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    元スレ男「俺を吸血鬼にしてください!」女吸血鬼「ほう・・・」

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    タグ : - 吸血鬼 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    吸血鬼「では問おう、何故、吸血鬼になりたい?」

    「それは・・・、吸血鬼は永遠の命で、すごく強くて、空も飛べたり、あと変身したり!」

    「お前は、吸血鬼をただのヒーローと勘違いしているようだな」

    「違うんですか?」

    「当たり前だ!!!」

    「ひぃぃ!」ビクン

    2 = 1 :

    「いいか、吸血鬼とはな・・・闇の世界でしか生きれない孤独なバケモノなのだよ」

    「ダークヒーローっぽくてかっこいいじゃないですか?」

    「吸血鬼を崇拝するのはやめろ!!!」 

    男の方にワイングラスを投げつける
    グラスは男の顔を通り過ぎ、後ろの壁にぶつかる

    「ひぃぃ!!!やめてくださいよ、暴力反対!」

    「大体、吸血鬼はどちらかといえば悪側だろ、ヒーローではない」

    3 :

    僕は嘉村令裡さん!

    5 :

    >>1
    いいSSだった!感動した!!!

    6 :

    モリガン・アーンスランド様

    7 = 1 :

    「でも、永遠の命とか憧れるじゃないですか?」

    「たしかに、不老不死は人類の永遠の夢だろう・・・しかしだ、いざなってみると退屈と孤独に満ちた日々だ」
     「そんなに、永遠の命が欲しければ、ゾンビにでも噛まれれば良かろう」

    「えーー・・・ゾンビって、嫌ですよ、肌はボロボロっていうか腐ってるし、知性が感じられない」

    「だが不老不死、永遠の命だぞ?」

    「とにかく、強そうじゃない・・・」

    「まったく・・・お前という男は・・・」

    8 = 1 :

    「しかしだ、吸血鬼は制約が多い」

    「例えば?」

    「さっきも言ったろ、闇に生きるバケモノだと、朝は活動することはできない」

    「でも、デイウォーカーっていう光の中でも歩ける吸血鬼が居るって」

    「たわけ!!!デイウォーカーになるには300年は吸血鬼をしなくてはなれんのだぞ!!」

    「300年!?!?!?」

    「そうだ・・・300年・・・この300年間、どれだけの孤独を味わってきたか・・・」

    「えっ・・・もしかして、あなたは・・・」

    9 :

    いいね

    11 :

    婆さんか

    12 = 1 :

    「今夜の12時にちょうど300年目になります ブイv」

    「あっ、おめでとうございます。って12時ってあと1時間くらいじゃないですか!?」

    「長かった・・・実に長かった・・・」 シクシク

    (吸血鬼も泣くんだ)

    「この300年間、色々あった・・・だが、今日まで吸血鬼として生きてきたのは、まさに陽の光を浴びるため」

    「なんか、本末転倒な気がするんですが?」

    「だまれ!!!貴様に私の苦悩がわかるか!!青春を闇のなかで過ごした私の気持ちが!!」

    13 :

    >>6
    吸精鬼と表現する人はいるかしらんが吸血鬼ではない

    14 :

    モリガンは若い女の子にセックスの夢見させてそれを食べる変態だろ

    15 = 1 :

    「思い起こせば・・・300年前・・・」


    300年前  さくら水産

    「あっはははーーー 酔っぱらっちゃったよーー」

    吸血鬼「おやおや、レディ、随分とごきげんじゃないですか?」

    「おぉぉ?なんだよナンパかぁ?あっははは 私がいろっぺえからってナンパか?」

    吸血鬼「ぐっ・・・(酒クセぇ・・・)」

    吸血鬼「よ、夜道は危ない・・・私が送って行って差し上げましょう」

    16 :

    とりあえずズボン脱いだ

    17 = 1 :

    「おぃおぃ ひっく、 私をこんな暗がりに連れ込んで、まさか・・・?」

    吸血鬼「そんな下品なことはしませんよレディ」

    「んんだと!!あたしに魅力がねーってか!?オラァ!!」

    吸血鬼「グボァ!?・・・あの、そんな、暴力だなんて、レディのすることじゃないです」

    「うるせーー!!オラっ!!女のプライド傷つけやがって!死ね!!レイプ魔!!」

    吸血鬼「ち、ちがう!どちらかと言うと、あんたのほうが暴漢魔、というか、ただの通り魔!」

    「あああ?!!」  ボカボカ

    18 :

    吸血鬼はトマジューでも飲んでればいいよ

    19 = 1 :

    吸血鬼「こ、このアマ!!調子に乗りやがって!!!」

    「キャア!!!!」

    吸血鬼「ガプ!ちゅーーーーーー」

    「あ、あああ・・・あががが・・・ち、力が、ぬげ・・・ああああ・・・」

    吸血鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・・ううううう、ウボボボボボッボ オロロロロロロロ」

    吸血鬼に首筋を噛まれた女は、力が入らずその場に倒れこんでしまった
    その場で倒れた女の顔に、男吸血鬼は嘔吐しだした

    吸血鬼「ゲロまずうううううう・・・オエェーーーーー!!こんなマズイ血は初めてだ。」

    20 :

    ひでぇwww

    21 = 1 :

    吸血鬼が吸血鬼を増やす方法に、吸血した相手に自分の血を吸わせるという方法がある
    今回の場合、男吸血鬼の胃が荒れて、嘔吐と共に女の口に血が入ったのだ


    現代
    「私は、男の吸血鬼に美貌を見染められ、吸血されたが、その美しさを永遠に残したいというエゴのために吸血鬼にされた」

    「そんな過去があったんですが・・・」

    「悲しい思い出さ・・・」

    大嘘である。

    23 = 6 :

    キートン山田帰れよ

    24 :

    男吸血鬼カワイソス

    25 = 1 :

    「だが、ようやくこれで昼間からゲーセンに行くことができる!!オールでカラオケして朝帰りができるってもんだ!」

    「えっ・・・?ゲーセン?オール?」

    「あっ、オホン、いやそのなんだ、世俗的なことが一切できないので、うん、そういうことをしてみたくもなるのだよ」

    「でも世間的には、昼間からゲーセン行ったり、朝帰りするような人ってどうかと思います」

    男の横をものすごい勢いで灰皿が飛んでいく
    ガッシャーンと音を立ててガラスの灰皿が割れる

    「お前には~~わかるまいな~~このよろこびが~~」 怖いくらいの満面の笑み

    「スゲーわかります!いや!昼間からゲーセンサイコーですよね!!」

    26 = 1 :

    「あぁぁぁぁ・・・これでようやく、朝マックが食える、あの糞不味いシロップのついたソーセージマフィンを食べたりできる」
      「朝から牛丼が食えるぞーーーーーーーーーー!!!!!!」

      ガッツポーズをしてイスの上に飛び跳ねる

    「えっ?あの・・・今牛丼って言いました?」

    「ああそうだ、牛丼だよ牛丼!朝から吉野家だよ!ブルジョアだよ!!すき家でも松屋でもない!吉野家なのだよ!」

    「そのー・・・吸血鬼って血しか飲めないんじゃ?」

    「ああ、それな、デイウォーカーになると当時に食えるようになるぞ」

    「えええええ!!!マジっすか!?」

    27 = 1 :

    「この三百年・・・節制の毎日だった・・・」

    「暗い夜道で、ホームレスや、逃亡犯などを狙い、ただひたすら、クソまずい男の血をすする」
      「時には、ネコやねずみの血さえも飲んで飢えをしのいだ・・・眼の前には大好物のからげがあっても」
      「吸血鬼にはそれを食べることはできないのだ・・・」

    「疑問なんですが、もし食べるとどうなるんですか?」

    「死ぬほどゲロを吐く」

    「うわぁ・・・」

    「だが後一時間でそれとはおさらばだ!!!  ヒャッホーーーーーーーーイ!!」

    28 :

    ほう

    30 = 1 :

    「ところで、もう一つ疑問なんですが?」

    「疑問の多い男だ、普通なら鬱陶しいから殺しているが、今日は機嫌がいい。なんでも答えるぞ。」

    「あのーーー、吉野家とか朝マックってなんですか?」

    「はぁ?お前何いってるんだ?牛丼一筋100年の吉野家と、デブの源、マクドナルドの朝マックだぞ」
      「ああ、そうか!お前関西人だな、お前にはマクド()のほうが通じやすいかな?」ニヤニヤ

    「そのー・・・もしかして、マクドナルドって・・・Mの字の看板でピエロのお化けがイメージキャラクターのアレですか?」

    「たしかに、購買意欲を失うキャラクターではあるが、ピエロのお化けは酷いだろ」

    「それって・・・俺が生まれる前に潰れましたよ、今は当時のキャラクターが怪談話で出てくるくらいですよ」

    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    31 = 1 :

    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    (すげー落ち込んでるな・・・)

    「なぁ・・・」

    「はい、なんでしょうか」

    「もしかして、吉野家も?」

    「そういった名前の牛丼屋ですよね?老舗なんですか?高級料亭的な牛丼専門店ですか?」

    「ははっ・・・・・・高級料亭()・・・はははははは・・・」

    (あんなに元気だったのに、今は見る影もないな・・・)

    32 = 1 :

    「マウンテンデューは?ねえ!マウンテンデューは?」

    「どこかの山ですか?」

    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    (どうしよう、どんどん落ち込んでいくぞ)

    「メローイエローは?」

    「ああ、アレうまいっすよね」

    「今すぐ買ってこい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    33 = 1 :

    鳩時計「ポポっポ!ポーーーーー!!」


    プシュ

    「カンパーーーーーーーーーーーーーーイ!!!」

    「かんぱい・・・」(スゲー数のメローイエローだな・・・まさか100本買うなんて)


    「ゴクゴクゴク・・・」

    「ああ、そんなに勢い良く飲むと」

    「ゲップファアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

    35 :

    下品すぎる

    36 = 1 :

    「うぃぃぃぃ・・・うんめぇ・・・・・」

    (メローイエロー飲んで泣いてるよ・・・)

    「うめぇ・・・うめぇ・・・あの時と味が全くもって変わってねぇ・・・うますぎる・・・うますぎる!!」

    「大変なんスね、吸血鬼って・・・」

    「ん?」

    「大好きなものも食えないで、昼間は外に出れないし・・・」

    「だろぅ?」

    37 = 1 :

    「これで分かっただろ?吸血鬼になるということがどれだけ大変か」

    「なんか、すいませんでした。軽はずみに吸血鬼になりたいだなんて」

    「わかればよろしい」

    「それじゃあ、オレはこれで失礼しますね・・・」

    「またんか!」

    (うっ!嫌な予感!)

    「おい、これから酒を飲みに行くぞ」

    (ホラきた!!)

    38 = 1 :

    「さくら水産はあるか?白木屋はあるか?魚民はあるか?」

    (どれもあるけど・・・)

    「ああ、全部潰れました」


    「そうか・・・・・・・」

    「それじゃあ、これで・・・」

    「では、地下室に貯蔵してある、ワイン樽を開けようではないか、お前も付き合え」

    「勘弁して下さいよ~~~」

    こうして、吸血鬼になりたいと思った男は
    もう二度と吸血鬼と関わりを持ちたくないと思ったのでした。  ふぃん

    39 = 6 :

    えっ?
    終わり?
    えっ?

    40 :

    おい








    おい

    42 :

    あ?













    あ?

    43 = 1 :

    そうして、オレの吸血鬼(女)との出会いは ゲロみそな結果に終わったのでした
    オレは強引に、メルアドと番号を奪われ、強引な呼び出しを食らっては
    その都度、酒の席に付き合わされている。
    奴隷のように扱われては、虐げられ、酒を強要され。涙を流しながら泥酔した女吸血鬼を
    始発電車で家まで送っている。

    「おぃぃぃ?さくら水産も白木屋もあんじゃねぇーかよ?」

    「だから、アレはあの時あの場から帰りたくてついた嘘だって行ってるじゃないですか?」

    「てめえ?あたしに嘘ついたのか?」

    「もうこのやりとりは今月入って5回目ですよ・・・勘弁して下さい」

    44 = 29 :

    そう、それでいい。







    ほんとうにありがとうございます。

    45 = 24 :

    続いた

    46 = 1 :

    ようやく、女吸血鬼の家までついたオレは酔っぱらいをソファーに寝かせ直ぐに家を出ようと思った

    だが、掴まれた!! 

    服の袖を掴むこの酔っぱらいの握力は尋常じゃない、ヘタに振りほどこうとすれば
    服が破れてしまう(しかも、この服は買ったばかりにお気に入り)
    ※ちなみになぜ買ったかというと、前の服はこのやりとりで破けたため

    「おぃぃぃ?そこにいるんだろ?いるのはーーわかってるーー?ぎゃははは」

    「服の袖つかんでるんですから、居るのくらいわかるでしょう?」

    「くちごたえすんなやーー あがががg」笑いとツバが器官に入ったらしくものすごい音がする

    47 :

    吸血鬼の闘争はよ

    48 = 1 :

    「とにかくもう、オレは帰りますからね・・・」

    「まてよ」

    「それじゃあ失礼します」

    どうせ、服は上着だけ、幸い今の季節はインナーだけで十分だ
    それに、どうせまたここに来ることになるだろう。
    だから上着くらいくれてやる!いや、置いていってやる!!
    男は上着から腕を抜き、その場を離れようとする

    「まってよぉ・・・いかないでよぉ・・・」

    「おじゃましました」

    49 = 42 :

    可愛い……!

    50 = 1 :

    「マテいうてるだろうが!!」

    その時、女吸血鬼の怒鳴りと共に、甘い香りがオレを引き止めて来た。
    しまった、このパターンは。


    「ちょっと、やめてください、それはやらない約束でしょ。」

    「いぃーやぁーだぁー」

    「うっ・・・だめだ、吸っちゃダメだ」

    女吸血鬼から放たれるこの甘い香りは、俺の心を引き止め、体の自由を奪い
    俺の、精神を惑わす。 ただの、日本酒とワインがちゃんぽんされた酒くっせ―息のハズなのに
    ハズなのに・・・悔しい、頭では分かってるハズなのに、俺の意思とは無関係に 体が反応しちゃう

    「誘惑(チャーム)を使うのはやめてください!!」


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