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    元スレ平塚静「また合コン失敗したわけだが」八幡「は、はあ…」

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    101 :

    甘えてくる年上って良いよな。

    まぁ、めぐりんのことだけど。

    102 = 1 :

    「すう…すう…」

    八幡(寝たか、ストレスたまってたんだろうな)
    「すう…すう…」

    八幡(この人は俺がいないとダメなのかも知れない、そして俺もこの人がいないとダメなのかもな)

    103 = 1 :



    八幡「ん…」

    「おはよう比企谷」

    八幡「おはようございます」

    「昨日は取り乱してすまなかった」

    八幡「可愛かったですよ」

    「からかうんじゃない」ペシッ

    八幡「ITEッ」

    「だが…また甘えてもいいか?」モジモジ

    八幡「もちろんいいですよ」

    「ありがとう!」パアッ

    104 = 1 :

    猫に甘えられたから今日は終わり

    105 :

    ずるい!猫くれ!

    107 = 84 :

    まぁヒュージャックマンも10歳以上年上の奥さんと結婚してるし・・・

    108 :

    彼女じゃなくて妻にするならうってつけだと思うんだけどな

    109 :

    なんだこの八幡……こんなん相手じゃ惚れる以外に静ちゃんの道はないで……

    110 :

    >八幡「ITEッ」

    要所要所にバキ混ぜるのやめろwww

    111 :

    ムッキムキの八幡想像して草

    112 :

    ここまできて静ちゃん婚活成功したらどうするのかね

    113 :

    奉仕部

    雪乃「そういえば比企谷君」

    八幡「?」

    結衣(ゆきのんが珍しく話し掛けた!)

    雪乃「あなた最近料理本を読んでいるみたいね」
    八幡「まあな」

    結衣「オレンジページとか色々読んでたね」

    八幡「専業主夫志望だからな」

    雪乃「はあ…まあいいわ、食べてもらえる相手がいないあなたの料理が上達するのかしら?」


    結衣「ゆきのんヒッキーのご飯食べたいの?」

    雪乃「!」ビクッ

    八幡「アホか、コイツみたいな奴がそんな物好きなわけ雪乃「正直気になるわ」八幡「あるのかよ」


    結衣「あ、あたしと料理で勝負する?」

    八幡「殺人対決か?」

    結衣「誰も死なないよ!?」

    雪乃「瀕死くらいで済むものね」

    八幡「半殺しとかこええな」

    雪乃「半分で済むかしら?」

    結衣「ゆきのんまで!?」

    八幡「対決はしないが味見してくれるならありがたい、目の死んだもこみちって呼ばせてやるよ」
    雪乃「俳優は目力が命なのだけれど…」

    結衣「そもそもヒッキー、もこみちに全然似てないし」


    八幡「うるせえよ」

    114 = 1 :

    八幡「出来たぞ、コロッケだ。お袋さんの味だぞ」


    結衣「お、美味しそう…」

    雪乃「文句を言えない出来ね、今すぐ私に謝りなさい」


    八幡「何でだよ」

    雪乃「いただくわ」サク

    結衣「…」サク


    八幡「うまいか?」


    雪乃「…凄まじく癪にさわるのだけれど美味しいわ」

    八幡「今回に限っては癪にさわるのはお前の被害妄想だけどな」

    結衣「お、おかわり!」

    八幡「おう、まだあるから心配すんな」

    115 = 1 :

    雪乃「私も作ったわ、ナシゴレンよ」


    八幡「おお、やっぱ雪ノ下の料理はすげぇうまい」

    結衣「美味しい!」


    「いい匂いがするな」

    八幡「先生」

    雪乃「私がナシゴレン、比企谷君がコロッケを作りました」


    「ほう、このコロッケはお袋さんの味だな」

    八幡「雪ノ下のナシゴレンは森進一の味ですけどね」

    「うまいな」

    結衣「美味しいよ二人とも!」

    雪乃「食後は美味しい紅茶を淹れるわね」

    116 = 1 :

    雪乃「お待たせしたわ、紅茶です」

    「…亀山君」

    八幡「何ですか右京さん」

    結衣(なんか始まった…)

    「罪とは一体何なんでしょうか?」

    八幡「自分には分かりません」

    雪乃(水を差さない方が良さそうね)

    「では質問を変えよう…烈君、強さとは…強さとはいったいなんだろう」

    結衣(烈君?)

    雪乃(烈?)

    八幡「自己の意を貫き通す力、我が儘を押し通す力、私にとっての強さとはそういうものです」

    雪乃「長くなりそうだからストップ」

    結衣「ちょっと続き気になるけどね」

    117 = 1 :

    今日は俺もストップ

    118 :

    じゃあリスタートで

    119 = 110 :

    他のすべてをストップして書きためするとはやるじゃないか

    121 = 1 :

    「ここからなのに」


    八幡「そうですよね」

    雪乃「…」

    結衣「二人仲良すぎない?」

    八幡「ん?そうか?」

    「そこまで気になるか?」


    八幡静「(´・ω・)(・ω・`)ネー」

    結衣「うーん…?」

    雪乃「まあいいわ、片付けましょう」

    122 :

    ストップしてないじゃないですかーやったー!

    123 = 1 :

    静ちゃんち

    「しかし、まさか職場で夕飯にありつくなんてな」


    八幡「俺が料理の勉強してるのが雪ノ下的に気になったみたいです」


    「そりゃ気になるだろう」

    八幡「腕前はあいつの方が遥か先にいますからいい勉強になりましたよ」

    「君の温かみのある優しい味も負けてはいないさ」

    八幡「どうなんすかね」
    「少なくとも私は君の料理が好きだよ」

    八幡「どうも」

    「ふふふ」

    124 = 1 :

    八幡「おーい小町ー、コロッケ揚がったぞ」

    小町「待ってました!」
    八幡「ナシゴレンは雪ノ下のお手製だからな」

    小町「お兄ちゃん覚醒したね」

    八幡「食べてもらえる相手がいるとこんなに違うもんなんだな」

    小町「愛だね」

    八幡「愛かどうかは知らんが間違いなく葉山相手なら上手に作るつもりはないな、いっそ由比ヶ浜の危険物製造スキルを利用するまである」

    小町「怖っ!」

    八幡「にしても作りすぎた、明日はあっさりした奴にしよう」

    小町「そうした方がいいね」

    125 = 1 :

    コマンドー借りたから今日は終わり

    126 :

    今日は休め

    128 :

    いくらなんでも文さんと静ちゃんいっしょにするのはかわいそうだろw
    女子力は文さんのがあるけど

    129 :

    翌日 学校


    「比企谷」

    八幡「先生」

    「今日は夕飯はいい」
    八幡「そりゃ構いませんけど何でまた急に」

    「たまには出掛けて食事をしたくなってな」

    八幡「そうですか、なら楽しんで下さい」

    「何を言っているんだ君は」

    八幡「?」

    「君と出掛けたいんだよ」


    八幡「え?」

    「君と、で、デートをしたいと言っているんだ」

    八幡「…」

    「ダメか…?」

    八幡「/////」

    「部活が終わり次第私の家で待っていてくれ」ドキドキ

    八幡「は、はい」ドキドキ

    「楽しみだな」

    八幡「はい」

    130 :

    さっき終わったどっかのssと違ってこういう話いいわー
    静ちゃん可愛い

    131 = 1 :

    静ちゃんち

    八幡(デート…意識してたのは俺だけじゃなかったのか)


    八幡(先生が可愛いと思い始めたのはいつからだろうか?)


    八幡(いや、そんなきっかけやタイミングはどうでもいい、大事なのは今の俺のこの気持ちだ)


    八幡(先生が可愛くて愛しくて、守られているのか守っているのか分からないこの関係の今も大切だ。)


    八幡(今を過ごしながら幸せを感じる中で気付いた事もある)


    八幡(所詮幸せなんて自己満足に過ぎないという事だ)


    八幡(しかし、他人と関わるという俺の最も苦手とする事柄で、短い人生ではあるがその中でも最大最高の幸せ、自己満足を与えられた)


    八幡(己が己の力で己の為だけに勝ち取った自己満足である幸せなど比べ物にならない幸せを他人である先生に与えられた)


    八幡(優しかった、暖かかった、時々情けなくてもむしろ弱みを晒してくれた事に更に幸せを与えられた)


    八幡(俺は先生にそんな大層な幸せを僅かでも返せたのだろうか?)

    132 = 1 :

    ガチャ

    「待たせたな比企谷、デートを始めよう」

    八幡「はい」

    「君に甘えた分のほんの少しでも返させてくれてありがとう」

    八幡「…俺だって先生に数え切れない位もらってますよ」

    133 :

    数時間後


    「あの焼き肉屋、うまかっただろう?」


    八幡「会計みて固まりましたよ」


    「恩を返すのに値段を張り込めばいいというわけではないんだろうが、私なりの誠意のつもりだよ、いささか世間擦れしている物言いかもしれんがね」


    八幡「そんな事ありません、確かに値段を見て固まりましたけど先生の気持ちはすごく伝わりました。それが嬉しいです」


    「大人というのは厄介なものでな」


    八幡「…」


    「君は若いからこれから身を持って知るだろうが、目に見えない力に振り回される事が当たり前になってくる」


    八幡「何となくですけどその一角は感じています」


    「頼もしいな、なら話は早い、渡る世間は鬼ばかりというが君や私を振り回す鬼には実体がない、よって殴って倒して解決とはいかない」


    八幡「…」

    134 = 1 :

    眠いから今日は終わり

    135 :

    静わいい

    136 :

    平塚わいい

    138 = 1 :

    「私は弱い人間だ、孤独に耐えきれず年甲斐もなく君に泣きついた弱い人間だ」


    八幡「強さとはなんだろう?」


    「ははは、我が儘を通す力だったな」


    八幡「先生が結婚をしたいという我が儘を通せていなかった事なんかずっと前から知っています」

    「…」


    八幡「ですが弱い事と価値の無いことは全くの別物です」


    「!」

    八幡「少なくとも俺は、そんなか弱い先生だからこそ惹かれたんだと思います」

    「…」

    八幡「俺だって弱いんです、先生よりも遥かに弱い自信があります」


    「そこに自信を持つなよ…」

    139 = 1 :

    八幡「自分の弱さを認められない人間は強がっているだけだと思います」

    「たしかにその通りだ」

    八幡「…俺は先生を一人の女性として愛しています」

    「…」

    八幡「先生といるだけで暖かくて幸せな気持ちになります、生きるためだけには働きたくないですが先生の為になら働く事だって苦になりません。成人して俺が就職したら結婚して下さい」


    「君は男の方に見る目がないと言っていたな」

    八幡「紛れもない事実です」

    「事実だとしても少し言葉が足りないな」ポロポロ

    八幡「何が足りませんか」

    「き、君がこんなにカッコいいプロポーズをしてくれるとは思わなかったからな…私にも見る目がなかったんだ…やっと気が付いた…」


    八幡「返事は俺が就職を決めてからにしてください、待てますか?」

    「待つさ、私だって君を愛しているんだから」

    八幡「あ、返事もらった」

    「就職してからまた同じ事を言いたまえ」コッ

    八幡「ITEッ」

    140 = 1 :

    風邪気味だから今日は終わり

    141 :


    いつもITEッってセリフ見ると頭に隕石ぶつかって死ぬ八幡を連想してニヤってなるな

    143 :

    「しかし、生徒と婚約は世間的にマズいんだよな」

    八幡「山元ぉ~」

    「やめろ、私が女子高生ハンターみたいになるだろう」


    八幡「厳しい体罰をともなう極悪の平塚誕生ですね」

    「…」ブチッ

    八幡「落ち着いてください文さん」

    「誰が極悪の入江文学だ~!」ミシミシ

    八幡「救命阿!」

    144 = 1 :

    八幡「死ぬかと思った」

    「殺るかと思ったよ」

    八幡「…」ガタブルガタブル

    「冗談だ」

    八幡「ほっ…」

    「帰ったら君に思いっきり甘えるからな、覚悟しろよ」

    八幡「はいはい」

    145 = 1 :

    「比企谷~」ゴロン

    八幡「よしよし」

    「これはいいものだ」

    八幡「可愛い可愛い」

    「比企谷大好き」

    146 = 1 :

    学校

    八幡(名字の呼び合いは、学校などで間違って名前で呼ばないようにするために先生と打ち合わせた)


    八幡(先生可愛いよ先生)

    戸塚「八幡」

    八幡「どうした戸塚?」(男なら愛でても浮気じゃないから問題ないよね)

    トツハチブッシャァァ!
    フナッシーハナヂダサネエシ
    モハヤバラッシーダナ

    147 = 1 :

    戸塚「ち、ちょっと来てくれるかな?」

    八幡「いいぞ」

    148 = 1 :

    八幡「で、どうした屋上に呼んで」

    戸塚「僕、見ちゃったんだよね」

    八幡「見た?宇宙の真理をか?」

    戸塚「誰もそんな壮大な話してないよ!」

    八幡「戸塚を巡ってスターウォーズが始まったんじゃないのか?」

    戸塚「始まらないよ!始められても嫌だよ!」

    八幡「だったら何を

    戸塚「平塚先生とデートしてる所」

    149 = 1 :

    八幡「…」

    戸塚「しかもかなり親しそうだったね」

    八幡「…」

    戸塚「正直驚いたよ、八幡が先生と仲良くしてるなんて」

    八幡「…何が言いたい?」

    戸塚「言いたいじゃなくて、聞きたいんだよ」

    八幡「?」

    戸塚「と、年上の女の人ってやっぱり優しいの?」

    八幡「???」

    戸塚「大人の女の人って怖くないの?」


    八幡「え、あ、いや、優しいし怖くはないけど、というか怖い怖くないは年関係ないぞ」

    戸塚「そうなんだー!」

    150 = 1 :

    八幡「え?聞きたいことってこれ?」

    戸塚「うん、八幡の場合は先生と生徒なわけだから聞く場所を選んだけどね」

    八幡「口止め料とかせびらないのか?」

    戸塚「なんで?」

    八幡「脅すには恰好のネタだし…」

    戸塚「八幡を脅すわけないでしょ?」

    八幡「すまんラブリーマイエンジェルよッッ!」

    戸塚「ら、ラブリーマイエンジェル?」


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