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    元スレ真美「えー!?フェアリータイプの出番が遅すぎっしょー!?」

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    201 :

    >>200
    「まあ、よくあるこった。気にすんな(pksp感)」

    202 :

    次は律子(むし)VS千早(はがね)か
    続きはよはよー

    203 :

    忙しすぎて書く暇が取れないです
    もしかしたら土日にこれるかも
    ごめんの

    205 :

    『無事解説席にあずささんがお越しくださいましたので』

    あずさ『うふふ、ご迷惑おかけしました~』

    『解説にあずささんを交えて二回戦Bブロックの試合を始めようと思います』

    あずさ『思いま~す』

    『さっきまでここにいた真美はサイドテール巻いて逃げ出しましたのであしからず』

    あずさ『なにに対して逃げ出したんでしょうか……あらあら~?』

    『それそれ』

    北斗『しかし相変わらずお美しい。今度お茶でも』

    あずさ『まぁ!お上手なのね♪』

    『担当プロデューサーの前で堂々とナンパするその度胸よ」

    北斗「勿論あなたも綺麗ですよ。週末にお抹茶でも一緒に如何ですか?』

    『違うそうじゃない。妙に具体的にお誘うんじゃない』

    あずさ『まぁ……っ!///』

    『そしてなんで自分が誉められた時よりも赤くなってんすか。もういやだ。律子、千早、はよ始めてくれ』

    206 = 205 :

    律子「次の相手は鋼……また虫技の通らない相手ってわけね」

    律子「千早は鋼にしたのね。ふふ、たしかに合ってるのかも」

    律子「一見弱点が少ないように見えて、弱い箇所はとことん弱いとこなんか特にね」

    律子「そんな鋼タイプを、そんな不器用な千早に、果たして使いこなせるのかしら?」

    律子「いくら不利なタイプ相性だからといって、知識と経験が物を言うこのゲームで、私が負けるわけにはいかないのよ」



    律子 虫 合計種族値2989
    515虫飛メガヤンマ
    500虫 カイロス
    424虫地ミノマダム
    495虫鋼シュバルゴ
    505虫岩ツボツボ
    550虫炎ウルガモス

    207 :

    またガモス先生の出番か…

    208 :

    同時に、ここでヤンマ出さないとこの先出番あるのかと思う。最初に眼鏡眼鏡ヤンマ推してたし。

    209 = 205 :

    千早「虫タイプ……!?」

    千早「……少し、相性を把握しきれていないかも……いえ…虫タイプの技は鋼に対して半減、これはわかる」

    千早「この試合、相性では私が有利……でも相手は律子。決して油断できない」

    千早「…知識や読み合いで適うとは到底思わない……だけど私もさっき修羅場を潜ったつもりよ」

    千早「どんな試合であろうと全力を以て臨むまでです」



    千早 鋼 合計種族値2910
    380鋼妖クチート
    490鋼悪キリキザン
    500鋼超ドータクン
    500鋼虫ハッサム
    510鋼地ハガネール
    530鋼水エンペルト

    210 :

    ところでお抹茶はネタなの?

    211 :

    ほくほくがPまで口説いててワロタw
    さすがはほくほくだ…イケメン過ぎる

    212 :

    あずさ『あら、律子さんと千早ちゃんの戦いなんですね。私にとっては律子さんが怖いのだけど、虫対鋼なら千早ちゃんが有利ね』

    『鋼技が虫に抜群なわけではありませんが、虫技が鋼に対して半減となります。炎対フェアリーのときのような相性ですね』

    北斗『一致技が通りにくい分、サブでなんとかしたいですね』

    あずさ『鋼タイプに有効なポケモンは…ウルガモスと…………ミノマダム……?』

    『ええ。このミノマダムは砂地のミノ、虫地面です』

    北斗『ミノマダムとは珍しい。虫地面は唯一でしたよね?』

    『地面複合ということで岩技が等倍になり、種族値も物理寄りなので物理アタッカーを相手できます』

    あずさ「そうなんですねぇ~…千早ちゃんは知ってるのかしら…?」

    北斗「マイナーポケモンは型がバレにくいのが強みですね」

    「律子が知識量で初心者である千早に劣ることはないだろうが、相性の差を覆すまでに至るのか。そこに注目したいですね」

    213 = 212 :

    律子(……遅いわね。トリパかしら?)

    律子(見た感じ特殊炎で壊滅しそうなパーティーね……等倍がエンペルトだけでは頼りなさすぎる)

    律子(…このドータクン、まさか耐熱の特殊受け?持ち物は風船で先手で場を作る役割かしら)

    律子(……でないと他のポケモンが動きにくすぎる。先制技持ちが多いのは確かだけど、トリパと考えて動いた方がいいわ)

    律子(トリパだと仮定するならハガネールは力ずく球持ち、メガはクチート、襷は多分キザンね。アタッカーが物理に偏ってるしエンペルトは特殊型と考えましょう)

    律子(ハッサムをどうにかするためには炎技持ちは必須ね。ガモスを大事にする立ち回りを心がけなくちゃ)

    千早(……虫に対して抜群なのは、炎、飛行……岩…………ってところ?)

    千早(律子のパーティーで遅いのは……ツボツボ、シュバルゴ。あと…………このポケモンのことはよく知らないけど速くはなさそうね…)

    千早(……タイプもわからないのだけど…虫ということはわかってるのだから、少なくとも炎飛行岩技なら等倍以上は取れる)

    千早(炎技持ちはウルガモス。地面技持ちはカイロス、そしてシュバルゴがドリルライナーを覚えるわ)

    千早(こちらとしてはシュバルゴがキツい。トリックルームが機能せず、弱点も突きにくい……!)

    千早(いつも通りでいくのなら先発ドータクンなのだけど……律子相手に通じるのかしら……)

    214 :

    SMならタイプわかるから千早もある程度は安心だな

    215 :

    SM出るまでに完結出来るんですかね…

    216 :

    千早(……このポケモンを生かす為には、やはり先発は…………私にはこれしか考えられない)

    『まず千早が準備完了したようです』

    あずさ『少し悩んでいたけれど、千早ちゃんはすぱっと決められてすごいわ~』

    北斗『覚悟を決めたきりっとした表情が美しいですね』

    律子「…………」

    『…んっ?律子は渋い表情をしていますね』

    あずさ『やっぱり律子さんでも鋼タイプを相手にするのは厳しいのかしら……』

    北斗『苦々しい表情もまた憂いを帯びていて麗しいですね』

    『さっきからお前はなんの実況をしている?』

    律子(……あっちを立てればこちらが立たず……ね。なら私のパーティーに対して千早が選出しやすいポケモンを想定するのよ)

    『時間いっぱい使って律子も準備完了。いよいよバトルが始まりますな』

    217 = 216 :

    千早「いきなさい、ゴンタクン!」

    律子「Vulcan 、頼んだわ!」

    ▼ちはやはドータクンを繰り出した!
    ▼りつこはウルガモスを繰り出した!

    『先発はドータクンとウルガモス!』

    千早(いきなりウルガモス…!)

    律子(先発に出してくるタイプね)

    あずさ『最初に出してきたということは補助ドータクンかしら?』

    『千早のドータクンについては一回戦のときのデータがありますのでそちらを参照で』

    あずさ『あらあら、ありがたいわね~』

    北斗『一回戦も先発起用ですか。虫統一パ相手ということでステロを撒きにきたということでしょうか』

    『このドータクンは壁張りも兼ねてます。持ち物ひかりのねんどの特性耐熱特殊特化。ウルガモスの大文字一撃では落ちませんね』

    律子(風船持ちではなかった。ということは浮遊?初手はステロかトリルでしょうね)

    律子(このドータクンが特殊特化していようと、ウルガモスの球大文字で確定一発。遅いポケモンばかりじゃ受け出しも不可能よ)

    218 = 216 :

    ▽ターン1
    ▼ウルガモスのだいもんじ!
    →しかし攻撃が外れた!

    律子「っ…………!」ヒクッ

    『おっとぉ!?いきなり外したー!?』

    あずさ『あらあら~』

    ▼ドータクンのトリックルーム!
    →ドータクンは時空を歪めた!

    千早(……ラッキーね)

    『これで先手後手が逆転、素早さの低いドータクンが先攻できるようになります』

    北斗『いきなり大文字外しはキツいですね。精神的にも』

    律子(……ここでステロを撃たれても、一撃で突破できれば……)

    ▽ターン2(トリル2)
    ▼ドータクンはひかりのかべを使った!
    →味方はひかりのかべで特殊に強くなった!

    律子(……!壁張り……)

    ▼ウルガモスのだいもんじ!
    →効果は抜群だ!
    →ドータクンは火傷になった!

    律子(……火傷を引きはしたけど、さっきの外しの分だとは思わないわよ)

    →ドータクンは火傷のダメージを受けた!

    ドータクン(火傷)
    99/174□□□□□■■■

    219 :

    ※ガモスの攻撃後にこれを挟もう


    →ウルガモスのいのちがすこしけずられた!

    ウルガモス
    162/179□□□□□□□□



    律子(……ダメージを見るに、このドータクンは特殊特化してる上に特性耐熱……)

    『さらに光の壁により本来のダメージの4分の1にまで抑えられています』

    あずさ『このドータクンは耐熱なのね~。耐熱を上手に扱えるってすごいわ』

    『最初の大文字を当てていれば今の火傷込み大文字でドータクンが落ちていた可能性もありました』

    北斗『ドータクンに1ターン猶予を与えてしまったこと、後々響いてきそうですね』

    律子(壁持ちから察するに持ち物はひかりのねんどかしらね……)

    律子(……火傷込みでもドータクンを落とすのに大文字二発必要ね。落としても壁のせいでガモスは非常に動きづらい…………)

    律子(………………)

    ▽ターン3(トリル3、光壁2)
    ▼りつこはウルガモスを引っ込めた!

    千早(!交代)

    律子「出番よ、エクィテス」

    →りつこはシュバルゴを繰り出した!

    千早(シュバルゴ……!やっぱりいるのね……!)

    ▼ドータクンのステルスロック!
    →相手の周りに尖った岩が漂い始めた!

    律子(……予想していたとはいえ……キツいわねぇ……)

    ▼ドータクンは火傷のダメージを受けた!

    ドータクン(火傷)
    78/174□□□□■■■■

    220 = 219 :

    『律子の二体目はシュバルゴです。ドータクンが浮遊ではないことがわかりましたのでここは安心して地面技を撃てます』

    北斗『風船持ちで受けにくる可能性も考慮するとメガホーンなどでドータクンを落としたいのでは?』

    『ただ、このシュバルゴが鉢巻き持ちなら安易に虫技は撃てないですね』

    北斗『……そうか。鉢巻きならばここは鋼に半減である虫技固定はいただけませんね』

    あずさ『ドータクンだけならエスパーもあるので等倍なんですけどねぇ』

    『鋼に対して有効打となるのは抜群のドリルライナーと等倍のはたきおとす。前者は風船持ち、後者はクチートで受けられます』

    律子(…鋼トリパを構築するにあたってシュバルゴを研究しないはずはないわよね?シュバルゴの覚える技くらいは頭に入ってると信じるわよ?)

    千早(シュバルゴ……メガホーン、アイアンヘッド、ドリルライナー、はたきおとす……基本フルアタの鉢巻きか突撃チョッキ構成がメジャーよね)

    千早(そしてドータクンより遅いからトリックルーム下で先手を取られてしまう……この体力ではアイアンヘッド以外は耐えないでしょうね)

    千早(命中不安なメガホーンがくる可能性は低い。ということはくるのはドリルライナーかはたきおとす……)

    千早(……ドータクンを捨てるか、交代するか……選ばなくてはいけないのね)

    221 = 219 :

    ▽ターン4(トリル4、光壁3、虫側ステロ)
    ▼シュバルゴのドリルライナー!
    →効果は抜群だ!

    ドータクン(瀕死)
    0/174■■■■■■■■

    →ドータクンは倒れた!

    律子(……ま、捨てるわよね。もうドータクンは十分仕事をした)

    千早(控えポケモンがダメージを受けるよりかは……マシなはず)

    『ドリルライナーできましたね』

    あずさ『多分律子さんは千早ちゃんが交代することも視野に入れてたと思うのだけど…』

    北斗『どうでしょう?俺にはもうドータクンに役割はないように思えます』

    『シュバルゴを処理した後にトリックルームするくらいでしょうか。それにしても体力半分のドータクンでは厳しいです』

    あずさ『素直にドータクンを落とすなら命中安定のはたきおとすをするんじゃないかな~と思いまして』

    北斗『ドリルライナーも95ありますけどね』

    『あえてはたきおとすを選択しなかったということは、律子は千早の手持ちにクチートがいると読んでるのかもしれませんね』

    律子(……数では優位に立てたけど、ステロのおかげでウルガモスが先制技で死ぬ。実質は2対2のようなもの……!)

    千早(まだトリックルームは切れない。ということはもう一度シュバルゴに先制される…鉢巻きならば致命傷になりうるわ……!)

    222 :

    おっと、ここは5世代の対戦環境で、律子はバグでも使ったのかい?まあ、当初はカイロスだったんだろな。

    223 = 219 :

    >>222
    ごめん、どこかミスあった?
    またやらかした?

    224 :

    何回か読み返したけど俺にはミスは発見できん…

    もしミスらしきものを見つけたのなら面倒な絡み方せずに教えてくれればいいのに

    225 = 224 :

    ドータクンの特性を浮翌遊だと勘違いして、型破りカイロスの地震で倒すシナリオを流用した…と言いたいのだろうか?
    これ以外は思いつかないな

    226 :

    改めてみたら、うち一個は俺の読み間違えだった。すまない。
    あとの一個は指摘通り、地震撃つ前提の話してるところ

    227 :

    文字撃って耐熱と確信したんだからそりゃドリルライナー使うだろ
    他に浮いてる奴もいねーし

    228 :

    風船持ちと交代されるかもって言ってるじゃん

    229 :

    つまりどういうことだってばよ
    ミスは無かったってことでいいんだな?

    230 :

    いや、シュバルゴが「地震」撃つ前提の話してるのは間違い。
    俺が読み間違えたのは、鋼にはたき落とす等倍の所。銅鐸抜群だから「5世代かな?」って思ってしまった。スレ汚しすまない

    231 :

    もしかして:「地面技」を「地震」と読み間違えてる

    232 :

    >>228
    ドリルは風船、はたきはクチートで受けられるからクチート交換を視野に入れてドリル打ったんだろ
    あと本筋には全く関わらないが3ターン終了後のドータクンがやけどで最大HPの1/8減らされてるところは耐熱だから1/16だな

    233 = 228 :

    >>232
    いや、俺は>>227に言っただけでそれくらい分かってますわ

    234 :

    とりあえず落ち着こう

    235 :

    >>228は地面技打つのはおかしいって主張に賛成なのかと思ったわ すまんな
    これで終わり!閉廷!

    236 :

    >>232
    それだ!
    >>229
    つまりミスはあったってばよ

    耐熱銅鐸の火傷ダメ修正です
    >>218
    ドータクン(火傷)
    110/174□□□□□□■■

    >>219
    ドータクン(火傷)
    100/174□□□□□■■■

    と差し替えでオナシャス

    237 = 229 :

    耐熱って火傷も軽減するんだなー
    初めて知ったよ

    238 :

    軽減できないと耐熱なのに脂肪の完全下位互換だしね

    239 :

    千早「……決めたわ、ゴリキザン!」

    ▼ちはやはキリキザンを繰り出した!

    『千早の二体目はキリキザン!』

    北斗『キリキザンですか……トリックルームはあと1ターン残ってますよね。シュバルゴに先制されてしまいます』

    『千早の手持ちにはシュバルゴよりすばやさ種族値が低いポケモンはいませんから仕方ありませんね』

    あずさ『う~ん……でしたらトリックルームはほとんど意味がなかったのかもしれませんねぇ』

    『いえ、対ウルガモスでは先手で壁貼りできるようになりましたからまったくの無駄というわけでもないでしょう』

    北斗『ですね。結果的に大文字が外れてしまったので効果が薄かったように思えますが、トリックルームを使ってなかったらウルガモスでドータクンを突破されていたでしょう』

    『トリル貼ってない状態でウルガモスに場に残られていたら、そのまま全滅していたかもしれませんね』

    律子(キリキザン?…………持ち物が襷であるなら、あの技かしら)

    千早(シュバルゴの突破に困っていたのだけど…これなら……!)

    240 = 239 :

    北斗『シュバルゴに対してキリキザン。これはどういう意図があるのでしょうか』

    あずさ『炎技は覚えられないですよね?』

    『はい。ですから弱点は付けませんね』

    北斗『……トリックルームを利用してなら一撃で突破する方法はありますね』

    『通常ではなかなか難しいですが、今の状況ならば……』

    千早(メタルバースト!これで倒せるわ…!)

    律子(トリックルームによりシュバルゴがキリキザンを抜いちゃってるからこそ……メタルバーストも生きるのね……)

    『もしメタルバーストが決まり、シュバルゴを落とせたなら』

    あずさ『ふいうちでウルガモスも倒せますし、千早ちゃんが有利になりますねっ』

    北斗『鋼のラストがタイマン性能の高いクチートなら勝ち目はより強固なものになりそうだ』

    律子(………………)

    ▽ターン5(トリル5、光壁4、虫側ステロ)
    ▼シュバルゴのはたきおとす!

    千早(……!)

    →効果は今一つのようだ…
    →シュバルゴはキリキザンのきあいのタスキをはたきおとした!

    キリキザン
    132/167□□□□□□□■

    千早(鉢巻きでは……なかった……!)

    241 = 239 :

    ▼キリキザンのメタルバースト!

    シュバルゴ
    123/175□□□□□□■■

    律子(……さすがに、メタルバースト読みはたきおとす読みクチート交代はなかったようね。メタルバースト読み交代読み攻撃技かとは思ってたんだけど)

    千早「…………くっ」

    『メタルバーストは決まりましたが、律子は読んでいたようです!』

    あずさ『あら……襷が潰されちゃったのね』

    北斗『こだわってなければこうなりますよね。こだわってたとしても、交代でスカせました』

    『交代した場合はステロが刺さりますし、交代先はふいうちで突破できていたかもしれませんが』

    ▼ゆがんだ時空がもとに戻った!

    『そしてここでトリル終了。キリキザンが先手を取れるようになります』

    千早(……この体力…ふいうちで落とせるの……?)

    律子(キリキザンで殴ってくるとしたらふいうちね。はたきおとすもあり得るけど、メタバ持ちだから技スペースの関係で持ってない可能性は高め)

    律子(ここで交代するのはアリ…だけど、襷持ちはわかったし……ステロがある中でシュバルゴを引かせる意味は薄いように思える)

    律子(この体力なら…………ふいうちは耐えるんじゃないかしら。殴りましょう)

    242 = 239 :

    ▽ターン6(鋼側光壁5、虫側ステロ)
    ▼キリキザンのふいうち!
    →急所に当たった!

    律子「ぃ……!?」ギクッ

    シュバルゴ
    14/175□■■■■■■■

    千早(急所でも……耐えられたの……?)

    ▼シュバルゴのメガホーン!

    キリキザン
    9/167□■■■■■■■

    千早「っ……!」

    『お互いに攻撃を耐えました!』

    北斗『これは……どちらも乱数ですか?』

    『命中率や急所率を含めるならもっと低い数字になってきますが…キリキザンのふいうち急所でシュバルゴを落とせる確率、そしてシュバルゴのメガホーンでキリキザンを落とせる確率はそれぞれ約20パーセントでした』

    あずさ『まぁ……!』

    律子(危なかったわね……下手したら落ちてたわよ?)

    千早(このダメージ……もしかして乱数で落とされていた……?)

    律子(でも……メガホーンで落とせない、か。外すっていう最悪の展開は免れたのだけど……3体目がふいうちを受けてしまう……)

    千早(……ここまで体力を減らされてはもうどんな技でも落とされてしまうわ……シュバルゴ1体にここまで苦戦するなんて)

    千早律子(苦しい展開だけど……ここからが正念場よ!)

    243 = 239 :

    ▽ターン7(鋼側光壁6、虫側ステロ)
    ▼キリキザンのふいうち!

    シュバルゴ(瀕死)
    0/175■■■■■■■■

    →シュバルゴは倒れた!

    律子「…よくやったわ」

    千早(やっと…1体……ウルガモスがきたらふいうちを選択するしかない……)

    律子(……生憎、こちらには先制技持ちがいないのよね……)

    千早(律子の3体目は……?)

    律子「……頼むわよ、アントラ!」

    ▼りつこはカイロスを繰り出した!
    →カイロスはかたやぶりだ!

    千早(カイロス……メガカイロスね)

    →カイロスに尖った岩が食い込んだ!

    カイロス
    114/151□□□□□□■■

    『虫のラストはカイロス!そしてステルスロックによりHPの4分の1のダメージを受けます!』

    あずさ『これは痛いわね~…この体力でキリキザンのふいうちは耐えられるんでしょうか?』

    『1発なら耐えられます』

    北斗『鋼パーティーのポケモンはカイロスで全員抜けますが……先制技持ち、とくにクチートだと敗色濃厚ですね』

    律子(……千早は気づいているのかしら?私が今しなくちゃいけないことを……!)

    244 = 239 :

    律子(私がここから勝つには……剣舞を積まなきゃいけない……!)

    律子(千早のラストがクチートなら……威嚇により攻撃を一段階下げられる。これでは地震でメガクチートを落とすことができない。逆に返しのじゃれつくで落とされてしまうわ)

    律子(だから私は3体目のことも考えて行動しなくちゃいけない……ここで地震を撃つわけにいかないのよ……!)

    律子(千早……あんたにそれを読まれてここでふいうちではなく普通に殴られたら……私の負けよ)

    律子(さあ、あんた次第よ……勝ちを掴みたいのなら必死で読んでみなさいっ!)

    千早「……………………」

    『千早、ここで長考』

    あずさ『落とせないのだとしても、ふいうちでいいんじゃないかしら?3体目の先制技で確実に落とせますし』

    『あずささん、律子のカイロスは剣舞持ちです』

    あずさ『あら!』

    北斗『ふいうちを読んで剣舞を積むと、クチートの威嚇に対抗できるようになりますね』

    『攻撃一段階アップ地震でメガクチート確定一発。対してメガカイロスはメガクチートのふいうちでも1発なら耐えられます』

    あずさ『でも、2発は耐えませんよね?でしたらキリキザンとメガクチート、どちらもふいうちを選び続けていれば勝てるのでは?』

    北斗『……そのとおり、ですね。それに対抗するとしたらPP切れまで剣舞を積み続けるくらいでしょうか。しかし……タイミングを誤ればその瞬間に終わりです』

    『大分律子にとって分の悪い読み合いになるでしょう……』

    千早「…………まさか…」

    律子「っ」ピクッ

    千早「…………なるほど。そういうことなのね……」

    律子(……千早がなにかに気づいた……)

    245 :

    解説もプレイヤーもみんな真面目だからシリアスだぜ…

    246 :

    そもそもクチートいるのかな?千早のエンペチョッキだからそっちの可能性も

    247 = 239 :

    千早「………………」

    律子(……考えているわね、千早)

    『ポケモンは技選択、交代先選択の際には制限時間が設けられます。制限時間を過ぎてしまうと1番目の選択肢に自動的に決まってしまいます』

    あずさ『千早ちゃんは何を迷ってるんでしょう?』

    北斗『一つの選択肢はふいうちでしょう。二つ目はふいうち読み補助技読み交代、三つ目はふいうち読み補助技読み攻撃』

    『攻撃が通ると、次のふいうちでメガカイロスを落とせるようになりますね』

    あずさ『……ここでふいうちではなく通常攻撃技を選択するとしたら……剣の舞を警戒してるから……?』

    北斗『たしかに剣舞を積まないとメガクチートは落とせませんが……』

    『ハッサムやハガネールなんかも一撃では落とせない。律子としては千早の3匹目のことを考えると積んでおきたいと考えるのが自然か』

    『……千早のラストがクチートなら……あずささんの言ったとおり、ふいうちを連打するのが一番分かりやすいかつ勝ち目が高い選択だろう…………ここで悩むということは……』

    北斗『もう時間です』

    千早「………………っ!」

    律子(選んだわね……さあ、あなたの出した答えは……!?)

    ▽ターン7(鋼側光壁7、虫側ステロ)
    ▼ちはやはキリキザンを引っ込めた!

    律子(…交代……!?)

    248 = 239 :

    >>247
    ×▽ターン7(鋼側光壁7、虫側ステロ)

    ○▽ターン8(鋼側光壁7、虫側ステロ)



    千早「お願い…………ゴンザネル!」

    →ちはやはハガネールを繰り出した!

    律子(ハガネール!?)

    『千早の3匹目はハガネールか!』

    ▼カイロスはメガカイロスにメガシンカした!
    →メガカイロスのつるぎのまい!
    →攻撃がぐーんと上がった!

    千早(つるぎのまい……!?)

    『そして千早が交代を選択したことにより律子はメガシンカ、剣舞を積むことに成功!』

    あずさ『律子さんにとって一番よかったケースは千早ちゃんがふいうちを選択することだったでしょうけど……』

    北斗『いえ、剣舞を積めたのは大きいですよ。これでハガネールを一撃で突破するのが可能になります』

    あずさ『まあ…!ってことは……律子さんの勝ち……?』

    『……………………』

    あずさ『……え?どうしました?プロデューサーさん』

    『い、いえ。一つ気になることがありまして』

    北斗『?』

    『剣舞積みメガカイロスの地震は……ハガネールを……』

    律子(……確定で……落とせない…………!!)

    249 = 239 :

    律子(このハガネールが体力に振ってるなら……メガカイロスの地震で……多分低乱数……!!)

    北斗『落とせないんですか!?』

    『体力に全振りしたハガネールを低乱数一発。約12パーセントだ』

    あずさ『……低い、ですね……』

    『ここで落とせなかったらハガネールの反撃でメガカイロスが落とされる。そうなってしまったら……』

    律子(……キリキザンのふいうちで終わり……!!)

    千早「……」

    律子(この子……そこまで読んでキリキザンを残したっていうの……!?そんな……!?)

    律子(……いいえ、落ち着きなさい。初心者である千早が正確なダメージ計算なんてできるわけがない……千早がキリキザンを残したのは、ウルガモスを突破するため……)

    律子(ハガネールを残したってウルガモスになにもできないものね。たしかにハガネールに役割が残ってるのだとすれば、ここで交代することしかない……)

    律子(…………どのくらいの乱数かはわからないけど……高い確率ではないと思う……)

    律子(それに……防御にも振っている可能性まで考慮すると……地震では絶対に落とせないわ……!)

    あずさ『では……ハガネールに耐えられて、ハガネールの攻撃で落とされて……残るウルガモスはキリキザンのふいうちで落とされて……!』

    あずさ『律子さんの……負け……!?』

    『あずささん、律子のカイロスのデータをよく見てください』

    あずさ『え……?』

    『律子のカイロスは……インファイトを持っています』

    250 = 239 :

    ▽ターン9(鋼側光壁8、虫側ステロ)
    ▼メガカイロスのインファイト!

    千早「……!!」

    律子(こんなときのためのインファイトなのよ!落ちろっ……!)

    →効果は抜群だ!

    ハガネール
    0/182■■■■■■■■

    →ハガネールは倒れた!

    北斗『おお……!』

    『確定一発です。防御特化なら確定二発でした』

    千早「……くっ……!」

    律子(なんとか…なんとか落とせた……防御特化だったらこっちが負けていたわね。ゴツメでもない)

    →メガカイロスのぼうぎょととくぼうが下がった!

    千早「!」

    千早(防御が……下がった……?それなら、キリキザンのふいうちで……!)

    ▼ひかりのかべの効果が切れた!
    ▼ちはやはキリキザンを繰り出した!

    千早(ふいうちで、メガカイロスを落として……ステルスロックで体力の削れたウルガモスを……倒せる!!)

    北斗『……勝負アリ、ですね』

    『ええ』


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