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元スレ未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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まさかこのような展開になるとはおもわなんだ
おつ
2人目も待ってる
だが期間が開くようならHTML申請出しとけよ~
おつ
2人目も待ってる
だが期間が開くようならHTML申請出しとけよ~
最近、ちゃんみおの良SSを読むたびに新しい扉が開いていて良い。
乙
乙
乙
二人目に行く前にカットされてる夜のわっほいを書いてもいいのよ
二人目に行く前にカットされてる夜のわっほいを書いてもいいのよ
乙チュッチュ
このイチャつきの進行具合の早さなら、2~3ヶ月後には双頭デイルドやペニバン使いこんでそうだな…
このイチャつきの進行具合の早さなら、2~3ヶ月後には双頭デイルドやペニバン使いこんでそうだな…
>>180
都「探偵アイドルですか!?」にゅっ
都「探偵アイドルですか!?」にゅっ
陸軍としては昨夜の出来事に関してずっと惚気まくるちゃんみおを見たかった所存である
1です。昨日の今日ですが第二部書いていきます。
二部以降はちゃんみお主人公ではなく、主人公と告白対象は安価で決定したいと思います。
申し訳ありませんがモバマスはやっていないため、アニメかデレステに登場済みの子だと助かります。
二部以降はちゃんみお主人公ではなく、主人公と告白対象は安価で決定したいと思います。
申し訳ありませんがモバマスはやっていないため、アニメかデレステに登場済みの子だと助かります。
>>227
SGCも京町もあるしTP以外じゃ交友ある方じゃね
SGCも京町もあるしTP以外じゃ交友ある方じゃね
続編に気づくのが遅くて安価に乗り遅れたよ........
3部もあることを今から祈ろう
3部もあることを今から祈ろう
>>223
キャラ選択と安価次第では必ずしも百合ルートに入るとは限らないと思います。
よく磨かれたフローリングの床に、トレーニングシューズの靴底の音がキュッキュッと小気味良い音を立てる。
壁一面に広がる大きな鏡にダイナミックなダンス姿で映るのは、私のユニットメンバーでもあり親友の加蓮だ。相変わらずキレのあるダンスだけど、その表情はここ最近どうも浮かばない事が多い。
…………
一通り練習メニューを終わらせた加蓮は、首に下げたタオルで汗を拭きながら私の隣にやってきて、ぽすんと座った。
加蓮「――それでさ、昨日も二人から延々LINEで惚気を聞かされまくっちゃって、参ったよ……。幸せ絶頂なのは分かるけどさ」
奈緒「ふーん、まさか凛と未央ちゃんがね……。それじゃああたしは話にかかわってなくて良かったのかもな」
加蓮「今にして思えばあの日偶然二人を見ちゃったのは後悔でしかないよ……。いやまぁ、あれだけ毎日幸せそうな凜が見られるってのは、別に悪いことじゃないんだけどさ」
はぁ、と深く息をつく。加蓮が手に持つスマホは……やっぱり凛か未央ちゃんからだろうか、またしてもLINEの通知が来たことを知らせるバイブレーションが鳴った。
奈緒「まぁ、あたしはとりあえず凛が悲しむような結果にならなくてよかったと思うよ。加蓮から話を聞いてる限りはさ」
よっ、と立ち上がると、そろそろ帰りの準備を始める。今日はトレーニングだけの日だったので、これからは家に帰るだけだ。
奈緒「それじゃあ加蓮、あたしは今日はこれで……」
加蓮「うん、分かった。私はまだあと少し用事があるから……じゃあね」
軽く手を振って加蓮と別れる。
さて、一応これから予定は特になにもないけど……。なんだか素直に家に帰るのももったいないような気分だ。
どこかに少し寄り道していこうか。
奈緒「どこに行こうかな?」
↓2
キャラ選択と安価次第では必ずしも百合ルートに入るとは限らないと思います。
よく磨かれたフローリングの床に、トレーニングシューズの靴底の音がキュッキュッと小気味良い音を立てる。
壁一面に広がる大きな鏡にダイナミックなダンス姿で映るのは、私のユニットメンバーでもあり親友の加蓮だ。相変わらずキレのあるダンスだけど、その表情はここ最近どうも浮かばない事が多い。
…………
一通り練習メニューを終わらせた加蓮は、首に下げたタオルで汗を拭きながら私の隣にやってきて、ぽすんと座った。
加蓮「――それでさ、昨日も二人から延々LINEで惚気を聞かされまくっちゃって、参ったよ……。幸せ絶頂なのは分かるけどさ」
奈緒「ふーん、まさか凛と未央ちゃんがね……。それじゃああたしは話にかかわってなくて良かったのかもな」
加蓮「今にして思えばあの日偶然二人を見ちゃったのは後悔でしかないよ……。いやまぁ、あれだけ毎日幸せそうな凜が見られるってのは、別に悪いことじゃないんだけどさ」
はぁ、と深く息をつく。加蓮が手に持つスマホは……やっぱり凛か未央ちゃんからだろうか、またしてもLINEの通知が来たことを知らせるバイブレーションが鳴った。
奈緒「まぁ、あたしはとりあえず凛が悲しむような結果にならなくてよかったと思うよ。加蓮から話を聞いてる限りはさ」
よっ、と立ち上がると、そろそろ帰りの準備を始める。今日はトレーニングだけの日だったので、これからは家に帰るだけだ。
奈緒「それじゃあ加蓮、あたしは今日はこれで……」
加蓮「うん、分かった。私はまだあと少し用事があるから……じゃあね」
軽く手を振って加蓮と別れる。
さて、一応これから予定は特になにもないけど……。なんだか素直に家に帰るのももったいないような気分だ。
どこかに少し寄り道していこうか。
奈緒「どこに行こうかな?」
↓2
あれ、次週はもう1回ちゃんみお主人公で百合ルートいこうと思ってたけどだめな感じ?
奈緒「そうだ、せっかくだからシンデレラプロジェクトの部屋に行ってみようかな?」
奈緒「ひょっとしたら凛と未央ちゃんもまだいるかもしれないし……。加蓮は二人の惚気を聞かされるのにうんざりしてたけど」
奈緒「やっぱり私もユニットメンバーの恋愛事情はそれなりに……ちょ、ちょっとだけ興味あるし」
そんなことを小声でぶつぶつ呟きながら、同じ346プロ社内を歩き回る。
奈緒「お、ついたついた。確かここだったよな……」
奈緒「失礼しまーす。凜、いる?」
重厚なドアを開けて、少し中を覗く。きょろきょろと一回り見渡してみると、室内は……あれ、2人しかいなかった。
かな子「あ、奈緒ちゃん! いらっしゃい! 手作りシュークリームがあるんだけど食べる?」
智恵理「あ、こ……こんにちは……」
部屋の中央の大きなテーブルに座っていたのは、キャンディアイランドでお馴染みのふんわりした雰囲気の子たちだ。その内の一人には視線が会ってまだ2秒も経っていないのに、もう手作りのお菓子を勧められてしまっているけど……。
奈緒「あ、ありがとう。えーっと……もう凛は帰っちゃったのかな?」
かな子「あ、凜ちゃんに用事があったの? 確か一時間くらい前に未央ちゃんと帰ったはずだよ? すっごく仲良さそうに手を繋いで」
奈緒「あちゃー、もう帰っちゃってたか……」
別に彼女たちに会うためだけに来たって訳でもないけれど、そうなると当面の目標を見失ってしまう。というか、本当に仲良いみたいだな……。
奈緒「ひょっとしたら凛と未央ちゃんもまだいるかもしれないし……。加蓮は二人の惚気を聞かされるのにうんざりしてたけど」
奈緒「やっぱり私もユニットメンバーの恋愛事情はそれなりに……ちょ、ちょっとだけ興味あるし」
そんなことを小声でぶつぶつ呟きながら、同じ346プロ社内を歩き回る。
奈緒「お、ついたついた。確かここだったよな……」
奈緒「失礼しまーす。凜、いる?」
重厚なドアを開けて、少し中を覗く。きょろきょろと一回り見渡してみると、室内は……あれ、2人しかいなかった。
かな子「あ、奈緒ちゃん! いらっしゃい! 手作りシュークリームがあるんだけど食べる?」
智恵理「あ、こ……こんにちは……」
部屋の中央の大きなテーブルに座っていたのは、キャンディアイランドでお馴染みのふんわりした雰囲気の子たちだ。その内の一人には視線が会ってまだ2秒も経っていないのに、もう手作りのお菓子を勧められてしまっているけど……。
奈緒「あ、ありがとう。えーっと……もう凛は帰っちゃったのかな?」
かな子「あ、凜ちゃんに用事があったの? 確か一時間くらい前に未央ちゃんと帰ったはずだよ? すっごく仲良さそうに手を繋いで」
奈緒「あちゃー、もう帰っちゃってたか……」
別に彼女たちに会うためだけに来たって訳でもないけれど、そうなると当面の目標を見失ってしまう。というか、本当に仲良いみたいだな……。
かな子「それじゃあ折角だし、ゆっくりしていくといいよ」
そう言ってかな子ちゃんは可愛らしい箱に入ったシュークリームを差し出してくる。
……うん、すっごく美味しそう。一個くらいなら……お腹も大丈夫だよね。
奈緒「それじゃあ頂きます。……ん、おいひい」
じわっと口の中に広がる甘味は、彼女のふんわりとした可愛らしさがぎゅっと詰まっているかのようだった。
それにしても、手作りお菓子か……。いいなぁ、私もこんな風に女の子っぽい趣味の一つでもあれば……。
――って、そんなのあたしのキャラに似合わないよな。変に可愛い真似してても加蓮にいじられちゃうよ。
すると、視界の端でおずおずとした雰囲気の、もう一人の女の子が目に入ってきた。
確か……緒方智恵理ちゃん。直接話した事はなかった筈だけど、凛のいるシンデレラプロジェクトの繋がりで雑誌に載ってる姿は何度か見たことがある。
智恵理「…………」
初対面同然の私に緊張しているのか、手に持ったシュークリームをに視線を落したまま、こっちを見ようとはしない。
……なんだか彼女も、私とは正反対の「かわいい女の子」といった感じの雰囲気だ。
かな子「あ……そうだ、奈緒ちゃん。私たちこれから↓3に行こうと思ってたんだけど、よかったら一緒にどうかな?」
そう言ってかな子ちゃんは可愛らしい箱に入ったシュークリームを差し出してくる。
……うん、すっごく美味しそう。一個くらいなら……お腹も大丈夫だよね。
奈緒「それじゃあ頂きます。……ん、おいひい」
じわっと口の中に広がる甘味は、彼女のふんわりとした可愛らしさがぎゅっと詰まっているかのようだった。
それにしても、手作りお菓子か……。いいなぁ、私もこんな風に女の子っぽい趣味の一つでもあれば……。
――って、そんなのあたしのキャラに似合わないよな。変に可愛い真似してても加蓮にいじられちゃうよ。
すると、視界の端でおずおずとした雰囲気の、もう一人の女の子が目に入ってきた。
確か……緒方智恵理ちゃん。直接話した事はなかった筈だけど、凛のいるシンデレラプロジェクトの繋がりで雑誌に載ってる姿は何度か見たことがある。
智恵理「…………」
初対面同然の私に緊張しているのか、手に持ったシュークリームをに視線を落したまま、こっちを見ようとはしない。
……なんだか彼女も、私とは正反対の「かわいい女の子」といった感じの雰囲気だ。
かな子「あ……そうだ、奈緒ちゃん。私たちこれから↓3に行こうと思ってたんだけど、よかったら一緒にどうかな?」
奈緒「ファンシーショップ?」
かな子「うん、最近出来たばっかりのところみたいでね? 色々可愛い小物とかが売ってるらしいんだけど……。今日これから智恵理ちゃんと行こうって約束してたんだ」
ふぁ、ファンシーショップか……。うーん、自分じゃあんまり行ったことないところだなぁ。
それに、私に似合うものが売ってるようにも思えないけれど……
奈緒「(……だけど、元々は適当に寄り道していくつもりだったからな。たまには普段馴染みのない人たちと、そういうところに行ってみるのも悪くないかも)」
奈緒「……うん、じゃあせっかくだから私も一緒に行こうかな」
奈緒「――あ、そうだ。……智恵理ちゃん?」
智恵理「……!」
急に彼女の方を向いて話しかけると、その細く小さな肩がぴくんと跳ねた。
奈緒「智恵理ちゃんもいいかな? 私も一緒に着いて行って……」
智恵理「え、あ、はい。大丈夫……です」
相変わらず手元に視線を落したまま、つっかえつっかえ口を開く。
……うーん、彼女って結構な人見知りなのかな? まだちょっと緊張してるみたいだ。
杏「そういうことなら杏はパスねー……」
奈緒「おわっ!」
急に後ろから声が聞こえてびっくりしたので振り返ると、大きなウサギ型のクッションに同じキャンディアイランドの杏ちゃんが埋もれていた。
体が小さいのと、さっきからまったく動かなかったのもあって、全然気づいてなかった……!
かな子「えぇー、杏ちゃんはまたお休みかぁ」
かな子「それじゃあ、早速三人で行こっか!」
そういうわけで、うつ伏せで突っ伏したまま微動だにしない杏ちゃんを一人プロジェクトルームに残し、私たち三人は部屋を後にした。
かな子「うん、最近出来たばっかりのところみたいでね? 色々可愛い小物とかが売ってるらしいんだけど……。今日これから智恵理ちゃんと行こうって約束してたんだ」
ふぁ、ファンシーショップか……。うーん、自分じゃあんまり行ったことないところだなぁ。
それに、私に似合うものが売ってるようにも思えないけれど……
奈緒「(……だけど、元々は適当に寄り道していくつもりだったからな。たまには普段馴染みのない人たちと、そういうところに行ってみるのも悪くないかも)」
奈緒「……うん、じゃあせっかくだから私も一緒に行こうかな」
奈緒「――あ、そうだ。……智恵理ちゃん?」
智恵理「……!」
急に彼女の方を向いて話しかけると、その細く小さな肩がぴくんと跳ねた。
奈緒「智恵理ちゃんもいいかな? 私も一緒に着いて行って……」
智恵理「え、あ、はい。大丈夫……です」
相変わらず手元に視線を落したまま、つっかえつっかえ口を開く。
……うーん、彼女って結構な人見知りなのかな? まだちょっと緊張してるみたいだ。
杏「そういうことなら杏はパスねー……」
奈緒「おわっ!」
急に後ろから声が聞こえてびっくりしたので振り返ると、大きなウサギ型のクッションに同じキャンディアイランドの杏ちゃんが埋もれていた。
体が小さいのと、さっきからまったく動かなかったのもあって、全然気づいてなかった……!
かな子「えぇー、杏ちゃんはまたお休みかぁ」
かな子「それじゃあ、早速三人で行こっか!」
そういうわけで、うつ伏せで突っ伏したまま微動だにしない杏ちゃんを一人プロジェクトルームに残し、私たち三人は部屋を後にした。
ニ十分ほど歩くと、目的地に到着する。
確かに最近新しく出来たばっかりなのもあって、店構えはぴかぴか。いかにも可愛らしいキュートな女の子が好みそうな小物などが所狭しと並べられている。
奈緒「(うわぁ……こりゃすごい)」
そのあまりの「女の子らしさ」に軽く圧倒されていると、隣のかな子ちゃんは嬉しそうに店内に歩を進める。
かな子「わぁ……かわいいものがいっぱい! 智絵里ちゃんも奈緒ちゃんも、早くおいでよー!」
智絵里「う、うん……」
少し遅れるように私と智絵里ちゃんが店内に入る。
アクセサリーやシール、ファッション用の小物など、どれも魅力的ではあるけど……残念ながら、あの中の一つでも私が着けて似合いそうなものはないように感じる。
奈緒「……?」
ふと気が付くと、隣の智絵里ちゃんはあるグッズの前で釘付けになっているようだった。
奈緒「(何だろ……四つ葉のクローバー……の、ストラップ?)」
後ろから覗き込むように見てみると、多分バッグみたいなものに付けるタイプのものだろう。小さなストラップが彼女の手に握られていた。
確かに最近新しく出来たばっかりなのもあって、店構えはぴかぴか。いかにも可愛らしいキュートな女の子が好みそうな小物などが所狭しと並べられている。
奈緒「(うわぁ……こりゃすごい)」
そのあまりの「女の子らしさ」に軽く圧倒されていると、隣のかな子ちゃんは嬉しそうに店内に歩を進める。
かな子「わぁ……かわいいものがいっぱい! 智絵里ちゃんも奈緒ちゃんも、早くおいでよー!」
智絵里「う、うん……」
少し遅れるように私と智絵里ちゃんが店内に入る。
アクセサリーやシール、ファッション用の小物など、どれも魅力的ではあるけど……残念ながら、あの中の一つでも私が着けて似合いそうなものはないように感じる。
奈緒「……?」
ふと気が付くと、隣の智絵里ちゃんはあるグッズの前で釘付けになっているようだった。
奈緒「(何だろ……四つ葉のクローバー……の、ストラップ?)」
後ろから覗き込むように見てみると、多分バッグみたいなものに付けるタイプのものだろう。小さなストラップが彼女の手に握られていた。
>>244 ごめんなさい、間違えてました。
奈緒「かわいいね、それ」
智絵里「え……あっ、は、はい……」
声をかけると、彼女は少しびっくりしたのか、顔を赤くして俯いてしまった。
智絵里「好きだから……四つ葉のクローバー」
――だけど、手に持ったそれを愛おしそうに眺める彼女の表情は、本当に心の底からそれが好きなんだろう、と、今日初めてまともに言葉を交わした私でも分かるほどの説得力があった。
特に他に見たいものも無かったので、何となく彼女の傍で、私も同じ商品を手に取ってみる。
奈緒「(智恵理ちゃんは……こういうのが好きなんだ)」
特に考えることのない頭で、そんな事をぼーっと考えていた。
……ぴりりり、ぴりりり……
奈緒「?」
ふと、携帯の着信音だろうか。そんなに遠くない店内から電子音が聞こえてくる。
私の……じゃないよね。私のスマホの着信音は「幽体離脱フルボッコちゃん」アニメ2期のOPテーマに設定してあるから違うはずだ。
誰のだろう? と考えていると、いつの間にかかな子ちゃんが店の外に出て、困ったような顔で通話していた。
しばらくすると彼女はこっちに駆け寄ってきて、私たちに申し訳なさそうな表情で告げる。
かな子「ごめんなさい……さっき私に急なお仕事の予定変更が入っちゃって、これからプロデューサーさんと打ち合わせに……」
奈緒「えっ?」
かな子「本当にごめんなさい、私から誘っておいて……」
奈緒「あ、大丈夫大丈夫。仕事なら仕方ないよ。ほら、こっちは心配ないから早く行きなって」
私がそう言うと、かな子ちゃんは何度も申し訳なさそうな仕草をしながら視界から消えていった。
奈緒「(……えーっと、あれ? でもそうなると……)」
智絵里「…………」
しまった。大して打ち解けられてもいない智恵理ちゃんと二人っきりになっちゃった。
うう、実は私もそんなに人とすぐ打ち解けられるタイプじゃないんだけどなぁ……。
奈緒「(これからどうしよう……)」
↓3
智絵里「え……あっ、は、はい……」
声をかけると、彼女は少しびっくりしたのか、顔を赤くして俯いてしまった。
智絵里「好きだから……四つ葉のクローバー」
――だけど、手に持ったそれを愛おしそうに眺める彼女の表情は、本当に心の底からそれが好きなんだろう、と、今日初めてまともに言葉を交わした私でも分かるほどの説得力があった。
特に他に見たいものも無かったので、何となく彼女の傍で、私も同じ商品を手に取ってみる。
奈緒「(智恵理ちゃんは……こういうのが好きなんだ)」
特に考えることのない頭で、そんな事をぼーっと考えていた。
……ぴりりり、ぴりりり……
奈緒「?」
ふと、携帯の着信音だろうか。そんなに遠くない店内から電子音が聞こえてくる。
私の……じゃないよね。私のスマホの着信音は「幽体離脱フルボッコちゃん」アニメ2期のOPテーマに設定してあるから違うはずだ。
誰のだろう? と考えていると、いつの間にかかな子ちゃんが店の外に出て、困ったような顔で通話していた。
しばらくすると彼女はこっちに駆け寄ってきて、私たちに申し訳なさそうな表情で告げる。
かな子「ごめんなさい……さっき私に急なお仕事の予定変更が入っちゃって、これからプロデューサーさんと打ち合わせに……」
奈緒「えっ?」
かな子「本当にごめんなさい、私から誘っておいて……」
奈緒「あ、大丈夫大丈夫。仕事なら仕方ないよ。ほら、こっちは心配ないから早く行きなって」
私がそう言うと、かな子ちゃんは何度も申し訳なさそうな仕草をしながら視界から消えていった。
奈緒「(……えーっと、あれ? でもそうなると……)」
智絵里「…………」
しまった。大して打ち解けられてもいない智恵理ちゃんと二人っきりになっちゃった。
うう、実は私もそんなに人とすぐ打ち解けられるタイプじゃないんだけどなぁ……。
奈緒「(これからどうしよう……)」
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