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元スレモバP「元カノとプロデュース」

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1 :


・これはモバマスssです
・P表記で進めます
・書き溜めはありません
・キャラ崩壊等があります


SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1461513381

2 = 1 :


上司「君に、あるプロジェクトを任せたいと思う」


モバP(上司に呼び出された俺に告げられた言葉は、先日やらかしたポカに対する叱責ではなく人生最大級のチャンスだった)


P(俺がこのプロダクションに勤め始めて数年経ち、アイドルを何人か任される様にもなった)


P(それでも他の人に比べれば圧倒的なペーペー。にも関わらず、この巨大なプロダクションのとあるユニットのプロデュースを任せたい、との事だった)


上司「もちろん一人で全てこなせと言う訳ではない。優秀なアシスタントをつける」


P(驚いて何も言えない俺をおいて、話は進む)


上司「困った事があれば彼女に頼るといい」


P「あっ、はい!かしこまりました」

3 = 1 :




P(気付けば話は終わっていた。取り敢えず目の前の書類に目を通す)


P(…この絶対水着とか似合わなそうな目隠れ文学少女、どうやってスカウトしてきたんだろ…)


P(え?フランス語話せないフランスのハーフ?趣味が論破の小学生?)


上司「そう不安そうな顔をするな。君のアシスタントは優秀だ」


P「は、はぁ…」


上司「まぁ些か金銭面において厳しいのが玉に瑕だが、そこは業務には問題ないだろう」


P(金銭に煩い?それなら大丈夫だ。今までの人生に一人、とびっきりな奴がいた。それを越える者はそういないだろう)


上司「では、頑張ってくれたまえ」


P「が、頑張ります!」

4 = 1 :



P(取り敢えず、ユニットのメンバーとの顔合わせは明日らしい。でもまず先にそのアシスタントと会っておかなければ)


P(巨大な建物のエレベーターを使って明日から俺が使う部屋へ向かう。最初入った時も思ったけど超デカイ)


P(さーて、これからお世話になるんだ。第一印象を良くしないと!)


ガチャ


ちひろ「…どうも」


P「はじめまして、これからお世話になる…」


……………………


P「…モバPと言うものです。改めてよろしくお願いします」


P(回れ右したい気持ちをグッと抑えて自己紹介。ってか嘘だろ、なんだよこの奇跡)


ちひろ「…」


5 = 1 :




P(書類を見た時点で不安になるようなユニークなアイドルを6人も任され、上司からかなり期待を掛けられ)


P(でもそれ以上に胃が痛い原因が、目の前にあった)


ちひろ「千川ちひろです。千川と呼んで下さい」


P(まさか…高校時代の彼女がアシスタントに配属されるなんて思いもしなかった…)

6 = 1 :


翌日


P「とりあえず、書類は貰っているけど自己紹介からお願いしていいか?」


「速水奏、17歳よ。それにしても…ふぅん、貴女が私のプロデューサーに…随分と若いわね」


P「まぁまぁ、不安だろうが信頼してくれ。ってもの無理だろうから、今後の仕事で勝ち取っていくよ」


「あら、いい心構えじゃない…期待してるわ」


P「こっちも期待してるぞ。ユニークな面子の多そうなユニットの常識人として」


「常識人、ねえ…そもそも、常識って一体なんなのかしら?」


P(あかんこれ長くなるやつだ)


7 = 1 :



P「書類は貰ってるけれど、一応自己紹介を


フレデリカ「ハーイ、宮本フレデリカでーす。フランス語ペラッペラの美少女アイドルだよー」


P「あれ?でもフランス語は話せないって…」


フレデリカ「ラブリーエンジェルに不可能は無〜い!プロデューサーはうどん派?蕎麦派?」


P「俺はうどん派かな。温玉のせた冷やしうどんが好きで…って、なんでこんな話してんだろ?」


フレデリカ「まぁまぁ、難しく考えなさんな〜。これからよろしくねー」


P「あ、うん。よろしく」

8 = 1 :




周子「どーも、あたしシューコね」


P(おっ、もしかしてこっちが常識人枠か?)


周子「成り行きでアイドルになっちゃったけどさー。ま、よろしく頼むよ!」


P「うん、よろしく」


周子「あー、お昼まだ食べてないからお腹すいたーん。食べ行かない?」


P「それなら食堂にでも行ってくるといいさ。レッスンまでまだあと一時間以上あるし」


周子「え?奢ってくれるん?やったー」


バタッ


周子「フレちゃーん、奏ちゃん。プロデューサーが昼ご飯奢ってくれるって」


P「お、おい!いや奢るとは…


ちひろ「…ケチな人」


P「…チッ」


バタン

9 = 1 :




食堂


「悪いわね、奢って貰っちゃって」


P「気にしなくていいよ、記念すべきユニット結成の日なんだし。まぁここは食堂でメンバーも半分は来てないけど」


周子「うーん、うどんの出し汁しょっ辛くない?」


P「知らん、そんなのは俺の管轄外だ」


フレデリカ「プロデューサー、今日は何するのー?」


P「レッスンを…って、さっき言わなかったっけ?」


「ところで、その記念すべき日ならさっきのアシスタントの彼女は放っておいていいのかしら?」


P「…まぁ彼女は別の仕事もあるんだよ」


10 :

胃に穴あきそう

11 = 1 :


周子「あれ?ちひろさんあたし達のユニット専属のアシスタントじゃないの?」


P「千川さんは優秀な人だからな。いろんなトコに引っ張りダコなんだ」


「ふぅん…あ、ここのうどん美味しいわね」


フレデリカ「美少女三人に囲まれて食事なんて、なかなか出来る事じゃないよー?プロデューサー」


P「なんかもう色々と胃が痛いな」


12 :

常識人枠とかないパターンか(絶望

13 :

そもそも貴女が私のプロデューサーにってこのPは女でちひろが高校時代の彼女なら百合か…

14 :

>>13
なに言ってるんだこいつ

15 :

>>14
>>6をみればわかるだろ
百合でも面白そうだからいいけど

16 :

文香は常識人枠だが歯止めにならなそうだしな

18 :

百合でも薔薇でも面白ければいいぞ

19 :

空気を読めないのが百合豚の特徴だから仕方ないね

20 :

ああ、貴女って表記になってるのか

よく気づいたなそんなの

21 :

失礼、貴女→貴方です

22 = 1 :





周子「じゃ、レッスン行ってきまーす」


P「おう、頑張ってこい」


「…行ってらっしゃいのキスはないの?」


P「アイドル生活を初っ端から棒に振る気か?じゃ、俺は部屋に戻ってるからまた後で」


P(…ふぅ、疲れた)


P(…部屋に戻ったらあいついるのか…戻りたくねぇなぁ…)


P(…屋上の喫煙所で仕事するか)


23 :

いい別れ方してねえなこれww

24 = 1 :


カカタカカタ


カカタカカタ、ッターン!


P「…ふう」


P「はぁー…あれ、なんで俺こんなトコで仕事しなきゃいけないんだ?」


P「よくよく考えたら俺がこんなに気遣う必要ねぇじゃん」


P「別に何も気にせず無視してりゃいいんじゃないか?」


P「…そうだよ、一服したら部屋戻ろ」


25 = 1 :




ガチャ


P「……」


ちひろ「…お疲れ様です」


P「…お疲れ様」


P(…心がしんどい)


ちひろ「…はぁ」カタカタカタカタ


P「…」カタカタカタカタ


ちひろ「…」カタカタカタカタ


P「…」カタカタカタカタ

26 :

無言が怖い

27 :





ちひろ「…ふぅ」


P(えっ、終わんのはやっ!)


ちひろ「お疲れ様でした」


バタンッ


P(…あれですか、俺と同じ部屋に居たくないからさっさと終わらせた訳ですか)


P(あーそうですか。ふぅー、こっちだってせいせいするぜ)


P「おー!ここは俺の部屋だ!」


ガチャ


周子「…何してるの?プロデューサー」


28 :

ポジティブに考えなきゃね
こいつちょっと前まで俺のナニ咥えてたんだよなあって考えなきゃ

29 :

>>28

考えが生々しすぎてワロタ。
これが非童貞との差か。

30 = 26 :

そんな風に考えられるP及び>>1だと思うか?

31 :

高校時代っつってたから、事に及ぼうとしたら拒絶されてその流れで別れた可能性

32 :

そういうのは結婚してからに決まってんだろ
これだから童貞は

33 :

単にきまずいだけじゃないみたいね。
別れる際にいざこざでもあったのか?

34 :

高校時代ならプラトニックな関係だろいい加減にしろ!

35 = 1 :


P「え、あぁ、あれだよあれ。時々男の子は意味もなく叫びたくなるもんなのさ」


フレデリカ「ふーん、レッスン終わったらおやつの時間だよねー?」


P「全く関係ないしそんな事言ってないだろ。ってか終わるの早くない?」


周子「サボってないよ?」


P「このタイミングで言われると信用し辛いけど本当なんだろうな?」


「もちろん。嘘だったらキスしてあげてもいいわ」


P「おっけー信用しよう。じゃあ今後のスケジュールとか渡すから待っててくれ」

36 :

斬新で面白いねこれ

37 :

この奏はよく口が3になってそうだ

38 :

ちひろさん可愛い

39 :

付き合ってて童貞か・・・ちょっとだけ引くな

40 = 1 :




P「ーーと、まぁ今後はこんな感じかな。何か質問はあるか?」


周子「なるほどー、かっこよくてクールなアイドルユニットかぁ。あたし達にぴったりだね」


P「まぁ見た目はな」


フレデリカ「んふんふー、中身はそれ以上ってことー?」


P「まぁ想像以上ではあったな」


「で、今後は明日顔をあわせる六人で活動ね…六人組ってなんて言うんだったかしら?」


周子「クインテットプラスワン?」


フレデリカ「ダブルトリオ!」


周子「おぉ、かっこえぇな」


P「…質問ある?」

41 = 1 :



「そうね…プロデューサーさんって、ちひろさんと仲が良くないのかしら?」


P「え?いや、別にそんな事は無いぞ?俺も初対面だったからお互いまだ若干硬いだけだ」


フレデリカ「あ、じゃーアタシパフェ食べたーい」


P「お前らに俺の話を聞く気と質問が無いのは分かった。明日の集合は昼だから遅れるなよ」


周子「奢ってくれてもいいよ?」


P「その図太さとフランクさがあれば今後も大丈夫そうだな。不安しかないけど」


P「んじゃ、俺は書類やらなにやら提出しなきゃいけないから行くぞ」


バタンッ

42 :

>>39
誘われて手を出せなかったならともかく
手を出さないなんてすごいことだ
強い理性がある

43 :

金銭感覚合わない相手は急速に冷めるから已む無し

44 :

ちひろさんと金銭感覚が合う人間とは

45 :

ドバイの富裕層とかじゃないかな?

46 :

利根川とか兵藤じゃね?

47 :


???「先輩、最近無駄遣いが多くないですか?」


P「遊びや昼食が無駄遣いなら高校生の俺は何にバイト代を費やせばいいんだよ…」


???「例えば…こんなに可愛い後輩にスイーツを買ってあげるとか?」


P「確かに無駄遣いは良く無いな、貯金するか」


???「…箪笥の左列下から二段目の二重底に


P「今度一緒に行きたいと思ってた喫茶店があるんだ。帰りに寄ってかない?」


???「ふふっ、お言葉に甘えさせて頂きます」


P「はぁ…まぁ音ゲーやソシャゲに溶かすよりは有意義だと思おう」


???「素直じゃありませんね。腕組んで歩いてあげますから元気出して下さい」


P「周りからの冷やかしが嫌だし、学校から少し離れたらな?」


???「割と公認なのにですか?」


P「それでも恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ…」





48 = 1 :


ピピピピ!ピピピピ!


P「…んあー、眠い」


P「なんか凄く懐かしいような大して遠くでもないような夢見た気がする」


P「あー…朝ってなんでこんなしんどいんだろ…永遠に夜が明けなければいいのに…」


P「頼む、残りの三人のうち一人でもいいから常識人を…」


P「さて!気合い入れて起きるか!」


50 :

>P「頼む、残りの三人のうち一人でもいいから常識人を…」
しかし、その儚い希望は残酷にも打ち砕かれる事になる(ナレーター感)


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