のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,900人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ加持「初めまして、碇シンジ君」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - エヴァ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    252 :

    カヲル×アスカかな?

    下手すりゃ瞬く間に荒れるカプ厨には気を付けねば(戒め

    253 :

    ほんと遅筆で申し訳ない。

    〜?????〜

    カヲル「無事ネルフに配属、サードは監視してるしファーストは何も知らないようだよ」

    カヲル「あと葛城さんとも接触した。仕事はちゃんとこなしてるみたいよ」

    『うむ、ならばよい』

    カヲル「けど、セカンドの扱いは難しいね。長らく引きこもってた僕には厳しいよ」

    『物事を荒立ててはいかん、マニュアル通りに敵は作らぬ人間でいたまえ』

    カヲル「はいはい」



    254 = 253 :

    〜第三新東京市・ミサト宅〜

    アスカ「ちょっとミサト!あの色白キモヒョロ男は!?」

    ミサト「あら、先出てったわよ」

    アスカ「あいつがこっからの登校の仕方教えろって行ったんじゃない!あーもーむかつく!!」

    アスカ「私も行くわ!!」バタン!!

    ミサト「...」

    ミサト(彼が送り込まれたということは、奴らの残りも少ない)

    ミサト(パズルのピースはあと少しね)

    ミサト「しっかしあの二人大丈夫かしら...子守してる余裕ないのよね〜」

    255 = 253 :

    〜第一中学校・2-A〜

    アスカ「あんたっ!なんで先行ってんのよ!てかこれんじゃないの一人で!」

    カヲル「あっ、ごめん。急に行くとこできちゃって」

    アスカ「そのせいでお昼買えなかったし!今日は購買じゃない!」

    カヲル「購買?」

    アスカ「学校の中でご飯買うのよ!どうせあんたもお弁当ないんだから一緒に来なさい!」

    カヲル「わかった」

    シンジ「アスカ、今日は一段とうるさいなぁ」

    レイ「アスカは元気なとこがいいのよ、私にはない」

    シンジ「そんなことない、レイも元気でいいじゃない」

    レイ「そ、そう?」

    ケンスケ(転校したい)

    ヒカリ「...」

    ケンスケ「あれ?そういやトウジは?」

    トウジ「...」ガラッ

    ヒカリ「すっ、鈴原!遅いじゃない遅刻手前よ?」

    トウジ「あ、ああすまへんのう。寝坊してもうたわ」

    シンジ「大丈夫?顔色悪いよ?」

    トウジ「大丈夫や!心配かけてすまへん」

    トウジ「...碇、放課後ちょっと付き合うてくれるか?」

    シンジ「おっけー、付き合うよ。レイごめん今日は先帰ってて」

    レイ「うん、わかった」

    トウジ「一緒に下校とかええのぉ〜ワイもしてみたいわ〜」

    レイ「///」

    ケンスケ「トウジじゃ無理だよ」

    トウジ「そんなんわからへんやろ!?」

    カヲル「あはは」

    トウジ「色男が笑うやな!余計傷つくわ!」

    ヒカリ「...」

    アスカ「...」

    256 = 253 :



    アスカ「ほら渚!ダッシュよダッシュ!!」

    カヲル「そんなに急がねばならないのかい?」

    アスカ「売り切れとの勝負よおおお!!」

    シンジ「僕たちもお昼にしよっか」

    レイ「うん」

    トウジ「ワイも購買ダッシュや!!」

    ヒカリ「...」

    ヒカリ「鈴原って、いっつも購買よね」

    シンジ「そうだね」

    ヒカリ「碇くんのとこは、リョウジさん?」

    シンジ「ううん、三人当番制」

    ヒカリ「へー!偉いわね!」

    レイ「ヒカリは?」

    ヒカリ「わ、私は自分で作ってるの。お姉ちゃんと妹のも」

    シンジ「すごいや!三人分なのにそんな手の込んだの!」

    ヒカリ「えへへ、照れちゃうな...」

    ヒカリ「あの、えっと、それでね!...鈴原にお弁当作ってあげようかなって」

    アスカ「あら!もう焼けちゃうわねあいつ!ヒカリの手作りなんて」

    ヒカリ「あ、アスカ!?戻るの早くない?」

    257 = 253 :

    アスカ「私の脚力はエヴァ並よ?もーはっきりいいなよ〜あいつのこと、好きなんでしょ?」

    ヒカリ「う、うん...」

    シンジ「やっぱり」

    ヒカリ「き、気づいてた?」

    レイ「最近様子がおかしいもの」

    アスカ「もうバレバレ!そのことでそわそわしてたんだ!」

    カヲル「好きってなんだい?」

    アスカ「あんたは引っ込んでんのよ」

    カヲル「...はい」

    ヒカリ「それでね...明日、お弁当作ってあげようと思うんだけど」

    アスカ「もうばっちぐーよ!」

    レイ「素敵...」

    アスカ「じゃあ、こういうのはどう?」ヒソヒソ

    ケンスケ(使徒こないかなぁ)

    258 = 253 :

    〜第三新東京市・市立病院〜

    トウジ「ここや」

    シンジ「...妹さん、治りそう?」

    トウジ「...ここじゃ無理や。正直」

    シンジ「...」

    トウジ「シンジ、お前を責めるなんて思って連れてきたんちゃう」

    トウジ「どうしても、合うて欲しいんや」

    シンジ「...わかった!」

    トウジ「...治る見込みが無いことは秘密で頼む。じゃ入るで」ガチャッ

    トウジ「おいす!サクラ元気しとったか?」

    259 = 253 :

    サクラ「あ!兄ちゃんや!」

    トウジ「今日も笑顔が眩しなー!」

    サクラ「もう!いい加減ほっぺくっつけるよやめてーや!」

    サクラ「そっちの人は?」

    トウジ「こいつはな、ワイの親友のシンジや」

    トウジ「なんと!あのロボットのパイロットや!!」

    シンジ「!」

    サクラ「えっ、ほんまに!?」

    トウジ「せやで!!」

    シンジ「...」

    260 = 253 :

    トウジ「ああほんまや!」

    シンジ「あ、あの」

    サクラ「シンジさん、いつもウチらの街守ってくれてありがとうございます!」

    シンジ「...!」

    シンジ「...うぐっ、うっ」ポロポロ

    トウジ「シンジ...」

    サクラ「どうしたんや!?どっか痛いんか?」

    サクラ「あっ!兄ちゃんが殴ったとこが痛いんやろ!」

    トウジ「あれはもう許してもろた言うたやろー!」

    サクラ「ほんまに?」

    シンジ「うん...うん!もう大丈夫だよ!」

    サクラ「ならよかった!」

    261 = 253 :

    トウジ「...サクラ、そろそろお別れや」

    サクラ「うん、わかった」

    サクラ「シンジさん、またロボットの話聞かせに来てや!」

    シンジ「うん、また来るよ」

    トウジ「じゃあ、静かにしとるんやで?」

    トウジ「あと兄ちゃん、ちょっと忙しくなるからしばらく来これへん」

    トウジ「ちゃんと先生の言うこと聞くんやで」

    サクラ「うん!シンジさんも兄ちゃんもまたな!」

    トウジ「おう!」

    シンジ「ばいばい!」バタン

    シンジ「...良い妹さんだね」

    トウジ「...せやろ?自慢の妹や」

    シンジ「うん。そういえばしばらくこれないって言ってたけど、僕代わりに来ようか?」

    トウジ「え、ええんか?」

    シンジ「大丈夫だよ」

    トウジ「...そのことなんやけどな、シンジ」

    262 = 253 :

    トウジ「渚って、四号機に乗るんやろ?」

    シンジ「うん、そうだよ。それでフィフス・チルドレンって...」

    トウジ「参号機のパイロット、フォースにな」

    トウジ「ワイ、選ばれたねん」

    シンジ「...だからお見舞い、これなくなるんだね」

    トウジ「...昨日ネルフの人来てな、妹を本部の病院に移送してくれるいうて引き受けたんや」

    トウジ「シンジ、あの時殴ったりしてほんまに、ほんまにすまんかった」

    トウジ「さっきのサクラの言葉、聞いたやろ」

    トウジ「ワイもお前らみたいに、この街守りたいんや」

    トウジ「一緒に、戦ってもええか?」

    シンジ「もちろん...もちろんだよトウジ」

    トウジ「...ありがとな」

    トウジ「明後日、松代で起動実験あんのや」

    トウジ「時期にバレることやけど、綾波は変な気回しそうで申し訳ないしケンスケは羨むだろうし、惣流はめんどくさそうやから黙っててくれへんか?」

    トウジ「渚は...まあ新入り同士やから言うてもええか」

    トウジ「委員長には、自分から言うわ。いつも迷惑かけとるからな」

    トウジ「頼むわシンジ」

    シンジ「うん、わかったよ」

    トウジ「あっ、もうこんな時間や!じいさん怒るから帰るわ!」

    トウジ「今日はほんまにありがとな!ほんじゃまた明日!」

    シンジ「うん!明日!」

    263 = 253 :

    〜リョウジ宅〜

    シンジ「...ってことだよね、おっけい」

    レイ「うん」

    レイ「明日は私が、作ってもいい?」

    シンジ「僕が当番だけど、いいの?」

    レイ「作りたいの、いい?」

    シンジ「わかった、美味しいの期待してるよっ!」

    レイ「頑張る...!」


    〜ミサト宅〜

    アスカ「ってことよ!わかった!?」

    カヲル「そう何回も言われなくてもわかるさ」

    アスカ「心配だから言ってんのよ...」

    カヲル「それで、好きってなに?」

    アスカ「またそれ...えっと!とりあえずヒカリは鈴原が好きでレイはバカシンジが好きなのよ!見てりゃわかんないの!?」

    カヲル「うーん...中が良いとは違う?」

    アスカ「うーんまあその上位版みたいなもんね」

    カヲル「へー...アスカは好きってないの?」

    アスカ「...あるのかわからない、ただの憧れっていうか背伸びっていうか」

    アスカ「ともかく、レイやヒカリのとは違うわ」

    カヲル「難しいなぁ、僕は?」

    アスカ「...嫌いよ」

    カヲル「嫌いねー」

    アスカ(どーせ意味わかんないんでしょ。あんたが一番わかんないわよ)

    カヲル(嫌いは知ってる)

    カヲル(僕はこの世界が、運命が、自分の役目が嫌いなんだ)


    〜ヒカリ自宅・キッチン〜

    ヒカリ「男の子がよろこぶ!お肉たっぷりスタミナ弁当!これにしよっ!」

    ヒカリ「あいつ野菜嫌いそうだから細かくしよっと」

    ヒカリ(...食べてくれるかな)


    264 :



    ターニングポイントのバルディエル戦はどうなることやら・・・

    265 :

    おつおつ

    266 :


    仲が良い分それだけショックも大きくなる
    でもどんな事が起ころうとこのシンジ君なら立ち直れそう

    267 :

    乙乙
    アニメと漫画と新劇とゲーム、どれになるやら……

    268 :

    バルディエル戦に於いて、悲劇回避の為にはシンジが腹括らんとならんからな
    原作はゲンドウの『そいつは使徒だ、殲滅しろ(=殺せ)』とかいうクソ追い込みまであったが、それはまあここなら無さそうやし大丈夫やろ

    269 = 253 :

    〜第三新東京市・居酒屋〜

    ミサト「...級に奢りで飲みに行こうなんて、どういう風の吹き回しかしら」

    リョウジ「まあまあそう勘繰らずに、飲めよ」

    ミサト「...」ゴクゴク

    リョウジ「...んで、あのフィフスは何者なんだ?」

    ミサト「やっぱりその話ね...」

    ミサト「言っとくけど、詮索するだけ無駄よ。上の直属のチルドレンですもの」

    ミサト「なにからなにまで抹消済みよ」

    ミサト「私が知りたいくらいだわ...」

    リョウジ「なら、フォースがあの子なのも仕組まれたことか?」

    ミサト「...707を調べなさい」

    リョウジ「707...第一中学校か」

    ミサト「いい?昔の義理でここまでは教えてあげるけど、下手に首を突っ込むと死ぬわ」

    ミサト「加持くん、気持ちはわかるけどあなたの使命は使徒殲滅でしょ?もう一度アレを繰り返さないとがあなたの仕事のはずよ」

    リョウジ「...わかってるさ。けど俺は過去を忘れることができるほど器用じゃない」

    リョウジ「知ってんだろ?俺の過去を。弟達をあんな風にした奴らを俺は許すことなどできないんだよ」

    ミサト「...勝手にすれば。私は自分のやりたいようにするわ、それで例え死んでもね」

    270 = 253 :

    〜第一中学校・2-A〜

    アスカ「...」キーンコーン

    アスカ「ほら!みんなダッシュよ!」

    シンジ「お、おー!」ドタドタ

    トウジ「はっ!?あかんワインだけ置いてかれ...」

    ヒカリ「鈴原っ!!」

    ヒカリ「あの、これ良かったら...食べない?」

    トウジ「え、ええんか?」

    ヒカリ「うん、鈴原最近元気ないみたいだから...」

    ヒカリ「これ食べて元気になってほしいなって」

    トウジ「...おおきに、委員長!!」



    シンジ「ふーなんとか二人にできたみたいだけど...」

    シンジ「あれ?アスカとカヲル君は?」

    レイ「...いない?」

    シンジ「あれー?途中まで一緒にいたのに。まあいいか、空き教室探して食べよっか」

    レイ「うん」

    271 :

    ワイン

    272 = 268 :

    ワイン

    273 :

    なんだ唐突に

    274 :

    参号機にカビが見つかってほしいな…

    275 = 253 :

    〜屋上〜

    カヲル「あれ?シンジ君と綾波さんは置いてきていいの?」

    アスカ「...」

    カヲル「アスカ?」

    アスカ「いいのよ、ヒカリと鈴原、レイとシンジ、セットで置いてきてやったんだから」

    アスカ「あー私って超キューピッドじゃない」

    アスカ「ほらこれ」

    カヲル「?」

    アスカ「弁当よ弁当。わたしが作ってやったのよ!ちったぁ喜べ!」

    カヲル「あ、ありがとう」

    カヲル「アスカって料理できるんだね」

    アスカ「できない、これしか作れないのよ」

    カヲル「ご飯と...これなに?」

    アスカ「あんた肉じゃがも知らないの?」

    カヲル「ごめん、僕こう料理らしい料理って食べたこと無いんだ」

    カヲル「肉じゃがかぁ...食べてもいい?」

    アスカ「そのために作ったんだから、いいのよ」

    カヲル「じゃあ早速」

    アスカ「ちゃんといただきますって言うのよ」

    カヲル「いただきます」モグモグ

    カヲル「...今まで食べてきた中で一番美味しいよ」

    アスカ「そ、そう?」モグモグ

    カヲル「うん、また作って欲しいな」モグモグ

    アスカ「別にいいわよ」モグモグ

    アスカ「...あんた、肉じゃがもしらないし好きとかわからないんでしょ?」

    カヲル「恥ずかしながら」

    276 = 253 :

    アスカ「ここに来る前、どこいたのよ」

    カヲル「えっと、第二東京?」

    アスカ「なんで疑問形?」

    カヲル「小っちゃいころからエヴァに乗る訓練とかばっかしてて、全然外とか出してもらえなかった」

    カヲル「だから、知らないことばっかり」

    アスカ「ふーん...親は?」

    カヲル「いないよ」

    アスカ「同じね」

    カヲル「アスカも?」

    アスカ「そう、育ての親はいるけどね」

    カヲル「僕もいるよ、じいちゃんだけど」

    アスカ「おじいさんに育ててもらったの?」

    カヲル「まあ、そんな感じ」

    277 = 253 :

    カヲル「でも、こっち来て良かった」

    カヲル「僕の知らないとこはこんな風になってたんだね」

    アスカ「まあ世界は広いしね」

    カヲル「...無くなっちゃったね」

    アスカ「そんな顔しなくてもまた作ってやるわよ」

    カヲル「ほんとに?じゃあ夜もこれがいいな」

    カヲル「あんまり色んなもの食べたこと無い僕でも、葛城さんがくれるご飯は美味しく無いってわかるもん」

    アスカ「まあミサトは家事壊滅だし...」

    アスカ「つっても二連続は飽きるわね...あ、シンジはカレーにしてたわね」

    カヲル「カレー?」

    アスカ「そ、カレー」

    アスカ「じゃあ帰りにカレー粉買って...」

    アスカ(はっ!なんでこいつのためにこんなに親身になんてんのよ!!)

    カヲル「アスカ?顔が弐号機と同じ色になってるよ?」

    アスカ「う、うっさい!」

    278 = 253 :

    〜空き教室〜

    シンジ「わー!すごいや!手が込んでるね」

    レイ「頑張って作ったの、でもシンジ君より下手」

    シンジ「そんなことないよ、僕こんなに綺麗にできないもん」

    レイ「ありがとう...///」

    シンジ「なんか、二人で食べるのもたまにはいいね」

    レイ「そう、ね」

    シンジ「これ、同じのリョウジさんにも持たせたの?」

    レイ「うん、リョウジさんは少し多め」

    シンジ「仕事先でこれ食べれるっていいな〜レイはきっと良いお嫁さんになれるよ」モグモグ

    レイ「お嫁さん...」

    レイ「誰の...?」

    シンジ「誰、って...」

    シンジ「レイの好きな人と、じゃない?」

    レイ「そ、そう」

    シンジ「う、うん?」

    レイ「」

    シンジ「レイ?大丈夫?顔が弐号機みたいな色になってるよ?」

    レイ「な、なってない!零号機色だから!」

    279 = 253 :

    〜教室〜

    トウジ「...」

    ヒカリ「...」

    ヒカリ「ど、どう?」

    トウジ「あ?ああ、美味い」

    ヒカリ「ほんとに?」

    トウジ「す、すまへん!ほんまに美味い!!」

    トウジ「今まで食った飯の中で一番や!」

    ヒカリ「そ、そんなに?」

    トウジ「ほんま!ナンバーワンやで!」

    ヒカリ「よかった...///」

    トウジ「せやけど、なんでワシにだけ?」

    ヒカリ「そ、それは!その」

    トウジ「その?」

    ヒカリ「鈴原がす...」

    トウジ「す?」

    ヒカリ「...さ、最近元気ないみたいだったから、委員長として気遣ってあげないとって思って!」

    トウジ「そ、そうなんか」

    トウジ「でも、これからはワイにだけ作って欲しいわ」

    ヒカリ「え?それって...」

    トウジ「あのな、委員長」

    280 = 253 :

    トウジ「ワイ、明日ちょっと用事で学校休まなあかんねん」

    トウジ「委員長、ワイの家知っとるか?」

    ヒカリ「う、うん一応」

    トウジ「無理なお願いなんやけど...明日もどうしても委員長の弁当食いたいんや!」

    トウジ「その、朝学校来るついででええから持ってきてくれへんやろか」

    ヒカリ「...うん!わかった!」

    トウジ「ほんまか?ありがとうな!」

    トウジ「あと、戻ってきたら委員長に言いたいことあんねん」

    トウジ「聞いて、くれるか?」

    ヒカリ「///」コクコク

    トウジ「委員長?顔が弐号機みたいな色になっとるで?」

    ヒカリ「な!?なってないわよっ!」

    281 = 253 :

    〜放課後・校庭〜

    シンジ「ケンスケ!そっち行ったよ!」

    ケンスケ「ばっちこい!」

    トウジ「あー入ってもうたか!」

    カヲル「相田くんて意外と運動神経いいんだね」

    ケンスケ「ふふ!オタクだからと侮るな!」

    シンジ「ふー!疲れた!放課後に残ってバスケなんて初めてだね」

    トウジ「渚が来たから二対二でできるようになったからな」

    カヲル「鈴原くん、バスケって楽しいね」

    トウジ「せやろ!でも渚は的の狙いがまだまだ甘い!」

    トウジ「ちょっと投げてみいや?」

    カヲル「うん、えいっ!」バイン

    カヲル「やっぱり入らないや...」

    トウジ「ボールをこうやって持って、脇を締めて、あの四角の真ん中を狙うんや」

    カヲル「四角...えいっ!」トスッ

    カヲル「入った!」

    トウジ「上手いやん!」

    282 = 253 :

    ケンスケ「...渚って不思議なやつだよな、あんなにかっこいいのになんか子供みたいっていうか」

    シンジ「はは、そうだね」

    ケンスケ「...なあ、四号機は渚だけど参号機のパイロットって決まってるのか?」

    シンジ「えっ?...えっとわかんないや」

    ケンスケ「はぁ、僕にならないかな...」

    トウジ「...」

    トウジ「なぁ渚」

    カヲル「なんだい?」

    トウジ「お前、エヴァに乗る訓練とか受けとるか?」

    カヲル「うん、まあまあ」

    トウジ「シンジにしか言っとらんし、みんなにはまだ秘密にしてほしいんやけど、実はワイがフォースやねん」

    カヲル「あ、そうだったんだ!」

    トウジ「声がでかいわ!...それで、ワイにその、操作とか教えて欲しいねん」

    カヲル「うん、いいよ。鈴原君バスケ教えてくれたし」

    トウジ「ほんまか!ありがとな」

    トウジ「おーし!お前ら今日はワイがアイス奢ったるで!」

    ケンスケ「マジで!?」

    シンジ「珍しいね、明日は雪かも」

    トウジ「シンジには奢らんぞワレ!」

    カヲル「アイス?」

    283 = 253 :

    〜2-A〜

    ヒカリ「なにしてるのかな?」

    アスカ「んーなんかバスケしてるっぽいわよ」

    レイ「相田君、意外と上手」

    アスカ「ほんと、あいつ意外と動けんのね」

    アスカ「...それでっ!どうだったわけ?」

    ヒカリ「た、食べてくれた」

    ヒカリ「でも、好きって言えなかった」

    アスカ「まあそんなに焦らなくてもいいわよ!」

    アスカ「...失礼を承知で聞くけど、あの熱血のどこがいいわけ?」

    ヒカリ「や、優しい所」

    アスカ「」

    アスカ「レイは?」

    レイ「?」

    アスカ「んもう!折角あんたたちも二人にしてやったんじゃない!進展は?」

    レイ「そ、その」

    レイ「思い出し恥ずかしい...」

    アスカ「...これまた失礼を承知で聞くけど、あの天然たらしのどこがいいわけ?」

    レイ「や、優しい所」

    アスカ「」

    ヒカリ「アスカは?渚君とどうなの?」

    アスカ「別にどうもこうも!あんなの好きになるわけないでしょ!」

    レイ「仲よさそうに見えるわ」

    アスカ「世話焼いてやってんのよ!あいつ子供みたいだから!」

    ヒカリ「ふーん...」

    アスカ「なによ」

    ヒカリ「アスカって優しいわよね」

    アスカ「ん、んなこたないわよ...」

    284 = 253 :

    〜第三新東京市・駄菓子屋〜

    トウジ「くぅ〜!運動後のアイスはごっつ美味いわ!」

    シンジ「ほんとだね」

    ケンスケ「身に染みるなぁ」

    カヲル「これはなんて味?」

    シンジ「それはソーダだよ」

    カヲル「ソーダね、ソーダソーダ」

    カヲル「この味好きだなぁ」

    カヲル(...好き?)

    シンジ「カヲル君はソーダ味好きなんだ」

    カヲル「あと肉じゃが味が好き」

    トウジ「肉じゃが味?」

    ケンスケ「へんてこな味だなぁ」

    カヲル「肉じゃが味のアイスってないの?」

    シンジ「そ、それは多分どこに行っても無いんじゃないかな?」

    カヲル「そうかい...」

    トウジ「ん、ワイんちこっちやからここでお別れやな」

    ケンスケ「俺もここで帰るよ」

    シンジ「そう、じゃあね」

    カヲル「ばいばい」

    トウジ「じゃあなー」

    ケンスケ「ばい」

    285 = 253 :

    カヲル「ねえねえシンジ君」

    シンジ「?」

    カヲル「シンジ君て好きってある?」

    シンジ「人?物?」

    カヲル「全部」

    シンジ「うーん...特にってのは無いけど、好きになりたいのは父さんかな」

    カヲル「お父さん、碇司令?」

    シンジ「うん」

    カヲル「好きじゃ無いの?」

    シンジ「うーん、嫌いじゃ無いんだ。でもやっぱりむずかしいんだ」

    カヲル「ふーん...」

    シンジ「あっ、僕んちここだから。また明日ね」

    カヲル「ん、ばいばい」

    カヲル「...」

    カヲル(楽しいなぁ)

    286 :

    >>280であかんフラグが建ってしもうた……

    ガ○ガリ君ならやりかねん。肉じゃが味

    287 :

    あの奇妙なガリガリ君シリーズか

    コンポタしか食ったことないけど美味いのか?
    ナポリタン味は罰ゲームって聞いたけど

    288 :

    アイスははずれだったし……

    289 :

    シンジが前向きなのと4号機とカヲルがいるのはデカイ
    3号機のみを上手く戦闘不能にできるかもしれん

    290 :

    アスカはカオルとくっつくのか

    291 :

    なんか着実にカップルが成立しててワロタ

    292 :

    三号機でトウジが助かっても、エヴァ動かすためにはさくらは犠牲になるんじゃなかったっけ?

    293 :

    カップルはトウジとイインチョだけでよかったやろ

    294 :

    ケンスケがかわいそう
    誰かケンスケにヒロインを!

    295 :

    >>294
    あ・・・ごめんなさい
    それ、来周からなんですよ

    296 :

    >>295
    いるのか…(困惑)

    297 :

    今世ではケンスケは報われないのか…

    298 :

    ケン坊(byパパ)にはマナあたりが良いんじゃないですか?

    300 :

    〜リョウジ宅〜

    リョウジ「二人とも、明日は出張だから家のことよろしく頼むぞ」

    レイ「はい」

    シンジ「...」

    リョウジ「...シンジ、ちょっと」

    レイ「?」

    リョウジ「明日のこと、知ってるのか?」

    シンジ「はい...トウジから聞きました」

    リョウジ「そうか...知ってるのは君だけかい?」

    シンジ「僕と、カヲル君だけです」

    リョウジ「そうか...すまない、君の友達まで巻き込んで」

    シンジ「いえ、大丈夫です。トウジも妹のためにやる気でした」

    リョウジ「そうか...明日は頼むぞ」

    シンジ「はい」




    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - エヴァ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について