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元スレ武内P「結婚するなら、ですか」
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次回予告
http://www.youtube.com/watch?v=5rkdKANSpGM
歌が、誰のためにあるかって?
そんなもん、聞いてみなけりゃわからない
音楽ってのは、音を楽しむって言うだろう
だったら、音以外を楽しむのは?
俺は、そいつを知っている
数ある答えの中で、とびっきりにイカしたやつを!
イカしてるっていうか、もうサイコー!
アンタも、聞き逃すなよ?
Next Session
A Dream Is A Wish Your Heart Makes
http://www.youtube.com/watch?v=5rkdKANSpGM
歌が、誰のためにあるかって?
そんなもん、聞いてみなけりゃわからない
音楽ってのは、音を楽しむって言うだろう
だったら、音以外を楽しむのは?
俺は、そいつを知っている
数ある答えの中で、とびっきりにイカしたやつを!
イカしてるっていうか、もうサイコー!
アンタも、聞き逃すなよ?
Next Session
A Dream Is A Wish Your Heart Makes
スパイク「……おい、本当にテレビ直るのか?」
エド「焦らなーい、焦らなーい」
ジェット「頼むぜエド、今日は見逃せない番組があるんだ」
フェイ「珍しいわね、そんなに必死になるなんて」
スパイク「言うなれば……生き甲斐、みたいなもんだな」
ジェット「ほう、お前さんにしちゃ中々良い事を言うじゃねえか」
スパイク「何言ってんだ。俺が言うのは、いつも良い事だけだぜ」
フェイ「良いのは耳障りだけでしょ」
スパイク「……」
ジェット「はっはっは! そいつは違いない!」
エド「しゅ~~~り、かんりょ~~~っ!」
パチンッ!
http://www.youtube.com/watch?v=mje2Mz1mGHo
エド「焦らなーい、焦らなーい」
ジェット「頼むぜエド、今日は見逃せない番組があるんだ」
フェイ「珍しいわね、そんなに必死になるなんて」
スパイク「言うなれば……生き甲斐、みたいなもんだな」
ジェット「ほう、お前さんにしちゃ中々良い事を言うじゃねえか」
スパイク「何言ってんだ。俺が言うのは、いつも良い事だけだぜ」
フェイ「良いのは耳障りだけでしょ」
スパイク「……」
ジェット「はっはっは! そいつは違いない!」
エド「しゅ~~~り、かんりょ~~~っ!」
パチンッ!
http://www.youtube.com/watch?v=mje2Mz1mGHo
フェイ「――それで、見逃せない番組って何なの?」
スパイク「音楽番組さ」
フェイ「音楽番組? アンタ達、そんなものが生き甲斐なの?」
ジェット「フェイ。人間、誰が何を生き甲斐にしてるかわかりゃしねえもんだ」
ジェット「だから、見もせずに‘そんなもん’ってのは感心しないぜ」
フェイ「……」
スパイク「さすがジェット、こりゃあ今日の晩飯は――」
ジェット「勿論、特製、肉抜き青椒肉絲だ」ニイッ
スパイク「……こりゃあ、尚更腹の寂しさを埋めてもらうしかないな」
『――さあ、今夜も始まりました、アイド~ル、ラブ!』
フェイ「……待って。生き甲斐って……まさか、このアイドル番組!?」
スパイク・ジェット「ああ」
フェイ「……!?」
エド「キラキラ、ピカピカ、しんぐあそ~んぐっ!」
スパイク「音楽番組さ」
フェイ「音楽番組? アンタ達、そんなものが生き甲斐なの?」
ジェット「フェイ。人間、誰が何を生き甲斐にしてるかわかりゃしねえもんだ」
ジェット「だから、見もせずに‘そんなもん’ってのは感心しないぜ」
フェイ「……」
スパイク「さすがジェット、こりゃあ今日の晩飯は――」
ジェット「勿論、特製、肉抜き青椒肉絲だ」ニイッ
スパイク「……こりゃあ、尚更腹の寂しさを埋めてもらうしかないな」
『――さあ、今夜も始まりました、アイド~ル、ラブ!』
フェイ「……待って。生き甲斐って……まさか、このアイドル番組!?」
スパイク・ジェット「ああ」
フェイ「……!?」
エド「キラキラ、ピカピカ、しんぐあそ~んぐっ!」
フェイ「呆れた……!」
スパイク「悪いが、誰が何と言おうとこの時間はこいつを見させて貰う」
フェイ「別に、違う番組が見たいわけじゃないわよ!」
ジェット「そいつは有り難い。何せ今日のゲストは――」
『どうもー! 凸レーションで~す!』
フェイ「へえ、可愛い子達じゃn」
スパイク・ジェット「イエエエエエエエエエア!!」
フェイ「!?」
フェイ「何!? 何なの、その盛り上がりは!?」
スパイク・ジェット「うるせえ! 黙ってろ!」
フェイ「!?」
スパイク「悪いが、誰が何と言おうとこの時間はこいつを見させて貰う」
フェイ「別に、違う番組が見たいわけじゃないわよ!」
ジェット「そいつは有り難い。何せ今日のゲストは――」
『どうもー! 凸レーションで~す!』
フェイ「へえ、可愛い子達じゃn」
スパイク・ジェット「イエエエエエエエエエア!!」
フェイ「!?」
フェイ「何!? 何なの、その盛り上がりは!?」
スパイク・ジェット「うるせえ! 黙ってろ!」
フェイ「!?」
『CMのあとも、絶対、ぜ~ったい見てね!』
『カリスマJCアイドルとの、ヤ・ク・ソ・ク! だよ☆』
『CMの後も、い~っぱいハピハピしようにぃ☆』
スパイク「……ふぅ、相変わらず最高だな」
ジェット「だな。テレビが直らなかったら頭がおかしくなってたかもしれん」
フェイ「もう、十分におかしくなってるわよ!」
スパイク「落ち着けよフェイ、今はCM中だぞ?」
ジェット「CM中に体を休めておかないと、この先しんどいからな」
フェイ「説明しなさい! なんで、そんなおかしなテンションになってるのか!」
スパイク「説明って……」
ジェット「良いじゃねえか、教えてやろうぜ」
スパイク「……そうだな」
『カリスマJCアイドルとの、ヤ・ク・ソ・ク! だよ☆』
『CMの後も、い~っぱいハピハピしようにぃ☆』
スパイク「……ふぅ、相変わらず最高だな」
ジェット「だな。テレビが直らなかったら頭がおかしくなってたかもしれん」
フェイ「もう、十分におかしくなってるわよ!」
スパイク「落ち着けよフェイ、今はCM中だぞ?」
ジェット「CM中に体を休めておかないと、この先しんどいからな」
フェイ「説明しなさい! なんで、そんなおかしなテンションになってるのか!」
スパイク「説明って……」
ジェット「良いじゃねえか、教えてやろうぜ」
スパイク「……そうだな」
ジェット「あれは、俺達がまだ二人だけで組んでた時の事だ」
スパイク「そして、兎に角金がなかった時だな……って、そりゃいつもか」
フェイ「ちょっと、続き」
スパイク「まあ、兎に角だ……俺たちは賞金首を追ってある街に居た」
ジェット「ハラジュク……俺は、もう行きたくはないがね」
フェイ「……そんなに危険な街なの?」
スパイク「違う違う! ジェットの見た目だと、もの凄く浮く場所なのさ」
ジェット「……あそこにゃあ、女子供ばっかり居やがるからな」
フェイ「ああ、成る程」
スパイク「――まあ、俺たちはそこで出会ったのさ」
『イエーイ!☆』
スパイク「彼女達に」
スパイク「そして、兎に角金がなかった時だな……って、そりゃいつもか」
フェイ「ちょっと、続き」
スパイク「まあ、兎に角だ……俺たちは賞金首を追ってある街に居た」
ジェット「ハラジュク……俺は、もう行きたくはないがね」
フェイ「……そんなに危険な街なの?」
スパイク「違う違う! ジェットの見た目だと、もの凄く浮く場所なのさ」
ジェット「……あそこにゃあ、女子供ばっかり居やがるからな」
フェイ「ああ、成る程」
スパイク「――まあ、俺たちはそこで出会ったのさ」
『イエーイ!☆』
スパイク「彼女達に」
・ ・ ・
スパイク「……チクショウ、腹が減って目が回ってきやがった」
ジェット『――おい、スパイク。口に出すんじゃねえ』
ジェット『ようやく忘れかけてきたってのに、思い出しちまったじゃねえか』
スパイク「ああ、人は、パンのみにて生きるに非ず」
スパイク「……されど、パンなくしては生きられず」
ジェット『そのパンを買う金を稼ごうってんだ、ガタガタ言うんじゃねえ!』
「このクレープ、チョー美味しいよ!☆」
「ほんと? こっちの味も美味しいよー!」
「あっ、それじゃあ一口ずつ交換しようよ☆」
「うんっ! はいっ、あーん!」
スパイク「……あーん」
スパイク「……なんてな。俺はパンじゃなくて、クレープでも満足出来るんだがね」
スパイク「……チクショウ、腹が減って目が回ってきやがった」
ジェット『――おい、スパイク。口に出すんじゃねえ』
ジェット『ようやく忘れかけてきたってのに、思い出しちまったじゃねえか』
スパイク「ああ、人は、パンのみにて生きるに非ず」
スパイク「……されど、パンなくしては生きられず」
ジェット『そのパンを買う金を稼ごうってんだ、ガタガタ言うんじゃねえ!』
「このクレープ、チョー美味しいよ!☆」
「ほんと? こっちの味も美味しいよー!」
「あっ、それじゃあ一口ずつ交換しようよ☆」
「うんっ! はいっ、あーん!」
スパイク「……あーん」
スパイク「……なんてな。俺はパンじゃなくて、クレープでも満足出来るんだがね」
「「……」」
スパイク「……やべ、ジロジロ見すぎたか」ボソッ
スパイク「これじゃあ、俺が賞金首にされちまう」ボソッ
スパイク「……」キリッ
「「……」」
スパイク「……」キリッ
…ぐぎゅるるるるぅ~っ!
「「……」」
スパイク「……ああ、駄目だ。気合を入れたら、腹が……」
みりあ「……ねえねえ、お腹、空いてるの?」
莉嘉「良かったら、一口だけあげよっか?☆」
スパイク「……おい、大変だぞジェット」
ジェット『何っ!? 賞金首を見つけたのか!?』
スパイク「そんなチンケなもんじゃない……天使が現れやがった」
スパイク「……やべ、ジロジロ見すぎたか」ボソッ
スパイク「これじゃあ、俺が賞金首にされちまう」ボソッ
スパイク「……」キリッ
「「……」」
スパイク「……」キリッ
…ぐぎゅるるるるぅ~っ!
「「……」」
スパイク「……ああ、駄目だ。気合を入れたら、腹が……」
みりあ「……ねえねえ、お腹、空いてるの?」
莉嘉「良かったら、一口だけあげよっか?☆」
スパイク「……おい、大変だぞジェット」
ジェット『何っ!? 賞金首を見つけたのか!?』
スパイク「そんなチンケなもんじゃない……天使が現れやがった」
・ ・ ・
スパイク「この度は――」
ジェット「まことに――」
スパイク・ジェット「ありがとうございました!」
莉嘉「ちょっ、ちょっと! クレープ一個で大げさだって~!」
みりあ「美味しそうに食べてたから、クレープもきっと嬉しかったよ!」
スパイク「なあ、ジェット。こういう時はどうすれば良いんだっけか?」
ジェット「日本の伝統的な文化、ドゲザスタイルしか無いだろうな」
莉嘉「アタシ達、そういうつもりでクレープ上げたんじゃないってば!」
みりあ「うんっ! 困った時はお互い様、でしょ?」
スパイク「ドゲザで足りるか?」
ジェット「いや……ドゲザを超えるドゲザ、ドゲネをするべきかもしれん」
スパイク「この度は――」
ジェット「まことに――」
スパイク・ジェット「ありがとうございました!」
莉嘉「ちょっ、ちょっと! クレープ一個で大げさだって~!」
みりあ「美味しそうに食べてたから、クレープもきっと嬉しかったよ!」
スパイク「なあ、ジェット。こういう時はどうすれば良いんだっけか?」
ジェット「日本の伝統的な文化、ドゲザスタイルしか無いだろうな」
莉嘉「アタシ達、そういうつもりでクレープ上げたんじゃないってば!」
みりあ「うんっ! 困った時はお互い様、でしょ?」
スパイク「ドゲザで足りるか?」
ジェット「いや……ドゲザを超えるドゲザ、ドゲネをするべきかもしれん」
・ ・ ・
ジェット「……いや、しかし、本当に助かった」
スパイク「ここ三日、水だけで過ごしてたもんな」
莉嘉・みりあ「えーっ!?」
スパイク「名乗るのが遅れたが、俺はスパイク。そして、こっちが相棒の――」
ジェット「ジェットだ。お嬢ちゃん達には、感謝してもしきれん」
莉嘉「アタシ、城ヶ崎莉嘉☆ 12歳の、カリスマJCだよ☆」
みりあ「はいはーい! 赤城みりあ、11歳でーす♪」
スパイク・ジェット「……」
莉嘉「? どうしたの、急に空なんか見て?」
スパイク「いや……ちょっと、零れ落ちそうなもんがあってね」
みりあ「ねえねえ、何が零れそうなの?」
ジェット「……お嬢ちゃん達の前では、情けなくて見せられないもんさ」
スパイク「……ああ。そいつを零しちまったら、立ち直れなくなっちまう」
莉嘉・みりあ「?」
ジェット「……いや、しかし、本当に助かった」
スパイク「ここ三日、水だけで過ごしてたもんな」
莉嘉・みりあ「えーっ!?」
スパイク「名乗るのが遅れたが、俺はスパイク。そして、こっちが相棒の――」
ジェット「ジェットだ。お嬢ちゃん達には、感謝してもしきれん」
莉嘉「アタシ、城ヶ崎莉嘉☆ 12歳の、カリスマJCだよ☆」
みりあ「はいはーい! 赤城みりあ、11歳でーす♪」
スパイク・ジェット「……」
莉嘉「? どうしたの、急に空なんか見て?」
スパイク「いや……ちょっと、零れ落ちそうなもんがあってね」
みりあ「ねえねえ、何が零れそうなの?」
ジェット「……お嬢ちゃん達の前では、情けなくて見せられないもんさ」
スパイク「……ああ。そいつを零しちまったら、立ち直れなくなっちまう」
莉嘉・みりあ「?」
スパイク「兎に角、このお礼は必ずするよ」
ジェット「コイツの言う通りだ。出来るだけの事はしよう」
莉嘉・みりあ「う~ん」
スパイク「何が良い? 金のかかるもの以外なら、なんでもするぜ」
ジェット「……俺も言えた立場じゃないが、何とも情けない台詞だな」
莉嘉「あっ、じゃあさ! 買い物に付き合ってくれない?☆」
スパイク「なんだ、そんな事で良いのか?」
みりあ「あっ、おじさん、ちょっとしゃがんで」
ジェット「? どうした、お嬢ちゃん」
みりあ「お髭にクリームがついてるよ!」
…フキフキ
ジェット「お、おい……!?」
莉嘉「これで、貸しは二つ! 買い物、付き合ってくれるよね?☆」
スパイク「……やれやれ、こいつぁとんだ小悪魔ちゃん達だ」
莉嘉・みりあ「えへへ♪」
ジェット「コイツの言う通りだ。出来るだけの事はしよう」
莉嘉・みりあ「う~ん」
スパイク「何が良い? 金のかかるもの以外なら、なんでもするぜ」
ジェット「……俺も言えた立場じゃないが、何とも情けない台詞だな」
莉嘉「あっ、じゃあさ! 買い物に付き合ってくれない?☆」
スパイク「なんだ、そんな事で良いのか?」
みりあ「あっ、おじさん、ちょっとしゃがんで」
ジェット「? どうした、お嬢ちゃん」
みりあ「お髭にクリームがついてるよ!」
…フキフキ
ジェット「お、おい……!?」
莉嘉「これで、貸しは二つ! 買い物、付き合ってくれるよね?☆」
スパイク「……やれやれ、こいつぁとんだ小悪魔ちゃん達だ」
莉嘉・みりあ「えへへ♪」
・ ・ ・
フェイ「――あっきれた! そんな子供にたかったの!?」
ジェット「たかったんじゃない。甘えたのさ」
フェイ「同じ事でしょ!」
ジェット「いいや、違うね。全くの別物さ」
ジェット「……っと、そろそろ時間だ。悪いが話はスパイクに聞いてくれ」
フェイ「ちょっと!?」
『はいはーい! それじゃあ、みりあがソロで歌うね!』
ジェット「うん、ママ――ッ!!」
フェイ「はぁ!?」
スパイク「……フッ、相変わらずイカれてやがるぜ、ジェットの奴」
『R・O・M・A・N・T・I・C』
ジェット「アァール! オォー! エムッ! エェー!」
COWBOY
BEBOP
(『Romantic Now』 最初のコールからAパート入る直前の音)
フェイ「――あっきれた! そんな子供にたかったの!?」
ジェット「たかったんじゃない。甘えたのさ」
フェイ「同じ事でしょ!」
ジェット「いいや、違うね。全くの別物さ」
ジェット「……っと、そろそろ時間だ。悪いが話はスパイクに聞いてくれ」
フェイ「ちょっと!?」
『はいはーい! それじゃあ、みりあがソロで歌うね!』
ジェット「うん、ママ――ッ!!」
フェイ「はぁ!?」
スパイク「……フッ、相変わらずイカれてやがるぜ、ジェットの奴」
『R・O・M・A・N・T・I・C』
ジェット「アァール! オォー! エムッ! エェー!」
COWBOY
BEBOP
(『Romantic Now』 最初のコールからAパート入る直前の音)
COWBOY
BEBOP
(『DOKIDOKIリズム』 最初の「いえ~い」からA始まる直前の音)
莉嘉「スパイクくんっ! どう、これ似合う?☆」
スパイク「あぁ、似合う似合う」
莉嘉「ぶーぶー! 心が篭ってなーい!」
スパイク「そうは言うが、もう何着目だと思ってるんだ!?」
莉嘉「こーんな可愛いJCのファッションショーが見られるんだよ?」
莉嘉「もっと喜んでくれても良いと思うなー☆」
スパイク「可愛いJCねえ……俺は、もうちょっと大人のほうが」
莉嘉「もー! だったら、次のでスパイクくんをアタシの虜にしちゃうんだから!☆」
スパイク「……勘弁してくれ!」
みりあ「ねえねえ、これ似合う? 似合う?」
ジェット「いや、もっと似合うのがあるはずだ! 諦めちゃあいけねえ!」
BEBOP
(『DOKIDOKIリズム』 最初の「いえ~い」からA始まる直前の音)
莉嘉「スパイクくんっ! どう、これ似合う?☆」
スパイク「あぁ、似合う似合う」
莉嘉「ぶーぶー! 心が篭ってなーい!」
スパイク「そうは言うが、もう何着目だと思ってるんだ!?」
莉嘉「こーんな可愛いJCのファッションショーが見られるんだよ?」
莉嘉「もっと喜んでくれても良いと思うなー☆」
スパイク「可愛いJCねえ……俺は、もうちょっと大人のほうが」
莉嘉「もー! だったら、次のでスパイクくんをアタシの虜にしちゃうんだから!☆」
スパイク「……勘弁してくれ!」
みりあ「ねえねえ、これ似合う? 似合う?」
ジェット「いや、もっと似合うのがあるはずだ! 諦めちゃあいけねえ!」
・ ・ ・
スパイク「……あー、疲れた」
ジェット「どうした、だらしねえ」
スパイク「どうしてお前はそんなに元気なんだよ、ジェット」
ジェット「そりゃあ、元気を貰ってるからに決まってるだろう」
スパイク「そうかい。俺も、そいつをわけてもらいたいもんだ」
莉嘉「ホラホラ! 二人共、はやくー!☆」
みりあ「あのねあのね、この先にもい~っぱいお店があるんだよ!」
ジェット「……スパイク。元気、わけて貰ったらどうだ?」
スパイク「子供相手に元気になれるほど、俺は節操無しじゃないんでね」
ジェット「そういう意味じゃねえよ」
スパイク「わかってるさ、そんな事」
スパイク「……しかし、若いってのは良いねえ」
スパイク「……あー、疲れた」
ジェット「どうした、だらしねえ」
スパイク「どうしてお前はそんなに元気なんだよ、ジェット」
ジェット「そりゃあ、元気を貰ってるからに決まってるだろう」
スパイク「そうかい。俺も、そいつをわけてもらいたいもんだ」
莉嘉「ホラホラ! 二人共、はやくー!☆」
みりあ「あのねあのね、この先にもい~っぱいお店があるんだよ!」
ジェット「……スパイク。元気、わけて貰ったらどうだ?」
スパイク「子供相手に元気になれるほど、俺は節操無しじゃないんでね」
ジェット「そういう意味じゃねえよ」
スパイク「わかってるさ、そんな事」
スパイク「……しかし、若いってのは良いねえ」
莉嘉「ちょっとー! どうしたの立ち止まって!」
みりあ「もしかして、疲れちゃった?」
スパイク「ああ、かなりつか」
ジェット「そんな事ぁねえさ! 元気いっぱい、今なら月まで歩いて行けらぁ!」ニカッ
スパイク「……その時は、俺は応援に回らせてもらうよ」
莉嘉「ご飯を食べないから、体力が保たないんだよ?」
スパイク「俺もメシ抜きはしたくないんだがなぁ」
みりあ「ご飯も食べずに、どうして原宿に来たの?」
ジェット「俺たちは、ある人物を追っててな」
スパイク「ソイツに、ちょいとメシを奢って貰おうと思ってね」
莉嘉「えー、ちゃんとお仕事してお金稼がないと駄目だよ!」
みりあ「うんうんっ! お仕事したあとのご飯って、すっごく美味しいよ!」
莉嘉・みりあ「ねー♪」
スパイク・ジェット「……返す言葉もねえ」
みりあ「もしかして、疲れちゃった?」
スパイク「ああ、かなりつか」
ジェット「そんな事ぁねえさ! 元気いっぱい、今なら月まで歩いて行けらぁ!」ニカッ
スパイク「……その時は、俺は応援に回らせてもらうよ」
莉嘉「ご飯を食べないから、体力が保たないんだよ?」
スパイク「俺もメシ抜きはしたくないんだがなぁ」
みりあ「ご飯も食べずに、どうして原宿に来たの?」
ジェット「俺たちは、ある人物を追っててな」
スパイク「ソイツに、ちょいとメシを奢って貰おうと思ってね」
莉嘉「えー、ちゃんとお仕事してお金稼がないと駄目だよ!」
みりあ「うんうんっ! お仕事したあとのご飯って、すっごく美味しいよ!」
莉嘉・みりあ「ねー♪」
スパイク・ジェット「……返す言葉もねえ」
スパイク「……ま、とにかく俺たちは人探しをしてる訳だ」
ジェット「この辺りで見たって情報があるんだがなぁ」
みりあ「ねえねえ、それってどんな人なの?」
莉嘉「写真とかあるなら、アタシ達も一緒に探してあげるよ☆」
スパイク「……ま、目は多い方が見つかりやすいか」
ジェット「おい、スパイク!」
スパイク「大丈夫だって。普通、見つかりっこねえよ」
ジェット「まあ……それもそうだが」
スパイク「――こんな奴なんだがな、見たことあるかい?」
莉嘉・みりあ「あっ、見たことある!」
スパイク「ほらな? そう簡単に――」
スパイク・ジェット「何ぃっ!?」
ジェット「この辺りで見たって情報があるんだがなぁ」
みりあ「ねえねえ、それってどんな人なの?」
莉嘉「写真とかあるなら、アタシ達も一緒に探してあげるよ☆」
スパイク「……ま、目は多い方が見つかりやすいか」
ジェット「おい、スパイク!」
スパイク「大丈夫だって。普通、見つかりっこねえよ」
ジェット「まあ……それもそうだが」
スパイク「――こんな奴なんだがな、見たことあるかい?」
莉嘉・みりあ「あっ、見たことある!」
スパイク「ほらな? そう簡単に――」
スパイク・ジェット「何ぃっ!?」
莉嘉「この人、よくアタシ達の事見に来てるよね」
みりあ「うんっ……でも、この前は警備員さんに注意されてた」
莉嘉「ちょっと怖いんだよね……って、こんな事言っちゃいけないんだケド」
みりあ「プロデューサーは、安心してって言ってるから……」
スパイク「見に来てるって……?」
ジェット「! スパイク!」ボソッ
スパイク「……どうした」ボソッ
ジェット「ちょいと遠いが、通りの向こうに居やがる」ボソッ
スパイク「……まさか、本当にこのちびっ子達を?」ボソッ
スパイク・ジェット「……」
莉嘉「って、どうしたの二人共? 急に真剣な顔して」
みりあ「ねえねえ、またお腹すいたの?」
ジェット「……ああ、腹なんか最近空きっぱなしさ」
スパイク「お陰で、ちょっとした事ですーぐカッとなっちまう」
莉嘉・みりあ「?」
みりあ「うんっ……でも、この前は警備員さんに注意されてた」
莉嘉「ちょっと怖いんだよね……って、こんな事言っちゃいけないんだケド」
みりあ「プロデューサーは、安心してって言ってるから……」
スパイク「見に来てるって……?」
ジェット「! スパイク!」ボソッ
スパイク「……どうした」ボソッ
ジェット「ちょいと遠いが、通りの向こうに居やがる」ボソッ
スパイク「……まさか、本当にこのちびっ子達を?」ボソッ
スパイク・ジェット「……」
莉嘉「って、どうしたの二人共? 急に真剣な顔して」
みりあ「ねえねえ、またお腹すいたの?」
ジェット「……ああ、腹なんか最近空きっぱなしさ」
スパイク「お陰で、ちょっとした事ですーぐカッとなっちまう」
莉嘉・みりあ「?」
・ ・ ・
フェイ「――賞金首を見つけて、それから?」
スパイク「おっと、もう時間が来ちまった」
フェイ「時間? 何の?」
ジェット「お楽しみの時間さ。なあ、スパイク」
スパイク「ああ。選手交代だ」
スパイク・ジェット「……へっ!」
ぱぁん!
フェイ「……ねえ、もしかして」
『イエーイ☆ 今度は、アタシがソロで歌っちゃうよ☆』
スパイク「イエエエエエイ!☆ フッフゥウウウウウ☆」
フェイ「……」
ジェット「……フッ、相変わらずイカれてやがるぜ、スパイクの奴」
ジェット「さて……どこまで聞いた?」
フェイ「なんか……もう、あんまり聞きたくなくなってきたわ」
フェイ「――賞金首を見つけて、それから?」
スパイク「おっと、もう時間が来ちまった」
フェイ「時間? 何の?」
ジェット「お楽しみの時間さ。なあ、スパイク」
スパイク「ああ。選手交代だ」
スパイク・ジェット「……へっ!」
ぱぁん!
フェイ「……ねえ、もしかして」
『イエーイ☆ 今度は、アタシがソロで歌っちゃうよ☆』
スパイク「イエエエエエイ!☆ フッフゥウウウウウ☆」
フェイ「……」
ジェット「……フッ、相変わらずイカれてやがるぜ、スパイクの奴」
ジェット「さて……どこまで聞いた?」
フェイ「なんか……もう、あんまり聞きたくなくなってきたわ」
・ ・ ・
スパイク「――だが、この距離だと気づかれたらヤバいな」
ジェット「それに、この人の流れ……下手すりゃ逃げられちまう」
スパイク「……逃がす訳にはいかない理由が、出来ちまったからな」
ジェット「その通り。メシの種以外の理由が、だ」
スパイク・ジェット「……」
みりあ「ねえねえ、二人共、何の話をしてるの?」
莉嘉「あっ! もしかして、探してる人が見つかったとか?」
スパイク「……まっ、そんな所なんだがな?」
ジェット「この人の流れだろう? どうしたもんかな、とね」
莉嘉「――なーんだ、そんな簡単じゃん!☆」
みりあ「人の流れが困るなら、ちょっとだけ止まって貰えば良いんだよ!」
ジェット「止まって貰うたって、そんな事出来る訳――」
莉嘉「出来るよ!☆ アタシ達だったら、そんなの簡単だって☆」
みりあ「でも……あとで、一緒に謝ってね?」
スパイク・ジェット「……?」
スパイク「――だが、この距離だと気づかれたらヤバいな」
ジェット「それに、この人の流れ……下手すりゃ逃げられちまう」
スパイク「……逃がす訳にはいかない理由が、出来ちまったからな」
ジェット「その通り。メシの種以外の理由が、だ」
スパイク・ジェット「……」
みりあ「ねえねえ、二人共、何の話をしてるの?」
莉嘉「あっ! もしかして、探してる人が見つかったとか?」
スパイク「……まっ、そんな所なんだがな?」
ジェット「この人の流れだろう? どうしたもんかな、とね」
莉嘉「――なーんだ、そんな簡単じゃん!☆」
みりあ「人の流れが困るなら、ちょっとだけ止まって貰えば良いんだよ!」
ジェット「止まって貰うたって、そんな事出来る訳――」
莉嘉「出来るよ!☆ アタシ達だったら、そんなの簡単だって☆」
みりあ「でも……あとで、一緒に謝ってね?」
スパイク・ジェット「……?」
http://www.youtube.com/watch?v=_napNH0D0Ws
みりあ「ねえねえ、みりあ達二人を肩車って出来る?」
ジェット「俺がか? そりゃあ、出来るが……」
莉嘉「オッケー!☆ じゃあ、しゃがんでしゃがんで!」
ジェット「ううむ……なんだか知らんが、わかった」
スパイク「なあ、何をおっぱじめようってんだ?」
莉嘉「とにかく目立って、皆に見てもらうんだよ!」
みりあ「そうそう! 楽しそうだったら、皆見てくれるから!」
莉嘉「きらりちゃんが居ないのは残念だけど……」
みりあ「きらりちゃん、プロデューサーと二人でお仕事だもんね……」
莉嘉「――だけど、カリスマJCのアタシと!」
みりあ「みりあが居るから、なんとかなるよ!」
ジェット「……よし、立ち上がるぞ!」
莉嘉・みりあ「……せーのっ」
莉嘉・みりあ「ヤッホ~~~ッ!!」
みりあ「ねえねえ、みりあ達二人を肩車って出来る?」
ジェット「俺がか? そりゃあ、出来るが……」
莉嘉「オッケー!☆ じゃあ、しゃがんでしゃがんで!」
ジェット「ううむ……なんだか知らんが、わかった」
スパイク「なあ、何をおっぱじめようってんだ?」
莉嘉「とにかく目立って、皆に見てもらうんだよ!」
みりあ「そうそう! 楽しそうだったら、皆見てくれるから!」
莉嘉「きらりちゃんが居ないのは残念だけど……」
みりあ「きらりちゃん、プロデューサーと二人でお仕事だもんね……」
莉嘉「――だけど、カリスマJCのアタシと!」
みりあ「みりあが居るから、なんとかなるよ!」
ジェット「……よし、立ち上がるぞ!」
莉嘉・みりあ「……せーのっ」
莉嘉・みりあ「ヤッホ~~~ッ!!」
莉嘉「原宿の皆っ、城ヶ崎莉嘉だよーっ!☆」
みりあ「はーい♪ 赤城みりあですっ♪」
「……莉嘉ちゃんに、みりあちゃん?」
「ねえ、あれ本物じゃない!?」
「うわーっ! 可愛いーっ!」
ざわざわっ!
ジェット「……人の流れが……止まりやがった」
スパイク「なあ……お前さん達、一体何者なんだ?」
莉嘉・みりあ「へへへっ!」ニヒッ
莉嘉・みりあ「――アイドルッ! イィッエェーイッ!☆」
「イエエエエエイ!」
スパイク「……こいつぁ、たまげた」
ジェット「だな……スパイクッ!」
スパイク「わかってるさ」
スパイク「俺も、ちょいと一働きしてくるぜ!」
みりあ「はーい♪ 赤城みりあですっ♪」
「……莉嘉ちゃんに、みりあちゃん?」
「ねえ、あれ本物じゃない!?」
「うわーっ! 可愛いーっ!」
ざわざわっ!
ジェット「……人の流れが……止まりやがった」
スパイク「なあ……お前さん達、一体何者なんだ?」
莉嘉・みりあ「へへへっ!」ニヒッ
莉嘉・みりあ「――アイドルッ! イィッエェーイッ!☆」
「イエエエエエイ!」
スパイク「……こいつぁ、たまげた」
ジェット「だな……スパイクッ!」
スパイク「わかってるさ」
スパイク「俺も、ちょいと一働きしてくるぜ!」
スパイク「おっとぉ、ちょっと通してくれ!」
「きゃあっ!?」
スパイク「悪いね!」
スパイク「っと、仕事の前に腹ごしらえ、っと!」
スパイク「んがっ」
「あっ、おい! 俺のクレープ!」
スパイク「……ふむ、この味も中々」モグモグ
スパイク「サンキュー! 金が入ったら、何か奢るよ!」
・ ・ ・
賞金首「り、莉嘉ちゃんに、みりあちゃん……!?」
賞金首「こんな所で偶然会えるなんて……やっぱり、運命で結ばれてるんだ!」
スパイク「そうなのかい? だったら、そんな運命はほどかないといけないな」
賞金首「!?」
スパイク「動くな。そして、騒がない方が良いぜ」
スパイク「騒いだら、すぐにお前さんを連れて行かなきゃいけなくなる」
「それじゃあ、サプライズのゲリラLIVE、はっじまっるよー!」
スパイク「一曲、聞いていくだろう?」
スパイク「なぁに、例え神様だって、それくらいは見逃してくれるさ」
「きゃあっ!?」
スパイク「悪いね!」
スパイク「っと、仕事の前に腹ごしらえ、っと!」
スパイク「んがっ」
「あっ、おい! 俺のクレープ!」
スパイク「……ふむ、この味も中々」モグモグ
スパイク「サンキュー! 金が入ったら、何か奢るよ!」
・ ・ ・
賞金首「り、莉嘉ちゃんに、みりあちゃん……!?」
賞金首「こんな所で偶然会えるなんて……やっぱり、運命で結ばれてるんだ!」
スパイク「そうなのかい? だったら、そんな運命はほどかないといけないな」
賞金首「!?」
スパイク「動くな。そして、騒がない方が良いぜ」
スパイク「騒いだら、すぐにお前さんを連れて行かなきゃいけなくなる」
「それじゃあ、サプライズのゲリラLIVE、はっじまっるよー!」
スパイク「一曲、聞いていくだろう?」
スパイク「なぁに、例え神様だって、それくらいは見逃してくれるさ」
・ ・ ・
フェイ「――ふぅん、そんな事があったのね」
ジェット「それ以来、俺たちは彼女達のファンってわけさ」
フェイ「まあ……なんとなくはわかったけど」
スパイク「――フェイ、お前にもいつかわかるさ」
フェイ「……」
『それじゃあ~、今度はきらりがソロで、皆をハピハピさせるにぃ☆』
スパイク・ジェット「うんっ! ハピハピすゆ!」
フェイ「ねえ、この子は話に出てきてないんだけど!?」
フェイ「というか、ハピハピって、何なの!?」
スパイク・ジェット「あぁ!?」
スパイク「可愛くてスタイル抜群! それに、性格もサイコーなんだよきらりんは!」
ジェット「邪魔するんじゃねえぞ、フェイ! 邪魔したら、船を追い出すぞ!」
スパイク・ジェット「わかったらすっこんでろ、ババア!」
フェイ「ば、ばばっ……!?」
フェイ「……!」プルプル
フェイ「――ふぅん、そんな事があったのね」
ジェット「それ以来、俺たちは彼女達のファンってわけさ」
フェイ「まあ……なんとなくはわかったけど」
スパイク「――フェイ、お前にもいつかわかるさ」
フェイ「……」
『それじゃあ~、今度はきらりがソロで、皆をハピハピさせるにぃ☆』
スパイク・ジェット「うんっ! ハピハピすゆ!」
フェイ「ねえ、この子は話に出てきてないんだけど!?」
フェイ「というか、ハピハピって、何なの!?」
スパイク・ジェット「あぁ!?」
スパイク「可愛くてスタイル抜群! それに、性格もサイコーなんだよきらりんは!」
ジェット「邪魔するんじゃねえぞ、フェイ! 邪魔したら、船を追い出すぞ!」
スパイク・ジェット「わかったらすっこんでろ、ババア!」
フェイ「ば、ばばっ……!?」
フェイ「……!」プルプル
・ ・ ・
スパイク「はぁぁ……! もう、最っ高!」
ジェット「ああ……思わず、青椒肉絲に肉を入れたくなってきたぜ」
スパイク「料理の時間には早いぜ、ジェット」
ジェット「そうだな、まだ、『LET'S GO HAPPY!!』を聞いちゃいない」
フェイ「――それは残念ね」
カチャリッ
スパイク「残念? 楽しみなだけ――って、フェイ!?」
ジェット「おい、馬鹿! その銃をおろせ! 何をする気だ!?」
フェイ「安心しなさい、アンタ達を撃つ気は無いわ」
フェイ「――ちょっと、そこのテレビに用があるの」
スパイク・ジェット「!?」
エド「アイーン、ちょっと離れてようねー」
アイン「ワンッ!」
スパイク「待て! 待ってくれ! あと一曲、その間だけで良いんだ!」
ジェット「頼むフェイ! 俺達から、生き甲斐を奪わないでくれ!」
フェイ「神様だったら、待ってくれるんでしょうけどね」
スパイク・ジェット「やめてくれえええええっ!!」
フェイ「そんなもん、クソくらえよ!」
バキュゥゥゥ――ンッ! カランッ……カラン、カランッ……
http://www.youtube.com/watch?v=2lzKWxeAOjU
おわり
スパイク「はぁぁ……! もう、最っ高!」
ジェット「ああ……思わず、青椒肉絲に肉を入れたくなってきたぜ」
スパイク「料理の時間には早いぜ、ジェット」
ジェット「そうだな、まだ、『LET'S GO HAPPY!!』を聞いちゃいない」
フェイ「――それは残念ね」
カチャリッ
スパイク「残念? 楽しみなだけ――って、フェイ!?」
ジェット「おい、馬鹿! その銃をおろせ! 何をする気だ!?」
フェイ「安心しなさい、アンタ達を撃つ気は無いわ」
フェイ「――ちょっと、そこのテレビに用があるの」
スパイク・ジェット「!?」
エド「アイーン、ちょっと離れてようねー」
アイン「ワンッ!」
スパイク「待て! 待ってくれ! あと一曲、その間だけで良いんだ!」
ジェット「頼むフェイ! 俺達から、生き甲斐を奪わないでくれ!」
フェイ「神様だったら、待ってくれるんでしょうけどね」
スパイク・ジェット「やめてくれえええええっ!!」
フェイ「そんなもん、クソくらえよ!」
バキュゥゥゥ――ンッ! カランッ……カラン、カランッ……
http://www.youtube.com/watch?v=2lzKWxeAOjU
おわり
卯月「ああっ、そ、そこまで正式な感じじゃなくて!」
凛「親がさ、プロデューサーに挨拶したいんだって」
武内P「私に挨拶……ですか?」
卯月「はい。普段お世話になってるから、って」
凛「二人のこれからについても、じっくり話し合いたいって言ってる」
武内P「成る程」
武内P「……」
武内P「ん?」
凛「親がさ、プロデューサーに挨拶したいんだって」
武内P「私に挨拶……ですか?」
卯月「はい。普段お世話になってるから、って」
凛「二人のこれからについても、じっくり話し合いたいって言ってる」
武内P「成る程」
武内P「……」
武内P「ん?」
卯月「ママも、手料理を振る舞うんだ―って気合入ってて」
凛「私の所も、お父さんが何かお見舞いするって気合入ってた」
武内P「あの……島村さんの方の話は、了解しました」
卯月「良かったー♪」
武内P「ですが……その、渋谷さんの方は、その……」
凛「何? 何か、問題でもあるの?」
武内P「あっ、いえ……その……」
凛「?」
武内P「……」
凛「私の所も、お父さんが何かお見舞いするって気合入ってた」
武内P「あの……島村さんの方の話は、了解しました」
卯月「良かったー♪」
武内P「ですが……その、渋谷さんの方は、その……」
凛「何? 何か、問題でもあるの?」
武内P「あっ、いえ……その……」
凛「?」
武内P「……」
武内P「少し、詳しくお話を聞いても宜しいでしょうか?」
凛「良いよ」
武内P「まず、先程おっしゃっていた、二人のこれから、というのは?」
凛「勿論、私とプロデューサーのこれからについてだけど?」
武内P「その……具体的には?」
凛「具体的?」
武内P「はい。可能な限り、具体的に」
凛「プロデューサー、何か様子が変だよ?」
武内P「……いえ、お気になさらず」
凛「良いよ」
武内P「まず、先程おっしゃっていた、二人のこれから、というのは?」
凛「勿論、私とプロデューサーのこれからについてだけど?」
武内P「その……具体的には?」
凛「具体的?」
武内P「はい。可能な限り、具体的に」
凛「プロデューサー、何か様子が変だよ?」
武内P「……いえ、お気になさらず」
卯月「でも……プロデューサーさん、顔色が悪いですよ?」
武内P「そう、ですか? 自分では、よく……」
卯月「私、飲み物買ってきますね!」
武内P「島村さん、私は大丈夫ですので……」
卯月「いつもお世話になってるお礼です♪ すぐ戻ってきますね!」
ガチャッ…バタンッ
凛「そうだね……具体的……」
武内P「はい、お願いします」
凛「子供は二人が良い、とか?」
武内P「戻ってきて下さい島村さ――ん!!」
武内P「そう、ですか? 自分では、よく……」
卯月「私、飲み物買ってきますね!」
武内P「島村さん、私は大丈夫ですので……」
卯月「いつもお世話になってるお礼です♪ すぐ戻ってきますね!」
ガチャッ…バタンッ
凛「そうだね……具体的……」
武内P「はい、お願いします」
凛「子供は二人が良い、とか?」
武内P「戻ってきて下さい島村さ――ん!!」
凛「どうしたの? 急に大声出して」
武内P「あの、何故……具体的な話で、子供が二人と!?」
凛「えっ、三人が良かった? 一人っ子だと、寂しいだろうし」
武内P「待ってください! 人数の問題ではありません!」
凛「お母さんは、やっぱり一姫二太郎よね、って言ってる」
武内P「渋谷さんは、ご家庭でそんな話を!?」
凛「凄く不機嫌になるから、お父さんの前では最近しないけどね」
武内P「……!?」
武内P「あの、何故……具体的な話で、子供が二人と!?」
凛「えっ、三人が良かった? 一人っ子だと、寂しいだろうし」
武内P「待ってください! 人数の問題ではありません!」
凛「お母さんは、やっぱり一姫二太郎よね、って言ってる」
武内P「渋谷さんは、ご家庭でそんな話を!?」
凛「凄く不機嫌になるから、お父さんの前では最近しないけどね」
武内P「……!?」
凛「なんでお父さんが不機嫌になるのか、わからないんだよね」
武内P「それは……親ならば、当然かと」
凛「どうして? お母さんは、すっごく楽しそうにしてるよ?」
武内P「渋谷さんは、私の事をご家庭でどう言っているのですか!?」
凛「それは……言わない」
武内P「何故!?」
凛「だってそれは……さすがに、照れくさいかな///」
武内P「……!?」
武内P「それは……親ならば、当然かと」
凛「どうして? お母さんは、すっごく楽しそうにしてるよ?」
武内P「渋谷さんは、私の事をご家庭でどう言っているのですか!?」
凛「それは……言わない」
武内P「何故!?」
凛「だってそれは……さすがに、照れくさいかな///」
武内P「……!?」
凛「兎に角、私の所もお母さんが手料理をご馳走する、って」
武内P「そう……ですか」
凛「日時が決まったら、お父さんも教えて欲しいってさ」
武内P「お父様も……同席なさるのですね」
凛「なんか、大量に花を発注するから知っておきたいらしくて」
武内P「大量に、花を?」
凛「うん。菊を」
武内P「そうですか……菊を……」
武内P「そう……ですか」
凛「日時が決まったら、お父さんも教えて欲しいってさ」
武内P「お父様も……同席なさるのですね」
凛「なんか、大量に花を発注するから知っておきたいらしくて」
武内P「大量に、花を?」
凛「うん。菊を」
武内P「そうですか……菊を……」
ガチャッ
卯月「お待たせしました!」
凛「おかえり、卯月」
武内P「島村さん……」
卯月「へあっ!? どうしたんですか、プロデューサーさん!?」
卯月「まるで、お通夜みたいな顔をしてますよ!?」
武内P「……」
武内P「気分的には同じようなものだと、そう、思います」
卯月「お待たせしました!」
凛「おかえり、卯月」
武内P「島村さん……」
卯月「へあっ!? どうしたんですか、プロデューサーさん!?」
卯月「まるで、お通夜みたいな顔をしてますよ!?」
武内P「……」
武内P「気分的には同じようなものだと、そう、思います」
凛「だったら、何故かお父さんも菊を発注するみたいだから、丁度良いね」クスクス
卯月「菊を……ですか?」
凛「おかしいよね。お葬式があるわけでもないのに」
卯月「うーん、もしかしたら何か考えがあるのかも!」
凛「そうかな? プロデューサーもそう思う?」
武内P「はい! 思います!」
凛「ふーん。男同士、わかり合う部分があるって事なのかな」
卯月「なんだか、そういうのってちょっと素敵ですよね♪」
武内P「……」
卯月「菊を……ですか?」
凛「おかしいよね。お葬式があるわけでもないのに」
卯月「うーん、もしかしたら何か考えがあるのかも!」
凛「そうかな? プロデューサーもそう思う?」
武内P「はい! 思います!」
凛「ふーん。男同士、わかり合う部分があるって事なのかな」
卯月「なんだか、そういうのってちょっと素敵ですよね♪」
武内P「……」
卯月「でも、ママもパパも楽しみにしてるんですよ♪」
凛「卯月の所も、ウチと一緒だね」
武内P「その……楽しみの仕方が、少し違うと思います」
卯月「でも、ちょっと不思議な事があるんです」
武内P「不思議、ですか?」
卯月「この話をした時から、パパが毎日ゴルフの素振りをしてるんです」
武内P「……ゴルフの?」
卯月「はいっ」
武内P「……」
凛「卯月の所も、ウチと一緒だね」
武内P「その……楽しみの仕方が、少し違うと思います」
卯月「でも、ちょっと不思議な事があるんです」
武内P「不思議、ですか?」
卯月「この話をした時から、パパが毎日ゴルフの素振りをしてるんです」
武内P「……ゴルフの?」
卯月「はいっ」
武内P「……」
凛「一緒に、ゴルフでも行くつもりなのかな?」
卯月「でも、普通の振り方とは違うんです」
武内P「スイングのフォームがおかしい、と?」
卯月「こんな感じで……クラブを逆手に持って」
武内P「成る程」
卯月「島村ストラッシュ! って」
武内P「成る程、よく、わかりました」
凛「えっ、今のでわかったの?」
武内P「はい、残念ながら」
卯月「でも、普通の振り方とは違うんです」
武内P「スイングのフォームがおかしい、と?」
卯月「こんな感じで……クラブを逆手に持って」
武内P「成る程」
卯月「島村ストラッシュ! って」
武内P「成る程、よく、わかりました」
凛「えっ、今のでわかったの?」
武内P「はい、残念ながら」
武内P「島村さんは、ご家庭で私の事を何と?」
卯月「えっ? ええと、とっても頼りになって、格好良くて……」
卯月「私が駄目になっちゃいそうな時も、側で……」
卯月「って、内緒っ!/// 内緒ですっ!///」
凛「卯月、ほとんど言っちゃってるから」
卯月「うぅ、凛ちゃんいじめないでください~!」
凛「あはは、ごめんごめん」
武内P「成る程……成る程……」
卯月「えっ? ええと、とっても頼りになって、格好良くて……」
卯月「私が駄目になっちゃいそうな時も、側で……」
卯月「って、内緒っ!/// 内緒ですっ!///」
凛「卯月、ほとんど言っちゃってるから」
卯月「うぅ、凛ちゃんいじめないでください~!」
凛「あはは、ごめんごめん」
武内P「成る程……成る程……」
卯月「あっ、ママも褒めてたんですよ!」
凛「ふふっ、誤魔化そうとしちゃって」
卯月「……ゴホンっ!」
凛「はーい」
卯月「私が若かったら、放っておかなかったわー、って!」
凛「だってさ。良かったねプロデューサー」
武内P「あの……そのお話、お父様は?」
卯月「はいっ、無表情で聞いてました♪」
武内P「……そう、ですか」
凛「ふふっ、誤魔化そうとしちゃって」
卯月「……ゴホンっ!」
凛「はーい」
卯月「私が若かったら、放っておかなかったわー、って!」
凛「だってさ。良かったねプロデューサー」
武内P「あの……そのお話、お父様は?」
卯月「はいっ、無表情で聞いてました♪」
武内P「……そう、ですか」
セーイッパーイ、カガヤクー♪ カーガヤークーホシニーナーレー♪
凛「あっ電話……噂をすれば、お父さんからだ」
武内P「どうぞ……出て、上げてください」
凛「後で、プロデューサーと居たって言えば平気だから」
武内P「お願いします! どうか、出て上げてください!」
凛「? わかったけど……ふふ、何その勢い」
武内P「……」
凛「――はい、もしもし」
武内P「……」
凛「あっ電話……噂をすれば、お父さんからだ」
武内P「どうぞ……出て、上げてください」
凛「後で、プロデューサーと居たって言えば平気だから」
武内P「お願いします! どうか、出て上げてください!」
凛「? わかったけど……ふふ、何その勢い」
武内P「……」
凛「――はい、もしもし」
武内P「……」
凛「うん……うん、わかった……ふふっ」
武内P「……」
凛「あ、今のは違うから。さっき、プロデューサーが面白くて」
武内P「……」
凛「うん、家に来てくれるって。まだ、日時は決めてないけど」
武内P「えっ?」
凛「えっ? プロデューサーに一言だけ?」
武内P「……わかりました」
凛「うん……うん、今代わるね」
武内P「……もしm」
『■■■■■■■■■■■■■■■■!!』
武内P「バーサーカー!」
武内P「……切れた」
武内P「……」
凛「あ、今のは違うから。さっき、プロデューサーが面白くて」
武内P「……」
凛「うん、家に来てくれるって。まだ、日時は決めてないけど」
武内P「えっ?」
凛「えっ? プロデューサーに一言だけ?」
武内P「……わかりました」
凛「うん……うん、今代わるね」
武内P「……もしm」
『■■■■■■■■■■■■■■■■!!』
武内P「バーサーカー!」
武内P「……切れた」
ゴーインゴーインコノートマーラナーイ♪ ゴーインゴーイントマーレナーイーカラー♪
卯月「あっ、今度は私が……」
武内P「……どうぞ、出てあげてくだ……あ、いや……」
卯月「私は、ママからです」
武内P「そう、でしたか。どうぞ、出て上げてください」ホッ
卯月「それじゃあ、失礼します」
武内P「……」
卯月「――もしもし、ママ?」
武内P「……」
卯月「あっ、今度は私が……」
武内P「……どうぞ、出てあげてくだ……あ、いや……」
卯月「私は、ママからです」
武内P「そう、でしたか。どうぞ、出て上げてください」ホッ
卯月「それじゃあ、失礼します」
武内P「……」
卯月「――もしもし、ママ?」
武内P「……」
卯月「えっ? パパからのLINE?」
武内P「……!?」
卯月「えへへ、プロデューサーさんとお話してて気づかなかった」
武内P「あ、いえ、その情報は……!」
卯月「パパもそこに居るの? って、送った動画を見て欲しい?」
武内P「……動画?」
卯月「プロデューサーさんに見て欲しい……うん、わかった」
卯月「この後も、プロデューサーさんと一緒に頑張りますっ♪」
武内P「……動画、ですか」
卯月「ちょっと待ってください……っと、これですね」
『知らなかったのか? パパからは逃げられない』
武内P「天地魔闘の構えじゃないですか!」
武内P「……完全に、待ち構えられている……!」
武内P「……!?」
卯月「えへへ、プロデューサーさんとお話してて気づかなかった」
武内P「あ、いえ、その情報は……!」
卯月「パパもそこに居るの? って、送った動画を見て欲しい?」
武内P「……動画?」
卯月「プロデューサーさんに見て欲しい……うん、わかった」
卯月「この後も、プロデューサーさんと一緒に頑張りますっ♪」
武内P「……動画、ですか」
卯月「ちょっと待ってください……っと、これですね」
『知らなかったのか? パパからは逃げられない』
武内P「天地魔闘の構えじゃないですか!」
武内P「……完全に、待ち構えられている……!」
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