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    元スレ魔法少女「補導された」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - オーキド + - カオス + - 少女 + - 神スレ + - 魔法少女 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 402 :


    刑事「・・・意味が、わからない。あの女性が、β・・・?」

    ミカ「散々説明したの。βは、生殖活動に特化したタイプだって」

    刑事「あれは、・・・人間だろう?」

    ミカ「βだよ。生殖活動に特化した化け物」

    刑事「じゃあ化け物は・・・」


    刑事「――化け物は、子供を宿せるように人間の女性の形をしてるっていうのか・・・!?」


    ミカ「ぴんぽーん。ご名答なの」

    ミカ「βはαとの生殖のために現れるの。だから、αよりは討伐が楽勝なの」

    伊藤「・・・ちょっとまってくださいよ・・・。あれは人間でしょう・・・!?」

    ミカ「ヤツらは人間をモデルに進化しようとしてるの」

    ミカ「ミカもびっくりだけど、人間を忠実再現したの?」

    伊藤「・・・ま、まさか・・・」

    伊藤「まさか、これまでの身元不明の遺体っていうのは・・・」

    653 = 545 :

    >αとの生殖のため
    >αとの生殖のため
    >αとの生殖のため

    654 :

    続いてるだと

    655 = 402 :


    β「―――」


    刑事「・・・忠実な、再現・・・」

    伊藤「・・・人間の遺体だと思っていたのは・・・、『魔法少女』が倒した、β?」

    伊藤「そっ、それなら・・・」

    刑事「!おい!待て――」

    伊藤「それなら、我々の追っていた『殺人犯』っていうのは・・・!」


    「――さつ、じん」


    刑事「――っ」ゾクッ


    「――わたしの・・・、わたしの・・・まほう」

    刑事「馬鹿野郎ッ!!」ダッ!

    「・・・わた、わたし・・・、わたし・・・」

    刑事「違う!!あんたは化け物を倒しただけだ!」ガシ!

    刑事「誰も殺しちゃなんかいないッ!!分かるかッ!?なぁッ!?」

    656 :

    さっさと続けたまえ

    658 = 600 :

    いい意味で裏切ってくれてありがとう!!
    オモシレーwwwww

    659 = 574 :

    スリル有るな

    660 :

    こう来たかー

    661 = 402 :


    「・・・けい、じ・・・さん・・・」

    刑事「そうだっ、俺だ。分かったな!?あんたは闘っただけだッ!」

    「・・・私・・・、人の――」ガクンッ

    刑事「っ!」

    シュゥゥゥゥン・・・

    「・・・・・・・・・」

    ミカ「・・・どうしてプリティーエンジェルは、精神が不安定なの・・・?」

    刑事「・・・伊藤。車だ」

    伊藤「――っ。は、はいっ」ダタッ

    ミカ「・・・ねぇ、刑事さん」

    刑事「・・・殺したからだ」

    「・・・・・・・・・」

    ミカ「他の化け物は殺すのと、どう違うの?」

    刑事「・・・形が、違う。βは、人間に似過ぎた」

    刑事「――人間を殺したと、思っちまったんだ」

    662 :

    食べるエルフといい、VIPには定期的に面白いSSが現れるなw

    663 = 527 :

    ふむ、やはりか

    664 = 600 :

    検死解剖しても人間じゃないってわからないのか…

    倒したら風化するんじゃないの?
    そのうちお仲間が吸収しに来るってことは遺体安置所はいま…
    そのお仲間の発生は分からないのかな?

    665 :

    ここのスレタイからは想像出来ない展開だな。

    667 = 637 :

    捕まった時とノリが違いすぎだろ、仕方ないけど

    668 = 656 :

    はやくはやく

    669 = 402 :


    ――――魔法がつかえるようになりたいって思ってた。
          私は引っ込み思案で、いつも周りに合わせてヘラヘラしてたから、
          画面の向こうの、底抜けに明るい少女に憧れていた。
          彼女のように魔法がつかえれば、
          私も彼女のように、なれるような気がして。
          私も魔法が、つかえるようになりたいって思った。
      
          成長するにつれて、もうそんな願い事は言わなくなったけれど。
          なにか困ったり、困ったひとを見かけたりしたら、
          魔法がつかえたらなぁ、って思ってた。
          自分で解決したり、自分から手を差し伸べられないで、
          すぐ魔法に頼りたくなる自分が、嫌いだった。

          23歳のクリスマスに妖精が現れたときは、さすがに戸惑ったけれど。
          心のどこかでは、やっと夢が叶うんだと思って、嬉しかった。
          これで私は、誰かを救えるんだと思った。
          これで私は、変れるんだと思った。

          だけど。
          だけど。
          だけど。
          私は、何?
          私が倒してるのは、何?
          私が殺してるのは、誰?

          私は、何?

    670 :

    これは・・・

    671 = 656 :

    ぐはっ
    アニメ化しやがれバカ

    672 = 574 :

    次の展開に期待

    673 = 539 :

    バカ
    アニメ化の前に漫画化だ、
    いや、その前に書籍化だ

    674 = 402 :


    ――翌日 午前1時30分 某病院

    「・・・ん」

    刑事「・・・気がついたか」

    「・・・けいじ、さん・・・?」

    刑事「ああ」

    「・・・わたし・・・」

    刑事「よく眠っていた。なんなら、もっと寝てても大丈夫だ」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・なにか飲むか」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「何がいい。甘いものか?どれ、買ってく・・・」スッ

    「・・・いかないで・・・」

    刑事「・・・・・・・・・」ストン

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・・・・・・・」

    675 :

    なんか独白がきのこぽい

    676 = 656 :

    これぞツンデレ

    677 :

    ――がきのこに見えるだけだろ

    678 = 574 :

    >>676
    原義ktkr

    679 = 402 :


    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・・・・・・・」

    「・・・みましたか」

    刑事「何をだ」

    「・・・敵」

    刑事「・・・みた」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・あれは・・・、ビックリしたな」

    「・・・私にですか」

    刑事「・・・っ」

    「私に・・・、びっくりしましたか」

    刑事「そんなわけない」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・そんなわけ、ないだろ」

    「・・・・・・・・・」

    681 :

    こんな展開になるなんて>>1の時点で誰が予想しただろうか

    682 = 402 :


    刑事「・・・調子はどうだ」

    「・・・え?」

    刑事「どこか痛いところとか、ないか?」

    「・・・だい、じょうぶです」

    刑事「気持ち悪いとかは」

    「・・・ありません。・・・ふふ」

    刑事「どうした?」

    「・・・けいじさん、お母さんみたい・・・」

    刑事「・・・・・・・・・」

    「ん・・・、そうやってすぐ、黙るし・・・」

    刑事「・・・ちょっと、体起こせるか?」

    「え・・・?」

    刑事「体。・・・無理はしなくていいからな?」

    「はぁ・・・、まぁ・・・。・・・ん」モソッ

    刑事「・・・これなーんだ」トンッ

    684 :

    餃子!

    685 = 600 :

    熱燗かな

    686 = 535 :

    ラーメン丼だな

    687 :

    ケーキか!

    688 :

    いやらしい…

    689 :

    死骸じゃねβの

    690 :

    >>689
    刑事さん鬼畜すぎるだろww

    691 = 627 :

    >>689
    いっきにホラーw

    692 = 402 :


    「・・・え・・・?」

    刑事「ヒント、あんたの好きなもの」

    「・・・『お・・・に、ご・・・、ろ・・・し』・・・?」

    刑事「そうそう」ポンッ

    「――酒っ!?」

    刑事「ご名答」

    「え、え?意味がよく・・・?」

    刑事「おちょこもあるぞ」

    「しかも呑む気ですか・・・!?」

    刑事「悪ぃのかよ」

    「悪ぃですよ!ここ病院!私病人・・・!」

    刑事「別に、あんたに呑めとは言ってないだろ」

    「ま、マジですか・・・?」

    刑事「マジだ」トクトクトク・・・

    「・・・だめ刑事・・・」

    693 = 527 :

    最後だけ見るとちょっとそれっぽい

    694 = 402 :


    刑事「呑むか?」

    「の・・・、呑みませんよ・・・!」

    刑事「ふーん、やっぱり燗のほうが良かったか・・・」

    「そういう意味じゃないです!」

    刑事「まぁ付き合え。ほら、持つだけ」トクトクトク

    「そんな・・・」

    刑事「はい、かんぱーい」

    「・・・・・・・・・」

    カツン

    刑事「・・・んっ」キュッ

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・はぁ、旨。やっぱこのくらい辛くなくちゃな」トクトクトク

    「なんか一気にオヤジっぽくなりましたね」

    刑事「ほっとけ。もうオヤジだっての」

    「・・・・・・・・・」

    698 :

    >>689
    鬼かおのれはwww

    700 = 402 :


    刑事「・・・妖精に、遺体を確認させた」

    「――っ」

    刑事「予想通り、全部βの死体だった。・・・ん」クイッ

    「・・・そうですか」

    刑事「・・・なんだかなぁ、上手く作り過ぎてて、透明化も風化もしないんだと」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「解剖もすっかり騙されてた。中身もまるっきり一緒だったから」

    刑事「・・・へんなところこだわるよなー」

    「・・・そうですね」

    刑事「・・・ん」クイッ

    「・・・・・・・・・」

    刑事「・・・よく似た化け物だった」

    「・・・・・・・・・」

    刑事「よく似た、化け物だったな」クイッ

    「・・・・・・・・・」コクン


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