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    元スレ幼女「にーさん」

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    1 :

    「できました。見てください、にーさん」

    「どれどれ。ええと、これは?」

    「にーさんを描きました。似てますか?」

    「そっか、これは俺なんだね。肌が緑色でナメック星人みたいだけど、俺なんだ」

    「なめっくせいじん? これはにーさんですよ?」

    「うん、何でもないよ。ところで幼ちゃん、ほら、俺の腕見てごらん」

    「わあ、幼よりもぜんぜん太いです」

    「年の差と性別を考えたら当たり前だよ。じゃなくて、俺の肌の色」

    「はだ色ですか?」

    「緑色じゃないよね。だけど、幼ちゃんが描いた俺の肌は緑色だよね」

    「でもこれはにーさんですよ?」

    「ああそうだった、それ俺だ。ちょっと自然に優しい色をしてるだけの俺だよね、そうだよね」

    「ふふふ、幼のだいすきなにーさんです」

    「ははは、幼ちゃんはピッコロやハルクみたいな俺が好きなんだ。けど俺としては人間だけでたくさんだなぁ」

    2 = 1 :

    「にーさん、にーさん!」

    「どうしたの?」

    「あともうすこしで三分たっちゃいます!」

    「教えてくれてありがとう。じゃあ様子を見に行こう」



    「だいじょぶですか? バクハツしませんか?」

    「最後のね、このお湯を捨てる作業が一番大事なんだ」

    「にーさん、あつくないですか? こわくないですか?」

    「そりゃあ熱いし恐いよ。でもね、これを乗り越えれば俺も幼ちゃんも幸せになれるから──!?」

    「まずいっ! 幼ちゃん離れて!」

    「ひゃああああああ!?」



    「あの、あの、にーさん、それ、口のなかで、バクハツしませんか……?」

    「このカップ焼きそばは良い子の前では爆発しないんだ、だからさっきのは不発。はい、あーんして」

    「い、いいこ、幼はいいこだから……あーん」

    3 = 1 :

    「にーさん」

    「……」

    「にーさんっ」

    「あー……うん」

    「ぱそこんをしている時のにーさんはいつもこうです……」

    「だから幼も……んしょ、んしょ」

    「……あれ、幼ちゃん。いつの間に膝の上に?」

    「幼もにーさんといっしょにぱそこんをします」

    (VIP閲覧中なんだけどなぁ)

    「幼ちゃん、パソコンは子供には使えないんだよ」

    「幼はピーターパンがキライなのですぐに大人になれます」

    「嘘はつけないよ、だってパソコンは子供が目の前にいると暴れ始めるんだ。ほら見る見る内に……」

       ぐるぐる

    「ひいっ!?」

    (マウスポインタを回してるだけだけど)

    4 :

    ようじょ支援

    ぺろぺろ

    5 = 1 :

    「幼ちゃん」

    「ふぇ?」

    「指」

    「……はっ」

    「くわえる癖、どうにかしないとねー」

    「ちがいます、今のは幼の指じゃないです、ソーセージをたべようとしていたんです!」

    「じゃあ俺にも食べさせてくれないかな、そのソーセージ」

    「っ!? えっと、おいしくないですから、にーさんにはあげられません!」

    「幼ちゃんは美味しくないソーセージを食べるつもりだったの?」

    「あ、あっ、その、幼、幼の口のなかがおいしいんです! おいしくないソーセージもおいしくなるんです!」

    「なるほど。そのせいで指をくわえちゃうんだね」

    「そうです、おいしいから……!?」

    「ちがっ、幼の指はおいしくありません! いえ、そうじゃなくてっ、幼は、幼は……」

    「大丈夫だよ、お母さんには言わないから。いつか直そうね」

    「……はい」

    6 = 4 :

    そーせーじたべさせたいぺろぺろ

    7 = 1 :

    「はい幼ちゃん、みかんの皮剥けたよ」

    「にーさんはプロです、白いスジもとってくれるプロです」

    「誰でも簡単になれそうなプロだね」

    「いただきます。んふふ、あまくておいしい」

    「気に入ってくれたようで良かった。けど、俺の分はないのかな?」

    「にーさんには……にーさんにはありません、ザンネンながら」

    「俺も食べたいんだけどなー」

    「うう、にーさんは好きですが、幼はみかんも好きなんです……」

    「あっ! にーさんはみかんの皮をたべてください!」

    「地味にドSな発言だね、幼ちゃん」

    「みかんに付いていたということは、その皮もきっとあまくておいしいはずです」

    「幼ちゃんも一緒に食べる?」

    「いえ、それはちょっと」

    「家畜に神はいなかったかー」

    8 = 4 :

    ぺろぺろ

    9 = 1 :

    「にーさん、ゲームは目によくないですよ」

    「久しぶりにやりたくなってね。そう長く続けるつもりはないから許してよ」

    「幼にもやらせてくれたらゆるしてあげます」

    「あれ? 色々、あれ?」



    「リセット。はい、やっていいよ」

    「これは誰ですか?」

    「マリオっていう人だよ。二十代後半のジャンプが得意なおじさんなんだ。あ、始まったね。十字になってる所の、右を押してごらん」

    「みぎ……幼がいつもじゃんけんの時にだしてる手の方ですか?」

    「ごめん、ピンポイントすぎて全くわからないけど、幼ちゃんがいつも箸を持ってる手の方だよ。お、何か出てきた」

    「まりおさんに近づいてきてます。これは誰ですか?」

    「クリボーっていう悪者だよ。ソイツのような奴はクズだよ、生きていちゃいけない奴だから、やっつけないとね」

    「じゃあ仲良くしないとだめですね。……あ、近づいていったら、まりおさんが消えちゃいました」

    「うん、隠しエンドだ。クリボーと友達になれたから、マリオも満足しちゃったんだよ。おしまい」

    「……あまりおもしろくなかったです」

    10 = 4 :

    ぺろりん

    11 = 1 :

       うとうと

    「……」

    「幼ちゃん、眠たい?」

    「……あっ、だめです、だめです、今日はゼッタイに寝たりなんかしません」

    「寝ても大丈夫だよ、いつもみたいにお母さんが迎えに来て──」

    「いつも幼がおきた頃には、にーさんはもういません。それがイヤだから、幼はガマンします」

    「……そうなんだ」



    「────毎日毎日、本当にお世話になって……どうもありがとうございます」

    「いえいえ。せっかく仲良くしてくれるお隣さんですから、ご謙遜なさらないでください」

    「必要以上に懐いてしまってるみたいで、ご迷惑をお掛けしてなければいいのですが」

    「妹──というか、年頃の娘が出来た様である意味良い経験になってますよ」

    「むしろ悪影響を与えてないか心配ですね。何もやましいことは教えてないと思うんですけど……」

    「この娘から毎日聞く話では“にーさんが大好き”という発言しか出てこないので、気にする必要はないと思いますよ。すくすくと育ってくれて、助かります」

    「……すぅ、すぅ」

    12 = 4 :

    ぺろちゅ

    13 = 4 :

    ぺろぺろ

    14 :

    幼女は母子家庭?

    15 = 1 :

    「……んっと、」

    「今日は何を描いてるの?」

    「にーさん。幼がつくったせんたいの人たちを描いてます」

    「せんたい?」

    「まだ皆そろってないのですが、名前はもうきまっています。その名も、ブルーレンジャーです」

    「レンジャーってことは戦隊か。……え? ブルーレンジャー?」

    「この人がブルーレッドさんです」

    「あ、やっぱそういう意味なんだ。レッドだけどパープルだね」

    「女の子の、ブルーピンクちゃんです」

    「ブルー要素が濃すぎてどちらかというとピンクブルーになっちゃってるよ、どことなくオネエ系っぽい」

    「敵でもあり味方でもあるブルーブラックさんです」

    「見るからに真っ黒、ただのブラックさんだ」

    「さいごに、今描いてるとちゅうのブルーグリーンにーさんです」

    「まぁ二つの地味な色──にーさん? これ俺? どうあがいても俺は緑色なの??」

    16 = 4 :

    ぺろろ

    17 :

    かわいい

    18 :

    かわいい

    19 = 1 :

    「えいっ、やあ!」

    「ぐはは、その程度の攻撃じゃ効かんなぁ。どうした? 正義の味方さん」

    「くっ、ならば、ヘンシンするしかありません!」

    「変身……?」

    「ヘンシン! 仮面ッ、ライダー──」

    「幼ッ!!」

    「何ぃ!? キサマ、あの仮面ライダー幼ちゃんだと!?」

    「お母さんが言っていました……」

    「“愛さえあれば年の差なんてカンケイないのよ”って!」

    「それはアウト! お母さんアウト!」

    「幼はあなたをたおして、あなたとケッコンします!」

    「あれれっ、何かおかしいな、おかしいよね?」

    「てやぁっ! リボルケイン!」

    「ってカブトかと思いきやBLACK RX!? しかもそんな最強の武器に勝てるワケないよね!!」

    「おとなしく負けてケッコンしてください!」

    20 = 4 :

    ぺろっ

    21 :

    すごくかわいい

    22 = 4 :

    ようじょと婚約したい

    23 = 1 :

    「幼ーちゃん」

    「ふぁい?」

    「ゆーび」

    「……!」

    「どうしても無意識にやっちゃうみたいだね」

    「あぅ、あ、あうう……ぐすっ。ふえぇ、うっ、ふあ、ふあああん!」

    「ありゃ。幼ちゃんどうしたの? 俺に言われるのが嫌だったの?」

    「ちっ、ちがうの、ちがうもんっ。幼がっ、幼がいけないの!」

    「いつもゆびをくわえて……なおらないのがかなしくて、そんな幼がイヤで、泣いちゃったの……」

    「うん、幼ちゃんは頭が良い子だ。すぐに何とかなるよ」

    「……どうして?」

    「涙が出る理由を自分で考えて答えを出すこと、これって当たり前のように見えて凄く難しいことなんだ。だから幼ちゃんは頭が良い子、本当だよ」

    「幼はいいこ?」

    「良い子だよ。俺のせいにすることだって出来たのに、ぐっと我慢したんだ。良い子良い子」

    「……えへへ。にーさん、ごめんなさい……」

    24 = 18 :

    「きょうから幼はにーさんのおちんちんをゆびのかわりに咥えることにきめました!」

    25 = 4 :

    ぺろん

    26 :

    風邪引いてテンション下がってたけど、このスレのおかげで元気でてきた

    27 = 1 :

    「にーさん、お医者さんごっこがしたいです」

    「よし来た、じゃあ幼ちゃんがお医者さん役ね!」

    「えっ、幼がかんじゃさんをやりたかったのに……」

    「いろんな都合でね。なんとなく調子も悪い気がするし、ちょうど検診してほしかったんだ」

    「んー、わかりました。幼がなおしてあげます」

    「では触ってしらべますね」

    (服は捲らなくていいのか、良かった)

    「えー、これは、おなかの中に赤ちゃんがいますね」

    「おっと初っ端から核級の爆弾発言だ」

    「それもかわいい女の子のようです。名前はどうしますか?」

    「あれ、何のお医者さんだったっけ」

    「幼はかわいくてうつくしい名前がいいと思います」

    「えっと、とりあえず、誰の子なのかな?」

    「幼とにーさんの愛のけっしょうです」

    「ひゃー、最近の愛の結晶は人権や性別や過程さえも飛び越えるんだなぁ」

    28 = 4 :

    ぺろぺろ

    29 = 1 :

    「……」

    「にーさん?」

    「すー」

    「寝てるんですか?」

    「ぐかー」

    「……むぅ」

    「あそんでください、幼とあそんでくださいー」

       ぐいぐい

    「うーん」

       ぎゅ

    「ひゃっ。に、にーさん」

    「……幼はまだ、こんなにもちいさいのですね。片手でだきしめられてしまうほどに」

    「いつか、おおきくなって……」

    「むにゃにゃ」

    「……すぅ」

    30 = 4 :

    ぺりぺり

    31 :

    かわいい

    33 = 1 :

    「幼ちゃんは我慢が出来る偉い子だ」

    「? はい、幼はえらい子です?」

    「そんな偉い幼ちゃんにプレゼントしようと思って、買っておいた物がある」

    「そっ、それは、かすたーどけーき!」

    「さて、ここで幼ちゃんがするべきことはなんだろう」

    「幼が……? うう、わかりません」

    「これ、すぐにでも食べたいよね?」

    「たべたいです!」

    「じゃあその前に、遊びで使ってた物を片付けないといけないね」

    「かたづけます!」

    「俺の腕や顔にマジックで落書きした跡も消さないといけないね」

    「でも、今のにーさんはピエロさんみたいでかわいいでs」

    「消さないといけないね?」

    「……け、けします」

    「うん、がんばろう、幼ちゃんがピエロ恐怖症に掛からない為にも。油性だけど、がんばろうね」

    34 = 4 :

    ぺーろん

    35 = 1 :

    「にーさん。これ、どうやってカメラにするんですか?」

    「俺のケータイ、幼ちゃんが持ってたのか。何に使うの?」

    「にーさんをたくさん撮りたいです」

    「自分のケータイなのに、画像フォルダに自分の画像ばかりあったらちょっと嫌だなぁ。まぁいいや、貸して」



    「動いちゃだめですよ」

       かしゃ

    「そこで笑顔です、にーさん」

       かしゃ

    「……にーさん、それは何のポーズですか?」

       ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

    「いや、撮られてると思ったら体が途端にね、最高に『ハイ!』ってやつなんだ」

    「あまりかっこよくないですから、普通にしててください」

    「!?」

    36 = 4 :

    ぺろぺろかしゃかしゃ

    37 :

    はい

    38 :

    これは男がにーさんのせいです

    39 = 1 :

    「あ、お茶もお菓子も切れてる」

    「幼はオレンジジュースとおせんべいだけでもだいじょぶですよ?」

    「最近少し図々しくなってきたね、幼ちゃん。買いに行こうかな、でも外寒いし……」

    「!」

       ぴーん

    「幼がおつかいに行きます!」

    「え」

    「この前お母さんにおつかいをたのまれたので、にーさんのおつかいもしてみたいです」

    「その時はちゃんと買い物できた?」

    「……」

    「できなかったんだね」

    「おめいばんかいします!」

    「どこで覚えたのその言葉、しかも間違ってる。……そうだなぁ、幼ちゃんももうそんな年頃か」

    「うん、それじゃあ頼もうかな」

    「がんばります!」

    40 = 4 :

    ぺろりんちょ

    41 = 1 :

    「うう、さむい……」

    (流石に心配だから見守らないと)

    「えと、のみものと好きなおかしをいっぱい……」

    「おつかいと言うより、これじゃ幼のおかいものです」

    (大体幼ちゃんが欲してるものだからね)

    「あっ、ネコさん」

    (子供の買い物にありがちな障害その一)

    「ネコさんはおさんぽ中ですか?」

    「けっ、散歩だなんて生ぬるい言い方するんじゃねえ。シマを徘徊してんだよ」

    「こんなさむい日でも、おさんぽが好きなのですね」

    「散歩じゃねえってんだ! オレはシマで一番のリーダーなんだぞ、この尖りに尖ったご自慢のツメを見てみやがれ!」

    「わあ、かわいいにくきゅうです。はい、お手っ」

    「犬畜生なんかと一緒にすんな! 誰がてめえみたいな幼子に、命よりも大切な武器を差し出すもんか!」

    「あ! ネコさんの言葉じゃないとつたわりませんね。にゃあにゃっ、にゃ、にゃあ?」

    「充分伝わってんのに、それでも尚バカにしやがるのか!? てめえ、次にこの道を歩く時は存分に警戒しろよにゃ!」

    42 = 4 :

    たちさんぺろぺろ

    43 :

    私怨

    44 = 1 :

    「あっネコさん、行っちゃうんですか? つぎはあたたかい日に会いたいですね、ばいばいっ」

    (微笑ましい光景だったけど、今は買い物中だからね。行ってくれた猫に感謝だ)

    「……は。おつかい、おつかいしなくちゃ」



    「しーあわっせはーあーるいてきーません、だーかっらあーるいってゆーくんーですー」

    (幼ちゃん版365歩マーチ、かわいい)

    「……んーと、こっちをみぎ……?」

    「えっと、えっと、いつもお母さんと行ってるスーパーのちかくには、パン屋さんとこうえん……」

    「こうえんはひだり……」

    (子供の買い物にありがちな障害その二。確かに公園はすぐ左を曲がったところにある)

    (でも幼ちゃんが目指してるスーパーは右にあるんだ、ついでにパン屋も右を曲がったらすぐ見えるはず。変な覚え方しちゃってるなぁ)

    「うぅ、うー……」

    「みぎです! 女のちょっかんです!」

    (そう、当たってるよ幼ちゃん、直感で決められるのは困り物だけども────んっ?)

    (そっち左! 左だから! 右はお箸を持つ手の方だって!!)

    45 = 4 :

    ぺろぺろ

    46 = 1 :

    「え? みぎに曲がったのにこうえんが……ううん」

    「とりあえずこの先にスーパーがあるのですね」

    (どうにか一周してくれれば辿り着けるんだけど。様子を見るしかないか……)

       わいわい

    「……」

    「幼も、こうえんであそびたい……」

    「──いえっ、にーさんもお母さんもいないんです。ひとりであそんだって仕方ありませんっ」

    (今度、遊びに行こうね)

    「それに、幼はおつかい中なのです。より道はだめだめです!」

    (必死に言い聞かせてる、かわいいなぁ幼ちゃん。しかし俺ってもしかすると親バカ────)

    警察「ちょっとキミ、いいかな」

    「あ、はい、何ですか?」

    警察「あの子のこと、ずっと遠くから見てるよね?」

    「ええそりゃもう。お隣さんの娘さんなんですけどね、今お使い中で、心配だから俺が見守るしかないんですよ」

    警察「あー、この公園の辺り、怪しい人がよく出るって噂になってるんだよ。だから、ね? 詳しく話を聞かせてもらおうかな」

    47 = 4 :

    ああっ!ぺろぺろ……!

    48 :

    よしっ今のうちにッ!

    49 = 1 :

    「やっと信号です──」

    「──信号? こんな信号、知りません……」

    「よく見たらパン屋さんもどこにもない……」

    「……み、道を間違えちゃったかも」

    「お嬢ちゃん。信号、渡らないの?」

    「ひ!? あ、あの、あのっ、幼は、おつかい中でしてっ!」

    「へえ、お使いしてるんだ。偉いねえ」

    「スーパーに行きたいんですが、ぱっ、パン屋さんが、どこにもなくってっ」

    「……ど、どっちにお使いしに行くの?」

    「えとえとっ、のみものとおかしを買わなくちゃいけないので……」

    「スーパーか。それだったらあっちの方だよ」

    「……えっ、今きた道?」

    「どうやら反対側に歩いちゃってたみたいだね。また迷うといけないし、おじさんが案内してあげようか?」

    「いいんですか? ごめんなさい、おねがいします……」

    「……君は偉いね」

    50 :

    しえん


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