元スレメイド「だから愛しています”ご主人様”」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×13
51 = 1 :
一応注意、今後ずっとメイドと男の日常パートなんだが
もう山場おわったし、多分801状態になると思われ
だからまぁ、ここからは完全にメイドさんSSだとおもってくれ
ちら裏でした
53 = 43 :
設定が魅力的なので日常描写こそ大歓迎
54 = 1 :
男「そういえば、その服、どうしたんだ?」
赤「こ、これですか? 布があったので皆で作ってみたんです、お揃いです」
完全にメイド服だった
俺があとで発注するつもりだったんだが、まぁいっか
皆で作った奴の方がきやすいだろう
男「そ、そうか」
赤「か、勝手につくってすいません……」
男「赤はさっきから謝ってばっかりだな、あまり気にしなくていい。硬いとむしろ俺が困る」
赤「で、ですが貴方は……いえ、ご主人様は私達の恩人です、そうは行きません……」
男「ふぅむ……、まぁ好きにやってくれ」
赤「はい♪」
55 :
エロがあるかどうかが重要だ
56 = 1 :
観音開きの豪奢な扉を開くと、そこは巨大な長テーブルが置かれた部屋だった
アニメやドラマでみるような……金持ち一家の大食堂
男「こいつは……」
赤「さささ、こちらへお座りくださいご主人様」
赤がお誕生日席の椅子を引く
男「お、おう」
なんてこった
俺いつから王子様になったんだ?
赤「すぐにお持ちしますね」
お、落ち着かない……
57 :
あっても微エロ程度のほうが良さそうなふいんき
グーグルさんはふいんきでも変換するのか
58 = 1 :
赤が退席すると、この超巨大な部屋に俺一人が取り残された
どうにも落ちつかない、地に足がついていないようだった
ぐるぐると辺りを見回して気付く
男(これ、全部掃除したのか……?)
朝起きてから全然きづかなかった
そういえば、買取ったときは廃教会だったんだ。つまり、こんなに綺麗なわけがなかった
男(はぁ、実感ないなほんとに)
突如、俺が入ってきたところとは別の扉が音を立てて開いた
最初に入ってきたのは……
女「じゃじゃーん!」
男「………………なに……?」
女「メイド長になりました!」
男「なんで」
女「働かざる者喰うべからず」
男「………は?」
60 = 1 :
聞くところによると、メイド服の指示も、朝食の指示も、全て女の提案とのこと
考えてみれば海外からいきなり日本に来て、しかもメイドなんていう仕事させられてる状態で
メイド服とか、朝食の案内とか、そんな洒落た事を彼女らが思いつくはずもなかった
そしてそれを「メイドらしさ」として捉えた彼女らは、それを教えてくれた女を、「メイド長」としたのだった
なんとも筋の通る話で、俺は噴出す
次々と目の前に食事が並べられていく
しかしそれについては、どれも見た事のあるものではなかった
女「私料理はできないから、他の子に任せたの。おいしいよこれ」
男「そりゃ楽しみだ」
僕がそう答えると、女はつつつと端へと移動する
そこには全員が顔をそろえて整列していた
61 = 27 :
>>59
やまなしおちなしうんたらかんたら
62 :
>>59
801は腐女子によくある展開ってだけでホモ要素がある訳じゃない
63 = 1 :
男「え? え?」
全員がじっと俺をみつめる
どうすりゃいいの?
女がさっともどってきて耳打ちした
女「さぁいただきますと言え」
男「は? え? いただきます……」
すると全員が一斉に――
――礼をした
その光景は圧巻だった
女「私の提案じゃない、皆がしようって。皆あんたに感謝してるんだってさ」
男「………」
目頭が熱くなったような気がして、それを隠すために僕は、女に答えず料理に手をつけた
65 :
山なしオチなし意味なし
66 = 1 :
朝飯を食い終わると、テキパキと皿が下げられる
しかし一つ引っ掛かった
男「なんで一緒にたべないんだ?」
少?「そんな事できませんわ」
答えたのは綺麗な金髪の少女
金「私達は貴方に助けていただきました、だからこそ貴方には最大の敬意を払いますの」
一同はうんうんとうなづきあう
なんだかなぁ……
67 :
支援しておこう
68 = 65 :
馬鹿にしてるわけじゃなくて
801って山なしオチなし意味なしの略じゃなかったっけ?
69 = 1 :
男「ま、好きにしてくれ。俺は一度部屋に戻る」
俺がそういうと、すぐに全員が見送ると声をあげて俺の前に立ちふさがった
男「え、お、お……?」
じーっと全員が俺を見つめる
弱ったな……
全員でいってもしかたないので、収集つけるためにとにかく誰か一人を指名する事にした
男「えっと……、じゃぁ、君」
緑の髪の小さな女の子、最初に俺が助けた女の子だった
緑「はいっ♪」
始めてあったときより何倍も明るくなっていて、俺は嬉しくなった
70 = 1 :
緑「みんな、すごく嬉しそう。貴方のおかげ」
男「そんなことない」
緑「ある。あそこは地獄だった、牢獄だった。抜けられる道理がなかった」
男「……」
緑「だから私は絶望して飛び出した。そして貴方が助けてくれた」
ただ俺は、ゲームをしていただけだった。本当にそれだけだったのに。
だからこんなに感謝してくれることが、心に痛かった
男「……な、なぁ、そういえば緑は、母親のところにかえりたいんじゃなかったのか?」
緑「あれは咄嗟にでた嘘。帰りたくなんかないけど、逃げ出したくて、自分騙した。帰る場所を架空に作った」
男「帰りたくないのか」
緑「間違えないで、嫌いなんじゃない。でも私が帰ったら、母を困らせる」
男「そうか」
売った子供が帰ってきたら、そりゃどうしていいかわからんだろうなぁ
71 = 1 :
部屋に戻ると、やっとおちつけた
朝飯だけでこんなにも落ち着かないなんて思わなかった
やはり俺は、引きこもりだった
ディスプレイを見渡す
男「……やるか」
ここ数日手休めていたデイトレード
これをやっているときだけは無心になれる
ソフトを起動し、俺はその世界へ没頭した
73 = 1 :
何時間たっただろうか
ドアをノックする音に、俺は現実に引き戻された
男「どーぞ」
扉を開けて入ってきたのは、褐色肌の女の子
褐「おっじゃましますご主人様」
なんともメイド服の似つかない娘だった
男「あぁ、どうした」
褐「挨拶にきたんですよっ」
男「挨拶?」
褐「うん、挨拶。まともにご主人様に挨拶してなかったですからっ」
男「そうか、そうだな。まだ知らない子が多い、そっちから来てくれるのは助かる」
褐「よかったよかったっ。……ところでご主人様、これのでっかいのはなんですか、テレビってやつですか?」
褐はディスプレイを指差して聞いてきた。
男「テレビと似てテレビじゃない、ディスプレイっていうんだ。いや、コンピュータって言った方が分かりやすいな」
褐「でぃすぷ、れい? こんぴーた?」
男「触ってみるか?」
褐「す、すいません、多分僕、これは得意になれないとおもいます……」
男「そうか、見た目外で溌剌とするタイプっぽいもんな」
褐「おぉ、そのとおりですよご主人様! 外はいいです、ご主人様も出るべきですっ!」
74 = 1 :
男「外は溶けるからダメだ」
褐「あ、それ女様も言ってました、男は外にでたら溶けるって!」
男「聞いてたか」
?「褐~! なにしてるの~!」
褐「あっ、いけない、昼食にご主人様を呼ばなきゃいけなかったんだった!」
男「挨拶じゃないのか」
褐「挨拶もしようとおもったんですっ」
あけっぱなしのドアの隅からチョコンと顔を出したのは、三つ網銀髪の女子だった。
銀「あ、ご主人様すいませんっ、褐~、ちゃんと読んできなさいっていったでしょー!」
褐「ごめん銀っ、ご主人様、いきましょ!」
男「あ、あぁ。だがすまん、腹減ってない」
褐「あう、そんなぁ……」
銀「でしたら、せめてお付き合いでもしていただけませんか? 私達、良い案をおもいついたんです!」
良い案……?
75 = 2 :
アナニーしながら読んだら気持ち良くなれるかな…?
76 = 1 :
こっちこっちと案内されたのは、中庭だった
銀「どうですか!」
男「こ、これは……ピクニックみたいだな」
銀「いえっすそうですピクニックです! 先ほどご主人様が皆で食べないのかとおっしゃっていたので、考えてみました!」
そうか、そんなことも、考えてくれてたのか……
銀「金は反対したんですけど、ご主人様の望みと義理、どっち取るのかで、結局望みをとってくれましたっ。どうです、いかがですかっ」
男「あぁ……最高だ」
褐と銀がパンッと手をならし、「やったっ」と笑顔を見せた
77 = 1 :
そんなこんなで夜
夕食は食堂で皆でとった
彼女らは俺の事をまだ知らない、俺も彼女らの事をしらない
でも食事だけは、喜ばせる事が出来るかもしれないと、彼女達ががんばっていたらしい
さっき赤に聞いた
俺がもう寝ようかとベッドに寝転ぼうとしたとき、また扉がノックされた
男「どーぞどーぞ」
入ってきたのは女だった
女「や」
男「おう」
女「……」
男「どうした」
女「ちょっと。言いたい事が、あって……」
男「用事があるならさっさとしろ……っていう俺だったんだが、なんだかあの子ら見てたら少し心が柔らかくなったみたいだ、まぁ座れよ」
女「うん」
78 = 1 :
女「あの子達、すごく良い子達だよね」
男「あぁ、そうだな」
女「……」
男「どうしたんだよ」
女「私ね……、その……、男の事が好きだったの」
男「……いきなりどうした」
女「いいから、聞いて」
どうしたんだ、一体
女「あの子たちみんな、貴方に感謝してる。それでね、それをみて……、私だけ抜け駆けできないなって、思ったの」
男「ちゃっかり抜け駆けしてるじゃないか」
女「良いから聞けって馬鹿」
叩かれた
女「皆きっと、これから男の事を好きになっていくと思う。その中で、私は男にこの気持ちを隠せないかもしれない」
男「……」
女「嫌なの、そんなの。独り占めするなんてもう出来ないし、それに皆が楽しいほうが良い」
男「……」
女「だから……」
79 :
なんだ三井住友ビザカードじゃないのか
80 :
で、お前今日も一日無駄に過ごしたな
81 = 1 :
――――メイド「だから愛しています”ご主人様”」――――
82 = 1 :
それは決別の証
女が好きだと言う気持ちを最大限表すための決意
メイドとして、思い人の傍にいる事を選んだことの証明
独り占めはできなかった
一人の女として嫁になることは、皆を悲しませる事だと理解していた
だからこうする事で、”メイド”として自らを確立する事で、愛していると言う事が出来た
一人の女として言っていたら、きっと、何かが崩れだす
それはだめだった
男「……お前……」
メイド「いいの、これで。じゃぁね、良いたい事はこれだけだから」
女は、いや、そのメイド長は、俺の部屋を後にしたのだった……
83 = 2 :
夜のご奉仕クルー?
84 = 1 :
ここまでが構想が立ってた部分で、やっと一旦区切りがついたので中断しようと思う。
続きはもう少し話練ってからかな。このまま書いてると薄くなりそうw
残ってたらまたくるね
88 :
銀っておばあちゃんみたいだな
90 :
A~Zっていうことは少なくとも27人はいる
みんながみんな髪の色違う設定なの?ダブってたら名前はどうなんの?
92 = 55 :
髪だけじゃなくね?
褐色とか褐だし
93 :
プリラバ思い出した
94 = 46 :
淫乱ドエロメイドは?でるの?
95 :
エロは無しでもいいのではないかね
96 = 15 :
ほ
98 = 85 :
ほほほ
みんなの評価 : ★★★×13
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