男「なぁ……」
男友「なんだよ？」
男「クリスマスなんて思いついた奴は氏ねばいいのにな……」
男友「甚だしく同意だ」
男「カポーの奴等も氏ねばいいのにな……」
男友「全力で同意だ」

恋男「ほら、あーん」
恋女「やだ、恥ずかしい」


男「……人類滅べばいいのに」
男友「……地球爆発したらいいのに」

嫉妬するね

これは新しくないだろ…

女「……（今日こそ、男君にお弁当を）」
男「今日の昼飯は焼き傍パンだ」
男友「……確かに美味いが、なんか足りないよなぁ」

恋男「こ、これは……このお弁当、食べてもいいの？」
恋女「べ、べつにアンタの為に作って来たわけじゃないんだからねッ！！」

女「（ｶﾞﾀｯ）ッ、お、男君……このお弁当よければ……アレ？」ｷｮﾛｷｮﾛ


男「わざわざ弁当を作ってきて貰った……だとぅ？」ｶﾞﾀﾝ
男友「それを見せ付けるように教室で……こいつぁゲロ以下の臭いがプンプンするぜぇ」ｶﾞﾀﾀﾝ

恋男「な、なにをするキサマラーーーッ！」
恋女「ア、アンタ達、私のお弁当何処持ってく気よッ！」

男「ハハハハ――――ッ！　貴様等の未来は奪ってやったぞ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!
男友「これだよ、欲しかったのは愛なんだよッ！　……安心しろ、恋女さんの愛情は俺達が存分に貪り尽くしてやる」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!


女「……あれ、おかしいな。　なんでだろ、涙が」

女友「女、私お弁当忘れてきちゃったんだぁ……ちょっと分けてくれない？」
女「うん……コッチのお弁当箱、余っちゃったからあげる」ｼｸｼｸ

女「あ……（降って来ちゃった……どうしよう、傘持ってきてないや）」
男「ありゃ～、やっぱり降って来たか」
男友「お前の言うとおり、傘持ってきて正解だな」
男「ハハハ、尊敬しろ」
男友「愛してるわハニー！」
女（そうだ、男君に頼んで傘に入れてもらえば）

恋男「あちゃ～……傘持ってきてねーや。　恋女、入れてくんない？」
恋女「フフ、君はドジだな。　生憎コレ一本しかないが……なんとか入るだろう」

男「……あらやだ、男友君。　あそこに傘が無くて困ってる男(ブタ)がいるわ」
男友「そのようだねハニー。　でもここに傘が一本余っているから、これを彼等に貸してあげようか」

恋男「え……でもお前等困らない？」
男「私達は一本あれば大丈夫だから」
男友「そうだとも。　これは君が使うべきだ」

恋男「そっか、ありがとな」
恋女「……余計な事を」


男「いや、いい事をした後は気持ちがいいわね……おい、狭いぞ、もっとそっち行けよ」
男友「お前さん方風邪なんか引かないように、くれぐれも相合傘なんて恥ずかしい真似はしてくれるなよ！……るさい、お前が場所取り過ぎなんだよ！！」



女「……女友、傘入れてくれない？」
女友「いいけど―――何、アンタ泣いてるの？」

良すれ支援

男「いやぁ、一片の陰りも無い。　いい天気だ」
男友「最近雨が多かったから、久しぶりの快晴に気分も晴れてくるな」
男「そうだなぁ……どうだ、運動不足の解消に、一丁学校まで勝負でもしてみるか？」
男友「いいな、負けた方は昼飯奢りってことで」

恋女「男ぉぉぉぉ、愛してるぞおおおおおおぉぉぉぉぉぉッ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
恋男「―――うるさいっ！　恥ずかしいからついて来るなッ！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


男「……まったく、大声で惚気るのも大概にしてほしいね」
男友「……そーだそーだ、全くご近所の迷惑も考えて欲しいよな」

男「で、勝負の方法だが、恋男蹴り飛ばした方に昼飯奢りでどうだ？」
男友「簀巻きにして屋上に吊るせたらボーナスのデザート付きだな」

男「今回のテスト危なかったぜ」
男友「あぁ、赤点ギリだ……流石に補修で休日潰すのは簡便だからな」

恋男「あれ、落ちてる……」

男「……今の聞きまして男友」ﾌﾟﾌﾟｯ
男友「あぁ、世の中下には下がいるもんだ。　まさか俺達より下がいたとは」ﾌﾟﾌﾟｯ

恋女「男君。　赤点をとったらしいじゃない」
恋男「……言い訳は致しません」
恋女「週末の約束、どうするつもり？」
恋男「……そ、その件につきましてはまた後日に」
恋女「……仕方が無いわね。　でもその代わり、補修までの間私の家でみっちり」

男「よーう、恋男！　赤点取ったくらいでクヨクヨするな！」
男友「そうとも、俺達だってボーダーギリギリ！　折角だ、馬鹿同士集まって勉強でもしようか！」
恋男「……で、でもいいのか？　お前等は補修なんて関係無いはずなのに」
男「……友情って奴はよ、鉄より熱いんだぜ？」
男友「その絆は血よりも濃いってな。　場所提供はしてやるよ、今日からウチに集まって勉強会だ！」
恋男「お、お前等……すまない、恩にきるぜ！」

恋女「……それなら私も」
女「お、男くん。　私も強力しようか？」

男「馬鹿バリアーッ！　はい残念、偏差値が５０超えてる方々はこの合宿には参加できません～！」
男友「諦めて自分のお勉強をしててくださいねっと……というか、女さんもかよチクショーッ！」
恋男「……あ、あははは。　そういう事で、埋め合わせはきっとするからさ」

恋女「……（ｷﾞﾘｯ）」
女「……偏差値があと４低ければ」

支援

嫉妬を見て真っ先に川上稔作品が浮かんだオレは終わってる

支援、しようか

男「放課後の体育館裏って、どうして中々居心地がいいな」
男友「あぁ、まったくだ。　……見てみろ、あの女子バスケ部」
男「……なんて大胆な真似を、けしからん」
男友「あぁ……もっとやれ」

恋男「どうした、放課後なんかに呼び出して」
恋女「この学校に爆弾をしかけた、町ごと吹っ飛ばすよう強力な奴だ」
恋男「お、お前……なにが目的でそんな真似を！？」
恋女「……解除して欲しければ私と付き合え。　２分以上の沈黙、私の望まない答えは……即、ボンだ」
恋男「そ、そんな―――」

男「……ごちゃごちゃ言わずにさっさと押してみろよ」
男友「そうそう。　男は愛嬌、女は度胸ってね」

恋女「いつの間に後ろに―――起爆装置を盗られた！？」
恋男「お前等、頼むそいつを遠くに捨ててくれ！」

男「だ、そうですけどどうする男友くん？」
男友「恋男を抹殺できるなら町の一つや二つ、安いものではないでしょうか男くん」
男「ですよねー」ﾎﾟﾁｯ


ドォーン！！！！

男「いざ、決戦の日！」

友「血と涙と屈辱の日…ヴァレンタイン！！」

男「行くぞ友よ。戦争だ」



女『さりげなく……でもしっかりと！！男くんに！』

女「あ、お、おおお男く」

男「ふはははははは！！ほぅら恵まれない野郎ども！！！そこらの女子のチャチイ子供だましよりイイ物くれてやるぜ！！！」

友「我が裏家庭科部製作の義理チョコだ！！！躊躇う事なんかねぇ！！今日と言う日をチョコレィトでハッスルしようぜ！！！」

野郎ども『うおおおおおおおおお！！！！うめぇえええええええッ！！！！！！』



女「コレとコレ、どっちが美味しい？」

女友「え、あ…えっと………こっち…」

女「……………うぅ…」

とりあえず女を応援しておく

男「ヴィーナスヘアーフォーエヴァー」

友「それは世界が嫉妬する髪」

男「ふはははは！！今日び、金髪だの茶髪だのカツラだの、髪質を殺しに殺してる女どもの愚かしさ！！」

友「この美髪に嫉妬し、崇め、讃え、羨むがいいさ！！！」

二人『ふははははははははは！！！！』



先生「宿題やってない奴！前に出ろ！！」

二人『はいッ！！』

先生「無駄に威勢いいな……忘れた奴は約束通り、一発ずつシバくからな！「スカッ」……あれ？」

男「ふはははは！！その程度！キューティクルを極めた我々に効くと思ってか！！」

友「しなやかな艶！麗しい質感！輝く毛先！！はっ、おいおい…女子の皆さんよぉ！その髪で満足かい？満足しちゃってるのかい？ふはははははははは！！！！」



女「帰り美容院行く」

女友「う、うん」

女「ちゃんと手入れしてるもん綺麗だもんちょっとキューティクル危ないかもだけど大丈夫だもん」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…

凄くwkwkしてるんだからね！

男「はっ、体育会系の応援ねぇ」

友「なってない。なってないよ、あいつら」

男「あいつら何も分かってないな」

友「性別が女だからって、応援の意味を理解してなければ…意味などない！！」



チアリーダー「よーし、みんな～。せーのっ」

男「ふはははははは！！なんだその足の上げ方は！？腰の切れは！？指先に魂が宿ってない！！！」

友「はっ、その程度の練度でチアリーダーとは片腹痛い！！我々の応援を見ていろ！！そして現実を知れ！！！」

選手『うぉおおおおお！！！あのチアリング二人組萌ぇえええええ！！！やる気全開だぜぇええええええええ！！！！！』

チアリーダー「じ、女装二人組に負けた………」



女「はぁッ！！！！！！！」

女友「……女、テニスボールがコートに減り込んだよ？」

女「………男くん…いない……頑張ってるのに…頑張ってるのに…」

女友「お、おーい……」

男「恋人がいるやつはいねえがあ！！」
男友「12月24日なんてありませんー。てめえらキリスト崇めてねえくせに祝ってんじゃねえよばあああああか！！」
男「でも僕ら流されやすい日本人ですからー、作っちゃうよ鳥の丸焼き！！」
男友「作っちゃうよクリスマスケーキ！！」
男「独り身のやつは俺んとこに来い！最高級の料理でもてなしてやる！！」

野郎共「いやっほおおおおおおおおおお！！」

女「あ、あの、男君……私も参加……」
男「残念だが女人禁制だ！溢れんばかりの負のオーラに耐えきれんだろう……ふはははは」
男友「性なる夜なんざ糞くらえだ！！恋人はみんな死んじゃえ！」

女「友ちゃん……クリスマス……」
女友「あーはいはい。ケーキ食べよっかいっしょに」
女「うう……」

なんだかんだで万能なコンビだなｗｗｗｗｗｗｗｗ

恋男「ったく……貧血だってのに無理しやがって」
恋女「ごめん……でもありがと、付き添ｔってくれて」
恋男「ん？ああ、気にすんな。俺はお前のことが大切なんだから……」
恋女「恋男君……」
ガラッ！！
男「急患きゅうかーん！！先生男友があああああああああ！！！」
男友「う、産まれるうううううううううう！！」
恋男「お、お前ら保健室では静かにしろよ！」
男「ていうか先生いねーし！ていうかお前ら何しようとしてたわけ！？」
男友「校内は不純異性交流は禁止ですー！！」
男「みなさーん！！この子たち淫らな行為に及ぼうとしてましたよおおおお！！」
男友「きゃあああああ！不潔！不潔だわ！」
恋男「お前ら出てけ！」
男「お断りですー！誰がリア充の言うことなんか聞くかよ！！」
男友「ばああああか！糞して寝ろ！！」

女「わ、私ちょっと体調悪いから保健室に……」
女友「今は止めといたほうがいいと思うよ。マジで」

恋男「何があっても絶対守るから……」
恋女「恋男くん……」
男「ツープラトン！！」
男友「パワーボム！！」
ﾄﾞｺﾞﾝ
恋女「お、恋男くんっ！？」
男「はっはっはぁ！そんなことで守るなどとは片腹痛いわ小僧！」
男友「これだから最近の脆弱な若者はいけませんな」
男・友「誠に」


女「じゃあいつかわ、私の事守ってくれるかな」
女友「ナイナイ」

恋男「ふぅ……今日は冷えるな」
恋女「そしたら私の手袋片っぽ貸してあげるよ。それで……」
ガラガラガラガラッ！！
男「猫車に乗って俺参上！！」
男友「同じく猫車を押して俺参上！！」
男「ＨＥＹ！そこの恋男君？寒いんだったら俺の手袋使うといいんだＺＥ☆」
男友「いやんさりげない優しさであたい惚れちゃいそう！！」
恋男「あ、ありがと……」
恋女「……チッ」
男「ＨＡＨＡＨＡＨＡ！！礼には及ばんさ！さあいけ俺のガンダム！！」
男友「よっしゃあああ飛ばすぜ！！！！」
ガラガラガラガラッ！！

女「今日も男君に追いつけなかった……」
女友「あいつら朝っぱらからめちゃくちゃ元気よねー」

ほ

うっわ

いじめさせられるが消えてるのになんでこんなゴミみたいなジャンルが

こんな友がほしいぜｗｗｗ

おもしれぇ

前野！前野じゃないか！

恋男｢なんか悪いなぁ、飯なんか作りに来て貰って｣ｶﾞﾁｬ
恋女｢そんな大したもの作れないから、期待はしないでね。 お邪魔します｣

男｢おかえりなさい、あら今日はお友達も一緒なのね｣
男友｢ご飯にする？ お風呂にする？ それとも わ・た・し？｣

恋男｢……なんで人の家にいる。 と、いうか鍵かかってたぞ｣

男｢恋男の両親が不在と聞いて二階の窓からお邪魔しました｣
男友｢飯も作ってやったし風呂も沸かしておいたぜ！ 流石だよな俺等｣

期待せざるを得ない

恋男｢あのさ……手繋ごうか｣
恋女｢……うん｣

男｢わっ、恋男くんの手あったかぁい｣
男友｢そういえば久しぶりだな、お前と手を繋いで帰るの｣

恋男｢待て、どこから湧いた｣



女｢……あれ、今なら自然に手を繋げる雰囲気？｣
女友｢目を覚ましなさい、そもそもあの二人が不自然の塊よ｣

しえん

前野と井沢か

これは支援

女「社交ダンスパーティー？学校で？」

女友「あ、やっぱり知らない。どっかのお嬢様学校とお坊ちゃま学校との交流謙見合いパーティー」

女「そ、そそそれれって…おおぉ男くんも……その…出る？」

女友「……可愛いなぁ、あんたってば！！」


坊「お、おい…あれ」

嬢「……ステキ…」

男「ふはははは…見ろよ友！あの俺達に注がれる羨望の眼差しを！」

女装友「ああ…俺達を差し置いて社交パーティーなぞ不届き億万！奴らには本物のダンスパーティーの真髄を見せてやろうか！！」

男「ふはははははは！！！」
女装友「ふふふふふふふ！！！」


坊「お嬢さん、よろしければ…僕―」

女「男くんが知らない女と…男くんが知らない女と…男くんが知らない女と……」

坊「が、飲み物でもお持ち致します、マム！！」

女友「……強く生きろよ…若者よ」

女「………」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…

これなんて井沢と前野？

あげ

あら？おいついた？
きたい支援！

てか仕事に手がつかんW

ほ

恋男｢……打つ。 俺が恋女を甲子園まで連れて行く！｣
恋女｢恋男……約束よ｣

男｢そうは問屋が卸さない。 しかしまさか外すことになるとはな……この大リーグ養成ギブスをよ｣ｺﾞﾄ
男友｢本当に甲子園行けると思ってたの？ 馬鹿なの？｣


ゲームセット！



女｢男くん……かっこよかった｣
女友｢なんで敵チームでバッテリー組んでるのよアイツ等は｣

死ね死ね団なのにイケメンというわけか

恋男｢や、メリークリスマス｣
恋女｢メリークリスマス……さ、玄関じゃ寒いし上がってよ｣

男｢ではでは、お邪魔しまーす｣
男友｢メリークリスマスゥ、早速UNOやろうぜUNO！ もしくは人生ゲーム！｣

恋女｢……読んだ覚えがないんだけど｣

男｢恋男達が二人じゃ寂しいと思って気をきかせてみました｣
男友｢今夜は寝かさないぜ｣




ピンポーン
女｢いないのかな？｣
女友｢出掛けてるんじゃないの？｣
女｢……誰と？｣

いないのかな→男くんいないのかな

男「夏祭りじゃああああ！！！」

友「お祭りじゃああああ！！！」



男「ふはははは！！着物の着こなしがなってないなぁ！！！」

友「ふはははは！！ダンスじゃねぇ！！踊りとダンスの違いを見極めてみろォ！！！」

他男『さぁ、早く俺を太鼓と思って叩くんだ！！ハリィハリィハリィ！！！！』

他友『あううぅ……普通にお祭り楽しみたいのにぃぃ……もぅ、バカ…バカ…！！』

他男『あふん！あふん！？うっひょおおおぉい！！！』

男「…………ｷﾞﾘｯ」

友「………ちくしょぅ」



女「…なんで二人共…打ちひしがれてるんだろ……」

女友「見えない見ない気にしない」

ボクは>>1だけを応援するぞ！

恋女「恋男おおおおおお！！好きだあああああ！！」
恋男「だあっ！！まとわりつくな！暑苦しい！」
男「その願いッ！！」
男友「しかと聞き届けたッ！！」
恋男「え？ちょっ」
男「というわけで恋女さんは頂いたああああああああああ！！」
男友「うざったいんですよね？ならば僕達が離れさせてあげましょう！！」
恋女「な、何するんだああああ！」
男「ダッシュだ友よ！！」
男友「合点承知！！！」
恋女「恋男おおおおぉぉぉぉ……」

女「連れてかれちゃった……」
女友「で、あの後どうするつもりなのよあいつら」

>>29で流石兄弟思い出した

あげ