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元スレ武内P「大人の魅力、ですか」
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ちゃんと見ててよね。
私は、以前そう言った。
プロデューサーはその言葉に頷いたし、きっとその約束は守られているだろう。
けれど、本当に見ているか不安になるのも事実だ。
だから、私はプロデューサーが言った言葉が本当か確認している。
「ねえ、この前のトライアドのLIVEの時の話なんだけど」
「ええ。とても、素晴らしいLIVEでした」
熱心に語る様子を見るに、ちゃんと見てくれていたようだ。
また、別の時。
「ねえ、前回のラジオのフリートークの話なんだけど」
「はい。渋谷さんらしさが出ている、とても良いトークでした」
プロデューサーの語りを聞くに、ちゃんと聞いていたようだ。
また、別の時。
「……」
「? 渋谷さん、どうかされましたか?」
「ふーん。まあ、悪くないかな」
私の視線にすぐ反応したから、セーフにしとこう。
そして、ある時。
「渋谷さん……あの、言いにくいのですが……あまり、見ないで頂けますか……」
プロデューサーは、私から目を逸らしながら言った。
おわり
私は、以前そう言った。
プロデューサーはその言葉に頷いたし、きっとその約束は守られているだろう。
けれど、本当に見ているか不安になるのも事実だ。
だから、私はプロデューサーが言った言葉が本当か確認している。
「ねえ、この前のトライアドのLIVEの時の話なんだけど」
「ええ。とても、素晴らしいLIVEでした」
熱心に語る様子を見るに、ちゃんと見てくれていたようだ。
また、別の時。
「ねえ、前回のラジオのフリートークの話なんだけど」
「はい。渋谷さんらしさが出ている、とても良いトークでした」
プロデューサーの語りを聞くに、ちゃんと聞いていたようだ。
また、別の時。
「……」
「? 渋谷さん、どうかされましたか?」
「ふーん。まあ、悪くないかな」
私の視線にすぐ反応したから、セーフにしとこう。
そして、ある時。
「渋谷さん……あの、言いにくいのですが……あまり、見ないで頂けますか……」
プロデューサーは、私から目を逸らしながら言った。
おわり
「清純派路線でプロデュースして欲しい、と」
私の申し出に、プロデューサーさんは難しそうな顔をした。
無理を言っているつもりは無いんだけど、この人にとっては難題のようだ。
「新田さん……本気で仰っているのでしょうか……?」
本気に決まってるじゃない!
私だって、まだ19歳なんですよ、プロデューサーさん!
思えば、今までの私の扱いは他の子と違っていた。
他の子達が可愛い路線なのに、私だけセクシー路線なのだ。
シンデレラプロジェクトで、私だけがセクシー。
「お願いします」
プロデューサーさんの目をまっすぐ見つめ、言った。
「……申し訳、ありません」
しかし、無情にもプロデューサーさんの返事は期待したものではなかった。
彼は、これからも私のプロデュース方針を変える気は無いらしい。
こんなにも必死に、こんなにも本気で頼んでいるのに。
「……」
けれど、プロデューサーさんは本当に申し訳なさそうな顔をしていた。
プロデューサーとは言え、この人も会社人なのだ。
きっと、私のプロデュース方針に関して自由のきかない所もあるのだろう。
「ごめんなさい、なんだか無理を言っちゃったみたいで」
「……いえ、こちらの力不足です」
これ以上、プロデューサーさんを困らせるのはよそう。
仕方ないのだ、私がセクシー路線でいる事は、変えられない。
346プロダクションの方針ならば、従う他に道は無い。
「私には、いえ、346プロでは……これ以上清純派路線のプロデュースは出来ないのです」
おわり
私の申し出に、プロデューサーさんは難しそうな顔をした。
無理を言っているつもりは無いんだけど、この人にとっては難題のようだ。
「新田さん……本気で仰っているのでしょうか……?」
本気に決まってるじゃない!
私だって、まだ19歳なんですよ、プロデューサーさん!
思えば、今までの私の扱いは他の子と違っていた。
他の子達が可愛い路線なのに、私だけセクシー路線なのだ。
シンデレラプロジェクトで、私だけがセクシー。
「お願いします」
プロデューサーさんの目をまっすぐ見つめ、言った。
「……申し訳、ありません」
しかし、無情にもプロデューサーさんの返事は期待したものではなかった。
彼は、これからも私のプロデュース方針を変える気は無いらしい。
こんなにも必死に、こんなにも本気で頼んでいるのに。
「……」
けれど、プロデューサーさんは本当に申し訳なさそうな顔をしていた。
プロデューサーとは言え、この人も会社人なのだ。
きっと、私のプロデュース方針に関して自由のきかない所もあるのだろう。
「ごめんなさい、なんだか無理を言っちゃったみたいで」
「……いえ、こちらの力不足です」
これ以上、プロデューサーさんを困らせるのはよそう。
仕方ないのだ、私がセクシー路線でいる事は、変えられない。
346プロダクションの方針ならば、従う他に道は無い。
「私には、いえ、346プロでは……これ以上清純派路線のプロデュースは出来ないのです」
おわり
「おはようございます、プロデューサー」
「ドーブラエ ウートラ アナスタシーヤ」
プラヂューセル……違う、プロデューサーが、ロシア語で挨拶してきました。
私は、それに日本語で返しました。
「ハラショー! とても、良い発音です♪」
「良い、笑顔です」
「……あっ!」
意識していないと、自然とラッシーヤ……違う、ロシア語が、出てしまいます。
けれど、今のはしょうがない、です。
だって、プロデューサーの……ロシア語が、とても素晴らしかったから。
顔が、悔しくて、クシャリとなりました。
「アナスタシアさん……あまり、無理はなさらないでください」
「いいえ、私、頑張ります! もっと、日本語を上手になりたい」
「……」
私は、前から思っていました。
もっと、私の日本語が上手なら、もっと色んなお仕事が出来る。
もっと、沢山の事に……挑戦して、アイドルとして成長出来る。
だから最近は、考えるのも、ロシア語混じりじゃなく全部、日本語でしています。
プロデューサーがロシア語で挨拶してきたのも、私がお願いしたから、です。
釣られて私がラ……ロシア語で反応しないよう、試すため。
「アナスタシアさん、私は……言葉よりも大切な物があると思います」
「でも……」
「お気持ちはわかります。しかし、焦ってはいけません」
「……」
「ハラショーと言った時のアナスタシアさんの笑顔は、言葉に関わらず、良い笑顔だと思いました」
言われて、気付きました。いえ、思い出しました。
私がアイドルになった時に言われた、褒められたのは、笑顔だと。
やっぱり、プロデューサーはすごい、です。
こういう時は、アー、お礼を言わなくっちゃ。
「――スパシーバ!」
ありがとうございます!
おわり
「ドーブラエ ウートラ アナスタシーヤ」
プラヂューセル……違う、プロデューサーが、ロシア語で挨拶してきました。
私は、それに日本語で返しました。
「ハラショー! とても、良い発音です♪」
「良い、笑顔です」
「……あっ!」
意識していないと、自然とラッシーヤ……違う、ロシア語が、出てしまいます。
けれど、今のはしょうがない、です。
だって、プロデューサーの……ロシア語が、とても素晴らしかったから。
顔が、悔しくて、クシャリとなりました。
「アナスタシアさん……あまり、無理はなさらないでください」
「いいえ、私、頑張ります! もっと、日本語を上手になりたい」
「……」
私は、前から思っていました。
もっと、私の日本語が上手なら、もっと色んなお仕事が出来る。
もっと、沢山の事に……挑戦して、アイドルとして成長出来る。
だから最近は、考えるのも、ロシア語混じりじゃなく全部、日本語でしています。
プロデューサーがロシア語で挨拶してきたのも、私がお願いしたから、です。
釣られて私がラ……ロシア語で反応しないよう、試すため。
「アナスタシアさん、私は……言葉よりも大切な物があると思います」
「でも……」
「お気持ちはわかります。しかし、焦ってはいけません」
「……」
「ハラショーと言った時のアナスタシアさんの笑顔は、言葉に関わらず、良い笑顔だと思いました」
言われて、気付きました。いえ、思い出しました。
私がアイドルになった時に言われた、褒められたのは、笑顔だと。
やっぱり、プロデューサーはすごい、です。
こういう時は、アー、お礼を言わなくっちゃ。
「――スパシーバ!」
ありがとうございます!
おわり
タイピングも遅くなって、集中も続かないなら、1レスで終わらせれば良いと気付きました
こんな感じで1000目指していこうと思います
おやすみなさい
こんな感じで1000目指していこうと思います
おやすみなさい
アーニャはロシアに連れて帰らないといけないからね
プロデューサーもロシア語覚えないと
プロデューサーもロシア語覚えないと
「煩わしい太陽ね」
いつも通りの、朝の挨拶。
ここは、私が私らしくいられる、大切な場所。
「闇に呑まれよ。宴は未だ開かれることはない。今はその翼を休める時」
「わっ、我が友……?」
しかし、今日は様子が違っていた。
いや、私が私らしくいられる場所ではあるんだけど、様子が変なの!
「どうした、我が友よ。無垢なる瞳に困惑の色が浮かんでいるが」
プロデューサーが変!
まるで、いつもの私みたいな言葉遣いで……。
「く、くくく……! 遂に、秘術を理解し意思を伝える力を得たようね」
「然り。我らの魂の共鳴はより輝きを増し、漆黒の光はより多くの迷える魂を導くだろう」
「~~~っ!」
言の葉を交わした所、我が友は我との繋がりをより強固なものとするため、
魔導書を読み漁り、闇の世界へと至ったという。
其の献身たるや、さしもの我も心動かされ、光の道へ誘われる所であった。
我が友の容貌に、地の底から響くような低い声が合わさり、
紡がれる言の葉の調べは、まるで禁忌の呪いの如く我が心の臓に杭を打ち付けていった。
……しかし、光に照らされた魂の開放は長く続かなかった。
「一刻の猶予も無い」
夢とは覚めるもの……恐れていた、覚醒の時が来た。
「我が此の侭では、堕天使の翼は完全にもがれてしまうだろう」
「何でよ!? そんな事言わんと! 今のプロデューサー、カッコ良かとです!」
正直、たまらんもん!
「今の問いかけが、そのまま答えです」
おわり
いつも通りの、朝の挨拶。
ここは、私が私らしくいられる、大切な場所。
「闇に呑まれよ。宴は未だ開かれることはない。今はその翼を休める時」
「わっ、我が友……?」
しかし、今日は様子が違っていた。
いや、私が私らしくいられる場所ではあるんだけど、様子が変なの!
「どうした、我が友よ。無垢なる瞳に困惑の色が浮かんでいるが」
プロデューサーが変!
まるで、いつもの私みたいな言葉遣いで……。
「く、くくく……! 遂に、秘術を理解し意思を伝える力を得たようね」
「然り。我らの魂の共鳴はより輝きを増し、漆黒の光はより多くの迷える魂を導くだろう」
「~~~っ!」
言の葉を交わした所、我が友は我との繋がりをより強固なものとするため、
魔導書を読み漁り、闇の世界へと至ったという。
其の献身たるや、さしもの我も心動かされ、光の道へ誘われる所であった。
我が友の容貌に、地の底から響くような低い声が合わさり、
紡がれる言の葉の調べは、まるで禁忌の呪いの如く我が心の臓に杭を打ち付けていった。
……しかし、光に照らされた魂の開放は長く続かなかった。
「一刻の猶予も無い」
夢とは覚めるもの……恐れていた、覚醒の時が来た。
「我が此の侭では、堕天使の翼は完全にもがれてしまうだろう」
「何でよ!? そんな事言わんと! 今のプロデューサー、カッコ良かとです!」
正直、たまらんもん!
「今の問いかけが、そのまま答えです」
おわり
働かざるもの食うべからず、っていう言葉があるけどさ。
杏はそりゃちょっと言い過ぎ何じゃないかと思うよ。
誰だって、働かないで食べていけたらそりゃあ良いと思うって。
毎日ゲームにネットに、ダラダラ過ごせたら最高だよねー。
「双葉さん、ダンスレッスンの時間です」
でも、この人はいつも杏を沢山働かせようとするんだよ。
酷いと思わない? 他にもアイドルはいっぱい居るじゃんか。
杏はさ、出来るだけ働かず、出来るだけ儲けたいのにー。
「いやー、ちょっと歩くだけの力が出なくてさ、杏も困ってるんだよー」
「……」
「レッスンには参加したいんだけどねー、いやー、困った!」
プロデューサーには悪いと思うよ?
今も、いつものように右手を首筋にやって、困った顔しちゃってるしね。
だけど、ダンスレッスンって大変なんだよ、マジで。
疲れる事をしに行くために、歩いて疲れるなんて最早拷問だよ、拷問!
「……それでは、どうぞ」
プロデューサーは、そう言うと杏に背中を向けてしゃがんだ。
おいおい、杏は小さいとは言え花も恥じらう17歳の乙女なんだよ?
いくらなんでも、その提案には乗れないなー。
「レッスンに参加したいと仰る双葉さんの希望を叶えるのが、私の役目ですから」
……こいつはプロデューサーの技ありかな。
レッスンルームに着けばちゃんとやる、って言質を取られた形になっちゃった。
「それに、楽をするのはお嫌では無いと思いまして」
なるほど、確かに言う通り……もう、参った参った!
杏の負けだよ! あわせ技一本ってやつだよ!
全くもう、最近のプロデューサーは、杏の扱いが上手くなった気がするよ。
「しょうがないなぁ……飴くれる?」
よっこいしょと背中に体を預けながら、二つ目の飴をねだってみた。
おわり
初めは、無表情で、背も高くて、何を考えてるかわからなくて。
引っ込み思案な私にとって、プロデューサーはその……はい。
「緒方さん? どうか、されましたか?」
「いっ、いえ!……何でもない、です」
「そう、ですか。何かあれば、すぐ仰ってください」
「はい……ありがとうございます」
うぅ……見てるのが、バレちゃいました。
何となく恥ずかしくなって、俯いちゃったけど、変に思われちゃったかな。
わかったのは、プロデューサーがとっても不器用な人なんだな、って事です。
変わったのは、皆と一緒に頑張ってきて、私も頑張ろうって思えるようになった事です。
だから、今の私はプロデューサーを信頼してるし、そう思えるようになった事が嬉しいです。
だけど、プロデューサーはどう思ってるんだろう?
撮影の時に失敗しちゃった私達のために謝ってる姿を見た時、胸が締め付けられる思いでした。
あの後は結局うまく行ったけど、今度また失敗したら?
今度こそ見捨てられちゃうかもしれないと思うと……。
プロデューサーさんは、他の子の担当もいっぱいしています。
今度は二期生のプロデュースも始まるらしいし、もっと忙しくなると思います。
皆とってもキラキラしてて、私はその内見捨てられちゃうんじゃないか、って不安です。
そうならない様に、とっても頑張ってるし、四葉のクローバーもいっぱい集めてます。
私は、昔も今もプロデューサーが怖いです。
全然逆の気持ちのはずなのに、怖いんです。
私が、この気持を外に出す事はありません。
こんな風に思ってるなんて知られて、もしも見捨てられたらと思うと……。
だって、絶対大丈夫なんて言い切れる事なんて、無いです。
お父さんとお母さんだって……。
「プロデューサー……私、頑張りますね」
「? はい、頑張ってください」
私、一生懸命頑張ります。
アイドルをやるのは楽しいし、皆が怖がる仕事も精一杯やろうと思います。
だから、
見捨てないで、くださいね?
おわり
「プロデューサーさん、クレープ買って来ました~」
「三村さん……その、あまり間食をなさるのは」
「美味しいから大丈夫ですよー」
この人は、私のプロデューサーさん。
仕事は中々に出来るが、いつも私が甘いものを食べるのを邪魔してくるのが玉に瑕だ。
しかし、私はその障害を取り除く方法を遂に見つけた。
「イチゴ味とティラミス味なんですけど、どっちにしますか?」
「……」
プロデューサーさんは、その容姿に似合わず甘い物が好物だったのだ!
こうやって、一緒に食べようと買って来てしまえば無碍に断る事はない。
一口どうぞと誘うのではなく、丸々一つ与えてしまうのが突破口なのだ。
「そうですね……三村さんのオススメはどちらでしょうか?」
「うーん、イチゴも甘すぎないし、ティラミスも上品な甘さで……迷っちゃいますー」
「成る程……しかし、三村さんは何故それをご存知で?」
「っ……!?」
――謀られた。
プロデューサーさんは、私が甘いものに対して嘘がつけないのを利用したのだ。
私は、カロリー制限のためにプロデューサーさんに食べた物をリスト化し提出している。
それを元に栄養士との相談し、適切なカロリー計算の元、食事と甘味のバランスを取っていた。
……そう、表向きは、だ。
当然、バランスを保っている程度の甘味では私は満足出来なかったし、
自己申告制という穴だらけの隙間に、ケーキやクッキー、クレープが入り込むのは当然の事。
この店のクレープも、開いている穴に飛び込んできた内の一つだった。
「そ、それは……昔食べた事があって……」
「正直に言えば、甘い物の制限を少し緩めようと思います」
「!?」
――なんという、甘い罠だろう!
絶対嘘に決まっているのに、正直に話そうと思わざるを得ない!
だって、隠れてコソコソ食べるのも美味しいけど、堂々と食べる方がもっと美味しいのだ!
心を落ち着けるため、イチゴ味のクレープを一口パクリと食べる。
駄目、まだ足りない……ティラミスの方も……う~ん、美味しい~♪
よし……美味しいから大丈夫だよね!
しかし、私が何か言う前に、既に制限が厳しくなるよう手配は終わっていたらしい。
プロデューサーさんは、微塵も甘くは無かった。
おわり
「三村さん……その、あまり間食をなさるのは」
「美味しいから大丈夫ですよー」
この人は、私のプロデューサーさん。
仕事は中々に出来るが、いつも私が甘いものを食べるのを邪魔してくるのが玉に瑕だ。
しかし、私はその障害を取り除く方法を遂に見つけた。
「イチゴ味とティラミス味なんですけど、どっちにしますか?」
「……」
プロデューサーさんは、その容姿に似合わず甘い物が好物だったのだ!
こうやって、一緒に食べようと買って来てしまえば無碍に断る事はない。
一口どうぞと誘うのではなく、丸々一つ与えてしまうのが突破口なのだ。
「そうですね……三村さんのオススメはどちらでしょうか?」
「うーん、イチゴも甘すぎないし、ティラミスも上品な甘さで……迷っちゃいますー」
「成る程……しかし、三村さんは何故それをご存知で?」
「っ……!?」
――謀られた。
プロデューサーさんは、私が甘いものに対して嘘がつけないのを利用したのだ。
私は、カロリー制限のためにプロデューサーさんに食べた物をリスト化し提出している。
それを元に栄養士との相談し、適切なカロリー計算の元、食事と甘味のバランスを取っていた。
……そう、表向きは、だ。
当然、バランスを保っている程度の甘味では私は満足出来なかったし、
自己申告制という穴だらけの隙間に、ケーキやクッキー、クレープが入り込むのは当然の事。
この店のクレープも、開いている穴に飛び込んできた内の一つだった。
「そ、それは……昔食べた事があって……」
「正直に言えば、甘い物の制限を少し緩めようと思います」
「!?」
――なんという、甘い罠だろう!
絶対嘘に決まっているのに、正直に話そうと思わざるを得ない!
だって、隠れてコソコソ食べるのも美味しいけど、堂々と食べる方がもっと美味しいのだ!
心を落ち着けるため、イチゴ味のクレープを一口パクリと食べる。
駄目、まだ足りない……ティラミスの方も……う~ん、美味しい~♪
よし……美味しいから大丈夫だよね!
しかし、私が何か言う前に、既に制限が厳しくなるよう手配は終わっていたらしい。
プロデューサーさんは、微塵も甘くは無かった。
おわり
>>963
怖い。
怖い。
この世界線では二期生が化け物揃いという事実
チエリエルとって食われそう
チエリエルとって食われそう
「諸星さん」
「にょわー! Pちゃんのおかげで、せふせーふ☆」
きらりんは、他の皆よりもとーっても背がおっきいの!
でも、Pちゃんはそんなきらりんよりちょーっぴり背がおっきいんだゆ!
だから、いつもこうやって頭がゴッツンしそうな所はおせーてくれるのです☆
「諸星さん」
「はいっ! きらりん、今日もハピハピ、お仕事頑張るゆ☆」
それに、きゃわいい衣装も着せてくれて、アイドルとして活躍させてくれるんだゆ!
きらりんは、おっきいからこんなきゃわいい衣装は似合わないと思ってたの。
だけど、Pちゃんはいつもきゃわいいって褒めてくれるの! うっきゃー! 恥ずかすぃー!
「諸星さん」
「Pちゃん、きらりんに任せて!」
そんなPちゃんのお手伝いをしたいって思うのは、トーゼンだゆ☆
Pちゃん、ちょーっとおしゃべりが苦手みたい!
だから、その分きらりんがいっーぱいしゃべって、皆でハピハピするにぃ☆
「Pちゃん」
「はい。とても素晴らしい、良いステージでした」
うっきゃー! Pちゃんに褒められちゃったにぃ☆
ステージがキラキラしてて、きらりんもキラキラして、とーっても楽しかったゆ☆
これからも、いーっぱいLIVEしたいです! ノンスト―ップ、きらりん☆
「Pちゃん」
「ええ、諸星さんらしさが出ている、とても可愛いらしい服装だと思います」
うぇへへ! Pちゃんに、きゃわいいって言われちゃったにぃ☆
今日のきらりんの私服は、とーってもカラフルなのです!
きらりん特製のキラキラコーデ、Pちゃんもお気にでとーってもハピハピ☆
「Pちゃん」
「諸星さん。いつも、ありがとうございます」
……にょわー、先に言われちゃったにぃ。
おわり
アタシは今、チョー怒ってる!
なんでそんな事でって思うかもしれないけど、しょうがないじゃん!
「ミンナ、カブトムシを集めるのはカリスマJCっぽくないって言うんだよ!」
「それは……」
あ、Pくん困ってる。
やっぱり、Pくんもカブトムシとるのは駄目だって思うのかなー。
お姉ちゃんも、ご、ゴキブリと一緒にするくらいだもん。
うー、全然違うのに! カブトムシ、チョーカッコイイのに!
「それは……困りましたね」
「……やっぱり、Pくんもそう思う? シール集めだけにした方がイイ?」
……Pくんもそう思うんなら、やっぱりやめた方がイイのかな。
「いえ、その必要はありません」
「へっ?」
「城ヶ崎さんの大切な個性の内の一つを諦めてしまうのは、勿体ないと私は考えます」
「でも……」
だって、カリスマってミンナの最先端でしょ?
それなのに、ミンナがカリスマっぽくないって言うんなら……。
「私が困ると言ったのは、城ヶ崎さんのカリスマが、その程度で揺らいでしまうのか、という事です」
「そんなコトない! だって、アタシはPくんがプロデュースしてるカリスマJC、城ヶ崎莉嘉だよ!」
「……それを聞いて、安心しました」
あっ、Pくん笑った!
……でも、そっか……そうだよね!
ミンナに言われて変わるんじゃなく、アタシのカリスマでミンナを変えていかないと!
「ありがとPくん! アタシ、わかったよ!……えへへ、Pくんのおかげ♪」
「お役に立てたようで、何よりです」
「早速、ミンナにカブトムシのカッコよさわかってもらうため、いっぱい捕まえて事務所で放し飼いするね☆」
目指せ100匹! カブトムシプロジェクト、ファイトー! おー!
「待ってください! 城ヶ崎さん! 城ヶ崎さーん!」
おわり
なんでそんな事でって思うかもしれないけど、しょうがないじゃん!
「ミンナ、カブトムシを集めるのはカリスマJCっぽくないって言うんだよ!」
「それは……」
あ、Pくん困ってる。
やっぱり、Pくんもカブトムシとるのは駄目だって思うのかなー。
お姉ちゃんも、ご、ゴキブリと一緒にするくらいだもん。
うー、全然違うのに! カブトムシ、チョーカッコイイのに!
「それは……困りましたね」
「……やっぱり、Pくんもそう思う? シール集めだけにした方がイイ?」
……Pくんもそう思うんなら、やっぱりやめた方がイイのかな。
「いえ、その必要はありません」
「へっ?」
「城ヶ崎さんの大切な個性の内の一つを諦めてしまうのは、勿体ないと私は考えます」
「でも……」
だって、カリスマってミンナの最先端でしょ?
それなのに、ミンナがカリスマっぽくないって言うんなら……。
「私が困ると言ったのは、城ヶ崎さんのカリスマが、その程度で揺らいでしまうのか、という事です」
「そんなコトない! だって、アタシはPくんがプロデュースしてるカリスマJC、城ヶ崎莉嘉だよ!」
「……それを聞いて、安心しました」
あっ、Pくん笑った!
……でも、そっか……そうだよね!
ミンナに言われて変わるんじゃなく、アタシのカリスマでミンナを変えていかないと!
「ありがとPくん! アタシ、わかったよ!……えへへ、Pくんのおかげ♪」
「お役に立てたようで、何よりです」
「早速、ミンナにカブトムシのカッコよさわかってもらうため、いっぱい捕まえて事務所で放し飼いするね☆」
目指せ100匹! カブトムシプロジェクト、ファイトー! おー!
「待ってください! 城ヶ崎さん! 城ヶ崎さーん!」
おわり
ぶっちゃけウンコしたい、リズミカルにウンコしたい
けれど、CP全員1レスSS書くまでは我慢します
けれど、CP全員1レスSS書くまでは我慢します
「ねぇねぇ、プロデューサー」
「はい、何でしょうか」
あのね、最近プロデューサーの表情がわかるようになったんだ!
今は、ちょっとお疲れみたい……心配だなぁ。
「大丈夫?」
「……はい、皆さんの笑顔のためですから」
「えへへ、そっか♪」
プロデューサーが好きなのは、笑顔なんだ。
だから、プロデューサーの前では笑顔でいるようにしてるの!
そうすればプロデューサーも嬉しいし、笑顔のために頑張らなくていいでしょ?
「良い、笑顔です」
「うんっ!」
それにね、笑いかけると、プロデューサーも笑うんだよ!
皆はわかりにくいって言ってるけど、どうしてだろう?
すっごくわかりやすいと思うんだけど……えへへ、独り占めしてるみたい!
「ねぇねぇ、プロデューサー」
「はい、何でしょうか」
あのね、最近よく聞く言葉があるんだけど、あんまり意味がわからないの。
だけど、みりあみたいな子の笑顔が好きな人の事、こう言うらしいんだ!
「えへへ、プロデューサーってロリコンだよね♪」
「……」
あれ? おかしいなぁ……笑いかけてるのに、全然笑ってくれない。
おわり
「はい、何でしょうか」
あのね、最近プロデューサーの表情がわかるようになったんだ!
今は、ちょっとお疲れみたい……心配だなぁ。
「大丈夫?」
「……はい、皆さんの笑顔のためですから」
「えへへ、そっか♪」
プロデューサーが好きなのは、笑顔なんだ。
だから、プロデューサーの前では笑顔でいるようにしてるの!
そうすればプロデューサーも嬉しいし、笑顔のために頑張らなくていいでしょ?
「良い、笑顔です」
「うんっ!」
それにね、笑いかけると、プロデューサーも笑うんだよ!
皆はわかりにくいって言ってるけど、どうしてだろう?
すっごくわかりやすいと思うんだけど……えへへ、独り占めしてるみたい!
「ねぇねぇ、プロデューサー」
「はい、何でしょうか」
あのね、最近よく聞く言葉があるんだけど、あんまり意味がわからないの。
だけど、みりあみたいな子の笑顔が好きな人の事、こう言うらしいんだ!
「えへへ、プロデューサーってロリコンだよね♪」
「……」
あれ? おかしいなぁ……笑いかけてるのに、全然笑ってくれない。
おわり
みりあちゃんは天然メガトン級
武内Pきっとこの世の終わりみたいな顔してるんだろうなはぁはぁ
武内Pきっとこの世の終わりみたいな顔してるんだろうなはぁはぁ
「……もう、限界だと思います」
Pチャンが沈痛な面持ちで俯いている。
周りの皆もそう言っていたし、みくも薄々は気付いてたの。
だけど、今までの積み重ねがあったから。
そのおかげで、今のみくがあったから。
「ネコキャラ……やめなきゃ、なのかな」
今まで、沢山のお仕事をやってきた。
すっごくキラキラして、とっても楽しかった。
ありがとう、Pチャンのおかげだよ。
だから、そんな悲しい顔をしないで?
「次は何キャラにしようかにゃー……って、にゃあじゃないよね、えへへ」
「前川さん……」
Pチャンと目が合う。
思わず出ちゃった口調に、みく自身も戸惑っちゃう。
そっかぁ、ネコチャンが大好きだからネコキャラにしたけど、
みくの中でこのキャラはこんなに大きいものになってたんだ。
ありがとね、ネコキャラ。
今まで、本当にありがとう。
「ねえPチャン。次は何キャラが良いと思う?」
泣いてなんかいられない。
みくはアイドル、前に進まなきゃ!
「前川さん、魚関係の仕事はそんなに嫌ですか?」
おわり
「プロデューサー、次のアスタリスクの曲はクールタイプでお願いします!」
「多田さん?」
さっき、ちょっとした言い合いになった。
いつものことだと皆は笑っていたけど、今回ばかりは譲れない。
だって、ユニット曲が片方の属性だけだなんて不公平だ。
「みくちゃんはキュートで、私はクールです。だから、クールタイプのユニット曲も!」
「……少し、お待ち下さい」
みくちゃんは可愛い。
だけど、みくちゃんの属性の曲だけ出すなんて贔屓だよ。
プロデューサーは、必死に手元のパソコンを覗き込んでいる。
これは……もしかして期待出来るんじゃない!?
「……」
プロデューサーの、いつもの右手を首筋にやる癖。
困った時に出るその癖をしているという事は……やっぱり駄目なのかな。
「……!」
と、思いきや……プロデューサーは顔を両手で覆い、肩を落として俯いてしまった。
その落ち込み様は今まで見たことがない程で、私は慌ててプロデューサーに駆け寄った。
「ど、どうしたんですかプロデューサー!?」
「……申し訳、ありません……!」
クール曲を出せない事をこんなに申し訳なく思ってくれるなんて。
……駄目だ! プロデューサーにこんな思いをさせちゃ!
私にはロックな熱い魂があるじゃないか! タイプがなんだ!
私は、私だ!
「……多田さんは……ずっと、キュートタイプだと思っていました」
おわり
美嘉「いやー、カリスマJKだったら、キスマークの一つや二つ、ね」
武内P「……はぁ」
美嘉「ねぇ、アンタはどう思う?」
武内P「どう……と、言われましても」チラッ
未央「おお、助けを求める目」
凛「面白そうだから、少し様子を見ようか」
武内P「……はぁ」
美嘉「ねぇ、アンタはどう思う?」
武内P「どう……と、言われましても」チラッ
未央「おお、助けを求める目」
凛「面白そうだから、少し様子を見ようか」
美嘉「だからさ、たまにはキスマークをつけた方が良いかな、って」
武内P「いえ、アイドルにそういった事は……」
美嘉「でもさ、ギャルだったら普通じゃない?」
武内P「いえ、しかしアイドルですので……」チラチラッ
未央「すっごい見てくる」
凛「うん、チラ見ってレベルじゃないね」
武内P「いえ、アイドルにそういった事は……」
美嘉「でもさ、ギャルだったら普通じゃない?」
武内P「いえ、しかしアイドルですので……」チラチラッ
未央「すっごい見てくる」
凛「うん、チラ見ってレベルじゃないね」
美嘉「アイドルだったら駄目、かぁ」
武内P「はい、良い事ではないと私は思います」
美嘉「じゃあさ、アイドルじゃないアタシがキスマークつけてたら?」
武内P「……は、はぁ」ジッ
未央「もうこっちから目を逸らさなくなったね」
凛「美嘉、照れくさいのか気付いてないね」
武内P「はい、良い事ではないと私は思います」
美嘉「じゃあさ、アイドルじゃないアタシがキスマークつけてたら?」
武内P「……は、はぁ」ジッ
未央「もうこっちから目を逸らさなくなったね」
凛「美嘉、照れくさいのか気付いてないね」
美嘉「アタシが普通のJKでさ、キスマークつけてたら……」
武内P「……」
美嘉「あ、アンタはどう思う?」
武内P「……」ジーッ
未央「いたたた! 視線が痛い!」
凛「美嘉を気遣って口に出せないからって、顔怖すぎ」
武内P「……」
美嘉「あ、アンタはどう思う?」
武内P「……」ジーッ
未央「いたたた! 視線が痛い!」
凛「美嘉を気遣って口に出せないからって、顔怖すぎ」
美嘉「ねえ、答えて」
武内P「……一般的な意見でよければ」
美嘉「一般的か……まあ、それでいいよ」
武内P「……」ジーッ!
未央「ここで、部屋から出たらどうなると思う?」
凛「変なこと言わないで。視線、更に強くなったから」
武内P「……一般的な意見でよければ」
美嘉「一般的か……まあ、それでいいよ」
武内P「……」ジーッ!
未央「ここで、部屋から出たらどうなると思う?」
凛「変なこと言わないで。視線、更に強くなったから」
美嘉「一般的には、どう思うの?」
武内P「そうですね……城ヶ崎さんも、そういった事をするのかと、少し、ショックかも知れません」
美嘉「そういった……うーん、き、キスくらい普通じゃない?///」
武内P「……はい?」チラチラッ
未央「ここに来て困惑」
凛「目線、定まってないね」
武内P「そうですね……城ヶ崎さんも、そういった事をするのかと、少し、ショックかも知れません」
美嘉「そういった……うーん、き、キスくらい普通じゃない?///」
武内P「……はい?」チラチラッ
未央「ここに来て困惑」
凛「目線、定まってないね」
美嘉「き、キスして移ったリップが、服についちゃうとかさ★」
武内P「あの……城ヶ崎さん」
美嘉「シャインリップだと、日の光で目立っちゃうかな?」
武内P「……」タスケテクダサイ
未央「目は口程に物を言うって、こういう事だね」
凛「……しょうがない、そろそろ助けようか」
武内P「あの……城ヶ崎さん」
美嘉「シャインリップだと、日の光で目立っちゃうかな?」
武内P「……」タスケテクダサイ
未央「目は口程に物を言うって、こういう事だね」
凛「……しょうがない、そろそろ助けようか」
未央「はいはい、ストーップ!」
美嘉「み、未央?」
凛「美嘉、プロデューサー困ってるから」
美嘉「そ、そう?」
武内P「……」
未央「うんうん! 美嘉ねぇにあんなに情熱的に迫られたら、困るに決まってんじゃん!」
美嘉「そ、そっかなー?///」
凛「それに、キスマークがつくのは男の人だけだよ。移るほどリップなんてつけてられないし」
未央「……」タスケテ!
武内P「……」ムリデス!
美嘉「み、未央?」
凛「美嘉、プロデューサー困ってるから」
美嘉「そ、そう?」
武内P「……」
未央「うんうん! 美嘉ねぇにあんなに情熱的に迫られたら、困るに決まってんじゃん!」
美嘉「そ、そっかなー?///」
凛「それに、キスマークがつくのは男の人だけだよ。移るほどリップなんてつけてられないし」
未央「……」タスケテ!
武内P「……」ムリデス!
美嘉「……べ、別に? それくらい知ってたし?」
凛「誤魔化さなくて良いよ。美嘉がウブなの、皆知ってるから」
美嘉「ちょっ、ちょっと凛!?」
未央「あの……美嘉ねぇはともかく、しぶりんはマジ?」
凛「? 何が?」
美嘉「アタシはともかくって……何の話?」
未央「……」
武内P「……」
美嘉・凛「?」
凛「誤魔化さなくて良いよ。美嘉がウブなの、皆知ってるから」
美嘉「ちょっ、ちょっと凛!?」
未央「あの……美嘉ねぇはともかく、しぶりんはマジ?」
凛「? 何が?」
美嘉「アタシはともかくって……何の話?」
未央「……」
武内P「……」
美嘉・凛「?」
武内P「……すみません、私は会議がありますので」
未央「まあまあ! まあまあ落ち着こうよ!」
ガシッ!
武内P「っ……!?」ホンダサン、ハナシテクダサイ!
未央「っ……!」ニガサネー! ゼッタイ、ニガサネー!
凛「二人共、何遊んでるの?」
美嘉「アタシ達、何か変な事言ってた?」
武内P・未央「いえ、別に」
未央「まあまあ! まあまあ落ち着こうよ!」
ガシッ!
武内P「っ……!?」ホンダサン、ハナシテクダサイ!
未央「っ……!」ニガサネー! ゼッタイ、ニガサネー!
凛「二人共、何遊んでるの?」
美嘉「アタシ達、何か変な事言ってた?」
武内P・未央「いえ、別に」
美嘉「あっ、もしかしてキスマークの話は恥ずかしかったとか?★」
凛「そうなの? ふーん、未央も可愛い所あるね」
未央「へっ!?」
美嘉「もー、照れちゃって★ このこのー★」
凛「そっか、だから最初は話に入っていかなかったんだ」
未央「……」
未央「……?」ワタシ、コイツラ、ブットバス、オーケー?
武内P「……!」ノー!
凛「そうなの? ふーん、未央も可愛い所あるね」
未央「へっ!?」
美嘉「もー、照れちゃって★ このこのー★」
凛「そっか、だから最初は話に入っていかなかったんだ」
未央「……」
未央「……?」ワタシ、コイツラ、ブットバス、オーケー?
武内P「……!」ノー!
美嘉「ニュージェネのセクシー担当がそれじゃ情けないぞー★」
凛「まあ、未央が自分で言ってるだけだから」
美嘉「そうなの? じゃあ、凛がセクシー担当しとく?★」
凛「やめてよ、もう。でも……まあ、悪くないかな」
未央「んああああああ!」
武内P「本田さん! 落ち着いてください、本田さん!」
凛「まあ、未央が自分で言ってるだけだから」
美嘉「そうなの? じゃあ、凛がセクシー担当しとく?★」
凛「やめてよ、もう。でも……まあ、悪くないかな」
未央「んああああああ!」
武内P「本田さん! 落ち着いてください、本田さん!」
未央「二人共! キスマークって、そうじゃないから!」
美嘉・凛「はっ?」
武内P「待ってください! 二人には、刺激が強すぎます!」
美嘉・凛「へっ?」
未央「海より広い私の心も、ここらが我慢の限界だよ!」
武内P「……そ、それでは、私は会議に」
ガシッ
未央「まさか、逃がすと?」
武内P「っ……!?」タスケテクダサイ! ダレカ、タスケテクダサイ!
美嘉・凛「はっ?」
武内P「待ってください! 二人には、刺激が強すぎます!」
美嘉・凛「へっ?」
未央「海より広い私の心も、ここらが我慢の限界だよ!」
武内P「……そ、それでは、私は会議に」
ガシッ
未央「まさか、逃がすと?」
武内P「っ……!?」タスケテクダサイ! ダレカ、タスケテクダサイ!
美嘉「キスマークがそうじゃないって……どういう事?」
凛「そうだよ。ちゃんと説明して」
未央「キスマークって言うのは、リップとかそういうのの跡じゃないんだよ!」
美嘉・凛「はぁ?」
未央「こう、キスというか吸い跡なの! わかる!?」
美嘉・凛「わからない」
未央「んああああああ! プロデューサー、何とかしてよ!?」
武内P「……いえ、私にはとても」
ガチャッ
ちひろ「……どうしたんですか? 大きな声を出して……」
凛「そうだよ。ちゃんと説明して」
未央「キスマークって言うのは、リップとかそういうのの跡じゃないんだよ!」
美嘉・凛「はぁ?」
未央「こう、キスというか吸い跡なの! わかる!?」
美嘉・凛「わからない」
未央「んああああああ! プロデューサー、何とかしてよ!?」
武内P「……いえ、私にはとても」
ガチャッ
ちひろ「……どうしたんですか? 大きな声を出して……」
・ ・ ・
ちひろ「……成る程。なんとなくお話はわかりました」
美嘉「キスマークの話をしてるのに吸い跡とか……おかしくない?」
凛「未央、からかわれてムキになるのはやめなよ」
未央「ちひろさん! この理不尽な屈辱、どうしたら良いと思う!?」
ちひろ「……そうですね。あっ、プロデューサーさん」
武内P「? はい、何でしょうか」
ちひろ「んっ」
ちゅううううううう!
武内P「んあっ!?」ビクンッ!
未央・美嘉・凛「!?」
ちひろ「……成る程。なんとなくお話はわかりました」
美嘉「キスマークの話をしてるのに吸い跡とか……おかしくない?」
凛「未央、からかわれてムキになるのはやめなよ」
未央「ちひろさん! この理不尽な屈辱、どうしたら良いと思う!?」
ちひろ「……そうですね。あっ、プロデューサーさん」
武内P「? はい、何でしょうか」
ちひろ「んっ」
ちゅううううううう!
武内P「んあっ!?」ビクンッ!
未央・美嘉・凛「!?」
ちひろ「……んっ」
ちゅぽんっ!
武内P「うっ……く、せ、千川さん!? せっせせ、千川さん!?」
未央・美嘉・凛「!?……!?」
ちひろ「……」ホラ、コレヲミテクダサイ
グイッ
武内P「……!?」
ちひろ「……」コレガ、キスマークデス
未央・美嘉・凛「……」
未央・美嘉・凛「……」ハイ、ワカリマシタ
おわり
ちゅぽんっ!
武内P「うっ……く、せ、千川さん!? せっせせ、千川さん!?」
未央・美嘉・凛「!?……!?」
ちひろ「……」ホラ、コレヲミテクダサイ
グイッ
武内P「……!?」
ちひろ「……」コレガ、キスマークデス
未央・美嘉・凛「……」
未央・美嘉・凛「……」ハイ、ワカリマシタ
おわり
プロデューサーさんは、とても真面目な方です。
「千川さん」
けれど、見ていてちょっと危なっかしい所もあります。
とっても頑固で、自分を曲げないのがそう思う原因でしょうか。
常務――今は専務ですが――に食って掛かったと聞いて、ヒヤッとした事もあります。
「千川さん?」
プロデューサーさんは、アイドルの子達を一番に考えています。
自分の事は二の次で……全然、自分を大事にしません。
私はその事が同僚として嬉しくもあり、個人としてはとっても腹立たしいです。
仕事熱心なのは良いですけど、いつかそれで倒れてしまうんじゃないかと心配になります。
「あの……千川さん?」
そして、この人は、アイドルの子達との線引きを明確にしています。
だから、絶対にアイドルの子達に手を出さないので、その点は安心です。
それがもどかしいと思う子も居るかも知れません。
けれど、だからこそプロデューサーさんは素敵なんだと、私は思います。
「千川さん」
「はっ、はい!?」
「何か……考え事ですか?」
いけない、私ったら仕事中に何を考えてるのかしら。
プロデューサーさんの事を考えてました……なんて、言えるわけないじゃない!
ど、どうしましょう……?
「え、ええと……プロデューサーさんは、周りが素敵な女の子だらけなのに、真面目だなぁ、って」
「……はい?」
「だって、可愛いアイドルに囲まれてるんですよ? そう思うのが普通です」
「私はプロデューサーです。アイドルに手を出す事は、絶対に有り得ません」
プロデューサーさんは、とても真面目な方です。
でも、私はアイドルじゃない……事務員なんですよ、プロデューサーさん。
おわり
>>994
ウォーミングアップです
ウォーミングアップです
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