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元スレ新ジャンル「いきなり夢オチ」
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女「遅刻遅刻~」
男「あー眠・・・」
ドーン!!
女「いったーい・・・」
男「てめっどこ見て──」
男「はっ夢か・・・」
落ちちゃったからやり直し
男「あー眠・・・」
ドーン!!
女「いったーい・・・」
男「てめっどこ見て──」
男「はっ夢か・・・」
落ちちゃったからやり直し
先生「あー今日は転校生を紹介する」
女「○○から引っ越してきた女です・・・ってあー!!」
男「あ!!てめえは!」
先生「なんだお前ら知り合いか?」
女「知り合いなんかじゃありません!」
男「そうです!こんな奴──」
男「はっ夢か・・・」
男友「おい授業始まるぞ」
女「○○から引っ越してきた女です・・・ってあー!!」
男「あ!!てめえは!」
先生「なんだお前ら知り合いか?」
女「知り合いなんかじゃありません!」
男「そうです!こんな奴──」
男「はっ夢か・・・」
男友「おい授業始まるぞ」
女「なんであんたの隣なのよ・・・」
男「それはこっちのセリフだぜったく・・・」
女「ねえ教科書見せてよ」
男「何でお前なんかに見せなきゃなんねえんだよ」
女「私は転校してきたばっかなんだからしょうがないでしょ!」
先生「おいお前ら私語はつつしめー」
女「う・・・あんたのせいで怒られたじゃない!」
男「なんだと!元はと言えば──」
男「はっ夢か・・・」
先生「授業中に夢なんぞ見るなんて余裕だな」
男「それはこっちのセリフだぜったく・・・」
女「ねえ教科書見せてよ」
男「何でお前なんかに見せなきゃなんねえんだよ」
女「私は転校してきたばっかなんだからしょうがないでしょ!」
先生「おいお前ら私語はつつしめー」
女「う・・・あんたのせいで怒られたじゃない!」
男「なんだと!元はと言えば──」
男「はっ夢か・・・」
先生「授業中に夢なんぞ見るなんて余裕だな」
男「なんかさー俺最近やけにリアルな夢見るんだよなー」
男友「羨ましいな。俺なんか夢なんか見ないぜ?」
男「リアルすぎて気持ち悪い」
男友「どんな内容なんだよ」
男「えーと・・・確か」
女「なーんの話してんの?」
男「んだよ。割り込んでくんな」
女「冷たいわねー話しなさいよー」
男友「お前ら相変わらず仲いいな」
男「そんなんじゃ──」
男「また夢か・・・」
男友「何寝てんだよ。昼休み終わっちまうぞー」
男友「羨ましいな。俺なんか夢なんか見ないぜ?」
男「リアルすぎて気持ち悪い」
男友「どんな内容なんだよ」
男「えーと・・・確か」
女「なーんの話してんの?」
男「んだよ。割り込んでくんな」
女「冷たいわねー話しなさいよー」
男友「お前ら相変わらず仲いいな」
男「そんなんじゃ──」
男「また夢か・・・」
男友「何寝てんだよ。昼休み終わっちまうぞー」
男「雨降ってきたな・・・」
女「あ!何で傘持ってんのよ!」
男「置き傘してたんだ。何でどなられなきゃいけねえんだよ」
女「入れて」
男「はあ?」
女「今日は急いで帰んなきゃいけないの!いいから入れて!」
男「ったくしょうが──」
男「はっ夢か・・・」
男「うおっもう誰もいねえや」
女「あ!何で傘持ってんのよ!」
男「置き傘してたんだ。何でどなられなきゃいけねえんだよ」
女「入れて」
男「はあ?」
女「今日は急いで帰んなきゃいけないの!いいから入れて!」
男「ったくしょうが──」
男「はっ夢か・・・」
男「うおっもう誰もいねえや」
女「なんで浮気したの?男君は私のものなのに・・・」
男「お、おい落ち着けって、な?」
女「私の言うこと聞かない子にはお仕置きが必要だよね・・・」
男「刃物なんか危ないって!!や、やめ──」
男「はっ夢か・・・」
男「うん、『夢オチ』っつたらこうだよな・・・」
男「お、おい落ち着けって、な?」
女「私の言うこと聞かない子にはお仕置きが必要だよね・・・」
男「刃物なんか危ないって!!や、やめ──」
男「はっ夢か・・・」
男「うん、『夢オチ』っつたらこうだよな・・・」
落ちちゃったからってことは
前スレがあるのか?
つか、いいとこで夢から覚めないでよ
続きが気になるよ
でも夢ってそんなもんだよね
前スレがあるのか?
つか、いいとこで夢から覚めないでよ
続きが気になるよ
でも夢ってそんなもんだよね
この男なら、寝ながら通学も難無くこなしそうな気がするwwwwwwwww
女「行ってきまーす」
男「行ってきますよっと・・・」
女「・・・ってあー!あんたは!」
男「ん・・・?げ!お前は!」
女「お前って何よ!・・・じゃなくて隣だったの!?」
男「うげ・・・最悪だぜ・・・」
女「な、何よその言い方!こっちだって最悪よ!」
男「朝っぱらからうるせえ──」
男「ま、夢だよな・・・」
男「おっと遅刻しちまう」
男「行ってきますよっと・・・」
女「・・・ってあー!あんたは!」
男「ん・・・?げ!お前は!」
女「お前って何よ!・・・じゃなくて隣だったの!?」
男「うげ・・・最悪だぜ・・・」
女「な、何よその言い方!こっちだって最悪よ!」
男「朝っぱらからうるせえ──」
男「ま、夢だよな・・・」
男「おっと遅刻しちまう」
男友「うぃーす男」
男「おう・・・」
男友「なんだ元気ねえな。例の夢のせいか?」
男「うーんどうなんだろ・・・って俺その話お前にしたっけ?」
男友「何言ってんだお前?寝ぼけてるんじゃねえの」
男「あれは確か夢の中──」
男「ここで夢オチはねえよ・・・」
男「だって意味分かんねえもん・・・」
男「おう・・・」
男友「なんだ元気ねえな。例の夢のせいか?」
男「うーんどうなんだろ・・・って俺その話お前にしたっけ?」
男友「何言ってんだお前?寝ぼけてるんじゃねえの」
男「あれは確か夢の中──」
男「ここで夢オチはねえよ・・・」
男「だって意味分かんねえもん・・・」
女「あれ?あんたどっから登校すんのよ」
男「こっちから行ったほうが近いんだよ」
女「え?そうなの?そしたら私も行く!」
男「ついてくんなよ」
女「なんでよ!いいじゃん道案内してよ!」
男「女連れで歩け──」
男「はっ夢か・・・」
男友「朝から眠そうだなお前」
男「こっちから行ったほうが近いんだよ」
女「え?そうなの?そしたら私も行く!」
男「ついてくんなよ」
女「なんでよ!いいじゃん道案内してよ!」
男「女連れで歩け──」
男「はっ夢か・・・」
男友「朝から眠そうだなお前」
男「はっ夢か・・・」
女「授業中に何寝てんのよ」
男「うるせえな・・・仕方ねえだろ寝不足なんだから」
女「知らないわよ・・・もうすぐテストなのに」
男「げ!マジかよ!ノート見してくれ!」
女「い、いやよ!なんであんたなんかに!」
男「この前傘に入れてやっただろーが!」
女「し、しょうがないわね・・・はいこれ」
男「やったありが──」
男「はい夢っと・・・」
男友「テスト近いのに寝てていいのかよお前」
男「こっちでもか・・・」
女「授業中に何寝てんのよ」
男「うるせえな・・・仕方ねえだろ寝不足なんだから」
女「知らないわよ・・・もうすぐテストなのに」
男「げ!マジかよ!ノート見してくれ!」
女「い、いやよ!なんであんたなんかに!」
男「この前傘に入れてやっただろーが!」
女「し、しょうがないわね・・・はいこれ」
男「やったありが──」
男「はい夢っと・・・」
男友「テスト近いのに寝てていいのかよお前」
男「こっちでもか・・・」
>>448
㌧クス
㌧クス
男「順調に現実と夢の境がつかなくなってきたな」
男「こういう場合お互いがリンクしてたりするもんだ」
男「だからこの場にも」
女「何ぶつぶつ言ってんのよ気持ち悪い」
男「はいでたー」
女「な、何よ・・・まさか私のことで頭がいっぱいだったの?」
男「お前の頭はお花畑でいっぱいのようだがな」
女「失礼しちゃうわね!私より成績低いくせに!」
男「知るかそんなもん。それよりお前何か用が──」
男「夢、ね・・・」
男「果たして『女』は存在するのか・・・俺の妄想か・・・」
男「ま、妄想だな・・・」
男「こういう場合お互いがリンクしてたりするもんだ」
男「だからこの場にも」
女「何ぶつぶつ言ってんのよ気持ち悪い」
男「はいでたー」
女「な、何よ・・・まさか私のことで頭がいっぱいだったの?」
男「お前の頭はお花畑でいっぱいのようだがな」
女「失礼しちゃうわね!私より成績低いくせに!」
男「知るかそんなもん。それよりお前何か用が──」
男「夢、ね・・・」
男「果たして『女』は存在するのか・・・俺の妄想か・・・」
男「ま、妄想だな・・・」
>>1
待ってました
待ってました
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「はっ夢か・・・」
男「俺の妄想説か異次元説・・・」
男「現実的なのは妄想説だけどなあ」
男友「うぉーっす」
男「あ、男友。この前の夢の話なんだけどさ」
男友「夢の話?何だそりゃ」
男「(夢の話を知らないってことは現実か)あ、いやごめん俺実はさ──」
男「・・・これも夢ってか?」
男「いよいよ発狂フラグか・・・」
男「現実的なのは妄想説だけどなあ」
男友「うぉーっす」
男「あ、男友。この前の夢の話なんだけどさ」
男友「夢の話?何だそりゃ」
男「(夢の話を知らないってことは現実か)あ、いやごめん俺実はさ──」
男「・・・これも夢ってか?」
男「いよいよ発狂フラグか・・・」
夢が現実で、現実が夢?
夢オチって思ってるのが夢でそれが現実
意味わからなくなってきた
夢オチって思ってるのが夢でそれが現実
意味わからなくなってきた
>>28
「それは夢だ」
「それは夢だ」
女「ど、どうしよう・・・」
男「ありゃ女・・・?家の前で何やってんだ」
女「お、男じゃない・・・今帰ってきたの?」
男「部活休みだったんだよ。で、お前何してんの?」
女「鍵失くしちゃったの・・・」
男「あーそりゃ御気の毒様だな。夜まで待て」
女「そ、それがお父さんもお母さんも今日帰ってこないの・・・どうしよう・・・」
男「・・・はあーしょうがねえな。家に来いよ」
女「え・・・いいの?」
男「お前ここで一晩明かす気かよ。おふくろももう帰ってきてるし大丈夫だろうよ」
女「あ、ありがとう・・・」
男「けっ・・・これで一つ貸しだ──」
男「はっ夢か・・・」
男「・・・もったいねえー」
男「ありゃ女・・・?家の前で何やってんだ」
女「お、男じゃない・・・今帰ってきたの?」
男「部活休みだったんだよ。で、お前何してんの?」
女「鍵失くしちゃったの・・・」
男「あーそりゃ御気の毒様だな。夜まで待て」
女「そ、それがお父さんもお母さんも今日帰ってこないの・・・どうしよう・・・」
男「・・・はあーしょうがねえな。家に来いよ」
女「え・・・いいの?」
男「お前ここで一晩明かす気かよ。おふくろももう帰ってきてるし大丈夫だろうよ」
女「あ、ありがとう・・・」
男「けっ・・・これで一つ貸しだ──」
男「はっ夢か・・・」
男「・・・もったいねえー」
男「どこまで行っても夢夢夢・・・」
男「現実は一体どこにあるんだか」
女「おーす根暗少年」
男「もう君が出てきちゃったら夢確定だよね」
女「何訳わかんないこと言ってんの。夢なわけないでしょーが」
男「いーや夢だね。『女』なんて俺の妄想の産物だ」
女「・・・本当に夢だと思うの?」
男「当たり前だ。すぐにこの世界だって夢オチで──」
男「─ってあれ?オチ・・・ない」
男「現実は一体どこにあるんだか」
女「おーす根暗少年」
男「もう君が出てきちゃったら夢確定だよね」
女「何訳わかんないこと言ってんの。夢なわけないでしょーが」
男「いーや夢だね。『女』なんて俺の妄想の産物だ」
女「・・・本当に夢だと思うの?」
男「当たり前だ。すぐにこの世界だって夢オチで──」
男「─ってあれ?オチ・・・ない」
女「ほらね?ここは現実だよ」
男「い、いや現実なわけがない・・・」
女「どうして?」
男「だって現実にお前は存在しない─」
女「その現実だって夢オチだったじゃない」
男「う・・・じゃ、じゃあ!現実って何なん──」
男「はっ夢か・・・」
男「?珍しく内容を覚えてないな」
男「い、いや現実なわけがない・・・」
女「どうして?」
男「だって現実にお前は存在しない─」
女「その現実だって夢オチだったじゃない」
男「う・・・じゃ、じゃあ!現実って何なん──」
男「はっ夢か・・・」
男「?珍しく内容を覚えてないな」
男「どこまで行っても夢夢夢・・・」
男「現実は一体どこに・・・ってこれ前にも言ったような」
女「おーす根暗少年」
男「もう君が出てきちゃったら夢確定だよね」
女「何訳わかんないこと言ってんの。夢なわけないでしょーが」
男「いーや夢だ・・・ね・・・」
女「どうしたの?」
男「思い出した」
女「・・・何を?」
男「君は、一体誰だ?」
女「実際の人物?妄想の産物?どれだろうね」
男「教えてくれ。俺はこれからどうなる──」
男「ここでか・・・ちくしょう・・・」
男「俺の現実はどこにあるんだ・・・」
男「現実は一体どこに・・・ってこれ前にも言ったような」
女「おーす根暗少年」
男「もう君が出てきちゃったら夢確定だよね」
女「何訳わかんないこと言ってんの。夢なわけないでしょーが」
男「いーや夢だ・・・ね・・・」
女「どうしたの?」
男「思い出した」
女「・・・何を?」
男「君は、一体誰だ?」
女「実際の人物?妄想の産物?どれだろうね」
男「教えてくれ。俺はこれからどうなる──」
男「ここでか・・・ちくしょう・・・」
男「俺の現実はどこにあるんだ・・・」
男「ほれ、布団貸してやるよ」
女「あ、うん・・・ありがとう」
男「いいって。服、妹のやつだけど大丈夫か?」
女「うん、ぴったりみたい」
男「そうか・・・お前の両親、明日には帰ってくるんだよな?」
女「明日の昼には帰ってくるってさ。男にちゃんとお礼言っておきなさいって」
男「お礼を言うならおふくろにな。したらおやすみ」
女「あ、あのさ・・・少し話さない?」
男「なんだよいきなり」
女「眠れなさそうなの・・・それに一人じゃ心細いし・・・」
男「はあ?何言ってんだおま──」
男「夢ですね・・・」
男「順調にストーリーが進んでる気がするなあ」
女「あ、うん・・・ありがとう」
男「いいって。服、妹のやつだけど大丈夫か?」
女「うん、ぴったりみたい」
男「そうか・・・お前の両親、明日には帰ってくるんだよな?」
女「明日の昼には帰ってくるってさ。男にちゃんとお礼言っておきなさいって」
男「お礼を言うならおふくろにな。したらおやすみ」
女「あ、あのさ・・・少し話さない?」
男「なんだよいきなり」
女「眠れなさそうなの・・・それに一人じゃ心細いし・・・」
男「はあ?何言ってんだおま──」
男「夢ですね・・・」
男「順調にストーリーが進んでる気がするなあ」
男「男友、たまには屋上で飯食おうぜ」
男友「?なんだいきなり」
男「いいだろ?たまにはさ」
男友「ま、いいけどさ」
男「あー・・・いい天気だな」
男友「まったくだ」
男「なあ男友」
男友「なんだよ」
男「こっから落ちたらどうなると思う?」
男友「そりゃ死ぬだろうよ」
男「そうか」ガシャ
男友「─っておい!お前何してんだよ!!」
男「よっ」ヒュッ!!
男友「あ──」
グシャ
男友「?なんだいきなり」
男「いいだろ?たまにはさ」
男友「ま、いいけどさ」
男「あー・・・いい天気だな」
男友「まったくだ」
男「なあ男友」
男友「なんだよ」
男「こっから落ちたらどうなると思う?」
男友「そりゃ死ぬだろうよ」
男「そうか」ガシャ
男友「─っておい!お前何してんだよ!!」
男「よっ」ヒュッ!!
男友「あ──」
グシャ
ガバッ!!
男「っぷはあ!!」
男「は・・・はは・・・はははははははは!」
男「はぁ・・・気持ち悪ぃ・・・」
女「男ー?起きてるー?」
男「あ、ああ・・・今起きたとこだ」
女「おばさんがもうご飯用意してくれてるから食べよ?」
男「今行くよ」
男「っぷはあ!!」
男「は・・・はは・・・はははははははは!」
男「はぁ・・・気持ち悪ぃ・・・」
女「男ー?起きてるー?」
男「あ、ああ・・・今起きたとこだ」
女「おばさんがもうご飯用意してくれてるから食べよ?」
男「今行くよ」
男「ごちそうさまっと」
女「ごちそうさまです」
男「どうする?昼食ってくのか?」
女「ううん。お母さん午前中には帰ってくるってさ」
男「そうか。よかったな」
女「うん・・・本当にありがとう、男」
男「よせよ。貸しだっつったろ?」
女「そ、そうだよね・・・あのさ」
男「?なんだよ」
女「また、おじゃましてもいい?」
男「そりゃ別にかまわないけど──」
男「はっ夢か・・・」
男「どうなるんだかなあ・・・俺」
女「ごちそうさまです」
男「どうする?昼食ってくのか?」
女「ううん。お母さん午前中には帰ってくるってさ」
男「そうか。よかったな」
女「うん・・・本当にありがとう、男」
男「よせよ。貸しだっつったろ?」
女「そ、そうだよね・・・あのさ」
男「?なんだよ」
女「また、おじゃましてもいい?」
男「そりゃ別にかまわないけど──」
男「はっ夢か・・・」
男「どうなるんだかなあ・・・俺」
女「おはいよー」
男「おは・・・お前は誰だ」
女「・・・寝ぼけてんの?私は─」
男「お前は誰だ」
女「・・・夢なんだから聞いても無駄でしょ?」
男「かもね」
女「あなたの家に泊まったこともあるのに・・・」
男「それは夢の話だ」
女「だからここも夢じゃない」
男「そうだったな」
女「ここを否定してどうなるの?いいじゃない。夢か現実かなんて」
男「夢はでしゃばるな」
女「現実を確定できない精神病患者風情が言うじゃない」
男「俺は──」
男「はっ夢か・・・」
男「精神病、ね・・・まったくだ」
男「おは・・・お前は誰だ」
女「・・・寝ぼけてんの?私は─」
男「お前は誰だ」
女「・・・夢なんだから聞いても無駄でしょ?」
男「かもね」
女「あなたの家に泊まったこともあるのに・・・」
男「それは夢の話だ」
女「だからここも夢じゃない」
男「そうだったな」
女「ここを否定してどうなるの?いいじゃない。夢か現実かなんて」
男「夢はでしゃばるな」
女「現実を確定できない精神病患者風情が言うじゃない」
男「俺は──」
男「はっ夢か・・・」
男「精神病、ね・・・まったくだ」
男「今日も律儀に登校してるけど」
男「これも夢なんだろうな」
女「おはよー」
男「君は誰だ」
女「・・・もう隠しだてはできないわね」
男「・・・」
女「ここは正確に言うと夢じゃないの」
男「異次元とかなんかか?」
女「察しがいいわね。そう、ここはあなたの世界とは少し座標が違う世界」
男「俺は眠ることでこの世界とリンクしてるってか」
女「理解が早くて助かるわ。」
男「それで君は一体何なんだ?」
女「・・・私はこの次元帯の観測者。イレギュラーの君を監視していたの」
男「そういうことだったのか・・・な、なあ!俺はこれからどうすれば──」
男「これも夢ね・・・」
男「そりゃそうだよな・・・異次元なんて・・・」
男「これも夢なんだろうな」
女「おはよー」
男「君は誰だ」
女「・・・もう隠しだてはできないわね」
男「・・・」
女「ここは正確に言うと夢じゃないの」
男「異次元とかなんかか?」
女「察しがいいわね。そう、ここはあなたの世界とは少し座標が違う世界」
男「俺は眠ることでこの世界とリンクしてるってか」
女「理解が早くて助かるわ。」
男「それで君は一体何なんだ?」
女「・・・私はこの次元帯の観測者。イレギュラーの君を監視していたの」
男「そういうことだったのか・・・な、なあ!俺はこれからどうすれば──」
男「これも夢ね・・・」
男「そりゃそうだよな・・・異次元なんて・・・」
男「現実を否定するのは現実逃避かね」
男友「んー?そうなんじゃね?」
男「俺には逃避する現実すらない」
男友「なんだ哲学的な話か?」
男「いや現実的な問題。ここも夢だろうけどね」
男友「ふーん・・・ま、いいんじゃねえの?それでもさ」
男「現実の無い夢に価値なんてあるのかな?」
男友「知らねえよそんなこと」
男「だよね・・・あ、そのおにぎり一口くれよ」
男友「いやだね。自分で買いな」
男「ちぇー・・・ったく男友はケチ──」
男「はっ夢か・・・」
男「・・・おにぎり買ってこよ」
男友「んー?そうなんじゃね?」
男「俺には逃避する現実すらない」
男友「なんだ哲学的な話か?」
男「いや現実的な問題。ここも夢だろうけどね」
男友「ふーん・・・ま、いいんじゃねえの?それでもさ」
男「現実の無い夢に価値なんてあるのかな?」
男友「知らねえよそんなこと」
男「だよね・・・あ、そのおにぎり一口くれよ」
男友「いやだね。自分で買いな」
男「ちぇー・・・ったく男友はケチ──」
男「はっ夢か・・・」
男「・・・おにぎり買ってこよ」
男「あ、女じゃん。おはよー」
女「おはよ。そっちからあいさつしてくるなんて珍しいね」
男「そうか?」
女「何か心境の変化でも?」
男「さあね」
女「・・・夢とか現実とかはもうどうでもいいの?」
男「俺に現実なんか無いのかもね」
女「現実の存在しない人間なんているのかしら」
男「俺が知るかよそんなこと」
女「あなたは誰?」
男「俺は──」
男「はっ夢か・・・」
男「俺は誰だ・・・?」
女「おはよ。そっちからあいさつしてくるなんて珍しいね」
男「そうか?」
女「何か心境の変化でも?」
男「さあね」
女「・・・夢とか現実とかはもうどうでもいいの?」
男「俺に現実なんか無いのかもね」
女「現実の存在しない人間なんているのかしら」
男「俺が知るかよそんなこと」
女「あなたは誰?」
男「俺は──」
男「はっ夢か・・・」
男「俺は誰だ・・・?」
女「あ、男ー」
男「おう、週末ぶりだな」
女「あのさ、映画行かない?」
男「・・・どういう風の吹きまわしだ」
女「変に勘ぐらないでよ。この前のお礼よお礼」
男「だから俺はそういうのは──」
女「私だって貸しつくったままなのは嫌なの。これで貸し借りなしよ」
男「そういうことなら・・・」
女「じゃ、今週の日曜にね?」
男「お前も来るのか?なんでまた」
女「・・・私といっしょじゃご不満?」
男「あ、いやそういうことじゃなくてうん、行かせていただき──」
男「はっ夢か・・・」
男「映画、ね」
男「おう、週末ぶりだな」
女「あのさ、映画行かない?」
男「・・・どういう風の吹きまわしだ」
女「変に勘ぐらないでよ。この前のお礼よお礼」
男「だから俺はそういうのは──」
女「私だって貸しつくったままなのは嫌なの。これで貸し借りなしよ」
男「そういうことなら・・・」
女「じゃ、今週の日曜にね?」
男「お前も来るのか?なんでまた」
女「・・・私といっしょじゃご不満?」
男「あ、いやそういうことじゃなくてうん、行かせていただき──」
男「はっ夢か・・・」
男「映画、ね」
男「なあ男友」
男友「んだよ」
男「俺は、誰だ?」
男友「男は男だろ。それ以外の何物でもねーよ・・・大丈夫か?」
男「あー・・・まぁ俺にもセンチな気分になることがあるんだよ」
男友「思春期か」
男「ちげえねえ」
男友「何か悩み事でもあるんだったら遠慮無く言え。聞くことぐらいはできるだろ」
男「ありがとう友よ」
男「・・・」
男「この友情も夢なのか・・・?」
男友「んだよ」
男「俺は、誰だ?」
男友「男は男だろ。それ以外の何物でもねーよ・・・大丈夫か?」
男「あー・・・まぁ俺にもセンチな気分になることがあるんだよ」
男友「思春期か」
男「ちげえねえ」
男友「何か悩み事でもあるんだったら遠慮無く言え。聞くことぐらいはできるだろ」
男「ありがとう友よ」
男「・・・」
男「この友情も夢なのか・・・?」
男「なかなか面白かったな」
女「でしょ?感謝してよね」
男「何言ってんだ。貸し借り無しだって言ったのはお前だろーが」
女「う・・・」
男「ま、誘ってくれてありがとよ」
女「ふふん、そうでしょそうでしょ」
男「調子に乗るな」
女「何よ!いいじゃない別に!・・・こっちからもありがと」
男「ん?」
女「付き合ってくれて」
男「おう。これで貸し借り無しだな」
女「あ、あのさ!」
男「なんだよ」
女「また・・・誘ってもいい?」
男「ああ?別にそんなの──」
男「はっ夢か・・・」
男「どこまで続くんだこの茶番は・・・」
女「でしょ?感謝してよね」
男「何言ってんだ。貸し借り無しだって言ったのはお前だろーが」
女「う・・・」
男「ま、誘ってくれてありがとよ」
女「ふふん、そうでしょそうでしょ」
男「調子に乗るな」
女「何よ!いいじゃない別に!・・・こっちからもありがと」
男「ん?」
女「付き合ってくれて」
男「おう。これで貸し借り無しだな」
女「あ、あのさ!」
男「なんだよ」
女「また・・・誘ってもいい?」
男「ああ?別にそんなの──」
男「はっ夢か・・・」
男「どこまで続くんだこの茶番は・・・」
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