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元スレ武内P「大人の魅力、ですか」
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>>747
ほぼ問題発言しか出てないヒッドイレス過ぎる…
ほぼ問題発言しか出てないヒッドイレス過ぎる…
専務「……さて、何故君達が彼にこんな真似をしたのかを聞こう」
アイドル達「……」
専務「正直、君達が彼の事をそこまで憎んでいたとは思わなかった」
アイドル達「!?」フルフル
専務「憎むとまではいかなくても……嫌っていたのだろう?」
アイドル達「!?」フルフル
ちひろ「専務、私達はプロデューサーさんの事を嫌ってなんかいませんよ」
専務「……千川くん?」
アイドル達「……」
専務「正直、君達が彼の事をそこまで憎んでいたとは思わなかった」
アイドル達「!?」フルフル
専務「憎むとまではいかなくても……嫌っていたのだろう?」
アイドル達「!?」フルフル
ちひろ「専務、私達はプロデューサーさんの事を嫌ってなんかいませんよ」
専務「……千川くん?」
専務「しかし、彼は今も治療中だ」
ちひろ「入院……されてしまったんですか?」
専務「いや、事を公にするわけにはいかないからな」
ちひろ「それじゃあ……?」
専務「池袋晶葉君と一ノ瀬志希君、そして、隠し味で堀裕子君に治療にあたって貰っている」
ちひろ「ああ、それなら次も安心ですね♪」
アイドル達「……ほっ」
専務「待ちたまえ。また、同じ様な事を繰り返そうと言うのかね!?」
ちひろ「入院……されてしまったんですか?」
専務「いや、事を公にするわけにはいかないからな」
ちひろ「それじゃあ……?」
専務「池袋晶葉君と一ノ瀬志希君、そして、隠し味で堀裕子君に治療にあたって貰っている」
ちひろ「ああ、それなら次も安心ですね♪」
アイドル達「……ほっ」
専務「待ちたまえ。また、同じ様な事を繰り返そうと言うのかね!?」
ちひろ「専務、私達はプロデューサーさんを嫌ってなんかいないんです」
専務「ならば、何故?」
ちひろ「プロデューサーさんの困った顔って……可愛くないですか?」
アイドル達「……」コクコク
専務「君達は、彼の困った顔見て楽しむために……?」
ちひろ「……」
専務「……なるほど」
専務「ならば、何故?」
ちひろ「プロデューサーさんの困った顔って……可愛くないですか?」
アイドル達「……」コクコク
専務「君達は、彼の困った顔見て楽しむために……?」
ちひろ「……」
専務「……なるほど」
専務「君達が、彼に対して行った行為を見過ごすわけにはいかない」
アイドル達「……」
専務「だが、平行線だと思っていた君達の考えも、理解は出来た」
アイドル達「……」
専務「それが必要な事ならば……そうだな、制限付きだが許可しよう」
アイドル達「!」
専務「記憶はどうとでもなるが、肉体的なダメージが残る行為はやめなさい」
アイドル達「はいっ!」ニコリ
専務「……ふむ、これがパワーオブスマイルか」
アイドル達「♪」ニコニコ
専務「ああ、それと――」
専務「次は私も呼ぶように。場所は私が用意する。気密性は保証しよう」
おわり
アイドル達「……」
専務「だが、平行線だと思っていた君達の考えも、理解は出来た」
アイドル達「……」
専務「それが必要な事ならば……そうだな、制限付きだが許可しよう」
アイドル達「!」
専務「記憶はどうとでもなるが、肉体的なダメージが残る行為はやめなさい」
アイドル達「はいっ!」ニコリ
専務「……ふむ、これがパワーオブスマイルか」
アイドル達「♪」ニコニコ
専務「ああ、それと――」
専務「次は私も呼ぶように。場所は私が用意する。気密性は保証しよう」
おわり
未央「うん、私達って、10年後はどうなってるのかなぁ、って!」
卯月「はい。頑張ってると思うんですけど……」
凛「プロデューサーは、どう思ってるのかな、って」
武内P「そう、ですね……10年後……」
未央「おおっ! 予想以上に真剣に考えてくれてる!」
武内P「……」
卯月「はい。頑張ってると思うんですけど……」
凛「プロデューサーは、どう思ってるのかな、って」
武内P「そう、ですね……10年後……」
未央「おおっ! 予想以上に真剣に考えてくれてる!」
武内P「……」
武内P「……まず、本田さんですが」
未央「うんうん」
武内P「女優としても、バラエティ関連の仕事も増え、マルチな活動をしていると思います」
未央「おおっ! 好評価!」
卯月「でも、なんとなく想像出来る気がします♪」
凛「そうだね。未央、頑張ってるから」
未央「いやー、照れますなー///」
武内P「……」
未央「うんうん」
武内P「女優としても、バラエティ関連の仕事も増え、マルチな活動をしていると思います」
未央「おおっ! 好評価!」
卯月「でも、なんとなく想像出来る気がします♪」
凛「そうだね。未央、頑張ってるから」
未央「いやー、照れますなー///」
武内P「……」
武内P「……次に、島村さんですが」
卯月「はいっ♪」
武内P「引退していると思います」
卯月「ええっ!? い、引退しちゃってるんですか!?」
武内P「結婚し、それを機にアイドルも引退していると思います」
未央「な、なーんだそういう事か!」
凛「ふふっ、でも、卯月は10年後だったら27だもんね。わかるかも」
卯月「け、結婚して引退ですか……うぅ、反応に困ります///」
武内P「……」
卯月「はいっ♪」
武内P「引退していると思います」
卯月「ええっ!? い、引退しちゃってるんですか!?」
武内P「結婚し、それを機にアイドルも引退していると思います」
未央「な、なーんだそういう事か!」
凛「ふふっ、でも、卯月は10年後だったら27だもんね。わかるかも」
卯月「け、結婚して引退ですか……うぅ、反応に困ります///」
武内P「……」
武内P「……次に、渋谷さんですが」
凛「うん」
武内P「アーティストとしての活動も増え、トップアイドルの一員になっていると思います」
凛「……ふ、ふーん?///」
卯月「凛ちゃん、凄いです!」
凛「こ、この人の想像だから!///」
未央「またまたー、顔が真っ赤だよしぶりん!」
凛「もう! からかわないで!」
武内P「……」
凛「うん」
武内P「アーティストとしての活動も増え、トップアイドルの一員になっていると思います」
凛「……ふ、ふーん?///」
卯月「凛ちゃん、凄いです!」
凛「こ、この人の想像だから!///」
未央「またまたー、顔が真っ赤だよしぶりん!」
凛「もう! からかわないで!」
武内P「……」
未央「それじゃあ、更に10年後の、今から20年後は?」
卯月「20年後……想像も出来ないです」
凛「でも、ちょっと気になるかも」
武内P「……20年後……はい、20年後ですか……」
未央「この真剣な目! めっちゃ本気で考えてるよ、プロデューサー!」
武内P「……」
卯月「20年後……想像も出来ないです」
凛「でも、ちょっと気になるかも」
武内P「……20年後……はい、20年後ですか……」
未央「この真剣な目! めっちゃ本気で考えてるよ、プロデューサー!」
武内P「……」
武内P「……まず、本田さんですが」
未央「ワクワクするなー!」
武内P「そろそろAVに出演するのではという声が多くなっていると思います」
未央「返して! 私のワクワク返して!」
卯月「未央ちゃん、あくまで想像ですから! ねっ!?」
凛「でも……言われてみれば、って感じがするから怖いね」
未央「絶対出ないから!」
武内P「……」
未央「ワクワクするなー!」
武内P「そろそろAVに出演するのではという声が多くなっていると思います」
未央「返して! 私のワクワク返して!」
卯月「未央ちゃん、あくまで想像ですから! ねっ!?」
凛「でも……言われてみれば、って感じがするから怖いね」
未央「絶対出ないから!」
武内P「……」
武内P「……次に、島村さんですが」
卯月「私はもう結婚してるから大丈夫……ですよね?」
武内P「アイドル活動に復帰し、復帰後二枚目のCDを出していると思います」
卯月「えっ? 復帰するんですか?」
武内P「ご主人の浮気が発覚し離婚、子供が居なかったのが幸いでした」
卯月「最悪じゃないですか! って、私浮気されるんですか!?」
未央・凛「あー」
卯月「えっ、えっ!? 私ってそんなに浮気されそうですか!?」
武内P「……」
卯月「私はもう結婚してるから大丈夫……ですよね?」
武内P「アイドル活動に復帰し、復帰後二枚目のCDを出していると思います」
卯月「えっ? 復帰するんですか?」
武内P「ご主人の浮気が発覚し離婚、子供が居なかったのが幸いでした」
卯月「最悪じゃないですか! って、私浮気されるんですか!?」
未央・凛「あー」
卯月「えっ、えっ!? 私ってそんなに浮気されそうですか!?」
武内P「……」
武内P「……次に、渋谷さんですが」
凛「……」
武内P「芸名を渋谷凛から、RINに変更し、より一層の活躍を見せていると思います」
凛「ふーん。まあ、悪くないかな」
未央「なんかしぶりんだけずるくない!?」
卯月「凛ちゃんだけ人生うまくいってるじゃないですか!」
凛「まあ、プロデューサーの想像なだけだし、気にすること無いって」
武内P「二度目の離婚以降に見られるようになった心境の変化が、歌にも芸名にも表れましたね」
未央・卯月「うまくいってなかった!」
凛「……」
武内P「……」
凛「……」
武内P「芸名を渋谷凛から、RINに変更し、より一層の活躍を見せていると思います」
凛「ふーん。まあ、悪くないかな」
未央「なんかしぶりんだけずるくない!?」
卯月「凛ちゃんだけ人生うまくいってるじゃないですか!」
凛「まあ、プロデューサーの想像なだけだし、気にすること無いって」
武内P「二度目の離婚以降に見られるようになった心境の変化が、歌にも芸名にも表れましたね」
未央・卯月「うまくいってなかった!」
凛「……」
武内P「……」
武内P「……」
未央「なんだかまだ真剣に考えてるけど、私聞きたくないよ!」
卯月「私だって聞きたくありませんよー!」
凛「……ねえ、30年後はどうなってると思う?」
未央「なんで聞くの!?」
卯月「言わなくていいです! 言わなくていいですからね!?」
武内P「30年後……それは……さすがにわかりかねます」
未央・卯月「……ほっ」
凛「……」
未央「なんだかまだ真剣に考えてるけど、私聞きたくないよ!」
卯月「私だって聞きたくありませんよー!」
凛「……ねえ、30年後はどうなってると思う?」
未央「なんで聞くの!?」
卯月「言わなくていいです! 言わなくていいですからね!?」
武内P「30年後……それは……さすがにわかりかねます」
未央・卯月「……ほっ」
凛「……」
凛「でも、10年後までは私達うまくいってるね」
未央「それは……まあ、確かにそうだけど」
卯月「……悪い方向にいっちゃう原因がわかれば」
凛「……うん、20年後も大丈夫なんじゃないかな?」
未央「確かにそうだけどさー」
凛「想像とは言え、言われっぱなしは癪でしょ」
卯月「はいっ! プロデューサーさんを、ギャフンと言わせちゃいましょう!」
未央「……しょうがない! いっちょやってやりますか!」
武内P「……」
未央「それは……まあ、確かにそうだけど」
卯月「……悪い方向にいっちゃう原因がわかれば」
凛「……うん、20年後も大丈夫なんじゃないかな?」
未央「確かにそうだけどさー」
凛「想像とは言え、言われっぱなしは癪でしょ」
卯月「はいっ! プロデューサーさんを、ギャフンと言わせちゃいましょう!」
未央「……しょうがない! いっちょやってやりますか!」
武内P「……」
未央「はいはい! 私、10年後には結婚して引退します!」
卯月「なるほど! 引退しちゃえば!」
凛「危険から思い切り遠ざかる作戦だね」
武内P「……そう、ですか」
未央「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「結婚したいのに出来ない女性芸能人として、お茶の間で大人気だと思います」
未央「私ってそんなに結婚出来ないイメージ!?」
卯月「でも……」
凛「うん、すごくしっくりくる」
未央「こないよ!」
武内P「……」
卯月「なるほど! 引退しちゃえば!」
凛「危険から思い切り遠ざかる作戦だね」
武内P「……そう、ですか」
未央「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「結婚したいのに出来ない女性芸能人として、お茶の間で大人気だと思います」
未央「私ってそんなに結婚出来ないイメージ!?」
卯月「でも……」
凛「うん、すごくしっくりくる」
未央「こないよ!」
武内P「……」
卯月「じゃ、じゃあ私は、浮気しない人と結婚します!」
未央「その前提ずるくない!?」
凛「でも、これなら大丈夫じゃないかな」
武内P「……そう、ですか」
卯月「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「ご主人の貯金の使い込みが発覚し離婚、アイドルに復帰後二枚目のCDを出していると思います」
卯月「私って、そんなに男の人を見る目なさそうですか!?」
未央「でも……」
凛「男の人を駄目にしそうな感じはするよね」
卯月「しませんよ!」
武内P「……」
未央「その前提ずるくない!?」
凛「でも、これなら大丈夫じゃないかな」
武内P「……そう、ですか」
卯月「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「ご主人の貯金の使い込みが発覚し離婚、アイドルに復帰後二枚目のCDを出していると思います」
卯月「私って、そんなに男の人を見る目なさそうですか!?」
未央「でも……」
凛「男の人を駄目にしそうな感じはするよね」
卯月「しませんよ!」
武内P「……」
凛「それじゃあ私は、結婚しないで活動を続けてるよ」
未央「なるほど、逆に結婚しないというパターン!」
卯月「仕事一筋……凛ちゃん、カッコイイです!」
武内P「そう……ですか」
凛「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「すみません……12年後以降は徐々に活動が減っていき……わかりません」
凛「二度離婚しなきゃ駄目なの!?」
未央「でも、しぶりんって束縛強そうだよね」
卯月「多分、離婚の理由はそれですね」
凛「束縛なんてしな……するかも」
武内P「……」
未央「なるほど、逆に結婚しないというパターン!」
卯月「仕事一筋……凛ちゃん、カッコイイです!」
武内P「そう……ですか」
凛「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「すみません……12年後以降は徐々に活動が減っていき……わかりません」
凛「二度離婚しなきゃ駄目なの!?」
未央「でも、しぶりんって束縛強そうだよね」
卯月「多分、離婚の理由はそれですね」
凛「束縛なんてしな……するかも」
武内P「……」
武内P「……」
未央「ちょっとプロデューサー!」
卯月「プロデューサーさん、ひどいです!」
凛「今の想像は何なの!? 説明して!」
武内P「……」
未央「……あの、もしもーし?」
卯月「……えっと、まだ考えてるんですか?」
凛「……駄目、何しても反応が無い」
武内P「……」
未央「ちょっとプロデューサー!」
卯月「プロデューサーさん、ひどいです!」
凛「今の想像は何なの!? 説明して!」
武内P「……」
未央「……あの、もしもーし?」
卯月「……えっと、まだ考えてるんですか?」
凛「……駄目、何しても反応が無い」
武内P「……」
武内P「……」
未央「それじゃあ、プロデューサーは10年後はどうしてるの?」
武内P「プロデュース活動をしていると思います」
卯月「そ、即答でしたね」
凛「それじゃあ……20年後は?」
武内P「プロデュース活動をしていると思います」
卯月「……30年後は、どうしてるんですか?」
武内P「長年の無理がたたり、一人孤独に息を引き取っていると思います」
未央「プロデューサー、未来に夢を抱いて!」
卯月「大丈夫、大丈夫です!」
凛「……驚く程自分に厳しかったね」
未央「それじゃあ、プロデューサーは10年後はどうしてるの?」
武内P「プロデュース活動をしていると思います」
卯月「そ、即答でしたね」
凛「それじゃあ……20年後は?」
武内P「プロデュース活動をしていると思います」
卯月「……30年後は、どうしてるんですか?」
武内P「長年の無理がたたり、一人孤独に息を引き取っていると思います」
未央「プロデューサー、未来に夢を抱いて!」
卯月「大丈夫、大丈夫です!」
凛「……驚く程自分に厳しかったね」
未央「しょうがないから、私が10年後引退して結婚してあげるよ!」
卯月「み、未央ちゃん!?」
凛「結婚したいのに出来ないイメージを覆してきたね」
武内P「……そう、ですか」
未央「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「男の子一人、女の子一人の明るく楽しい家庭で、毎日が良い笑顔で送れると思います」
未央「最高の結果じゃん!?」
卯月・凛「……」
武内P「……」
卯月「み、未央ちゃん!?」
凛「結婚したいのに出来ないイメージを覆してきたね」
武内P「……そう、ですか」
未央「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「男の子一人、女の子一人の明るく楽しい家庭で、毎日が良い笑顔で送れると思います」
未央「最高の結果じゃん!?」
卯月・凛「……」
武内P「……」
卯月「じゃあ私が結婚したのはプロデューサーさんです!」
未央「し、しまむー!?」
凛「卯月ものっかったね」
武内P「……そう、ですか」
卯月「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「娘もアイドルになると言うのに喜び、優しく穏やかな、良い笑顔の毎日が送れると思います」
卯月「凄いです! 最高の結果ですよ!」
未央「おおっ、しまむーやるねぇ!」
卯月「えへへ♪」
凛「……」
武内P「……」
未央「し、しまむー!?」
凛「卯月ものっかったね」
武内P「……そう、ですか」
卯月「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「娘もアイドルになると言うのに喜び、優しく穏やかな、良い笑顔の毎日が送れると思います」
卯月「凄いです! 最高の結果ですよ!」
未央「おおっ、しまむーやるねぇ!」
卯月「えへへ♪」
凛「……」
武内P「……」
凛「だったら、私もプロデューサーと結婚して引退するよ」
未央「さすがに二度の離婚は嫌だったか」
卯月「凛ちゃん、頑張ってください!」
武内P「……そう、ですか」
凛「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「反抗期の娘に手を焼きつつも、実家の花屋を手伝い平穏な、良い笑顔の毎日が送れると思います」
凛「悪くないかな! 悪くないかな!」ポコジャガ
未央「落ち着いてしぶりん! オチじゃなかったからって小躍りしないで!」
卯月「やりましたね、凛ちゃん♪」
武内P「……」
未央「さすがに二度の離婚は嫌だったか」
卯月「凛ちゃん、頑張ってください!」
武内P「……そう、ですか」
凛「そうしたら、私の20年後は!?」
武内P「反抗期の娘に手を焼きつつも、実家の花屋を手伝い平穏な、良い笑顔の毎日が送れると思います」
凛「悪くないかな! 悪くないかな!」ポコジャガ
未央「落ち着いてしぶりん! オチじゃなかったからって小躍りしないで!」
卯月「やりましたね、凛ちゃん♪」
武内P「……」
未央「いやー! でも、良かった良かった!」
卯月「はい♪ 20年後も、これで安心ですね♪」
凛「安心と言っても、ただの想像だけどね」
未央・卯月・凛「……」
未央「うん、ただの想像……だよね」
卯月「そう……ですよね、はい」
凛「そうだよ……ただの想像だから」
武内P「……」
卯月「はい♪ 20年後も、これで安心ですね♪」
凛「安心と言っても、ただの想像だけどね」
未央・卯月・凛「……」
未央「うん、ただの想像……だよね」
卯月「そう……ですよね、はい」
凛「そうだよ……ただの想像だから」
武内P「……」
・ ・ ・
武内P「……っ、すみません、少し、深く考え込んでしまいました」
未央・卯月・凛「……」
武内P「? 皆さん、どうかされましたか……?」
未央・卯月・凛「……」
武内P「あの……私は、何かおかしな事を言っていましたか?」
未央・卯月・凛「結婚してください!」スッ
武内P「!? わ、私はプロデューサーで、貴女達はアイドルです! なので――」
未央・卯月・凛「じゃあ私、アイドル辞める(ます)!」
武内P「!?」
武内P「……っ、すみません、少し、深く考え込んでしまいました」
未央・卯月・凛「……」
武内P「? 皆さん、どうかされましたか……?」
未央・卯月・凛「……」
武内P「あの……私は、何かおかしな事を言っていましたか?」
未央・卯月・凛「結婚してください!」スッ
武内P「!? わ、私はプロデューサーで、貴女達はアイドルです! なので――」
未央・卯月・凛「じゃあ私、アイドル辞める(ます)!」
武内P「!?」
武内P「あの、どうか落ち着いてください!」
未央「私だって結婚したいもん!」
卯月「私も、結婚、引退、離婚、復帰の流れは嫌です!」
凛「私に二度も離婚させる気!? 逃げないでよ!」
武内P「あの、仰っている意味が、よく……!」
未央「10年後、忘れないでよね!」
卯月「私も、それまで誰とも結婚しませんから!」
凛「ちゃんと見ててよね! 目を離したら、承知しないから!」
武内P「10年後!? いえ、あの、皆さんにそう言われても……!?」
ガチャッ……バタンッ!
武内P「……」
武内P「10年後……私はどうなってしまうのでしょうか」
おわり
未央「私だって結婚したいもん!」
卯月「私も、結婚、引退、離婚、復帰の流れは嫌です!」
凛「私に二度も離婚させる気!? 逃げないでよ!」
武内P「あの、仰っている意味が、よく……!」
未央「10年後、忘れないでよね!」
卯月「私も、それまで誰とも結婚しませんから!」
凛「ちゃんと見ててよね! 目を離したら、承知しないから!」
武内P「10年後!? いえ、あの、皆さんにそう言われても……!?」
ガチャッ……バタンッ!
武内P「……」
武内P「10年後……私はどうなってしまうのでしょうか」
おわり
スレも800近くなってきたので、ネタの拾い漏れが出るかと思います
ですが、最後まで可能な限り楽しもうと思います
おやすみなさい
ですが、最後まで可能な限り楽しもうと思います
おやすみなさい
それマッスルキャッスルじゃない?
とときらは名前の通りとときんときらりだよ
とときらは名前の通りとときんときらりだよ
最近しぶりんがネタ枠になってきて武凛が無いのが辛い
武凛お願いします
武凛お願いします
>>789書きます
流れていく景色を後部座席に座りながら横目で見る。
街はまだ眠る気配を見せず、夜はこれからだと騒いでいるようだ。
「すみません……少し、迎えに行くのが遅くなってしまいました」
けれど、この人は帰りがこの時間になってしまった事を詫びてくる。
確かに、私はまだ15歳で高校生だから、あまり遅くなる訳にはいかない。
だから、こうして謝罪するのは、当然だと思っているのだろう。
「良いよ別に。気にしてないから」
本当は、一人で帰る事も出来た。
むしろ、そうしていたら今頃は家に着いていたかもしれない。
しかし、私はこの人に迎えに来て貰い、家まで送ってもらう事を選んだ。
今のこの状況は……私の、ほんの少しの我儘。
「そう言って頂けると、助かります」
私の我儘に振り回されていると、プロデューサーは全く思っていないのだろう。
それは、この人が私を信頼しているからで……今は、その信頼に甘えてしまおう。
近頃は、こうして二人になる時間はめっきり減っていた。
私も、シンデレラプロジェクトのメンバーとして、
そして、プロジェクトクローネとしての、二つの企画に関わっているからだ。
参加するユニットも増え、ソロ活動も増え……今は、毎日がとても忙しい。
「……」
私をスカウトしに来ていた時は、毎日の様に校門の前で待っていた姿が懐かしい。
その時に比べて軽んじられている……とは、思わない。
だって、この人はいつも、いつも真っすぐに私を見てくれているから。
「最近、忙しそうだね」
だけど、プロデューサーとは、こうして会う時間がどんどん減ってきている。
アイドルとして、私が手のかからない程成長してきたと思ってくれているんだろうけど。
「すみません。皆さんや……渋谷さんと接する時間が、減ってしまっています」
「わ、私は大丈夫だから!」
思わず、大きな声が出てしまって、少し後悔。
本当に大丈夫だと思われて、これ以上会う時間が減るのは、その……何となく、嫌だ。
「……」
「……」
気まずい沈黙が、私達の間に流れる。
家に着くまで、もうそれ程時間は残されていないのに。
せっかくの機会なのだから、もっと、何か無かっただろうか。
「……」
後部座席の斜め後ろから、運転するプロデューサーの顔を眺める。
いつの間にかこの位置が、この人が運転する時の私の定位置になっていた。
二人の時も、座るのはなんとなく、斜め後ろ。
横に座っていたら、もっとよく顔が見えるのかな……って、何考えてるんだろ。
「……」
相変わらず、無表情で怖い顔。
最近は少し表情が柔らかくなってきたと思ったが、運転する時はいつにも増して表情がなくなる。
きっと、絶対に事故等起こさず、私を安全に送り届けようと思っているのだろう。
でも、この顔で出歩いたら何回職務質問を受けるのかなと思ったら、クスリと笑いが零れた。
「渋谷さん?」
「ううん、ごめん。何でもない」
プロデューサーの真剣な顔が怖くて、面白くて笑ったとはさすがに言えないよね。
「そう言えば、ですが」
「何?」
何を言われるのだろう。
突然で、まるで予想がつかない。
「最近、学校の方はいかがですか?」
「……ふふっ、何それ?」
まるで久しぶりに娘と会話をする時、話題に困った父親の様な問いかけ。
私、アンタみたいな父親を持った覚えはないんだけど?
「いえ、渋谷さんの最近のスケジュールを考えると、学業の方が疎かになってはいないか、と」
「……ああ、そういう事」
あくまでもプロデューサーとしての問いかけだったのかと思い、納得。
しかしながら、中々に痛い所を突かれてしまった。
レッスンに、ライブに、その他諸々の仕事もあって、私の成績は緩やかな右肩下がりになっている。
けれど、アイドルとして充実した日々を過ごしているのならば、仕方無いんじゃないかな。
「もしも学業に支障が出ている場合……シンデレラプロジェクトとしての仕事を減らす必要があります」
……は?
「何それ?」
何を言ってるの、この人は?
「プロジェクトクローネの方のスケジュールは、プロダクションの方針もあり調整がききませんから」
「ちょっ、ちょっと待って!」
「しかし、シンデレラプロジェクトは、私と、渋谷さんの裁量で調整が可能です」
シンデレラプロジェクトとしての仕事を減らす?
だって、そんな事をしたら――!
「アイドルの貴女を見守りたいという気持ちは、これからも、決して変わりません」
会える時間が、今以上に――!
「ですが、親御さんから貴女をお預かりしている以上、学業を疎かにするのを見過ごす訳にはいきません」
……悔しいが、プロデューサーの言う通りだ。
この人は、アイドル活動が忙しいからと勉強に手を抜いても良いと言う人じゃない。
だけど、今、せっかくのこの時間に、こんなデリカシーの無い事を言うなんて!
「ですが……渋谷さんならば、そんな事は無いと信じています」
その言葉を聞いた瞬間、理解した。
「……プロデューサー、なんだか性格悪くなった?」
私は、からかわれたのだ。
私の成績が少し下がってきたと伝えたのは……誰だったろうか。
頭の中で指折り数えてみるが、プロデューサーに言いそうな奴の心当たりは少しだけ。
あとで犯人を特定し、仕返しをしてやらなければ気が済まない。
だが、その前に、
「……大丈夫。勉強も頑張るから」
「はい。渋谷さんならば、きっとそう仰るだろうと思っていました」
シンデレラプロジェクトの仕事を減らすと、冗談交じりに脅しをかけてきたコイツに復讐しなければ。
信号が赤になった。
「でも、頑張っても成績が下がったらどうするの?」
「それは……」
予想していなかった返しに、プロデューサーは大いに戸惑っているようだ。
眉をハの字にし、真剣に頭を悩ませている。
信号が変わるまでの間、それはずっと続いた。
信号が青になった。
「その……とても、困りますね」
考え抜いた結果、それ?
そんな答え、もう、
「……っくく! 何、それ……!」
笑うしかないじゃないか。
「私は、プロデューサーであると同時に、アイドル渋谷凛のファンです」
「うん」
「その姿を間近で見られる機会が減るのは……はい、困ります」
「……そっか」
プロデューサーも、会える時間が減るのを嫌だと思っていたのか。
そう思ったら、さっきまでの事も許そうと思えるから不思議だ。
考えてみれば、シンデレラプロジェクトとクローネの二足の草鞋状態になりたての時にも、
この人は、担当を変わるつもりはないと言ってのけたじゃないか。
そう思うと、
「プロデューサーって、案外独占欲強いよね」
「そう、でしょうか? 自分では、よくわかりませんが」
「そうだよ」
なんとも欲張りな人だろうか。
アイドルとして、学生として、一人の人間として、成長する様を自分に見せろと言うのだ。
欲のなさそうな風を装い、その実強引で、とても頑固。
「私、頑張るから」
こんな強欲なプロデューサーの元に居ては、私が欲張りになるのも仕方ない。
「だから、ちゃんと見ててよね」
「忙しくなって、こういう時間が少なくなるのもわかるよ。だけど――」
だけど、アンタは私のプロデューサーでしょ。
そして、アイドルの私のファンだと言うのなら、目を離すのは許さない。
私は、プロデューサーにアイドルの道に招き入れられたのだ。
その責任は取ってもらわないと。
「……渋谷さん」
「プロデューサー、ちゃんと私を見ててよね」
この感情に名前を付けるのはよそう。
それをするのは憚られるし、そうしたら、この人は逃げてしまいそうだから。
これはただの我儘で、ちょっとした独占欲なのだ。
「ふふっ……出来ないなんて、絶対に言わせないから」
「はい。見守り続けると、お約束します」
その答えに満足し、ふと、前を見たら、
「良い、笑顔です」
「……ちょっと待って。もしかして、今も見てたの!?」
バックミラー越しに、プロデューサーと目が合った。
先程までの私は、一体どんな表情をしていたのだろう。
そう考えると、今は、一刻も早く自宅に着いて欲しい気持ちでいっぱいになった。
おわり
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