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    元スレ黒子「ジャッジメントですの!」花山薫「ん・・・?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - ジャッジメントですの + - 佐天 + - 初春 + - + - 垣根 + - 平和島静雄 + - 花山薫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    803 :

    まずはその幻想をぶち殺す

    805 = 780 :

    同じだッ
    セックスと闘いは同じだッ

    807 :

    敗北感ッッッ

    808 :

    花山薫ってまだティーンエイジャーなの?

    809 :

    原作だと19だったような

    810 = 774 :

    スカーフェイスだと19歳191cmだった気がする
    承太郎より小さい

    811 :

    バーサーカー並の巨漢を想像してたのに…案外小さいな

    812 = 774 :

    まぁ板垣が結構適当に身長書いてるし

    813 :

    板垣は迫力に応じて慎重かいてるからな

    814 = 710 :

    しかし現実で191センチ、160キロの奴ってのはヤバイと思う

    818 :

    薫スレになってるwwww

    819 = 768 :

    >>818
    まだやるかい

    820 :

    とりあえず紫煙

    821 :

    花山って誰だったかなと。

    822 :

    続きはまだかね?

    825 :

    花山薫ちゃん(19)は親思いで眼鏡属性

    826 :

    作者もどってこーい

    827 :

    作者どうしたんだ?

    828 = 826 :

    お腹痛い?

    829 :

    この流れはひぐらしと独歩のSSを思い出す

    831 :

    下痢してた。今日もこんな時間からですまんこ。

    832 = 827 :

    >>831
    作者か?お帰り、待ってたぜ

    833 = 831 :

    男は初日の帰りに何人かからの誘いを受けていたがどれも断っていた。彼にとってその日は大事な買い物がある日なのだ。
    第六と第七の境にほど近い、少々高い物件の中にそれはある。

    「来たか。今日もいつものでいいかな?」

    本来そこはとある印刷企業系のオフィスとして登録されていたはずだ。
    しかし、実際には高級な雰囲気漂うアンティークに彩られた立派な『店』だ。勿論裏向きのではあるが。

    「……」

    多少値は増すがどうやら前のような場所ではなく、きっちりと商売として成り立たせているのだろう。安定して向こうからは品が提供されてくる。
    これでも金というものは生活する以上の分で多少荒く使ったところで問題ないほどにはある。よって、ここは彼にとってはお気に入りの一つとなっていた。ただ一つの点を覗いて。

    「しかし君もなかなかにカタギの側ではないようだが……」

    酒を紙袋に詰めきれないほどに入れながら、彼は切り出す。

    「他に何か入り用じゃないかね? 例えばそこにあるような最新の武器や、生きのいい娘も、」

    そんな言葉を最後まで聞くことなく、彼は袋を受け取り、去っていく。

    「ああ……全く。私は君ともっとより良い付き合いがしたいつもりだ。いつでも注文は待っているよ」

    834 = 831 :

    オフィス街の裏を抜けながら彼は考える。“悪”がいけないとは思わない。自分も社会から見れば立派な悪だ。
    いや、悪に立派も糞もないだろう。それはどんな世界の、どんな場所にだってある。
    それでも義がない悪は受け入れがたい。そう感じてしまう。
    例えばそう、この街に救う闇とはその類だ。人間味をひどく欠いた、そんな腐敗臭が立ち込める。
    今通うあの場所もその一端を覗かせるが、しかしそれ以上の何かがある。
    その“何か”が花山にとっては踏み込まずにいたい一線を引かせる原因だった。
    かちゃり、と音を立てる袋から一本のワイルドターキーを取り出し片手にて空けると、一気に飲み干す。
    何故かお気に入りの一本が、何故か昼間に食べた弁当よりも味気なく感じた。

    835 :

    紫煙

    836 = 831 :

    そんな道中、湿った路地裏から後少しといったところで見覚えのある後ろ姿を見つける。
    土御門、といったか。金髪にサングラス。後ろからは見えないがきっとはだけた学生服は下にアロハシャツを着ているからだろう。
    あの目立つ出で立ち故に見間違いということはないはずだが、確か帰りにはどこかへ寄ると言っていたはず。
    そうこう考えている間に彼はキャンピングカーに乗り込んでいく。

    「……」

    その奥にチラリと白い影が見えたような気がするが、それはすぐにどこかへ走り去っていく。
    気にしても仕方ない。そう結論付けだ彼は日の当たる場所へと出ていくのだった。

    837 = 831 :

    そんな彼とは対象的に、この街の闇であり、底辺にして地獄へ向かうキャンピングカーの中では四人の人間が揃っていた。
    そこには仲のよいなんて言葉とは正反対な、ピリピリとした空気が漂う。

    「しっかしにゃー。あの話がマジもんだったとは意外ぜよ」

    「おや。この重たい空気を打開する素晴らしいお話ですか」

    「いいから黙ってろ。馴れ合いなんて要らねェんだよ」

    「同感ね。いいから仕事の話に入りなさいよ」

    ギスギスとした空気は更に物理的に重みを持とうとしていたが、

    「ま、聞いとけ。意外と無駄にはならんはずだ」

    金髪の少年が笑いをひいたあたりで全員が彼の方を見すえる。

    「裏で新しい動きがあった。『素材』ってコード名で、今あるものが集められている」

    彼は一枚の紙切れを取り出し、優男に放る。

    838 :

    紫煙

    840 = 831 :

    「……このリストは?」

    そこに見覚えがないのか順にその場にいる面々に回していく。

    「そこにいる人間は全部無能力者《レベル0》扱いだ。というより能力開発がまだってところか」

    「それがどうかしたってかァ?」

    「ああ、こいつらは能力なんて使わずにレベル4以上と渡り合える人間だそうだ」

    その言葉に全員が動きを止める。

    「冗談。なんの為の能力開発よ」

    まさにこの学園の存在意義に真っ向から挑むような情報に、さすがに反論が出る。

    「だが事実だ」

    「しかし全くの予備知識すらなく、強能力を圧倒すると言われても想像がつきません」

    車内には今違う意味で空気が重みを持ち始める。

    841 = 831 :

    「勿論、圧倒するとは言ってない。寧ろ大部分の場合は負けるだろうな」

    「でしたら、」

    「だが、勝てる可能性も十分秘めている。そこがミソだ」

    例えば、と彼は言う。

    「身体能力が人間の限界値を遥かに越えていたり、積み重ねた経験による先読みにもにた勘、そして常人にない何か」

    「……それらはまるで」

    「そう、『原石』に成り得る『素材』だ」

    そして一同が改めてリストに注目する。

    「勿論眉唾だろうと高をくくってたんだが……まぁ、出会っちまったんだよ。『素材』にな」

    そうして彼が睨むように見つめる名前の欄には【花山薫】のそれが記されていた。

    842 :

    たしかに原石だな

    844 :

    バキしか知らないけど能力開発ってショッカーの改造みたいなイメージでいんですか

    845 :

    いいんですよ

    846 :

    つかレベル4とレベル3には大分壁があるのになんで同列に語られてるんだ?
    テレポーターなんか明確に差が作られてるのに

    847 :

    あいつらに能力持たせたら…

    848 = 831 :

    なんかおかしいと思ったら強能力って書いてたね。
    正解は大能力でした。
    ビチ糞下痢野郎ですません。

    849 = 846 :

    >>848
    なんだ、ただのミスか
    レベル1~3みたいに考えてたのかと思った

    850 :


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