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家「のう、其方」
男「なんだ」
家「"ぷりん"はまだかえ?」
男「・・・」
保守
男「なんだ」
家「"ぷりん"はまだかえ?」
男「・・・」
保守
>>800
新聞紙「わ、私も仲間に入れてほしいの…」
新聞紙「わ、私も仲間に入れてほしいの…」
>>800
ダンボールにも魂が…
ダンボールにも魂が…
ごめんなさい
誰かまとめに新作、貼っていってくれませんか?
パソコンの電源、親に切るよう言われて切ってしまったので、お願いします!
誰かまとめに新作、貼っていってくれませんか?
パソコンの電源、親に切るよう言われて切ってしまったので、お願いします!
家「……」
男「……」
家「……」
男「……なあ、どうしたんだよ。ずっと黙り込んで」
家「……不潔」
男「は?」
家「不潔よ……あんな……雑誌」
男「……? あ、まさかお前、俺の秘蔵のアレを見たのか?」
家「……いやらしいよ、あんな隅々まで……」
男「い、いや、しかしだな。俺も雄である以上、欲求解消は必要なわけで、」
家「そんなの知らない……男のばか」
男「……」
家「……」
男「……なあ、どうしたんだよ。ずっと黙り込んで」
家「……不潔」
男「は?」
家「不潔よ……あんな……雑誌」
男「……? あ、まさかお前、俺の秘蔵のアレを見たのか?」
家「……いやらしいよ、あんな隅々まで……」
男「い、いや、しかしだな。俺も雄である以上、欲求解消は必要なわけで、」
家「そんなの知らない……男のばか」
家「……二度とあんなもの買わないで」
男「……じゃあビデオとかDVDなら?」
家「! そ、そんなのまであるの!? そんな……」
男「泣くほどのことなのか? これまでの住人だってそれくらい持ってただろう」
家「ビデオは初めてよ……雑誌は何人かいたけど」
男「そいつらにも文句言ったのか?」
家「……あなたが初めて」
男「差別かよ!」
家「区別よ!」
男「……じゃあビデオとかDVDなら?」
家「! そ、そんなのまであるの!? そんな……」
男「泣くほどのことなのか? これまでの住人だってそれくらい持ってただろう」
家「ビデオは初めてよ……雑誌は何人かいたけど」
男「そいつらにも文句言ったのか?」
家「……あなたが初めて」
男「差別かよ!」
家「区別よ!」
男「っ、区別って、」
家「こんなに親しくなった住人なんてあなただけだもん……特別扱い、したいじゃない」
男「……」
家「と、とにかく、雑誌もビデオも全部ダメ」
男「……わかったよ」
家「今すぐ捨てに行って」
男「今から!? っておい、勝手に机の中あさるな!」
家「ここに隠してるんでしょ? 知ってるんだから!」
男「や、やめ――」
家「こんなに親しくなった住人なんてあなただけだもん……特別扱い、したいじゃない」
男「……」
家「と、とにかく、雑誌もビデオも全部ダメ」
男「……わかったよ」
家「今すぐ捨てに行って」
男「今から!? っておい、勝手に机の中あさるな!」
家「ここに隠してるんでしょ? 知ってるんだから!」
男「や、やめ――」
男「――――ろ?」
家「あったわ……こんなもの、さっさと捨ててよ!」
男「…………」
家「……な、なんで急に黙るのよ」
男「なんだそりゃ」
家「何って、い、いやらしい――」
男「引っ越しのときに持ってきた物件カタログじゃねーか」
家「……カ、カタログ?」
男「ああ。それでここを見つけて引っ越してきたんだ」
家「嘘よ! だってこんなに、は、裸の写真とか載って、」
男「カタログなんだから内部構造とか間取りくらい載ってるだろ」
家「――――」
家「あったわ……こんなもの、さっさと捨ててよ!」
男「…………」
家「……な、なんで急に黙るのよ」
男「なんだそりゃ」
家「何って、い、いやらしい――」
男「引っ越しのときに持ってきた物件カタログじゃねーか」
家「……カ、カタログ?」
男「ああ。それでここを見つけて引っ越してきたんだ」
家「嘘よ! だってこんなに、は、裸の写真とか載って、」
男「カタログなんだから内部構造とか間取りくらい載ってるだろ」
家「――――」
隣で寝てる彼女が起きるまで屋敷云々
新メ「ふ、ふれぇぇ、ふぇぇっ」
嬢「もっと脚を高くっ」
メ長「お仕置きの回数、減りませんねぇ」
先メ「そうだなあ。特にクセみてえなもんは無いんだけどな。落ち着きがないっていうか」
メ長「もう少し指導、お願いできますか?」
先メ「任せろ。先輩風吹かすのは嫌いじゃねえ」
メ長「あらあら」
メ「お、重いぃぃ……!」
先メ「……ま、こっちは何とかなるだろ」
メ長「あらあら」
新メ「ふ、ふれぇぇ、ふぇぇっ」
嬢「もっと脚を高くっ」
メ長「お仕置きの回数、減りませんねぇ」
先メ「そうだなあ。特にクセみてえなもんは無いんだけどな。落ち着きがないっていうか」
メ長「もう少し指導、お願いできますか?」
先メ「任せろ。先輩風吹かすのは嫌いじゃねえ」
メ長「あらあら」
メ「お、重いぃぃ……!」
先メ「……ま、こっちは何とかなるだろ」
メ長「あらあら」
食事の準備中
執「……」
メ「ヒソヒソ(も、物凄い集中力ですね。燭台の位置だけで五分以上も)」
先メ「ヒソヒソ(本場、英国仕込みらしいからな。アタシもああやって準備してる時は声をかけられねえ)」
メ「ヒソヒソ()
シェ「HAHAHA-! 今日のカレーが出来たぞコノヤロー! さっさと持っていけクソヤロウドモー!」
メ「本当にアメリカ人ですか? ってか人間ですか?」
先メ「多分違うと思う」
執「……」
メ「ヒソヒソ(も、物凄い集中力ですね。燭台の位置だけで五分以上も)」
先メ「ヒソヒソ(本場、英国仕込みらしいからな。アタシもああやって準備してる時は声をかけられねえ)」
メ「ヒソヒソ()
シェ「HAHAHA-! 今日のカレーが出来たぞコノヤロー! さっさと持っていけクソヤロウドモー!」
メ「本当にアメリカ人ですか? ってか人間ですか?」
先メ「多分違うと思う」
家「だ、だって、屋根裏とか床の下まで載ってるのよ? そんな隅々まで、」
男「……見られたくないのか?」
家「……た、大切な人には……見せてもいいけど」
男「俺ならどうだ?」
家「……………………ん」
男「じゃあ問題ないじゃん。これで一件落着だな」
家「…………うん」
家「……ん?」
家「だ、だめえ――――っ! 他の娘の写真載ってるんだから! やっぱり捨ててきてよー!」
こんなんで
男「……見られたくないのか?」
家「……た、大切な人には……見せてもいいけど」
男「俺ならどうだ?」
家「……………………ん」
男「じゃあ問題ないじゃん。これで一件落着だな」
家「…………うん」
家「……ん?」
家「だ、だめえ――――っ! 他の娘の写真載ってるんだから! やっぱり捨ててきてよー!」
こんなんで
嬢「お前が寝坊とは珍しいな」
メ長「申し訳ございません」
メ「(メ、メ長さんのお仕置きってどんなのだろう)」
先メ「おお、お帰り」
メ「……」
先メ「どうだった? メ長のお仕置きは?」
メ「リアルで秘打をする人を初めて見ました」
先メ「たしか前は通天閣打法やってたな」
メ長「申し訳ございません」
メ「(メ、メ長さんのお仕置きってどんなのだろう)」
先メ「おお、お帰り」
メ「……」
先メ「どうだった? メ長のお仕置きは?」
メ「リアルで秘打をする人を初めて見ました」
先メ「たしか前は通天閣打法やってたな」
掃除中
メ「(そういえば、この前見た隠し部屋のアレって……)」
嬢『そんなに気になるか?』
メ「……やめよ」
執「賢明で助かります」
メ「ひっ!? きゅ、急に出てこないでください」
執「失礼いたしました。ただ、野暮な詮索だと思っていただけたようで」
メ「別に私はただ、その……この屋敷の、信頼出来る人間になりたいんです」
執「……それで十分でございます」
メ「……」
メ「(そういえば、この前見た隠し部屋のアレって……)」
嬢『そんなに気になるか?』
メ「……やめよ」
執「賢明で助かります」
メ「ひっ!? きゅ、急に出てこないでください」
執「失礼いたしました。ただ、野暮な詮索だと思っていただけたようで」
メ「別に私はただ、その……この屋敷の、信頼出来る人間になりたいんです」
執「……それで十分でございます」
メ「……」
嬢「そういえば先メはどうした? 姿を見んが」
執「先メでしたら今、逃げております」
嬢「フッ、盛んな奴らじゃ」
メ「?」
庭
百合メイド「先メお姉さま~♪」
先メ「だからいちいち抱きついてくるんじゃねえー!」
百メ「そんなことおっしゃらずに~!」
先メ「うわぁぁぁ!」
メ「は、はは……って、あれ? 新メちゃん?」
新メ「……」
メ「ちょっ、どうしたの? そんな、泣い」
新メ「ごめんなさいなんでもないです」
タタッ
メ「……」
執「先メでしたら今、逃げております」
嬢「フッ、盛んな奴らじゃ」
メ「?」
庭
百合メイド「先メお姉さま~♪」
先メ「だからいちいち抱きついてくるんじゃねえー!」
百メ「そんなことおっしゃらずに~!」
先メ「うわぁぁぁ!」
メ「は、はは……って、あれ? 新メちゃん?」
新メ「……」
メ「ちょっ、どうしたの? そんな、泣い」
新メ「ごめんなさいなんでもないです」
タタッ
メ「……」
>>823続き
メ長「新メちゃんね……嬢様のお気に入りのカップを割ってしまって、嬢様も虫の居所があまり良くなかったから」
メ「はあ」
メ長「あ、先メさんはまだ追いかけられてる?」
メ「あ、はい」
メ長「あらあら。大変ね」
メ「……あのっ」
メ長「新メちゃんをどうにかしたいと思うなら、見守ってあげなさい。こればかりは本人の問題よ?」
メ「……はい」
メ長「賢明で助かるわ」
メ長「新メちゃんね……嬢様のお気に入りのカップを割ってしまって、嬢様も虫の居所があまり良くなかったから」
メ「はあ」
メ長「あ、先メさんはまだ追いかけられてる?」
メ「あ、はい」
メ長「あらあら。大変ね」
メ「……あのっ」
メ長「新メちゃんをどうにかしたいと思うなら、見守ってあげなさい。こればかりは本人の問題よ?」
メ「……はい」
メ長「賢明で助かるわ」
嬢「また、失敗したようじゃの」
メ「うぅ……重いコンダラ……」
嬢「それはもう飽きた。新しいのをする」
メ「え?」
ギギギ
メ「ぬ、おおお……!」
メ長「懐かしいわね。大リーグボール養成ギブス」
先メ「まあそれで本当に投げれるのはお前ぐらいだけだろうけどな」
メ長「あらあら」
メ「ぐぅぅ……!」
ギギギ
メ「うぅ……重いコンダラ……」
嬢「それはもう飽きた。新しいのをする」
メ「え?」
ギギギ
メ「ぬ、おおお……!」
メ長「懐かしいわね。大リーグボール養成ギブス」
先メ「まあそれで本当に投げれるのはお前ぐらいだけだろうけどな」
メ長「あらあら」
メ「ぐぅぅ……!」
ギギギ
嬢「ふむ。最近は巷で強盗団が暴れてるらしいの」
メ「……」
執『いかがですか?』
メ『だから急に出てこないでください!』
メ長『あらあら』
メ『黄金の左足!?』
先メ『うぉぉぉ!』
メ『応援団旗をあんな軽々と……』
メ「……」
嬢「今、うちなら大丈夫とか思ったろう?」
メ「いえいえ」
メ「……」
執『いかがですか?』
メ『だから急に出てこないでください!』
メ長『あらあら』
メ『黄金の左足!?』
先メ『うぉぉぉ!』
メ『応援団旗をあんな軽々と……』
メ「……」
嬢「今、うちなら大丈夫とか思ったろう?」
メ「いえいえ」
>>826
金持ちの道楽は漫画も超えたみたいな感じで
厨房
シェ「相変わらず上手いなコンチクショー! 厨房裏で百合メイドをファックしていいゾー!」
メ「はは……」
百メ「ここにはもう慣れましたか?」
メ「あ、はい」
百メ「ここは何かと大変ですけど、良い人たちばかりですから」
メ「……そういえば、先メさんのこと、好きなんですね」
百メ「あら、お分かりですか?」
メ「ええ、バッチリ……」
百メ「元々、女子高出身で箱入りで育てられてきましたから。今はメイドしてますけどね」
メ「あ、なんか聞いちゃまずいような……」
百メ「いえいえ、新メちゃんとかとは違って、私はやりたくて来ただけです。旗振りの先メお姉さまに惚れて……ポッ」
メ「はは……」
百メ「そちらはどうしてか、お聞きになっても?」
メ「あ、私はただ給料につられて。家にいても楽しくないし」
百メ「そうですか」
金持ちの道楽は漫画も超えたみたいな感じで
厨房
シェ「相変わらず上手いなコンチクショー! 厨房裏で百合メイドをファックしていいゾー!」
メ「はは……」
百メ「ここにはもう慣れましたか?」
メ「あ、はい」
百メ「ここは何かと大変ですけど、良い人たちばかりですから」
メ「……そういえば、先メさんのこと、好きなんですね」
百メ「あら、お分かりですか?」
メ「ええ、バッチリ……」
百メ「元々、女子高出身で箱入りで育てられてきましたから。今はメイドしてますけどね」
メ「あ、なんか聞いちゃまずいような……」
百メ「いえいえ、新メちゃんとかとは違って、私はやりたくて来ただけです。旗振りの先メお姉さまに惚れて……ポッ」
メ「はは……」
百メ「そちらはどうしてか、お聞きになっても?」
メ「あ、私はただ給料につられて。家にいても楽しくないし」
百メ「そうですか」
男「また隣からJPOPかよ……」
家「気になる?」
男「壁が薄いのは分かるがうるせーよ。少しは気遣いするんだ隣人」
家「文句言い放題ね」
男「お前は気にならないのか?」
家「あんたの前の住人の時はこっちから隣に喘ぎ声だったし、その前は部屋の中でバスケだったかな?」
男「よく文句言わなかったな。不快だとは思わないのか?」
家「思っても仕方ないでしょ。あんたみたく意思疎通できないし、色んな人がいるんだし」
男「我慢するしかないのか。大変だな」
家「まあ、言うまでもなく静かな人の方が多いけどね。で、文句言いに行くの?」
男「面倒だから遠慮する。そのうち大家に指摘されるだろ」
家「文句言う割には何もしないのね」
男「問題あるのか?」
家「特にない」
男「どうした? ため息まで出して」
家「世の中色んな人がいるもんね。今は天井に向かってあたしと話す変わり者がいるし。常人が見たらあんたは気が狂っていると思うだろうね」
男「誰が嫌味なオチをつけろと言った」
書いてみたが保守にしちゃ容量でかすぎだな……
家「気になる?」
男「壁が薄いのは分かるがうるせーよ。少しは気遣いするんだ隣人」
家「文句言い放題ね」
男「お前は気にならないのか?」
家「あんたの前の住人の時はこっちから隣に喘ぎ声だったし、その前は部屋の中でバスケだったかな?」
男「よく文句言わなかったな。不快だとは思わないのか?」
家「思っても仕方ないでしょ。あんたみたく意思疎通できないし、色んな人がいるんだし」
男「我慢するしかないのか。大変だな」
家「まあ、言うまでもなく静かな人の方が多いけどね。で、文句言いに行くの?」
男「面倒だから遠慮する。そのうち大家に指摘されるだろ」
家「文句言う割には何もしないのね」
男「問題あるのか?」
家「特にない」
男「どうした? ため息まで出して」
家「世の中色んな人がいるもんね。今は天井に向かってあたしと話す変わり者がいるし。常人が見たらあんたは気が狂っていると思うだろうね」
男「誰が嫌味なオチをつけろと言った」
書いてみたが保守にしちゃ容量でかすぎだな……
>>832
いくらなんでも無理だろ……
いくらなんでも無理だろ……
男「おーい、家。一緒にDVD見ようぜ」
家「何借りてきたの?」
男「ホームアローン」
家「? どんな話?」
男「コメディだよ。子供の頃大好きでさ、懐かしくてつい借りてしまった」
家「ふうん……。そんなに言うならちょっと見てみようかな」
家「いやあああ――――――――っ!!」
男「な、なんだ? ど、どうした、家」
家「やめて、それ以上家を壊したら……やめてええええええええ!」
家「あ、あんたねえ! スプラッタならスプラッタって最初から言いなさいよ!」
男「いや、コメディだが」
家「何借りてきたの?」
男「ホームアローン」
家「? どんな話?」
男「コメディだよ。子供の頃大好きでさ、懐かしくてつい借りてしまった」
家「ふうん……。そんなに言うならちょっと見てみようかな」
家「いやあああ――――――――っ!!」
男「な、なんだ? ど、どうした、家」
家「やめて、それ以上家を壊したら……やめてええええええええ!」
家「あ、あんたねえ! スプラッタならスプラッタって最初から言いなさいよ!」
男「いや、コメディだが」
家「他のやつ観たい」
男「じゃあ呪怨観るか」
家「これは?」
男「ホラーだよ」
家「またスプラッタじゃないでしょうね……」
男「なんだよまたって……やめとくか?」
家「う、ううん。せっかく男が借りてきたんだもん。観る」
男「よし」
家「……陰気な家ね。もっとしゃきっとしなさいしゃきっと」
男「……」
家「ああもう、もっと住人にはうまく話しかけないと。友達になれないわよ」
男「……」
家「いたずらばっかりするのねこの家は。ツンデレかしら?」
男「……」
家「結構おもしろかったなあ。コミュニケーションがいかに大事か、っていうのを教えてくれるわ」
男(わ、わからん……)
男「じゃあ呪怨観るか」
家「これは?」
男「ホラーだよ」
家「またスプラッタじゃないでしょうね……」
男「なんだよまたって……やめとくか?」
家「う、ううん。せっかく男が借りてきたんだもん。観る」
男「よし」
家「……陰気な家ね。もっとしゃきっとしなさいしゃきっと」
男「……」
家「ああもう、もっと住人にはうまく話しかけないと。友達になれないわよ」
男「……」
家「いたずらばっかりするのねこの家は。ツンデレかしら?」
男「……」
家「結構おもしろかったなあ。コミュニケーションがいかに大事か、っていうのを教えてくれるわ」
男(わ、わからん……)
男「なあ。お前って、旅行とかできるのか?」
家「へ? 旅行?」
男「少しくらいなら建物から離れられるんだろ?」
家「うーん、あんまり離れるのはよろしくないんだけど……まあ少しなら」
男「じゃあさ、次の日曜、日帰りでどこか行こう」
家「どこかって……どこ?」
男「お前の行きたいところ。地図やるから自由に決めてくれ。たまにはいいだろ」
家「……ありがとう、男」
日曜日。
家「うわあ、本物だぁ……話には聞いてたけど……かっこいい……」
男「…………」
家「見て見て男ー! 写真よりも生の方がずっとかっこいいわー、姫路城!」
男「……ああ、よかったな……」
男(くっ……、嫉妬なんかしてない! 相手は城だぞ……っ)
家「へ? 旅行?」
男「少しくらいなら建物から離れられるんだろ?」
家「うーん、あんまり離れるのはよろしくないんだけど……まあ少しなら」
男「じゃあさ、次の日曜、日帰りでどこか行こう」
家「どこかって……どこ?」
男「お前の行きたいところ。地図やるから自由に決めてくれ。たまにはいいだろ」
家「……ありがとう、男」
日曜日。
家「うわあ、本物だぁ……話には聞いてたけど……かっこいい……」
男「…………」
家「見て見て男ー! 写真よりも生の方がずっとかっこいいわー、姫路城!」
男「……ああ、よかったな……」
男(くっ……、嫉妬なんかしてない! 相手は城だぞ……っ)
家「や、ちょ、このっ」
男「何踊ってるんだ」
家「踊ってないわよ! 屋根の上のカラスが変なところつついて……うひゃうっ」
男「……俺が追っ払おうか?」
家「そこまでしてもらう必要ないわよ」
男「でも」
家「ちょっとくすぐったいだけよ。すぐどっかに行くでしょ」
男「あれ、家はどこ行ったんだ? ……ん、風呂場からシャワーの音が」
ザアアアアア……
家『うう、においつきすぎだよぅ……』
男「……カラス避けの道具でも買ってきてやるか」
男「何踊ってるんだ」
家「踊ってないわよ! 屋根の上のカラスが変なところつついて……うひゃうっ」
男「……俺が追っ払おうか?」
家「そこまでしてもらう必要ないわよ」
男「でも」
家「ちょっとくすぐったいだけよ。すぐどっかに行くでしょ」
男「あれ、家はどこ行ったんだ? ……ん、風呂場からシャワーの音が」
ザアアアアア……
家『うう、においつきすぎだよぅ……』
男「……カラス避けの道具でも買ってきてやるか」
>>844
城にジェラシってる男w
城にジェラシってる男w
家「痛っ!」
男「え? どうした」
家「男! 壁に画鋲刺さないでよ。痛いじゃない」
男「うえ? 駄目なのか?」
家「当たり前よ。人間だってトゲとか針が刺さったら痛いでしょ?」
男「確かに。気を付けるわ」
家「ホントよ。気を付けてよね」
男「……柱に刺さっている釘は痛くないのか?」
家「ふあっ!?」
男「なんだその声。いや、それよりおかしいだろ。画鋲が駄目で釘はオッケーって」
家「……」
男「何か言えよ」
家「……に」
男「に?」
家「人間だってピアスつけたりするじゃない! あれと同じよ――――っ!」
男「いやいやいやいやいやいやいやいや」
男「え? どうした」
家「男! 壁に画鋲刺さないでよ。痛いじゃない」
男「うえ? 駄目なのか?」
家「当たり前よ。人間だってトゲとか針が刺さったら痛いでしょ?」
男「確かに。気を付けるわ」
家「ホントよ。気を付けてよね」
男「……柱に刺さっている釘は痛くないのか?」
家「ふあっ!?」
男「なんだその声。いや、それよりおかしいだろ。画鋲が駄目で釘はオッケーって」
家「……」
男「何か言えよ」
家「……に」
男「に?」
家「人間だってピアスつけたりするじゃない! あれと同じよ――――っ!」
男「いやいやいやいやいやいやいやいや」
男「なんで画鋲嫌がるんだ?」
家「……だって」
男「なんだよ」
家「へ、変な気持ちになっちゃうんだもん……」
男「…………お前にそんな趣味があったとは」
家「違ぁ――――うっっ!」
男「違わないだろ。要は画鋲の刺激に敏感になってるんだから」
家「…………私のせいじゃないもん」
男「? じゃあ誰のせいだよ」
家「前住んでたやつのせいよ……。画鋲で壁にたくさん書類を張り付けていくの」
男「……それでか」
家「私自身は嫌なのに、体が慣れてしまって……だから画鋲刺されるとつい……その……感じちゃって……」
男(やべえ……興奮してきた)
家「……だって」
男「なんだよ」
家「へ、変な気持ちになっちゃうんだもん……」
男「…………お前にそんな趣味があったとは」
家「違ぁ――――うっっ!」
男「違わないだろ。要は画鋲の刺激に敏感になってるんだから」
家「…………私のせいじゃないもん」
男「? じゃあ誰のせいだよ」
家「前住んでたやつのせいよ……。画鋲で壁にたくさん書類を張り付けていくの」
男「……それでか」
家「私自身は嫌なのに、体が慣れてしまって……だから画鋲刺されるとつい……その……感じちゃって……」
男(やべえ……興奮してきた)
>>849
書き手じゃないが楽しく読ませてもらってる。
書き手じゃないが楽しく読ませてもらってる。
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