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    元スレ京太郎「俺が三年生?」誓子「えっちなこと……しても、いいよ?」

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    651 = 1 :




    「須賀くんってさぁ、好みのタイプとかあんの?」

    「あ、それ気になる」

    京太郎「好みかー、どうだろうなぁ」


    一太「会議の結果、京太郎のほうに行きましたね」

    ハギヨシ「ふむ……これは、彼女らはサポートに回ったようですね」

    一太「サポート……まさか福路さんの?」

    ハギヨシ「おそらくは」


    「え、マジで? あの映画見たんだ。漫画は面白いって聞いてたけど」

    「はい、もともと原作が好きだったんですけど。映画も映画でよかったです」

    「うわー、俺も見とけばよかった」


    京太郎「……」


    京太郎(そこで漫画貸してくれって言えば、次につながると思うんだけどな)

    652 = 1 :



    「ちょっとー、聞いてる?」

    京太郎「え、ああ……家庭的な子かな」

    「家庭的ね……あ、見た目とかは? ほら、髪長いとかスタイルがどうとか」

    美穂子「あ、あの……無理に聞かなくても」

    京太郎「月並みだけど、胸が大きいとか?」

    「うっわー、男子ってやっぱ単純ー」

    「でも、それだったらぴったりの子がいるんじゃない?」

    「そうそう。な、福路?」

    美穂子「そ、それは……」アセアセ

    「というわけで福路なんてどう?」

    京太郎「みほっちゃんね……そうだな、今夜俺の部屋来る?」

    「須賀くんだいたーん!」

    「どうする? 誘われちゃったよ?」

    美穂子「もうっ、からかわないでください」

    653 = 1 :



    「カルーアミルクお待たせしましたー」コト


    「こんなの頼んだっけ?」

    美穂子「ありがとうございます、ちょうどのどが渇いてて……」クピッ

    京太郎「みほっちゃんストップ、それは――」


    美穂子「あら? なんだか揺れて――」フラッ


    京太郎「――おっと」

    「福路ー? おーい」ツンツン

    美穂子「……」スゥスゥ

    「ダメだね、寝ちゃってる」

    一太「これってアルコール?」

    ハギヨシ「他のテーブルと間違えて持ってきたようですね」

    「どうしようか? ここでお開きってわけにもいかないし」

    「それはあいつらに悪いというかさぁ」

    654 = 1 :



    「じゃ、じゃあさ、今度面白そうな映画あったら教えてくれない?」

    「わかりました。おすすめ何個かピックアップしときますね」


    「なるほど、先輩たちを差し置いていい雰囲気だ」

    一太「こっちの作戦は成功ってところかな」

    「作戦?」

    ハギヨシ「ええ、彼が彼女と話がしやすい場を設けさせていただきました」

    「なんだ、うちらは似たようなことしてたわけ」

    一太「というと、やっぱり福路さんを?」

    「そういうことだね」

    「でもどうすっかなぁ。肝心の福路がダウンしちゃってるからさ」

    「あ、それならいいこと思いついたんだけど」

    「なになに?」


    京太郎「みほっちゃーん、おーい」ツンツン


    京太郎(……起きそうにないな)

    京太郎(しかし、一口でこれか……)

    655 = 1 :



    「須賀くんさ、ちょっといい?」

    京太郎「ん?」

    「よければさ、福路を送って行ってもらいたいんだけど」

    京太郎「たしかに帰したほうがよさそうかもな」

    「一人でタクシー乗せるのは不安だし、男手があったほうがいいじゃん?」

    「須賀くんなら仲良さそうだし、いいんじゃないかなって」

    京太郎「そうだな……」チラッ

    一太「行ってきなよ」

    ハギヨシ「高久田君なら大丈夫ですよ」

    京太郎「わかった、じゃあ悪いけど俺らは帰るよ」

    「いえいえ、ごゆっくり~」


    ((作戦成功!))


    「それでさ、俺が前の学際でやってた演劇がすごかったらしくてさ」

    京太郎「高久田」

    「はい?」

    京太郎「お先に失礼するわ」

    「え、え、お持ち帰りっすか!?」

    京太郎「んなわけあるかっ」


    656 = 1 :




    ――ピンポーン


    京太郎「……誰もいないのか?」

    京太郎「まいったな……みほっちゃん?」


    美穂子「……」スゥスゥ


    京太郎「……ごめん」ゴソゴソ

    京太郎「あった、どれが家の鍵かなーっと」ガチャ

    京太郎「それじゃ、お邪魔しますよ……」


    657 = 1 :




    美穂子「ん、んん……あら?」

    美穂子「ここ、家? みんなで食事してたはずなのに……」


    京太郎「お、目ぇ覚ましたか」


    京太郎「具合は?」

    美穂子「少しだるいだけで特には……ど、どうして京太郎さんが?」

    京太郎「どうしてだと思う?」

    美穂子「夢、なのかしら?」

    京太郎「キスでもして確かめてみる?」

    美穂子「はい……」スッ

    京太郎「じょ、冗談だから……俺が家まで運んだんだよ」

    美穂子「えっと、私、眠ってました?」

    京太郎「間違ってアルコール飲んじゃってな。住所は友達から聞いた」

    美穂子「あの、鍵は?」

    京太郎「悪い、勝手に探させてもらった」

    美穂子「あ、ここまで運んでもらいましたし」

    京太郎「にしても、両親はいないのか」

    美穂子「はい、今日は泊りがけで出かけてて」

    京太郎「そうか、じゃあ二人っきりなんだな」

    美穂子「そう、ですね」モジモジ

    658 = 1 :



    京太郎(やばいな、このシチュエーション、結構くる)


    美穂子「もう、日が変わっちゃったんですね……」

    京太郎「ああ、もう終電逃したし、またタクシーでも拾って……あ」

    美穂子「そうかしたんですか?」

    京太郎「そういやさっきのタクシー代でお金ないや」

    美穂子「ごめんなさい、私のために」

    京太郎「はは、おぶった時の感触でチャラになってるからいいって」

    美穂子「おぶった時……あっ」カァァ

    京太郎「んじゃ、ぶらぶら歩きながら帰るとするか」

    美穂子「……あのっ」

    京太郎「ん? ああ、肩代わりした食事代なら別に――」


    美穂子「良かったら、泊まっていきませんか?」


    659 = 1 :




    美穂子「ちょっと待っててくださいね」

    京太郎「ああ」


    京太郎(なんでか、みほっちゃんの家に泊まることになった)

    京太郎(もちろん最初はやんわり断ってたけど、みほっちゃんは折れないし、寒空の下を歩きで帰るのはやっぱりつらい)

    京太郎(しかし、この状況……)


    『今度また両親がいない日に誘ってくれ』


    京太郎(前に言ったことが図らずも実現してんな……)

    660 = 1 :



    美穂子「はい、どうぞ」

    京太郎「ケーキ?」

    美穂子「今日のために作っておいたんです」

    京太郎「なんかあったっけ?」

    美穂子「もう日が変わりましたから……お誕生日、おめでとうございます」

    京太郎「あ、ああ……そうか、俺の誕生日だったか」

    美穂子「あと、こっちもよかったら受け取ってください」

    京太郎「あのさ、もしかして今日遅れたのって」

    美穂子「プレゼント、選ぶのに時間がかかってしまって」

    京太郎「そっか……ありがとな」


    美穂子「……今日で、三回目で二年」ボソッ

    661 = 1 :



    京太郎「三回目? 二年?」

    美穂子「あ、聞こえちゃいましたか?」

    京太郎「悪い、聞かれたくなかったなら聞き流しとくよ」

    美穂子「……意味、気になります?」

    京太郎「まぁな。でも三回目ってのは俺の誕生日のことじゃないか?」

    美穂子「はい、これでプレゼントを渡すのも三回目です」

    京太郎「はは、最初の時は結構無理言って買ってもらった覚えがあるな」

    美穂子「あの時も、今だってあなたはふざけてばかりで……」


    美穂子(でも、私はあの日……)


    京太郎「でさ、二年ってのは?」

    美穂子「……好きになってから」

    京太郎「え?」

    美穂子「あなたを、好きだって気づいてから、二年経ったんです」

    京太郎「……はい?」

    662 = 1 :



    美穂子「好きです……久に負けないくらい、あなたが好きです」


    京太郎「えっと、みほっちゃん?」

    美穂子「ダメですよ? とぼけようとしても」


    美穂子「だって、気づいてますから。あなたが私の気持ちに気づいていることを」

    美穂子「こう見えて、人の観察は得意なんです」

    美穂子「それでも、あなたはずっと知らないふりをしていて……」

    美穂子「本当、ひどい人」クスッ


    京太郎「……」

    美穂子「私の気持ちは迷惑ですか?」

    京太郎「そんなわけ、ない」

    美穂子「よかった……」ホッ

    京太郎「でも、俺は……」

    美穂子「今は、何も言わないでください――んっ」

    663 = 1 :



    美穂子「私は、久のようにあなたの背中を押してあげることはできないかもしれないけれど」

    美穂子「あなたが振り向いてくれることはないのかもしれないけれど」

    美穂子「それでも、好きでいさせてください」


    京太郎「……正直さ、俺はなんで好かれてるのかがわからない」

    京太郎「答えだって、今すぐ出せるわけじゃない」

    京太郎「でも、そこまで言われて嬉しくないわけないだろ」

    京太郎「ありがとう、みほっちゃん」


    美穂子「あの、もっと近くに寄ってもいいですか?」

    京太郎「ああ」

    美穂子「京太郎さん……」ギュッ

    京太郎「あ、あれ……なんだか予想外に近いというか」

    美穂子「いや、ですか?」

    京太郎「いやじゃないけど……」


    京太郎(いい匂いと柔らかい感触でやばい……!)

    664 = 1 :

    ボーナス判定

    コンマ80以上で……


    直下

    665 :

    666 = 631 :

    しゅごい……

    667 = 1 :



    ――ムクッ


    京太郎「やべっ」

    美穂子「あら?」

    京太郎「ああいや、これは自然の摂理というか」

    美穂子「……じっとしていてください」カチャカチャ

    京太郎「ちょっ、それはさすがに」

    美穂子「いいんです。他でもない私が、あなたにしてあげたいんです」


    美穂子「だから――少しの間、私の好きにさせてください」


    668 = 1 :




    京太郎「た、ただいまー」ソロソロ


    「あら、おかえり」


    京太郎「――っ」

    「朝帰りだなんて……もしかしちゃったり?」ニヤニヤ

    京太郎「な、なにいってんだかな!」


    「お、京太郎、朝帰りか」


    京太郎「親父っ!?」

    「そうか、合コンは成功か……」ウンウン

    京太郎「いやいやいや、そもそもなんでこんな早い時間にっ」

    「早起きの秘訣はな……寝ないことだ」

    京太郎「……なにがあったわけ?」

    「例の件で一晩中こってり絞られてな……」

    京太郎「はぁ……ご愁傷様」


    「京太郎、ご飯はまだなんでしょ?」


    京太郎「ん、ああ。始発乗ってきたから」

    「じゃあ用意するわね。今日は赤飯なんだから♪」

    京太郎「いや、だからさ……」



    669 = 1 :

    というわけで終了

    いつもより野郎成分多めですいませんね
    まぁ、世の中には表紙でかわいい女の子出しといて、中身は全裸の男がはびこる漫画もあるから……

    じゃ、安価は明日(というか今日)にして寝ます

    670 = 665 :

    乙です
    待ってたけど安価は流石になかったか

    674 :


    みほっちゃんたらなかなか大胆

    675 :

    A

    676 = 675 :

    すみません誤爆しました

    677 :

    安価はまだかな?

    678 = 677 :

    来無いのか?

    679 :

    いやぁ、昨日は急な残業のせいでグッスリですよ

    というわけで今から安価取りたいんですけど、人いますかね?

    681 :

    はい

    682 :

    いるよ

    684 :

    はい

    685 :

    はい

    686 :

    あい

    688 :

    待ってた

    689 = 1 :

    それじゃ、一応何らかの表です
    一番上のグループはほぼエンディングが確定
    あとは数字が高い順にエンディングに近いです
    同じ数字でも上の方がエンディングに近いです
    基本的に数値が低い人のほうが上がり幅がでかいです


    久照:達成
    久美穂子:達成
    宮永姉妹:未
    松実姉妹:未
    はとこ二人:未 もうちょい
    小蒔霞:未 もうちょい
    哩姫:未 もうちょい
    怜竜:未


    ED確定
    大星淡
    天江衣
    桧森誓子
    姉帯豊音
    三尋木咏
    神代小蒔
    ネリー・ヴィルサラーゼ
    宮永照
    エイスリン・ウィッシュアート
    白水哩
    竹井久
    福路美穂子


    松実玄5
    薄墨初美5
    真屋由暉子2


    宮永咲5
    清水谷竜華3
    滝見春3
    原村和
    杉乃歩


    小瀬川白望5
    瑞原はやり
    石戸霞
    鶴田姫子


    園城寺怜5
    片岡優希4
    龍門渕透華4
    小鍛冶健夜
    染谷まこ
    小走やえ
    獅子原爽
    妹尾佳織
    国広一
    石戸明星

    690 = 1 :


    本内成香5
    臼澤塞5
    上重漫5
    岩館揺杏5
    雀明華5
    狩宿巴5
    花田煌5
    ハギヨシ5
    東横桃子4
    弘世菫3
    辻垣内智葉3
    高鴨穏乃3
    蒲原智美3
    鷺森灼2
    新子憧2
    津山睦月2
    針生えり2
    郝慧宇2
    加治木ゆみ2
    内木一太2
    高久田誠2
    部長
    メイド
    松実宥
    井上純
    荒川憩
    愛宕絹恵
    熊倉トシ
    佐々野いちご
    原村恵
    夢乃マホ
    南浦聡
    久保貴子
    メガン・ダヴァン
    野依理沙
    赤坂郁乃
    福世恒子
    アレクサンドラ・ヴィントハイム
    戒能良子
    鹿倉胡桃
    十曽湧
    宮永界


    愛宕洋榎2
    江口セーラ
    藤田靖子
    池田華菜
    末原恭子
    沢村智紀
    吉留未春
    文堂星夏
    深堀純代
    南浦数絵
    二条泉
    赤土晴絵
    真瀬由子
    村吉みさき
    渋谷尭深
    亦野誠子

    691 = 1 :

    それではお好きなキャラを一人どうぞ

    55分まで

    692 = 681 :

    初美

    693 = 680 :

    694 = 688 :

    ユキ

    695 = 686 :

    はやり

    696 = 684 :

    由暉子

    697 = 683 :

    ユキ

    698 = 682 :

    初美

    699 :

    700 :


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