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元スレ新ジャンル「妹幽霊」
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兄「お前、死んでからやることないのか?」
妹『特にやらなきゃいけないこともないし』
兄「だから家に入り浸ってるわけか」
妹『何よー。いいじゃない、私の家なんだから』
兄「悪いとは言ってないが。そうだ、いっそ墓なくすか?」
妹『え? 何言ってんのよ』
兄「こう毎日会話してると、お前がどうも死んだ気がしない」
妹『え……えと』
兄「お前騙してないか? 死ぬ死ぬ詐欺か?』
妹『この透けてる体が何よりの証拠なんだけど』
兄「透けるとか……卑猥にも程があるぞ、妹』
妹『いや、服が透けてる訳じゃないから。姿そのものが透けてるってことで』
兄「まぁいい。死ぬ前とあまり変わらん。問題なしだ」
妹『そう……だね』
妹『特にやらなきゃいけないこともないし』
兄「だから家に入り浸ってるわけか」
妹『何よー。いいじゃない、私の家なんだから』
兄「悪いとは言ってないが。そうだ、いっそ墓なくすか?」
妹『え? 何言ってんのよ』
兄「こう毎日会話してると、お前がどうも死んだ気がしない」
妹『え……えと』
兄「お前騙してないか? 死ぬ死ぬ詐欺か?』
妹『この透けてる体が何よりの証拠なんだけど』
兄「透けるとか……卑猥にも程があるぞ、妹』
妹『いや、服が透けてる訳じゃないから。姿そのものが透けてるってことで』
兄「まぁいい。死ぬ前とあまり変わらん。問題なしだ」
妹『そう……だね』
>>101
フヒヒ
フヒヒ
兄「お前が死んでから色々と考えが変わった」
妹『へぇ。例えば?』
兄「死んでも寂しいと思わなくなった』
妹『まぁね~。結局毎日顔合わせてるからね』
兄「仏壇にお香を上げるのは美味しい」
妹『もう七輪で何か焼くのやめてよ……。仏壇に煤ついて取れなくなるよ……』
兄「今日は焼肉でもしようかと思うんだが」
妹『油飛ぶから本気でやめて』
兄「お墓参りは楽しい」
妹『お兄ちゃんはもうちょっと真面目にお墓参りするべきだと思う』
兄「何を言うか! 常に真面目にお墓参りしているだろうが!」
妹『全然違う方向に真面目なのが問題なの!』
妹『へぇ。例えば?』
兄「死んでも寂しいと思わなくなった』
妹『まぁね~。結局毎日顔合わせてるからね』
兄「仏壇にお香を上げるのは美味しい」
妹『もう七輪で何か焼くのやめてよ……。仏壇に煤ついて取れなくなるよ……』
兄「今日は焼肉でもしようかと思うんだが」
妹『油飛ぶから本気でやめて』
兄「お墓参りは楽しい」
妹『お兄ちゃんはもうちょっと真面目にお墓参りするべきだと思う』
兄「何を言うか! 常に真面目にお墓参りしているだろうが!」
妹『全然違う方向に真面目なのが問題なの!』
兄「せっかくコミュニケーションが取れる幽霊がいるからな」
妹『なんか嫌な予感。私今日はお墓の方にいく』
兄「まて、どこに行く」
妹『何させるつもりよ……』
兄「スタンドって」
妹『断る』
兄「まだ何も言ってないぞ」
妹『その一言で全てを語ったも同然だし』
兄「しかも間違っている。『だが断る』だぞ」
妹『岸辺露伴のマネじゃないし』
兄「妹! きさま! 読んでいるなッ!」
妹『実はすごい暇なんでしょ、今』
兄「うん」
妹『はぁ……』
妹『なんか嫌な予感。私今日はお墓の方にいく』
兄「まて、どこに行く」
妹『何させるつもりよ……』
兄「スタンドって」
妹『断る』
兄「まだ何も言ってないぞ」
妹『その一言で全てを語ったも同然だし』
兄「しかも間違っている。『だが断る』だぞ」
妹『岸辺露伴のマネじゃないし』
兄「妹! きさま! 読んでいるなッ!」
妹『実はすごい暇なんでしょ、今』
兄「うん」
妹『はぁ……』
妹『こうやって会話は出来ても、物に触れることが出来ない』
妹『食事作ることも出来ない……』
妹『ただ、お兄ちゃんが作ったご飯を、見てるだけ……』
妹『やっぱり、死ぬって、いやだな……』
兄「妹、夕食だぞ」
妹『だから嫌だって! 何まぜたらそんな臭いになるのよ!』
兄「聞きたいか? 後悔するかもしれないぞ」
妹『自分で食べてよ! 何で仏壇にまで!』
兄「自分だけ食べて妹には食べさせない、冷たい兄ではないからだ」
妹『自分の無力が恨めしい……。私に力が、力があればご飯くらい……!』
兄「力が欲しいか!! 力が欲しいのならくれてやる!!」
妹『うるさいっ! 力よりもまともなご飯作れ!』
妹『食事作ることも出来ない……』
妹『ただ、お兄ちゃんが作ったご飯を、見てるだけ……』
妹『やっぱり、死ぬって、いやだな……』
兄「妹、夕食だぞ」
妹『だから嫌だって! 何まぜたらそんな臭いになるのよ!』
兄「聞きたいか? 後悔するかもしれないぞ」
妹『自分で食べてよ! 何で仏壇にまで!』
兄「自分だけ食べて妹には食べさせない、冷たい兄ではないからだ」
妹『自分の無力が恨めしい……。私に力が、力があればご飯くらい……!』
兄「力が欲しいか!! 力が欲しいのならくれてやる!!」
妹『うるさいっ! 力よりもまともなご飯作れ!』
>>116
その昔、ということは今は嫁じゃないんだな?
その昔、ということは今は嫁じゃないんだな?
兄「お、今日はTVで心霊現象特集があるな」
妹『えー……。違うのないの?』
兄「ほかは面白くなさそうなのばかりだ。何だ? 怖いのか?」
妹『ば、馬鹿な事言わないでよ! 誰が幽霊なんか怖がるのよ!』
兄「まぁ自分も幽霊だしな。て事で気にせず一緒に見ろ」
妹『うぅ……やっぱり見るんじゃなかった……』
妹『お兄ちゃん……寝ちゃった? 起きてお話しない?』
兄「んー……煩いぞ……」
妹『ねぇ! 明日休みでしょ? もうちょっと起きててよ!』
兄「お前……まさか本気で怖いのか?」
妹『わ、悪い? どうせ怖がりだもん!』
兄「というか……そんなもんなのか? 同じ幽霊だろうに」
妹『そんなもんなの!』
兄「幽霊に対する認識を改めねばならんな」
妹『えー……。違うのないの?』
兄「ほかは面白くなさそうなのばかりだ。何だ? 怖いのか?」
妹『ば、馬鹿な事言わないでよ! 誰が幽霊なんか怖がるのよ!』
兄「まぁ自分も幽霊だしな。て事で気にせず一緒に見ろ」
妹『うぅ……やっぱり見るんじゃなかった……』
妹『お兄ちゃん……寝ちゃった? 起きてお話しない?』
兄「んー……煩いぞ……」
妹『ねぇ! 明日休みでしょ? もうちょっと起きててよ!』
兄「お前……まさか本気で怖いのか?」
妹『わ、悪い? どうせ怖がりだもん!』
兄「というか……そんなもんなのか? 同じ幽霊だろうに」
妹『そんなもんなの!』
兄「幽霊に対する認識を改めねばならんな」
妹「なんで舞台のチケット1枚しか買ってないのよー」
兄「あ、行くの?」
妹「存在を忘れられても困ります」
兄「チケット以前にお前座らなくていいじゃん・・・ていうか座れないだろ」
妹「わ、私をおいていくの?」
兄「俺の上に座ってればいいだろ」
妹「やったー!お兄ちゃんだいすき!」
~舞台~
妹「あの程度の空中移動なら私の方がうまいと思うよ」
兄「まぁ、お前のは一応種も仕掛けもないからな」
妹「へへ~ん!」
兄「あ、行くの?」
妹「存在を忘れられても困ります」
兄「チケット以前にお前座らなくていいじゃん・・・ていうか座れないだろ」
妹「わ、私をおいていくの?」
兄「俺の上に座ってればいいだろ」
妹「やったー!お兄ちゃんだいすき!」
~舞台~
妹「あの程度の空中移動なら私の方がうまいと思うよ」
兄「まぁ、お前のは一応種も仕掛けもないからな」
妹「へへ~ん!」
>>117
今は俺の嫁
今は俺の嫁
>>127
アッー!
アッー!
>>133
もちろんです
もちろんです
妹『えーと、何で今日は夕食が豪華なの?』
兄「今日は記念の日だからな」
妹『私の命日が何の記念なのよ……』
兄「死んだんじゃなくて、第二の人生と考えるんだ」
妹『え……?』
兄「こうやって普通に会話できるんだ。生前と変わりないだろう?」
妹『そ、そんな、いきなり真面目な顔されても……』
兄「しかし第二の人生が無茶苦茶な兄のお守りとはなぁ。険しい道のりになるぞ」
妹『自分で言うなぁ!』
兄「なんだ、不服か?」
妹『お兄ちゃん1人にしたら周りが迷惑だからね。しょうがないからしばらく憑いててあげる』
兄「ふむ。随分頼りない守護霊だ」
妹『文句あるの? 言っとくけどこっちだって仕方なくなんだからね!』
兄「まぁまぁ、ツンも程ほどにしておけ。デレも必要なんだぞ?」
妹『デレなんて今までもこれからも一切ない!』
兄「今日は記念の日だからな」
妹『私の命日が何の記念なのよ……』
兄「死んだんじゃなくて、第二の人生と考えるんだ」
妹『え……?』
兄「こうやって普通に会話できるんだ。生前と変わりないだろう?」
妹『そ、そんな、いきなり真面目な顔されても……』
兄「しかし第二の人生が無茶苦茶な兄のお守りとはなぁ。険しい道のりになるぞ」
妹『自分で言うなぁ!』
兄「なんだ、不服か?」
妹『お兄ちゃん1人にしたら周りが迷惑だからね。しょうがないからしばらく憑いててあげる』
兄「ふむ。随分頼りない守護霊だ」
妹『文句あるの? 言っとくけどこっちだって仕方なくなんだからね!』
兄「まぁまぁ、ツンも程ほどにしておけ。デレも必要なんだぞ?」
妹『デレなんて今までもこれからも一切ない!』
>>133
どうぞどうぞ
どうぞどうぞ
いただきます。ベタベタな感じのを一つ。
父「ハッピーバースディ息子よ!! 今年のプレゼントは趣向を変えて
義妹を連れてきたぞ!」
男「意味が分からん返してらっしゃい」
父「だめだ!! だって父さん決めたからな! さあさお入りマイドーター!!」
妹「え…えと、おじゃまします」
男「透けてる。なんかこの子透けてる」
父「そりゃそうだ! 死んでるからな!」
妹「よ、よろしくおねがいします」ペコ
父「ああなんて礼儀正しい娘だろう!! こんにちは! 私がパパよ!」
男「いいから説明しろクソ親父」
父「ハッピーバースディ息子よ!! 今年のプレゼントは趣向を変えて
義妹を連れてきたぞ!」
男「意味が分からん返してらっしゃい」
父「だめだ!! だって父さん決めたからな! さあさお入りマイドーター!!」
妹「え…えと、おじゃまします」
男「透けてる。なんかこの子透けてる」
父「そりゃそうだ! 死んでるからな!」
妹「よ、よろしくおねがいします」ペコ
父「ああなんて礼儀正しい娘だろう!! こんにちは! 私がパパよ!」
男「いいから説明しろクソ親父」
男「ふむ。仕事帰りにその子がぷわぷわしてるの見つけたと」
父「うん。父さん霊感強くてほんと良かった」
男「そんで可愛かったから捕獲、養子にしようと」
父「うん。父さんこんな娘ほしかった」
男「OK。捨ててきなさい」
父「なんてことを言うんだ。こんなに可愛いのに」
男「他所様の幽霊拾ってきちゃだめでしょ! いいからもとの場所に返してき」
妹「わたし……邪魔…ですか?」
男(くっ……!! ヤバい、かわいい)
父(ニヤリ)
男「かっ、可愛くても駄目なもんは駄目!!」
父「えぇー」
妹「ぇ…えぇー」
男「だだっ子ぶっても駄目! ていうか無理やりマネさせんなクソ親父!」
父「うん。父さん霊感強くてほんと良かった」
男「そんで可愛かったから捕獲、養子にしようと」
父「うん。父さんこんな娘ほしかった」
男「OK。捨ててきなさい」
父「なんてことを言うんだ。こんなに可愛いのに」
男「他所様の幽霊拾ってきちゃだめでしょ! いいからもとの場所に返してき」
妹「わたし……邪魔…ですか?」
男(くっ……!! ヤバい、かわいい)
父(ニヤリ)
男「かっ、可愛くても駄目なもんは駄目!!」
父「えぇー」
妹「ぇ…えぇー」
男「だだっ子ぶっても駄目! ていうか無理やりマネさせんなクソ親父!」
父「せっかく息子のために連れてきたのになー…」
男(無視)
父「男ヤモメの侘しい生活に彩りを加えようと思ったのになー…」
男(なに言っても無視)
父「(ボソ)義妹」
男 ピク
父「(ボソボソ)血の繋がってない妹と一つ屋根の下」
男(無視…無視だ。耐えるんだ俺)
父「(ボソボソボソ)起きたらエプロン着けた妹が台所に…お風呂で
ばったりイベント…」
男(騙されるな! これは奴の手だ! 頑張れ、俺はできる子なんだ…ッ!!)
父(計算通り……!!娘よ、アレ行け)
妹「(え、えーと)駄目ですか? お兄ちゃん」
男(くやしいっ……でも)
父(よーしビクンビクンしてる。娘よ、アレ行け)
妹「だ…だめ? にーにー?(真っ赤)」
男「らめぇぇぇぇ」
父「っしゃ落ちたぁっ!! イエーイ!!」
妹「い、いえー」スカ
男(無視)
父「男ヤモメの侘しい生活に彩りを加えようと思ったのになー…」
男(なに言っても無視)
父「(ボソ)義妹」
男 ピク
父「(ボソボソ)血の繋がってない妹と一つ屋根の下」
男(無視…無視だ。耐えるんだ俺)
父「(ボソボソボソ)起きたらエプロン着けた妹が台所に…お風呂で
ばったりイベント…」
男(騙されるな! これは奴の手だ! 頑張れ、俺はできる子なんだ…ッ!!)
父(計算通り……!!娘よ、アレ行け)
妹「(え、えーと)駄目ですか? お兄ちゃん」
男(くやしいっ……でも)
父(よーしビクンビクンしてる。娘よ、アレ行け)
妹「だ…だめ? にーにー?(真っ赤)」
男「らめぇぇぇぇ」
父「っしゃ落ちたぁっ!! イエーイ!!」
妹「い、いえー」スカ
男「まあこうなったら仕方ないか。えーと、義妹? でいい?」
妹「あ、はい。にーにー」
男「うん。普通に呼んでくださいお願いします」
妹「えと、兄さん」
男「いいね。で、部屋はどうする? 親父の稼ぎが悪いからあまり
大きい家じゃないのが悪いけど」
妹「あ、それは気にしないでください。幽霊ですから、その辺
浮かんでられますし。あと…」
男「ん?」
妹「そんな風に気、使わなくていいですよ。もうわたしあなたの
妹なんですから、兄さん」ニコ
男「……おう。あ! ちょっと親父に用事思い出した」
父「どうだ。『兄』の味は。ん?」
男「ヤバい。なんかヤバかった」
妹「あ、はい。にーにー」
男「うん。普通に呼んでくださいお願いします」
妹「えと、兄さん」
男「いいね。で、部屋はどうする? 親父の稼ぎが悪いからあまり
大きい家じゃないのが悪いけど」
妹「あ、それは気にしないでください。幽霊ですから、その辺
浮かんでられますし。あと…」
男「ん?」
妹「そんな風に気、使わなくていいですよ。もうわたしあなたの
妹なんですから、兄さん」ニコ
男「……おう。あ! ちょっと親父に用事思い出した」
父「どうだ。『兄』の味は。ん?」
男「ヤバい。なんかヤバかった」
兄「む、塩が切れたか。これ妹」
妹『何?』
兄「塩が切れた。食料庫から塩の袋を持ってくるのだ」
妹『だから無理だって言ったでしょうが』
兄「まったく情けない妹だ」
妹『しょうがないでしょ……』
兄「私が幽霊だったころは米俵すら軽がる担いだものだぞ」
妹『うん、それ色々おかしいよね。てか蘇ったの?』
兄「仕方ない。自分で行くか」
妹『何?』
兄「塩が切れた。食料庫から塩の袋を持ってくるのだ」
妹『だから無理だって言ったでしょうが』
兄「まったく情けない妹だ」
妹『しょうがないでしょ……』
兄「私が幽霊だったころは米俵すら軽がる担いだものだぞ」
妹『うん、それ色々おかしいよね。てか蘇ったの?』
兄「仕方ない。自分で行くか」
これは……
新ジャンルではないな
後半泣きそうになるから帰ります
新ジャンルではないな
後半泣きそうになるから帰ります
兄「やれやれ、袋でまとめ買いも考え物だな。詰め替えが面倒だ」
妹『あ、ちょっとこぼした』
兄「おい、そんな所にいたら塩が……あっ!」
妹『きゃっ! ちょっとぉ~ またこぼしたぁ!』
兄「だ、大丈夫か?!」
妹『何? 何でそんなに大げさなの?』
兄「な、なんとも無いか? 消えかかったりしてないか?」
妹『消えかかるって……あ! もしかして、除霊されかけたとか思ってる?』
兄「なんとも……ないのか?」
妹『塩撒けばなんでも除霊とかされるわけじゃないって。お清めにしてもちゃんと方法あるし』
兄「と、いう事は……」
妹『いきなり塩ふってきたからびっくりしただけ。なんとも無いよ』
兄「そうか……。そうか……」
妹『ふっふっふっふ。ねぇねぇ、消えると思った? ねぇ、どうなの? 心配した? ねぇねぇ」
兄「よし、今日の焼肉は仏壇の前でやる」
妹『あ、ちょっと、本気でやるつもりでしょ?! やめてよね! 油飛び散って大変なんだから!』
兄「まったく……。心配させるんじゃない」
妹『ごめんね。でも嬉しかったよ。ありがと』
兄「ふん」
妹『あ、ちょっとこぼした』
兄「おい、そんな所にいたら塩が……あっ!」
妹『きゃっ! ちょっとぉ~ またこぼしたぁ!』
兄「だ、大丈夫か?!」
妹『何? 何でそんなに大げさなの?』
兄「な、なんとも無いか? 消えかかったりしてないか?」
妹『消えかかるって……あ! もしかして、除霊されかけたとか思ってる?』
兄「なんとも……ないのか?」
妹『塩撒けばなんでも除霊とかされるわけじゃないって。お清めにしてもちゃんと方法あるし』
兄「と、いう事は……」
妹『いきなり塩ふってきたからびっくりしただけ。なんとも無いよ』
兄「そうか……。そうか……」
妹『ふっふっふっふ。ねぇねぇ、消えると思った? ねぇ、どうなの? 心配した? ねぇねぇ」
兄「よし、今日の焼肉は仏壇の前でやる」
妹『あ、ちょっと、本気でやるつもりでしょ?! やめてよね! 油飛び散って大変なんだから!』
兄「まったく……。心配させるんじゃない」
妹『ごめんね。でも嬉しかったよ。ありがと』
兄「ふん」
>>147
あ、俺やばいわこれ。
あ、俺やばいわこれ。
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