元スレ新ジャンル「ダブるどころかトリプった女(20)」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
男「何してんすか、先輩」
女「だから先輩ってのはやめようって言ったじゃん。同級生なんだしさ」
男「屋上でタバコ吸ってる人が同級生とはね」
女「私もうハタチだからいいっての」
2 :
20もレスが付いてると思って開いたら…
だが期待
3 :
釣る気のない釣竿に釣られた
4 :
似たようなのあったな
5 = 1 :
男「ほら、午後の授業遅れますよ」
女「いーのいーの遅れても」
男「そんなんだから三年生も三週目に入っちゃったりするんですよ」
女「別に好きでそうなったわけじゃ無いんですけどね」
男「なら尚更ですよ。ほら、教室に」
女「いや、私まだ食ってねーんだわ。昼飯」
男「こんな所でタバコ燻らしてるからでしょう」
女「そんなわけで、私は」
男「あ! ちょ……ま……」
6 = 1 :
友「おかえりー。もうすぐチャイムなるぞ」
男「…………先輩さ」
友「ん?」
男「昼飯食べに帰るってさ」
友「お前も付いて行きゃあ良かったのに」
男「何でまた。あんな電波ちゃんの相手なんか」
友「あっれー? お前その電波ちゃんと付き合ってたんじゃないの」
男「な、何で僕が」
友「だっていつも一緒に居たじゃん」
男「そういや……そうだけど」
7 = 1 :
(放課後)
女「ほらね。ちゃんと戻って来たでしょ」
男「六時間目にね。……五時間目すっ飛ばしといて何言ってるんですか」
女「出席日数足りてるからいーの。別に今さら出たってねえ」
男「進学、しないんすか」
女「するよ。底辺短大かどっかにね」
男「それで良いなら僕は文句言いません」
女「文句言いたげな口調でそんな事言われてもね。
あれ? もしかして一緒ノ大学通イタイナーって願望でも持ってるわけ?」
男「な……」
女「でもだめだねー。君が私の期待に反して勉強出来てる人の限りはねー」
男「先輩が勉強すればいいじゃないですか」
女「あははは、それが手遅れだから言ってるのよ」
9 = 1 :
女「……ごめんね」
男「なんで謝るんですか」
女「いや、だから君のご期待に添えなくて」
男「そんな期待を持った覚えは無いはずですけど」
女「なんだ。寂しくて寂しくてしょうがないから、昼休み私の所来たりしてるのかとてっきり」
男「友達には困ってませんよ」
女「じゃあ何で私の所にわざわざ。もしかして私心配されてるの?」
男「そんな飄々とされちゃあ」
女「私もう成人だからねー。弟みたいな年齢の君に言われたくないね」
男「大人気ない」
女「失礼ね。大人になりたくないだけよ」
11 = 2 :
これは…不思議だね
12 = 1 :
女「じゃあね。私の家こっちだから」
男「さよなら」
女「君も私みたいなのにくっ付いてないでさ。わざわざ下校まで一緒にねえ」
男「方向が一緒ですから」
女「ほら、さっさと彼女でも何でも作りなさいよ。そしたら私も安心だね」
男「僕の事心配してたんですか?」
女「姉貴分としてね」
男「……、」
女「じゃ、ばいばい」 とたとたとたとた……
男「……………ばーか」
14 :
留年クール?
15 = 1 :
チュン………チュチュン……翌日…………
男「あれ?」
友「愛しの先輩は来てないっぽいですにゃー」
男「何が愛しじゃぼけ」
友「心配?」
男「してないと言えば嘘になる」
友「どーせまた昼から登校してきたりとかするんでしょうに」
男「どうかね……。先輩が朝から居ないってのは初めてだと思うけど」
友「おーおー、良く覚えてるもんですにゃ」
男「好きで覚えてるわけじゃない」
友「じゃあ先輩の事嫌い?」
男「……嫌い、でもない」
友「素直じゃないね」
男「そうじゃなきゃあの人の相手なんて出来ないって事」
16 :
友が1番好き。
17 = 1 :
先生「そんでもって、AにBを代入してうんぬんかんぬん」
がらっ
女「すいませーん! 遅れましたー!」
先生「……二時間目」
女「知ってます」
先生「……始まってます」
女「知ってます。あと先生が大学出たばっかの新任で、私とあんまり年がかわんない事も知ってます」
先生「…………私を舐めてるわけね」
女「はい!」
先生「………」
友「あそこまで堂々してるのは生徒最年長の余裕か」
男「どう見ても自分より年上の人にも噛み付いてるけどね」
女「ん? 人の噂は良くないなあ」
男「いーから席座ってください」
18 = 1 :
女「くかー」
男「遅刻した癖に居眠りとか。これが三周目の余裕って奴か」
先生「ん? どうしたの?」
男「いや、隣の人が」
先生「起こしてあげなさい」
男「駄目です。素直に起きてくれそうにありません。授業進めてください」
先生「じゃあそうしましょう」
女「すぴー」
男「平和である」
友「この人なら戦乱の世でもこんな感じに見えるけどね」
19 :
なんという成人女子高生
20 = 1 :
友「あー、やっと授業オワタ。三時間目は……体育か。着替えないと」
女「……ねえ」
男「ん?」
女「さっき私を寝かせておいてくれたの、私への気遣い?」
男「そう見えました?」
女「君が単に授業を進めたかったようにも見えた」
男「できるだけそっちを取って欲しいですね」
女「あー、次体育かー。ハタチにもなって高校のジャージ着たくねーよー」
男「駄々こねてないで。ほら」
女「……そういうプレイがすきなの? 大人の女性が体操服……っていう」
男「ば、ばか言わないでください」
女「ねえ」
男「……なんです?」
女「サボろう」
男「……」
21 :
大学で留年が決まった俺には笑えないスレ
22 = 19 :
俺は中退だぜ
23 :
>>1
いいぞもっとやれ
24 :
携帯小説を読んでいるようだ
26 :
ストーリー繋がってるな
27 = 1 :
女「なんだかんだ言って付いてくるんだねー」
男「先輩が普段から何してるか気になってますしね」
女「とかなんとか言っちゃってー」
男「……」
女「君のそういう困った顔、好きだね」
男「じゃあやめてください」
女「嬉しがってよ」
男「無理」
女「可愛げないねー」
男「先輩に見せてどうするんですか」
女「ツンデレだねー」
男「ツン100ですよ」
28 :
女にも男にも萌えてしまう
29 = 1 :
女「さーて、どうしたもんかね」
男「何も考えずに学校出たんですか」
女「家帰ってエースコンバットでもやろうかと思ってたんだけどねー。来る?」
男「え」
女「いや、だからさ、私の家来る? 家っていうかアパートだけど」
男「ちょ」
女「遠慮しなくていーよー。父さんも母さんも夜まで帰ってこないからさ、今日は。
……あれ? もしかして女の部屋入るのって初めて?」
男「べ、別にそういうわけじゃ」
女「初心いねー。私羨ましいよ、君みたいな子」
男「先輩だって二年前は」
女「あはははは、二年前にそんな事できてちゃ私はここに居ないよ。ほら、何恥ずかしがってんの」
男「いや……だって先輩は成人……」
女「大人の女ってのに幻想抱いちゃってるのかい? 本当、模範的男子高校生だね」
30 = 1 :
女「おじゃまされちゃうよー」
男「おじゃましちゃいます」
女「どうだい? ゲンソー壊しちゃったかい?」
男「……、散らかってますね」
女「あははははは、そんなもんよ」
男「(何かの匂いがする……)」
女「ほら、何顔赤くしてんのよ。こっちまで恥ずかしくなるじゃない」
男「僕、顔赤いですか」
女「割とね」
先輩は姿見の前で技とらしくポーズを取っては、僕に笑いかけた。
20にもなってこんな事してるなんて、幸せ者だなあ、と僕は思った。
男「僕も、先輩みたいな人になりたいですね」
女「唐突に妙な事いうね。おすすめしないよ」
男「でしょうね」
31 = 19 :
なんというか……妙な魅力を感じるな
32 = 1 :
男「あれ……これ」
女「ん? ああ、近藤さんの箱。見たこと無いの?」
男「こ、近藤さんって……」
女「もう私20だからねー」
男「……」
女「ん? どうしたの?」
男「いや、別に」
女「近藤さんに感傷を感じる年齢だからねー。君らは」
男「先輩は?」
女「私は体は20だけど心は17なのよ」
男「?」
女「……つまりはね、近藤さんがどういうものか知らないくらい初心な年齢なのよ」
男「嘘吐き」
女「可愛くないなあ君は」
33 = 1 :
女「はい。お昼」
男「どもっす」
先輩の手料理。肉じゃがとご飯と味噌汁。とても家庭的だった。
女「大人の女性の底力って奴よ、コレが」
男「さっきから言ってる事矛盾しすぎですよ」
女「思春期だからねー。大人にも子供にも属せないのよ」
男「幸せですね」
女「うん、幸せだよ」
男「でしょうね」
僕の隣で、世界一学制服が似合うであろう成人女性は味噌汁をすすった。
女「食後の運動は?」
男「吐き戻さない程度には」
女「期待しちゃあいけないって事ね」
男「?」
34 :
これはもうアレだな
ROMってよう
35 = 8 :
はやく食後の運動させろや
36 :
なぜかwktkしてる自分がいるww
37 :
>>36
安心しろ俺もだ
38 = 19 :
>>36
ばっか、そんなのお前だけだよ……
で、続きはまだかね?
39 :
いやもしかしたら俺だけかもしれないんだけど、俺の脳内ではNHKへようこその柏先輩が浮かぶ
40 = 1 :
女「ごめんねー、布団汚れてて」
男「?」
女「女の子に言わせちゃいけない台詞が世界には三つあるのよ。その内の一つ」
男「ぼ、僕は……」
女「好きです、結婚してください、セクロスしませんか。これがその三つだと私は思うわけだ」
男「先輩は僕の事……」
女「君は? 君は私の事どう思ってるわけ?」
先輩はブラウスのボタンを一つ一つ丁寧に外し始める。
女「これが成人女性の、寂しさの解消法ってわけ」
男「…………」
女「逃げ出したい?」
男「正直」
女「男になりたくない?」
男「僕はまだあと2年ありますから、猶予が」
女「……………ばか。とりあえずこっち来なさい」
42 = 8 :
ブラウス脱いでエースコンバットだろ?
43 = 1 :
先輩は僕の腕を掴むと、自分の方へと引き寄せた。
僕は布団の上に膝を付く。先輩は座ったまま僕を見ている。
ブラウスの影から覗く身は、20にしては華奢な体だった。
男「………近藤さん」
女「居る?」
男「………使いません」
女「男だね」
男「………男、にもなりません」
女「……女々しいね」
男「先輩とやるつもりは、ありません」
女「なんでさ」
男「……だって先輩は僕の事……っ」
女「怖いの? 大人になるのが」
男「……………」
女「私だって怖いよ。怖くてこれだ。鼓動がどきどきだ。止まらない」
男「……僕もです」
44 = 23 :
>>1の執筆速度をksk
45 :
スレタイでクラナドの渚思い出した
47 = 1 :
男「………だから、今日は帰らせてください」
女「…………」
男「…………ごめんなさい」
女「……そう言うと思ったよ」
男「……僕は……」
女「……正直ほっとしてるよ、私は。君の意気地の無さに」
男「…………帰ります」
女「そうした方が良いかもね」
男「さようなら」 ばたん
女「……………ばーか!」
50 :
>>39
あるあるwwwwww
みんなの評価 : ○
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