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元スレ男「……ゾンビ……?」

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みんなの評価 : ★★★×7
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101 = 22 :

ほうほうそうきたか

103 = 1 :

「くっ、とっ、はああっ」

「頑張れ、女さん!」

「堅いですねこれっ! 腹立たしいッ!」

「いやまあそりゃ堅いだろうよ」

ゾンビ『うあー』バンバンバン

婦警「まずいな……奴らはこっちに気づいているようだ……。いくら頑丈とは言え、大質量で扉にのし掛かられれば終わりだ」

「くそっ、女手伝うからいっせーの、でいくぞ!」

「了解っ」

104 = 1 :

「いっせー!」

「のーっ!」

ガキンッ ドバッ

ゾンビ「うああああー」
ゾンビ「あうあうあうー」
ゾンビ「うおおおおおー」

婦警「くそっ! 男君、女さん、早く外へ!」

「わかりました! 婦警さんもなるべく急いで……」

婦警「いや、私は死に場所を見つけたよ……男君」

「何をっ!?」

105 = 84 :

何をっ!?

107 = 1 :

婦警「悪いけど、このさすまた、お借りするよ!」

「あ、はいどうぞ……」

「最後の最後で何してんですか! みんなで逃げるから意味が――」

婦警「ここで私が逃げても、このゾンビどもは必ず追ってくる。……ここで、足止めしておいた方が君たちが助かる可能性は高い」

「だけど!」

婦警「受け取れ男君ッ!」

「えっ? ……拳銃……」パシッ

婦警「私が私であったことの証だ! 最後に君を守って死ねるのならば、それも悪くない!」

「婦警さん!」

婦警「……君からの告白、嬉しかった」

「婦警さん、ダメですってば、そんな……!」

婦警「……さようなら……! 必ず、必ず生き残ってくれよ……!」

「婦警さん!」

婦警「婦警巡査、突貫します!」ダッ!

108 :

さすまたで突貫
かっこわりぃwwww

109 = 1 :

婦警「うおおおおおおおおおおおっ!」

ゾンビ「あうー」
ゾンビ「うあー」
ゾンビ「あうあうあうああー」
ゾンビ「うおおおおあー」


「婦警さん……!」

婦警「……逃げ、て…………!」



ドチャッ……ブシャア……グチャ、グチャ……


「うわああああああああああああああ!」

110 = 53 :

うわぁぁぁぁああ!

111 = 1 :

女さんの小ネタ講座

「婦警さんは、ガンダムが好きだったようだね」

「台詞の端々に、色々あるよ」

「じゃねー」

112 = 1 :

晩飯食べてくる

婦警さんのイメージ
・黒髪パッツンショートヘア
・ツリ目
・ひんぬー
・ガンダムが好き。ロボアニメ全般が好き

117 = 92 :

118 = 77 :

婦警「男君といると、ぽかぽかする」

120 :

なぜかれおにゃんおもいだした

122 = 92 :

123 = 1 :

「……」

「男さん……」

「……どうして……婦警さんは……」

「……」

「……どうして、君は……」

「……」

「…………くそっ」

「……ごめんなさい」

124 :

女ゾンビ…女子が腐った…つまり…

126 = 1 :

「謝るなよ……謝らないでくれよ……」

「でも……」

「君が謝ってしまえば、君を責めて責めて責めるしかなくなるだろ……」

「男さん……」

「君はゾンビだ。……それはもう、どうしようもない事だから……仕方、なかったんだよな……」

「……」

「……生きよう。俺は生きるよ、女さん……」

「……そう」

「まあ……その前に、童貞喪失しなきゃね……」

「お手伝い、します……」

「……そうと決まれば……行こうか……」

「……うん」

128 = 1 :

「どこに行くの……?」

「ショッピングモールかな」

「え?」

「中に立てこもれば、数日間は生活できるよ」

「ついでに童貞喪失?」

「出来ればいいけどね……」

「うん、まあ頑張ってね」

「おうよ」

(……男さんには、悪いことしちゃったよね……。それでもこうして笑ってくれる……。ごめんなさい……)

「どうした女さん。早く行こうぜ」

「あ、うんっ」

129 = 1 :

【ショッピングモール】

「おー、人が一杯いる」

「バリケード……これはすごいね」

「すんませーん、中に入れてもらえませんかー」

おっさん「おぉー、まだ生きてる奴がいるとは。入れ入れ」

「どうもっ!」

「ありがとうございます!」

おっさん「いいってことよ! 中でゆっくり休みな!」

「はい! 女さん、行こう」

「うん」

131 = 1 :

「…………」

「なんか、元気ないぞ、女さん」

「そうかな」

「……婦警さんのことは」

「!」

「もう、大丈夫だから。……食欲には勝てないもんな」

「……」

「ったく……、君ってそんなにうじうじする奴だったっけ?」

「……でも」

「あー、イライラする! 女さん、デートだ、デートしようぜ!」

「デート……?」

「デートだ」

「でも私……ゾンビだし……」

「いーんだよ、俺が君とデートしたいんだからさ! ……ここまで一緒に生きてきた仲だろ?」

「……はい」

132 :

死神のといい人類死亡系SSが多いな

133 = 1 :

「まあまずは順当に……ショッピングだな」

「……ショッピングモールだもんね」

「何が見たい? 服? ブランドものがいっぱいあるけど……」

「服はあまり興味がないなあ」

「元が良いのにそれじゃあもったいないだろ……。なんか新しいのにしようぜ。……俺たちどっちも、服汚れてるし」

「うん……」

「ほら、元気だせってば!」

「……」

「……うーん、これは難度が高いミッションだ……。俺の童貞喪失より難しいんじゃ」

134 = 1 :

「よし、女さんはこれが良いな!」

「……」

「……おーい……」

「ごめんね……」

「あのなー、女さん……。謝るんだったら、どうして俺についてきたんだ?」

「……それは……」

「いやまあ無理に言わなくても良いけどさ。……俺は童貞喪失のため、女さんにまだまだ協力して貰わなきゃならないんだ」

「うん……」

「だから、そう落ち込まれてると調子が狂う。俺を食べるぞーって意気込んでた頃の女さんに戻って欲しいな」

「……男さんは、それで良いの」

「なにが」

「私が、婦警さんを殺しちゃったのに……」

「あのさ……怒るよいい加減」

135 = 1 :

「あれは仕方のないことだし、婦警さんが結局ああする事を望んだんだ」

「……」

「それに、遅かれ早かれ警察署は陥落するって婦警さんも言ってた。……ただ、それが少し早まっただけのことだ」

「……」

「つーか、君はゾンビだろ? いちいち死んでしまった人のことを考えてどうするんだよ」

「そう、だけど……、でも……。男さんは、空元気を出してるみたいで……。それが、私のせいだから、見ていられなくて……」

「空元気ねぇ……。確かにそうかもしれんよ。けどね……、俺は今生きてる。過去を振り返るよりも、前を見て歩いた方がよっぽど良いだろ?」

「……」

「前を見るためだったら、空元気でも何でも出してりゃいいのさ。……いつか必ず、心の底から元気になるよ」

「……男さん……」

137 :

ひきこもりとは思えぬ前向きさ

138 = 53 :

婦警さんゾンビ化しそうだな

139 = 1 :

「そして元気になるためには童貞喪失が一番だ。だろ?」

「うん……」

「童貞喪失のために、君は俺に協力してくれると言った」

「うん……」

「俺が空元気出してるって思うんだったら……君は何をしてくれればいいのか、わかるね?」

「うん……!」

「良い子だ。……今日は、休もう。……デートはまた明日だ」

「うん……」

「……家具販売店にベッドがあったから、そこで少し休もう」

「うん……。男さん……」

「何?」

「……一緒に寝ても良い?」

「……あ、うん……」

140 :

展開がアンフェア
動機にリアリティがない

141 :

流石に変態は格が違った

143 :

女はいつになったら目に見えて腐食し始めるの?

144 = 1 :

「……何故こんな事に……。童貞喪失前に女性とベッドインとは……」

「むしろベッドインするから童貞喪失? ……いやわけわからん」

「何言ってるの?」

「今のこの状況を理解できないんですよ」

「うん、私も。……何で一緒に寝たいなんていったんだろ」

「それこそわからんわ」

「……なんだか、落ち着く」

「俺は全然落ち着かないけどな」

「……暖かいね、男さん」

「女さんは冷たいな……ゾンビだし」

「そこは……優しく抱きしめるところじゃないの?」

「無理です。童貞にそんな度胸ございません」

145 = 1 :

「じゃあ私から抱きつく」

「おい……、女さん、なんかおかしいぞ?」

「さっきも言ってたじゃない」

「いやさっきとは別ベクトルで」

「……そう? 嫌? 嫌ならやめるけど」

「嫌じゃないけど……。女さん美人だし……」

「ふふ、ありがと」

「……それにしても百八十度性格が違うがな」

148 = 1 :

(結局朝まで悶々として眠れなかった……。童貞は辛いぜ)

「ん……んぅ、おはよう……男さん」

「あ、ああ、おはよう……」

「顔赤いよ?」

「服がはだけてる……」

「あ、ほんとだ……。見る?」

「いらんっ! ……それにしても、女さん……、細胞が崩壊を始めてるって言う割には、まだ綺麗な体だね」

「……え? あ、うん……それもそうだね」

「それに、ゾンビのくせに知能も高い……」

「へ!?」

「……無理に聞く気はないけど、何か隠してるだろ」

「……ごめん」

「そっか。……ま、いいや。女さんは女さんだし。……さぁてどうする?」

「何が?」

「デートだよ、デート」

150 = 1 :

「デート……」

「デート」

「……昨日は見れなかった洋服とか……、映画とかも良いかも」

「……映画ってやってんのか?」

「あ」

「……うーん、ま、考えるより行動した方が良いか。このショッピングモール、全長2kmらしいしな」

「そんなに?」

「全部の店回れば、時間なんてあっという間に潰れるよ」

「楽しみだなぁ……」

「そうと決まれば早く行こうぜ」


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