元スレ加持「初めまして、碇シンジ君」
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252 :
カヲル×アスカかな?
下手すりゃ瞬く間に荒れるカプ厨には気を付けねば(戒め
253 :
ほんと遅筆で申し訳ない。
〜?????〜
カヲル「無事ネルフに配属、サードは監視してるしファーストは何も知らないようだよ」
カヲル「あと葛城さんとも接触した。仕事はちゃんとこなしてるみたいよ」
?『うむ、ならばよい』
カヲル「けど、セカンドの扱いは難しいね。長らく引きこもってた僕には厳しいよ」
?『物事を荒立ててはいかん、マニュアル通りに敵は作らぬ人間でいたまえ』
カヲル「はいはい」
254 = 253 :
〜第三新東京市・ミサト宅〜
アスカ「ちょっとミサト!あの色白キモヒョロ男は!?」
ミサト「あら、先出てったわよ」
アスカ「あいつがこっからの登校の仕方教えろって行ったんじゃない!あーもーむかつく!!」
アスカ「私も行くわ!!」バタン!!
ミサト「...」
ミサト(彼が送り込まれたということは、奴らの残りも少ない)
ミサト(パズルのピースはあと少しね)
ミサト「しっかしあの二人大丈夫かしら...子守してる余裕ないのよね〜」
255 = 253 :
〜第一中学校・2-A〜
アスカ「あんたっ!なんで先行ってんのよ!てかこれんじゃないの一人で!」
カヲル「あっ、ごめん。急に行くとこできちゃって」
アスカ「そのせいでお昼買えなかったし!今日は購買じゃない!」
カヲル「購買?」
アスカ「学校の中でご飯買うのよ!どうせあんたもお弁当ないんだから一緒に来なさい!」
カヲル「わかった」
シンジ「アスカ、今日は一段とうるさいなぁ」
レイ「アスカは元気なとこがいいのよ、私にはない」
シンジ「そんなことない、レイも元気でいいじゃない」
レイ「そ、そう?」
ケンスケ(転校したい)
ヒカリ「...」
ケンスケ「あれ?そういやトウジは?」
トウジ「...」ガラッ
ヒカリ「すっ、鈴原!遅いじゃない遅刻手前よ?」
トウジ「あ、ああすまへんのう。寝坊してもうたわ」
シンジ「大丈夫?顔色悪いよ?」
トウジ「大丈夫や!心配かけてすまへん」
トウジ「...碇、放課後ちょっと付き合うてくれるか?」
シンジ「おっけー、付き合うよ。レイごめん今日は先帰ってて」
レイ「うん、わかった」
トウジ「一緒に下校とかええのぉ〜ワイもしてみたいわ〜」
レイ「///」
ケンスケ「トウジじゃ無理だよ」
トウジ「そんなんわからへんやろ!?」
カヲル「あはは」
トウジ「色男が笑うやな!余計傷つくわ!」
ヒカリ「...」
アスカ「...」
256 = 253 :
アスカ「ほら渚!ダッシュよダッシュ!!」
カヲル「そんなに急がねばならないのかい?」
アスカ「売り切れとの勝負よおおお!!」
シンジ「僕たちもお昼にしよっか」
レイ「うん」
トウジ「ワイも購買ダッシュや!!」
ヒカリ「...」
ヒカリ「鈴原って、いっつも購買よね」
シンジ「そうだね」
ヒカリ「碇くんのとこは、リョウジさん?」
シンジ「ううん、三人当番制」
ヒカリ「へー!偉いわね!」
レイ「ヒカリは?」
ヒカリ「わ、私は自分で作ってるの。お姉ちゃんと妹のも」
シンジ「すごいや!三人分なのにそんな手の込んだの!」
ヒカリ「えへへ、照れちゃうな...」
ヒカリ「あの、えっと、それでね!...鈴原にお弁当作ってあげようかなって」
アスカ「あら!もう焼けちゃうわねあいつ!ヒカリの手作りなんて」
ヒカリ「あ、アスカ!?戻るの早くない?」
257 = 253 :
アスカ「私の脚力はエヴァ並よ?もーはっきりいいなよ〜あいつのこと、好きなんでしょ?」
ヒカリ「う、うん...」
シンジ「やっぱり」
ヒカリ「き、気づいてた?」
レイ「最近様子がおかしいもの」
アスカ「もうバレバレ!そのことでそわそわしてたんだ!」
カヲル「好きってなんだい?」
アスカ「あんたは引っ込んでんのよ」
カヲル「...はい」
ヒカリ「それでね...明日、お弁当作ってあげようと思うんだけど」
アスカ「もうばっちぐーよ!」
レイ「素敵...」
アスカ「じゃあ、こういうのはどう?」ヒソヒソ
ケンスケ(使徒こないかなぁ)
258 = 253 :
〜第三新東京市・市立病院〜
トウジ「ここや」
シンジ「...妹さん、治りそう?」
トウジ「...ここじゃ無理や。正直」
シンジ「...」
トウジ「シンジ、お前を責めるなんて思って連れてきたんちゃう」
トウジ「どうしても、合うて欲しいんや」
シンジ「...わかった!」
トウジ「...治る見込みが無いことは秘密で頼む。じゃ入るで」ガチャッ
トウジ「おいす!サクラ元気しとったか?」
259 = 253 :
サクラ「あ!兄ちゃんや!」
トウジ「今日も笑顔が眩しなー!」
サクラ「もう!いい加減ほっぺくっつけるよやめてーや!」
サクラ「そっちの人は?」
トウジ「こいつはな、ワイの親友のシンジや」
トウジ「なんと!あのロボットのパイロットや!!」
シンジ「!」
サクラ「えっ、ほんまに!?」
トウジ「せやで!!」
シンジ「...」
260 = 253 :
トウジ「ああほんまや!」
シンジ「あ、あの」
サクラ「シンジさん、いつもウチらの街守ってくれてありがとうございます!」
シンジ「...!」
シンジ「...うぐっ、うっ」ポロポロ
トウジ「シンジ...」
サクラ「どうしたんや!?どっか痛いんか?」
サクラ「あっ!兄ちゃんが殴ったとこが痛いんやろ!」
トウジ「あれはもう許してもろた言うたやろー!」
サクラ「ほんまに?」
シンジ「うん...うん!もう大丈夫だよ!」
サクラ「ならよかった!」
261 = 253 :
トウジ「...サクラ、そろそろお別れや」
サクラ「うん、わかった」
サクラ「シンジさん、またロボットの話聞かせに来てや!」
シンジ「うん、また来るよ」
トウジ「じゃあ、静かにしとるんやで?」
トウジ「あと兄ちゃん、ちょっと忙しくなるからしばらく来これへん」
トウジ「ちゃんと先生の言うこと聞くんやで」
サクラ「うん!シンジさんも兄ちゃんもまたな!」
トウジ「おう!」
シンジ「ばいばい!」バタン
シンジ「...良い妹さんだね」
トウジ「...せやろ?自慢の妹や」
シンジ「うん。そういえばしばらくこれないって言ってたけど、僕代わりに来ようか?」
トウジ「え、ええんか?」
シンジ「大丈夫だよ」
トウジ「...そのことなんやけどな、シンジ」
262 = 253 :
トウジ「渚って、四号機に乗るんやろ?」
シンジ「うん、そうだよ。それでフィフス・チルドレンって...」
トウジ「参号機のパイロット、フォースにな」
トウジ「ワイ、選ばれたねん」
シンジ「...だからお見舞い、これなくなるんだね」
トウジ「...昨日ネルフの人来てな、妹を本部の病院に移送してくれるいうて引き受けたんや」
トウジ「シンジ、あの時殴ったりしてほんまに、ほんまにすまんかった」
トウジ「さっきのサクラの言葉、聞いたやろ」
トウジ「ワイもお前らみたいに、この街守りたいんや」
トウジ「一緒に、戦ってもええか?」
シンジ「もちろん...もちろんだよトウジ」
トウジ「...ありがとな」
トウジ「明後日、松代で起動実験あんのや」
トウジ「時期にバレることやけど、綾波は変な気回しそうで申し訳ないしケンスケは羨むだろうし、惣流はめんどくさそうやから黙っててくれへんか?」
トウジ「渚は...まあ新入り同士やから言うてもええか」
トウジ「委員長には、自分から言うわ。いつも迷惑かけとるからな」
トウジ「頼むわシンジ」
シンジ「うん、わかったよ」
トウジ「あっ、もうこんな時間や!じいさん怒るから帰るわ!」
トウジ「今日はほんまにありがとな!ほんじゃまた明日!」
シンジ「うん!明日!」
263 = 253 :
〜リョウジ宅〜
シンジ「...ってことだよね、おっけい」
レイ「うん」
レイ「明日は私が、作ってもいい?」
シンジ「僕が当番だけど、いいの?」
レイ「作りたいの、いい?」
シンジ「わかった、美味しいの期待してるよっ!」
レイ「頑張る...!」
〜ミサト宅〜
アスカ「ってことよ!わかった!?」
カヲル「そう何回も言われなくてもわかるさ」
アスカ「心配だから言ってんのよ...」
カヲル「それで、好きってなに?」
アスカ「またそれ...えっと!とりあえずヒカリは鈴原が好きでレイはバカシンジが好きなのよ!見てりゃわかんないの!?」
カヲル「うーん...中が良いとは違う?」
アスカ「うーんまあその上位版みたいなもんね」
カヲル「へー...アスカは好きってないの?」
アスカ「...あるのかわからない、ただの憧れっていうか背伸びっていうか」
アスカ「ともかく、レイやヒカリのとは違うわ」
カヲル「難しいなぁ、僕は?」
アスカ「...嫌いよ」
カヲル「嫌いねー」
アスカ(どーせ意味わかんないんでしょ。あんたが一番わかんないわよ)
カヲル(嫌いは知ってる)
カヲル(僕はこの世界が、運命が、自分の役目が嫌いなんだ)
〜ヒカリ自宅・キッチン〜
ヒカリ「男の子がよろこぶ!お肉たっぷりスタミナ弁当!これにしよっ!」
ヒカリ「あいつ野菜嫌いそうだから細かくしよっと」
ヒカリ(...食べてくれるかな)
264 :
乙
ターニングポイントのバルディエル戦はどうなることやら・・・
265 :
おつおつ
266 :
乙
仲が良い分それだけショックも大きくなる
でもどんな事が起ころうとこのシンジ君なら立ち直れそう
267 :
乙乙
アニメと漫画と新劇とゲーム、どれになるやら……
268 :
バルディエル戦に於いて、悲劇回避の為にはシンジが腹括らんとならんからな
原作はゲンドウの『そいつは使徒だ、殲滅しろ(=殺せ)』とかいうクソ追い込みまであったが、それはまあここなら無さそうやし大丈夫やろ
269 = 253 :
〜第三新東京市・居酒屋〜
ミサト「...級に奢りで飲みに行こうなんて、どういう風の吹き回しかしら」
リョウジ「まあまあそう勘繰らずに、飲めよ」
ミサト「...」ゴクゴク
リョウジ「...んで、あのフィフスは何者なんだ?」
ミサト「やっぱりその話ね...」
ミサト「言っとくけど、詮索するだけ無駄よ。上の直属のチルドレンですもの」
ミサト「なにからなにまで抹消済みよ」
ミサト「私が知りたいくらいだわ...」
リョウジ「なら、フォースがあの子なのも仕組まれたことか?」
ミサト「...707を調べなさい」
リョウジ「707...第一中学校か」
ミサト「いい?昔の義理でここまでは教えてあげるけど、下手に首を突っ込むと死ぬわ」
ミサト「加持くん、気持ちはわかるけどあなたの使命は使徒殲滅でしょ?もう一度アレを繰り返さないとがあなたの仕事のはずよ」
リョウジ「...わかってるさ。けど俺は過去を忘れることができるほど器用じゃない」
リョウジ「知ってんだろ?俺の過去を。弟達をあんな風にした奴らを俺は許すことなどできないんだよ」
ミサト「...勝手にすれば。私は自分のやりたいようにするわ、それで例え死んでもね」
270 = 253 :
〜第一中学校・2-A〜
アスカ「...」キーンコーン
アスカ「ほら!みんなダッシュよ!」
シンジ「お、おー!」ドタドタ
トウジ「はっ!?あかんワインだけ置いてかれ...」
ヒカリ「鈴原っ!!」
ヒカリ「あの、これ良かったら...食べない?」
トウジ「え、ええんか?」
ヒカリ「うん、鈴原最近元気ないみたいだから...」
ヒカリ「これ食べて元気になってほしいなって」
トウジ「...おおきに、委員長!!」
シンジ「ふーなんとか二人にできたみたいだけど...」
シンジ「あれ?アスカとカヲル君は?」
レイ「...いない?」
シンジ「あれー?途中まで一緒にいたのに。まあいいか、空き教室探して食べよっか」
レイ「うん」
271 :
ワイン
272 = 268 :
ワイン
273 :
なんだ唐突に
274 :
参号機にカビが見つかってほしいな…
275 = 253 :
〜屋上〜
カヲル「あれ?シンジ君と綾波さんは置いてきていいの?」
アスカ「...」
カヲル「アスカ?」
アスカ「いいのよ、ヒカリと鈴原、レイとシンジ、セットで置いてきてやったんだから」
アスカ「あー私って超キューピッドじゃない」
アスカ「ほらこれ」
カヲル「?」
アスカ「弁当よ弁当。わたしが作ってやったのよ!ちったぁ喜べ!」
カヲル「あ、ありがとう」
カヲル「アスカって料理できるんだね」
アスカ「できない、これしか作れないのよ」
カヲル「ご飯と...これなに?」
アスカ「あんた肉じゃがも知らないの?」
カヲル「ごめん、僕こう料理らしい料理って食べたこと無いんだ」
カヲル「肉じゃがかぁ...食べてもいい?」
アスカ「そのために作ったんだから、いいのよ」
カヲル「じゃあ早速」
アスカ「ちゃんといただきますって言うのよ」
カヲル「いただきます」モグモグ
カヲル「...今まで食べてきた中で一番美味しいよ」
アスカ「そ、そう?」モグモグ
カヲル「うん、また作って欲しいな」モグモグ
アスカ「別にいいわよ」モグモグ
アスカ「...あんた、肉じゃがもしらないし好きとかわからないんでしょ?」
カヲル「恥ずかしながら」
276 = 253 :
アスカ「ここに来る前、どこいたのよ」
カヲル「えっと、第二東京?」
アスカ「なんで疑問形?」
カヲル「小っちゃいころからエヴァに乗る訓練とかばっかしてて、全然外とか出してもらえなかった」
カヲル「だから、知らないことばっかり」
アスカ「ふーん...親は?」
カヲル「いないよ」
アスカ「同じね」
カヲル「アスカも?」
アスカ「そう、育ての親はいるけどね」
カヲル「僕もいるよ、じいちゃんだけど」
アスカ「おじいさんに育ててもらったの?」
カヲル「まあ、そんな感じ」
277 = 253 :
カヲル「でも、こっち来て良かった」
カヲル「僕の知らないとこはこんな風になってたんだね」
アスカ「まあ世界は広いしね」
カヲル「...無くなっちゃったね」
アスカ「そんな顔しなくてもまた作ってやるわよ」
カヲル「ほんとに?じゃあ夜もこれがいいな」
カヲル「あんまり色んなもの食べたこと無い僕でも、葛城さんがくれるご飯は美味しく無いってわかるもん」
アスカ「まあミサトは家事壊滅だし...」
アスカ「つっても二連続は飽きるわね...あ、シンジはカレーにしてたわね」
カヲル「カレー?」
アスカ「そ、カレー」
アスカ「じゃあ帰りにカレー粉買って...」
アスカ(はっ!なんでこいつのためにこんなに親身になんてんのよ!!)
カヲル「アスカ?顔が弐号機と同じ色になってるよ?」
アスカ「う、うっさい!」
278 = 253 :
〜空き教室〜
シンジ「わー!すごいや!手が込んでるね」
レイ「頑張って作ったの、でもシンジ君より下手」
シンジ「そんなことないよ、僕こんなに綺麗にできないもん」
レイ「ありがとう...///」
シンジ「なんか、二人で食べるのもたまにはいいね」
レイ「そう、ね」
シンジ「これ、同じのリョウジさんにも持たせたの?」
レイ「うん、リョウジさんは少し多め」
シンジ「仕事先でこれ食べれるっていいな〜レイはきっと良いお嫁さんになれるよ」モグモグ
レイ「お嫁さん...」
レイ「誰の...?」
シンジ「誰、って...」
シンジ「レイの好きな人と、じゃない?」
レイ「そ、そう」
シンジ「う、うん?」
レイ「」
シンジ「レイ?大丈夫?顔が弐号機みたいな色になってるよ?」
レイ「な、なってない!零号機色だから!」
279 = 253 :
〜教室〜
トウジ「...」
ヒカリ「...」
ヒカリ「ど、どう?」
トウジ「あ?ああ、美味い」
ヒカリ「ほんとに?」
トウジ「す、すまへん!ほんまに美味い!!」
トウジ「今まで食った飯の中で一番や!」
ヒカリ「そ、そんなに?」
トウジ「ほんま!ナンバーワンやで!」
ヒカリ「よかった...///」
トウジ「せやけど、なんでワシにだけ?」
ヒカリ「そ、それは!その」
トウジ「その?」
ヒカリ「鈴原がす...」
トウジ「す?」
ヒカリ「...さ、最近元気ないみたいだったから、委員長として気遣ってあげないとって思って!」
トウジ「そ、そうなんか」
トウジ「でも、これからはワイにだけ作って欲しいわ」
ヒカリ「え?それって...」
トウジ「あのな、委員長」
280 = 253 :
トウジ「ワイ、明日ちょっと用事で学校休まなあかんねん」
トウジ「委員長、ワイの家知っとるか?」
ヒカリ「う、うん一応」
トウジ「無理なお願いなんやけど...明日もどうしても委員長の弁当食いたいんや!」
トウジ「その、朝学校来るついででええから持ってきてくれへんやろか」
ヒカリ「...うん!わかった!」
トウジ「ほんまか?ありがとうな!」
トウジ「あと、戻ってきたら委員長に言いたいことあんねん」
トウジ「聞いて、くれるか?」
ヒカリ「///」コクコク
トウジ「委員長?顔が弐号機みたいな色になっとるで?」
ヒカリ「な!?なってないわよっ!」
281 = 253 :
〜放課後・校庭〜
シンジ「ケンスケ!そっち行ったよ!」
ケンスケ「ばっちこい!」
トウジ「あー入ってもうたか!」
カヲル「相田くんて意外と運動神経いいんだね」
ケンスケ「ふふ!オタクだからと侮るな!」
シンジ「ふー!疲れた!放課後に残ってバスケなんて初めてだね」
トウジ「渚が来たから二対二でできるようになったからな」
カヲル「鈴原くん、バスケって楽しいね」
トウジ「せやろ!でも渚は的の狙いがまだまだ甘い!」
トウジ「ちょっと投げてみいや?」
カヲル「うん、えいっ!」バイン
カヲル「やっぱり入らないや...」
トウジ「ボールをこうやって持って、脇を締めて、あの四角の真ん中を狙うんや」
カヲル「四角...えいっ!」トスッ
カヲル「入った!」
トウジ「上手いやん!」
282 = 253 :
ケンスケ「...渚って不思議なやつだよな、あんなにかっこいいのになんか子供みたいっていうか」
シンジ「はは、そうだね」
ケンスケ「...なあ、四号機は渚だけど参号機のパイロットって決まってるのか?」
シンジ「えっ?...えっとわかんないや」
ケンスケ「はぁ、僕にならないかな...」
トウジ「...」
トウジ「なぁ渚」
カヲル「なんだい?」
トウジ「お前、エヴァに乗る訓練とか受けとるか?」
カヲル「うん、まあまあ」
トウジ「シンジにしか言っとらんし、みんなにはまだ秘密にしてほしいんやけど、実はワイがフォースやねん」
カヲル「あ、そうだったんだ!」
トウジ「声がでかいわ!...それで、ワイにその、操作とか教えて欲しいねん」
カヲル「うん、いいよ。鈴原君バスケ教えてくれたし」
トウジ「ほんまか!ありがとな」
トウジ「おーし!お前ら今日はワイがアイス奢ったるで!」
ケンスケ「マジで!?」
シンジ「珍しいね、明日は雪かも」
トウジ「シンジには奢らんぞワレ!」
カヲル「アイス?」
283 = 253 :
〜2-A〜
ヒカリ「なにしてるのかな?」
アスカ「んーなんかバスケしてるっぽいわよ」
レイ「相田君、意外と上手」
アスカ「ほんと、あいつ意外と動けんのね」
アスカ「...それでっ!どうだったわけ?」
ヒカリ「た、食べてくれた」
ヒカリ「でも、好きって言えなかった」
アスカ「まあそんなに焦らなくてもいいわよ!」
アスカ「...失礼を承知で聞くけど、あの熱血のどこがいいわけ?」
ヒカリ「や、優しい所」
アスカ「」
アスカ「レイは?」
レイ「?」
アスカ「んもう!折角あんたたちも二人にしてやったんじゃない!進展は?」
レイ「そ、その」
レイ「思い出し恥ずかしい...」
アスカ「...これまた失礼を承知で聞くけど、あの天然たらしのどこがいいわけ?」
レイ「や、優しい所」
アスカ「」
ヒカリ「アスカは?渚君とどうなの?」
アスカ「別にどうもこうも!あんなの好きになるわけないでしょ!」
レイ「仲よさそうに見えるわ」
アスカ「世話焼いてやってんのよ!あいつ子供みたいだから!」
ヒカリ「ふーん...」
アスカ「なによ」
ヒカリ「アスカって優しいわよね」
アスカ「ん、んなこたないわよ...」
284 = 253 :
〜第三新東京市・駄菓子屋〜
トウジ「くぅ〜!運動後のアイスはごっつ美味いわ!」
シンジ「ほんとだね」
ケンスケ「身に染みるなぁ」
カヲル「これはなんて味?」
シンジ「それはソーダだよ」
カヲル「ソーダね、ソーダソーダ」
カヲル「この味好きだなぁ」
カヲル(...好き?)
シンジ「カヲル君はソーダ味好きなんだ」
カヲル「あと肉じゃが味が好き」
トウジ「肉じゃが味?」
ケンスケ「へんてこな味だなぁ」
カヲル「肉じゃが味のアイスってないの?」
シンジ「そ、それは多分どこに行っても無いんじゃないかな?」
カヲル「そうかい...」
トウジ「ん、ワイんちこっちやからここでお別れやな」
ケンスケ「俺もここで帰るよ」
シンジ「そう、じゃあね」
カヲル「ばいばい」
トウジ「じゃあなー」
ケンスケ「ばい」
285 = 253 :
カヲル「ねえねえシンジ君」
シンジ「?」
カヲル「シンジ君て好きってある?」
シンジ「人?物?」
カヲル「全部」
シンジ「うーん...特にってのは無いけど、好きになりたいのは父さんかな」
カヲル「お父さん、碇司令?」
シンジ「うん」
カヲル「好きじゃ無いの?」
シンジ「うーん、嫌いじゃ無いんだ。でもやっぱりむずかしいんだ」
カヲル「ふーん...」
シンジ「あっ、僕んちここだから。また明日ね」
カヲル「ん、ばいばい」
カヲル「...」
カヲル(楽しいなぁ)
286 :
>>280であかんフラグが建ってしもうた……
ガ○ガリ君ならやりかねん。肉じゃが味
287 :
あの奇妙なガリガリ君シリーズか
コンポタしか食ったことないけど美味いのか?
ナポリタン味は罰ゲームって聞いたけど
288 :
アイスははずれだったし……
289 :
シンジが前向きなのと4号機とカヲルがいるのはデカイ
3号機のみを上手く戦闘不能にできるかもしれん
290 :
アスカはカオルとくっつくのか
291 :
なんか着実にカップルが成立しててワロタ
292 :
三号機でトウジが助かっても、エヴァ動かすためにはさくらは犠牲になるんじゃなかったっけ?
293 :
カップルはトウジとイインチョだけでよかったやろ
294 :
ケンスケがかわいそう
誰かケンスケにヒロインを!
295 :
>>294
あ・・・ごめんなさい
それ、来周からなんですよ
296 :
>>295
いるのか…(困惑)
297 :
今世ではケンスケは報われないのか…
298 :
ケン坊(byパパ)にはマナあたりが良いんじゃないですか?
300 :
〜リョウジ宅〜
リョウジ「二人とも、明日は出張だから家のことよろしく頼むぞ」
レイ「はい」
シンジ「...」
リョウジ「...シンジ、ちょっと」
レイ「?」
リョウジ「明日のこと、知ってるのか?」
シンジ「はい...トウジから聞きました」
リョウジ「そうか...知ってるのは君だけかい?」
シンジ「僕と、カヲル君だけです」
リョウジ「そうか...すまない、君の友達まで巻き込んで」
シンジ「いえ、大丈夫です。トウジも妹のためにやる気でした」
リョウジ「そうか...明日は頼むぞ」
シンジ「はい」
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