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元スレ咲「麻雀なんか無くなってしまえばいいんだあああああ!!!」
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あの県予選団体戦大会から2週間後のとある日曜日。
ひとけのない校舎の廊下を、原村和は麻雀部の部室に向かって歩いていた。
和(今日は宮永さんが久しぶりに部活に来るらしいですね。楽しみです)
和「♪~」
やがて部室の前に着いた。
和はドアノブに手をかけようとしたが、部室の中から何かおかしな音が聞こえてきた。
和「?」
ゴリゴリゴリゴリ
和(何の音でしょうか)
ひとけのない校舎の廊下を、原村和は麻雀部の部室に向かって歩いていた。
和(今日は宮永さんが久しぶりに部活に来るらしいですね。楽しみです)
和「♪~」
やがて部室の前に着いた。
和はドアノブに手をかけようとしたが、部室の中から何かおかしな音が聞こえてきた。
和「?」
ゴリゴリゴリゴリ
和(何の音でしょうか)
和はおそるおそるドアを開けてみた。
すると生臭いにおいが鼻をついた。
和「うっ……何ですかこのにおい」
咲「あ、原村さん!」
和「み、宮永さん?………」
部室にいたのは咲だった。
咲「久しぶりだね~」
和「え、ええ……、………!!」
咲は右手にノコギリを持っていた。
そして咲の足下、床に横たわっているのは
首から血を流している染谷まこだった。
和「ひっ………!!!」
咲「どうしたの?」
すると生臭いにおいが鼻をついた。
和「うっ……何ですかこのにおい」
咲「あ、原村さん!」
和「み、宮永さん?………」
部室にいたのは咲だった。
咲「久しぶりだね~」
和「え、ええ……、………!!」
咲は右手にノコギリを持っていた。
そして咲の足下、床に横たわっているのは
首から血を流している染谷まこだった。
和「ひっ………!!!」
咲「どうしたの?」
和「なななななな………なにをやってるんですか!!!!」
咲「何って、見れば分かるでしょ。首を切ってるんだよ~」
そういうと咲は、ふたたびノコギリをまこの首にあてがい、
ゴリゴリと音を立てながら作業を再開した。
和「あ……あ……あ……」
咲「ふー、さすがに2人目は疲れるね~」
和「ふふふふふ2人目!?」
咲「うん。さっき部長の首も切ったんだー、ほら」
咲の指差した先、長机の上に久の生首がごろりと転がっていた。
和「きゃあああああああああああ!!!!」
咲「大丈夫だよ、あとで原村さんもやってあげるから!!」
和「いやああああああああ!!!」
咲「何って、見れば分かるでしょ。首を切ってるんだよ~」
そういうと咲は、ふたたびノコギリをまこの首にあてがい、
ゴリゴリと音を立てながら作業を再開した。
和「あ……あ……あ……」
咲「ふー、さすがに2人目は疲れるね~」
和「ふふふふふ2人目!?」
咲「うん。さっき部長の首も切ったんだー、ほら」
咲の指差した先、長机の上に久の生首がごろりと転がっていた。
和「きゃあああああああああああ!!!!」
咲「大丈夫だよ、あとで原村さんもやってあげるから!!」
和「いやああああああああ!!!」
咲はまこの首を切り落とした。
咲「ふー、やっと切れたよ~」
そしてその首を久の生首の横に並べた。
咲「あとは原村さんと優希ちゃんと京ちゃんか~、おもったより大変だな~」
和「みみみみみ宮永さんっ!」
咲「なに?原村さん」
和「あああああああああああなた、自分で何やってるか分かってるんですか!!!」
咲「あはは、自分でやってることが分からないほど馬鹿じゃないよう」
和「そそそそそうじゃなくて!!なんでこんなこと……!!!」
咲「麻雀部を消滅させるためだよ」
和「え!?」
咲「麻雀部を消滅させるためだよ」
咲「ふー、やっと切れたよ~」
そしてその首を久の生首の横に並べた。
咲「あとは原村さんと優希ちゃんと京ちゃんか~、おもったより大変だな~」
和「みみみみみ宮永さんっ!」
咲「なに?原村さん」
和「あああああああああああなた、自分で何やってるか分かってるんですか!!!」
咲「あはは、自分でやってることが分からないほど馬鹿じゃないよう」
和「そそそそそうじゃなくて!!なんでこんなこと……!!!」
咲「麻雀部を消滅させるためだよ」
和「え!?」
咲「麻雀部を消滅させるためだよ」
和「麻雀部を消滅……?何言ってるんですか……?」
咲「だって、麻雀部なんてあったら嫌なんだもん」
和「な、なんでそんな……宮永さん、あんなに麻雀好きだったんじゃ……」
咲「それはもう昔の話だよ、今の私は麻雀なんて大っきらいだし、麻雀部にも消えてほしいの」
和「なっ……でもだからってこんなっ………こ、殺したり、しなくても……」
咲「え?だって生きてたらこの人たち麻雀やるでしょ?
麻雀やる人間が同じ学校にいるなんて耐えられないよ~」
和「………っ」
和には咲が何を考えているのか、何を言っているのかまったく理解できなかった。
咲「だからごめんね、原村さんにも死んでほしいんだ」
咲はノコギリを構えた。
和「や、やめてください……………!!………私、もう麻雀やりませんから!!!!」
咲「え?」
咲「だって、麻雀部なんてあったら嫌なんだもん」
和「な、なんでそんな……宮永さん、あんなに麻雀好きだったんじゃ……」
咲「それはもう昔の話だよ、今の私は麻雀なんて大っきらいだし、麻雀部にも消えてほしいの」
和「なっ……でもだからってこんなっ………こ、殺したり、しなくても……」
咲「え?だって生きてたらこの人たち麻雀やるでしょ?
麻雀やる人間が同じ学校にいるなんて耐えられないよ~」
和「………っ」
和には咲が何を考えているのか、何を言っているのかまったく理解できなかった。
咲「だからごめんね、原村さんにも死んでほしいんだ」
咲はノコギリを構えた。
和「や、やめてください……………!!………私、もう麻雀やりませんから!!!!」
咲「え?」
和「そ、そうです、私もう麻雀やりません、それならいいんでしょ?ね」
これは殺されないための出まかせだった。
理由は分からないが、咲は麻雀をやる人間を殺している。
ならば麻雀を捨てさえすれば殺されないのでは?というのを一瞬の思いつきで口にしたのだ。
咲「んー、それならまあいいかな!さすがに原村さんを殺すのはちょっと抵抗あるしね~」
和「ふう……」
咲「じゃあそうだ、他の人殺すの手伝ってよ!私一人じゃ大変なんだ~」
和「え、ええっ!?」
殺人の手伝い。自らの手で人を殺すわけではないにしろ、
それに手を貸すというのは恐ろしいことだ。
しかし逆らったらなにをされるか分からない。
和「そ、そうですね……宮永さん一人じゃ大変でしょうし……お手伝いします」
咲「やった~!」
これは殺されないための出まかせだった。
理由は分からないが、咲は麻雀をやる人間を殺している。
ならば麻雀を捨てさえすれば殺されないのでは?というのを一瞬の思いつきで口にしたのだ。
咲「んー、それならまあいいかな!さすがに原村さんを殺すのはちょっと抵抗あるしね~」
和「ふう……」
咲「じゃあそうだ、他の人殺すの手伝ってよ!私一人じゃ大変なんだ~」
和「え、ええっ!?」
殺人の手伝い。自らの手で人を殺すわけではないにしろ、
それに手を貸すというのは恐ろしいことだ。
しかし逆らったらなにをされるか分からない。
和「そ、そうですね……宮永さん一人じゃ大変でしょうし……お手伝いします」
咲「やった~!」
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: :|人小|ヽ:!.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′
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しばらくすると京太郎がやってきた。
京太郎「うーっす。おお、咲、久し振り~」
咲「今だよ、原村さん」
京太郎「ん?」
咲の合図とともに和が物陰から飛び出し、京太郎を羽交い絞めにした。
京太郎「のののの和!!??な、なにを、やめろよ咲も見てるだろああ胸の感触がっておい和」
咲「そのまま押さえててね和ちゃん」
京太郎「え?」
咲はノコギリを取り出した。
京太郎「お?」
咲「えいっ」
咲はノコギリの刃を京太郎の首に当て、一気に引いた。
京太郎の首の皮膚が裂け、血がいきおいよく飛び出してきた。
京太郎「ぎゃああああああああ!!!」
京太郎「うーっす。おお、咲、久し振り~」
咲「今だよ、原村さん」
京太郎「ん?」
咲の合図とともに和が物陰から飛び出し、京太郎を羽交い絞めにした。
京太郎「のののの和!!??な、なにを、やめろよ咲も見てるだろああ胸の感触がっておい和」
咲「そのまま押さえててね和ちゃん」
京太郎「え?」
咲はノコギリを取り出した。
京太郎「お?」
咲「えいっ」
咲はノコギリの刃を京太郎の首に当て、一気に引いた。
京太郎の首の皮膚が裂け、血がいきおいよく飛び出してきた。
京太郎「ぎゃああああああああ!!!」
僕「ねぇ咲ちゃん、こいつら食べちゃってもいい?」
咲「あー別にいいよ。片付けるのめんどいし」
僕「やったぁ……はぁはぁ…じゃあさっそく…久部長……ガブッ……んん…ぶちぃ!…ぐちゃ…ぐちょ…べちょっびちゃ…くちゃくちゃ…もぐもぐ……ごっくん……うまああああぁぁぁぁ!!」
咲「あー別にいいよ。片付けるのめんどいし」
僕「やったぁ……はぁはぁ…じゃあさっそく…久部長……ガブッ……んん…ぶちぃ!…ぐちゃ…ぐちょ…べちょっびちゃ…くちゃくちゃ…もぐもぐ……ごっくん……うまああああぁぁぁぁ!!」
京太郎「何をするんだ……咲……和……」
京太郎は首を押さえてうずくまった。
和「……」
咲「大丈夫だよ、すぐ楽になるから」
京太郎「な……」
京太郎は気を失った。
咲は京太郎を仰向けに寝かせ、胸の上に右脚を置いて押さえつけた。
咲「原村さん、頭のほう押さえといてくれない?」
和「え……ええ」
一瞬ためらったが、逆らえば殺されてしまうと思ったので
和はしゃがんで京太郎の生気の消えた顔を押さえた。
咲「よし、いくよ」
咲はノコギリでゴリゴリゴリゴリと首を切る。
ノコギリを往復させるたびに血が飛んで、咲や和にかかった。
京太郎は首を押さえてうずくまった。
和「……」
咲「大丈夫だよ、すぐ楽になるから」
京太郎「な……」
京太郎は気を失った。
咲は京太郎を仰向けに寝かせ、胸の上に右脚を置いて押さえつけた。
咲「原村さん、頭のほう押さえといてくれない?」
和「え……ええ」
一瞬ためらったが、逆らえば殺されてしまうと思ったので
和はしゃがんで京太郎の生気の消えた顔を押さえた。
咲「よし、いくよ」
咲はノコギリでゴリゴリゴリゴリと首を切る。
ノコギリを往復させるたびに血が飛んで、咲や和にかかった。
和の目の前で、今まさに人体切断がおこなわれている。
それは今までに見たどんな映像よりもショッキングだった。
和「う……ううっ」
和は必死に吐き気に耐えた。
京太郎の首は10分ほどで切断された。
咲「ふう、やっと切れたよ。ありがとう、原村さん」
和「いえ………あの、お手洗い行ってきます」
咲「うん」
女子トイレ。
和「うええええええええええええっ!!」
和は何度も何度も吐いた。
自分が殺人に手を貸してしまったこと、目の前で京太郎の首が切り落とされたこと。
それらのことを考えると嘔吐が止まらなかった。
しばらくして落ち着くと、和は2週間前の県予選大会のことを思い返した。
それは今までに見たどんな映像よりもショッキングだった。
和「う……ううっ」
和は必死に吐き気に耐えた。
京太郎の首は10分ほどで切断された。
咲「ふう、やっと切れたよ。ありがとう、原村さん」
和「いえ………あの、お手洗い行ってきます」
咲「うん」
女子トイレ。
和「うええええええええええええっ!!」
和は何度も何度も吐いた。
自分が殺人に手を貸してしまったこと、目の前で京太郎の首が切り落とされたこと。
それらのことを考えると嘔吐が止まらなかった。
しばらくして落ち着くと、和は2週間前の県予選大会のことを思い返した。
和(宮永さんがこうなってしまったのは……やはりあの時の……)
県予選大会決勝。
咲は清澄高校の大将として戦っていた。
しかし、龍門渕高校・天江衣の圧倒的な力の前に惨敗してしまったのだ。
咲だけではなく、鶴賀の加治木ゆみ、風越の池田華菜も同様の結果だった。
まさに天江の完封勝利であった。
天江の打ち方は人智を超越していたといっても過言ではなかった。
咲も加治木も池田も、一度の反撃もできぬままズタボロにされてしまったのだ。
その天江の悪魔のような力が生み出す恐怖は、
モニターで試合を見ていた和にも伝わってきていた。
画面越しの和でさえも鳥肌を立て、体を震わせながら観戦していたのだから
生で天江と打っている3人の感じていた恐怖は筆舌に尽くしがたいものがあったに違いない。
大会の後、咲は家に引きこもってしまい、学校に来なくなってしまった。
聞けば加治木や池田も同じ状態であるということだった。
和(あの時の天江衣との戦い………神か悪魔かと見紛うような打ち方に圧倒されて、
宮永さんはおかしくなってしまったのでしょうか)
県予選大会決勝。
咲は清澄高校の大将として戦っていた。
しかし、龍門渕高校・天江衣の圧倒的な力の前に惨敗してしまったのだ。
咲だけではなく、鶴賀の加治木ゆみ、風越の池田華菜も同様の結果だった。
まさに天江の完封勝利であった。
天江の打ち方は人智を超越していたといっても過言ではなかった。
咲も加治木も池田も、一度の反撃もできぬままズタボロにされてしまったのだ。
その天江の悪魔のような力が生み出す恐怖は、
モニターで試合を見ていた和にも伝わってきていた。
画面越しの和でさえも鳥肌を立て、体を震わせながら観戦していたのだから
生で天江と打っている3人の感じていた恐怖は筆舌に尽くしがたいものがあったに違いない。
大会の後、咲は家に引きこもってしまい、学校に来なくなってしまった。
聞けば加治木や池田も同じ状態であるということだった。
和(あの時の天江衣との戦い………神か悪魔かと見紛うような打ち方に圧倒されて、
宮永さんはおかしくなってしまったのでしょうか)
和(私だって、あんな打ち方をされてボロボロに負けてしまえば、
それ以降も麻雀を好きでいられる自信はありません……むしろトラウマになるかも)
和は手洗い場の水で口をゆすいだ。
和(でも、だからって)
優希「おー、のどちゃーん!」
和がトイレから出ると、優希と出くわした。
和「あ、優希……おはようございます」
優希「どうしたー、のどちゃん。元気ないじぇ」
和「そ、そんなことないですよ」
優希「あ、のどちゃんが読みたいって言ってた麻雀の本持ってきたじぇー」
和「あ……ありがとうございます」
優希は和に本を手渡した。
次の瞬間、どこからかナイフが飛んできて優希の後頭部に突き刺さった。
優希「ぐぇっ」
和「!?」
それ以降も麻雀を好きでいられる自信はありません……むしろトラウマになるかも)
和は手洗い場の水で口をゆすいだ。
和(でも、だからって)
優希「おー、のどちゃーん!」
和がトイレから出ると、優希と出くわした。
和「あ、優希……おはようございます」
優希「どうしたー、のどちゃん。元気ないじぇ」
和「そ、そんなことないですよ」
優希「あ、のどちゃんが読みたいって言ってた麻雀の本持ってきたじぇー」
和「あ……ありがとうございます」
優希は和に本を手渡した。
次の瞬間、どこからかナイフが飛んできて優希の後頭部に突き刺さった。
優希「ぐぇっ」
和「!?」
ナイフを投げたのは咲だった。
咲「何してるの?原村さん。もう麻雀は捨てるんじゃなかったの?」
和「え?あっ……」
和は慌てて手に持っていた本を床に捨てた。
和「違うんです、これは……」
咲「何が違うの?麻雀の本持ってたじゃない」
和「そのっ……」
咲はノコギリを引きずりながら、一歩一歩近づいてくる。
咲「やっぱり原村さんも麻雀好きなんだね。じゃあ殺さないとね!!」
和「ひっ……………!!!!」
和が最期に見たのは血がべっとりとついたノコギリを振りかざす咲の姿だった。
咲「何してるの?原村さん。もう麻雀は捨てるんじゃなかったの?」
和「え?あっ……」
和は慌てて手に持っていた本を床に捨てた。
和「違うんです、これは……」
咲「何が違うの?麻雀の本持ってたじゃない」
和「そのっ……」
咲はノコギリを引きずりながら、一歩一歩近づいてくる。
咲「やっぱり原村さんも麻雀好きなんだね。じゃあ殺さないとね!!」
和「ひっ……………!!!!」
和が最期に見たのは血がべっとりとついたノコギリを振りかざす咲の姿だった。
あの県予選団体戦大会から2週間後のとある日曜日。
ひとけのない校舎の廊下を、東横桃子は麻雀部の部室に向かって歩いていた。
桃子(今日は加治木先輩が久しぶりに部活に来るらしいっすね。楽しみっす)
桃子「♪~」
やがて部室の前に着いた。
桃子がドアを開けると、加治木がひとり、パイプ椅子に腰かけていた。
加治木「おう」
桃子「加治木先輩!!お久しぶりっす!!」
桃子は加治木に抱きつきたい気持ちを抑えつつ、
加治木の横に椅子を並べて座った。
桃子「あの、もう大丈夫なんすか?」
加治木「ん?ああ、麻雀に負けたくらいでいつまでも休んでられないだろ」
桃子「はい……」
ひとけのない校舎の廊下を、東横桃子は麻雀部の部室に向かって歩いていた。
桃子(今日は加治木先輩が久しぶりに部活に来るらしいっすね。楽しみっす)
桃子「♪~」
やがて部室の前に着いた。
桃子がドアを開けると、加治木がひとり、パイプ椅子に腰かけていた。
加治木「おう」
桃子「加治木先輩!!お久しぶりっす!!」
桃子は加治木に抱きつきたい気持ちを抑えつつ、
加治木の横に椅子を並べて座った。
桃子「あの、もう大丈夫なんすか?」
加治木「ん?ああ、麻雀に負けたくらいでいつまでも休んでられないだろ」
桃子「はい……」
桃子(麻雀に負けたくらい………って言うけど、あの天江の麻雀は異常だった……
私が天江と打ってたら、もう麻雀を見るのも嫌になってたかもしれないのに……
加治木先輩は強い人っす)
加治木「ん?なんかいったか?」
桃子「いえ、なんでもないっす」
加治木「あとの3人はまだ来ないのか」
桃子「多分もうすぐ来るっす!みんな揃ったらまた麻雀打てるっすね!」
加治木「ああ」
桃子「あ、先輩、妹尾先輩が役覚えた~って喜んでたっすよ。
それから蒲原先輩が……」
加治木「ああ」
嬉しそうに話す桃子の声を聞き流しながら、
加治木はポケットの中のナイフを確認した。
加治木(やらねばならない)
私が天江と打ってたら、もう麻雀を見るのも嫌になってたかもしれないのに……
加治木先輩は強い人っす)
加治木「ん?なんかいったか?」
桃子「いえ、なんでもないっす」
加治木「あとの3人はまだ来ないのか」
桃子「多分もうすぐ来るっす!みんな揃ったらまた麻雀打てるっすね!」
加治木「ああ」
桃子「あ、先輩、妹尾先輩が役覚えた~って喜んでたっすよ。
それから蒲原先輩が……」
加治木「ああ」
嬉しそうに話す桃子の声を聞き流しながら、
加治木はポケットの中のナイフを確認した。
加治木(やらねばならない)
>>40
かじゅ、モモが入ってきたのに気がついたな
かじゅ、モモが入ってきたのに気がついたな
加治木「桃子」
桃子「なんすか?先輩……っ」
加治木は唐突に桃子を抱きしめた。
桃子「先輩……!!??」
突然の出来事に桃子は驚いたが、
その感情はすぐに喜びに変わり、桃子も加治木を抱きしめ返した。
加治木はこうすれば桃子がおとなしくなると知っての行動だった。
左手を桃子の背中にまわしたままで右手でナイフを取り出した。
桃子はうっとりとした表情で目をつぶっていて、加治木の行動には気付かなかった。
加治木「桃子」
加治木は自分の体から桃子を離した。
桃子「せん………、……!!」
そして桃子が油断しているスキに、桃子の腹部にナイフを突き刺した。
桃子「なんすか?先輩……っ」
加治木は唐突に桃子を抱きしめた。
桃子「先輩……!!??」
突然の出来事に桃子は驚いたが、
その感情はすぐに喜びに変わり、桃子も加治木を抱きしめ返した。
加治木はこうすれば桃子がおとなしくなると知っての行動だった。
左手を桃子の背中にまわしたままで右手でナイフを取り出した。
桃子はうっとりとした表情で目をつぶっていて、加治木の行動には気付かなかった。
加治木「桃子」
加治木は自分の体から桃子を離した。
桃子「せん………、……!!」
そして桃子が油断しているスキに、桃子の腹部にナイフを突き刺した。
池田が福路美穂子ちゃんに危害を加えることはありえない
自分が死んでもキャプテンは守り抜く
池田はそんな子
自分が死んでもキャプテンは守り抜く
池田はそんな子
桃子「せん………ぱい………」
桃子は椅子から崩れ落ちた。
桃子「なんで………」
加治木「すまんな。私はこうしないといけないんだ」
桃子「な………」
加治木「麻雀部を消滅させる、自分の周りから麻雀という存在を抹消する
そうしなければ私は一生麻雀の呪縛に苦しむことになる」
桃子「天江……ころ……も……の…………」
加治木「そうだ、天江衣……あの悪魔は私に……いや、私たちに
麻雀への恐怖と悪夢と植え付け、私たちの心を粉々に打ち砕いたんだ……麻雀でな」
桃子「う………」
加治木「だから」
桃子「…麻雀を…」
桃子はこと切れた。
桃子は椅子から崩れ落ちた。
桃子「なんで………」
加治木「すまんな。私はこうしないといけないんだ」
桃子「な………」
加治木「麻雀部を消滅させる、自分の周りから麻雀という存在を抹消する
そうしなければ私は一生麻雀の呪縛に苦しむことになる」
桃子「天江……ころ……も……の…………」
加治木「そうだ、天江衣……あの悪魔は私に……いや、私たちに
麻雀への恐怖と悪夢と植え付け、私たちの心を粉々に打ち砕いたんだ……麻雀でな」
桃子「う………」
加治木「だから」
桃子「…麻雀を…」
桃子はこと切れた。
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