私的良スレ書庫
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元スレ妹「はじめまして、妹です」
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「これが、最後の我が儘です……お願い……」
――なんてことだ。
気付かなければ、それが一番良かったのかもしれない。が、もう遅い。
彼女はさっき言ったじゃないか。今夜だけ、一度だけで構わないと。
――諦めているんだ。もしかしたら、今日ではない、ずっと以前から。
俺に、愛され続けることを。
俺の浅はかな思いなど、遥か遠くに置いてきぼりにして。
彼女は、心から望んだいた、俺と共に過ごす未来を全て投げ出してまで、この一夜を選んだ。
俺は彼女にそんな残酷な決意をさせていたのか。年下の、まだ中学生の妹に。
視界が滲む。
彼女を想う。ひたすらに想う。胸が苦しくて、誘発する痛みが更に俺を苦しめる。それでも想う。止まらない痛み。彼女と同じ痛み。
熱いものが俺の頬を伝い、義妹の髪を濡らした。
「ああ……」
――なんてことだ。
気付かなければ、それが一番良かったのかもしれない。が、もう遅い。
彼女はさっき言ったじゃないか。今夜だけ、一度だけで構わないと。
――諦めているんだ。もしかしたら、今日ではない、ずっと以前から。
俺に、愛され続けることを。
俺の浅はかな思いなど、遥か遠くに置いてきぼりにして。
彼女は、心から望んだいた、俺と共に過ごす未来を全て投げ出してまで、この一夜を選んだ。
俺は彼女にそんな残酷な決意をさせていたのか。年下の、まだ中学生の妹に。
視界が滲む。
彼女を想う。ひたすらに想う。胸が苦しくて、誘発する痛みが更に俺を苦しめる。それでも想う。止まらない痛み。彼女と同じ痛み。
熱いものが俺の頬を伝い、義妹の髪を濡らした。
「ああ……」
義妹、お前を救いたい。お前を抱きしめたい。そして離さないでくれ、俺を。
「兄さん……兄さ――」
繰り返される呪詛を遮り、彼女の唇を塞いだ。一瞬、俺を抱きしめる腕に力が籠もる。が、やがて彼女は俺にその身を委ねてきた。
幾度となく重ね合う唇に、混じり合った二人の涙が流れ込んでも、彼女は構わず俺を求め続けた。
「兄さん……兄さ――」
繰り返される呪詛を遮り、彼女の唇を塞いだ。一瞬、俺を抱きしめる腕に力が籠もる。が、やがて彼女は俺にその身を委ねてきた。
幾度となく重ね合う唇に、混じり合った二人の涙が流れ込んでも、彼女は構わず俺を求め続けた。
~~・~~
「このココアには、友に都合して貰った睡眠薬が入っています」
「ごめんなさい兄さん。もう、こうするしか――」
トントン カチャ
「返事も待たずに開けるなんて、随分とせっかちなのね。で、何の用?」
「……」
パタン
「黙って突っ立ってちゃわかんないわよ」
「――決着を、つけたい」
「このココアには、友に都合して貰った睡眠薬が入っています」
「ごめんなさい兄さん。もう、こうするしか――」
トントン カチャ
「返事も待たずに開けるなんて、随分とせっかちなのね。で、何の用?」
「……」
パタン
「黙って突っ立ってちゃわかんないわよ」
「――決着を、つけたい」
「あ~あ、つまんない用事」
「私は生まれてからずっと、母さんと二人きりで暮らしてきた」
「ふ~ん?」
「お前が私から父さんと兄さんを奪い、14年もの間独り占めしていたからだ」
「……だから、何?」
「――!?」
「あんたの不幸自慢聞いて、あたしが同情するとでも思った?
「お前という奴は……」
「――ああ、反省とか謝罪を求めてんの。ならとんだお門違いね」
「何だと?」
「私は生まれてからずっと、母さんと二人きりで暮らしてきた」
「ふ~ん?」
「お前が私から父さんと兄さんを奪い、14年もの間独り占めしていたからだ」
「……だから、何?」
「――!?」
「あんたの不幸自慢聞いて、あたしが同情するとでも思った?
「お前という奴は……」
「――ああ、反省とか謝罪を求めてんの。ならとんだお門違いね」
「何だと?」
「その件で責められるのは、あたしらの親よね。あたしは寧ろ被害者じゃん」
カチ……
「ねえ、そうでしょ?」
カチカチカチカチカチン
「あんたもそう思わない?」
「――いいから、返せ」ザッ!
ピシュッ!
「――ひうっ!」
~~・~~
カチ……
「ねえ、そうでしょ?」
カチカチカチカチカチン
「あんたもそう思わない?」
「――いいから、返せ」ザッ!
ピシュッ!
「――ひうっ!」
~~・~~
これがどこぞの鬼才SS書きが言っていた
所謂「キモウト化」というやつなのか…恐ろしい
所謂「キモウト化」というやつなのか…恐ろしい
>>461 同意せざるを得ない
ホテルを出ると、既に日はとっぷりと暮れていた。
俺はポケットから手を引き抜いた。僅かに歩調を緩めて彼女の隣に並ぶ。
そして無言のまま義妹の手を取り、指を絡めた。
一瞬、躊躇したかのように肩が震え、しかしすぐさま強く握り返してきた。
触れる指先が酷く冷たく感じる。
たまらず、早く早く俺の熱を受け取ってくれ、と願った。
「……義妹?」
家に着いてからも、義妹は繋いだ手を離そうとはしなかった。
だから、俺たちはもう一度、ベッドで互いの愛を確かめ合った。
「……ぁ……」
義妹はもう泣かなかった。
俺の手をきつく握りしめて離さない彼女。その細い肩を抱きしめたまま、俺たちはひとつのベッドで眠りについた。
と、ここまで書いたところで鬱バッド直行に気づき没決定
いま読み返しても…全くわけ分からん駄文だねこりゃ
俺はポケットから手を引き抜いた。僅かに歩調を緩めて彼女の隣に並ぶ。
そして無言のまま義妹の手を取り、指を絡めた。
一瞬、躊躇したかのように肩が震え、しかしすぐさま強く握り返してきた。
触れる指先が酷く冷たく感じる。
たまらず、早く早く俺の熱を受け取ってくれ、と願った。
「……義妹?」
家に着いてからも、義妹は繋いだ手を離そうとはしなかった。
だから、俺たちはもう一度、ベッドで互いの愛を確かめ合った。
「……ぁ……」
義妹はもう泣かなかった。
俺の手をきつく握りしめて離さない彼女。その細い肩を抱きしめたまま、俺たちはひとつのベッドで眠りについた。
と、ここまで書いたところで鬱バッド直行に気づき没決定
いま読み返しても…全くわけ分からん駄文だねこりゃ
少なすぎて物足りなさすぎ
フライングだけど妹ルートの序盤だけ投下
>>317 分岐点
~~夕食後 リビング
パタパタトテトテ
妹「ふはー……やっとのんびり出来るー」ポスッ
義妹「兄さんお待たせしました。あ、コーヒーのお代わりはいかがですか?」ソワソワ
兄「いや、いいよ。まだあるから」
妹「さて、と……」スゥ……←思考モード突入
妹(そろそろあの事をはっきりさせないとね……)
フライングだけど妹ルートの序盤だけ投下
>>317 分岐点
~~夕食後 リビング
パタパタトテトテ
妹「ふはー……やっとのんびり出来るー」ポスッ
義妹「兄さんお待たせしました。あ、コーヒーのお代わりはいかがですか?」ソワソワ
兄「いや、いいよ。まだあるから」
妹「さて、と……」スゥ……←思考モード突入
妹(そろそろあの事をはっきりさせないとね……)
義妹「では、食後のデザートはいかがですか? キナコたっぷりのわらび餅が冷蔵庫で絶賛待機中です」ウロウロ
兄「まだ腹一杯で……ウップ、ちょっと食えないな」
妹「う~ん……どうしよっかな……」ボソボソ
妹(唐突に切り出すような話題じゃないし……大体、あたしが聞いた話だけじゃあ信じてもらえないかも……)
兄「まだ腹一杯で……ウップ、ちょっと食えないな」
妹「う~ん……どうしよっかな……」ボソボソ
妹(唐突に切り出すような話題じゃないし……大体、あたしが聞いた話だけじゃあ信じてもらえないかも……)
義妹「――アイス! アイスなら胃壁の隙間にぬるぬると入っていくかもしれませんね。すぐに持ってきましょう」ドタバタ
兄「要らんて。……どうしたんだ義妹、テンション高いぞ」
妹「そうね……ハードル高いな……」ボソボソ
妹(でもあの話の信憑性はかなり高いのよね……お母さん本人から聞いた話だって、叔母さん言ってたし……)
兄「要らんて。……どうしたんだ義妹、テンション高いぞ」
妹「そうね……ハードル高いな……」ボソボソ
妹(でもあの話の信憑性はかなり高いのよね……お母さん本人から聞いた話だって、叔母さん言ってたし……)
義妹「そうですか? はいそうですねそうでしょうとも。逸る気持ちを抑えられない、純情可憐で一途な義妹の咲き乱れっぷり、さあどうぞごらんください」クルクルクル
兄「変に気を回したり、相変わらずテンションたけーし。どう見てもおかしい」
妹「そうよね……だとしたらあたしは……」ボソボソ
妹(家族を取るか、お兄ちゃん取るか決めなきゃなんない。そしてさっき、あたしは自然と選んでた……)
妹「――お兄ちゃんを」
兄「変に気を回したり、相変わらずテンションたけーし。どう見てもおかしい」
妹「そうよね……だとしたらあたしは……」ボソボソ
妹(家族を取るか、お兄ちゃん取るか決めなきゃなんない。そしてさっき、あたしは自然と選んでた……)
妹「――お兄ちゃんを」
兄「俺をどうする気だ」
妹「……はっ?」
義妹「ハアハアハア……。さっきからブツブツ五月蝿いな妹。何が言いたいんだ?」イライラ
妹「――えっ嘘、あたし声出してた?」
兄「……なんだ、独り言だったのか」
妹「う、うん、ちょっとね。考え事してた」
兄「俺たちに相づち打ってたにしては、まるで噛み合ってなくてすげえ不気味だった」
義妹「人は孤独を経験すると、独り言が多くなるそうです」
兄「……妹。もしも悩み事があるんなら、お前が話したいと思った時で良いから、俺に絶対話してくれよ」
妹「……はっ?」
義妹「ハアハアハア……。さっきからブツブツ五月蝿いな妹。何が言いたいんだ?」イライラ
妹「――えっ嘘、あたし声出してた?」
兄「……なんだ、独り言だったのか」
妹「う、うん、ちょっとね。考え事してた」
兄「俺たちに相づち打ってたにしては、まるで噛み合ってなくてすげえ不気味だった」
義妹「人は孤独を経験すると、独り言が多くなるそうです」
兄「……妹。もしも悩み事があるんなら、お前が話したいと思った時で良いから、俺に絶対話してくれよ」
妹「あ、うん分かった」
妹(……どうしよう。今ここで言っちゃおっかな……もし知ってたら話早いし――)
妹(――ううん、二人は絶対に知らない。だって知ってたら、あたしがここに居れるはず無いもん……)
兄「で、何悩んでんだ? さっさと話せよ俺が暇な内にほら早く」
義妹「強引でゴーイングマイウェイな兄さんも素敵です」ウットリ
妹(……本当の事知ったら、義妹、どうなっちゃうかな――)
妹(――ねえ、喜ぶ? 怒る? それとも……うん、そうだよね。あんたはきっと……泣く、よね)
妹「う~ん……どうしよっかな……」
義妹「振り出しに戻ったか」
はいここまで
書き貯めに入ります
文章量足りなかった場合、さっきまで書いた微エロシーンを本編に突っ込んじゃうかもしれん
妹(……どうしよう。今ここで言っちゃおっかな……もし知ってたら話早いし――)
妹(――ううん、二人は絶対に知らない。だって知ってたら、あたしがここに居れるはず無いもん……)
兄「で、何悩んでんだ? さっさと話せよ俺が暇な内にほら早く」
義妹「強引でゴーイングマイウェイな兄さんも素敵です」ウットリ
妹(……本当の事知ったら、義妹、どうなっちゃうかな――)
妹(――ねえ、喜ぶ? 怒る? それとも……うん、そうだよね。あんたはきっと……泣く、よね)
妹「う~ん……どうしよっかな……」
義妹「振り出しに戻ったか」
はいここまで
書き貯めに入ります
文章量足りなかった場合、さっきまで書いた微エロシーンを本編に突っ込んじゃうかもしれん
【社会】野田聖子に男児ポルノ画像を送りつけた青年が逮捕。規制はさらに現実へ
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1246707615/
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1246707615/
義妹ルートの没設定をもっと読みたい
妹ルートが終わった後でいいので…
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