私的良スレ書庫
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お昼ぐらいまで書けたら
「ふぅ……」
頭上に燦々と輝く太陽が、ひたすら私の体力を奪っていく。脇にある木々は涼しげだが、コンクリートの道はゆらゆらと揺れていた。
それでも眼前にずっと伸びていくこの坂道が短くなるわけでもなし。私はガラガラとスーツケースを引っ張りながら歩き続ける。
割の良いバイトだった。二ヶ月住み込みでの家事手伝い。花も恥らう大学生にしては不毛な夏休みだけれど、お金の魅力には負けるわけで。
「頑張れぇ、私……」
見えてきた目的の建物に、私は根性を振り絞った。
テレビの中でしかお目にかかれない豪邸へと着くと、既に迎えが待っていてくれた。
「時間通りですね。この調子でお願いします」
懐中時計をしまいながら老紳士は、さっさと門をくぐり先へ先へと歩いていってしまう。本当に執事なんて生き物なんているんだ、なんて的外れなことを
思いながら私も慌ててついていく。その背中はまるで一本の針金が入っているかのように綺麗に伸びていた。
「まずは着替えていただき、主に挨拶をしていただきます。失礼のないようにお願いいたします」
淀みのないセリフはまるで機械のように正確で、少し人間離れしていた。
そして、この執事さんはさらに人間離れなことを話し始める。
「それと、主はこの屋敷そのものでございます。けしてご無礼のないように」
「は? や、屋敷……?」
どうしたおじーさん、遂にボケたか? なんて思っちゃったけど、振り返って私を見る目はとても真剣だった。
「信じ難いことだとは思います。ですがこの屋敷の主は、この屋敷なのです」
「……は、はあ」
本当に給料出るのかなあ。私はそんなことばかり考えていた。
「ふぅ……」
頭上に燦々と輝く太陽が、ひたすら私の体力を奪っていく。脇にある木々は涼しげだが、コンクリートの道はゆらゆらと揺れていた。
それでも眼前にずっと伸びていくこの坂道が短くなるわけでもなし。私はガラガラとスーツケースを引っ張りながら歩き続ける。
割の良いバイトだった。二ヶ月住み込みでの家事手伝い。花も恥らう大学生にしては不毛な夏休みだけれど、お金の魅力には負けるわけで。
「頑張れぇ、私……」
見えてきた目的の建物に、私は根性を振り絞った。
テレビの中でしかお目にかかれない豪邸へと着くと、既に迎えが待っていてくれた。
「時間通りですね。この調子でお願いします」
懐中時計をしまいながら老紳士は、さっさと門をくぐり先へ先へと歩いていってしまう。本当に執事なんて生き物なんているんだ、なんて的外れなことを
思いながら私も慌ててついていく。その背中はまるで一本の針金が入っているかのように綺麗に伸びていた。
「まずは着替えていただき、主に挨拶をしていただきます。失礼のないようにお願いいたします」
淀みのないセリフはまるで機械のように正確で、少し人間離れしていた。
そして、この執事さんはさらに人間離れなことを話し始める。
「それと、主はこの屋敷そのものでございます。けしてご無礼のないように」
「は? や、屋敷……?」
どうしたおじーさん、遂にボケたか? なんて思っちゃったけど、振り返って私を見る目はとても真剣だった。
「信じ難いことだとは思います。ですがこの屋敷の主は、この屋敷なのです」
「……は、はあ」
本当に給料出るのかなあ。私はそんなことばかり考えていた。
「うわ、これはまた……」
使用人の更衣室に通されると、執事さんからよく秋葉原とかで見るメイド服を渡される。また何かの冗談かと思ったのだが、私に手渡すと
執事さんはさっさと出て行ってしまう。ここじゃあ常識なんてものはどっかに吹っ飛んじゃうらしい。
「着るか……」
誰に言ったわけでもなく言ったわけだけれど、その間、ずっと誰かに見られている気がした。
メイド服と言っても、テレビとかで見るゴテゴテとしたコスプレ紛いのものではなく、すぐ着れるものらしい。私は姿見の前に立ち、頭につけるメイド
のアレも装着する。これでメイドの完成。冷房の効いた部屋でも、なぜか妙な汗が止まらなかった。
部屋を出ると執事さんはドアの傍で待っていて、私の格好を一瞥すると「似合っていますよ」と言う。この人のことだから別にやましい意味はないのだ
ろうけど、気分は複雑だった。
長い廊下を抜け、ここのご主人様のいる部屋の前へと着く。「よろしいですか?」と、確認する執事さんはやはり優しい。私もまた返事をすると、観音
開きの扉がゆっくりと開いた。
一体、どんな姿をしているのか。早鐘を打つ心臓が、次の瞬間には停止寸前まで追い込まれた。
「ふむ。そのチンチクリンが次の使用人か。馬鹿そうじゃが良く言うことは聞きそうじゃな」
私以上のチンチクリンが、ソファにふんぞり返っていた。
使用人の更衣室に通されると、執事さんからよく秋葉原とかで見るメイド服を渡される。また何かの冗談かと思ったのだが、私に手渡すと
執事さんはさっさと出て行ってしまう。ここじゃあ常識なんてものはどっかに吹っ飛んじゃうらしい。
「着るか……」
誰に言ったわけでもなく言ったわけだけれど、その間、ずっと誰かに見られている気がした。
メイド服と言っても、テレビとかで見るゴテゴテとしたコスプレ紛いのものではなく、すぐ着れるものらしい。私は姿見の前に立ち、頭につけるメイド
のアレも装着する。これでメイドの完成。冷房の効いた部屋でも、なぜか妙な汗が止まらなかった。
部屋を出ると執事さんはドアの傍で待っていて、私の格好を一瞥すると「似合っていますよ」と言う。この人のことだから別にやましい意味はないのだ
ろうけど、気分は複雑だった。
長い廊下を抜け、ここのご主人様のいる部屋の前へと着く。「よろしいですか?」と、確認する執事さんはやはり優しい。私もまた返事をすると、観音
開きの扉がゆっくりと開いた。
一体、どんな姿をしているのか。早鐘を打つ心臓が、次の瞬間には停止寸前まで追い込まれた。
「ふむ。そのチンチクリンが次の使用人か。馬鹿そうじゃが良く言うことは聞きそうじゃな」
私以上のチンチクリンが、ソファにふんぞり返っていた。
プロローグ的なものは終了。作家様(笑)
メ「……」
嬢「ん? なんじゃ?」
メ「あの、本当にこ、この方がご主……」
執「はい。そのお方がこの屋敷の主、嬢様でございます」
嬢「ふんっ。思っていた以上の馬鹿じゃな」
メ「なっ……」
執「オホン」
メ「う……これからよ、よろしくお願いいたします」
嬢「うむ」
メ「……」
嬢「ん? なんじゃ?」
メ「あの、本当にこ、この方がご主……」
執「はい。そのお方がこの屋敷の主、嬢様でございます」
嬢「ふんっ。思っていた以上の馬鹿じゃな」
メ「なっ……」
執「オホン」
メ「う……これからよ、よろしくお願いいたします」
嬢「うむ」
おまいら……家に萌えるなんて重症だな……
だが、その気持ち忘れんな!
だが、その気持ち忘れんな!
メ「あの……それと」
嬢「ん? ああ、執事からもう聞いておるのか。そうじゃ、私はこの屋敷の主であり屋敷そのもの。たとえば……」
パチン
ガタン! フワ
メ「ふぇ!? つ、壷がう、浮いて!?」
嬢「普通の家には出来んが、この屋敷は代々受け継がれた由緒あるもの。力も相応にある」
メ「あわわ……」
嬢「フフ、それとこの屋敷の中ならば私はどこにでも目が届く。サボっていようものなら、執事に言うてキツイ仕置
きをさせる。覚悟しておくんじゃな」
メ「し、仕置き……?」
執「ブルマ姿でうさぎ跳びです」
メ「……」
執「嬢様はスポ根好きでございます」
嬢「フフ……応援団も良いな……」
メ「(や、辞めたい……)」
嬢「ん? ああ、執事からもう聞いておるのか。そうじゃ、私はこの屋敷の主であり屋敷そのもの。たとえば……」
パチン
ガタン! フワ
メ「ふぇ!? つ、壷がう、浮いて!?」
嬢「普通の家には出来んが、この屋敷は代々受け継がれた由緒あるもの。力も相応にある」
メ「あわわ……」
嬢「フフ、それとこの屋敷の中ならば私はどこにでも目が届く。サボっていようものなら、執事に言うてキツイ仕置
きをさせる。覚悟しておくんじゃな」
メ「し、仕置き……?」
執「ブルマ姿でうさぎ跳びです」
メ「……」
執「嬢様はスポ根好きでございます」
嬢「フフ……応援団も良いな……」
メ「(や、辞めたい……)」
執「それでは、貴方の指導を担当する者を紹介いたします」
メ「執事さんがするのではないんですか?」
執「私は嬢様の身の回りのお世話が中心でございます。他にも掃除、洗濯、庭の管理がありますので、まずはそこから覚えていただきます」
メ「はい」
執「まずは貴方たち、メイドの責任者であるメイド長からですね」
メイド長「そちらが新しく入った子ですか?」
メ「よ、よろしくお願いします」
執「しばらくはこの方に指導して頂いてください。一番、ここでのことを知っていますので」
メ長「あらあら、なんか私が年増みたいな言い方ですね」
執「貴方への期待と思ってください」
メ長「はい。それじゃ、よろしくね。貴方を立派なゴンド、メイドにしてあげちゃいます」
メ「は、はあ……」
メ「執事さんがするのではないんですか?」
執「私は嬢様の身の回りのお世話が中心でございます。他にも掃除、洗濯、庭の管理がありますので、まずはそこから覚えていただきます」
メ「はい」
執「まずは貴方たち、メイドの責任者であるメイド長からですね」
メイド長「そちらが新しく入った子ですか?」
メ「よ、よろしくお願いします」
執「しばらくはこの方に指導して頂いてください。一番、ここでのことを知っていますので」
メ長「あらあら、なんか私が年増みたいな言い方ですね」
執「貴方への期待と思ってください」
メ長「はい。それじゃ、よろしくね。貴方を立派なゴンド、メイドにしてあげちゃいます」
メ「は、はあ……」
メ長「それじゃあまずはお掃除からやりましょうか」
メ「はい」
メ長「他のメイドにも途中、会うと思うけど、その度に紹介するわね」
メ「分かりましたっ」
先輩メイド「おっ、ソイツが新しく入ったって奴か」
メ長「ええ。色々よろしくね」
メ「お、お願いしますっ」
先メ「おう、バシバシいかせてもらうぜー?」
メ長「ふふ、お手柔らかにね。あら? 新人メイドちゃんは?」
先メ「ああ、バケツひっくり返したからな。今頃、チアガ-ルの格好で踊ってるぜ」
メ長「あらあら」
メ「……」
メ「はい」
メ長「他のメイドにも途中、会うと思うけど、その度に紹介するわね」
メ「分かりましたっ」
先輩メイド「おっ、ソイツが新しく入ったって奴か」
メ長「ええ。色々よろしくね」
メ「お、お願いしますっ」
先メ「おう、バシバシいかせてもらうぜー?」
メ長「ふふ、お手柔らかにね。あら? 新人メイドちゃんは?」
先メ「ああ、バケツひっくり返したからな。今頃、チアガ-ルの格好で踊ってるぜ」
メ長「あらあら」
メ「……」
掃除中
メ「……あ、チアガール」
新人メイド「ふ、ふれぇっ、ふれぇぇ」
嬢「応援が足りん。 そんなもので球児達が甲子園に行けると思ってるおるのかっ」
新メ「ふ、ふぇぇぇっ」
メ「……見なかったことにしよう」
メ「……あ、チアガール」
新人メイド「ふ、ふれぇっ、ふれぇぇ」
嬢「応援が足りん。 そんなもので球児達が甲子園に行けると思ってるおるのかっ」
新メ「ふ、ふぇぇぇっ」
メ「……見なかったことにしよう」
あ、いたんだ。どう?
メ長「メイドちゃん。ちょっと、これ、持って貰って良いかしら?」
メ「はい。……よいしょ、っと。あの、これって」
メ長「ええ。夕食の食材ね。なにぶん、使用人の数だけでも結構いるから」
メ「はあ」
メ長「ちょうど良いし、シェフにも挨拶しておきましょうか」
メ「しぇ、シェフ……」
シェフ「HAHAHAー! よく来たなオマエラー! 旨いもんでも欲しいノカー!?」
メ「い、インド人?」
メ長「この方がうちお抱えのシェフさんね。アメリカのペンシルバニア州出身よ」
メ「(イ、インドじゃねえ!?)」
シェ「HAHAHA-! 良かったなー! 今日はオレの得意料理のカレーダザマアミロー!」
メ「は、はあ」
メ長「これ、ここで良いですか」
シェ「OK! あ、でも馬鈴薯はそっちネ」
メ「……」
メ長「メイドちゃん。ちょっと、これ、持って貰って良いかしら?」
メ「はい。……よいしょ、っと。あの、これって」
メ長「ええ。夕食の食材ね。なにぶん、使用人の数だけでも結構いるから」
メ「はあ」
メ長「ちょうど良いし、シェフにも挨拶しておきましょうか」
メ「しぇ、シェフ……」
シェフ「HAHAHAー! よく来たなオマエラー! 旨いもんでも欲しいノカー!?」
メ「い、インド人?」
メ長「この方がうちお抱えのシェフさんね。アメリカのペンシルバニア州出身よ」
メ「(イ、インドじゃねえ!?)」
シェ「HAHAHA-! 良かったなー! 今日はオレの得意料理のカレーダザマアミロー!」
メ「は、はあ」
メ長「これ、ここで良いですか」
シェ「OK! あ、でも馬鈴薯はそっちネ」
メ「……」
結局、料理を手伝うことに
メ「あの、ジャガイモの皮むき終わりました」
シェ「OK! オマエ手際イイナー! 気に入った! 新人メイドを厨房裏でファックしてイイゾ!」
新メ「ふ、ふぇぇ」
メ「あはは……」
メ「あの、ジャガイモの皮むき終わりました」
シェ「OK! オマエ手際イイナー! 気に入った! 新人メイドを厨房裏でファックしてイイゾ!」
新メ「ふ、ふぇぇ」
メ「あはは……」
シェ『カレー出来たからお嬢呼んでコイヨー!』
コンコン
ガチャ
メ「あの、お夕食の準備が」
メ長「あら? メイドちゃんは?」
先メ「ああ、アイツなら嬢様が久保先輩死ぬところ読んで泣いてるとこ目撃した罰で重いコンダラ引いてるよ」
メ長「あらあら」
コンコン
ガチャ
メ「あの、お夕食の準備が」
メ長「あら? メイドちゃんは?」
先メ「ああ、アイツなら嬢様が久保先輩死ぬところ読んで泣いてるとこ目撃した罰で重いコンダラ引いてるよ」
メ長「あらあら」
メ「お、重い……」
執「頑張っているようですね」
メ「う、うわ!? 急に出てこないでくださいよ」
執「失礼いたしました。そろそろ貴方にも食事を採ってもらえと、嬢様が」
メ「はい。はあ……何でこんなこと」
執「……何も意地悪したいからこのようなことをさせてるわけではないことはご理解いただけますか?」
メ「はあ」
執「あの方は屋敷です。人間とは違います。家族もいない、ずっと、一人きりでした」
メ「でも……家主ぐらいはいても良いと思うんですが」
執「賢明なご意見です。ですが、それはもう少ししたら、お話いたします。貴方が、ちゃんと信頼におけるか」
メ「は、はい」
執「それではお食事にしましょう」
新メ「ふ、ふぇぇぇっ」
嬢「ふふん、チアガールの応援で食べるカレーは格別じゃな」
メ「……」
執「頑張っているようですね」
メ「う、うわ!? 急に出てこないでくださいよ」
執「失礼いたしました。そろそろ貴方にも食事を採ってもらえと、嬢様が」
メ「はい。はあ……何でこんなこと」
執「……何も意地悪したいからこのようなことをさせてるわけではないことはご理解いただけますか?」
メ「はあ」
執「あの方は屋敷です。人間とは違います。家族もいない、ずっと、一人きりでした」
メ「でも……家主ぐらいはいても良いと思うんですが」
執「賢明なご意見です。ですが、それはもう少ししたら、お話いたします。貴方が、ちゃんと信頼におけるか」
メ「は、はい」
執「それではお食事にしましょう」
新メ「ふ、ふぇぇぇっ」
嬢「ふふん、チアガールの応援で食べるカレーは格別じゃな」
メ「……」
嬢「何度も言っておるだろう。貴様らに売るものなど無い!」
「いや、ですが」
嬢「帰れ。そう言っているんじゃ」
「は、はいぃ……」
メ「あの、さっきの方たちは」
執「不動産屋。いわゆる地上げ屋ですね。一時期よりは随分と物腰は柔らかくなりましたが、相変わらずしつこさは変わりません」
メ「はあ」
執「ここ周辺の土地は全て嬢様が私有しております。そこに目をつける輩はごまんとおるようです」
メ「そうなんですか」
執「嬢様は屋敷であり、既に家としての領分を越えたものを多く、背負っているのです」
メ「……」
「いや、ですが」
嬢「帰れ。そう言っているんじゃ」
「は、はいぃ……」
メ「あの、さっきの方たちは」
執「不動産屋。いわゆる地上げ屋ですね。一時期よりは随分と物腰は柔らかくなりましたが、相変わらずしつこさは変わりません」
メ「はあ」
執「ここ周辺の土地は全て嬢様が私有しております。そこに目をつける輩はごまんとおるようです」
メ「そうなんですか」
執「嬢様は屋敷であり、既に家としての領分を越えたものを多く、背負っているのです」
メ「……」
朝
メ「ふぁ……おはようございま」
ドンドンドン!
メ「なっ!? えっ!?」
メ長「あらあら。お早う、メイドちゃん」
メ「え? 学ラン? しかもメイド全員? な、何かとんでもない失敗をっ?」
先メ「ああ、今日は週に一度の嬢様の応援日だ。だから、今朝は学ランを着て応援だ。ついでにアタシは旗持ちな」
新メ「お、オス!」
メ「は、はは……」
執「さ、貴方もどうぞ」
メ「……」
ドンドンドン!
メ「ふぁ……おはようございま」
ドンドンドン!
メ「なっ!? えっ!?」
メ長「あらあら。お早う、メイドちゃん」
メ「え? 学ラン? しかもメイド全員? な、何かとんでもない失敗をっ?」
先メ「ああ、今日は週に一度の嬢様の応援日だ。だから、今朝は学ランを着て応援だ。ついでにアタシは旗持ちな」
新メ「お、オス!」
メ「は、はは……」
執「さ、貴方もどうぞ」
メ「……」
ドンドンドン!
邸内を掃除中
メ「♪~」
パタパタ
カチャ
メ「ん? 隠し、扉……?」
その時、そこでやめておこうとなぜ思わなかったのか不思議だけど、開けてしまった。
メ「こ、ここって……?」
六畳ほどの古めかしい畳の部屋。それが隠し扉の部屋の中に納まっていた。置いてあるのは古ぼけたちゃぶ台に机、箪笥。
メ「え? え?」
嬢「そんなにここが気になるか?」
メ「ひっ!? あ、あの……」
嬢「……」
メ「し、失礼しましたっ!」
タタッ
嬢「……」
メ「♪~」
パタパタ
カチャ
メ「ん? 隠し、扉……?」
その時、そこでやめておこうとなぜ思わなかったのか不思議だけど、開けてしまった。
メ「こ、ここって……?」
六畳ほどの古めかしい畳の部屋。それが隠し扉の部屋の中に納まっていた。置いてあるのは古ぼけたちゃぶ台に机、箪笥。
メ「え? え?」
嬢「そんなにここが気になるか?」
メ「ひっ!? あ、あの……」
嬢「……」
メ「し、失礼しましたっ!」
タタッ
嬢「……」
おはよう、残ってて良かった
新しい話の物語の核心っぽいものの一角が出てきてwktk
てか301の話はどうなったんだ・・・?
新しい話の物語の核心っぽいものの一角が出てきてwktk
てか301の話はどうなったんだ・・・?
>>323
休憩が伏線に見えた
休憩が伏線に見えた
女『何で301ちゃんは私のことが嫌いなの?』
家『・・・・・それはどうしても話さなきゃダメか?』
女『あんなに死ね死ね言われたら気になるよ!!』
家『…………あれは20年前の事だった』
~昔~
女「うわー綺麗なアパート!駅から近いしここは良い場所見つけたなー」
女「これから一年間お世話になる女です!よろしく」
家「おう、よろしく」
女「……うんよろしくね」
家『不思議なことにその子は俺を驚かなかった……』
家『・・・・・それはどうしても話さなきゃダメか?』
女『あんなに死ね死ね言われたら気になるよ!!』
家『…………あれは20年前の事だった』
~昔~
女「うわー綺麗なアパート!駅から近いしここは良い場所見つけたなー」
女「これから一年間お世話になる女です!よろしく」
家「おう、よろしく」
女「……うんよろしくね」
家『不思議なことにその子は俺を驚かなかった……』
女「へーじゃあアナタはこの部屋であり家であり守り神なのね?」
家「お、おう」
女「かっこいいー…あらそちらの小さい子は?」
家「あーこいつは下の階にいる…」
301室「さんかい、301号室です、よろしくおねがいします」
女「ご丁寧にどうも、私は女です」
401&402「女の人だー女の人だー」
女「あらあらー今度はどなたかしら」
家『いろんな部屋兄弟の中で一番仲が良かったのが……301室だったんだ』
家「お、おう」
女「かっこいいー…あらそちらの小さい子は?」
家「あーこいつは下の階にいる…」
301室「さんかい、301号室です、よろしくおねがいします」
女「ご丁寧にどうも、私は女です」
401&402「女の人だー女の人だー」
女「あらあらー今度はどなたかしら」
家『いろんな部屋兄弟の中で一番仲が良かったのが……301室だったんだ』
301室「お姉ちゃんはわたしのことおどろかないのー?」
女「驚かないよーだって家に守り神がいるのは当たり前だもん、私の実家にもいるんだよ」
301室「へー会ってみたいな」
女「きっと仲良くなれるはずだよー」
301室「お姉ちゃんはずっーといてくれるの?」
女「……ーん今はずっといるよ」
301室「よかったー」
女「驚かないよーだって家に守り神がいるのは当たり前だもん、私の実家にもいるんだよ」
301室「へー会ってみたいな」
女「きっと仲良くなれるはずだよー」
301室「お姉ちゃんはずっーといてくれるの?」
女「……ーん今はずっといるよ」
301室「よかったー」
女「えーまたスコア更新したの?凄いじゃない」
401室「えへへ~クッパの所で終わっちゃったけどね」
402室「僕だってゼルダ頑張ったよ」
家「お前らゲームは大概にしろよ、電気代はバカにならねぇんだ?」
女「あらその点については大丈……げほっげほっ」
家「おい、女さん大丈夫か?!!」
301室「お姉ちゃん!!」
女「平気平気、ただの風邪だよ」
401室「えへへ~クッパの所で終わっちゃったけどね」
402室「僕だってゼルダ頑張ったよ」
家「お前らゲームは大概にしろよ、電気代はバカにならねぇんだ?」
女「あらその点については大丈……げほっげほっ」
家「おい、女さん大丈夫か?!!」
301室「お姉ちゃん!!」
女「平気平気、ただの風邪だよ」
まさか10時になるまで残ってるなんて…スレ立てた>>1も驚いてるだろうな
屋敷が執事って発想も面白いしー
屋敷が執事って発想も面白いしー
間違えた。>>297だ。 あと絵心ないから期待はしないでくれ
>>343
ぶっちゃけ、つくも神の一種だけどな。
ぶっちゃけ、つくも神の一種だけどな。
>>338
不吉なフラグが・・・
不吉なフラグが・・・
おきた。
そういえば1か月くらい前、vipで男の人の家の中におんなのこがいて
モノには触れないけど、会話できるし、表情があったり、うpにはうつってないけど違和感あったり。
いっしょに暮らしていくんだって結局釣りかどうかもわかんない不思議なスレがあったけど、あの人のあの子って……
チラ裏ごめん。
そういえば1か月くらい前、vipで男の人の家の中におんなのこがいて
モノには触れないけど、会話できるし、表情があったり、うpにはうつってないけど違和感あったり。
いっしょに暮らしていくんだって結局釣りかどうかもわかんない不思議なスレがあったけど、あの人のあの子って……
チラ裏ごめん。
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