私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ新ジャンル『淡々とかたり合う二人』
新ジャンル スレッド一覧へ / 新ジャンル とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
1の人来たのか支援
女「あ」
男「流れ星」
男「流れ星なんて初めて見た」
女「それは見なさすぎですね」
男「そういうあなたは何回見たことがあるのですか」
女「週に一回くらいは見ます」
男「多すぎです」
女「ずっと夜空を見ていれば、結構見られますよ」
男「あなたは暇な人ですか」
女「あなたは失礼な人ですね」
男「で、週に一回も何をお願いしているのですか」
女「そんなことは聞かないでください」
男「願い事はちゃんと叶っていますか」
女「叶わなかったことはありませんが」
男「それはすごいですね」
女「今日もきちんと叶いました」
男「何をお願いしてるのか、ますます気になりますね」
女「……今も、こうして叶っているところです」
男「うん?」
女「……いえ、何も」
女「あ」
男「流れ星」
男「流れ星なんて初めて見た」
女「それは見なさすぎですね」
男「そういうあなたは何回見たことがあるのですか」
女「週に一回くらいは見ます」
男「多すぎです」
女「ずっと夜空を見ていれば、結構見られますよ」
男「あなたは暇な人ですか」
女「あなたは失礼な人ですね」
男「で、週に一回も何をお願いしているのですか」
女「そんなことは聞かないでください」
男「願い事はちゃんと叶っていますか」
女「叶わなかったことはありませんが」
男「それはすごいですね」
女「今日もきちんと叶いました」
男「何をお願いしてるのか、ますます気になりますね」
女「……今も、こうして叶っているところです」
男「うん?」
女「……いえ、何も」
女「貴方は時折、遠くを見るように私と視線を合わせます」
男「そうでしょうか」
女「まるで私と言う穴から、別の風景を覗いているように」
男「ご不満ですか」
女「どうでしょう? ……ただ、寂しくはあります」
男「……女さん。そんな君だから素直になります。
遠くを見ているように見えるのは、
君を直視すると頬が緩んで情けない顔になってしまうからです」
女「…………男くん」
男「何でしょう」
女「わたしは、貴方の情けない顔をもっと沢山見たいです」
男「……参りました。にやけが収まりません」
男「そうでしょうか」
女「まるで私と言う穴から、別の風景を覗いているように」
男「ご不満ですか」
女「どうでしょう? ……ただ、寂しくはあります」
男「……女さん。そんな君だから素直になります。
遠くを見ているように見えるのは、
君を直視すると頬が緩んで情けない顔になってしまうからです」
女「…………男くん」
男「何でしょう」
女「わたしは、貴方の情けない顔をもっと沢山見たいです」
男「……参りました。にやけが収まりません」
男「好きな教科は何ですか」
女「数学が好きです」
男「僕は嫌いです」
女「……サイン、コサイン、」
男「サンシャイン。国語は楽しいですよ」
女「私は嫌いです。えっと、夏目漱石の三大名作は」
男「こころ、それから坊ちゃんです」
女「ひとつ足らないのではないですか」
男「え?」
女「え?」
女「数学が好きです」
男「僕は嫌いです」
女「……サイン、コサイン、」
男「サンシャイン。国語は楽しいですよ」
女「私は嫌いです。えっと、夏目漱石の三大名作は」
男「こころ、それから坊ちゃんです」
女「ひとつ足らないのではないですか」
男「え?」
女「え?」
女「数学以前に算数の問題ではないですか。もう一つは?」
男「三つ言いましたけれども」
女「?」
気付くのに数秒かかった自分乙
男「三つ言いましたけれども」
女「?」
気付くのに数秒かかった自分乙
男「もう、君は僕とプリンどっちが大切なのですか」
女「……え、えっと」
男「迷わないでください。……言ってみたかっただけです」
女「私とプリンどっちが大切ですか?」
男「君に決まっています」
女「……会話の流れを完全に無視しましたね」
男「ご気分はいかがですか」
女「……き、キスしたくなりました」
男「君は、まったく……」
女「……え、えっと」
男「迷わないでください。……言ってみたかっただけです」
女「私とプリンどっちが大切ですか?」
男「君に決まっています」
女「……会話の流れを完全に無視しましたね」
男「ご気分はいかがですか」
女「……き、キスしたくなりました」
男「君は、まったく……」
女「最近、読書をしています」
男「それはいいことです。何を読んでいるのですか」
女「グリとグラですが」
男「……また予想斜め後ろを孤を描きながら来ましたね」
女「何を予想しましたか?」
男「てっきり恋空かと」
女「すいーつ、かっこわらい」
男「……君はそう言う情報をどこから仕入れてくるのですか」
男「それはいいことです。何を読んでいるのですか」
女「グリとグラですが」
男「……また予想斜め後ろを孤を描きながら来ましたね」
女「何を予想しましたか?」
男「てっきり恋空かと」
女「すいーつ、かっこわらい」
男「……君はそう言う情報をどこから仕入れてくるのですか」
コトトン コトトン コトトン コトトン――次ハ――駅……
男「でも、そういうところが――、うん?」
女「……スゥ…………・」
男「女さん?」
女「…………フカ、……」
男「あらら、寝てしまいましたか……」
女「……男サン……」
男「寝言に返事をすると、寝たまま帰ってこられなくなるとも言いますし……さて……」
女「……男サン……入レテ……」
男「(……うん?)」
女「xニ……男サンヲ……入レテ……両辺ニルートヲ……」
男「(はは……いったい何に組み込まれてるんでしょうかね、私は)」
女「……コノ二式ハ……最終的ニ一致スル……コレニヨリ……すーぱー男サン理論ガ完成シ……」
男「(あらら、人を勝手に万物の理論に……)」
男「でも、そういうところが――、うん?」
女「……スゥ…………・」
男「女さん?」
女「…………フカ、……」
男「あらら、寝てしまいましたか……」
女「……男サン……」
男「寝言に返事をすると、寝たまま帰ってこられなくなるとも言いますし……さて……」
女「……男サン……入レテ……」
男「(……うん?)」
女「xニ……男サンヲ……入レテ……両辺ニルートヲ……」
男「(はは……いったい何に組み込まれてるんでしょうかね、私は)」
女「……コノ二式ハ……最終的ニ一致スル……コレニヨリ……すーぱー男サン理論ガ完成シ……」
男「(あらら、人を勝手に万物の理論に……)」
女「いまから貴方へ甘えます。心してかかって下さい」
男「ばっちりきて下さい」
女「…………と、言ったものの、何をすればいいのか解りません」
男「とりあえず、抱きついてはどうですか」
女「……抱きついてみました」
男「好き。と言って下さい」
女「…………」
男「…………」
女「男くん、すき」
男「……僕もです」
男「ばっちりきて下さい」
女「…………と、言ったものの、何をすればいいのか解りません」
男「とりあえず、抱きついてはどうですか」
女「……抱きついてみました」
男「好き。と言って下さい」
女「…………」
男「…………」
女「男くん、すき」
男「……僕もです」
スピーカー 「t e c h n o p o l i s、トキオゥ トキオゥ トキオゥ」
女「この商店街は趣味が悪いです」
男「理事会長の爺さんが熱心なYMOファンらしい……」
女「商店街のBGMにはもう少し幅広い人に受け入れられる曲を流すべきです」
男「例えばどのような?」
女「そうですね……童謡とかも良いかもしれませんね」
男「童謡ですか、何か良い歌があったでしょうか」
女「色々ありますけれど」
男「何か歌ってください」
女「歌うのですか……何か簡単な歌で……しあわせの歌など」
男「どうぞ」
女「で、では……」
女「ひ が しーに住む」
スピーカー「ライディーン」
女「やっぱりテクノ音楽は良くないと思うんです」
男「何かありましたか」
女「この商店街は趣味が悪いです」
男「理事会長の爺さんが熱心なYMOファンらしい……」
女「商店街のBGMにはもう少し幅広い人に受け入れられる曲を流すべきです」
男「例えばどのような?」
女「そうですね……童謡とかも良いかもしれませんね」
男「童謡ですか、何か良い歌があったでしょうか」
女「色々ありますけれど」
男「何か歌ってください」
女「歌うのですか……何か簡単な歌で……しあわせの歌など」
男「どうぞ」
女「で、では……」
女「ひ が しーに住む」
スピーカー「ライディーン」
女「やっぱりテクノ音楽は良くないと思うんです」
男「何かありましたか」
女「手を握って下さい」
男「いいですよ」
女「髪を撫でて下さい」
男「いいですよ」
女「……張り合いがありませんね」
男「どう言うことですか」
女「恋は駆け引きなのです。しかし貴方は何でも与えてくれる」
男「断られることによるスリルを求めたのですか」
女「そう言うことです」
男「スリルならば、僕は常時感じてます」
女「私の分もですか」
男「君の分もです。
いまも、君といることで心臓がバクバクしています」
男「いいですよ」
女「髪を撫でて下さい」
男「いいですよ」
女「……張り合いがありませんね」
男「どう言うことですか」
女「恋は駆け引きなのです。しかし貴方は何でも与えてくれる」
男「断られることによるスリルを求めたのですか」
女「そう言うことです」
男「スリルならば、僕は常時感じてます」
女「私の分もですか」
男「君の分もです。
いまも、君といることで心臓がバクバクしています」
男「箸の持ち方がおかしいですよ」
女「食事中に何を言い出すのでしょうか、突然に」
男「食事中だからこそ言うんです。数学の授業中に言い出したら変な人でしょう」
女「国語の授業中に言い出しても変な人です」
男「家庭科の授業中だったらどうでしょう」
女「調理実習なら……いえ、男子は技術科の授業を受けているはずです。あり得ないかと」
男「では思い切って体育の授業中なら」
女「男さん一人だけ50分間腹筋体操第一になりますよ」
男「あの教官なら本当に命じかねませんね」
女「準備体操のランニング、だと思ったら延々50分間ランニングだなんて非人道的です」
男「体育教官というのはおおよそ非人道的な職業ですからね」
男「で、箸の持ち方がおかし……あれ」
女「既になおしました」
男「話を脱線させている隙に直しましたか。高等テクニックですね」
女「でもこれでは力が入りません……掴もうとすると」
ポロッ
男「あらら」
女「人には向き不向きという物がありますから、あまり気にしないで下さい」
男「そうですね。もっとも、そのグーみたいな丸っこい握り方も嫌いではないですよ」
女「な……馬鹿にしてますね」
男「馬鹿になどしていません」
女「絶対直します」
男「応援しています」
ポロッ
女「あう」
男「あらら」
女「食事中に何を言い出すのでしょうか、突然に」
男「食事中だからこそ言うんです。数学の授業中に言い出したら変な人でしょう」
女「国語の授業中に言い出しても変な人です」
男「家庭科の授業中だったらどうでしょう」
女「調理実習なら……いえ、男子は技術科の授業を受けているはずです。あり得ないかと」
男「では思い切って体育の授業中なら」
女「男さん一人だけ50分間腹筋体操第一になりますよ」
男「あの教官なら本当に命じかねませんね」
女「準備体操のランニング、だと思ったら延々50分間ランニングだなんて非人道的です」
男「体育教官というのはおおよそ非人道的な職業ですからね」
男「で、箸の持ち方がおかし……あれ」
女「既になおしました」
男「話を脱線させている隙に直しましたか。高等テクニックですね」
女「でもこれでは力が入りません……掴もうとすると」
ポロッ
男「あらら」
女「人には向き不向きという物がありますから、あまり気にしないで下さい」
男「そうですね。もっとも、そのグーみたいな丸っこい握り方も嫌いではないですよ」
女「な……馬鹿にしてますね」
男「馬鹿になどしていません」
女「絶対直します」
男「応援しています」
ポロッ
女「あう」
男「あらら」
女「なるほど、スプーンならおかしい持ち方にはなりませんね」
男「先割れスプーンを用意しましょうか」
女「人を幼児扱いしないでください」
男「先割れスプーンを馬鹿にしてはいけません。介護の現場ではなかなかに重宝します」
女「私を老婆扱いして怒らせたいのですね」
男「滅相もありません」
男「で、スプーンを取り出してどうする気ですか」
女「出してしまった物はしょうがありません」
男「お弁当箱の中にスプーンで食べられそうなものは見あたりませんよ」
女「スプーンで食べられるものを買ってくれば良いではないですか」
男「何ですかそれは」
女「スプーンで食べるものと言えば一つしかありません。えーと……じょう……あ、常考」
男「良くは分かりませんが、パシらされれば宜しいのでしょうか」
女「あ待て、買ってきて欲しい物は」
男「プリンですね、言われなくても分かります」
男「先割れスプーンを用意しましょうか」
女「人を幼児扱いしないでください」
男「先割れスプーンを馬鹿にしてはいけません。介護の現場ではなかなかに重宝します」
女「私を老婆扱いして怒らせたいのですね」
男「滅相もありません」
男「で、スプーンを取り出してどうする気ですか」
女「出してしまった物はしょうがありません」
男「お弁当箱の中にスプーンで食べられそうなものは見あたりませんよ」
女「スプーンで食べられるものを買ってくれば良いではないですか」
男「何ですかそれは」
女「スプーンで食べるものと言えば一つしかありません。えーと……じょう……あ、常考」
男「良くは分かりませんが、パシらされれば宜しいのでしょうか」
女「あ待て、買ってきて欲しい物は」
男「プリンですね、言われなくても分かります」
男「アダムとイブは、幸せだったでしょうか」
女「貴方は時々、韜晦的な質問を唐突に投げかけてきますね」
男「そうでしょうか」
女「哲学的なことはよくわからないです」
男「そうと言わずに」
女「……むう、相変わらずですね」
男「プリンにやたらめったら執着する君ほどではありません」
女「プリンは今関係ないです。……質問をわすれてしましました」
男「アダムとイブです。孤独だった二人は幸せだったでしょうか」
女「……わかりません。ただ、」
男「ただ?」
女「私がイブだったら、幸せだったと思います。
愛に関する言葉を、世界で一番最初に伝えられたのですから」
男「……実に哲学ですね」
女「はい、てつがくです」
携帯で打つのがしんどくなったのでPCから。
女「貴方は時々、韜晦的な質問を唐突に投げかけてきますね」
男「そうでしょうか」
女「哲学的なことはよくわからないです」
男「そうと言わずに」
女「……むう、相変わらずですね」
男「プリンにやたらめったら執着する君ほどではありません」
女「プリンは今関係ないです。……質問をわすれてしましました」
男「アダムとイブです。孤独だった二人は幸せだったでしょうか」
女「……わかりません。ただ、」
男「ただ?」
女「私がイブだったら、幸せだったと思います。
愛に関する言葉を、世界で一番最初に伝えられたのですから」
男「……実に哲学ですね」
女「はい、てつがくです」
携帯で打つのがしんどくなったのでPCから。
男「しまった……これは困りましたね……」
女「あなたが大変有能な人材であることを、私は認めなければなりません」
男「恥ずかしい上に財布が軽いのです」
女「または、プリンの種類が豊富である学食に感謝するべきでありましょうか」
男「普通のプリン、コーヒープリン、牛乳プリン……どれを買えばよいのか分からなかった」
女「だからといって全て一つずつ買ってくるとは……」
男「言われなくても分かる、だなどと格好を付けた以上、聴きに戻るわけにもいかず」
女「……男さん」
男「なんでしょうか」
女「私は大変幸せです」
男「ありがとうございます」
女「男さんに何百回も愛してると言われるよりも、ずっと幸せです」
男「それはショックです」
女「男さんに何百回も愛してると伝えるよりも、ずっと幸せです」
男「この間とは真逆のことを真顔で言わないでください」
女「そしてあなたは頭が悪いです」
男「それは自分でも認めざるを得ません」
女「私の嘘にも気が付きませんしね」
女「はい、スプーンを」
男「さっきのスプーン……あなたのスプーンは?」
女「いつも二つ持ってますから。一緒に食べましょう」
女「あなたが大変有能な人材であることを、私は認めなければなりません」
男「恥ずかしい上に財布が軽いのです」
女「または、プリンの種類が豊富である学食に感謝するべきでありましょうか」
男「普通のプリン、コーヒープリン、牛乳プリン……どれを買えばよいのか分からなかった」
女「だからといって全て一つずつ買ってくるとは……」
男「言われなくても分かる、だなどと格好を付けた以上、聴きに戻るわけにもいかず」
女「……男さん」
男「なんでしょうか」
女「私は大変幸せです」
男「ありがとうございます」
女「男さんに何百回も愛してると言われるよりも、ずっと幸せです」
男「それはショックです」
女「男さんに何百回も愛してると伝えるよりも、ずっと幸せです」
男「この間とは真逆のことを真顔で言わないでください」
女「そしてあなたは頭が悪いです」
男「それは自分でも認めざるを得ません」
女「私の嘘にも気が付きませんしね」
女「はい、スプーンを」
男「さっきのスプーン……あなたのスプーンは?」
女「いつも二つ持ってますから。一緒に食べましょう」
類似してるかもしれないスレッド
- 新ジャンル「深夜のコンビニで無口と二人」 (55) - [56%] - 2008/8/12 1:45 ▲
- 新ジャンル「行き当たりバッタリ」 (84) - [55%] - 2009/5/29 9:00 △
- 新ジャンル「まったりレズ」 (481) - [55%] - 2008/12/28 4:00 ☆
- 新ジャンル「異性に触られると爆発」 (83) - [54%] - 2012/2/28 5:15 ▲
- 新ジャンル「家にドラえもんがいる」 (119) - [54%] - 2009/10/12 8:30 ▲
- 新ジャンル「いきなり夢オチ」 (99) - [54%] - 2008/9/11 19:45
- 新ジャンル「新ジャンルもSSだろ?」 (54) - [54%] - 2008/10/11 7:00
- 新ジャンル「うっかりスケベ妹」 (55) - [54%] - 2013/2/21 11:00
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について