよっかな」
御坂妹「オオマガトキ?とミサカは聞き返します」
佐天「夕暮れ時のみ現世へ現れる、不思議な蟲。とは言っても、ほとんど現象のようなものだし、蟲って言ってもいいか怪しい存在だね」
10039「蟲ってなんでしたっけ、とミサカはたずねます」ヒソヒソ
19090「ほら、以前10032の体が冷えていく病気があったでしょう。あれですよ、とミサカは答えます」ヒソヒソ
佐天「大禍時がどうして現世に現れるのか―――仮説としては、①人から栄養分を得ているため②現世に住む小さな蟲を食べるため。
とにかく、蟲のほとんどは生命に近い存在だから生きることを第一と考えてるし、だからこそ食欲のために動くものがほとんど。
①の人から栄養分を、ってのは、戻ってきた人の記憶がなくなってるとこから記憶を食べてるのかもしれないし」
御坂妹「……。えっと、よくわからないのですが、13577は助かるのですか?とミサカは本質的な質問をします」
佐天「……ん、っと。ちょっと、わかんない、かな」
御坂妹「えっ」
佐天「いや、助かると言えば助かるんだけどね。代わりに誰かが影をふめば、入れ替わるから。けど、それじゃ意味ないし」
佐天「ふーむ……ちょっと、いろいろ試してみよっかな」
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