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    元スレ唯「ギー太……?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - けいおん! + - りつ + - エヴァ + - ギー太 + - + - 唯×ギー太 + - 擬人化 + - 田井中聡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    立ったら書く

    2 :

    はいじゃないが

    3 :

    ギー太「唯・・・・・・・か・・・・・・・・・」

    5 = 1 :

    『唯の家・唯の部屋』

    チュンチュン……

    「……すー……すー……うぅ~ん……ギー太ぁ~……」サスサス

    ムニムニ

    「……?柔らかい?」ムクリ

    「すかー……」

    「……し、知らない人が隣で寝てる……!?」

    「あ、あの、どちら様ですか~……?」ユサユサ

    「……ん~、ん、今日の唯は随分と寝ぼけてるな……。
    どちら様って、俺はギー太に決まってるじゃ……ん?んん?」ガバッ

    「…………」

    「…………」

    「……え?」

    7 = 1 :

    「ほ、本当に、ギー太なの?」

    「そのはずなんだが……ど、どうして俺、人間になってるんだ……?」

    「私が知りたいよぉ……」

    「……と、とりあえず、ベッドから起きてから考え……と、ととっ!?」ズルッ

    「ひゃあっ!?」バタン

    「ぐ……う、うまく身体を動かせない……って、う、うわぁっ!?ごめん!///」ガバァッ

    「う、うん……///だ、大丈夫……///」ドキドキ

    ガチャッ

    「朝だよ、お姉ちゃ────」

    「あ」

    「」

    8 = 1 :

    「お、お姉ちゃん押し倒して何しようとしてたんですかこの強姦魔ーっ!」グギギギギギ

    「痛たたたたた!!」

    「というか、何でお姉ちゃんの服着てるんですかこのドスケベクソ野郎ーっ!」バキバキバキ

    「い、いや、これは昨夜に唯が着せたやつでだな、俺だって不本意だこんな格好!
    と、とにかく誤解なんだ!落ち着いてくれ憂ちゃん!」

    「な、なんで私の名前まで知ってるんですかこの極悪腐れ外道ーっ!」ベキョベキョベキョ

    「ぎゃーっ!!」

    「憂、落ち着いて!ギー太なんだよ、その人!」

    「な、何言ってるのお姉ちゃん!?ギー太はギターでしょ!?」

    「そ、そうなんだけど、朝起きたらギー太が人間になってて……」

    「え……ど、どういう事?」

    「ぐぅ……とりあえず、俺を解放してくれませんか……」ピクピク

    9 :

    ギー太ェ…

    10 = 1 :

    「ギー太、なんで正座してるの?」

    「ふ、雰囲気的に……」ビクビク

    「……ギターケースが空っぽだ。まさか本当に、この人がギー太なの、お姉ちゃん?」

    「た、たぶん……」

    「俺達もまだ状況を理解してなくて、何が何だか……」

    「……とりあえず、お父さんの服を貸しますので、まずは着替えてください。
    何だか、凄まじく不快です」

    「あ、は、はい。むしろありがたいです」

    「えぇ~、似合ってるのに」

    「どこが!?」キッ

    「うぅにゅ……」ショボーン

    11 = 1 :

    「……わかりました。お姉ちゃんがあなたをギー太だと言うのなら、一応信じておきます。
    だからといって、またお姉ちゃんに手出そうとしたら許しませんからね!」ギロッ バタン

    「は、はい」

    「それにしても、何でギー太が人間になっちゃったんだろうね?」

    「うーん……思い当たる節がない……」

    「とりあえず、私学校行かなくちゃだから、これからの事は歩きながらでも考えよっか」

    「……そう、だな。じゃあ、えっと、俺、外出て待ってるから」

    「ふぇ?なんで?」

    「え、いや、なんでって……だ、だって……///」

    「……あ、そ、そうだね、着替えなくちゃ、私///
    す、すぐ着替えるから待っててね、ギー太」

    「お、お気遣いなく」ガチャ バタン

    「う、うぅ、ギー太と話してると思うと、なんだかドキドキしちゃうな///」

    12 :

    憂がいい感じ支援

    13 = 1 :

    『通学路』

    「ギターケースは持ってこなくてもよかったんじゃないか?」

    「今まで担いで登校するのが当たり前だったから、無いと何だか落ち着かなくて……」モグモグ

    「そうか……って、何食べてんの」

    「食パンっ!」フンスッ

    「……唯、俺は君に担がれてたギターの頃から常々思っていたが、
    歩きながら食べるのは行儀が良くないぞ」

    「でもでも、お家で食べてたらギー太待たせちゃうし……」モグモグ

    「む……そうだな、今日は俺のせいだし、仕方ないか。
    じゃあ、今度から気をつけるんだぞ?」

    「うんっ」モグモグ

    15 = 1 :

    (……今までは俺が一方的に思ったりしてた事を、人間になったことで、
    唯に伝えることが出来た……)

    (人間になってしまったのは驚いたけど、
    唯と会話が出来るようになった点は嬉しいな……な、なんて///)

    「ギー太?」モグモグ ゴクン

    「あ、ご、ごめん。
    ……って、唯。ほっぺに食べカス付いてる」

    「ほぇ?」

    16 = 1 :

    『通学路・唯の少し後ろ付近』

    タッタッタ

    「りっちゃん、澪ちゃん、おはよう」

    「うぃーす」

    「おっす、ムギ」

    「……お、前に見えるの唯じゃないか?」

    「え?あ、本当だ。唯、と──、だ、誰だ、あの男の人は?」

    「男の人……?」ピクッ



    「え?どこ、どこ?」ペタペタ

    「あーはいはい、取ってあげるから、じっとしてて」

    「え、だ、大丈夫だよぉ」



    「お、おい、なんか、唯嫌がってないか……!?」

    「まさか、あの男に襲われてるんじゃ……!」

    17 = 1 :

    「唯、じっとしててくれ」

    「い、いいよぉ、自分で取れるから(ギ、ギー太の顔が近いよぉ///)」

    ダダダダダッ!

    「どおぉぉおりゃあぁぁぁっ!!」ドゴーン!

    「ひゃっ!?」

    「おごぅっ!?」ズテーン

    「よぅし、確保ぉっ!観念しろ、この強姦魔めーっ!」グギギギギギ

    「痛だだだだだっ!?」ボキュボキュボキュ

    19 = 1 :

    「りっちゃん!?」

    「唯、だ、大丈夫か!?」

    「澪ちゃん!?」

    「ムギ、警察に通報だ!」

    「はいっ!」

    「ち、ちょっと待、ぁぁあだだだだだだ!!た、助けてー!」ベキベキベキ

    「ち、違うんだよ、皆!その人、ギー太なんだよ!」

    「……え?」

    「……ぐぅっ……そんなに俺は人を襲いそうな人相してるのか……」ギギギ

    20 = 1 :

    「私達の名前は?」

    「田井中律ちゃんと、秋山澪ちゃんと、琴吹紬ちゃん」

    「唯の誕生日は?」

    「11月27日」

    「唯ちゃんは、ギー太をいくらで買った?」

    「本当は25万だったところを、紬ちゃんの権力で5万」

    「最近の唯の失敗談は?」

    「ゴロゴロしてたら日が暮れた」

    「今、唯がハマってるアイスは?」

    「スーパー○ップのチョコミント」

    「……ふーむ、確かに唯や私達に関しての知識は持ち合わせている」

    「この人、本当にギー太なの……?」

    「し、信じられん……」

    「まぁ、俺ら自体がまだ困惑中なわけだし。信じられないのも無理ないさ」

    21 = 1 :

    「あー、えっと、さっきはいきなりひどい事してごめんな、ギー太」

    「あぁ、いやいや、、いいよいいよ。
    どうせ、疑われるような俺が悪いんだ、うん……」ズーン

    (予想以上にショックを受けてる……)

    (えらい僻み様だ……)

    「ギ、ギー太は悪くないよっ。元はと言えば、私が行儀がお行儀悪かったのが
    いけないんだから。
    だから元気出して!ね?」

    「……うん。慰めてくれてありがとう、唯」

    「う、うん……///」

    (何このバカップルオーラ)

    (見てるこっちが恥ずかしい……///)

    (恥じらう唯ちゃん、新鮮で可愛いわ……)ハァハァ

    22 :

    なんでギー太の口調こんななの?
    こういうのものすごい気持ち悪いんだけど,あとつまんないよ

    23 = 1 :

    「で、なんでギー太が人間になっちまったんだ?」

    「さぁ?」

    「朝、起きた時にはもう人間になってたもので……」

    「昨日、何か変わった事があったり、とか?」

    「んーと……部活終わって、皆と別れて、お家帰って、ゴロゴロして、憂の作ったご飯食べて、アイス食べて、歯磨きして、ゴロゴロして、ギー太弾いて、お風呂入って、ギー太に服着せて、お布団入って……」

    (変わった事何も無い上に、唯の駄目生活っぷりまで知らされるとは……)

    24 = 1 :

    「……あ、そういえば、ゴロゴロしてた時にテレビで週間占いやっててね、私の運勢一位だったよ!」フンスッ

    「うわーどーでもいー」

    「でねでね、『最高にツイてる一週間!一週間の間、願い事が一つ叶うかも!』って言われたんだ~!」

    「へー……」

    「…………」

    「…………」

    「…………」



    「……それだぁーっ!!」

    「ふぇ?」

    25 = 1 :

    「つまり、占いで願いが叶うと言われた唯は、無意識に心の片隅にあった『ギー太が人間になったらいいな』という願いを叶えてしまった、と……」

    「『願いが叶う』と言われたからって、色々と飛躍し過ぎだろう……」

    「すいません……何せ、極端な子ですから……」

    「むー、何さ!皆してそんな顔して!」プンプン

    「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ。でも良かったじゃない、唯ちゃんのお願い事が叶って」

    「うん!ギー太も、嬉しい?」

    「え?ま、まぁ、こうして唯と喋れるようになったのは、その、う、嬉しい、かな……?」

    「えへへ~。私のギー太の愛の力が、この結果をもたらしたんだよ、りっちゃん!」フンスッ

    「…………///」

    「……じ、自分で言って恥ずかしくなってきちゃった……///」プシュー

    (やはりバカップルか……)

    (み、見ていられない……///)

    (照れてる唯ちゃん、マジ可愛い……)ハァハァ

    26 = 1 :

    「で、ギー太が人間になっちまったのはとにかく、どうすんだよ、これから?」

    「えーと、それを通学中にでも考えようかと思ってたところで……」

    「というか、今のギー太じゃ校内に入れなくないか?」

    「だよなぁ……」

    「じゃあ、生徒の格好に変装すればいいんじゃないかなぁ?」

    「変装のための衣装が無いし、そもそも女子校だし、バレたらそれこそ変質者じゃないか……」

    27 :

    あげないのか?

    28 = 1 :

    「……今は良い案も浮かばないし、今後の事は放課後に考えたほうがいいんじゃないかしら?」

    「そうだな……」

    「じゃあ、放課後まで音楽室にいればいいんじゃない?」

    「えっ」

    「いや、確かに、音楽室は授業で使う事は無いだろうけど……」

    「ま、念のため立入禁止の張り紙でも貼って鍵もかけときゃいんじゃね?」

    「え?え?決まりなのか?」

    「いいんじゃないかしら?今の時間なら生徒も少ないし、忍び込みやすいかも」

    「いやちょっと待て、皆はそれでいいのか?」

    「じゃ、決定~!ほら、ギー太行こ!」ギュッ

    「うわっとと!?べ、別に走らなくてもいいだろう!?」タタタ……

    「唯の奴、随分嬉しそうな顔で……」

    「まぁ、曲がりなりにも願いが叶ったわけだしな……」

    (……ギー太を駆使すれば、普段見れない唯ちゃんが見れる……?)

    29 = 1 :

    >>27
    考えてみたらその通りだ

    30 :

    あげようぜ
    支援するぜ

    31 = 12 :

    頑張れ面白いよ

    32 :

    ハーメルンだと思った

    33 = 1 :

    『学校・音楽室』

    「りっちゃん隊長、こちら平沢唯二等兵!ただ今、ギー太を連れて音楽室に侵入することに成功しました!」

    「うむ!こちらも立ち入り禁止の張紙作成が完了した!今から取り付けの作業に向かう!」

    「あ、えっとえっと、私も任務に同行しま~す」

    「普通に作業出来んのか、お前ら……」

    「……なぁ、やっぱりまずいんじゃないか?誰かにでも見つかったら……」

    「大丈夫だよぉ、ギー太。ムギちゃんが持ってきたお菓子やティーパックもあるし、日当たりも良いからお昼寝には最適だよ!」

    「そんな心配は微塵もしてないんだが……」

    34 = 1 :

    「大丈夫だって。今日は授業で音楽室は使わないし」

    「カーテンかけて内側から鍵を掛ければ、きっと大丈夫よ」

    「……まぁ、君達が決めたことは曲げない性格なのは知ってたけどさ……」ハァ

    「それじゃ、もうチャイム鳴っちゃうから行くね、ギー太」

    「……ん。授業頑張れな」

    「うんっ!」

    「また放課後来るからなー」

    ガチャ バタン

    「……しかし、不安だ……」

    35 = 1 :

    『学校・三年教室』

    「おはよう、唯」

    「あ、和ちゃんおはよう」

    「……あら?今日はギー太持ってきてないの?」

    「え?あ、えっとね、その、先に音楽室に置いてきたんだ」

    「ふーん、そうなんだ」

    (和ちゃん生徒会長だから、バレたら怒るかな……?)

    36 = 27 :

    ギーたが人間になるネタ以前みたことあるな内容はさっぱりわすれたけど

    37 = 1 :

    『学校・音楽室』

    「……暇だ」

    (ギターの頃は曖昧とした記憶だったから、時間の経過も早かったしな……)

    「……それにしても、音楽室って広かったんだな」

    「……ちょっと、音楽室内でも見て回るか」

    「このソファに、いつもよっ掛けられてたんだよな、俺」

    「相変わらず高そうな食器だ……」

    「このスッポン……名前、トンちゃんだっけ」

    「たしか、ここが唯の席か……」

    「…………」ストン

    「……座って何がしたいんだ、俺は……///」

    「……寝て過ごすかな」

    38 = 1 :

    >>36
    ありきたりなネタだしね、実際

    39 = 1 :

    『学校・音楽室前』

    「…………」スタスタ

    「…………?」ピタッ

    「……『関係者以外立入禁止』?」

    「この字、律先輩?」

    ガチャッ

    「……?鍵かかってる……」

    「まだ先輩達来てないのかな……」

    「……職員室で鍵取ってこないと」

    40 = 1 :

    ガチャン ギィ……

    「今日は私が一番乗りか」

    「……ん?誰かいる……?」

    「すかー……」

    「……!?ゆ、唯先輩の席で、知らない男の人が寝てる……!?」

    「ど、どうしよう……だ、誰か呼んでこないと!」ダッ

    コケッ

    「あぅっ」ビターン

    41 :

    たまにはギー太がオカマなんてSSもあっていいはず

    42 = 1 :

    「ん……ん~、唯か?」ムクリ

    「いたた……」

    「……あれ、あずにゃんか?」

    「ひっ!?」ビクッ

    (な、なんで私のあだ名を……!?)

    「どうした、転んだのか?大丈夫?」スタスタ

    「ひぃぃっ!?」ビクビクッ

    (ち、近づいてくるよぅ!?ど、どうしようどうしよう!?)

    43 = 1 :

    「ほら、起きれるか?」スッ

    「い……い、嫌ぁぁぁぁっ!!」ポカッ

    「あたっ」

    「ひどいなぁ、いきなり殴りかかる、なん、て……ぇ……?」フラッ……

    バターン!

    「あ、あれ……?」

    44 = 1 :

    『学校・音楽室付近』

    「ったく、さわちゃんホームルーム長すぎだっての」

    「ギー太待たせちゃってるね」

    「梓も待ってるだろうな……」

    「……あれ?」

    「……そういえば、誰か梓にギー太の事教えたか……?」

    「う、ううん……」

    「やっべ……放課後に言えばいいと思って伝えてなかった……」

    45 = 1 :

    『い……い、嫌ぁぁぁぁっ!!』



    「あ!あずにゃんの声だ!」

    「やべ、最悪の展開!?」

    「騒ぎになる前に急ぐぞ!」ダッ

    47 = 1 :

    『学校・音楽室』

    タタタッ バンッ

    「ギー太!」

    「梓、それにはわけが────?」

    「あ……み、皆さん……」

    「…………」シーン

    「ギー太っ!?」ダッ

    「え、ギー太?」

    「ギー太!ギー太!目を覚まして!」

    「う……唯、か……ごめん、俺、もう限界みたいだ……」

    48 = 1 :

    説明しよう!
    朝から何やかんやで様々な肉体的ダメージを受けていたギー太は、
    もはや梓の弱パンチ一発でも致命的ダメージを受けるほどボロボロだったのだ!



    「友達を、大事にするんだぞ、唯……最後に、唯の顔を見れて、よかっ、た……」ガクッ

    「ギー太ぁぁぁぁっ!!」

    ~完~
    今まで御愛読ありがとうございました!
    名無し先生の次回作にご期待ください!

    50 :

    おい


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