元スレ【新ジャンル】「台詞系SS総合スレ」( ^ω^)
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ▲
51 = 25 :
リア充爆h……あ、やっぱりいいです
52 :
リア充もげ…なくていいからあそこが葱になってしまえ
53 :
君の股間の奴葱ではわたしの畑の下仁田に到底勝てまいよ
56 :
ある意味見事な1000だった
ある意味
57 :
髪の毛が葱だったら便利かも知らんとふと思った
髪の毛がやや鬱陶しくなってきた残暑の一日。
58 = 57 :
汗の塩分で頭皮畑は全滅だと気が付いた
汗だくの買い物帰り。
59 :
剣ジャンル「先生」
ズシャアアアアアアアアア――!!
魔王「グワアアアアアアアアア!」 よろり
勇者「魔王、覚悟!」
賢者「油断するな勇者! 仮にも魔王! まだ手を隠してるかも知れん!」
魔王「グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――」
勇者「!! 正体を現わす気か化け物め! させるかあっ!」 ぶぅんっ
魔王「――先生! お願いします!」 くるっ
ぬずいっ
先生「ふむ。こやつらを片付ければよいのだな?」
勇者「――誰?」
先生「ふ、ふ。今宵の我が剣は少々血に飢えておる」 そろり
勇者「いやだから誰?」
魔王 じろじろ
賢者「魔王もこの隙に逃げるとか変身するとかじゃなく、
なんで視界の端ぎりぎりでこっちをちらちら見てるんだ?」
60 = 59 :
子「おかあーさあああああーん! おーかーあーさーああああああん!」
母「なに? はやくお風呂入りなさい!」
子「お風呂に! お風呂の天井に変なお武家さまがくっついてるー!」
母「あれは用心棒の先生だから気にしないで。さっさと入ってきなさい!」
子「用心棒? え? 用心棒って、なんの!?」
母「天井から落ちてくる水滴対策に決まってるでしょ!」
子「水滴よりお武家さまが振り回す刀の方が怖いよおおおおお!」
母「わがままばっかいってないで、さっさと行き!」
子「ううう。めちゃくちゃだ――」
がらっ
先生「……」 ぷかぷか
子「う、うわあああああああああ! せ、先生がやられたあああああ!」
母「ちィ! 使えない先生だよまったく!」
61 :
先生ってそれかよw
63 = 59 :
特売「たまご一パック十円、残り一つ!」
主婦「おおおおおお!! 誰にも渡さんぞおおおぉ! ――先生ーっ!」
先生「任せよ。女子供とて我が刃は容赦せぬ!」 ずいっ
鬼女「じゃかましいわァ! 早いもん勝ちじゃああああ!」
先生「ふん。たかが十円のために命を捨てるか。愚かな」
鬼女「今夜は――スキヤキイイィィィ――――――――ッ!」
ズバアァァァ!
伝説の剣「――フッ」
先生「バカな――ッ? 我が剣が長ネギなんぞに――き、鬼女恐るべし――ぐほっ」 どさっ
鬼女「スーパーは主婦の戦場。用心棒如きの出る幕ではなかったということよ!」
主婦「チィッ使えん用心棒め! まあいい。まだ17時のタイムサービスがある――」
65 = 59 :
男「――でさあ、あの馬鹿ときたら」
無口少女「……」
男「だいたいあいつはいつもなあ――」
無口少女「――でも、あいt
ぎらり
無口少女「――っ!」
先生「――そこまでだ。一単語以上しゃべらば、斬る」
無口少女「……」
男「せ、先生! ちょうどいいタイミングで!」
男「いやあ、助かりました。
無口少女にべらべらとしゃべられちゃあ、こちらとしても萌え道あがったりで――」 へらへら
先生「ふ、ふ――そなたもキモオタよのう」 にやり
男「へ、へ――先生こそ」
先生「いやそれはない」 きりっ
無口少女「――ギリッ」
先生「ふん。そういう眼で見られることには、もう慣れておるわ。己で選んだ修羅の道よ――」
66 = 59 :
キモメン「へへ――クリスマス――クリスマス――さぁて、そろそろみんなを呼ぶか」 にやにや
モニタの彼女1「ひ、ひいい! またキモオタがむりやりにぃー!」
モニタの彼女2「な、なんでクリスマスだってのにあんなグロ三次見ながら過ごさなきゃいけないのよ!」
モニタの彼女3「しかもあいつ、きったねぇつば飛ばしながらなんかニヤニヤ話しかけてくるし――」
キモメン「うへへへへ――君たちは絶対に逃げないから好きでしゅよぉ~」 ちゅっちゅっ
モニタの彼女1「ひいいいいいー! きめぇー! 幼児語きめぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!」
モニタの彼女2「逃げないんじゃなく、逃げられないだけなのよ! 逃げ出したいに決まってんでしょ!」
モニタの彼女3「こ、こうなったら――」
モニタの彼女たち「「「先生ー! お願いします!! 先生ー!!」」」
先生「うむっ――まかせておけ」 そろり
キモメン「な、なんだ、なんだだだ、だなな――」
モニタの彼女3「うっわぁ――キョドりかたもキモーい――」
先生「ふんっ!」 ズバッ!
キモメン「あひぇェわぁっ!?」 ぶしゅうーー!
キモメン「そ――んな――俺は――二次と――共に――いることさ――え――」 どさっ
先生「富む者はさらに富み、持たぬ者はさらに奪われる――」
先生「かつてそう喝破した者の祭日なのだよ。今宵はな」
67 = 59 :
このような夜更けに、闇と風の中、馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ顔を隠すのだ」
子「お父さんには魔王が見えないの? 冠をかぶって、長い衣を着ている――」
父「あれはたなびく霧だ」
魔王「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。
岸辺にはきれいな花が咲いているし、金の服を私の母さんがたくさん用意して待っているよ」
子「お父さん、お父さん! きこえないの!? 魔王がぼくになにかいうよ!」
父「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだ」
魔王「いい子だ、一緒に行こう。私の娘たちがもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ」
子「お父さん、お父さん! 見えないの、あの暗いところに魔王の娘が!」
父「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だ」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の美しい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく――先生!」
先生「――うむっ」
子「お父さん、お父さん! お武家さまが! お武家さまがぼくを捕まえようとする!」
父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。
先生「逃がさぬ」
抜く手も見せぬ凶刃が、馬の脚を薙ぎ払う。
先生「幼子の命を奪うは不憫だが――これもこの者のさだめであったと諦めよ」
地に投げ出された衝撃で気を失っていた父親が眼を覚ましたとき
腕に抱えられた子はすでに頸動脈を斬り裂かれ死んでいた。
68 = 59 :
胎児「――ぐ――ぬ――どうあっても蹴らせぬ気か!」
先生「ふ、ふ――そなたもここまで母御の胎で育っておきながら、水子とはなりとうあるまい?」
胎児「貴様さえいなければ――!」
先生「赤子が動くのを喜ぶ母もおれば疎む母もおる。そなた、あいにくと母御に恵まれなんだな」
胎児「そんなこと、知ったことか!!」
先生「そなたがあまり胎で蹴るようであれば、死なぬ程度なら痛めつけてよい、といわれておる」
胎児「ギギギ――おのれ、クソババァ! 十五年後を楽しみに待っていろよ!」
先生「まあその時――その時、なんならそなたに雇われてやってもよい、ぞ? 金しだいではな」
胎児「ケッ――!」
先生「某はことの理非善悪は問わぬによって、な――ふ、ふ」
69 = 61 :
魔王自分でやれw
70 = 59 :
河童「尻こ玉、ゲットだぜ!」
尻こ玉「そうやすやすと奪われてなるものか! 先生! お願いします!」
先生「――うむっ」
河童「架空の器官の分際で用心棒を雇うたぁ何様よ貴様ァ!!」
先生「何を言う。架空の器官ならばそもそも奪えまい」
河童「……」
河童「つまりそれを奪おうとする私もまた、必然的に架空の存在ということですか?」
しゅわ――
先生「ああ――」
河童「さようで――では、おさらばです。ナカナカに面白き世でありました」
しゅわわわわわわぁ――
先生「消えたか」
尻こ玉「河童の脅威が去った今、架空の身でありながら
河童に狙われるがためだけに私が存在していた理由も失せました」
しゅわ――
先生「おぬしも去るか。寂しくなるな」
尻こ玉「先生にはいろいろとお世話になりました。どうかお達者で――」
しゅわわわわわわぁ――
先生「うむ――」
先生「……」
伝説の剣「ククッ。なにを浮かぬ顔で呑んでおる?」
先生「某の存在する理由はなんであろうかな――いや、いまさら詮無い事よ。聞き流してくれ」 グビッ
71 = 59 :
故郷「おかえりー」
忍び「うーん、里に戻ってくるのも久し振りだ。長老さまはお変わりないだろうか――」
手裏剣「隙ありっ!」
ひゅんっ
忍び「――おっとっ! 長老さまもお人が悪 先生「逃がさぬ」 ガッ
忍び「うおっ? 放s
さくっ
忍び「……」
手裏剣「こんにちは。はじめまして、手裏剣です」
忍びの脳「こちらこそはじめまして。そういえば頭蓋骨貫通は初めてですね」
忍び「……」
長老「お、おおお、おおおおお――」 よろよろ
長老「まさか、まさかこのような――! このぐらいよけると――」 わなわな
手裏剣「たまには当たらねば手裏剣と生まれた甲斐がない。故に先生を雇ったのだ」
先生「しょせん凶器は狂気――いずれは人をあやめるがさだめであったのだ」
長老「うう――許せ――許してくれ――」 がっくし
忍び ぴくぴく
72 = 59 :
ストーリー「もう駄目wwww収w拾wつwかwねwぇwwwwwwwwww」
?「ふ、ふ。任せよ。いつの世にあっても最後に頼りとなるのはワシだけなのだ」
スレ主「待ってくれ! 待ってくれデウス! 機械仕掛けの神!」
デウスエクスマキナ「無駄だ。おまえの技量ではワシを押しとどめることはできぬ」
スレ主「たとえ何スレかかっても、このSSスレを納得いくよう完結させてみせる! だから待ってくれ!」
デウスエクスマキナ「無駄だ無駄だ――オチの神であるワシが言うのだ。諦めよ」
スレ主「でもこれは商業作品じゃなく2ちゃんねる。ほかの書き手のアイデアを集めれば――」
デウスエクスマキナ「ほう――お前以外の作家様(笑)がこのスレのどこにいるというのかね?」
スレ主「え? あ、ああ」
きょろきょろ
スレ主「――お、お客様(笑)! お客様(笑)ばかりに! 今までいた書き手はどこに!?」
先生「――某がすべて片付けておいた」
スレ主「!!」
デウスエクスマキナ「さすがは先生。見事な働き――ではこのSSは夢オチということにするかな」
スレ主「や、やめろー! このスレは、俺の――俺の――!」
デウスエクスマキナ「ああ、『作者逃亡』もよいかもな。それもまたワシの、最低の形の一つである」
先生「――ということは、こやつも斬るのかね? いや、某は別にかまわぬが」 すらり
スレ主「ま、まさか、未完のSSスレは、おまえたちが――――う、うわああああああああ!!」
74 :
なんという落ちだよ…
75 :
殿様「ふむ――」 すっ
家臣「殿! お待ちを! その食事には毒が盛られているおそれが!」
殿様「な、なんじゃと!?」
家臣「そこな金魚で――御免!」 ひょい
金魚「ヒッ! せ、先生! 先生ー!」
先生「うむ――っ」
家臣「ななななな、貴様! 殿の命を狙う刺客か!」
先生「いや――某はそこな金魚に雇われた名も無き用心棒よ――」
家臣「うぬぬぬ――金魚の分際でこしゃくな! ものども、出合え! 出合えー!」
ものども「はっ!」
金魚「せ――先生――」
先生「ふん――飼い犬如きに手を咬まれる某ではない」
家臣「蹴散らせーい!」
ものども「うおおおおおおおお!」
家臣「なんとしても金魚鉢にこの煮物を入れるのじゃあ!」
先生「この家中では主君の命のかわりになるのは家臣ではなく金魚なのか――フッ」
家臣「ぐぬぬ、いわせておけば!」
殿様「あの――なにがどうなってんの、これ――?」
家臣「殿は!」
先生「そこで」
金魚「すっこんでて」
ものども「ください!」
殿様「……」
殿様「――はい」 シュン
76 = 75 :
男「あー、さっむ――暖房もっと温度上げよ」
エアコン「いやあやめてぇ! もうこんなに火照った身体を、これ以上どうする気ー!?」
男「いや俺が寒いんで――」
エアコン「たすけてぇ! 先生! 先生~!!」
先生「うむ――」 ひょい
男「あ、こら、リモコン返せ!」
先生「ろくに着るものとてない長屋の住人ならともかくも、貴様は重ね着で乗り切ればよかろうが」
男「自分ちの暖房をどうしようと勝手だろ! リモコン返せって!」
先生「寄らば、斬る」 すっ
男「うぬっ――」
先生「――っ」 ぶるるっ
男「――あれ? ひょっとして先生も寒いの?」
先生「措けっ」
男「――ほかに服持ってないみたいだし、上着、貸してあげようか?」
先生「貴様、某を愚弄するかァ!!」 クワッ
伝説の剣「いやはや、武士はつらい、つらい――クククククッ」
77 = 75 :
コンビニ弁当「ひっ――き、来た! あ、あともう十分のところまで!」
消費期限「……」
コンビニ弁当「ち――ちくしょうっ! このまま食われもせずに廃棄されてたまるかぁ!」
消費期限「……」
コンビニ弁当「先生! 先生ーっ!!」
先生「――うむっ」
消費期限「……」
先生「時間との戦い、か――久々に骨のある相手に出会えたようだ。相手にとって不足はない」
消費期限「……」 先生「――死ねいっ!」 ギラッ
消費期限「……」生「ぬ――っ、うぬぅっ――?」 たじたじ
消費期限「……」…まさか! あああああ!」 ぐぐぐっ
消費期限「……」ーーーーーーッ!」 ぬちゃあぁ
消費期限「……」
コンビニ弁当「う、うわああ! 先生が! 先生が時の流れに押し潰されたぁ! あと七分んんー!」
消費期限「……」
78 = 75 :
女騎士「っは――はあ――っあ」 ぐぐっ
女騎士「――姫様には――指一本――ッ」 ギロッ
大臣「いいかげん諦めなさい。悪あがきは見苦しいですよ?」 にやにや
女騎士「黙れ奸臣ッ! 騎士の誇りにかけて、この剣ある限りわたしはけして屈したりはせぬ!」
大臣「は、は。さすがは姫様付きの護衛騎士。けなげなもんですなぁ」
大臣「しかしうちの連中もたった一人を相手に情けないものよ――先生、そろそろお願いしますぞ!」
女騎士(まだ手駒がいたのか! だが大臣さえ――大臣さえ始末できれば――ッ)
先生「ふ、ふ。女だてらによくぞここまで戦った。だが貴様の武運もこれまでだ」
司祭「先生!」
書記官「先生!」
吟遊詩人「先生!」
地方伯「先生!」
王「先生!」
大臣「フフフ。お前さえ脱がせればあと二枚の姫様をかばう者はもういない――」
女騎士「へ、陛下までもっ――実の娘を野球拳で負かそうとは、情けないッ」 ギリッ
姫「しぇ~んしぇ~ぃ。ぐゎ~んびゃりぇぇ~」 ぐてんぐてん
女騎士「どっち応援してるんですかっ!
だいたい姫様が酔った勢いでしょうもないこと始めたせいなんですよ!?」
先生「剣は騎士の命、故に引き離すことはできぬ。よって服には数えぬぞ?」
女騎士「あ、鞘と剣と鞘尻と柄とで服四枚分にカウントしてください」
79 = 75 :
先生「……」 ちびちび
生徒「あのう、教室の隅っこにもたれかかって茶碗酒呑んでるそちらのお武家さまは――?」
教師「ああ。このクラスの用心棒の先生だ」
生徒「先生が先生雇ってどうするんですか!」
教師「うちの学校は副担任制じゃなく、用心棒の先生制になったんだ。まあ気にするな」
生徒「クラスの何を何から守るんですかこの人は!」
先生「ふむ――たとえば、だ」
ざしゅっ! はらり
生徒「いやぁん! まいっちんぐ~♪」 ← パンツ一枚状態
先生「授業中に騒いだ者を、この服のように斬るとか、な――」
教師「さすがは先生、鮮やかなお手並み――!」
他生徒「ちょwwねぇよwwwwww」
80 = 75 :
精子×二億「らぁあ~んしちゃあぁ~ん!」
卵子「いやあああああああ! こないでえええええええ! 助けて、先生、助けてぇー!」
先生「ああ――」
精子×二億「バッカヤロー! おめぇ一人で何ができるってんでぇ!」
先生「かまわぬ。某には過ぎた死に場所ぞ――」
卵子「せ、先生――」
先生「願わくば――いや、どうせ次に生まれるもまた修羅の世であろう。ふ、ふ。それもよい」
精子×二億「う――」 たじっ
先生「さあ、来るがよい。それだけの頭数で、よもや怖じ気づいたわけでもあるまい?」 にやり
精子×二億「う、う――うおおおおおおおおお!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
先生「逝くぞ――」
伝説の剣「ああ――」
先生「おおおおおおおおおおおおーっ!」
81 :
コーチ「監督! たいへんです!! アイツに不倫問題が発覚しました」
監督「何?! アイツはうちのエースストライカーではないか! この大事な試合を前になんてことをしてくれたんだ……」
コーチ「あの精神状態では、とてもじゃありませんがアイツをスタメンで使うわけにはいきませんね」
監督「うむ、仕方あるまい……。ところで不倫とは、どんなことをしたというのだ?」
コーチ「奥さんが妊娠中に、複数の女性と関係を持っていたようです」
監督「そうか! あのときは、夜もハットトリックを決めていたのか」
83 = 82 :
西瓜「せ、先生――」
先生「任せておけ。そなたには棒の端さえもかすらせはせぬ」
子供「……」
子供「おかあさぁーん! 刀持ったお武家さまが邪魔してて、西瓜割りできなーい!」
母親「ちょ、ちょっとお武家さま! 子供相手に真剣はいくらなんでも――」
先生「ふ、ふ――ならば西瓜は諦めることよ」
子供「えー」
母親「お武家さまも目隠ししていただかないと、不公平ではありませんか!」
先生「ぬ――」
子供「えええええええええ――――――ッ!? 問題、そこなのおおお――――ッ!?」
先生「――まあ、よかろう」 ぎゅっぎゅっ
母親「ふう――さ、これでもう大丈夫」
西瓜「せ、先生――」
先生「案ずるな。波の音も海水浴客の歓声も、某の感覚を乱すことはできん」 すっ――
子供「なんの解決にもなってねええええええええええ!!!!!!!!」
84 = 82 :
叛徒1「あ、相手はもう一人きりじゃあ! ひるまずどんどんかかれーい!」
足利義輝「まったく――三好松永どもめもちとやり過ぎだろうが――ム、この剣ももう駄目か」 ぽい
叛徒2「ひ、一人なのはわかってるけどさあ――」
叛徒3「床に刺した剣をとっかえひっかえ、折れては抜き、曲がっては抜き――」
叛徒2「ありゃあ人じゃねえ――修羅じゃ!」
叛徒4「公方さまの負けは明らかじゃけん、いまさら誰も勝ち戦で死にとうないわ」
叛徒1「エエ、これだけ頭数がおって情けない。勝ちは明らかでも、公方さまを討たねば勝ちにはならんぞ!」
義輝「どうした――? そやつの言うとおり、いくら奮戦しようとわしはいずれ斃れるぞ?」 ずぼっ
叛徒2「ひッ――ま、まだやる気だ!」 ゾクゥッ
義輝「来い――見事わしを討てば、恩賞は思いのままぞ? んー?」 ゆらり
叛徒ども「う――ううぅ――」 オドオド
叛徒1「ちぃっ――しかたねぇ。下手に手こずって万一救援の兵に来られてもめんどうだ。先生!」
先生「うむ――」 そろり
義輝「――用心棒か。勝ち戦の中で敢えて火中の栗を拾わされる気分はどうよ?」
先生「勝敗ではない――」
義輝「ぬ――?」
先生「修羅が求めるは、ただただ、終わることなき闘争と、闘争の中で野垂れ死ぬ事よ――」
義輝「……」
義輝「ふ、は、はぁっは、は、は! そうだな。わしがいま望むものも、畢竟、それなのやもしれぬ」
先生「もし某が生き延びたなら、そなたの修羅のさだめ、替わって背負ってやろう」
義輝「そうよ。修羅はそうして、この道から抜け出せぬようなってゆくのさ――」
先生「――いざっ!」 ぶぅん!
義輝「――おうっ!」 びゅうん!
85 = 82 :
先生「動くな――動かば、斬るぞ――」
筋肉「ひ、ひいいいぃ――」 ガタガタ
肩凝り「いいですよいいですよ先生~。その調子でもっとそいつらを怯えさせ堅く縮こまらせてくだせぇ」
先生「うむ――ぬ、あれは?」
血行「筋肉! いま助けに行くぞ!」 サラサラ
先生「……」 ぎろり
血行「ヒイイィィ――流れてきてスンマセン――ここで血栓でも造っときますさかい――堪忍やで――」 ドロドロ
肩凝り「へ、へ。いいですよ~。いいですよ~先生」
肩凝り「この調子で肩以外も凝らせてみましょうかねぇ」
先生「おぬし、あまりそう人を、こき使うでない――ふ、ふ」
肩凝り「ひ、ひ――」
ぷす
先生「かはッ!!」
肩凝り「う、うわあああ! せ、先生が! 先生が串刺しにぃ! な、何もんだぁー!?」
鍼師「――手応えアリ」
86 = 82 :
男子 こそこそ
女子「あー! ちょっと男子ぃー! 掃除さぼんないでよー!」
男子「しーらねっ!」 すたこらさっさ
先生「――某の出番かな?」
女子「あ、先生! お願いします! 男子どもを連れ戻してきてください!」
先生「少々痛めつけてもかまわんか?」
女子「掃除ができるようであればかまいません」
先生「心得た――」 ゆらり
男子「う、せ、先生――」 たじっ
先生「そこな箒でも何でも使うてかまわぬぞ? 無抵抗では某も面白くない」 にやり
男子「く、くそう! なめやがってぇ! いくら先生でもこの人数なら!」 バババッ
委員長「――ちょっとお! 何やってんのよあんたたち!?」
先生・男子「い、委員長――!」
委員長「チャンバラごっこなんかして、よけい散らかしたりしたら承知しないんだからね!」
先生・男子「う――」 シュン
伝説の剣「ククッ。まったくどいつもこいつも委員長の前ではてんで頭が上がらぬ――」
87 = 82 :
ゲームカセット「あっしの生き様――先生ならあるいは、わかってくださるかとも思ったんですが」
先生「たとえもう一人の自分がそこにおろうとも、それが仕事ならば斬ることに迷いはない」
ゲームカセット「そうですかい。先生とは戦いたくなかったんですが、やむを得ませんねえ」
先生「ふ、ふ――なに、遠慮はいらぬよ」 すらり
ゲームカセット「では――お言葉に甘えやして――」
男「こいつをやるのも久し振りだな――先生はうまくやってくれてるだろうか――」 かちゃっ
画面「まことに ざんねんですが 用心棒の先生は 消えてしまいました。」 でろでろでろでろでんでん
男「うわあああああ! せ、先生がやられたあああああ!!」
画面「まことに ざんねんですが ぼうけんのしょ1は 消えてしまいました。」 でろでろでろでろでんでん
画面「まことに ざんねんですが ぼうけんのしょ2は 消えてしまいました。」 でろでろでろでろでんでん
画面「まことに ざんねんですが ぼうけんのしょ3は 消えてしまいました。」 でろでろでろでろでんでん
男「ひ、ひ、人の力ではもうどうしようもないのかあああああ!!」
ゲームカセット「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり――これもさだめでさあ、旦那――」
88 :
選手A「おいっ! 何でオレにパスしなかったんだよ」
選手B「おまえにパスしたって、どうせアシストにはならないからな」
選手A「なんだと!! もう一回言ってみろ! おまえなんかな……」
選手C「おいおい、そんなことで争ってんじゃないよ。オレたち、みんな同じ女を抱いた謂わば兄弟じゃないか。仲良くやろうぜ」
89 :
教育次長「市長、今度新しく開校する小学校の名称のことなのですが……」
市長「ああ、なんだ」
教育次長「私立さくらんぼ小学校という、アダルトサイトがあります。しかも、すっごいロリコンアニメサイトです」
市長「うむ……。それは困ったものだ。それにしてもよくそんなサイトを知っていたな」
教育次長「わたしも会員なもので……」
90 :
さく小は昔の方が抜きゲとしては良かった。
今は萌え燃えゲとして良いけど。
91 :
先生「割り算の問題です。子どもが18人います。1日に3人ずつ殺します。さて、何日で全員殺せるでしょうか?」
生徒「6日でしょう。もっと難しい問題出してよ!」
先生「では次は足し算の問題です。あなたのお父さんが3人の女性と浮気をしました。そして、3人とも身籠ってしまいました。それを知ったお母さんも浮気をして身籠りました。 さて、あなたの兄弟は何人になるでしょうか?」
生徒「それ、リアルにボクんちじゃないか!」
92 :
「坊っちゃま、今日から後継の国家元首として我が国を治めていただきます」
「めんどくせえな……。なんで兄貴たちじゃないんだよ!」
「兄上様たちはいろいろと問題がありまして……。父上様の御指名でありますから従わなくてはなりません」
「じゃ、俺にも親父みたいに何人も影武者ができるんだな」
「もちろんでございます。お妃様も何人いらしてもかまいません」
「じゃ、このボタンもいつ押してもいいんだよな?」
「あっ! それは!!」
ポチッ
93 :
そして、誰もいなくなった。
95 :
とある固定電話
パ ポ ポ パ ポ ピ!
4「ひゃっ!!」
1「4、大丈夫か?」
4「は、はい……その、久しぶりに押されて、ビックリしちゃって…」
2「私達は常に正確に音を出し、信号を送らなくてはならないのよ。気持ちを引き締めてね」
4「あうぅ……2お姉ちゃん、ごめんなさい」
7「ここでは4さんが押されるのは珍しいですから、無理もないですわ」
#「偶然とはいえ押される頻度に偏りがあってのこと、気になさるな」
*「そもそも出番が無いに等しいお主が、それを言うのも滑稽じゃな」
6「アンタも出番なんかあらへんやん、ばーさん」
*「ばっ、ワシの事は*様と呼ばんか小娘がっ!」
8「様付けとかねーよ、ババア」
*「小童が生意気な口を……貴様が押されたときに代わりに反応してやっても良いのだぞ?」
8「な、ならば俺様だって!」
*「ふふっ、馬鹿者め!ワシはそもそも押されぬわっ!」
8「しまった!?」
5「(はぁ、いっつもこんな調子だよ……子機に移住したいなぁ)」
96 :
なぜそれを擬人化しようと思ったし
97 :
客「すみません! 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』ありますか?」
店員「申し訳ございません……『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は、只今品切れになっております」
客「それなら、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が入荷したら、この番号まで連絡下さい」
店員「かしこまりました。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が入荷しましたら御連絡させていただきます」
98 :
ふっつーにやりとりしてるだけなのに、なんでこんなに笑いがこみあげてくるんだ・・・w
99 :
ちょっと前だとこんなのもあったな
客「すみません! 『~パンツを見せること、それが……~ 大宇宙の誇り』ありますか?」
店員「申し訳ございません……『~パンツを見せること、それが……~ 大宇宙の誇り』は、只今品切れになっております」
客「それなら、『~パンツを見せること、それが……~ 大宇宙の誇り』が入荷したら、この番号まで連絡下さい」
店員「かしこまりました。『~パンツを見せること、それが……~ 大宇宙の誇り』を読んだら』が入荷しましたら御連絡させていただきます」
100 :
俺「すいません、さっき買った本のページが破れてたので交換して欲しいのですが」
店員「申し訳ありませんでした! 在庫があるかどうかお調べします。何というタイトルの本でしょうか……?」
俺「……『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 』という漫画の二巻です」
店員「あっ、申し訳ございません……聞き取れなかったのでもう一度お願いできますか?」
俺「……『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 』という漫画の二巻です」
店員「はい、『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 』の二巻ですね。確認いたしますので少々お待ちください……」
という恥辱は受けたことがある
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