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元スレ新ジャンル『淡々とかたり合う二人』
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女「たまに来る公園というのも良いものですね」
男「割と良く来ている気もしますけどね」
女「ほら、あそこ」
男「うん?」
女「子供達が居るでしょう。砂遊びをしている」
男「楽しそうですね」
女「子供の頃は、どうしてあんな物が楽しかったのでしょうね」
男「今ではもう楽しくないのですか」
女「そうですね、楽しくなど……いえ、どうでしょうか……」
男「女さん」
女「……はい」
男「今日は良い天気ですね」
女「……はい」
男「明日は物理の小テストがあるそうですね」
女「……はい」
男「砂場が気になるなら行ってみても宜しいのではないですか」
女「……は、な、何を馬鹿なことを言わないでください」
男「無理をしなくても良いですよ」
男「割と良く来ている気もしますけどね」
女「ほら、あそこ」
男「うん?」
女「子供達が居るでしょう。砂遊びをしている」
男「楽しそうですね」
女「子供の頃は、どうしてあんな物が楽しかったのでしょうね」
男「今ではもう楽しくないのですか」
女「そうですね、楽しくなど……いえ、どうでしょうか……」
男「女さん」
女「……はい」
男「今日は良い天気ですね」
女「……はい」
男「明日は物理の小テストがあるそうですね」
女「……はい」
男「砂場が気になるなら行ってみても宜しいのではないですか」
女「……は、な、何を馬鹿なことを言わないでください」
男「無理をしなくても良いですよ」
>>253 あれは完結させたかった…今はROMってますけどね
男「宇宙が今までに刻んだ時間からすると、私たちが生きているのは瞬きにも満たない程度の時間しか無いそうです」
女「私は一瞬でもいいと思います」
男「それはなぜでしょう」
女「全体から見てどんなに小さいものであったとしても、それが私にとっての全てですから」
男「なるほど」
女「だから私は出来るだけ一緒にいたいのです」
男「私も願わくばそうありたいものです」
女「もし死んで朽ち果てようと、この一瞬は永遠だと思うのです」
男「ではその一瞬が長く続くように」
女「保守ですか」
男「保守です」
だめだ、男が杉下右京しか考えられない……
女「私は一瞬でもいいと思います」
男「それはなぜでしょう」
女「全体から見てどんなに小さいものであったとしても、それが私にとっての全てですから」
男「なるほど」
女「だから私は出来るだけ一緒にいたいのです」
男「私も願わくばそうありたいものです」
女「もし死んで朽ち果てようと、この一瞬は永遠だと思うのです」
男「ではその一瞬が長く続くように」
女「保守ですか」
男「保守です」
だめだ、男が杉下右京しか考えられない……
女「こういうお店に入るのは初めてです」
男「実のところ、自分も初めてだが」
女「嘘を言わないでください。こういうのが好きなのでしょう」
男「いえ、こんな店があるとは知りませんでした……チェックしておきます」
女「常連になるつもりですか」
女「(しかし、なるほど……このような仕草で……)」
女「(これは……何に使うのでしょうか……首輪……?)」
女「(むむ……声や表情……こうしてアピールするのですね……)」
男「何を真剣になってるんだ」
女「動物とは言え、やはりそこには意志という物があるのだなと……感じていました」
男「そうだな、お金があれば……いや、家の許可がなければ飼うことはできないが……カワイイよな」
女「そうですね……パピヨン、シーズー……ミニチュアダックス……」
男「実のところ、自分も初めてだが」
女「嘘を言わないでください。こういうのが好きなのでしょう」
男「いえ、こんな店があるとは知りませんでした……チェックしておきます」
女「常連になるつもりですか」
女「(しかし、なるほど……このような仕草で……)」
女「(これは……何に使うのでしょうか……首輪……?)」
女「(むむ……声や表情……こうしてアピールするのですね……)」
男「何を真剣になってるんだ」
女「動物とは言え、やはりそこには意志という物があるのだなと……感じていました」
男「そうだな、お金があれば……いや、家の許可がなければ飼うことはできないが……カワイイよな」
女「そうですね……パピヨン、シーズー……ミニチュアダックス……」
男「腹が減った」
女「冷蔵庫でも漁っていなさい」
男「何か用意してはくれないのか」
女「お前の方が近いじゃないか」
男「…よっこいしょ」
女「……なぜ隣に座る」
男「いや、どうせ食べるなら」
女「もういい。しゃべるな」
女「冷蔵庫でも漁っていなさい」
男「何か用意してはくれないのか」
女「お前の方が近いじゃないか」
男「…よっこいしょ」
女「……なぜ隣に座る」
男「いや、どうせ食べるなら」
女「もういい。しゃべるな」
女「こんな時間ともなると……人も車も見えませんね」
男「そうですね、すっかり遅くなって……もうそろそろ明るくなる頃かも知れません」
男「流星群というのはもっと、こう……華々しいものだと記憶していましたが」
女「数年前の獅子座流星群はそうでしたが……毎年見える物は、比べればですけど、穏やかかも知れませんね」
スッ
男「あ、また1つ」
女「それでも、この夜だけで数え切れないほど見た気がします」
男「こういうのも良い物ですね」
女「今年の双子座は条件が良いと……その通りでしたね」
ススッ
男「そうですね、すっかり遅くなって……もうそろそろ明るくなる頃かも知れません」
男「流星群というのはもっと、こう……華々しいものだと記憶していましたが」
女「数年前の獅子座流星群はそうでしたが……毎年見える物は、比べればですけど、穏やかかも知れませんね」
スッ
男「あ、また1つ」
女「それでも、この夜だけで数え切れないほど見た気がします」
男「こういうのも良い物ですね」
女「今年の双子座は条件が良いと……その通りでしたね」
ススッ
男「もう、一生分見られた気がしますね」
女「そんなことはありません……皆さん空を見ないからそう仰るのです」
スッ
女「、クシッ」
男「あ……寒いですか」
女「平気です」
男「実は自分も、これでもちょっと寒くて……」
サッ
男「一つのコートの中に二人……ちょっといやらしいですか」
女「……暖かいですから、それでも良いかも知れません……」
スッ
ススッ
スッ
女「そんなことはありません……皆さん空を見ないからそう仰るのです」
スッ
女「、クシッ」
男「あ……寒いですか」
女「平気です」
男「実は自分も、これでもちょっと寒くて……」
サッ
男「一つのコートの中に二人……ちょっといやらしいですか」
女「……暖かいですから、それでも良いかも知れません……」
スッ
ススッ
スッ
今人いますか?
きもい独善的なのを書き溜めてたのですが
タイミングがつかめず貼れず終いでして。
寝る前に貼ろうかな、と。
きもい独善的なのを書き溜めてたのですが
タイミングがつかめず貼れず終いでして。
寝る前に貼ろうかな、と。
ではこれで寝ます。
若干>>85の続きかも知れません。
若干>>85の続きかも知れません。
男「何とかと煙は高いところにのぼりたがると言いますね」
女「つまりここにいる人々皆、頭が悪いと言いたいのですね」
男「私はあなたの目を見て喋っています」
女「すると、私を怒らせたいのですね」
男「滅相もございません」
女「つまりここにいる人々皆、頭が悪いと言いたいのですね」
男「私はあなたの目を見て喋っています」
女「すると、私を怒らせたいのですね」
男「滅相もございません」
男「地上223m」
女「特別展望台」
男「で、登りたがったその理由を」
女「好みの一々に理由が必要なのですか」
男「では少なくとも、私を誘った理由を」
女「……」
男「私を誘ったときのあなたの真似」
男「『……男さん。来て下さい。……いっ、いえ、暇だったらで良いのです。良いのですが……その……次の日曜――』」
女「………………」
男「耳まで赤いですよ」
女「特別展望台」
男「で、登りたがったその理由を」
女「好みの一々に理由が必要なのですか」
男「では少なくとも、私を誘った理由を」
女「……」
男「私を誘ったときのあなたの真似」
男「『……男さん。来て下さい。……いっ、いえ、暇だったらで良いのです。良いのですが……その……次の日曜――』」
女「………………」
男「耳まで赤いですよ」
女「私は思うのです」
男「何をでしょう?」
女「今、ここに私は居ます」
男「はい」
女「私は死を望むような人間ではありません」
男「ふむ」
女「となれば、ここには信頼があります」
男「それは何への信頼ですか」
女「この展望台が、少なくとも自分のいる間は、崩れたりなどは……しないだろうと」
男「なるほど」
男「何をでしょう?」
女「今、ここに私は居ます」
男「はい」
女「私は死を望むような人間ではありません」
男「ふむ」
女「となれば、ここには信頼があります」
男「それは何への信頼ですか」
女「この展望台が、少なくとも自分のいる間は、崩れたりなどは……しないだろうと」
男「なるほど」
女「しかし私は、一体……何を見て信頼しているというのでしょう」
男「と、仰いますと?」
女「私はこのタワーに特段詳しいわけでもありませんし……どんな技術で、どんな人が作ったのかも良くは知りません」
男「過信や思いこみではないかと」
女「……はい」
男「その質問をするために、今日私をここに連れてきたのでしょうか?」
女「いいえ、違います」
男「と、仰いますと?」
女「私はこのタワーに特段詳しいわけでもありませんし……どんな技術で、どんな人が作ったのかも良くは知りません」
男「過信や思いこみではないかと」
女「……はい」
男「その質問をするために、今日私をここに連れてきたのでしょうか?」
女「いいえ、違います」
女「私は……あなたがどんな人生を送ってきた人間なのか、全てを知っているわけでは、ありません」
男「うん」
女「何を感じて、何を考え、何を話す人間なのか」
「その全てを知っているわけではないのです」
男「そうですね」
女「なのに、こんなにも信頼することができる」
男「なるほど」
女「それは過信や思いこみではないですか?」
男「うん」
女「何を感じて、何を考え、何を話す人間なのか」
「その全てを知っているわけではないのです」
男「そうですね」
女「なのに、こんなにも信頼することができる」
男「なるほど」
女「それは過信や思いこみではないですか?」
男「ではちょっと試してみましょうか」
女「何をでしょうか」
男「今ここから飛び降りますから、見ていてください」
女「……何をそんな」
タッ
女「あっ……」
女「何をでしょうか」
男「今ここから飛び降りますから、見ていてください」
女「……何をそんな」
タッ
女「あっ……」
男「……」
女「……飛び降りないのでしょうか?」
男「まさか、そんなことをしたら死んでしまいます」
女「……」
男「私も、そうですね、死を望むような人間ではありませんので」
女「……で、何を試したのでしょうか」
男「一瞬で良いんです。ほんの一瞬でも、私が死んでしまう、死んだら嫌だと……思ってもらえましたか?」
女「……思わなかったと言ったら」
男「大変ショックです」
女「……思いました」
男「ありがとうございます」
女「……飛び降りないのでしょうか?」
男「まさか、そんなことをしたら死んでしまいます」
女「……」
男「私も、そうですね、死を望むような人間ではありませんので」
女「……で、何を試したのでしょうか」
男「一瞬で良いんです。ほんの一瞬でも、私が死んでしまう、死んだら嫌だと……思ってもらえましたか?」
女「……思わなかったと言ったら」
男「大変ショックです」
女「……思いました」
男「ありがとうございます」
男「私も、あなたのことを全て知っているわけではありません」
「とはいえ、全てを知らなければならないとまでは、思ってはいませんが――」
女「……」
男「多分、自分が死んだら泣いてくれるんじゃないか……という勝手な思いこみはあります」
女「思いこみでは……ないです」
男「とても嬉しいです。でも、思いこみでも良いんです。その一点だけでも思いこむことができれば」
女「……」
男「私は、あなたから愛されていると感じることができます」
「とはいえ、全てを知らなければならないとまでは、思ってはいませんが――」
女「……」
男「多分、自分が死んだら泣いてくれるんじゃないか……という勝手な思いこみはあります」
女「思いこみでは……ないです」
男「とても嬉しいです。でも、思いこみでも良いんです。その一点だけでも思いこむことができれば」
女「……」
男「私は、あなたから愛されていると感じることができます」
男「信じることも、愛することも――与えることに一生懸命になることは、もちろん良い事なのですけど」
女「……」
男「与えられている、と互いに感じあえれば、それで良いのです」
「私は、そう思います」
女「……思いこみであっても」
男「はい……思いこみであっても」
女「……私は……」
男「うん」
女「……今日ほど、愛されていると感じたことはありません」
女「……ありがとう」
BGM :「 Ave verum corpus 」/ W. A. Mozart (KV.618)
女「……」
男「与えられている、と互いに感じあえれば、それで良いのです」
「私は、そう思います」
女「……思いこみであっても」
男「はい……思いこみであっても」
女「……私は……」
男「うん」
女「……今日ほど、愛されていると感じたことはありません」
女「……ありがとう」
BGM :「 Ave verum corpus 」/ W. A. Mozart (KV.618)
お目汚し大変失礼しました。
クオリティ無くてスマソ
では、ちょっと散歩して頭冷やして寝ます。
スレが残ってればまたノシ
クオリティ無くてスマソ
では、ちょっと散歩して頭冷やして寝ます。
スレが残ってればまたノシ
中身はともかく最後にBGMの3文字が出てきたせいで柿の種吹いた
「新ジャンル」っていつか日の目を浴びて書籍化したりして流行しそうな気がする
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