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元スレ平塚静「また合コン失敗したわけだが」八幡「は、はあ…」

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601 :

A「最後は私が勝者となる」

602 :

静ちゃんち

八幡「…」

「…」

八幡「遅いですね」

「遅いな」

八幡「いや、本来からして不法侵入ではあったんですけど」


「茶碗を用意してもらえる不法侵入者はあいつぐらいだがな」


八幡「三人分作っちゃいましたよご飯」

「電話してやるか」プルルル

八幡(胸騒ぎがする…)
(嫌な予感がする)プルルル

603 = 1 :

「ちっ、こちらがぬらりひょんの分まで用意してやってるのに」


八幡「なんか胸騒ぎがするんですけど」

「私もだ」


八幡「…」

「…探すか」

604 :

この二人ならイザとなれば、相手に迷惑掛けないように退校か退職しちゃいそう
それでも絶対別れないだろーけど

605 = 1 :

雪乃のマンション

陽乃「…」

雪乃「もう意識が戻ったの?私の姉ながら化け物ね、椅子に縛り付けておいて正解だったわ」


陽乃「比企谷君にそんな強力なの使ったら死んじゃうよ?」


雪乃「だから試したかったのよ」


陽乃「あたし下手したら殺られてた?」


雪乃「不法侵入者相手なら正当防衛よ、殺意は立証が難しいわ」


陽乃「雪乃ちゃんもとんだワルになっちゃって」

雪乃「食事にしましょう」

陽乃「食事?」

雪乃「先日彼にレシピを教えたらまた食べたくなったのよ」


陽乃「唐揚げ…」

雪乃「食べさせてあげるわ、姉さん」

陽乃(強烈な電撃受けたご褒美来た)ジュルリ

606 = 1 :

陽乃「雪乃ちゃんさ」

雪乃「何かしら?」

陽乃「お姉ちゃん監禁して大丈夫なのかな?」

雪乃「策はあるわ」

陽乃「どんな?」

雪乃「母にはしばらく姉さんと暮らす事を伝えてあるし、姉さんの大学にも休むことを伝えてあるわ」


陽乃「その間に比企谷君をモノにしちゃうって事かな?」


雪乃「その通りよ」


陽乃「あたしを封じ込めた意味は?」

雪乃「敵に回すと厄介、味方に引き込むには手間が掛かりすぎる、それならいっそゼロにした方がいいわ」


陽乃「雪乃ちゃんに可愛いポーズで『お姉たん助けてお願い』とか言われたらすぐ味方するよ?」

雪乃「私がそんな事ができないことを承知で言っているんでしょう?縛り付けて正解だったわ」


陽乃(やったら本当に味方するのになー)

607 = 1 :

ピンポーン

陽乃「雪乃ちゃんアマゾンで買い物でもした?」
雪乃「そういえば代引きで注文した物があったわね」


陽乃「あったんだ…」

雪乃「印鑑とお財布…今行きます」テテテテ

陽乃「雪乃ちゃんアホなの?…助けてー!」

ドタバタ!


「本当にいたぞ比企谷!」

八幡「マジかよ…」

雪乃「比企谷君!違うのこれは…」

陽乃「この子スタンガン持ってるから気をつけて!」

「しゅっ!」ドズッ

雪乃「」ドサッ


陽乃「え?静ちゃん今何したの?」


八幡「こ、金剛デース…」


「燃えるぜ」ニッ

608 = 1 :

陽乃「ふう、妹とSMごっこするとは思わなかったよ」


「私も雪ノ下に金剛を撃つことになるとは思わなかった」


八幡「雪ノ下が起きませんけど」


雪乃「」


「…」タラー…


陽乃「静ちゃん…?」


八幡「殺し屋静ちゃん…」ボソ

「!」ビクッ

陽乃「ちょっと、雪乃ちゃん!起きて!」ユサユサ

609 = 1 :

雪乃「かはっ!?」ゲホゲホ

陽乃「良かった起きた…」


「やりすぎた…すまん」

八幡「スタンガン持ってるって聞いた瞬間に金剛ブチ込みましたよね」


「殺らなきゃ殺られるって思って…」

陽乃「武器持ってたから仕方ないけどさ」


雪乃「けほっ!けほっ!」

八幡「落ち着くまで待つか」

610 = 1 :

雪乃「比企谷君も先生もどうして…」

八幡「あー…」チラッ

「…」

陽乃「…」

雪乃「…まさか比企谷君、先生と…?」

八幡静「…」コクリ

雪乃「…」

611 = 1 :

今日は終わり

燃えたぜ

613 = 604 :

おつ

614 :

シリアスになりかけたのにポンコツゆきのんだからあっという間に…

615 :

燃えたろ?

616 :

ゆきのんのマンションは許可なしに部屋まで行けなくないか?

617 :

入り口にオートロックがあるマンションは
他の住人の後について入れば簡単に侵入できる

618 :

乙でございます

619 :

唐突な金剛に草
八幡の金剛デースにも草

620 :

由比ヶ浜「金剛デ~ス!」

621 :

陽乃「あたしは結構前から知ってたけどね」

「煽るな」

雪乃「…今にして思えば、たしかに合点がいく部分があるわね」

八幡「こうなっちまったらお前が学校にチクっても止められないな」


雪乃「ズルい男ね」


「こいつは年の割にしたたかな奴でな」


陽乃「あたしも似たような事言われたからね」


八幡「お前の姉貴はなんやかんやで俺達を潰さずにいてくれた」

雪乃「私もあなたと先生の関係を見過ごせとでも言うの?」

八幡「あくまでも俺と先生の希望だがな」

「社会的にアウトな関係だから処罰は甘んじて受けよう」

雪乃「もし、先生がいなくなっても比企谷君は何も変わらずにいられるの?」

八幡「聞くだけ野暮ってもんだろそれは」

雪乃「なら私の口からは言えないに決まっているじゃない」

「また首の皮一枚繋がったな」


陽乃「あ、でもあたし何回か八幡襲おうとしてるから」シレッ

622 = 1 :

八幡「ちょ…」

雪乃「なんですって?」
陽乃「ほんの数日前、この二人思いっ切りハッスルしててさー」ニヤニヤ

「なっ!?」

陽乃「あたしも混ざろうとしたのに止められちゃったんだよね」

雪乃「…そう」ピキピキ

623 = 1 :

寝る
短くてごめん

624 :

ピキピキ

625 :

おやすみ

627 :

乙でございます

628 :


おはよう
朝だぞ
続きはまだかな

629 :

「帰るぞ比企谷」

八幡「はい」

雪乃「待ちなさい」

陽乃(待つわけないのに)

「お邪魔しました」

八幡「しました」

雪乃「いつか先生から比企谷君を奪って見せるわ」

陽乃「おっと雪乃ちゃんの寝室のドアまで手が滑った」ガチャ


八幡「うおっ!なんじゃこりゃ!?」

「うわ…ストーカーだったのか雪ノ下」


雪乃「違うのこれは…」

陽乃「お、この横顔の写真もーらい」

「これもなかなかいいな、没収しよう」


八幡「何で写真持って帰る気なの?」

雪乃「それはダメよ、お気に入りなの」

陽乃「えー、焼き増しすればいいじゃん」

「おい雪ノ下、この写真もっと拡大できないか?」

雪乃「できます」

陽乃「あ、じゃあこれもお願い」

八幡(いつから俺の写真が人気になったんだよ…)

630 = 1 :

静ちゃんち

八幡「あーあ、晩飯冷めちゃいましたね」

「冷めてもうまいさ」モニュモニュ

八幡「そう言ってもらえるとありがたいですけど」

「久しぶりに二人で食べてるな」


八幡「たしかに」

「ふふふ」

631 = 1 :

八幡「さて先生」

「どうした?」

八幡「先生とゆっくりしたいです」

「私もだ」

632 = 1 :

八幡「先生、抱きついてもいいですか?」

「おいで」

八幡「…」キュッ

「可愛いぞ比企谷」

八幡「…」ブルブル

「震えてどうした?」

八幡「ワケも分からず追いかけ回されてた中、唯一親切だった雪ノ下がまさかあんなに俺を隠し撮りしてたのが怖くなって」


「…」

八幡「俺は誰に何と言われようが先生といたいのに、先生から引き離そうとばかりされるから、怖いんです」


「まあなんだ、私もこれで女だからあいつらの気持ちも分からなくはない」


八幡「…」


「とはいえ他の小娘に君が奪われる事なんか考えたくもない」


八幡「先生…」

「私が君を守る、これでは不満か?」

八幡「カッコいいです先生」

「うるさい」コツ

八幡「ITEッ」

633 = 1 :

今日は終わり

634 = 627 :

乙でございます

639 :

翌日 


八幡(先生を抱いてるのか先生に抱かれてるのか分からんようになってきた…)


雪乃「あら比企谷君、偶然ね」


八幡「…」


雪乃「教師と禁断の関係は燃えるわね」


八幡「お前」


雪乃「鎌を掛けたら当たったみたいね」


八幡「『偶然』出くわそうが先生とはラブラブでな」


雪乃「強情ね」クスクス

八幡「一途なんだよ俺は」

雪乃「さらに偶然ね、私も一途なのよ、これって運命かしら?」


八幡「俺は運命なんざ信じない」


雪乃「始まりから過程、ゴールまでの全てが運命だと思うわ」


八幡「結果論じゃねえか」


雪乃「それは少し違うわね、結果論そのものが運命論の一部なのよ」


八幡「ミスチル張りに難しい事言ってんな」

640 = 1 :

雪乃「遅刻するわよ、行きましょう?」

八幡「俺チャリだから」
雪乃「運転よろしくね比企谷君」

八幡「はあ?」

雪乃「二人乗りなんて初めてだわ」

八幡「乗せないけど」


雪乃「悲鳴をあげたくなってきたわね」

八幡「ちっ、今回だけだぞ」

641 = 1 :

短くて悪いが今日は終わり

642 :

乙でございます

644 :

八幡「…」キコキコ


雪乃「…」クンカクンカ


八幡「俺の匂い嗅ぐの止めてくんない?」


雪乃「お断りするわ」


八幡「はあ…」


雪乃「今着ている制服、五万円で売ってもらえるわよね?」


八幡「売らねえよ」

雪乃「それなら私の脱ぎたての下着も付けるわ」

八幡「いらねえよ」


雪乃「そんなに私そのものが欲しいのかしら?構わないわ、あそこの物陰で…」


八幡「やらねえよ」


雪乃「素直じゃないのね」

八幡「先生のなら欲しいけどな」

雪乃「…」ギュリッ

八幡「痛ってぇつねるな!」


沙希「雪ノ下…?」

645 = 1 :

昼休み

沙希「朝のあれ、なんなの?」

雪乃「計画がご破算になったわ」

沙希「ふざけるな」

雪乃「彼の恋人が誰か分かる?」


沙希「あんた知ってるの?」


雪乃「平塚先生よ」


沙希「…は?」


雪乃「寄りによって彼を捕まえたのは平塚先生だったのよ」


沙希「…」


雪乃「許される関係ではないのだけれど、それも時間の問題、告発すれば彼も私達から去ってしまうわ」


沙希「ちっ…あのババア」

646 = 1 :

雪乃「彼を監禁しようとも考えたのだけれど」


沙希「考えたのだけれど、じゃないでしょそれ…」

雪乃「それも失敗に終わったわ」


沙希「何あたしら出し抜いてんだコラ」


雪乃「彼を手に入れる、というよりも彼の心を振り向かせるのは至難の業だと判断したわ」


沙希「ぬけぬけとよくも…」

雪乃「戦争と恋愛にはルールがないのよ?あなたのマヌケを呪いなさい」

沙希「戦争してやろうか?ノールールの」ゴキゴキ

647 = 1 :

雪乃「情から彼を振り向かせることにしたわ」

沙希「?」

雪乃「彼を押し倒そうと思うの」


沙希「既成事実ってこと?」


雪乃「きっと可愛い子供が生まれるわ」


沙希「…あんたずいぶん壊れたね」


雪乃「手段を選んでいる場合ではないもの」


沙希「発想がキショイ」

雪乃「だから彼の情が期待出来るのよ」

648 = 1 :

屋上

八幡「やっぱ戸塚は天使だなー」

戸塚「もう!先生が落ち込むよ?」

八幡「先生は女神だから、似てるけど全然違うから」


戸塚「そうそう、最近八幡の事会長から聞かれるんだけど」


材木座「あ、我も我も」

八幡「金剛!」ドガッ!

材木座「」ドサッ


戸塚「八幡!?」


八幡「汚物は消毒デース」

649 = 1 :

戸塚「大丈夫!?材木座君!」ユサユサ


材木座「はっ!?今死んだ婆ちゃんが…」


八幡「そうか、そんなら煉獄も食らわせてやる」
材木座「ひぃ!?」


戸塚「八幡ストップ!」
八幡「何だよ戸塚」


戸塚「材木座君の話は聞いた方が良いと思うよ?」

八幡「天使が言うなら聞いてやるよ」

650 = 1 :

材木座「ほんの二、三日前の事だが」

戸塚「僕も同じ位のタイミングで聞かれたよ」

八幡(金剛食らったのにタフだな材木座)

回想



材木座(あーあ、我も声だけじゃなくて顔も飛影だったらモテるのになー)


いろは「すみませーん」
材木座「え?あ、え?え?我?」

いろは「はい、比企谷先輩の事で聞きたいんですけど」


材木座「八幡の事とな?」


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