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    元スレ上条「……カメハウス?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 御坂美琴 ×2+ - 美琴 + - しずか + - とある魔術の禁書目録 + - どうせあんたの + - カイジ + - ドラゴンボール + - 一方通行 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    上条「カメハウス?」

    美琴「そ…そうよ。あんた今、金欠で困ってんでしょ?
       夏休みだし、期間限定のお手伝いアルバイト募集してるみたいなのよ」

    上条「ふーん、なになに」

    2 = 1 :


    ☆急募☆

    南国に浮かぶ島で、気の良いお爺ちゃんの身の回りの世話をするお仕事です。
    やっていただくことは掃除、洗濯、料理など家事全般です。
    経験・介護資格の無い方でも気楽に応募して下さい。
    暇な時間は島の中を、自由に行動していただいて結構です。
    見渡す限り美しい青い海と空が広がる島で、夏の思い出作りには最適なお仕事です

    3 = 1 :


    上条「(ゴクリ)なんか、随所から胡散臭さがにじみ出てる求人なんですが」

    美琴「だ…大丈夫でしょ。これ一応、学園都市がきちんと審査しないと出せない学生向けの求人だし」

    上条「でもこれ、募集二人だけだし、申し込み期限は今日までだぜ?もう枠は埋まってるだろ」

    美琴「だったら、ちょっと名義貸してくれてもいいでしょ!私は南国のバカンスに行きたいの!
       しかもこれペアで募集しなきゃいけないのよ!」

    上条「お嬢様なんだから、普通に観光で行けよ……まあ、どうせ落ちるだろうし名義貸すだけならいいぜ」

    美琴「ほんと?じゃあ早速募集してくる!」

    上条「……行っちゃったよ。」

    上条「ビリビリはこの上条さんの不幸レベルを舐めてないか?採用されるわけねーだろ」

    4 = 1 :

    上条「…それにしても求人責任者の名前がウミガメ?本物のカメが求人出すわけないし、
       どう見ても偽名だろ。本当に胡散臭い求人だな、ちゃんと審査してんのか?」


    そして……


    上条「まさか、本当に採用されるなんて……
       ていうか、ビリビリ!俺は一時的に名義を貸しただけだぞ!?採用されたら他の代理を用意しとけよ!」

    美琴「し、仕方ないじゃない。他の人はみんな予定が入ってたんだから」

    美琴(求人見たときは舞い上がってよく見て無かったけど、ぶっちゃけこれかなり怪しいわよね。
       そもそも指定された集合地点が、港や空港じゃなくて何もない砂浜っていう時点で……)

    5 :

    美琴ちゃんの罠だな

    6 = 1 :

    上条「まあ、確かにインデックスは大至急対処が必要な仕事とやらでステイル達とイギリスに行ったし、
       金も無くて暇だったのは事実だが……ブツブツ」

    美琴「それにしても……誰もいないわね」

    ???「あのー」

    上条「やっぱ騙されたんじゃねーのか?」

    ???「すみませ~ん」

    美琴「いくらなんでもそんなわけ……」

    ???「もしもし~」

    上条「どっかの詐欺サイトに釣られてたってオチじゃねーの?』

    ???「失礼な!詐欺なんかじゃありません!」

    美琴「その通りよ…って、え?なに?」

    ???「下ですよ、下~」

    上条美琴「「ん?」」

    7 = 1 :

    カメ「ふう…わざわざ御足労いただいてすみませんね~」

    上条美琴『!』

    カメ「上条当麻さんと、御坂美琴さんですね?
       私はウミガメともうします。フランクにカメとおよびください」

    上条「うわあああああ!カメが、喋ってる!!!」

    カメ(おや?募集委託先からは話は付けてあるから大丈夫と言われてきたのですが……)

    美琴(カメが喋るなんてありえない……きっと誰かが超能力で遠隔操作しているか、
       幻でも作っているに違いないわ!)

    8 = 1 :

    上条「(落ち着け!俺!)えーとバイトの依頼主はあんたなのか?」

    カメ「ええ、広告責任者の名義は私の名前で出しているはずですが……」

    上条「たしかに、ウミガメって書いてたけど……」

    美琴「ねえ、あんたの本体はどこなの?」

    カメ「本体・・・?はて・・・?」

    美琴「とぼけないでよ!遠隔操作とかそういった類の超能力なんでしょ?」

    カメ「い~え、まったく。私は松茸狩りが趣味のどこにでもいるカメですが……」

    上条(カメが松茸狩り!?)

    カメ「どうやら何かの手違いのようですね~
       納得していただけないなら、キャンセルでも構いませんが……」

    美琴「待ちなさい!やるわ!」

    上条「おい!ちょっと、ビリビリ!」

    9 = 1 :

    美琴「ビリビリ言うな!だいたいあんたむかつかないの?
       わざわざ学園都市を出て、呼びつけられて、カメが出てきて手違いです。はい帰ってくださいなんて馬鹿にしてるわ!
       こんな悪質ないたずらをする奴の顔を拝まないと気が済まないのよ!」

    上条「しかし、わたくしの不幸検知センサーがさっきからビンビン反応しているのですが……」

    カメ(責任者は紛れもなく私なんですが……信じてくれそうにありませんねぇ……)

    美琴「カメさん。行くわ。そのカメハウスとやらに案内してくれる?
       そもそもどうやって行くの?まさか、あんたの背中に乗って海に潜るなんて言わないわよね?」

    カメ「ハハハハハ、御冗談を。カメハウスは南国に浮かぶ島ですよ~?私の背中につかまって泳いで行ったら
       それこそ日が暮れますよ……」

    上条(本当に南国にあるなら、日が暮れるどころじゃすまなそうだが……)

    10 = 1 :

    美琴「じゃあどうやって行くの?ここは港でも空港でもないただの砂浜よ?」

    カメ「もちろん船です。かも~ん」

    上条(無人の船が…)

    美琴(近づいてくる……!)

    美琴「これは一体……」

    カメ「学園都市のあるお方から、譲っていただいたのです。
       音声と脳波受信によって操作できるので、わたくし1人でも操作できます。」

    カメ「いや~最近は、年のせいか泳いで買い物に行くのも苦労してましてね~。」   

    美琴「中に入って調べていいかしら?」

    カメ「ええどうぞ」

    美琴(音声認識と脳波認識と高性能AIで動くボートなんて、学園都市でもまだ完全実用化されてないのに、贈り主って何者?)

    上条「一体その贈り主って誰なんだ?」

    カメ「残念ながらその方については話せません。
       先方とは一切口外しないことを条件に取引させていいただいているので……」

    11 = 1 :

    美琴「ねえ、食料もろくに積んでいないこの小さな船で
       本当に外洋に出て、南国の島まで遠出するの?一体何日かかるの?」 

    カメ「何日って、大げさな……数時間くらい?」

    美琴「うそつけ!」

    美琴(化けの皮が剥がれてきたわね)

    カメ「さあさあ、仕事するなら乗り込んでください。

    美琴「よし!行くわよ!」

    上条(本当に大丈夫なのか?)

    カメ「それでは、しゅっぱ~つ」

    13 = 1 :

    美琴「ん?沖の方に見えるあの光はなに?」

    上条「本当だ。それになんかあのあたりだけ、景色がぼやけて見えるような……」

    美琴「蜃気楼じゃないわよね?」

    カメ「あれをくぐった先にカメハウスがあります」

    上条「だ、大丈夫なのか?」

    カメ「もちろんですよ~」

    美琴(能力者がしかけたワナ?用心しないと……)

    光のある方向に向かってまっすぐ進む船、そして……

    14 = 1 :

    カメ「はい、通過しますよ~」

    上条「うっ」

    美琴「まぶし!」

    ・・・・・・・・

    カメ「はいもう大丈夫ですよ」

    美琴「なんとも……なかったわね」

    カメ「あと数時間でつきますから、のんびりまってくださいね」

    上条(?、なんだろう。なんか雰囲気が違う。風の匂いや、空や海の色合いも微妙に変わっているような……)

    15 = 1 :

    上条「ところでウミガメさん」

    カメ「フランクにカメで良いですよ?」

    上条「……あの、カメさんは学園都市によくいらっしゃるんですか?」

    カメ「ええ、向こうの方々に、定期的にいらなくなった物や使わなくなった物を引き取っていただいてるんです
       といっても、私は砂浜で待ってるだけですが」

    上条「へ、へ~」

    カメ「それより聞いて下さいよ、仙人様(あ、これはうちの主人なんですがね?)は、
       全くかたずけとかしてないんです。最近は深夜のいかがわしい番組に夢中で生活も不規則になってますし……」

    上条「はあ……」

    しばらくカメの愚痴が延々と続く

    16 = 1 :

    カメ「……だって無駄じゃありませんか?スペースだけは取って全く使わないなんて……
       この間も芭蕉扇を鍋の下敷きに使って、ワンタンの汁をこぼして台無しにして捨てたんですよ?
       本当に、管理している私の身にも……」

    上条(亀が語る家政婦業の愚痴ってシュールだな……)


    ~一方、こちらはカメハウス~


    亀仙人「クリリンとやら、金斗雲に乗れないということは、お主、不純な動機で武道を志しておるな?」

    クリリン「そ、そんな!私はただ強くなって女の子にもてたいと!」

    亀仙人「そーいうのを不純っていうんだよね……」

    17 = 1 :

    悟空「ん?じっちゃん!海の向こうからまた何か来たぞ?」

    亀仙人「やれやれ、今日は千客万来じゃの……って、あれはワシのボートではないか。
        カメのやつ、旅行に行ったはずじゃが、忘れ物でもしたかの?」

    カメ「はいはい、お二人とも到着ですよ~、あ、悟空さん!お久しぶりです!」

    悟空「おッす、元気にしてたか!」

    上条「せま!ちっちゃ!この島、家以外なにもないぞ!バカンスどころじゃねえ!」

    美琴「こ、ここで一カ月ずっと暮らすの?」

    上条「あ~~~不幸だ~~~」

    18 = 1 :

    亀仙人「おい、カメよ、その無礼な二人はなんじゃ?」

    ウミガメ「嫌ですねぇ~、前々から言ってたじゃないですか仙人様。私が旅行に行っている間、
         代りのお手伝いさんを募集しておきますよって・・・」

    亀仙人「そうじゃったかの?だったらもっとムチムチしたピチピチギャルを雇えば良いものを……気がきかん奴じゃわい…ブツブツ」

    美琴(カチン)

    上条「ハハ……(ヤバい、ビリビリ絶対怒ってる)」

    19 = 1 :

    上条(それにしても……)

    美琴(なんなのこいつら?)

    二人の目の前にいるのは、甲羅を背負った老人と子供が二人
    少年の一人は雲の上に乗っているし、色々と突っ込みどころが満載だ

    上条(いまどきコスプレでもこんなちぐはぐな恰好は拝めないぜ)

    カメ「ほらほら、みなさん。固まってないで自己紹介でも」

    美琴(カメが場を仕切ってる……)

    20 :

    亀仙人くらいのレベッカならクロスに再敵だな

    21 = 1 :

    亀仙人「そうじゃの、まずワシじゃが、このカメハウスの主で、巷では亀仙人と呼ばれとる。
        こう見えても昔は武道家としてブイブイ言わせたもんじゃ」

    クリリン「そしてその弟子、武道家クリリン!」

    悟空「孫悟空だ!」

    亀仙人「こりゃ!二人ともどさくさにまぎれて弟子を名乗るな!」

    上条「え~とじゃ、次は俺か?上条当麻です。夏休み一か月の家事手伝いのアルバイトということで、
       宿題持参で募集しました」

    美琴「御坂美琴です。学園都市から来ました。よろしくお願いします(とりあえず様子見ね)」

    カメ「二人とも大丈夫ですよ。やることはきちんとマニュアルに書いて残しておきましたし、
       食料の配達やゴミの回収も定期便が運んでくれますから」

    22 = 1 :


    上条「あの~ウミガメさん?」

    カメ「フランクにカメでいいですよ?」

    上条「俺たち、ちゃんと、夏休み中に、うちに、帰れますよね?」

    カメ「・・・・・・・・・・・・・もちろん」

    上条「ちょっと!その間は何なの?すっげえ不安なんですが!?
       もう僕には嫌な予感しかしないんですが!?」

    カメ「まあカメは気の長い生き物ですから~、時間にルーズな種族なので~、
       でも大丈夫、旅行を済ませたら、すぐに迎えに来ますよ
       それでは亀仙人様、行ってまいります。」

    亀仙人「うむ」

    美琴(海に消えた……もしかして本当に喋る亀だった?いや、そんなことありえない!)

    上条「不安だ……不安すぎる」

    23 = 12 :

    美琴が悟空にボコボコにされる図が目に浮かぶ

    24 = 1 :

    美琴「おじいさん」

    亀仙人「ん?なんじゃい?嬢ちゃん?」

    美琴「おじいさんが雇い主ですよね?そろそろ種明かししても良いんじゃないですか?」

    亀仙人「何いっとるんじゃ?」

    美琴「おじいさんは超能力者でしょ?」

    上条「……もしくは魔術とか(ボソッ」

    美琴「ちょっとあんた、小声で何言ってんのよ?魔術なんてあるわけないでしょ?」

    上条「いやまあ、なんだ、そうだよな、そういうことにしておこうか、ははははは」

    25 = 1 :

    亀仙人「超能力に、魔術か……まあ一応仙人じゃし、多少はそういう系統の技もかじっておらんこともないが……」

    美琴「どんな能力?」

    亀仙人「大したもんじゃないわい。それにワシの本職は……」

    突然、機敏な動きで演武を披露する亀仙人

    亀仙人「武術家じゃ……(キリッ」

    クリリン「いよ!武天老師様!かっこいい!」

    悟空(早く修業してえなぁ)

    26 = 1 :

    美琴「武術の方はどうでも良いけど、能力者であることは認めるんですね?
       レベルはいくつですか?」

    亀仙人「レベル?なにそれ?ところでお嬢ちゃんのお母さんは年いくつじゃ?
        もしくはお姉さんとかいるかのう?」

    美琴「はぐらかさないでよ!私たちにもう超能力をかけてるんでしょ?」

    亀仙人「何のことじゃ?嬢ちゃんの質問は何かずれとるぞ?」

    美琴「催眠術や遠隔操作じゃなきゃ、カメが喋るなんてありえないでしょ!」

    27 :

    しえん

    28 = 1 :

    亀仙人「何いっとるんじゃこの子は?」

    クリリン「ひきこもりか何かでしょうか?」

    悟空「オラ頭悪いから、このねーちゃんが何で怒ってるのか理解出来ねぇ」

    上条(一体どういうことだ?)

    亀仙人「カメが喋って何が悪い。
        街にいけば、豚も、オオカミも喋る奴らは普通に喋っておるじゃろうに」

    美琴「は?どこにそんな普通があるのよ?」

    29 = 1 :

    亀仙人「ほれ、例えばそこの悟空は尾が生えとるし」

    悟空「ん?オラの尻尾がどうかしたか?」

    美琴「(やだ、か、可愛いじゃない…じゃなくて!)だからそれは能力で……」

    亀仙人「そこのやつは鼻がない」

    クリリン「やだなぁ、老師様、クリリンとお呼びください!ていうか僕は普通の人間ですよ?」

    美琴「・・・だ、だからそれも能力で」

    上条(口だけで呼吸してるのか?)

    30 = 1 :

    亀仙人「カメが駄目なら、ガメラはどうじゃ?ガメラよ!来い!」」

    上条「ガメラ?」

    美琴「なに言ってんのよ?ガメラなんて……」

    ゴーッ

    ???「亀仙人様!お呼びで?」

    上条「」
    美琴「」

    ~数分後~

    美琴「き・・・今日のところはもう追及しないけど、バイトが終わるまでには尻尾を掴んでやるからね!
       学園都市第三位を騙そうたってそうはいかないから、肝に銘じておきなさい!」、

    亀仙人「やれやれ、好き放題言ってくれるわい」

    31 = 1 :

    美琴「ところで気になってたんだけど……ねえ、その尻尾。かわいいわね。アクセサリー?」

    悟空「触るな!」パシン

    美琴「尻尾が・・・動いた?まさかあなた学園都市の実験かなにかで……」

    悟空「がくえんとし?聞いたことねえぞ?そんなとこ」

    美琴「そう。ごめんね。勝手に触ろうとして(でもあの尻尾可愛い!)」

    32 = 12 :

    さすが亀仙人だ器が大きい

    33 = 1 :

    上条「ていうかそのふよふよ浮いてる金色の雲はなんなんなんだ?」

    亀仙人「それは金斗雲といってな。心清い人間のみが乗れて、意のままに動かせる雲じゃ」

    美琴「なにそれ、どういうカラクリなの?科学的にありえないでしょ……」

    悟空「じゃあ、オメエも乗ってみっか?」

    美琴「(ゴクリ)じゃ、じゃあちょっとだけ、」ピョン

    美琴「あ、乗れた。えーと上昇!……きゃあああああああ!!」

    クリリン「もう見えなくなった……」

    亀仙人「やれやれ、せっかちな子じゃのう」

    34 = 1 :

    悟空「お、戻ってきたぞ!」

    美琴「ハア、ハア、ハア、ハア、何これ、どうなってんの……?」

    悟空「おめえもどうだ?」

    上条「え・・・?いいの?てか、大丈夫?」

    亀仙人「なあに、金斗雲は良い子の味方じゃ。それに、不純な輩はそもそも乗れないからのう」

    クリリン「しくしくしく」

    上条「(俺、試されてる?)よし、乗ってみるぞ」

    クリリン(落ちろ!落ちろ!落ちろ!)

    35 = 1 :

    上条「とりゃ」

    ピョン……ドスン!

    クリリン「やった!」

    悟空「金斗雲が避けた?」

    上条「イテテテ、お、おい、ちょっと避けるなよ」スカッ、スカッ、スカッ

    美琴「……逃げちゃった」

    悟空「な~に、あとでオラが呼べば出て来るよ!」

    36 = 12 :

    美琴が乗れるわけねえだろwwwwwwwwwwwwwwwww

    37 :

    筋斗雲…

    38 = 1 :

    亀仙人「ふむう」
    亀仙人(金斗雲が逃げた・・・?この少年何者じゃ……?)

    サワサワサワ

    美琴「・・・て、どさくさにまぎれて、あたしの太もも触ってんじゃないわよ!」

    ビリビリビリ!

    亀仙人「ギャアアアアアア!!!」

    クリリン「老師様!」

    悟空「じっちゃん!」

    39 = 1 :

    上条「オイオイこりゃシャレになってないぞ……ピクリとも動かない……」

    美琴「え!?」

    悟空「じっちゃん!?やられちまったのか?ウソだろ・・・?」

    クリリン(武天老師様って意外と弱い?それに彼女はいったい……)

    上条「ビリビリ・・・年寄りに酷過ぎだろ・・・とりあえず病院へ……」

    美琴「だ、だって武道家だとか強いとかって、言ってたのに……」

    亀仙人「・・・・・・」

    40 = 1 :

    思わず亀仙人の元に駆けよる美琴

    美琴「ちょっと!大丈夫なの!?」

    ピク、と体を動かす亀仙人

    上条「良かった!生きてるぞ!ん?何か言ってるぞ」

    亀仙人「せ・・・・た・・・・・・ひ・・い」

    クリリン「え?今なんて?よく聞こえない……」

    41 :

    そりゃ上条さんが触ったら消えちゃうもんなwwwww

    42 = 12 :

    >>41
    えっ?

    43 = 1 :

    悟空「じっちゃん、なんて言ってんだ?」

    亀仙人「せっか・・・た・・・あり・・・ひ・・・」

    上条「爺さん、なんて言ってんだよ?」
    美琴「全然わからない……」

    亀仙人「『せっかくわざと当たってあげたのに、短パンはありえんじゃろ、酷い』といったんじゃ」

    一同「は?」

    亀仙人「やはりガキじゃのう。色気というものがまったく無い。少なくともあと二、三年は熟成させないと……」

    美琴「こここ……殺す!」

    44 = 1 :

    上条「ちょっと!御坂さん!レールガンはまずいっす!」

    クリリン(弟子入り辞めようかな)

    亀仙人「ほれほれどうした?まだなにか技があるのか?当てれるものなら当ててみい、ほれほれ」

    美琴「しねぇぇぇ!エロジジイ!」

    レールガンの一閃、忽然と消えた亀仙人の姿。
    一瞬あっけにとられる一同

    美琴「え?(消えた?)」

    悟空「なんだ!?あの技!すっげえな!かめはめ波みたいだ!」

    クリリン(この娘に弟子入りした方が良い気がしてきた……)

    上条「やっちゃったよ!跡形もなく蒸発だよ!とうとう殺人事件の現場に居合わしちまったよ!あ~不幸だ~!」

    45 = 1 :

    亀仙人「これ少年、なに勝手にワシを殺しとるんじゃ?」

    上条「どわあああ!いつの間に後ろに!?」

    美琴「ウソ…あの距離でレールガンを避けるなんて……」

    クリリン「さすが武天老師様!キミ!バイト風情のくせにこれ以上の無礼はよしたまえ!」

    悟空(早く修業してえな~、オラ、体動かしたくてうずうずしてきたぞ!)

    亀仙人「これが真剣勝負なら、嬢ちゃん、お主はもう死んでおるぞ?」

    美琴「くっ……ま、負けたわ」

    上条「ビリビリをあっさり屈服させるなんて……
       上条さんはこのセクハラじいさんをちょっと尊敬しそうですよ」

    46 :

    避けやがったwww
    流石武天老師様wwwwwww

    47 :

    この時代ですらDB勢には太刀打ちできねぇんだな

    48 = 12 :

    世界最強パネェっす

    49 = 1 :

    亀仙人「そうじゃのう、感電させたお詫びに膝枕で許してあげようかの?」

    美琴「はあ?ふざけんじゃないわよ!」

    亀仙人「なんじゃい、ケチじゃのう。そこの若造にはしてあげたくせに、ブツブツ」

    上条美琴「「え?」」

    亀仙人「なんじゃ?適当に行っただけじゃが、心当たりでもあるのか?」

    上条「」
    美琴「」

    亀仙人(それにしてもアレイスターめ・・・、何も知らない子供を「こちら側」に送り込んで、どういうつもりじゃ……)

    50 = 1 :

    クリリン「あの、ところで老師様……わたくしの弟子入りの件は?」

    孫悟空「そうだ!じっちゃん、オラに稽古付けてくれるって言ってたじゃねーか!」

    亀仙人「その件じゃがのぅ。どうにもやる気が湧かんのじゃ。
        さっきも言ったように弟子になりたければぴちぴちしたギャルを連れてこい!」

    美琴「……ちょっと、なんでみんな私を見るのよ!」

    亀仙人「発育途上のじゃじゃ馬っ子は対象外じゃ」

    美琴「な、それってどういうことよ!」

    上条「まあまあ、よかったじゃなかビリビリ」

    美琴「あのジジイのいうことはいちいち勘に障るのよ!それとビリビリ言うな!」


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