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    元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part10【(=ω=.)】

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    タグ : - らき☆すた + - デレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    新ジャンル「ヤンデレこなた」過去スレ
    PART1http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196017805/
    PART2http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196196082/
    PART3http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196402758/
    PART4http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196781557/
    PART5http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1197378512/
    PART6http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1198770288/
    PART7http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1201107073/
    PART8http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204027544/
    PART9http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1211801086/

    まとめwikihttp://www33.atwiki.jp/kyoronosuke/


    テンプレが無いから困る。

    次スレは>>980
    荒らしは放置、反応はするな。
    誰でも投下おkです

    何もして無いのにどんどん病んでいく……
    俺はこれをフレアと呼んでいる

    3 :

    乙です!
    まとめる人が大変であるという事が分かりましたので、SSは明日一気に投下します。

    4 = 2 :

    >>1
    乙です!

    俺も今日は今までのあらすじだけ投下しておきます。需要があるかはわかんないけど…

    修復の方が大変そうなので、とりあえず自分の投下分は自分でまとめようかなとか思ってます。

    5 = 2 :

    あなざー・すたー

    ●登場人物

    男:転入生。前の学校で問題を起こし退学寸前になっていた。元サッカー部。高良みゆきに一目惚れする。泉こなたにオタクとしての才能を見出され、弟子にされる。

    高良みゆき:らき☆すたメインキャラのなかでダントツの不人気を誇る。何とか彼女にスポットを当てたいというのが作者の願い。

    柊かがみ:ツンデレ。男に気がある。ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ?

    泉こなた:オタク。青色幼女。男の師匠。

    柊かがみ:バルサミコ酢

    6 = 2 :

    ~あらすじ~

    男、転入

    男、みゆきに一目惚れ

    男、みゆきに告白

    男、ふられる

    男、かがみに告白される

    男、みゆきの子とが気になり保留する

    みゆき、実は男のことが好き(恋愛経験がなくついふっちゃった、てへ)

    男、みゆきからも告白される

    男、悩む

    さあ、どうなる?(本編にはこなたやつかさも出てきます)

    7 = 2 :

    病み猫さんの陰に隠れつつ、マターリとやっていきますのでよろしくです。

    8 :

    >>1 乙



    >>前wikiの管理人氏へ

    見逃してる可能性があるんで再掲


    望み薄だとは思うが、まず@wikiに消されたこと連絡してサイト復活を
    お願いしてみたらどうだろう?
    と前スレ900-901で問い合わせた件なんだが、@wikiから回答があった

    元の管理者から連絡して管理者として確認できる場合
    復旧が可能かどうか検討するとのこと
    (確実にバックアップデータが存在するかどうかなどは保証できないらしい)


    とりあえず管理人さんに問い合わせメールを転送したいんだけど

    10 = 3 :

    あなざー・すたーさんあらすじ乙です。
    テスト期間になったら私があなざー・すたーさんの影でコソーリとROMります。

    11 = 3 :

    さて、みゆきSSいきます

    12 = 3 :

    「あっ!そうだ、みゆきさん。」

    こなたさんがチョココロネを食べる手を止めて私を見ました。

    「なんですか?」
    「昨日、一緒に歩いてたオトコは誰だね?」
    「「!!」」」
    「あ…あの…昨日、東京にいらしたんですか?」
    「なるほどー…みゆきも私たちの見てないとこでちゃんとやることやってるのねー」
    「ゆきちゃんモテそうだもんねー」
    「ちっ…違いますっ!彼とは幼い頃からの友達なんですよ!」
    「ふむ、それを『フラグ』と言うのだよ。」
     
    …男君とは、本当に友達です。…あの時からずっと。
     
     
    十年前。
    の子A「あいつさーあのでっかい家の子だろ。…なんかいっつも本読んでて暗いしさ、同じ班になりたくねーよな。」
    の子B「なんか金持ちなんだろ?オレもやだなー。」
    みゆき「………。」
     
    「おーい、みゆき!」
    みゆき「えっ?!」
    「本ばっか読んでねーで外で遊ぼーぜ!」
    みゆき「でっ…でも…。」
    「ほら、行くぞー!」
    みゆき「うん…。」
     
    みゆき「…ねえ、おとこくん。」
    「ん?」
    みゆき「あのね…わたしと一緒に居たらおとこくんも嫌われちゃうよ?」
    「なんで?」
    みゆき「…」
    「みゆきは友達なんだから、一緒に遊ぶの普通だろ?」
    みゆき「…うん。」

    13 = 3 :

    私にとっては、男君は本当に大切な友達でした。
     
    みゆき「もう、卒業だね。」
    「うん。」
    みゆき「別々の中学になっちやったね…」
    「みゆきは頭良いからなー。」
    みゆき「そんな事ないよ!」
    「だっていっつも勉強教えてもらったし。」
    みゆき「男君はスポーツ得意でしょ?!だからね…わたしが勉強頑張れば男君と二人で苦手なとこ補えるかなーって…思ったの。」
    「そっか…。」
    みゆき「…もう一緒に遊べないのかな…。」
    「そんな事ないよ!また一緒に遊ぼーぜ!…んで勉強教えてくれると助かる。」
    みゆき「…うんっ!」 
    中学三年生の秋。
    男の家で勉強するみゆきと男。
    「ん…もう十時近いな。そろそろ帰らないとまずいんじゃない?」
    みゆき「そうですね…一応家には遅くなるって言って出てきたんですが。」
    「女の子があんまし遅くなっちゃまずいでしょ。」
    みゆき「……男君。」
    「ん?」
    みゆき「私は女に生まれたくて女になった訳ではありませんよ。」
    「…え?」
    みゆき「…あっ!ヘンな意味ではないですよ?!」
    「う…うん。」
    みゆき「わ…私にとって男君は一番大切な友達です。」
    「…。」
    みゆき「最近思うんです。私が男だったら、もっとあなたと仲良くなれたのではないかと…。」
    「…みゆき。」
    みゆき「今日だってそうです。私が男に生まれていたら、ギリギリまで一緒に勉強して泊まっていけたかも…。」
    みゆき「…ってごめんね!変なこと言ってしまいました。」
    「みゆき…俺にとってもみゆきは一番大切な友達だよ。」
    みゆき「うん……じゃあ帰るね。」
    「おやすみ。」
    みゆき「おやすみなさい。」

    14 = 3 :

    …そして男君とは別々の高校に行きましたが、それからも私達は友達です。
     
     
    「ふーん、みゆきさんがそう言うならさ、今度直接みんなと会わせてよー」
    「こらっこなた!みゆきが迷惑だろーが!」
    「いいですよ。彼…男とは日曜日などよく一緒に勉強するので、今度の日曜日はみなさんも一緒にやりましょう?」
    「いいの?ゆきちゃん!」
    「そこは遠慮するとこよ、つかさ。」
    「本当に大丈夫ですよ、かがみさん。」
    「ほらほら、みゆきさんもおKて言ってるよーかがみん?」
    「…みゆきが迷惑じゃないんならいいけどさ…。」
    「お姉ちゃんも実はゆきちゃんの彼氏さん(仮)見たいんだよね?」
    「えと…本当に友達ですよ?」
     
     
    日曜日。
    「男君、そういう訳で今日は学校の友達が来るんですが…」
    「うん、いいよ。みゆきの友達だからみんな頭良いんだろーな。」
    「……。」
    ピンポーン
    「あ、来たみたいです。行ってきますね。」
    「うん。」

    「みなさん、こんにちは。」


    「ほうほう」
    「ふーん」
    「へー」
    「み…皆さんどうしたんですか?」
    「「別にー」」」
    じーっ×3
    「みゆき、なんか俺めっちゃ見られてるんだけど…」
    「ご…ごめんなさい。」

    15 = 3 :

    月曜日、学校。
    「みゆきさん、男君とは本当に友達なの?」
    「本当に友達です。」
    「でもゆきちゃんと男君、いい感じだったよねー」
    「お互い昔からの知り合いだからじゃないでしょうか…?」
    「あーあ、勿体ないわねー。」
    「…でも大切な友達です。」
     
     
    次の日曜日。
    電話をかけるみゆき。
    トゥルルル…
    トゥルルル…
    「どうしたんでしょう…」
    トゥルルル…
    トゥルルル…
    トゥルルル…
    ガチャ
    「あ…あの、男君ですか?」
    「………………あっ!みゆきっ!!ゴメン寝てた!!今行く!!!」


    「ゴメン!寝坊しちゃって。」
    「いえ、私は大丈夫ですが…どこか体調悪いんですか?」
    「いや、その…昨日寝たの遅くてさ…四時頃までゲームしてて…」
    「えっ?!珍しいですね…」
    「うん、実はみゆきの友達の泉さんにゲーム貸してもらってさ、だいぶハマってた…」
    「そう…ですか…。」
    「あっ、せっかくだし勉強しよう?」
    「…うん。」

    いつも通りの日曜日のはずでした。
    …なんでしょう…この心のモヤモヤは…。
     
       男君は私の友達。 
     大切な友達。
     
          友達…。
     
    ……トモダチ…
     
     
     
    …1ヶ月程して、予感は当たりました。

    16 = 3 :

    「みゆきさーん。」
    「どうしました?」
    「今週の日曜さ、みゆきさんの家遊び行っていい?」
    「いいですよ、皆さんで来るんですか?」
    「んーん、私だけ。」
    「??そうですか。」
    『泉さんだけなんて、珍しいですね…』
     
     
    日曜日。
    ピンポーン
    「こんにちはーみゆきさん。」
    「こんにちは、泉さん。どうぞ、上がってください。」
    「おじゃましまっす。」
     
    「…どうしたんですか、今日は。」
    「んとね…みゆきさんには報告しとかなきゃって思って。」
    「??何をですか?」
    「…その…私さ………男君と付き合う事になった。」
    「……………………えっ?」
    「一緒にゲームとかしてたらだんだんとさ…その…」
    「……………そうですか。」
    「みゆきさん…」
    「おっ…男君はいい人ですよ。きっと泉さんの事、大切にしてくれるて思いますよ。」
    「うん、そーだね。」
    「おめでとうございます。」
    「…ありがとう。」
    「…せに…」
    「えっ?」
    「幸せになってくださいね。」
    「うん。」
     
     
    泉さんが帰った後、私は男君にメールをしました。
    【本文】
    泉さんから聞きました。
    おめでとうございます。
    泉さんの事大切にして、幸せになってね。

     
     
    その日は、いつもより更に早く寝ました。
     
    …男君は大切な友達。
     
       これからもずっとそう…。
     
    『でも、もう二人では遊べないね。』

    17 = 3 :

    また次の日曜日。
    今日は一緒に勉強する約束はしてないのに、男君がうちに来ました。

    「みゆき、おはよ。」
    「うん、どうしたの男君。」
    「ん…ちょっと話ししたくて。」
    「…うん。」
    私のメールに対する男君の返信は無く、何だか男君に会うのは久し振りな気がしました。
    「泉から、聞いたんだよね?」
    「うん、聞いたよ。おめでとう。」
    「…なんて言うか、みゆきにはお礼を言わなきゃって思ってさ。」
    「お礼…ですか?」
    「うん、泉と知り合ったのはみゆきのおかげだし。」
    「…お礼よりも、ちゃんと泉の事を大切にする事を約束してください。」
    「…うん。約束する。」
    「…」
    「…」
    「あっ…関係無いんだけど来週も一緒に勉強しない?」
    「………ダメです。」
    「えっ…?」
    「泉さんのこと、大切にしてないって思われますよ?」
    「…でも、みゆきは友達だろ…?」
    「…前も言いましたが、私は女なんです。私が男性だったら許されますけど…。」
    「……うん、そうだな。」
    「もう、二人で遊んだりは出来ませんけど…私達…ずっと友達ですよね?」
    「…うん。」
    『あれ…?』
    私は胸が苦しくなりました。
    「ちょっと待っててくださいね。」
    私は男君を残して台所に向かっていました。
    気付いたら私はナイフを持って部屋に向かっていました。

    18 = 3 :

    ガチャ
    「男君。」
    「…どうしたの、みゆき。ナイフなんか持って。危ないよ?」
    「男君…。」
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    「……リンゴ剥いてあげるね。男君リンゴ好きだもんね。」
    「…うん。でもリンゴ持ってないよ。」
    「そうだね。かんじんのリンゴ持ってくるの忘れちゃった。持ってきますね。」
    「うん、ありがとう、みゆき。」
     
    私は泉さんみたいに料理は上手くありません。
    必死に剥いたリンゴを、男君は美味しそうに食べてくれました。
     
    私の…大切だった、男君。
     
    …これから男君を見守るのは私じゃないけれど、男君なら、きっと大丈夫。
     
     
    男君が帰った後、私は携帯電話から男君のアドレスを消しました。
    それからも、男君からは時々メールが来ます。
    でも私からメールをする事はありません。
     
     
     
    それからまた、十分な時間が流れました。

    19 = 3 :

    「泉さん、男君とはうまくいっていますか?」
    「うん。男優しいよ。」
    「ふふふ、よかったです。」
    「でも、学校でその話題はキケンだからさ…ほら、かがみんとかにバレると色々言われそうで。」
    「ふふふ、そうですね。」
     
    私の大切な幼なじみと、私の高校での大切な友達が一緒になって、幸せになって、私は嬉しい。
    でも私が男性に生まれていたら、きっと、もっと嬉しかったでしょう。
     
    少し未来の事を想像します。
    男君の隣には泉さんがいて、二人は幸せそうに笑っています。
    やがて二人は結婚するかもしれない。
    子供が産まれるかもしれない。


    男君の中から、私は消えないかもしれない。
    でも、もう二人で時間を過ごすことは出来ない。
    それでは私は無いのと同じなんです。
     
     
    日曜日の昼、私は駅のプラットフォームに立ちました。
    これは事故なんです。
    私は貧血でよろめくような仕草をしました。
    電車が来ます。
    大丈夫。あれから随分時間が経ったし、私は貧血でした。
    だからこれは事故なんです。
    私はよろめいて線路に投げ出されました。
    電車が来ました。
     
     
    やっと気付き来ました。
    私は…
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
    …男君が好きだった。

    20 = 3 :

    終わりです。
    最初のタイトルに(みゆきSS)と付け忘れました

    22 = 3 :

    >>14
    みゆきの台詞「彼…男」を「彼…男君」に脳内変換お願いします。

    >>19
    みゆきの心の言葉『気付き来ました』を『気付きました』に脳内h

    23 = 3 :

    もういっこありました。
    >>17のみゆきの台詞「泉を」を「泉さんを」にn

    24 :

    乙!

    まとめはケータイからは見れないの?

    25 = 9 :

    学校休んでここにきました
    乙です

    26 :

    >>24
    私は見られましたけど…

    >>25
    ちょwwwwww

    あなざーさんを見習って、ssは自分でまとめます。

    27 = 26 :

    やっつけました。

    28 :

    病み猫さんは俺の嫁でOK?

    29 :

    久々に書き手召喚の儀式をしようと思う

    OPスタート!

    30 :

    でも断る

    31 :

    阻止
    や、自分はまだ書けないけど今は定期的に書いてくれるひとがいるので

    病み猫さん、投下乙です
    >>24さんが言っているのはおそらく前のwikiのような携帯からでも見られるメニューがない、ということでしょう
    長編、短編、SS……のような、です
    今は前のwikiでいう最近の更新の部分しかありませんから……
    とはいえ自分もそのやり方はわからないので、試行錯誤するか、wikiの人に教えてもらうもしくは作ってもらうしか、ないのでしょうけど


    と書いてる間に既にOPは停止させられてるのであった、まる

    32 :

    >>24 >>31
    一応メニューはあるんですが携帯では表示されないんですか…。
    自分もどうすれば見られるようになるのか分からないので、
    分かる方がいらっしゃったらご教授お願いします。

    33 :

    逆に考えるんだ。「OPスタートしちゃってもいいさ」と考えるんだ。

    あーいまーい3cm

    34 :

    そりゃぷにってコトかい?

    36 :

    ラッピングが青つなぎです。本当にありがとうございました。

    38 = 34 :

    >>37
    私の分もkyoronosukeさんがやってくれたようです。
    私も時間の許す限り単発・短編を纏めました。
    Wikiの方も修復しつつあります。嬉しい限りですね。

    39 :

    >>37
    いえいえ、一応ですが簡単にまとめさせて頂きました。

    携帯の件ですが、トップにもメニューを置かないと携帯からは見られないということが分かりました。
    自分の勉強不足でした。すみません。
    多分これからは携帯からでも閲覧できると思います。

    40 = 32 :

    >>38
    単発・短編をまとめて下さったのは病み猫さんでしたか。ありがとうございます。
    Wikiが修復するのは本当に嬉しいことです。
    これからも頑張っていきましょう!

    42 = 35 :


    【To】柊かがみ
    【タイトル】Re:
    【本文】
     だいぶ良くなったよ。ありがと。
     お見舞いは今日来てくれたばかりなんだし、気を使わなくてもいいぜ?
     それに……まだ結論が出せてないんだ。明後日までにはちゃんと出すから。


     やんわりと断ってみた。


    【from】柊かがみ
    【タイトル】Re: Re:
    【本文】
     気を使ってるわけじゃなくて、単純にお見舞いに行きたいの。
     あんたも素直に感謝しなさいよね!何かお土産持ってってあげるから☆
     それに……結論を急がせるつもりなんてないから……いいでしょ?


     ………

     女の子が俺のお見舞いに、それも一人で、来てくれるなんて今までの俺の人生にあっただろうか?いやない(反語)。

     ………


    「ま、病人がお見舞いを受けるのは当然だよな?」

     俺が出した結論は要約するとそういうことだった。
     結局、お見舞いに来るというかがみの申し出を全面的に許諾したわけだ。


     ……『当然』

    『山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるかもわからんでは遭難は当然なんじゃ!
    そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい当然じゃッ!』

     そうジョセフお爺さまも言っておられる。
     微妙に違う気がするけど、気にシナーイ。

    43 = 35 :

     要は、ちゃんと結論を出す前にかがみと[禁則事項です]な展開にならなければいいだけのことだ。

     ちゃんと結論……

     まだ出せたとは言えないけど……

     お見舞いくらい、いいよね?

     つっても、仮病なわけだけど。


    【To】柊かがみ
    【タイトル】Re:
    【本文】
     わかった。素直に感謝するよ。ありがとう。
     くどいようだけど、返事は明後日な。ごめん。
     明日は一日家にいるつもりだから、いつ来てくれてもいいよ。
     お土産にプリンなんか持ってきてくれると嬉しいかも(笑)


     ヴイィィィィィィィ、
     ヴイィィィィィィィ、


     かがみからの返信が来た。

    【from】柊かがみ
    【タイトル】Re:Re
    【本文】
     じゃあ、明日お昼前、11時くらいに行くわ。
     美味しいプリンを売ってるお店知ってるから楽しみにしてなさいよ。
     私の告白への返事を急がせたりはしないから安心してよね!
     じゃ、また明日☆


     メールでつかさのことを聞いてみようかと思ったが、辞めた。

     まあ、明日聞けばいいし。

     かがみが変に意識して、喧嘩とかしてなきゃ良いけど……

     ま、メールでの感じも普通だったし、大丈夫かな。

    「さ、宿題をちょっとでも片付けておくか。昼間散々寝たおしたし」

    44 = 35 :



     ――翌日、4月29日。昭和の日。

     結局、昨日1ページも終わらぬまま寝てしまった俺は朝から宿題をやっていた。

     ピンポーン!

    「ん?かがみか?早いな……」

     時計を見ると10時半を少し回ったところだ。

     約束よりも30分近く早い。

     ピンポーン!

    「はいはい。んだよ、かがみ。ずいぶん早――」



     玄関を開けたところで俺は固まってしまった。


     なぜなら、そこに立っていたのは――、




    「え、と……おはよう、高良さん……」

    「あ、あの……おはようございます、男さん。昨日は体調が優れないようでしたので、本日改めてお見舞いに伺いました」

    47 = 32 :

    >>46
    投下乙です&画像ありがとうございます!
    早速トップページに貼らして頂きましたが、どうでしょう…?

    48 = 34 :

    あなざー・すたーさん
    kyoronosukeさん
    乙です!

    お二人とも本当に乙です!
    Wikiが凄くなっていて感激です!

    明日は私も続きを投下します!

    49 :

    まとめが一気に修復しつつあるな。
    新Wikiの人GJ

    50 :

    俺の携帯が悪いのか上手くみれないぜorz


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