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    元スレ真美「えー!?フェアリータイプの出番が遅すぎっしょー!?」

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    401 :

    ひびちは?ちはひび?どちらにしろ大好物だ

    402 :

    小鳥「さて、私の次の相手は…………炎タイプ?」

    小鳥「つまり伊織ちゃん!?」

    小鳥「あわわ……今回は対戦する直前まで次の相手はわからないルールだったのだけど……」

    小鳥「いざ対戦するってときには対戦相手の戦績を知れるのよね……」

    小鳥「つまり、私がやよいちゃんをボコったことも割れてるというわけで……」

    小鳥「あぶぶぶ」




    小鳥(ひこうタイプ)○草
    合計種族値2916
    479飛無ピジョット
    428飛電エモンガ
    465飛鋼エアームド
    499飛炎ファイアロー
    505飛悪ドンカラス
    540飛水ギャラドス

    403 = 402 :

    伊織「へえ。小鳥が相手なのね。ということは飛行タイプ」

    伊織「……ん?小鳥の一回戦の相手……やよいっ?」

    伊織「…なるほどね。飛行タイプ対草タイプってことは……さぞ一方的な対戦だったでしょうね……」

    伊織「あれだけ練習に付き合わされたっていうのに……もう……」

    伊織「とりあえず、やよいをボコした小鳥はお仕置き決定ね……!」




    伊織(ほのおタイプ)○妖
    合計種族値2996
    505炎 キュウコン
    470炎 コータス
    480炎 ヒヒダルマ
    500炎悪ヘルガー
    507炎無カエンジシ
    534炎飛リザードン

    404 = 402 :

    千早『水瀬さんと音無さんのバトル…』

    『伊織は炎、ぴよ子は飛行タイプだったよね』

    P『うむ。直接的な相性は互角だが』

    千早『音無さんのパーティーには炎の弱点である水複合のギャラドス。そして炎技の通らないファイアローがいます』

    『でも伊織のパーティーには飛行技を半減できる子がいないな』

    P『幾分か音無さん有利と言えるだろう』

    千早『水瀬さんとしては相手の選出ポケモンをピンポイントで読みたいですね』

    『まず鉄板のギャラドスだよなー。相手できる子、いる?』

    P『音無さんのメガはピジョットだから飛行タイプの弱点はそのまま通る。といっても氷技は水複合により等倍。電気技持ちも見当たらないから実質岩技のみか』

    『岩技か……コータスと、たしかヒヒダルマも覚えるんだっけ?』

    千早『岩技はそのままファイアローにも有効ですが……鉢巻きブレイブバードを受けられなければ……』

    P『うーん。物理受けっぽいコータスに期待か』

    405 = 402 :

    P『逆にギャラアロー以外はスカーフダルマのフレドラで一掃できそうなんだよな』

    『でもそれってギャラドスとファイアローを選出されてるんならあんまり意味ないんじゃ……元々選出される可能性が高いわけだし』

    P『つってもギャラアローがキツいのは他のポケモンも同じだろ?』

    『そ、そうだけど』

    千早『……データによると…このヒヒダルマ、岩雪崩を覚えていますね。ギャラドスの威嚇が発動しなければ三体全部倒せるのでは?』

    P『鉢巻きブレバが確1だからファイアローが選出されていた場合、それは不可能だ』

    千早『ヒヒダルマってそんなに脆いんですか…』

    P『でもそうだな。ファイアローさえなんとかできればダルマ無双も不可能ではないってことだな』

    『そっか!じゃあ伊織にもチャンスはあるんだねっ!』

    P『でも音無さんも一筋縄ではいかんからなあ。さっきの響みたいに伊織が泣かされるやもしれぬぞ』

    『な!自分泣いてなんかないぞ!』

    P『いーや涙目だったね。急所にぶち込まれたときなんか涙目で喘ぎまくってたね』

    『あえぎまくってないぞっ!あえぎまくってなんだ?』

    千早『我那覇さん。蹴っていいわよ』

    『えいっ!』ゲシッ

    P『あんっ!!!!』

    406 :

    乙、待ってたぜ

    408 :

    あえぐって何?の流れからの蹴りでのPの一言に笑った

    409 :

    なんでこんなに空いたんや?
    書かなきゃ

    410 = 409 :

    伊織(!やっぱりいるのね、ファイアロー)

    伊織(あとギャラドス……メガはピジョットの方が可能性高いかしら)

    伊織(私のパーティーに対して有効なのはギャラドス、ファイアロー。素で上から殴れるメガピジョット、先制技持ちのドンカラス)

    伊織(エモンガはちょっとわからないわね。一応麻痺撒きとアンコールに注意しておきましょう)

    伊織(エアームド……こいつがステロを持ってそうだけど……頑丈があるから撒かれはするのよね。炎技2発は耐えられないからそれしかできないのだけど)

    伊織(……でもファイアローで上から殴ること前提なら、ステロだけでの採用もありえる……?)

    伊織(…………それを考えるとこのアローは鉢巻きっぽいわね。アロー対策だけは怠らないわよ)

    小鳥「……」

    小鳥(襷はあのポケモン……ならこの子は必要ないかしら)

    小鳥(……伊織ちゃんのこの手持ちなら、先発はこのポケモンでかなり安定するわね)

    小鳥(問題はリザードン……型によっては唯一このポケモンで相手ができない)

    小鳥(先発に出してくるようなら注意しなきゃ)

    411 = 409 :

    千早『…始まるようですね』

    『ぴよ子はパーティー相性もいいけど普通にプレイングもすごそうなんだよなー』

    『伊織には頑張ってもらいたいところだな』

    伊織「負けないわよ、小鳥」

    小鳥「お手柔らかにね」

    ▼ことりはギャラドスを繰り出した!
    ▼いおりはリザードンを繰り出した!

    ▼ギャラドスの威嚇!
    →リザードンの攻撃が下がった!

    小鳥(あら……先発リザードンね……)

    伊織「……」

    小鳥(…先発ってことは……このリザードン……)

    『Yか?』

    千早『?』

    『なんでそう思う?』

    『へ?だって晴れパなら先発にひでり要員を持ってくるんじゃないかって』

    千早『あ、なるほど…メガリザードンYですね』

    『うむ。メガリザYならギャラドスの威嚇も意味をなさないし水技もひでりで受けられるようになるな』

    『でも相手できるかって言われたらビミョーだよね。エッジ持ちギャラもいるわけだし』

    小鳥(エッジ持ってないのよねぇぇ~…このぴびきちゃんはぁ~…)

    小鳥(仕方ないからとりあえず思考停止竜舞ね。素早さが逆転すればメガシンカされても上から殴れるわ)

    ▽ターン1
    ▼リザードンはメガリザードンXにメガシンカした!

    小鳥(ぴっ!?X!まさかかみなりパンツ!?)ビクッ

    412 = 409 :

    →メガリザードンXのニトロチャージ!
    →効果はいまひとつのようだ…
    →メガリザードンXのすばやさが上がった!

    ギャラドス
    151/175□□□□□□□■

    小鳥(ニトロチャージ?……耐久型?…なら先に鬼火のはずよね。じゃあアタッカーかしら)

    ▼ギャラドスのりゅうのまい!
    →ギャラドスのこうげきとすばやさが上がった!

    小鳥(とにかくかみなりパンツはないようね。残りは剣舞、フレドラ、逆鱗、地震、いわなだれ……)

    伊織「…舞ってきたわね。まずは正解、かしら」

    『お互いに素早さが一段階アップ。ニトロチャージは半減ですが、音無さんは竜舞が安定行動だったので読んだ上での選択でしょうか』

    『ギャラドス側はとりあえず抜いておけばリザードンがどっちでも対処できるからね。たきのぼりで怯みも狙いにいけるし』

    『竜舞を読まれてニトロチャージされても威嚇が効いてるから大したダメージにはなりませんしね。地震を持ってるのなら次で仕留められます』

    千早『音無さんはリザードンがどちらかわからないから様子見の意味でのりゅうのまい……水瀬さんは素早さを逆転されるのを嫌ってニトロチャージ……ということですね』

    413 = 409 :

    ▽ターン2

    小鳥(さて……ここね)

    『……択だな』

    千早『え?』

    『ここでまた竜舞を積むか否か。それを読んでニトロチャージをするか否か』

    『……うーん?それってギャラドスが地震持ってない可能性があるからってこと?』

    千早『?…………あっ。ギャラドスがメガリザードンXを一撃で倒せないのならたしかにもう一度積むのは有効ですね』

    『…メガじゃない竜舞ギャラが地震持ってないってことあるか?』

    『えっ?いや自分もあんまり見たことないけど……』

    千早『地震の有無が問題ではないと?』

    『ああ。音無さんなら多分わかってるんじゃないかな』

    小鳥(控えにいる可能性のあるスカーフヒヒダルマ。この子を抜くためにはもう一度舞う必要がある)

    小鳥(ここで地震を撃ってメガリザードンXを落として、伊織ちゃんが次に出してこられるのはスカーフヒヒダルマしかいない)

    小鳥(威嚇が効いてるメガリザードンXでは逆鱗でギャラドスを落とすことはできない)

    小鳥(以上からここでもう一度竜舞を積む理由と隙はある……のだけど)

    『先ほど竜舞積みを読んできた伊織が今度の竜舞も読めないわけはないよな』

    小鳥(ここでもう一度ニトロチャージを受けたら…次の逆鱗を耐えるかわからない…)

    『うがーっ!自分だけでわかってないでちゃんと教えろーっ』ブンブンブンブン

    『フハハハ!お子様ぐるぐるパンチなどダンディーな俺には通用せぬわ!』

    千早(まるで園児のじゃれあいだわ)

    414 :

    かみなりパンツで毎回吹くんだが
    いおりんがかみなりパンツはいてるのしか想像できない…

    415 = 409 :

    小鳥(……伊織ちゃんとしては、ここでニトロチャージは選びにくいはずよね。こちらが地震を選択してたら些細なダメージしか受けてないギャラドスは残り、せっかく二回積んだメガリザが落とされる)

    小鳥(少しでもギャラドスを削っておきたいというのが心情のはず……それを逆手に取って竜舞積みだなんて、すごくカッコいい展開じゃない!?勇者ピヨちゃんじゃない!?よーしっ!)

    小鳥(……あれ?でもここで読み負けたら……詰んじゃわない?)

    小鳥「………………」ダラダラダラダラ

    ▼メガリザードンXのげきりん!

    小鳥(あっ……普通に逆鱗なのね……)

    ギャラドス
    36/175□□■■■■■■

    ▼ギャラドスのじしん!
    →効果は抜群だ!

    メガリザードンX(瀕死)
    0/155■■■■■■■■

    →メガリザードンXは倒れた!

    伊織「もうっ!威嚇がなきゃ倒せてたのに!」

    小鳥(……あれ?もしかして私の1人相撲だった?)

    千早『……普通に攻撃でしたね。プロデューサー、先ほどのは一体どういう意味だったのですか?』

    『忘れてちょ』

    千早『えっ!?』ガーン

    『なんだそれ!』ガーン

    『……最初の竜舞は読めても、控えヒヒダルマ警戒の竜舞は読めなかったってことなのか?それとも地震読みで殴りにいったのか……』

    小鳥(ともあれ、私が日和って地震を撃った以上、この結果は伊織ちゃんにとっては良い展開ね)

    伊織(りゅーちゃん、ほんとは強いのに……あのギャラドスってポケモン、強すぎるんじゃないの!?)プンスカ

    伊織「じゃあいいわ!こっちもエースの登場よっ!」

    ▼いおりはヒヒダルマを繰り出した!

    416 :

    待ってた乙

    417 :

    いおりんのかみなりパンツはよ

    418 :

    これもう小鳥は勝ったんじゃね?アロー受けるにはコータスかタスキヘルガーをアローに対面させないといけないけど、伊織は一匹落ちたからそれができないと思うんだが。

    419 :

    >>418
    いや、わからんぞ?
    コンマ等によってはきゅうしょに当たるから

    420 :

    急所は試合を

    421 :

    鋭い方がいますねぇ!

    書きます

    422 = 421 :

    『さあ、伊織の2体目はヒヒダルマです!一回戦で無双したヒヒダルマですが、果たして音無さんに通用するのかっ!?』

    『誤魔化したぞ』

    千早『誤魔化したわね』

    ▽ターン3

    小鳥(やっぱりヒヒダルマ。さっき竜舞を積んどけば抜けたのに…)

    小鳥(……球や襷の可能性も考慮してここは滝登りで)

    ▼ヒヒダルマのいわなだれ!
    →効果は抜群だ!

    ギャラドス(瀕死)
    0/175■■■■■■■■

    →ギャラドスは倒れた!

    小鳥(まあ、当然スカーフよね)

    『順当だな。これで2対2』

    『うーん。エアームドがいたら受けに出してもいいはずだよね』

    千早『そうね。ムドーはいないと考えていいかしら』

    『…アローがいることを考えると、ここからは心理戦になってきそうだな』

    『アローがいることはまだ確定じゃないだろ?』

    『いやぁ~』

    ▼ことりはファイアローを繰り出した!

    『普通に考えたらそらいるやろぉ~』

    『じ、自分だってそう思ってたぞっ!でも解説なのにまだ確定してないことをいい加減な感じで言っちゃうのもどうかと思って!』

    『ほな解説。このあとどういう展開になるかおわかりになられるか?』

    『へっ!?え、えっとぉ……』

    千早『……ヒヒダルマがブレイブバードで確定一発である以上、水瀬さんはブレイブバードを2発耐えられるポケモンに交代するか、ヒヒダルマが落とされた後に音無さんの控えポケモンごとファイアローを倒さなくてはいけませんね』

    千早『しかし音無さんの控えがメガピジョットだった場合、水瀬さんのポケモンの中ではスカーフヒヒダルマしか抜けません。なのでここでヒヒダルマを落とされるわけにはいきません』

    千早『つまりここから水瀬さんが勝つにはファイアローのブレイブバードを2発耐えられるポケモン……コータスが控えにいなくてはならない……』

    『飲み込みが早いな。そのとおり』ナデリコナデリコ

    千早『えふふ』

    『ぬー』

    423 = 421 :

    ▽ターン4

    小鳥(コータスが控えにいるとしても、ここでコータス読み交代をして控えポケモンにいわなだれを当てられたら詰んでしまう可能性がある…)

    小鳥(……たしかコータスは物理特化しないとアローの鉢巻ブレバを2発は耐えないはず。それに控えがコータスと確定したわけじゃないわ。ここは素直に殴りにいく)

    ▼いおりはヒヒダルマを引っ込めた!

    伊織「想定通り、よっ!」

    →いおりはコータスを繰り出した!

    ▼ファイアローのブレイブバード!

    コータス
    97/177□□□□□■■■

    →ファイアローは反動によるダメージを受けた!
    →ファイアローはゴツゴツメットでダメージを受けた!

    ファイアロー
    102/153□□□□□□■■

    小鳥「物理特化に、ゴツメ持ちね…!」

    『おぉー!?ファイアローのHPが一気に3分の1くらい減ったぞ!?』

    千早『さすが水瀬さんね…音無さんの選出ポケモンを完璧に読んでいる……!』

    『い、いやぁギャラドスとファイアローを読むこと自体はそんなに難しくないし……か、完璧ってほどじゃないだろ?』

    『なに張り合っとるんだお前は』

    小鳥(……物理特化ってことは攻撃には振ってない……この子がアタッカーってことはない)

    小鳥(でも、この子の役割がファイアローメタであるならば…!岩技は高確率で持っていると考えて間違いではない!)

    小鳥(このまま突っ張ってファイアローを失えばスカーフヒヒダルマを抜くすべがない!詰むっ!)

    小鳥(攻撃に振ってない岩技であれば、二倍弱点であっても耐えられる。ここは交代して、控えポケモンでコータスを落とし、ファイアローでヒヒダルマを倒す!)

    伊織「…………」

    伊織「……………………」

    伊織「………………………………」プシュゥゥゥウ

    『伊織、伊織。デコから煙が』

    伊織「………………これしかないわ」

    424 :

    ま、まさかはぜる気か?

    425 = 421 :

    ▽ターン5
    ▼ことりはファイアローを引っ込めた!
    →ことりはピジョットを繰り出した!

    『音無さんのラストはピジョット!このピジョットはメガシンカの特殊型です!』

    千早『特殊技でコータスを突破するのね』

    小鳥(エッジ急所でも落ちないはず……!さあ、どうくるの?)

    ▼コータスのステルスロック!
    →相手の周りに尖った岩が漂い始めた!

    小鳥「!」

    『ここでステルスロック!?』

    『岩技じゃないのか!?』

    小鳥(……!やられた……これでファイアローでコータスを2回殴ることができなくなった……!)

    『!……後々のファイアロー突破を見越した上でのステロ撒きか……だが、だとしたら……!』

    『な、なんだ?どうしたんだプロデューサー?』

    『…伊織の奴、ステロとゴツメ、ブレバの反動でアローを倒す気なんだ。元からアローに攻撃する気なんてなかったんだ』

    小鳥(だけどそれなら……ヒヒダルマでアローのブレバを受けることはできない。意地でもコータスでアローを受ける気だわ……!)

    『……!そうか、だったらここは伊織は退くしかない!メガピジョットの暴風は、ヒヒダルマで受ける気なんだ!』

    千早『え、ヒヒダルマで受けられるの?メガピジョットの暴風を?』

    『乱数だ。無補正全振りメガピジョットの暴風は耐久無振りヒヒダルマに対して約6%の低乱数一発』

    『そんなに低いのか!じゃあ……暴風をヒヒダルマで受けて、フレアドライブでメガピジョットを倒し』

    千早『残るファイアローの攻撃をゴツメコータスで受ければ……!』

    『ああ、伊織の勝ちだ!』

    426 :

    な、なんて綱渡り。しかしこれマジで急所が(小鳥の)勝利を左右するのか

    427 :

    なんかこれ見てると決勝はノーマルとひこうのバトルになりそうな気がしてきた

    428 :

    小鳥(いえ、そう簡単にはいかないわよっ!)

    『だが、それはあくまでそのとおりの流れになったらの話か』

    千早『音無さんも音無さんでそれを読んでくるってことですよね…!』

    『け、結局読みあいなのかーっ!?』

    『読み合いプラス……運だ!』

    小鳥(………………)

    小鳥(……ヒヒダルマがメガピジョットの暴風を耐えられるかどうかは私にはわからない……おそらくギリギリのはず……運が良ければこの暴風でヒヒダルマを落としきれる。そうなれば私の勝ちが決まる)

    小鳥(耐えられたとしても、暴風の追加効果の混乱を引く可能性もある。急所を引く可能性もある。このあとの展開は運次第でどちらにも転ぶ……!)

    伊織「…………!」

    小鳥(…伊織ちゃんにとって、勝つためにはこれしかないとはいえ…最後まで気が休まらない流れになるでしょうね……!)

    ▽ターン6(飛行側ステロ)

    小鳥(ここで交代してもなんの意味もない。むしろステロの分だけこちらが不利になるだけよ!ここは……殴るっ!)

    ▼いおりはコータスを引っ込めた!
    →いおりはヒヒダルマを繰り出した!

    伊織(いくわよ…ひひちゃん!)

    ▼ピジョットはメガピジョットにメガシンカした!
    →メガピジョットのぼうふう!

    『まずはここを乗り越えなきゃいけない』

    千早『6パーセント……!?』

    『急所もあるから、実際はもうちょっと上だな……!』

    小鳥(落ちてっ!)

    伊織(……耐えるっ!)



    ヒヒダルマ
    2/181□■■■■■■■



    小鳥「!!」

    『乗り越えた!混乱もない!』

    『すごいぞ伊織!本当に勝てるかも!』

    伊織「…信じてたもの。当然よ」

    429 = 428 :

    千早『ヒヒダルマがメガピジョットの暴風を耐えた……!このままいけば、水瀬さんの勝ち……!?』

    『いや、ここが問題なんだ』

    『えっ!?まだなにかあるのか!?』

    小鳥(……読み合い、ね…)

    伊織(……また2択……!)

    『このタイマンはヒヒダルマの勝ちだ。だがヒヒダルマは満身創痍。メガピジョットの暴風は無駄になってない…』

    『……えーと?』

    千早『…………もしかして、メガピジョットは……いわなだれでは落ちない…?』

    『……!そうか、メガピジョットを落とすには……フレアドライブだ……!』

    『フレアドライブで確定一発。だがファイアローで受けられたら反動でヒヒダルマが落ちてしまう』

    『ヒヒダルマが落ちたら、メガピジョットを倒せないっ!?』

    千早『…コータスは暴風を……』

    『耐えない。ここでメガピジョットが生き残った時点で伊織の敗北になる』

    『ヒヒダルマがメガピジョットを落とすには、反動技しかないのかっ!?』

    『いわなだれの場合だと三割の乱数…』

    『…また乱数なの!?』

    千早『でも…三割なら……絶望的な数字では……!』

    『そうだな……でも七割でぴよ子の勝ちだ。三割で勝てるかもっていう甘い考えを読まれてメガピジョットを居座らせる算段かも……』

    『更にそれを読んでフレアドライブ、また更に読んで交代……堂々巡りだな』

    伊織(……ファイアローがきたら、かめちゃんを後出しすればいい。私がここで交代する意味はないわ)

    伊織(今考えなきゃいけないのはいわなだれを撃つか、フレアドライブを撃つかよ……この残り体力ではフレアドライブを撃てば相手とともにひひちゃんも倒れる)

    伊織(その相手がメガピジョットならいいわ。だけどファイアローだったなら……私の負け……)

    伊織(…ここですべてが決まるのよ!小鳥の思考を読むの!私にならできるはず……っ!)

    小鳥「…………」

    430 = 428 :

    ▽ターン7(飛行側ステロ)

    ▼メガピジョットはまもるを使った!
    →メガピジョットは守りの体勢に入った!

    伊織「……っ!?」

    ▼ヒヒダルマのいわなだれ!
    →メガピジョットは攻撃から身を守った!

    千早『まもる、ですか……?あんまり意味がないような……』

    『様子見、だな。伊織がどっちを選択するかの』

    伊織「……!バカにして!」

    小鳥(……ごめんなさいね、伊織ちゃん。でも熱くなってるわよ?)

    『伊織はいわなだれを選択したのか…』

    千早『それが知られたこの状況で…水瀬さんはどちらを選ぶのかしら』

    『……自分だったら、ヤケになってまたいわなだれ連打しちゃうかもな』

    千早『う……私も…そうかも……』

    『音無さんにはそういう狙いもあるのかもしれんな……伊織、ここは冷静になれ』

    伊織「…………ふー…」

    伊織(気を抜いちゃだめ…まだ終わってない……深呼吸よ)

    小鳥「……さすが伊織ちゃん…」

    『さあ、次が正真正銘…最後の攻防だ』

    431 = 428 :

    間違った
    今のナシ

    432 :

    ん?何かあったか?俺には続きを投下してないように見えるぞ(しれっ)

    433 = 428 :

    せやせや!>>430なんてなかったんや!
    だから読んじゃだめだよ!


    ▽ターン7(飛行側ステロ)

    ▼メガピジョットはまもるを使った!
    →メガピジョットは守りの体勢に入った!

    伊織「……っ!?」

    ▼ヒヒダルマのいわなだれ!
    →メガピジョットは攻撃から身を守った!

    千早『まもる、ですか……?』

    『……そうか、ヒヒダルマはスカーフが確定している……!』

    『ああっ!?いわなだれで固定だっ!?』

    伊織(……!メガシンカ型だものね……失念してた……!)

    小鳥(……フレアドライブだったなら、ここで私の勝ちだったのだけどね…)

    『伊織はいわなだれを選択したのか…』

    千早『不幸中の幸いね……まだ水瀬さんにも可能性がある』

    『3割で伊織の勝ち、7割で音無さんの勝ち!メガピジョットの特性ノーガードにより外れはない!』

    伊織「…ここまできたら腹の探り合いは不要ね」

    小鳥「ふふ、そうね。もー堅苦しいったら!」

    伊織「運試しよ、小鳥」

    小鳥「付き合うわ」

    434 = 428 :

    ▽ターン8(飛行側ステロ)

    ▼ヒヒダルマのいわなだれ!
    →効果は抜群だ!

    伊織「いけぇっ!」

    伊織(小鳥のポケモンも全部読んでた!アロー対策もちゃんとしてた!ここまで私のミスは無いはずよ!)

    伊織(やよいといっぱい特訓したんだもの……ここで、負けるわけにはいかないのよーっ!!)

    千早『……!』

    『…………っ!』

    『…………3割の壁は厚いか…』


    メガピジョット
    15/159□■■■■■■■


    ▼メガピジョットのぼうふう!

    ヒヒダル(瀕死)
    0/181■■■■■■■■

    →ヒヒダルマは倒れた!

    千早『……やはり、相性の差はなかなか覆せないということでしょうか』

    『いや、伊織は音無さんの選出ポケモンをほぼ完璧に読んでいたはずだ。でなければあそこまで戦えてない』

    『じゃあプレイングの差か…?』

    『それも問題ない。ミスもなかった。終始冷静にプレイできていたはずだ』

    『だからこそラストの運ゲまで持ち込めたんだろうが……音無さんはやっぱり強いな』

    ▼いおりはコータスを繰り出した!

    435 = 428 :

    ▽ターン9(飛行側ステロ)
    ▼メガピジョットのぼうふう!

    コータス(瀕死)
    0/177■■■■■■■■

    →コータスは倒れた!

    ▼ことりはいおりとの勝負に勝った!


    千早『水瀬さんは大健闘だったと思います』

    『そうだな…あのぴよ子相手に3割で勝ててたんだもん』

    『……鬼火かなんかでギャラを機能停止できればもうちょいなんとかなったのかもしれんが……』

    『…いや、このギャラの持ち物はアレか。なら結局リザードンで相手して正解だったか…?』

    『……やっぱ思い返してみても伊織の立ち回りは最善に近いものだったと思う。それでも勝てないとは……最強候補は音無さんか』

    伊織「…………」

    小鳥「…い、伊織ちゃん……」オロオロ

    伊織「……ふうっ。仕方ないわ。これが私の実力だもの」

    小鳥「え」

    伊織「だいたいあんたみたいに四六時中ゲームやってる人間に勝てるわけないじゃないっ。そもそもハンデがあったのよ」

    小鳥「うっ……ひどい伊織ちゃん……私だってちゃんと働いてるのに……」グスン

    伊織「……だから…あんたは絶対負けちゃだめよ!私とやよいに勝ったんだもの、優勝してもらわないと私たちが困るんだからね!」

    小鳥「っ!!!!」

    436 = 428 :

    小鳥(で、デレたっ!伊織ちゃんが私にデレたわ!しかもさりげなくやよいおり要素を含んだデレ方を……っ!!)

    小鳥(こ、これは!私が優勝したときは!やよいおピヨりになっちゃう!?3人でランデヴーしちゃう!?両手に百合の花なの!?)

    小鳥「ウフフフフ……ウヘ、ウヘホッホホホウ
    ……」

    伊織「……」

    伊織(これがポケモン廃人の末路なのね……もう辞めた方がいいかしら……)

    小鳥「私、伊織ちゃんのためにも勝つわ!!そして伊織ちゃんもやよいちゃんも…幸せにするんだからねっ!」ギュー

    伊織「っ!?ちょ、どこ触ってんのよ変態っ!?」

    小鳥「ああっ…ごっつええ感じ……!あ、これ昇天しちゃう」サワワン

    伊織「ひゃうっ……!?さ、さっさと逝きなさいよっ!?」ビクッ

    千早『……プロデューサー』

    『ああ。蹴ってやれ案件だ』

    千早『了解しました。シッ。シッ』シュッシュッ

    『そういえばこの千早は戦闘民族だったな』

    千早『プロデューサー。締めの言葉を』

    『2回戦ラスト、飛行タイプ対炎タイプ!勝者は変態事務員音無小鳥ーっ!』

    『勝ったのにシバかれる運命とはね』

    『それで輝けるお人なのさ』

    438 :

    次の対戦どうなるんだろ…美希はこのまま決勝までないのか?
    それとも不戦勝だから再びくじになりくじ運次第で誰かと戦う?

    439 :

    乙。黒井側は美希とバトルしてほしかったなーと思わなくもなかったり。

    440 :

    あと2週間でSM出るからその辺の心配するのは当分先だろ

    441 :

    ポケモンSMはジムもリーグもない旅の意味あるのか?
    ポケモンも手抜きだし

    442 :

    そもそも初代から旅の目的はジムじゃなくね

    443 :

    ジム制覇してリーグ優勝が目的だと思ってたんだが違うのか?
    ガチ勢とは考え方が違うのだろうか

    444 = 442 :

    ポケモンのストーリーって基本的に図鑑完成の為の旅だろ?
    最初からジム攻略を勧められるのって金銀くらいじゃね

    445 = 440 :

    >>441
    ジムの代わりに島ごとの試練があるしリーグはゲーム中でまだ建設中って言われてるからクリア後解放とかされんじゃね?

    446 = 428 :

    ガチ勢をどう取るかにもよるね
    対戦勢はストーリーは適当に終えてさっさと育成に入る人もいるし

    447 :

    >>444
    図鑑なんて違うバージョンないと完成しないし、そもそもそんなの目指してるやついるかな?

    448 :

    図鑑埋める旅のついでにチャンピオンになる話だからな、実際完成するかは置いといて
    てかこの話題SSと全然関係ないな

    449 :

    >>447
    ゲーム上のストーリーの話だろ
    大体博士にポケモン図鑑作成の依頼をされて旅にでるじゃん

    450 :

    そもそもストーリーの話してなくね?
    つか話が脱線してきてるしきりがないからやめよう


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