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元スレ新ジャンル「妹幽霊」
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兄「ところで妹よ」
妹『何?』
兄「お前、居なくなる前に、物を投げつけてきたな?」
妹『あ、あれは……無意識にというか……物投げるイメージしたら勝手に……』
兄「いや、責めている訳ではない。今も物は持てたりするのか?」
妹『どうかな……やっぱり無理みたい。あの時は感情が高ぶってたというか……』
兄「つまり、本当に物を持ちたい、動かしたいと、心の底から思わないと動かせないのか」
妹『そうなるのかな。悪霊とかが物動かすのも、同じ感じだろうし』
兄「まぁ動かしたいという動機が善か悪かの違いでしかない訳だ」
妹『上手くコントロール出来たら、お料理くらい出来るのになぁ』
兄「まぁ出来たとして、お前が美味い食事を作れるかどうかは別問題なわけで』
妹『もー、うるさいっ!』
兄「うわっ! お、お前な……至近距離から……危ないだろうが!」
妹『クッションなんだし良いじゃない。物を投げるのは完璧みたいだよ』
兄「今まで通り、こちらが有利という状況でもなくなった訳か……」
妹『何?』
兄「お前、居なくなる前に、物を投げつけてきたな?」
妹『あ、あれは……無意識にというか……物投げるイメージしたら勝手に……』
兄「いや、責めている訳ではない。今も物は持てたりするのか?」
妹『どうかな……やっぱり無理みたい。あの時は感情が高ぶってたというか……』
兄「つまり、本当に物を持ちたい、動かしたいと、心の底から思わないと動かせないのか」
妹『そうなるのかな。悪霊とかが物動かすのも、同じ感じだろうし』
兄「まぁ動かしたいという動機が善か悪かの違いでしかない訳だ」
妹『上手くコントロール出来たら、お料理くらい出来るのになぁ』
兄「まぁ出来たとして、お前が美味い食事を作れるかどうかは別問題なわけで』
妹『もー、うるさいっ!』
兄「うわっ! お、お前な……至近距離から……危ないだろうが!」
妹『クッションなんだし良いじゃない。物を投げるのは完璧みたいだよ』
兄「今まで通り、こちらが有利という状況でもなくなった訳か……」
兄「あー……。暇だな、妹よ」
妹『やることいっぱいあると思うんだけど、お兄ちゃん』
兄「ならば問おう。それらは今やらねばならんことか?」
妹『布団はそろそろ干さないと日が暮れちゃうよ』
兄「布団など、太陽があればいつでも干せる」
妹『えーと、コーヒー淹れて来て』
兄「急を要する事ではないな」
妹『お墓掃除しない? 雑草が生えてきたし』
兄「雑草という名前の草はない。彼らも頑張って生きている」
妹『要するに、何もしたくないんでしょ』
兄「それは心外だ、妹。しょうがないな、コーヒーでも淹れて来てやるか」
妹『エスプレッソがいい!』
兄「直火式しかないというのに、お前という奴は……」
妹『やることいっぱいあると思うんだけど、お兄ちゃん』
兄「ならば問おう。それらは今やらねばならんことか?」
妹『布団はそろそろ干さないと日が暮れちゃうよ』
兄「布団など、太陽があればいつでも干せる」
妹『えーと、コーヒー淹れて来て』
兄「急を要する事ではないな」
妹『お墓掃除しない? 雑草が生えてきたし』
兄「雑草という名前の草はない。彼らも頑張って生きている」
妹『要するに、何もしたくないんでしょ』
兄「それは心外だ、妹。しょうがないな、コーヒーでも淹れて来てやるか」
妹『エスプレッソがいい!』
兄「直火式しかないというのに、お前という奴は……」
妹『ねぇ~、たまにはニュース以外の番組見ようよぅ』
兄「何を言うか。情報収集は大切だぞ」
妹『朝も見たんだし、夕方はいいじゃない』
兄「駄目だ。まぁ実力でチャンネル変えられるならかまわないぞ?」
妹『馬鹿にしてぇ! そうやってお兄ちゃんは、永遠に他人を見下すことしかしないんだぁ!』
兄「何っ! チャンネルが変わった?! リモコンに触れずにか!」
妹『やったぁ! へっへっへ、男に二言はないよね?』
兄「よくやった妹! これから楽になるな」
妹『へ?』
兄「おい妹。NHKに変えるのだ」
妹『リモコンで変えてよ……』
兄「口で言えば済むお前の方が楽だ」
妹『なんか騙された気がする、私……』
兄「何を言うか。情報収集は大切だぞ」
妹『朝も見たんだし、夕方はいいじゃない』
兄「駄目だ。まぁ実力でチャンネル変えられるならかまわないぞ?」
妹『馬鹿にしてぇ! そうやってお兄ちゃんは、永遠に他人を見下すことしかしないんだぁ!』
兄「何っ! チャンネルが変わった?! リモコンに触れずにか!」
妹『やったぁ! へっへっへ、男に二言はないよね?』
兄「よくやった妹! これから楽になるな」
妹『へ?』
兄「おい妹。NHKに変えるのだ」
妹『リモコンで変えてよ……』
兄「口で言えば済むお前の方が楽だ」
妹『なんか騙された気がする、私……』
兄「そういや俺の守護霊ってどんなやつなんだ?」
妹『明治初期に肥だめに落ちて死んだ人だよ。 すごく臭いよ!』
兄「聞かなきゃよかった……」
妹『なんか私を新しい守護霊と勘違いしてずいぶん前にどっか言ったきりだよ?』
兄「えっ……、ということは週に1度鳥の糞が落ちてきたり何かと不幸になるのは・・・・・」
妹『まだ私が守護霊としての能力がないからじゃない?』
兄「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
妹『死なないだけマシでしょ?』
妹『明治初期に肥だめに落ちて死んだ人だよ。 すごく臭いよ!』
兄「聞かなきゃよかった……」
妹『なんか私を新しい守護霊と勘違いしてずいぶん前にどっか言ったきりだよ?』
兄「えっ……、ということは週に1度鳥の糞が落ちてきたり何かと不幸になるのは・・・・・」
妹『まだ私が守護霊としての能力がないからじゃない?』
兄「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
妹『死なないだけマシでしょ?』
兄「いい天気だなぁ」
妹『せっかくの休日なのに、何にもやらないんだね、お兄ちゃん』
兄「『何もやらない』ことをやっている」
妹『なんか似たくさい台詞見たことがあるよ』
兄「お茶でも淹れるか。ほうじ茶でいいか?」
妹『いいよ~。ありがと~』
兄「よし、出来た。飲め」
妹『二人分……? 私の分は別に』
兄「二人で飲むから二つだ。何か変か?」
妹『……そうだね。へへっ、頂きま……え? これミルク入ってる?』
兄「ほうじ茶チャイだ。まぁ牛乳で煮込んだわけだ」
妹『また変なことしてるし……あ……』
兄「美味いだろ?」
妹『ま、まぁ飲めない味じゃないよね』
兄「そうか、普通の淹れ直すか?」
妹『これはこれでありだから、飲んであげる』
妹『せっかくの休日なのに、何にもやらないんだね、お兄ちゃん』
兄「『何もやらない』ことをやっている」
妹『なんか似たくさい台詞見たことがあるよ』
兄「お茶でも淹れるか。ほうじ茶でいいか?」
妹『いいよ~。ありがと~』
兄「よし、出来た。飲め」
妹『二人分……? 私の分は別に』
兄「二人で飲むから二つだ。何か変か?」
妹『……そうだね。へへっ、頂きま……え? これミルク入ってる?』
兄「ほうじ茶チャイだ。まぁ牛乳で煮込んだわけだ」
妹『また変なことしてるし……あ……』
兄「美味いだろ?」
妹『ま、まぁ飲めない味じゃないよね』
兄「そうか、普通の淹れ直すか?」
妹『これはこれでありだから、飲んであげる』
妹『そういえば私、死んでから本読んでない』
兄「お前も読んでたやつ、続きあるぞ。読むか?」
妹『読みたいけど、持てないしなぁ。と、言うわけで……』
兄「こうなるわけか。俺は一度読んだんだが……」
妹『いいじゃない。こうやって並んで一緒の本読むの久しぶりじゃない』
兄「久しぶりも何も、幼稚園以来だな」
妹『同じ絵本何度も読んでもらってたね、そういえば』
兄「……次、いいか?」
妹『まーだ。良かったら良いよって言うから』
兄「……」
妹『何? 私の顔に何か付いてる?』
兄「目と鼻と口、それと耳が付いてるな」
妹『あ、そう……。次、いいよ』
兄「はいはい」
兄「お前も読んでたやつ、続きあるぞ。読むか?」
妹『読みたいけど、持てないしなぁ。と、言うわけで……』
兄「こうなるわけか。俺は一度読んだんだが……」
妹『いいじゃない。こうやって並んで一緒の本読むの久しぶりじゃない』
兄「久しぶりも何も、幼稚園以来だな」
妹『同じ絵本何度も読んでもらってたね、そういえば』
兄「……次、いいか?」
妹『まーだ。良かったら良いよって言うから』
兄「……」
妹『何? 私の顔に何か付いてる?』
兄「目と鼻と口、それと耳が付いてるな」
妹『あ、そう……。次、いいよ』
兄「はいはい」
兄「では出かけてくる。ふらふら出歩くなよ、また補導されるぞ」
妹『分かってますって。いってらっしゃい』
妹『外に出て買い物したり、友達と遊んだりできないんだなぁ、私』
妹『今更だけど、死ぬってこういう事なんだ……』
妹『でも、なんでお兄ちゃんとは普通に会話できるんだろう』
妹『お兄ちゃん、霊感強いわけじゃないしなー』
妹『たまにそういう相手もいるって、親戚の幽霊には言われたけど……』
兄「今帰ったぞ、妹」
妹『おかえりなさい……ってそれ何?!』
兄「聞きたいか? これはな、普通に戻してしまったお前のお墓を改造するために」
妹『やめてよ! せっかく戻したのに、なんでまたそんな……しかも何その大量の赤いペンキ!』
兄「ピンクはちょっと品が無いと思ってな、今度は赤にしてみようかと」
妹『もっと品がないでしょ! ……あれ? どうかした?』
兄「いや、大量に買い込んだせいか、少々疲れてな。前はこれくらいではなんとも無かったんだが」
妹『運動不足~。太らない体質でも、ちゃんと動かないとダメだよ』
兄「む、そうだな。運動も兼ねて、早速墓の改造に取り掛かるか」
妹『だからダメだって!』
妹『分かってますって。いってらっしゃい』
妹『外に出て買い物したり、友達と遊んだりできないんだなぁ、私』
妹『今更だけど、死ぬってこういう事なんだ……』
妹『でも、なんでお兄ちゃんとは普通に会話できるんだろう』
妹『お兄ちゃん、霊感強いわけじゃないしなー』
妹『たまにそういう相手もいるって、親戚の幽霊には言われたけど……』
兄「今帰ったぞ、妹」
妹『おかえりなさい……ってそれ何?!』
兄「聞きたいか? これはな、普通に戻してしまったお前のお墓を改造するために」
妹『やめてよ! せっかく戻したのに、なんでまたそんな……しかも何その大量の赤いペンキ!』
兄「ピンクはちょっと品が無いと思ってな、今度は赤にしてみようかと」
妹『もっと品がないでしょ! ……あれ? どうかした?』
兄「いや、大量に買い込んだせいか、少々疲れてな。前はこれくらいではなんとも無かったんだが」
妹『運動不足~。太らない体質でも、ちゃんと動かないとダメだよ』
兄「む、そうだな。運動も兼ねて、早速墓の改造に取り掛かるか」
妹『だからダメだって!』
兄「確かに、最近運動不足かもしれないな」
兄「ただ、疲れとも違うんだよな……何だろうな」
妹『何ぶつぶつ言ってるの?』
兄「妹よ、兄は決めた』
妹『何? 何か知らないけど、がんばってね』
兄「兄は毎日走ることにした」
妹『ああ、早速運動するんだ』
兄「というわけで、お前も明日から5時起きだ」
妹『ええええ!? 私もぉ?』
兄「俺は走るから、お前は料理の練習をしておけ」
妹『私も巻き込んで、後に退けなくする作戦?』
兄「そうだ。一緒に暮らす以上、お前にも食事は作ってもらわないと困る」
妹『……そうだね。へへっ。よ~し』
兄「なんだ? さっきまで不満タラタラだったのに」
妹『なんでもないっ!』
兄「ただ、疲れとも違うんだよな……何だろうな」
妹『何ぶつぶつ言ってるの?』
兄「妹よ、兄は決めた』
妹『何? 何か知らないけど、がんばってね』
兄「兄は毎日走ることにした」
妹『ああ、早速運動するんだ』
兄「というわけで、お前も明日から5時起きだ」
妹『ええええ!? 私もぉ?』
兄「俺は走るから、お前は料理の練習をしておけ」
妹『私も巻き込んで、後に退けなくする作戦?』
兄「そうだ。一緒に暮らす以上、お前にも食事は作ってもらわないと困る」
妹『……そうだね。へへっ。よ~し』
兄「なんだ? さっきまで不満タラタラだったのに」
妹『なんでもないっ!』
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