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元スレ妹「はじめまして、妹です」
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テクテク
妹「……ねえ」
義妹「何だ」
妹「義妹ちゃんが転校してきた時、お兄ちゃん何かした?」
義妹「何かとは?」
妹「んと……その、根回し的な事……みたいな」
義妹「いや特には」
妹「そ、そう」
義妹「中等部まで付き添ってくれて、校長先生に二人で挨拶した。それだけだ」
妹「……ねえ」
義妹「何だ」
妹「義妹ちゃんが転校してきた時、お兄ちゃん何かした?」
義妹「何かとは?」
妹「んと……その、根回し的な事……みたいな」
義妹「いや特には」
妹「そ、そう」
義妹「中等部まで付き添ってくれて、校長先生に二人で挨拶した。それだけだ」
妹「そんなぁ! あんただけ狡いっ」
義妹「三年生にもなって付き添いは無いだろ」
妹「だって……」
義妹「お前はそれだけ兄さんに信用されているのだぞ? 不満か?」
妹「……やっぱり狡い」
義妹「わがままな奴だな」
妹(だってそんな事言われたら反論出来ないじゃん)
義妹「三年生にもなって付き添いは無いだろ」
妹「だって……」
義妹「お前はそれだけ兄さんに信用されているのだぞ? 不満か?」
妹「……やっぱり狡い」
義妹「わがままな奴だな」
妹(だってそんな事言われたら反論出来ないじゃん)
テクテクテクテクテク
妹「結構遠いわね……。どうしてバス使わないの」
義妹「倹約だ。浮いたお金でお菓子を買うためにな」
妹「もうすぐね。よし頑張ろう」
義妹「嘘だ。市内路線だから定期券で乗れる」
妹「あんた……」
義妹「学校からスーパーまでは、私の散歩コースなんだ。付き合わせてスマンな」クスクス
妹「まあいいわ。軽いダイエットにはなるでしょ」
妹「結構遠いわね……。どうしてバス使わないの」
義妹「倹約だ。浮いたお金でお菓子を買うためにな」
妹「もうすぐね。よし頑張ろう」
義妹「嘘だ。市内路線だから定期券で乗れる」
妹「あんた……」
義妹「学校からスーパーまでは、私の散歩コースなんだ。付き合わせてスマンな」クスクス
妹「まあいいわ。軽いダイエットにはなるでしょ」
支援してあげようではないか
まぁ今から寝るけどね
がんばって書いてくれぇぇぇぇぇぇぇ
まぁ今から寝るけどね
がんばって書いてくれぇぇぇぇぇぇぇ
テクテク
義妹「……新しい学校でうまくやっていけそうか?」
妹「ん、まあ至って普通だったし。大丈夫だと思う」
義妹「フフッ……お前は強いな」
妹「はあ? 返事に困るようなこと言わないでよ」
義妹「私の転校初日……と言っても、私は二年生の新学期からの編入なので、始業式の日だ」
妹「うん?」
義妹「……新しい学校でうまくやっていけそうか?」
妹「ん、まあ至って普通だったし。大丈夫だと思う」
義妹「フフッ……お前は強いな」
妹「はあ? 返事に困るようなこと言わないでよ」
義妹「私の転校初日……と言っても、私は二年生の新学期からの編入なので、始業式の日だ」
妹「うん?」
P2もさるさんorz
解除てすと
義妹「その学校帰り、兄さんと二人でこの道を歩いた」
妹「……ふーん」
テクテク
義妹「散りかけの桜が春風に舞っていて、とても綺麗だったけれど――」
義妹「――何故か同時に、私の胸は、新たな家庭や学校生活への不安な気持ちで一杯になって……」
テクテク ピタ
義妹「ここから先に、進めなくなった」
解除てすと
義妹「その学校帰り、兄さんと二人でこの道を歩いた」
妹「……ふーん」
テクテク
義妹「散りかけの桜が春風に舞っていて、とても綺麗だったけれど――」
義妹「――何故か同時に、私の胸は、新たな家庭や学校生活への不安な気持ちで一杯になって……」
テクテク ピタ
義妹「ここから先に、進めなくなった」
義妹「一歩も歩き出せない。見知らぬ道に立ち尽くし、俯いたままで、前も見渡せない。そんな先の見えない不安にも押し潰され――」
義妹「――私はとうとう泣き出してしまった」
妹「……」
義妹「……兄さんは、そんな私の頭を優しく撫でた後、手を繋いでくれたよ」
義妹「そっと私の手を引いて、最初の一歩を踏み出させてくれた」
妹「……そう」
義妹「……手、繋ぐか?」
妹「遠慮しとく」
義妹「――私はとうとう泣き出してしまった」
妹「……」
義妹「……兄さんは、そんな私の頭を優しく撫でた後、手を繋いでくれたよ」
義妹「そっと私の手を引いて、最初の一歩を踏み出させてくれた」
妹「……そう」
義妹「……手、繋ぐか?」
妹「遠慮しとく」
テクテク
義妹「ああそうだ、買い物の前に聞いておかないとな」
妹「何を?」
義妹「好き嫌いはあるか?」
妹「好きなのはお兄ちゃん。嫌いなのは義m」
義妹「食の好みを聞いている」
妹「ああ、食べ物ね。魚介類はあんまり好きじゃないかな」
義妹「……お前、わざと言っただろう」
妹「さあ? 分っかんなーい」クスクス
義妹「ああそうだ、買い物の前に聞いておかないとな」
妹「何を?」
義妹「好き嫌いはあるか?」
妹「好きなのはお兄ちゃん。嫌いなのは義m」
義妹「食の好みを聞いている」
妹「ああ、食べ物ね。魚介類はあんまり好きじゃないかな」
義妹「……お前、わざと言っただろう」
妹「さあ? 分っかんなーい」クスクス
~~スーパー
妹「今夜のメニューは?」
義妹「考え中だ。特売品を見てからでも遅くない」
妹「なるほど」
義妹「今日の特売はじゃが芋、人参、玉ねぎと……豚モモ肉か」
妹「あらら。これで今夜のメニューは決まりね」
義妹「シチューだな」
妹「カレーよ」
義妹「……」
妹「……」
妹「今夜のメニューは?」
義妹「考え中だ。特売品を見てからでも遅くない」
妹「なるほど」
義妹「今日の特売はじゃが芋、人参、玉ねぎと……豚モモ肉か」
妹「あらら。これで今夜のメニューは決まりね」
義妹「シチューだな」
妹「カレーよ」
義妹「……」
妹「……」
義妹「兄さんはシチューが大好物だ」
妹「お兄ちゃんはカレーに目がないの」
義妹「……」
妹「……」
義妹「両方買う」
妹「勝負ね。受けて立つわ」
妹「……お菓子」
義妹「……一つだけだぞ」
妹「お兄ちゃんはカレーに目がないの」
義妹「……」
妹「……」
義妹「両方買う」
妹「勝負ね。受けて立つわ」
妹「……お菓子」
義妹「……一つだけだぞ」
テクテク
妹「うう……野菜が重い」ハアハア
義妹「明日の夕食分も込みだから余計にな」
妹「……そっちの袋は軽そうね」ゼエゼエ
義妹「義母さんに頼まれた物だ。主に朝食用の食材と日用品」
妹「別々のカゴに入れてレジ通すから、おかしいと思ってたのよ……」ハアハア
義妹「ダイエットだと思って我慢しろ」
妹「無理、絶対無理ー」ゼエゼエ
妹「うう……野菜が重い」ハアハア
義妹「明日の夕食分も込みだから余計にな」
妹「……そっちの袋は軽そうね」ゼエゼエ
義妹「義母さんに頼まれた物だ。主に朝食用の食材と日用品」
妹「別々のカゴに入れてレジ通すから、おかしいと思ってたのよ……」ハアハア
義妹「ダイエットだと思って我慢しろ」
妹「無理、絶対無理ー」ゼエゼエ
義妹「帰りはバスを使う。歩くのは大した距離じゃない」
妹「じゃあ変わってよ」
義妹「いいだろう」
妹「――えっマジでいいの!?」
義妹「その代わりお菓子没収」ニヤリ
妹「分かった。はい交換」スッ
義妹「えっ」
妹「重いんだから早く持ってよ」ズイッ
義妹「……ええっ!?」
妹「じゃあ変わってよ」
義妹「いいだろう」
妹「――えっマジでいいの!?」
義妹「その代わりお菓子没収」ニヤリ
妹「分かった。はい交換」スッ
義妹「えっ」
妹「重いんだから早く持ってよ」ズイッ
義妹「……ええっ!?」
~~帰宅
妹「お兄ちゃんただいまー」
義妹「……ただいま帰りました」ゼエゼエ
兄「おかえり。妹、学校はどうだった?」
妹「んー、普通。友達も出来たし、平気だよ」
兄「そうか。なら一安心だ」ホッ
妹「あ、お兄ちゃんそんなに心配だったの?」
兄「ま、まあな」
妹「……だったら、付いてきてくれれば良かったのに……」ボソボソ
兄「ん? ゴメン聞こえなかった」
妹「何でもないっ!///」
妹「お兄ちゃんただいまー」
義妹「……ただいま帰りました」ゼエゼエ
兄「おかえり。妹、学校はどうだった?」
妹「んー、普通。友達も出来たし、平気だよ」
兄「そうか。なら一安心だ」ホッ
妹「あ、お兄ちゃんそんなに心配だったの?」
兄「ま、まあな」
妹「……だったら、付いてきてくれれば良かったのに……」ボソボソ
兄「ん? ゴメン聞こえなかった」
妹「何でもないっ!///」
~~キッチン
義妹「さて始めるか」
妹「はいっあたし! あたしのカレーが先! 今日はあたしが作るっ!」
義妹「分かったからあたしあたしと連呼するな」キーン←耳が
妹「三人分でいいのかな?」
義妹「いや、カレーなら多少多めに作っても構わん。余ったら冷凍保存すればいい」
妹「そうよね。よしっ! まずは下ごしらえっと」
兄「俺も手伝おうか?」ヒョコッ
義妹「さて始めるか」
妹「はいっあたし! あたしのカレーが先! 今日はあたしが作るっ!」
義妹「分かったからあたしあたしと連呼するな」キーン←耳が
妹「三人分でいいのかな?」
義妹「いや、カレーなら多少多めに作っても構わん。余ったら冷凍保存すればいい」
妹「そうよね。よしっ! まずは下ごしらえっと」
兄「俺も手伝おうか?」ヒョコッ
妹「わっ!? だ、駄目!」アタフタ
兄「え~なんで? ちょっとくらいいいじゃん」ニヤニヤ
義妹「それはですね」
妹「お兄ちゃんにあたしの手料理食べて欲しいの! でもって義妹ちゃんとの真剣勝負なの! だからおとなしく待ってて!」
義妹「と言う訳ですので、リビングでお待ちください」
兄「へ~い」クスクス
兄「え~なんで? ちょっとくらいいいじゃん」ニヤニヤ
義妹「それはですね」
妹「お兄ちゃんにあたしの手料理食べて欲しいの! でもって義妹ちゃんとの真剣勝負なの! だからおとなしく待ってて!」
義妹「と言う訳ですので、リビングでお待ちください」
兄「へ~い」クスクス
義妹「……」ジー
――サッ
ジャー ゴシゴシジャブジャブ
妹「うわー……こんなにたくさん材料使うの初めてかも」
義妹「……」ジー
――サッ!
シャッシャッシャッ
妹「量が多いから皮むき大変だなー」
義妹「……」ジー
――ササッ!
シャッシャッシャッ ピタ
妹「……あのさ」
――サッ
ジャー ゴシゴシジャブジャブ
妹「うわー……こんなにたくさん材料使うの初めてかも」
義妹「……」ジー
――サッ!
シャッシャッシャッ
妹「量が多いから皮むき大変だなー」
義妹「……」ジー
――ササッ!
シャッシャッシャッ ピタ
妹「……あのさ」
義妹「なんだ」
妹「見てるだけ? 手伝う気あるの?」
義妹「勿論あるぞ」
妹「じゃあ早く手伝ってよ」
義妹「手伝っているだろ」
妹「は?」
妹「見てるだけ? 手伝う気あるの?」
義妹「勿論あるぞ」
妹「じゃあ早く手伝ってよ」
義妹「手伝っているだろ」
妹「は?」
義妹「洗った野菜が入っている水切りざるやボールは何処にあった?」
妹「そんな物、目の前に置いてあったわよ」
義妹「では、今お前が使っているピーラーと包丁は?」
妹「だから目の前に――ええっ!?」
義妹「そういう事だ」ニヤリ
妹「……妙にやりやすいと思ってたら……全然気が付かなかった」
義妹「心配するな。まだ直接手を貸す段階ではないと思っただけだ。火を使い始めたら私も加担する」
妹「えーそんなー」
義妹「兄さんに大口を叩いた責任はしっかり取れ」ギロリ
妹「……はーい……」シクシク←玉ねぎ
妹「そんな物、目の前に置いてあったわよ」
義妹「では、今お前が使っているピーラーと包丁は?」
妹「だから目の前に――ええっ!?」
義妹「そういう事だ」ニヤリ
妹「……妙にやりやすいと思ってたら……全然気が付かなかった」
義妹「心配するな。まだ直接手を貸す段階ではないと思っただけだ。火を使い始めたら私も加担する」
妹「えーそんなー」
義妹「兄さんに大口を叩いた責任はしっかり取れ」ギロリ
妹「……はーい……」シクシク←玉ねぎ
トントントントン
義妹「お前左利きだったのか」
妹「うん。でも昔矯正したから、今は両手利きかな」
義妹「ほう。だが両手利きで得することなどあるのか?」
妹「こんなことが出来るよ」
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
義妹「おおっ、二刀流で玉ねぎのみじん切り! しかも早くて正確だっ!」
義妹「お前左利きだったのか」
妹「うん。でも昔矯正したから、今は両手利きかな」
義妹「ほう。だが両手利きで得することなどあるのか?」
妹「こんなことが出来るよ」
ズダダダダダダダダダダダダダダダダ
義妹「おおっ、二刀流で玉ねぎのみじん切り! しかも早くて正確だっ!」
妹「フフン♪ あとこんなのも」
ダダダダダダダダダダダダダダ
トントントントントントントン
義妹「すっ、凄い――右手で玉ねぎ刻みながら、左手で人参を星型に切り出しているっ!!」
妹「どーだ恐れ入ったか」エッヘン
義妹「まあそれなりに。大道芸的な意味で」
妹「なっ」
兄(いいなあ、楽しそうで)ポツーン
ダダダダダダダダダダダダダダ
トントントントントントントン
義妹「すっ、凄い――右手で玉ねぎ刻みながら、左手で人参を星型に切り出しているっ!!」
妹「どーだ恐れ入ったか」エッヘン
義妹「まあそれなりに。大道芸的な意味で」
妹「なっ」
兄(いいなあ、楽しそうで)ポツーン
ジュージュー ジャッジャッ
妹「あ、端っこ焦げてるよ」
義妹「おっとスマン」ガリゴリ
妹「義妹ちゃんてさ、結構何でも器用にこなしちゃうんだけど、特別上手って訳でもないのね」
義妹「……自覚している。俗に言う器用貧乏だ」
妹「ま、あたしも人のことは言えないけどさ。でもお兄ちゃんよりは役に立つでしょ」
義妹「いや、ああ見えて兄さんは家事が得意だ。私が教わることも多い」
妹「へぇー、意外だなぁ。やるじゃないお兄ちゃん」
義妹「……そう感心していられるかな?」ニヤリ
妹「あ、端っこ焦げてるよ」
義妹「おっとスマン」ガリゴリ
妹「義妹ちゃんてさ、結構何でも器用にこなしちゃうんだけど、特別上手って訳でもないのね」
義妹「……自覚している。俗に言う器用貧乏だ」
妹「ま、あたしも人のことは言えないけどさ。でもお兄ちゃんよりは役に立つでしょ」
義妹「いや、ああ見えて兄さんは家事が得意だ。私が教わることも多い」
妹「へぇー、意外だなぁ。やるじゃないお兄ちゃん」
義妹「……そう感心していられるかな?」ニヤリ
妹「どういう意味よそれ」
義妹「どうやら、あの幼馴染が手取り足取り仕込んだらしい……」
妹「なっ」
義妹「連日連夜甲斐甲斐しく……」
妹「なななななっ」
義妹「それは最早通い妻の如く……」
妹「ななななななななななっ」
義妹「面白い」
義妹「どうやら、あの幼馴染が手取り足取り仕込んだらしい……」
妹「なっ」
義妹「連日連夜甲斐甲斐しく……」
妹「なななななっ」
義妹「それは最早通い妻の如く……」
妹「ななななななななななっ」
義妹「面白い」
グツグツグツ
義妹「兄さんには、お前と私が居なかった空白の時間がある……」
妹「そうね……」
義妹「その二年間は、正に幼馴染の天下だった筈だ」
妹「……あたしが居なくなって、絶望感に打ち拉がれてるお兄ちゃんを慰めていた……筈よね絶対」
義妹「だな」
妹「他にライバルが居ない状況下で、しかも誠心誠意面倒みてやってんのに、全くフラグが立たないなんて……」
義妹「ヘタレだろ」
妹「ヘタレね」
義妹「兄さんには、お前と私が居なかった空白の時間がある……」
妹「そうね……」
義妹「その二年間は、正に幼馴染の天下だった筈だ」
妹「……あたしが居なくなって、絶望感に打ち拉がれてるお兄ちゃんを慰めていた……筈よね絶対」
義妹「だな」
妹「他にライバルが居ない状況下で、しかも誠心誠意面倒みてやってんのに、全くフラグが立たないなんて……」
義妹「ヘタレだろ」
妹「ヘタレね」
義妹「私が睨みを利かせるまでもなかった。あの女は兄さんの守備範囲から完全に外れている」
妹「でも、そんなに尽くして貰っててあの態度は……お兄ちゃんちょっと冷た過ぎよ」
義妹「おそらく兄さんにとって、彼女は最も信頼できる友人――そう、親友なのだろう」
妹「うーん……」
義妹「兄さんは彼女に対し平然と悪態をつき、素っ気ない態度も取る」
義妹「が、それぐらいで仲違いするとは欠片も思っていない。何故なら――」
妹「――親友だから、か」
妹「でも、そんなに尽くして貰っててあの態度は……お兄ちゃんちょっと冷た過ぎよ」
義妹「おそらく兄さんにとって、彼女は最も信頼できる友人――そう、親友なのだろう」
妹「うーん……」
義妹「兄さんは彼女に対し平然と悪態をつき、素っ気ない態度も取る」
義妹「が、それぐらいで仲違いするとは欠片も思っていない。何故なら――」
妹「――親友だから、か」
義妹「そういう事だ」フン
妹「なんであんたが悔しがるのよ」
義妹「恋人にはなれなかったが、かわりに彼女は唯一無二のポジションを手に入れたんだぞ」
妹「でもそんなの、幼馴染さんは嬉しくないと思うな」
義妹「親友とは一生ものの宝だ。望めば誰でもすぐなれると言うものではない」
妹「そんな大層なもんかしらね。好きな人のほうがいいに決まってるじゃん」
義妹「……」
妹「まあその点あたしは――」
義妹「妹は論外」
グツグツグツ
妹「なんであんたが悔しがるのよ」
義妹「恋人にはなれなかったが、かわりに彼女は唯一無二のポジションを手に入れたんだぞ」
妹「でもそんなの、幼馴染さんは嬉しくないと思うな」
義妹「親友とは一生ものの宝だ。望めば誰でもすぐなれると言うものではない」
妹「そんな大層なもんかしらね。好きな人のほうがいいに決まってるじゃん」
義妹「……」
妹「まあその点あたしは――」
義妹「妹は論外」
グツグツグツ
さるさんとのいたちごっこ中
妹「……」ジロリ
義妹「兄妹で何をする気だ」ヒソヒソ
妹「そりゃ勿論、いろんなことするのよ」ヒソヒソ
義妹「あんなこととか?」ヒソヒソ
妹「そんなことも」ヒソヒソ
義妹「お前には無理だ。諦めろ」ヒソヒソ
妹「あらあら、何故?」
妹「……」ジロリ
義妹「兄妹で何をする気だ」ヒソヒソ
妹「そりゃ勿論、いろんなことするのよ」ヒソヒソ
義妹「あんなこととか?」ヒソヒソ
妹「そんなことも」ヒソヒソ
義妹「お前には無理だ。諦めろ」ヒソヒソ
妹「あらあら、何故?」
義妹「……いい加減にしろ。今それが出来るのは、兄さんの一番近くに居る私だけ。百歩譲っても幼馴染までだ」キッ
妹「勝手にそう思ってれば?」
義妹「……お前、何を考えている……?」
妹「あんたに盗られるくらいなら……」ギロッ
義妹「正気か!?」
妹「……幼馴染さんとくっ付いちゃったほうがまだマシだわ」プッ
グツグツグツグツ
義妹「……もう火を止めよう。充分煮込んだ」スッ
カチッ
妹「ドロドロのカレーはお嫌い?」フフン
兄「ご飯マダー?」っ/凵⌒☆チンチン
妹「勝手にそう思ってれば?」
義妹「……お前、何を考えている……?」
妹「あんたに盗られるくらいなら……」ギロッ
義妹「正気か!?」
妹「……幼馴染さんとくっ付いちゃったほうがまだマシだわ」プッ
グツグツグツグツ
義妹「……もう火を止めよう。充分煮込んだ」スッ
カチッ
妹「ドロドロのカレーはお嫌い?」フフン
兄「ご飯マダー?」っ/凵⌒☆チンチン
追い付いた。
>>1のレベルたけーw
>>1のレベルたけーw
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