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    元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part10【(=ω=.)】

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    タグ : - らき☆すた + - デレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    951 = 950 :

    でも迷惑じゃないしむしろ良いぞ?

    953 :

    http://hisazin-up.dyndns.org/up/index.php?dl=77097_bcb0837b70305102e285ed236f499722&PHPSESSID=6bece2046091d367b262515a88829630
    パスはyankonaです。
    何か手違いがあったら言ってください。

    >>950の安価を採用する方向で投下していきます。

    954 = 953 :

    私が最後に思い浮かべた顔は…泉さん、かがみさん、つかささんの顔。

    …私はもう間違えない。
    皆さんと一緒に過ごせる未来のために。
    …大切な友達を守るために…




    ゆかり「みゆきー」

    遠くから私を呼んでいる声がします。

    ゆかり「みゆき?今日はお友達と映画行くんじゃなかったの?」

    みゆき「はっ!!」

    そうでした。今日は皆さんと海賊さんの映画に行く日。すっかり忘れてました。
    急いでベットから出て支度をします。

    ゆかり「やっぱりお母さんも行きたいなぁー」

    駄々をこねるお母さん。
    まったくもう、お母さんはいつまで経っても子供みたいなんだから。

    なんとか時間ぎりぎりに待ち合わせの糟日部駅に着きました。
    駅にはかがみさんとつかささんの姿が。

    みゆき「お待たせしました。」

    つかさ「おはよー!ゆきちゃん。」

    かがみ「おはよ。お待たせしてるのはこなたよ。」

    15分ほど遅れてやってくるこなたさん。

    こなた「いやいや、遅れてごめん。ちょっとリンゴォ・ロードアゲインに足止めを食らっててさあ。」

    かがみ「ウソつけ!てか意味分かんないし!!」

    こなた「いやあ女だから許してもらえたようなもんだよ。」

    つかさ「?」

    955 = 953 :

    いつもと変わらないその会話が、なんだかとても貴重なものに思えました。
    こうやって友達と一緒にごく普通の高校生活を送る…。
    もしかしたらそれは、ものすごく贅沢なことなんじゃないでしょうか?

    かがみ「みゆき、こなた、行こう?」

    みゆき「あ、はい!」

    ふと気付くと、こなたさんも遅れていました。

    みゆき「こなたさん?どうしたんですか?」

    こなた「…今の人…」

    みゆき「え?どの人ですか?」

    こなた「………んー…なんでもない。行こう、みゆきさん。」

    みゆき「はい。」

    私はこなたさんと並んで少し早足で歩き出します。
    すぐにかがみさんたちに追いつきました。

    つかさ「ゴールデンウイークももう終わりだねー。」

    かがみ「そうね、終わったらすぐ中間よね。」

    こなた「うあ…今は忘れようよ、かがみん。」

    かがみ「あんたは特に覚えてなきゃダメなんじゃないの?」

    みゆき「うふふふ。」



    【 ENDING1 Another side 】

    957 = 953 :

    (ロードしました)

    私が最後に思い浮かべた顔は…男さん…。
    …好きだった。
    …本当に好きだった。
    出来る事なら皆さんと一緒にいたい。
    でも男さんともう会えなくなることは、それ以外の何よりも辛い。
    だから私が最後に思ったのは、男さん。

    …私は間違っていますか?
    …ワタシハマチガッテイマスカ…?


    みゆきが光の粒のようになって消えた部屋で、一人佇む『ゆーちゃん』は相変わらずの笑顔だった。

    ゆーちゃん「高翌良先輩がどっちを選ぶかなんて分かってましたよ?」
    ゆーちゃん「また私に楽しい未来を見せてくださいね?」
    ゆーちゃん「ずっと見てますから。」

    もう一つの部屋をいくつかの『記憶』たちが通過していった。
    そして少し遅れて男の記憶も、もう一つの部屋に辿り着いたらしい。

    ゆーちゃん「やっぱりそっち行っちゃったんだね。」
    ゆーちゃん「でもまあ高翌良先輩は私のもの。」
    ゆーちゃん「私は『記憶』を代償にするけど、その代わり『忘れ』られても効果は消えない…マクスウェルとは違ってね。」

    『ゆーちゃん』はもうその形を留めてはいなかった。
    不定形の塊になった後、部屋の幾何学模様に溶け込んでいった。


    【続く】

    974 :

    病み猫さんありがとうございます。
    おかげで復旧できました!

    975 :

    O2
    そろそろ次か

    977 :

    >>973
    毎度お疲れ様です。
    そろそろ次スレの時期ですな。

    >>918
    流れてしまってましたか…レスを待ってから上げるべきでした。
    早まったことをして申し訳ない。
    次を上げた頃に改めて上げ直します。

    979 :

    立てとこう

    981 = 978 :

    取り敢えずはそのまま立てて良いのでは。

    982 = 980 :

    >>981
    ではとりあえず立ててきます。

    983 = 980 :

    立てました。このスレのURL追加しただけなので後何かあったら
    追加頼みます。
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1222167932/

    984 :

     足を止める。
    遥か向こうに見える、いつか見たのと同じ…いや、同じようで違う光景。

    「あ……」

     拳が自然と握られて震える。
    やがて全身に何かが染み渡っていくのがわかった。

    「どうしたの?」
    「……」

     尋ねられても答えられない。答えられるはずもない。
    しっかりと繋がれた二人の手が目にしっかりと映る。

    「――」

     そして、次の瞬間に「その光景」を見た時。
    私は踵を返してその場から走り出していた。

    「こなたっ!」

     勢いで走り出してかがみを置いてきてしまったことを後悔する余裕もない。
    ――もう何も考えられない。
    歯を食いしばって私はあてどもなく走り続けていた。

    「…っ」

     ただただ走る。
    わかっていたのに。いつかはこうなるんじゃないかとわかっていたのに。

    「は…っ!」

     気付くはずがない。気付いてもらえるはずがない。
    男にはゆーちゃんしか見えていなかったから。私もまた、気持ちをアピールする
    ことなんかできはしなかった。

    985 = 984 :

    「は、はは…」

     そんな勇気、持ち合わせていない。
    バカなこと言って笑ってもらうくらいしかできなくて…真面目に気持ちを伝える
    度胸をいつまで経っても私は持つことができなかった。

    (それに…そんなの、私には似合わないよね)

     お似合いの二人じゃないか。
    男は面倒見もいいし、意外に(と言うと本人は怒りそうだけど)頼りになるし、
    ゆーちゃんの良さは私が一番わかっている。


     だから、これでおしまい。
    少しだけ泣いたら明日からはまたいつもの泉こなたに戻る。

    「…まぶしいなあ」

     夕日のオレンジ色の光が、一度は止まった涙を再びあふれさせた。


     心の中でわかっていた、わかっていたんだ。
    私は――ずっと、男が好きだったことを。

     そして…それがきっと叶わないことも。

    986 = 984 :

    『ゆたか、補助頼むよ』
    『はい』

     いつからだったか、ネトゲのパーティーにはあの子も加わった。
    男を半ば強引に誘って始めてもらったのだけど、今は人数も増えている。

    『ちょっとこなた、召喚多すぎじゃない!?』
    『このくらいは想定の範囲内だよ』
    『30匹のどこが想定内よ…』

     一緒にかがみも巻き込んでみたんだけど、思った以上にこのゲームは楽しくなった。
    でも、あの日以来…何か違ってきている。
    楽しいことに違いはないのだけど…なんか、もやもやする。

    『よし、こっちは片付いた』
    『私の方もだいじょうぶです』
    『こなた、そっち援護いる?』
    『はっはっは、心配無用だよかがみん。10匹程度ならどうにかなるって』

     戦略は頭の中に入っている。
    この程度の状況は簡単に突破できる。攻略サイトもあるけど、長くこのゲームを
    やっていると新しい敵が実装されても対処法は自然とわかるのでそんなの必要ない。
    …男に廃人と呼ばれるのもうなずけてしまうけど。

    『おっけー。みんなどこ?』
    『出口付近に集まってボスと交戦中』
    『了解』

     ゲームでうまくいっても現実ではシミュレート通りにいくことはそう多くない。
    …ほんと、難しいものだ。

    987 = 984 :

    『お待たせ~、って男やられてんじゃん!』
    『わりいわりい。ちょっとしくじった』
    『蘇生しますから待ってください』

     かがみの回復に回っていたゆーちゃんがすかさず男のキャラを蘇生。
    すぐにボス戦でHPの減っているかがみの回復に戻る。

    『サンキュ』
    『どういたしまして』

     なかなかどうして、機転の利く。
    始めてからまだ長くないのに戦い方はすっかり飲み込んでいる。
    何より…男との連携がうまい。

    『ふー、やっと倒せたね』
    『みんなお疲れ様』

     やっぱりだめだ――本来の私に戻るなんてこと、結局できてない。
    せめてみんなの前でだけでもいつもの自分を演じていかないと。
    いつもの…自分を。

    『今夜はこれで解散しよっか。私もさすがに眠いや』
    『げ、もう2時じゃねえか』
    『わ…ほんとですね』
    『今日が日曜だからよかったようなものの…こなたがボスマップに行こうなんて言うから』
    『まあまあ。レアアイテムも手に入ったからいいじゃん』

     二人の距離が確かに縮まっていること、他のみんなは気付いているんだろうか。
    一緒に出かけることが多くなって、ゆーちゃんも男も幸せそうで。
    私はそれを笑顔の仮面をかぶって遠くから眺めている。

    『それじゃ解散~。おつかれさま』
    『はーい』
    『みんなおやすみ』

     ログオフしてパソコンの電源を落とし、部屋の電気を消してベッドに潜り込む。

    988 = 984 :

    「……」

     最近、眠れない。吹っ切りたいのに吹っ切ることができない。
    未練がましいと自分でも思う。それでもあの二人が笑顔でいるところを
    思い出すと胸が締め付けられそうになる。

     二人が付き合ってるとか自分から言い出したわけじゃない。
    でも、わかる。私にだけはわかるんだ。
    上級生と下級生、兄と妹…そんな関係からはずっと進んでいることが。

    (はあ…)

     勘違いで済むのならその方がいい。
    一人で悩んで一人でうじうじしているだけだったんだと、一人苦笑いして
    済ませられたなら――そうだったならどんなによかったか。

     だけど見てしまったから。

    「…ゆたか」
     
     手を繋いでいた二人が、

    「はい」

     桜の樹の下で。

    「――俺も、好きだよ」

     そっと口付けをかわした光景を。

    989 = 984 :

    ゆーちゃんの人です。埋めがてらこちらに投下しました。
    …これ、うまく病ませられるのかな。ある意味すでに病んでるかも知れませんが。
    他の方のSSに比べるとやたらあっさり風味ですが読み流してください。

    990 :

    >>989
    乙です!
    ゆーちゃんとこなたのバトル(精神的な)が楽しみです!

    私も少し書いたんですが次スレに書いた方がいいですよね?

    991 :

    >>989

    ゆーちゃんとこなたのバトル(肉体的なの)に期待してます

    992 = 990 :

    続きを新スレの方に投下させていただきました

    993 :

    (=ω=.)「うめ…埋め…梅…うーん…」


    男 スタスタスタ


    (=ω=.)「あっ!男ー!」
    「ん、なんだ?」
    (=ω=.)「私の子を産め!」
    「産めるかっ!」



    というわけで埋め

    994 :

    >>990-991
    それはどちらも書けということですか?wwww
    ご期待に添えるかどうかはすごく…微妙ですww

    (=ω=.)それでは残りを埋めるザマスよ

    996 :

    お手伝い梅

    998 :

    ガッ

    1000 :

    おしまい


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