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元スレ新ジャンル「妹幽霊」
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兄『この手紙を読んでいるという事は、俺は死んだらしいな。
実はお前に黙ってある実験をしていた。どうも、お前が力を使えるようになる度に、
俺の体調が悪くなる気がした。それを確かめる為だ。
紅茶を淹れさせたり、電話で会話しようとしたり。これは電話の実験の前に書いている』
妹『お兄ちゃん……あの時、もうこのこと知ってて……』
兄『これを読んでいるという事は、お前の"力"と俺の体調には関係があったという事になる』
妹『やっぱり……! 私、お兄ちゃんの命を……!』
兄『だが待て! 単純に即死に繋がるとは限らない。体調が悪くなることで、元々煩っていた病気が
悪化した、という可能性もある。俺らの家系は癌家系だしな。それにだ。俺はこの事について、
一切後悔もしていない。もちろんお前を恨んでもいない。もし死にたくなかったら、こんな実験、
すると思うか?』
実はお前に黙ってある実験をしていた。どうも、お前が力を使えるようになる度に、
俺の体調が悪くなる気がした。それを確かめる為だ。
紅茶を淹れさせたり、電話で会話しようとしたり。これは電話の実験の前に書いている』
妹『お兄ちゃん……あの時、もうこのこと知ってて……』
兄『これを読んでいるという事は、お前の"力"と俺の体調には関係があったという事になる』
妹『やっぱり……! 私、お兄ちゃんの命を……!』
兄『だが待て! 単純に即死に繋がるとは限らない。体調が悪くなることで、元々煩っていた病気が
悪化した、という可能性もある。俺らの家系は癌家系だしな。それにだ。俺はこの事について、
一切後悔もしていない。もちろんお前を恨んでもいない。もし死にたくなかったら、こんな実験、
すると思うか?』
妹より兄の方が先に逝くのか
コージィ最後までしっかり見届けるからな
コージィ最後までしっかり見届けるからな
兄『それに、もしお前が死んだ後、お前が俺の前に現れなかったとしたら?
俺の死因が原因不明以外、そうだな、癌とかであれば、死んだショックで
ますます悪化していただろうな』
妹『確かに癌だったけど……。今まで生活してたのが不思議なくらいだって言ってたけど……でも!』
兄『結局、どっちが原因かなんて分からないだろうな。お前に会えない精神的苦痛と、
お前が力を使うことによる肉体的疲労、どっちが原因かなんて、分からないさ。
でも、お前と過ごした、お前が死んでから今までの時間、今まで生きてきた中で、
一番楽しかったぞ。ありがとうな』
妹『何よありがとうって……私、どう反応すればいいのよ……』
兄『最後に、兄からのお願いだ』
妹『何? 何でもやるよ……』
兄『おれのPCのHDDを、破壊してくれ。あれは……あれはマズイものだ……』
妹『もぅ……最後の最後まで……私、笑えばいいのか、泣けばいいのか……』
俺の死因が原因不明以外、そうだな、癌とかであれば、死んだショックで
ますます悪化していただろうな』
妹『確かに癌だったけど……。今まで生活してたのが不思議なくらいだって言ってたけど……でも!』
兄『結局、どっちが原因かなんて分からないだろうな。お前に会えない精神的苦痛と、
お前が力を使うことによる肉体的疲労、どっちが原因かなんて、分からないさ。
でも、お前と過ごした、お前が死んでから今までの時間、今まで生きてきた中で、
一番楽しかったぞ。ありがとうな』
妹『何よありがとうって……私、どう反応すればいいのよ……』
兄『最後に、兄からのお願いだ』
妹『何? 何でもやるよ……』
兄『おれのPCのHDDを、破壊してくれ。あれは……あれはマズイものだ……』
妹『もぅ……最後の最後まで……私、笑えばいいのか、泣けばいいのか……』
妹『お兄ちゃん、やっと家の片付け、終わったよ……』
妹『HDDも破壊したからね。中見たけど……お兄ちゃん、アレはないわ……ダメダメあれは』
妹『お兄ちゃん、親戚宛にも遺書みたいなの書いてたんだね。その通りにしたよ』
妹『だから、今この家な~んにもないよ。広いよね、この家……』
妹『私1人じゃ……広すぎるよ……』
妹『いつまでもこの家で、お兄ちゃんの事思い出していたいけど……それじゃ駄目だよね』
妹『新しい人が住むことになったの。感じ良さそうな人だったよ』
妹『だからね、私も、お兄ちゃんに甘えてないで、そろそろ逝かないとね』
妹『死んだのに、いつまでも地上にいるの、変だもんね……』
妹『じゃあね。私も、楽しかったよ……ばいばい、お兄ちゃん』
妹『HDDも破壊したからね。中見たけど……お兄ちゃん、アレはないわ……ダメダメあれは』
妹『お兄ちゃん、親戚宛にも遺書みたいなの書いてたんだね。その通りにしたよ』
妹『だから、今この家な~んにもないよ。広いよね、この家……』
妹『私1人じゃ……広すぎるよ……』
妹『いつまでもこの家で、お兄ちゃんの事思い出していたいけど……それじゃ駄目だよね』
妹『新しい人が住むことになったの。感じ良さそうな人だったよ』
妹『だからね、私も、お兄ちゃんに甘えてないで、そろそろ逝かないとね』
妹『死んだのに、いつまでも地上にいるの、変だもんね……』
妹『じゃあね。私も、楽しかったよ……ばいばい、お兄ちゃん』
妹「ここが、天国? 何も書いてないけど……あれ、幽霊いっぱい並んでる」
兄「こら、遅いぞ! 何をやっていた妹!」
妹「お兄ちゃん?! 何でここにいるの?! だって死んだはずじゃ……」
兄「死んだから天国に居るんだろうが。お前見たく、いつまでもふらふら地上に居ると思ったか?」
妹「え? え? あ、そ、そうか。天国来れたからか……」
兄「ほほぅ。お前、この兄が地獄に落ちるとでも思っていたんだな?」
妹「ち、違うって! ちょっと混乱して……痛痛痛っ! 頭! 頭痛いからやめて!」
兄「ちょっとそのお花畑な頭を醒まさせる必要があるな」
妹「そ、そうか。私も死んでたんだよね……だから、お兄ちゃんも死んで、こうやって会えたんだ」
兄「……まさかとは思ったが、忘れていたとはな。だから死ぬ時あんなに騒いでいたのか」
兄「こら、遅いぞ! 何をやっていた妹!」
妹「お兄ちゃん?! 何でここにいるの?! だって死んだはずじゃ……」
兄「死んだから天国に居るんだろうが。お前見たく、いつまでもふらふら地上に居ると思ったか?」
妹「え? え? あ、そ、そうか。天国来れたからか……」
兄「ほほぅ。お前、この兄が地獄に落ちるとでも思っていたんだな?」
妹「ち、違うって! ちょっと混乱して……痛痛痛っ! 頭! 頭痛いからやめて!」
兄「ちょっとそのお花畑な頭を醒まさせる必要があるな」
妹「そ、そうか。私も死んでたんだよね……だから、お兄ちゃんも死んで、こうやって会えたんだ」
兄「……まさかとは思ったが、忘れていたとはな。だから死ぬ時あんなに騒いでいたのか」
妹「だって、本当はもっと生きられたのに、私……」
兄「まだ言うか馬鹿が! まぁいい。ちょっと説明する」
妹「痛~い……頭叩かなくてもいいじゃない……」
兄「お前の力で、俺に肉体的疲労が蓄積されていたのは事実だ。
だが、お前が死んだ時、俺は既に癌が全身転移した状態だったらしい。
もしお前が力を使わず、今みたいに真っ直ぐこちらに来ていたとすれば、
お前を失った精神的ショックで、病状がさらに進行していただろうな」
妹「でも、私が物もったりとかしなきゃ、もっと生きられたのに……」
兄「あれは、俺がお前にやらせた事だ。それにどっちにしても、長くはなかっただろうな」
兄「まだ言うか馬鹿が! まぁいい。ちょっと説明する」
妹「痛~い……頭叩かなくてもいいじゃない……」
兄「お前の力で、俺に肉体的疲労が蓄積されていたのは事実だ。
だが、お前が死んだ時、俺は既に癌が全身転移した状態だったらしい。
もしお前が力を使わず、今みたいに真っ直ぐこちらに来ていたとすれば、
お前を失った精神的ショックで、病状がさらに進行していただろうな」
妹「でも、私が物もったりとかしなきゃ、もっと生きられたのに……」
兄「あれは、俺がお前にやらせた事だ。それにどっちにしても、長くはなかっただろうな」
兄「だから気にするな。お前のせいじゃない。住めば都と言うだろう。地上がこっちになっただけだ」
妹「私……お兄ちゃんが死んだ事を悲しんだら良いのか、会えた事を喜んだらいいのか……どっちか分からないよ……」
兄「だからお前は馬鹿だと言うんだ」
妹「え?」
兄「悲しんだら良いか喜んだらいいか、だと? 簡単だろ。喜べば良い。喜ぶ方が楽しいだろう」
妹「……ぷっ……あははは!」
兄「何を大笑いしている! さっきまで泣いていたくせに」
妹「やっぱり……お兄ちゃんは、死んでもお兄ちゃんなんだぁ、って思って」
兄「今非常にカチンと来たね。こい、ちょっとお仕置きが足りないようだ」
妹「あ、ちょっと、やめてよ……痛いってば! そんなに引っ張らないでって!」
兄「まったく……手のかかる妹だ」
妹「これからも、よろしくね」
兄「ふん、やれやれだな」
妹「私……お兄ちゃんが死んだ事を悲しんだら良いのか、会えた事を喜んだらいいのか……どっちか分からないよ……」
兄「だからお前は馬鹿だと言うんだ」
妹「え?」
兄「悲しんだら良いか喜んだらいいか、だと? 簡単だろ。喜べば良い。喜ぶ方が楽しいだろう」
妹「……ぷっ……あははは!」
兄「何を大笑いしている! さっきまで泣いていたくせに」
妹「やっぱり……お兄ちゃんは、死んでもお兄ちゃんなんだぁ、って思って」
兄「今非常にカチンと来たね。こい、ちょっとお仕置きが足りないようだ」
妹「あ、ちょっと、やめてよ……痛いってば! そんなに引っ張らないでって!」
兄「まったく……手のかかる妹だ」
妹「これからも、よろしくね」
兄「ふん、やれやれだな」
妹「ちょっとまって、これ、ハッピーエンドなの? バッドエンドなの?」
兄「さぁな。生きている事に意味を見出す人にとってはバッドエンドかもしれないな」
妹「そうじゃない人にとってはハッピーエンドと?」
兄「ハッピーエンドかどうかは分からないがな。まぁ俺が死んだらこうにしかならないだろう」
妹「そうなんだけどさ。あんまりギリギリな発言は控えたほうが……」
兄「そうだな。もっとも、俺は死なずに、お前が消えて終わる、という可能性もあった」
妹「そうだね……。もしそっちならお兄ちゃんは今も……」
兄「また殴られたいか? 同じ事を何度も言わせるなよ?」
妹「なんでもない。紅茶出来たよ。あっちで一緒に飲もう?」
兄「そうだな。少しは上達したんだろうな?」
妹「飲んでびっくりしないでよぉ?」
兄「ほほぅ。随分自信満々だな。お手並み拝見といこう」
兄「さぁな。生きている事に意味を見出す人にとってはバッドエンドかもしれないな」
妹「そうじゃない人にとってはハッピーエンドと?」
兄「ハッピーエンドかどうかは分からないがな。まぁ俺が死んだらこうにしかならないだろう」
妹「そうなんだけどさ。あんまりギリギリな発言は控えたほうが……」
兄「そうだな。もっとも、俺は死なずに、お前が消えて終わる、という可能性もあった」
妹「そうだね……。もしそっちならお兄ちゃんは今も……」
兄「また殴られたいか? 同じ事を何度も言わせるなよ?」
妹「なんでもない。紅茶出来たよ。あっちで一緒に飲もう?」
兄「そうだな。少しは上達したんだろうな?」
妹「飲んでびっくりしないでよぉ?」
兄「ほほぅ。随分自信満々だな。お手並み拝見といこう」
自分の分は終わりです
良かったんだろうかこれでw
最初は幽霊モノでギャグに走ろうって思って書いてたはずなのにw
そして他の書き手のは……?
良かったんだろうかこれでw
最初は幽霊モノでギャグに走ろうって思って書いてたはずなのにw
そして他の書き手のは……?
>>368
激しく乙!感動した
激しく乙!感動した
追い付いた。
>>368超乙!
>>368超乙!
こっちも終わらせられるようちょっとがんばってみる。
父「第一回! ドキッ! 娘だらけのお買い物大会!! イエーヒューヒュー
ドンドンパフパフ~」
男「息子もいるんだけどな」
妹「わたし、分裂とかできないですけど…」
父「実際には一人でも父さんの頭は娘でいっぱいさ」
男「なにおれ上手い事言ったみたいな顔してんだボケ親父」
妹「あ、あははは…」
父「第一回! ドキッ! 娘だらけのお買い物大会!! イエーヒューヒュー
ドンドンパフパフ~」
男「息子もいるんだけどな」
妹「わたし、分裂とかできないですけど…」
父「実際には一人でも父さんの頭は娘でいっぱいさ」
男「なにおれ上手い事言ったみたいな顔してんだボケ親父」
妹「あ、あははは…」
>>394
おれのことだな!? 違っても勘違いするぞコノヤロー
父「さーあここはお洋服屋さんだよ! パパがどれでも好きな服を
買ってあげよう。選んで選んで!」
妹「ええ!? そんな、悪いですよ」
父「子供が遠慮するもんじゃないぞ?」
男「親父が一番楽しんでんだよ。悪いけど付き合ってあげて」
妹「でもでも、買ってもらってもわたし着れませんし…」
父「…着れなくても持っているだけで違うものだよ。いいから選び
なさい?」
妹「あ……うん! ありがとう、父さん!」
男「どうよ。『父』の味は」
父「ヤバい。想像以上にヤバい。父さん一瞬マジになった」
おれのことだな!? 違っても勘違いするぞコノヤロー
父「さーあここはお洋服屋さんだよ! パパがどれでも好きな服を
買ってあげよう。選んで選んで!」
妹「ええ!? そんな、悪いですよ」
父「子供が遠慮するもんじゃないぞ?」
男「親父が一番楽しんでんだよ。悪いけど付き合ってあげて」
妹「でもでも、買ってもらってもわたし着れませんし…」
父「…着れなくても持っているだけで違うものだよ。いいから選び
なさい?」
妹「あ……うん! ありがとう、父さん!」
男「どうよ。『父』の味は」
父「ヤバい。想像以上にヤバい。父さん一瞬マジになった」
どうも微妙にブリーチの親父を思い出してしまうw
て言うか脳内であのツラで再生される。
て言うか脳内であのツラで再生される。
>>397
うん、正解なんだ。すまない。
ぷわぷわ~
妹「~♪」
男「すごいごきげんだな」
父「喜んでもらって父さんも嬉しいよ。夢だったんだよなぁ…
娘と買い物…」
男「親父にしちゃいい提案だと思うよ、今日は」
父「お、前方宙返り」
男「はしゃいでるねぇ」
父「はしゃいでるなぁ」
うん、正解なんだ。すまない。
ぷわぷわ~
妹「~♪」
男「すごいごきげんだな」
父「喜んでもらって父さんも嬉しいよ。夢だったんだよなぁ…
娘と買い物…」
男「親父にしちゃいい提案だと思うよ、今日は」
父「お、前方宙返り」
男「はしゃいでるねぇ」
父「はしゃいでるなぁ」
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