元スレ魔法少女「補導された」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
602 = 537 :
>>600
抗生物質耐性みたいなもんなんだろ、後手に回って狩り残してるせいで
603 = 600 :
地球にいるのは他の星と同じヤツなのか、それとも種族として同じだけなのか
A:他の星で退治されて逃げて他の星に
B:他の星とは違う個体であり、他の星では完全に殲滅されている
Bの場合、宇宙のどっかにいる発生源を退治だー!
みたいなのりで超展開になると…wwww
604 = 402 :
刑事「だからって人間に・・・」
ミカ「んむ?」
伊藤「・・・コーヒー入りましたよ」コトッ
刑事「あ、ああ。すまん」
ミカ「・・・そんな進化、他の星ではなかったから超不安なの」
刑事「なぜ?」ズス・・・
ミカ「むむー、理由はいくつかあるの。とりあえず、地球での殲滅に時間がかかってるってのが一番かも」
刑事「・・・なるほどな」
伊藤「・・・はい、どうぞ」コトッ
少女「・・・zzz」
伊藤「あれ?」
刑事「・・・疲れたんだろ、寝かせといてやれ」
伊藤「は、はい。毛布とってきますね」
刑事「・・・ったく。緊張感のないヤツだな・・・」
605 = 402 :
少女「・・・ん、にゅ・・・zzz」スースー
刑事「・・・なぁ、なんでこいつなんだ」
ミカ「うい?プリティーエンジェル?」
刑事「そうだ」
ミカ「たまたまなの。ヤツらの出現付近に生息する人間から、抽選したの」
刑事「へぇ」
ミカ「こう、パージェーロ!パージェーロ!って言いながら名前を回転させて・・・」
刑事「よりによってダーツで!?」
ミカ「やっぱり抽選はドキドキ感が大切なの!」
刑事「・・・ますます同情するな・・・」フニ
少女「んむ・・・zzz」
ミカ「・・・『魔法少女』は、この人間の負担になってるの?」
刑事「は?」
ミカ「疲労や運動能力はすべてミカがなんとかできるの。でも、精神面には鑑賞しようがないの」
刑事「・・・まぁ、なってる、だろうな」
606 :
まあ24で魔法少女はよほど幼い見た目でないと痛すぎる
607 = 402 :
ミカ「どうにかできないの!?」
刑事「え?」
ミカ「ミカ達は人間の価値観が理解できないから、精神のバックアップはほぼ不可能なの」
刑事「・・・そうか」
ミカ「地球上での『魔法少女』には登録済みだから、人間の書き換えはできないし・・・」
刑事「・・・・・・・・・」
ミカ「『魔法少女』は、なんで負担になっているかを教えて欲しいの!」
ミカ「特に精神状態が不安定になるのは、変身するとき、技を放つとき、変身後の姿を見られるとき・・・」
刑事「・・・その辺は羞恥心というか・・・」
ミカ「・・・布団に入るとき、仕事に向かうとき、恋愛ドラマを見るとき、通帳を見るとき・・・」
刑事「・・・・・・・・・」
ミカ「・・・いつもより多くお酒を呑むとき、男性の話題になるとき、結婚という単語を目にしたとき、後」
刑事「・・・そ、そのくらいに」
ミカ「β種を殺すとき」
刑事「――は?」
610 = 402 :
ミカ「ぬぬぬぬ精神面をどうにかしないとこの人間に申し訳が・・・!」
刑事「おい最後・・・、最後、何て言った?」
ミカ「んい?」
刑事「最後だ、最後!」
伊藤「・・・?どうかしました?」
刑事「こいつが、なにを殺すとき・・・」
ミカ「――緊急警報。個体数1。『魔法少女』出撃要請」
伊藤「!?」
刑事「ちぃっ!!」
ミカ「・・・いよいよβ種のお出ましなの」
伊藤「本当ですか!?」
ミカ「刑事さん。ちょっと良く見てて欲しいの」
刑事「・・・・・・・・・」
ミカ「良く見て、『魔法少女』のバックアップをお願いしたいの」
611 = 527 :
β種がどんなんだったか既に忘れてしまった
613 = 532 :
αは虫、βは人間に似ているそうだぜよ
615 = 527 :
人間に似てるって事は人殺ししてる感覚になってるんじゃね
616 = 554 :
無性生殖か。
617 = 402 :
伊藤「車出しますか!?」
ミカ「んい!結構遠目だから、体力温存作戦で行くの!」
伊藤「・・・急がないと、次の犠牲者が・・・!」
ミカ「んー?β種は人間食わないよ?」
伊藤「食われなくても犠牲者は出るでしょう!・・・車まわしてきます」ダッ
刑事「・・・おい、起きろ」
少女「・・・ふあっ。・・・あれ、私寝ちゃってまひた・・・?」
刑事「また現れた。今度はβ種だそうだ」
少女「――っ」
刑事「・・・!」
少女「・・・わかりました。早く行きましょう」
刑事「・・・ああ」
刑事(『魔法少女』がいれば犠牲者はでないはず。だが、実際に犠牲者は出ている)
刑事(・・・それが負い目か?そうだとしたら、そんなもの、取り返しのつけようがない・・・)
刑事(・・・なんだ、この違和感。まるで噛み合っていないような・・・)
618 = 593 :
しえすた
619 = 402 :
――同日 午後10時10分 某国道
ファンファンファンファン!!
ミカ「すっげー!止まんねー!止まんねーのこの車!!」
伊藤「・・・犯人が化け物だったなんて、信じますかね」
刑事「そうだとしか考えられないんだから、信じさせるしかないだろ」
伊藤「そうですね。実際人間のものではない物質は見つかってますし、それが証拠になれば・・・」
少女「・・・・・・・・・」
刑事「・・・妖精、座れ」
ミカ「んい?」
刑事「β種についておさらいしておきたい」
ミカ「イエッサー!」
刑事「・・・今までαだけだった『1』のコピー活動が、αとβに別れた」
ミカ「ふん」
刑事「αは今まで通り、人間を喰う。βは喰わない」
ミカ「そうなの!」
620 = 402 :
刑事「・・・なぜ、コピーの方法が別れたんだ」
ミカ「・・・憶測はあまり話たくないの」
刑事「大丈夫だ。ほとんど憶測だし」
ミカ「んーと、進化するためなの?」
刑事「βになっただけでも進化なのに、更にか?」
ミカ「んふー、最強を求めるためなら仕方ないと思うの」
刑事「・・・その方法が、生殖活動?」
伊藤「!」
ミカ「たぶん、としか言えないの」
刑事「でも、そう思った根拠はあるんだろ?」
ミカ「んい!βは、生殖活動に特化したタイプだからね!」
伊藤「生殖活動するために生まれたのがβ・・・」
伊藤「そのβが生殖活動を行って生ませるのが、更なる進化・・・?」
ミカ「――緊急警報。個体数1。『魔法少女』出撃準備」
623 = 402 :
刑事「っ、まずい!!」
伊藤「これ以上飛ばせないですよ!?」
少女「・・・プリーティーミカ、場所は?」
ミカ「ええっと・・・、繁華街?から一本入った裏路地なの」
伊藤「人の集まるところが近い!」
少女「・・・マジカル、ミラクル!プリティーエンジェル・・・」ブツブツ
伊藤「え?」
少女「愛と勇気のパワーを・・・脚にっ」キィン!
刑事「おい・・・」
少女「全力で飛ばします!たぶんこっちのほうが速いです!!」
キキィ・・・バン!
ミカ「道順は『テレパス』で指示するの。ぎり間に合うくらいの距離なの」
少女「うん、分かった!」
刑事「・・・なぁ、あんた・・・」
少女「行ってきますっ・・・!」ヒュバッ!
624 = 593 :
支援一時中断
625 = 574 :
>>624
どうしたんだwww
626 = 402 :
伊藤「・・・我々も急ぎましょう」ブゥゥゥン
ミカ「・・・そう、そのまままっすぐなの。まず目立つところに付いてから詳しく指示するの・・・」ブツブツ
刑事「ああ・・・」
ファンファンファンファン!!
伊藤「こちらの道順は!?」
ミカ「道なりでへーきなの!でも路地は狭いから車は入れないの!」
伊藤「さらにロスするんですか・・・!」
ミカ「・・・刑事さん」
刑事「・・・・・・・・・」
ミカ「今日プリティーエンジェルは、精神的疲労をためすぎているの」
刑事「・・・ああ」
ミカ「・・・フォローが難しいの。もしかしたら、もしかしたら」
ミカ「プリティーエンジェルは、パンクするかもしれない」
伊藤「なっ・・・!?」
刑事「・・・・・・・・・」
628 :
精神的疲労って刑事達の責任がかなり大きいよな
面と向かってバカにしまくってたし
設定に押し潰されるなよ作者、支援
629 = 402 :
――同日 某時刻 某裏路地
タッタッタッタ・・・
女子高生「・・・やば、遅くなっちゃった・・・」
女子高生(あー、こんなことなら行くんじゃなかったなぁ・・・!)
女子高生「お父さんに怒られる・・・、ああもう!」
女子高生「近道しても間に合わな・・・きゃっ!?」
ドンッ!
バサァ!
女子高生「ご、ごめんなさい!前よく見えなくて・・・!」
「―――」
女子高生「立てますか?どこか怪我とか・・・」
女子高生「・・・え?」
「――ヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂ」
630 = 527 :
逃げてJK超逃げて
631 :
同日 某時刻とか見ると逆転裁判思い出す
632 = 484 :
まだ日のある内に1杯飲んでから変身する市役所勤務のギリギリ少女(24)がかわいそうになってきた。
633 = 402 :
――同日 午後10時25分 某国道
ミカ「・・・そこを右、さらに左・・・」ブツブツ
伊藤「間に合いますよね、『魔法少女』は」
刑事「・・・ああ」
刑事(・・・何か大きな見落としをしている気がする)
刑事(どこだ、どこがおかしい?なにか、なにか抜ける・・・)
刑事(・・・精神がパンク?なぜ?現在精神的に疲れているから?)
刑事(βとの戦闘がトリガーになるのか?なぜ?そこには犠牲者がいるから?)
刑事(『魔法少女』が間に合えば犠牲者は生まれないはず。それなら、パンクは怒らないはず)
刑事(なのに、なのに、なぜ・・・)
刑事(――なぜそんな、『必ずパンクする原因が起こる』ような言い方・・・)
ミカ「――体力はどうなの?・・・じゃあいつも通りにいくの」ブツブツ
伊藤「え?」
刑事「どうかしたか?」
ミカ「・・・プリティーエンジェルが、対象と接触したの」
634 = 402 :
キリが良い。飯・・・!
635 :
名前もうちょっとどうにかならんかったんかwwwwwwwwwww
636 :
素面で戦うのも日のある内に戦うのも初なのか
自分が何してるか客観的に見たらパンクしかねんわ
637 :
飯か。ゆっくり食ってこいよ~
639 = 402 :
残りレス数が少し心配ではある。少々急ぎ足になってもごめんなちゃい
641 = 402 :
――同日 10時30分 某裏路地
バタバタバタ・・・!!
刑事「この先か?」
ミカ「間違いないの」
――キィィィン
伊藤「!?この光は!」
ミカ「・・・うい、うい。――え」ブツブツ
刑事「どうかしたか!?」
ミカ「刑事さん、急ぐの!!」タッ
刑事「どうした!!」ダタッ
伊藤「被害者ですか!?」ダッ
ミカ「いいから早くするの!!」
伊藤「!・・・あそこにっ・・・!!」
少女「・・・・・・・・・」
642 :
立てるなら↓に立てれば?
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/
643 = 402 :
刑事「――おいっ!!大丈夫か!!」
刑事(暗くて表情が・・・!)
伊藤「ッ!あそこですっ!!」
少女「・・・・・・・・・」
女性「・・・・・・・・・」
伊藤「・・・ッ!くそッ!!また被害者が・・・」
ミカ「被害者!?伊藤っち、βは人間を食べないの!!」
刑事「おいッ!無事か!?なにがあった!?」
少女「・・・・・・・・・」
女性「・・・・・・・・・」
女性「――ヂチ・・・チヂジ・・・」
刑事「――!?」ゾクッ!
644 = 532 :
てっきりギリギリ少女が肉体を駆使してβを満足させる展開かと
645 = 545 :
フタナリ寄生?
646 = 402 :
伊藤「い、今・・・!」
少女「・・・ミラクル、プリティー・・・」ボソッ
刑事「――っ」
少女「・・・ボディブロー・・・!」グツッ
ドォンッ!!
女性「――――」
伊藤「――嘘だ、なんで・・・」
刑事「・・・はぁっ、はぁっ」
ミカ「・・・刑事さん、どうしてプリティーエンジェルの精神はあんなに乱れてるの・・・?」
刑事「・・・はっ、はぁっ・・・」
ミカ「・・・?刑事さん?なにを驚いているの?」
刑事「・・・なに、って、お前・・・」
ミカ「――プリティーエンジェルが、βを、倒したの。お分かり?」
647 :
おかわり
649 :
うわあああ……早く続きを
650 :
体内から…ってそういう意味だったのか
みんなの評価 : ★★★×4
類似してるかもしれないスレッド
- QB「魔法少女候補が二人殺された」 (575) - [52%] - 2012/12/24 4:45 ★
- P「高槻家に軟禁された」 (234) - [43%] - 2012/11/15 6:00 ★★★
- 少女「せんせい…」 (441) - [40%] - 2011/11/15 23:00 ★
- 幼女「にーさん」 (285) - [36%] - 2012/12/8 7:30 ★
- 理樹「耳がかゆい」 (183) - [36%] - 2013/3/3 13:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について