元スレ【物理】ヒッグス粒子は何の役に立つのか?
物理news覧 / PC版 /みんなの評価 : △
401 = 398 :
それこそ学者側からみたら、一般人に公開して「何の役に立つんだ?」だと思う
学者は学者同士で定期的にシンポジウムを開いて研究してるだろうよ
普段たいして興味ない一般人が、内容が理解できないからと
「一般人にも解りやすく説明しろ」「何の役にたつんだ」なんて馬鹿の発想だと思う
理解したきゃ国立大学で専攻しろと。そういう人間ですら難解な分野なのに
馬鹿が理解できるはずもない
402 = 381 :
これは凄い釣り針だ。
俺は逃げるぞ。
403 = 381 :
誰か釣られてやれ
404 :
>>399
物質粒子は ±1/2. のスピン、ゲージ粒子は ±1 のスピン、ヒッグス粒子は スピン0の特殊なボース
だからヒッグス粒子同士は同調も反発もしない特殊な場を形成するということですかね。
この世が、主役のフェルミ役者達と脇役のボース役者達が入れ替わり立ち代りいろんな
ドラマを演じる舞台だとすると、ヒッグス場は舞台装置そのもののようなものかな。
舞台がなければ役者は立ってもいられまい。
>ヒッグス粒子は何の役に立つのか?
それが上の問いへの答えである。
405 :
暗黒マターは、高次元存在なんですか?
406 = 398 :
>>404
まぁフェルミ粒子とボース粒子の違いはパウリの排他率に従うか従わないかだけど
(ご説明の通りスピンが関係している)
ヒッグス粒子とフェルミ粒子とは基底状態が異なるのが違いなんではと
フェルミ粒子のポテンシャル基底値は
関数を文字に表すと「U」のようになってるんだけど
ヒッグス場のポテンシャル基底値は「ω」な感じで
基底状態でもポテンシャルエネルギーが0にならないのが変わり種って事らしい
つまり
「U」だと基底状態になると場のエネルギーが0の場所が存在する
場のポテンシャルエネルギーが0の場所=素粒子が無い場所が存在する
「ω」だと基底状態でもポテンシャルエネルギーが0の場所がない
存在しない場所がない=空間に一様に広がっているって事かと
ヒッグス場については、専門家じゃないからまだ半信半疑だスマン
407 :
>>406
とても解りやすい説明です。ありがとうございます
408 :
ヒッグス粒子を物質から取り除けば
「浮遊石」を作ることができるではないか!
409 :
>>406
> ポテンシャルエネルギーが0
0 とかじゃないぞ、単に極小値なだけで。
そもそもポテンシャルに絶対値とか無いからな。
410 = 398 :
>>409
正確には 0 になるような特異点を作らないよう辻褄を合わせている だろうね
フェルミ粒子は波動関数に従うけど
ヒッグス場の真空期待値は自然単位系なので定数でしょ?
ヒッグス場の真空期待値が定数でないなら、質量を求める事はできないんじゃないか?
ヒッグス粒子の質量はそもそもどこからやってくるのかって話にもなるし
知ってるなら説明して欲しい。勉強中だ
411 :
ヒッグス粒子と聞いて、ウェッジ粒子もあるんだろうかと一瞬でも思ってしまったそこのアナタはFFヲタw
412 :
>>398
> 何故この薬草が病気に効くのか?→成分は?→どんな科学物質が含まれる?→合成してみよう
> →合成できた!→この成分が効くのか→薬完全→薬草を乱獲しなくて済む
だからそれぜんぶ技術知であって、実験化学で足りる。素粒子の知識は不要でしょ。
413 = 398 :
>>412
>>364で
>>例えば、火をどう扱えば危険かは化学反応式によらずとも、技術知として蓄積できるもんだよ
と言ってるが、化学反応式無しでどう後世に正しい科学技術を伝達するの?
君の理論だとやはり「そんなの職人や技術者の勘や伝承」でいいと?
その技術者は正しく次の技術者に「科学反応式無しで」伝える事ができるのか?
100年後も?1000年後も?
伝承はどっかで途絶えたり廃れるもんだが
414 = 381 :
>>396
「アホ量」はねっと空間の外側から流入したものだ。
外側にはより高位の「アホ量」が湧き出し、低位のねっと空間へ吸い込まれる。
この高低差が「2ちゃんねる場」の法則。
415 = 398 :
>>412
あと君が伝えてるのは「火の扱い方」であって科学技術じゃないでしょ
火の扱い方を伝承したところで、土人レベルの文明しか築けないだろ、と言ってるのよ
科学技術とは、火がどうすれば危なくないかを伝承する事ではなく
炎から放たれる光のスペクトルや電磁波を計りグラフに変換し
今、どんな金属が燃焼してるとか、温度はどのくらいか等分析、予測できるようになる事
これが出来れば、実際入れない高炉の中を調べる事もできるし
遥か宇宙の彼方の恒星を観測できる
「技術者が技術知でなんとかなる」世界の事だけでは
実際行けないような世界の事など誰もわからないまま、何も発展しないと思うが
416 :
>>415
火の扱い方だけを言っているんじゃないよ。
火の例は、技術が科学に先立つことを示すためにすぎない。
つまり、火にかぎった話じゃない。
われわれは素粒子を発見する前から、その素粒子を利用して
かなり多くのことをやっているということだよ。
電子を発見しなくても電気をわれわれは利用してきたし、
発明してきたんだよ。電子の発見がそれを利用するすべての
技術に常に先立って存在するはずだという認識は現実の歴史が
間違いだということを証明しているということ。
その前提は改めたほうがいいよ。
417 :
>>415は、種々の化学反応を理解しなければ料理技術は継承できないと言ってるようなもので、ちょっと非現実的だね。
418 :
必ず、こういう事を言う奴がいるんだよな。
他人の足を引っ張ることしか考えてない連中。
お前こそ何の役に立ってるのかと。
419 :
>>416>>417
ん?だから結局、素粒子物理学や理論物理学のような何の役に立つかわからない
基礎研究は無駄だと?REN4なの?
「原理を知らなくても使えるんだから基礎研究なんてどうでもいいじゃん」という事だよな?
420 = 419 :
半導体や光触媒、超伝導などは量子や素粒子の働きを解明なしに発展なんかしなかったけどね
電子を発見する前から使ってたって、せいぜいコイルに電流流すなり磁界作るくらいだろ
量子力学の発展なくして、お前らのパソコンも液晶も発明されなかったのに
その目の前の液晶は電子のスピンを制御しないと映らないんだぞ
素粒子が発見されたから飛躍的に科学は進歩したのに
無駄? あっそう
421 = 419 :
>>416
あと炎の成分スペクトルの話は
量子力学の始祖の一人、ボーアが鉄鋼所に依頼されて
金属の温度を「温度計や目視」で正確に判断するのは限界があるから
正確に判断する方法を考えてくれと依頼されて研究を始めたもんだ
技術知に限界があったから、量子力学が必要になった
ボーアは原子がそれぞれ放つ電磁波(量子)を図る事ができれば
温度も正確に図れると考え、量子の研究が始まったんだよ
鉄鋼所のおっさんが科学技術なしに「実験知や技術知だけ」で利用できていたなら
ボーアにこんな依頼はしなかっただろう
長くなってスマソ
422 :
物理学の先生は簡単に説明出来る事を難しく説明するのがうまい。
423 :
つまり空気みたいなもん?
今までは目に見えないだけで確かに存在していると思われてたものが
この度やっぱり空気は存在していたんだ!と証明できたと?
で、空気は存在していたって言われてもリアクションとしては
あ、そうなんだ?って言うしかないみたいな
424 :
あんたの体も作っている物質の話だよ。
自分の住んでいる世界は石と金属でできた巨大な玉で、
真空の宇宙にぽっかり浮かんで太陽の周りをぐるぐる回っていること、
ものが原子からできていること、原子は更に小さい素粒子からできていること、素粒子とは凝縮した力だということ、
光の速度が宇宙の絶対基準であること、その宇宙はおおかた140億年前にはじまったらしいこと
こうしたことを多くの人が知っている世界と、そうではない世界とで、
人々の考え方、生活、文化が、たいして変わらないだろうと思う人は居ないよな。
ものすごく変わるんだよ。
現在最先端の極限の知は、今朝食ったパンに直接関係ない。
けれど人々は次第にそれを知り、多くの人々が知ることで、
気づかないくらいゆっくりと、不可逆に、現実に、世界は変わって行く。
それは一種の進化だ。
遺伝子は50万年前のままでも、人間はこれができるからこそ、この星の生態系の頂点に居る。
より知ることを投げてしまったら人間の歴史はそこで終わる。
425 :
>>417
もはや料理なんて化学&生化学系技術のかたまりだよ。
農業もだ。 でも、われわれはほんの一部しかまだ理解できないままでいる。
426 = 419 :
化学反応 と 化学反応式 を混同してるしね
料理で例えるなら、レシピが科学反応式だ
技術の伝承は、直接弟子入りして師匠直伝のタレを習う事だ
けどレシピがあれば、全国同じ味が再現できる
科学技術を後世まで広く頒布するには「数式や理論」といった画一的な指標が必要
代々老舗の味を守るか、全国チェーン展開するか、という話だ
どちらも必要なんだよ
427 :
予算とか人材をどう振り分けるかっていうのは政治力とかも絡んだりするわけだが
基礎研究の重要性は現場レベルの人間でも実験室で研究してる人間でも重要なのは
分かるもんだと思うけどな。何か新しい事やろうとする時とか問題が起こった時は
いろんな研究の文献とか調べたりするのは当然だしな。
428 :
俺はアホだから、誰かが何かに役立つものを作ってから、「おーすげぇ、これイイ!」と有り難く使わせてもらうよ。
429 :
発見が無駄に終わるか有用なものに変わるかは
その発見を知った者次第
例えば猿だって火くらい知ってるが
火を使いこなすのは人類くらいだ
それと同じで
一見実用的でなさそうな発見でも
その発見を使いこなせるか否かはその発見を知った者にかかってる
430 :
技術や科学が尊いのではない、またどちらが優れているかという問題でもない。
本当に尊いのは人間が考える葦であること。
人間は技術や科学というカテゴリを越えて考える。
その考える葦の思索こそが勝利という言葉に相応しいのだ。
431 :
いいこというねえ。>>430
役に立つとか立たない、とかいう発想は卑しいよ。生活臭があふれてる。
432 :
わかったこの粒子を使えば宇宙に簡単に行けるんじゃないかな
宇宙のその場にとどまることが出来れば勝手に地球のほうが離れいくから
433 :
これって研究機関が予算を獲得するために捏造したのでは?
「発見した」という発表じゃなくて、「99%確実」という内容の報道からして怪しい。
434 :
>>431
問題はこれが各国の税金からの予算で賄われているうえに
他の学術予算に比べて桁が大きいってこと。
この規模の金を使うときに、「何のためか」「何かに役立つか」を
全く考えない政治家や官僚ばかりだとやはり困る。
435 :
じゃ一切止めれば? 宇宙開発も無駄だし。あなたが街頭で演説でもしたらいいでしょ。
そうして犬頭で生きていけばいいと思います
436 = 434 :
極論に走り過ぎ。
そもそも、「なんのために」を考えるのは重要だとは言っても
素粒子実験を否定してるわけではない。
437 :
>>434
短期的に役立つもの以外は一切認めないとなると
・文化振興にかかる予算も削ってよくね?
・スポーツとかエンターテイメントを税金で補助する必要もないよな?
だってそんなの無くても国民は生きていけるんだから
なんて極論も有りになるぞ
人間が知的好奇心を無くしたらその時点で技術も進歩しなくなって
どん詰まりになるだけ
438 = 434 :
>>437
> >>434
> 短期的に役立つもの以外は一切認めないとなると
そんなことどこにも書いてないよね?
「何のため」ってのには「人類の知的好奇心のため」って答えでも構わないんだよ。
でもその予算が大きいから藻から石油作る研究の予算削りますってなったら
ちょっと待てとか思うでしょ。
おなじ高エネルギー分野でもカミオカの予算は加速器に比べてずっと小さいのに
ノーベル賞とる研究やったりもしてること考えると、加速器に金突っ込むのは
正しいのか?って疑問を持つのは当然だしその答えは学者が用意しないといけないもんだと思うよ
439 :
君の個人的な考えでは
金がかかりすぎる境界はどの程度なのかな
440 = 434 :
>>439
俺個人の考えに意味があるとは思えないけど、
学術予算の1%を一つのプロジェクトが占めるとかはよくないと思う。
たとえばCERNより大きなリングの加速器を日本に作るとかは止めてほしい。
でもILCはうまいこと日本にもってこいとも思う。
441 :
>>438
俺から言わせると公務員の給与年金の50%は無駄だと思います。
その分を科学技術の研究に投じたほうが遥かに有益だと思うのですがいかがですか?
率直なあなたの意見を聞きたいです。100年後の日本にとってね。
その場合、現在の学術予算の1%というスケールはどくらいの負担になりますか?
442 :
>429
確かにそのとおり。
役に立たない、じゃない。まだそれを使う能力がない、ですね。
444 :
個人的に一番重視してほしいのはやっぱ工学だな
物理などの基礎科学と社会との橋渡し的存在だし、
(ヒッグス粒子はひとまず置いといて)「なんの役に立つのか?」という問いに対して一番明快に答える(応える)ことのできる分野だろう
445 :
実益面で考えれば工学が一番重要だが、
科学は科学で必要となる。
国家は人類への貢献も必要だ。
かつてに日本は欧米から「科学のただ乗り」と言われていた。
現代の中韓のようにね。
「予算を削れ」と経済学者の馬鹿どもが騒いだせいで、
マスゴミ中心に予算不足になってしまったかもしれないが、
そういう連中こそ排除すべき。
446 = 419 :
けど個人的に一番面白いのは基礎研究なんだよなー
純粋に学問だから工学的な価値を見いださなくてもすむ
なんていうか、工学が物理学の技術家庭科なら、基礎研究は物理学の文学や芸術って感じ
447 = 444 :
何らかの事情で天秤にかけざるを得ないような状況になったら
ほぼ間違いなく工学が残されるだろうね
448 = 445 :
>>441
> 俺から言わせると公務員の給与年金の50%は無駄だと思います。
まず、公務員は民間企業と業務が異なる。
もし年金を排除すれば、公務員は生きていけなくなる。
この場合、問題となるのが「民間への天下り」ということになる。
これが何故問題になるかというと、
・公務員は業務内容から民間で役に立たない
・役に立たなくても業績に貢献させる必要がある
これが
「天下りによる受益供与」
となるわけだ。公務員全員が民間と癒着を目指す。
この無駄は年金の無駄の数十倍~数百倍になるだろうね。
要するに発展途上国になるということだ。
むしろ、公務員の年金はきちんと払った方が良い。
449 = 445 :
>>447
逆だろうね。
基礎科学を築き上げるには100年以上掛かる
工学は20年くらいで何とかなる。
これは日本やアジアを見ればわかることだ。
極論を言えば、工学は真似が可能だ。
450 :
途上国のほぼ全てが基礎科学に注力するということかな?
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