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元スレ妹「はじめまして、妹です」
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>>606
クソワロタwwww
クソワロタwwww
>>606
マジキチww
マジキチww
お待たせ。今夜でお前らともお別れだ。ではラストまで一気に投下する
~~兄部屋
ガチャ キィ
兄(電気電気……)
パチッ ピカー
妹「……」ユラーリ
兄「うぴゃっ!?」ビクッ!
妹「……遅~い」
兄「あ、ゴメン。――じゃなくて!」
妹「な~に~?」ユラユラ~
兄「なんで真っ暗な部屋に突っ立って待ってるんだ。怖いよすげえ怖かったよ」
妹「お兄ちゃんが『うわあっ』て言うかと思って」ニヤリ
兄「は」
妹「うぴゃっ」
兄「いやん」
~~兄部屋
ガチャ キィ
兄(電気電気……)
パチッ ピカー
妹「……」ユラーリ
兄「うぴゃっ!?」ビクッ!
妹「……遅~い」
兄「あ、ゴメン。――じゃなくて!」
妹「な~に~?」ユラユラ~
兄「なんで真っ暗な部屋に突っ立って待ってるんだ。怖いよすげえ怖かったよ」
妹「お兄ちゃんが『うわあっ』て言うかと思って」ニヤリ
兄「は」
妹「うぴゃっ」
兄「いやん」
ゴクゴク プハー
兄「あーうめー。お前も飲むか? 水(volvic)しか無いけど」
妹「……」
兄「おい、いm」
妹「シッ! ……ちょっと黙ってて……」ヒソヒソ
兄「へ? 何か聞こえるんか?」ヒソヒソ
妹「いいから、シーッ」ヒソヒソ スック
スタタタタッ カラカラカラッ!
??「ひんっ!?」
妹「やっぱり……」
兄「――義妹!?」
義妹「あ」
兄「あーうめー。お前も飲むか? 水(volvic)しか無いけど」
妹「……」
兄「おい、いm」
妹「シッ! ……ちょっと黙ってて……」ヒソヒソ
兄「へ? 何か聞こえるんか?」ヒソヒソ
妹「いいから、シーッ」ヒソヒソ スック
スタタタタッ カラカラカラッ!
??「ひんっ!?」
妹「やっぱり……」
兄「――義妹!?」
義妹「あ」
兄「なんだろうこのやるせなさ。死に急ぐってこんな時? ねえ教えてエロい人」ブツブツ
妹「はぁ……何してるの」
義妹「お前こそ」
妹「自分の部屋に戻って」
義妹「……お前が戻るなら、な」ギロッ
妹「あたしは、お兄ちゃんに大事な話があるの」
義妹「嘘つけ。どうせ私に隠れてあんな事やそんな事――」
妹「違うよ」
妹「……あたしの、将来に関する話だから」
妹「はぁ……何してるの」
義妹「お前こそ」
妹「自分の部屋に戻って」
義妹「……お前が戻るなら、な」ギロッ
妹「あたしは、お兄ちゃんに大事な話があるの」
義妹「嘘つけ。どうせ私に隠れてあんな事やそんな事――」
妹「違うよ」
妹「……あたしの、将来に関する話だから」
義妹「……私には内緒で、か?」
妹「今は……駄目。話せない」
義妹「だろうな、どうせ私は――」
妹「――でも! 義妹ちゃんにも、いつか必ず話す」
義妹「う……」
妹「……だから、お願い」
義妹「……」
妹「ね?」
義妹「……分かった……」スゴスゴ
妹「ゴメンね義妹ちゃん……」
カラカラカラ ピシャン
妹「今は……駄目。話せない」
義妹「だろうな、どうせ私は――」
妹「――でも! 義妹ちゃんにも、いつか必ず話す」
義妹「う……」
妹「……だから、お願い」
義妹「……」
妹「ね?」
義妹「……分かった……」スゴスゴ
妹「ゴメンね義妹ちゃん……」
カラカラカラ ピシャン
兄「よく説き伏せられたな」フゥ
妹「あたしが怒ったら、あの子も意地になっちゃうと思って」
兄「絶対なってた。意地の張り合い」
妹「義妹ちゃん、思い込みが激しいから。向きになったら引かないなって思った」
兄「たった二日で、よくそこまで義妹のこと理解出来たな」
妹「分かるよ。だってお兄ちゃんにそっくりだもん」フフッ
兄「そうか、似てんのかやっぱり。自分じゃ分からんけどさっぱり。……なんでだろ、無性にはりはり漬けが食べたい」ソワソワ
妹「お兄ちゃんも変なことを一々考え込んじゃう人だし。思い込んだら一途だし」
兄「だしも食べたい。山形の漬け物」ソワソワウロウロ
妹「もう慣れた」
妹「あたしが怒ったら、あの子も意地になっちゃうと思って」
兄「絶対なってた。意地の張り合い」
妹「義妹ちゃん、思い込みが激しいから。向きになったら引かないなって思った」
兄「たった二日で、よくそこまで義妹のこと理解出来たな」
妹「分かるよ。だってお兄ちゃんにそっくりだもん」フフッ
兄「そうか、似てんのかやっぱり。自分じゃ分からんけどさっぱり。……なんでだろ、無性にはりはり漬けが食べたい」ソワソワ
妹「お兄ちゃんも変なことを一々考え込んじゃう人だし。思い込んだら一途だし」
兄「だしも食べたい。山形の漬け物」ソワソワウロウロ
妹「もう慣れた」
ガチャ…… パタ…… ガタ…… ゴト……
妹「父さんたち、帰ってきたみたいね……」
兄「どうする? 本人に直接聞いて、はっきりさせたいんだろ?」
妹「……」
兄「妹?」
妹「ごめんなさい……。ちょっと、怖くなってきちゃった」ブルッ
兄「……」
妹「お兄ちゃんの彼女になれるんだったら、兄妹止めちゃってもいいやって……さっきまで本気で思ってたんだけど」
兄「……なら止めよう。こんなこと」ポツリ
妹「父さんたち、帰ってきたみたいね……」
兄「どうする? 本人に直接聞いて、はっきりさせたいんだろ?」
妹「……」
兄「妹?」
妹「ごめんなさい……。ちょっと、怖くなってきちゃった」ブルッ
兄「……」
妹「お兄ちゃんの彼女になれるんだったら、兄妹止めちゃってもいいやって……さっきまで本気で思ってたんだけど」
兄「……なら止めよう。こんなこと」ポツリ
妹「もしも、それでお兄ちゃんが変わっちゃったら」フルフル
兄「ずっとそばに居るって言ってくれた時、すごく嬉しかった。心から、ホッとした」
妹「あたしのこと、何とも思わなくなっちゃったら」フルフル
兄「俺は多分、まだお前のお兄ちゃんで居たいんだ」
妹「妹じゃないあたしを嫌いになっちゃったら」フルフル
兄「『お兄ちゃん』のままの俺を好きになれないのか?」
妹「あたしを置いてどっかにいっちゃったら」フルフル
兄「『お兄ちゃん』のままじゃ、お前はずっとそばに居てはくれないのか!」
妹「――あたしにだって分かんないよっ!」ガバッ
兄「ずっとそばに居るって言ってくれた時、すごく嬉しかった。心から、ホッとした」
妹「あたしのこと、何とも思わなくなっちゃったら」フルフル
兄「俺は多分、まだお前のお兄ちゃんで居たいんだ」
妹「妹じゃないあたしを嫌いになっちゃったら」フルフル
兄「『お兄ちゃん』のままの俺を好きになれないのか?」
妹「あたしを置いてどっかにいっちゃったら」フルフル
兄「『お兄ちゃん』のままじゃ、お前はずっとそばに居てはくれないのか!」
妹「――あたしにだって分かんないよっ!」ガバッ
兄「……ゴメン」
妹「ハァ……ハァ……」
兄「お前はここで待ってろ」
妹「えっ?」
兄「俺が親父に聞いてくる。一人で」スタスタ
妹「――やっ、あたしも」スタッ
兄「待ってろ。イエスかノーかだけ聞いて、すぐ戻ってくる」ガシッ
妹「……イエスは、どっち?」
兄「――俺の、妹だ」
ガチャ――パタン
妹「ハァ……ハァ……」
兄「お前はここで待ってろ」
妹「えっ?」
兄「俺が親父に聞いてくる。一人で」スタスタ
妹「――やっ、あたしも」スタッ
兄「待ってろ。イエスかノーかだけ聞いて、すぐ戻ってくる」ガシッ
妹「……イエスは、どっち?」
兄「――俺の、妹だ」
ガチャ――パタン
コンコン カチャ
妹「お兄ちゃ――」
義妹「……私だ」スッ
妹「義妹ちゃん……だったのか」
義妹「兄さんは……義父さんたちと話し中か」
妹「うん、そう」
義妹「……大丈夫か」
妹「……何が……?」
義妹「フッ……。今夜は、客間で寝る」
義妹「耳を塞いでいても、話し声が聞こえてしまいそうだ」
妹「あ、ゴメン。ちょっとおっきな声出しちゃった……」
義妹「許す。おやすみ妹」
妹「うん、おやすみ義妹ちゃん……ありがとう」
義妹「フン……」
カチャ パタン
妹「お兄ちゃ――」
義妹「……私だ」スッ
妹「義妹ちゃん……だったのか」
義妹「兄さんは……義父さんたちと話し中か」
妹「うん、そう」
義妹「……大丈夫か」
妹「……何が……?」
義妹「フッ……。今夜は、客間で寝る」
義妹「耳を塞いでいても、話し声が聞こえてしまいそうだ」
妹「あ、ゴメン。ちょっとおっきな声出しちゃった……」
義妹「許す。おやすみ妹」
妹「うん、おやすみ義妹ちゃん……ありがとう」
義妹「フン……」
カチャ パタン
ガチャ キィ バタン
兄「……」スタスタ ポスッ
妹「……」グッ
兄「ひとつ……約束してくれ」
妹「えっ?」
兄「自分を責めるな」
妹「ええっ何? 全然意味分かんないんだけど」
兄「母さんも、責めるな」
妹「は? 約束二つになっちゃったよ!? そんな事より早く教えてっ! イエス? ノー?」
兄「三つ目は――」
妹「いい加減にしないと怒るよ」ピキピキ
兄「俺と付き合ってください」
妹「……はい?」
兄「……」スタスタ ポスッ
妹「……」グッ
兄「ひとつ……約束してくれ」
妹「えっ?」
兄「自分を責めるな」
妹「ええっ何? 全然意味分かんないんだけど」
兄「母さんも、責めるな」
妹「は? 約束二つになっちゃったよ!? そんな事より早く教えてっ! イエス? ノー?」
兄「三つ目は――」
妹「いい加減にしないと怒るよ」ピキピキ
兄「俺と付き合ってください」
妹「……はい?」
兄「……ノー、だ。だから俺がお前に告白しても、何も問題無いだろ?」
妹「大有り。お兄ちゃんのバカ。バカバカ漬け物バカっ」ポカポカッ
兄「俺も、責めるな」ヒリヒリ
妹「ムードの欠片も無い告白をしたお兄ちゃんが悪いの」ポカポカポカ
兄「もう俺でいいや」クスクス
妹「義妹ちゃんの所為かな……」フゥ……
兄「今度は義妹?」クスッ
妹「お兄ちゃんのこと、こんなにも、わけ分かんなくなるくらい好きになっちゃったのは」
兄「妹を止めちゃうくらい、か……」
妹「大有り。お兄ちゃんのバカ。バカバカ漬け物バカっ」ポカポカッ
兄「俺も、責めるな」ヒリヒリ
妹「ムードの欠片も無い告白をしたお兄ちゃんが悪いの」ポカポカポカ
兄「もう俺でいいや」クスクス
妹「義妹ちゃんの所為かな……」フゥ……
兄「今度は義妹?」クスッ
妹「お兄ちゃんのこと、こんなにも、わけ分かんなくなるくらい好きになっちゃったのは」
兄「妹を止めちゃうくらい、か……」
妹「大好き」ポテッ
兄「俺もだ」ナデナデ
妹「どれくらい?」
兄「えっ? ……それ、男を困らせる質問だぞ」
妹「私たち、兄妹じゃないんだよ?」
兄「それでも、好きだ。お前だから……好きなんだよ」ポンポン
妹「良かった……。あのね、あたし」ジッ
兄「ん?」ドキッ
妹「お兄ちゃんと……エッチ、したい///」
兄「!?!!」
兄「俺もだ」ナデナデ
妹「どれくらい?」
兄「えっ? ……それ、男を困らせる質問だぞ」
妹「私たち、兄妹じゃないんだよ?」
兄「それでも、好きだ。お前だから……好きなんだよ」ポンポン
妹「良かった……。あのね、あたし」ジッ
兄「ん?」ドキッ
妹「お兄ちゃんと……エッチ、したい///」
兄「!?!!」
妹「してもいいよ、お兄ちゃん」
兄「でもお前、まだ……」
妹「初めてじゃないよ」ポツリ
兄「えっ!?」ピクッ
妹「あたし処女じゃないよ」
兄「――ちょっ、待て妹っ!?」
妹「だから、いいよ」
兄「でもお前、まだ……」
妹「初めてじゃないよ」ポツリ
兄「えっ!?」ピクッ
妹「あたし処女じゃないよ」
兄「――ちょっ、待て妹っ!?」
妹「だから、いいよ」
兄「お前いつ……いや、そんな……悪い。何でもない」
妹「――いいの、話す。全部」
妹「……中一の時、陸上部の三年生の先輩とつき合ってたの」
妹「その年のクリスマスに、あたしの初めて……あげちゃった」
兄「……」
妹「先輩ね、お兄ちゃんに少し……ううん、すごく似てた」
兄「俺に? そいつが?」
妹「――いいの、話す。全部」
妹「……中一の時、陸上部の三年生の先輩とつき合ってたの」
妹「その年のクリスマスに、あたしの初めて……あげちゃった」
兄「……」
妹「先輩ね、お兄ちゃんに少し……ううん、すごく似てた」
兄「俺に? そいつが?」
妹「真剣につき合ってたよ」
妹「真面目で優しくて、本当にいい人だったから」
兄「いい人、か……似てないよ、俺には」ボソッ
妹「あたしね、お兄ちゃんと離れ離れになってから……」
妹「恥ずかしい話なんだけど、ちょっとグレちゃってたんだ」
兄「……グレた? 嘘だろお前が!?」グッ
妹「本当だよ。でもその先輩がね、陸上部の幽霊部員だったあたしを――」
兄(俺はそばに居てやれなかった……)
妹「――叱ったり励ましたり、とかく世話を焼いてくれたおかげで……」
兄(妹に何もしてやれなかった……)
妹「あたし立ち直れたの。一生懸命頑張れるようになったの」
妹「真面目で優しくて、本当にいい人だったから」
兄「いい人、か……似てないよ、俺には」ボソッ
妹「あたしね、お兄ちゃんと離れ離れになってから……」
妹「恥ずかしい話なんだけど、ちょっとグレちゃってたんだ」
兄「……グレた? 嘘だろお前が!?」グッ
妹「本当だよ。でもその先輩がね、陸上部の幽霊部員だったあたしを――」
兄(俺はそばに居てやれなかった……)
妹「――叱ったり励ましたり、とかく世話を焼いてくれたおかげで……」
兄(妹に何もしてやれなかった……)
妹「あたし立ち直れたの。一生懸命頑張れるようになったの」
兄「……じゃあ、俺にとっても恩人なわけだ。そいつが妹を助けてくれたんだもんな……」
妹「え……? あっ、うん……そうかもね」
兄「ああ。感謝しなきゃな」
妹「……でも先輩、卒業してスポーツで有名な遠くの高校に行っちゃったんだ」
兄「!? そ、そっか……それで、どうなったんだ?」
妹「うん……最初のうちは電話とかメールくれてたんだけど、だんだん少なくなってきてさ」
妹「どうしたのかなって思ってたら……向こうで好きな人が出来たって、突然言われて」
兄「!!」ギリッ
妹「ほら先輩真面目だから、二股とか中途半端なの無理だから。きちんとお別れしないと気が済まないんだねきっと」
兄「そんなのっ……お前を傷つけた事にかわりはないっ!」
妹「え……? あっ、うん……そうかもね」
兄「ああ。感謝しなきゃな」
妹「……でも先輩、卒業してスポーツで有名な遠くの高校に行っちゃったんだ」
兄「!? そ、そっか……それで、どうなったんだ?」
妹「うん……最初のうちは電話とかメールくれてたんだけど、だんだん少なくなってきてさ」
妹「どうしたのかなって思ってたら……向こうで好きな人が出来たって、突然言われて」
兄「!!」ギリッ
妹「ほら先輩真面目だから、二股とか中途半端なの無理だから。きちんとお別れしないと気が済まないんだねきっと」
兄「そんなのっ……お前を傷つけた事にかわりはないっ!」
妹「でもあたし平気だったよ。そりゃ悲しかったけど、頑張って一人で立ち直ってみせた」
兄「え……」
妹「――ああ、ちょうどその頃だったかな?」
兄「うん?」
妹「お兄ちゃんたちと久し振りに会って、一緒にご飯食べたじゃない」
兄「……なっ!?」
妹「あたし、普通に見えたでしょう?」
兄「――ッ!!」
妹「……お兄ちゃん?」
ポロッ――ツツー
兄「え……」
妹「――ああ、ちょうどその頃だったかな?」
兄「うん?」
妹「お兄ちゃんたちと久し振りに会って、一緒にご飯食べたじゃない」
兄「……なっ!?」
妹「あたし、普通に見えたでしょう?」
兄「――ッ!!」
妹「……お兄ちゃん?」
ポロッ――ツツー
兄「……俺はどこまで馬鹿だったんだ」ボソッ
妹「……なんで?」
兄「妹が傷ついてることに気付きもしないで」ボソボソ
妹「ねえっどうしたの?」ポロリ
兄「俺が!! 守ってやらなきゃいけなかったのに!」ギリッ
妹「お兄ちゃん……泣かないでよ」ポロポロ
兄「ゴメン……ゴメンな……」ポロポロポロ
妹「あたしなら平気だよ。ほらっ何ともないよ。だから」ポロポロ――グイッ
妹「……だから、泣かないで」
ギュッ
妹「……なんで?」
兄「妹が傷ついてることに気付きもしないで」ボソボソ
妹「ねえっどうしたの?」ポロリ
兄「俺が!! 守ってやらなきゃいけなかったのに!」ギリッ
妹「お兄ちゃん……泣かないでよ」ポロポロ
兄「ゴメン……ゴメンな……」ポロポロポロ
妹「あたしなら平気だよ。ほらっ何ともないよ。だから」ポロポロ――グイッ
妹「……だから、泣かないで」
ギュッ
兄「妹……」ポロポロ
……ギューッ
妹「泣き虫だね……お兄ちゃんは……」クスッ
チュッ
兄「んむ……ん……」クチュ……クチュ
妹「ん……んふぅ……ふぁは……んぁっ」クチュ……ツツー
妹「涙の味、するね」ペロ
兄「……する」
……ギューッ
妹「泣き虫だね……お兄ちゃんは……」クスッ
チュッ
兄「んむ……ん……」クチュ……クチュ
妹「ん……んふぅ……ふぁは……んぁっ」クチュ……ツツー
妹「涙の味、するね」ペロ
兄「……する」
妹「……」ジッ……
兄「――いいんだな?」スッ……
妹「いいよ……。本当は……初めて、あっ……も……あんっ!」ビクビクンッ
フラフラ ドサッ
兄「妹?」
妹「ゴメッ……ちから、入んない……///」プルプル
兄「……やっぱり、無理して強がってたんだな……」クスッ
妹「……続き、しよ?」
兄「ん……服、脱ごっか///」ドキドキ
妹「お兄ちゃんが、脱がせて……///」ドキドキ
シュルル…… ファサ……
兄「――いいんだな?」スッ……
妹「いいよ……。本当は……初めて、あっ……も……あんっ!」ビクビクンッ
フラフラ ドサッ
兄「妹?」
妹「ゴメッ……ちから、入んない……///」プルプル
兄「……やっぱり、無理して強がってたんだな……」クスッ
妹「……続き、しよ?」
兄「ん……服、脱ごっか///」ドキドキ
妹「お兄ちゃんが、脱がせて……///」ドキドキ
シュルル…… ファサ……
~~・・・
妹「――んっあっあっお兄っちゃんんぅっ! あんっやっ! あっあっ駄目っ! あああああああーっ!!!!」
ギッギッギッギシッギシッ
兄「はっはっ……妹っ……ふっ! ――ッ!!」
――ギシッ
妹「――っふぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
兄「……大丈夫か?」ナデナデ
妹「ん……はぁ、はぁ……」
兄「……妹」
ポフッ
妹「んふ……なぁに? お兄ちゃん……///」テレテレ
兄「ずっと、俺のそばに居て」
妹「――んっあっあっお兄っちゃんんぅっ! あんっやっ! あっあっ駄目っ! あああああああーっ!!!!」
ギッギッギッギシッギシッ
兄「はっはっ……妹っ……ふっ! ――ッ!!」
――ギシッ
妹「――っふぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
兄「……大丈夫か?」ナデナデ
妹「ん……はぁ、はぁ……」
兄「……妹」
ポフッ
妹「んふ……なぁに? お兄ちゃん……///」テレテレ
兄「ずっと、俺のそばに居て」
キュッ←手を握った
妹「……うん」コクリ
兄「俺が、妹を守り続けるから」
妹「うん」コクリ
兄「それと……今更って感じだけど」
妹「ん?」
兄「――愛してる」
妹「……」クスクス
兄「なんだよ……///」ポリポリ
妹「えへへへ/// ……もう一回、しよっか!」ギュッ
兄「ちょっ/// ……んぅ」
チュッ
妹「だって愛してるから! したくなるんだよっ!///」
妹「……うん」コクリ
兄「俺が、妹を守り続けるから」
妹「うん」コクリ
兄「それと……今更って感じだけど」
妹「ん?」
兄「――愛してる」
妹「……」クスクス
兄「なんだよ……///」ポリポリ
妹「えへへへ/// ……もう一回、しよっか!」ギュッ
兄「ちょっ/// ……んぅ」
チュッ
妹「だって愛してるから! したくなるんだよっ!///」
~~翌朝
兄「出て行くって……嘘だろ!?」
妹「……○□市の叔母さんに、頼んでみるつもり。一緒に住まわせてくださいって」
兄「俺のそばに居るって……昨日約束したばかりだろ!」
妹「……あたし、嘘つきだもん。お兄ちゃんにも、義妹ちゃんにも嘘ついた。大嘘つき」
兄「な……」
妹「最初から、妹だって嘘ついてこの家に来たんだよ。血が繋がってない、って知ってたんだから」
兄「……」
兄「出て行くって……嘘だろ!?」
妹「……○□市の叔母さんに、頼んでみるつもり。一緒に住まわせてくださいって」
兄「俺のそばに居るって……昨日約束したばかりだろ!」
妹「……あたし、嘘つきだもん。お兄ちゃんにも、義妹ちゃんにも嘘ついた。大嘘つき」
兄「な……」
妹「最初から、妹だって嘘ついてこの家に来たんだよ。血が繋がってない、って知ってたんだから」
兄「……」
妹「恋人になれたのは嬉しいけど……、もうお兄ちゃんとは兄妹じゃ無い――」
妹「――赤の他人だよ、あたしっ! この家には居られないよっ!」ウルッ
兄「なに言ってんだ! お前は他人なんかじゃない!」
妹「だって……」ウルウル
兄「妹。俺たちは三年前まで一緒に暮らしてきたよな?」
妹「う、うん」
兄「家族と一緒に暮らすのは、当たり前のことだと思うよな?」
妹「あたしはもう家族じゃ……」
兄「俺のお嫁さんなら、立派な家族だろ?」
妹「――!!!?」
妹「――赤の他人だよ、あたしっ! この家には居られないよっ!」ウルッ
兄「なに言ってんだ! お前は他人なんかじゃない!」
妹「だって……」ウルウル
兄「妹。俺たちは三年前まで一緒に暮らしてきたよな?」
妹「う、うん」
兄「家族と一緒に暮らすのは、当たり前のことだと思うよな?」
妹「あたしはもう家族じゃ……」
兄「俺のお嫁さんなら、立派な家族だろ?」
妹「――!!!?」
兄「お前はまだ中学生だから、婚約者ってことになるかな?」
妹「嘘……嘘でしょ」フルフル
兄「俺は本気だよ」
ギュッ
妹「やだ……これ以上幸せになったら、あたしまた泣いちゃうよ」ポロリ
兄「俺だって多分泣くぞ? なにしろ、お前よりも泣き虫らしいからな」
妹「――好きなだけ泣けばっ! お兄ちゃんのいじわるっ」ポカポカッ
兄「妹。俺と、結婚して欲しい」ヒリヒリ
妹「もう……やだ、ひっく……涙とまんない……ううううっ」ポロポロポロポロ
妹「嘘……嘘でしょ」フルフル
兄「俺は本気だよ」
ギュッ
妹「やだ……これ以上幸せになったら、あたしまた泣いちゃうよ」ポロリ
兄「俺だって多分泣くぞ? なにしろ、お前よりも泣き虫らしいからな」
妹「――好きなだけ泣けばっ! お兄ちゃんのいじわるっ」ポカポカッ
兄「妹。俺と、結婚して欲しい」ヒリヒリ
妹「もう……やだ、ひっく……涙とまんない……ううううっ」ポロポロポロポロ
兄「俺とお前と漬け物で、今日よりずっと幸せな日を、もっとたくさん過ごしていこう。嬉し涙が止まらないくらい、幸せになろう」
妹「うん、なる……幸せ、ひっく……」ポロポロポロ
兄「ずっと愛し続けてる。妹が生まれた、そのときから」
妹「うん、ひっく……それ……」ポロポロポロ
兄「ん?」
妹「それね……あたしも……」ポロポロ ギュッ
――生まれた時から、知ってたよっ
妹「はじめまして、妹です」 おしまい
妹「うん、なる……幸せ、ひっく……」ポロポロポロ
兄「ずっと愛し続けてる。妹が生まれた、そのときから」
妹「うん、ひっく……それ……」ポロポロポロ
兄「ん?」
妹「それね……あたしも……」ポロポロ ギュッ
――生まれた時から、知ってたよっ
妹「はじめまして、妹です」 おしまい
以上です
へたれなSSに長らく付き合わせてすまんかった
なんと言うか 初SSならではの気合いの空回りっぷりが素敵だよね
結局シリアス展開回避出来なかったし
投下終了と同時にさるさんくらうしで マジ泣けるわ
じゃあまた 新作で会おう
ノシ
へたれなSSに長らく付き合わせてすまんかった
なんと言うか 初SSならではの気合いの空回りっぷりが素敵だよね
結局シリアス展開回避出来なかったし
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ノシ
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